天城山のソースを表示

{{Infobox 山
|名称=天城山
|画像=[[File:Mount Amagi 20120610.jpg|300px]]
|画像キャプション =<small>伊豆市北部から見た天城山：[[commons:File:Mount Amagi 20110919.jpg|解説]]</small>
|標高=万三郎岳 1,406<ref name="gsi.go.jp/common/000091072"/>
|座標={{ウィキ座標2段度分秒|34|51|46|N|139|00|06|E|type:mountain_region:JP-22|display=inline,title|name=万三郎岳 }}<ref name="gsi.go.jp/common/000091072"/>
|所在地=[[静岡県]][[伊豆市]]・[[伊東市]]・[[賀茂郡]][[東伊豆町]]・賀茂郡[[河津町]]
|山系=[[伊豆半島]]
|種類=[[成層火山]]
|地図={{Embedmap|139.0017|34.8628|300}}<small>天城山の位置</small>{{日本の位置情報|34|51|46|139|00|06|天城山}}
}}
'''天城山'''（あまぎさん）は、[[静岡県]]の[[伊豆半島]]中央部の東西に広がる山。天城山は連山の総称で、'''天城連山'''や'''天城山脈'''と称されることもある。[[日本百名山]]の一つ。

最高峰の'''万三郎岳'''（ばんざぶろうだけ 1,406m<ref name="gsi.go.jp/common/000091072">{{Cite news|url=http://www.gsi.go.jp/common/000091072.pdf|title=標高値を改定する山岳一覧 資料1|publisher=国土地理院|accessdate=2014-03-26}}</ref><ref>GNSS測量等の点検・補正調査による2014年4月1日の国土地理院『日本の山岳標高一覧-1003山-』における改定値。なお、旧版での標高は1,405m。</ref>）、'''万二郎岳'''（ばんじろうだけ 1,299m）、'''遠笠山'''（とおがさやま 1,197m）等の山々から構成される。東西の山稜部は[[富士箱根伊豆国立公園]]に指定されている。

== 成り立ち==
天城山は[[第四紀]]の[[成層火山]]。80万〜20万年前の[[噴火]]で形成され、火山活動を終え[[浸食]]が進み現在の形になった。かつての山頂は浸食が深い南側にあったと考えられている<ref name="koyama">出典：[http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室]「[http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Izu/Izushin/daichi/daichi35.html 伊豆の大地の物語（35） 伊豆新聞連載記事（2008年4月27日）]</ref>。遠笠山も含めて天城山とすることが多いが、火山学上では[[伊豆東部火山群]]に属し、天城山が活動を終えてからできた火山地形である。また、万三郎岳の西に位置する皮子平火口がおよそ3200年前に噴火し、北麓にかけてなだらかな斜面が形成されているが、これも伊豆東部火山群の活動に分類される<ref>出典：[http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Welcome.html 静岡大学教育学部総合科学教室 小山真人研究室]「[http://sk01.ed.shizuoka.ac.jp/koyama/public_html/Izu/Izushin/daichi/daichi88.html 伊豆の大地の物語（88） 伊豆新聞連載記事（2009年5月3日）]</ref>。

== 気候 ==
夏期には[[太平洋]]からの湿った風が、天城山にあたることで上昇気流となり、雨雲に発達するため雨が多く、年間[[降水量]]が4,000mmを超えることもある<ref>出典：[http://www.data.jma.go.jp/obd/stats/etrn/view/annually_a.php?prec_no=50&prec_ch=%90%C3%89%AA%8C%A7&block_no=0454&block_ch=%93V%8F%E9%8ER&year=2011&month=&day=&elm=annually&view= 気象庁 年間降水量 天城山]</ref>。また、冬期には積雪することも珍しくない。

== 主な地形と峠 ==
{| class="wikitable" style="float:right; width:30%"
|style="vertical-align:top"|[[File:MtAmagi Panorama.jpg|left|300px]]{{-}}北より天城山の全景。左の山頂が割れたピークは[[伊豆東部火山群]]の矢筈山。右手前の山体は[[天子火山]]と呼ばれる第四紀の[[成層火山]]<ref name="koyama" />。
|rowspan="2"|[[File:IzuPeninsulaJpLandsat.jpg|130px|right]]{{-}}伊豆半島の{{ランドサット}}。右中央部が天城山。<small>{{スペースシャトル}}</small>
|-
|style="vertical-align:top"|[[File:Mount Amagi Panorama 20111016.jpg|left|300px]]{{-}}天城山南麓の東伊豆町より望む。右は[[相模灘]]
|}
{{座標一覧}}
東から
*遠笠山（とおがさやま {{ウィキ座標|34|52|46.6|N|139|1|39|E|type:mountain_region:JP-22|地図|name=遠笠山}}）　1,197m
*万二郎岳（ばんじろうだけ {{ウィキ座標|34|51|35.6|N|139|1|14.8|E|type:mountain_region:JP-22|地図|name=万二郎岳}}）　1,299m<br>馬の背（うまのせ {{ウィキ座標|34|51|42.48|N|139|0|55.59|E|type:landmark_region:JP-22|地図|name=馬の背}}）　1,325m<br>花楠立（はなだて {{ウィキ座標|34|51|41.96|N|139|0|36.47|E|type:landmark_region:JP-22|地図|name=花楠立}}）
*万三郎岳（ばんざぶろうだけ {{ウィキ座標|34|51|45.9|N|139|0|6.2|E|type:mountain_region:JP-22|地図|name=万三郎岳}}） 1,405m <small>三角点名は万城岳</small><br>片瀬峠（かたせとうげ） 
*小岳（こたけ {{ウィキ座標|34|51|32.8|N|138|59|40.4|E|type:mountain_region:JP-22|地図|name=小岳}}） 1,360m<br>戸塚峠（とつかとうげ {{ウィキ座標|34|51|29.24|N|138|59|09.45|E|type:pass_region:JP-22|地図|name=戸塚峠}}）<br>皮子平（かわごだいら {{ウィキ座標|34|51|43.9|N|138|58|58.3|E|type:landmark_region:JP-22|地図|name=皮子平}}）<small>伊豆東部火山群の火口<ref>天城火山の活動によって形成されたものではない</ref></small><br>白田峠（しらたとうげ {{ウィキ座標|34|51|16.9|N|138|58|25.4|E|type:pass_region:JP-22|地図|name=白田峠}}）
*[[八丁池]]（はっちょういけ {{ウィキ座標|34|50|45.6|N|138|57|39.67|E|type:waterbody_region:JP-22|地図|name=八丁池}}） 1,173ｍ<br>[[天城峠]]（あまぎとうげ {{ウィキ座標|34|49|50.4|N|138|56|4.7|E|type:pass_region:JP-22|地図|name=天城峠}}）

== 歴史==
{{Vertical_images_list |1=Izu city, Ikadaba, Wasabi fields 20111002 C.jpg
|2= |3=Izu city, Ikadaba, Wasabi fields 20111002 A.jpg |4=天城山の北麓、伊豆市筏場のワサビ田。天城山の清流を利用して250年以上前から栽培され、棚田は1500枚にもおよぶ<ref name="genchi"/>。 }}

[[近世#アジア|近世]]には[[徳川幕府]]の[[天領]]として天城山を[[韮山代官所|韮山代官]]が管理してきた。山中の[[ヒノキ]]・[[スギ]]・[[アカマツ]]・[[サワラ]]・[[クス]]・[[ケヤキ]]・[[カシ]]・[[モミ]]・[[ツガ]]の9種は制木とされ（天城の九制木）、公用以外は伐採が禁じられていた<ref name="genchi">出典：現地解説版より</ref>。

静岡県の[[安倍川]]上流の有東木地区よりワサビ栽培が伝えられ<ref name="izu">[http://www.city.izu.shizuoka.jp/form1.php?pid=3310 とれたてぴちぴち伊豆育ち。ふるさとの特産品をご紹介] - 伊豆市、[[2012年]][[11月11日]]閲覧</ref>、[[茶]]、[[シイタケ]]と並ぶ豆駿遠三国の主要な特産物として、[[江戸]]でも流通し[[17世紀]]後半代には[[年貢]]としても納入されていた。明治期には畳石栽培が生まれ<ref name="izu"></ref>、現在では一大産地となり天城のワサビは最高級ブランドとなっている。また、これも明治期に天城湯ヶ島地区にてシイタケの栽培法が確立し、一帯では現在でもシイタケの栽培が盛んである。
*[[1907年]]（[[明治]]40年）、天城山の西側には[[下田街道]]が通り、[[天城峠]]は伊豆半島の交通の難所であったため、[[天城トンネル]]が掘られた。後に[[川端康成]]などの有名な小説に登場したためにトンネルは観光スポットとなっている。[[1970年]]（[[昭和]]45年）には自動車時代に適応した新天城トンネルが完成した。
*[[1955年]]（昭和30年）[[3月15日]]、富士箱根国立公園に、天城山を含む[[伊豆半島]]地域が編入され、現在の[[富士箱根伊豆国立公園]]に名称が変更された。
*[[1957年]]（昭和32年）[[12月10日]]、[[学習院大学]]の男子学生である大久保武道と、同級生女子の[[愛新覚羅慧生]]の2名が、大久保の所持していたピストルで頭部を撃ち抜いた状態の死体で発見された。女性が[[満州国]]皇帝の親族であることから、当時の[[マスメディア|マスコミ]]等で大きく報道された。この事件を[[天城山心中]]という。
*[[1958年]]（昭和33年）[[9月27日]]、[[狩野川台風]]が伊豆半島を襲い、天城山に猛烈な豪雨をもたらし、多くのがけ崩れや[[狩野川]]の氾濫を起こし多数の死者を出した。
*[[2012年]]（[[平成]]24年）[[5月3日]]、4時10分までの24時間に観測史上最大の649ミリの降水量を記録した<ref>出典：[http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20120503-OYT1T00132.htm 2012年5月3日14時08分 読売新聞]</ref>。[[4月30日]]の降り始めから5月3日11時までの総雨量は789.0ミリだった<ref>出典：{{PDF|[http://www.jma-net.go.jp/shizuoka/20120430_0503rain2.pdf 静岡地方気象台 平成24年4月30日から5月3日にかけての大雨に関する気象速報]}}</ref>。

== 山名の由来 ==
葉に多くの糖分が含まれている[[アマギアマチャ]]（天城甘茶　学名: Hydrangea macrophylla var.amagiana）という、[[ヤマアジサイ]]に近い種類の植物があり、日本国内にはこの葉を乾燥して[[甘茶]]をつくり薬用や仏事に用いる風習が残る地方がある。そのアマギアマチャが伊豆の山地に多く自生しており、かつて天城山周辺の住民にも同様の風習があったために天城山の名になったのではないかという一説がある<ref name="chiba"/>{{リンク切れ|date=2012年11月}}。また、気候の節で述べたように天城山は多雨地帯であり、「雨木」という語が由来であるとする説もある<ref>出典：NHK 『[[新日本風土記]]』「伊豆 天城越え」 [[2012年]][[11月9日]]放送</ref>。

== 植生 ==
=== 標高約600m以下の地帯 <ref name="chiba">出典：[http://www.chiba-shinrin-instructor.com/act/ygai/yagai040721.htm 千葉県森林インストラクター会 伊豆・天城山のブナ・ヒメシャラ林を訪ねる][http://www.chiba-shinrin-instructor.com/act/ygai/yagai04072101.pdf 八丁池周辺の自然（昭和天皇行幸時の説明要旨）]</ref> ===
;[[常緑広葉樹]]を主とする暖温帯林
<div style="float:left; vertical-align:top; white-space:nowrap; margin-right:1em">
*[[カシ]]類
*[[タブノキ]]
*[[ヤブニッケイ]]
</div><div style="float:left; vertical-align:top; white-space:nowrap; margin-right:1em">
*[[スダジイ]]
*[[カゴノキ]]
*[[イヌガシ]]
</div><br style="clear:left" />

=== 標高600m以上の地帯 ===
;[[落葉広葉樹]]を主とする冷温帯林
<div style="float:left; vertical-align:top; white-space:nowrap; margin-right:1em">
*[[ブナ]]
*[[ヒメシャラ]]
*[[カエデ]]類
*[[シデ]]類
*[[ハリギリ]]
*[[ミズメ]]
*[[ミズキ]]
*[[モミ]]
*[[サラサドウダン]]
*[[チチブドウダン]]
</div><div style="float:left; vertical-align:top; white-space:nowrap; margin-right:1em">
*[[トウゴクミツバツツジ]]
*[[アマギツツジ ]]　<small>6月下旬から7月にかけて開花、伊豆半島の固有種</small>
*[[ヤマツツジ]]
*[[アマギベニウツギ]]　<small>5月から6月にかけて開花</small>
*[[マメザクラ]]　<small>4月から5月にかけて開花</small>
*[[コシアブラ]]
*[[アセビ]]　<small>4月上旬から下旬にかけて開花、なかには淡紅色に咲く[[ウスベニアセビ]]もみられる</small>
*[[イブキザサ]]　<small>天城山の[[八丁池]]で発見された種</small>
*[[スズタケ]]
</div><br style="clear:left" />

人工林としては[[スギ]]と[[ヒノキ]]が、東麓では標高1,000ｍ付近まで、北麓では800m付近にまで植林されている。

=== 山腹、山麓の巨木 ===
[[File:Taro-sugi 20111002.jpg|thumb|200px|太郎杉]]
;[[太郎杉 (伊豆市)|太郎杉]]
:天城山中で最大のスギで、老木には珍しく幼木をそのまま巨大にしたような整った樹型が特徴。
:推定樹齢400年、幹周約9.6m、静岡県指定の天然記念物、所在地 静岡県伊豆市湯ヶ島{{ウィキ座標|34|50|39.6|N|138|54|40.3|E|type:landmark_region:JP-22|（地図）|name=太郎杉}}
;[[シラヌタの大杉]]（不知沼の大杉）
:天城山の南麓にあるスギの大木で、太郎杉につぐ大杉として次郎杉とも呼ばれる。
:幹周約8.6m、東伊豆町指定の天然記念物、所在地 静岡県賀茂郡東伊豆町大字奈良本{{ウィキ座標|34|50|49.4|N|139|0|26.6|E|type:landmark_region:JP-22|（地図）|name=不知沼の大杉}} 
;[[お化け杉 (東伊豆町)|お化け杉]]
:シラヌタの大杉の近くにあり、異様なほどに多くの枝を持つスギの大木。千手観音杉とも。
:幹周約5.4m、所在地 静岡県賀茂郡東伊豆町片瀬国有林{{ウィキ座標|34|51|8.1|N|139|0|18.7|E|type:landmark_region:JP-22|（地図）|name=お化け杉}}

== 登山 ==
[[File:Mount Banzaburō Summit 20120401.jpg|thumb|200px|最高峰万三郎岳の山頂]]
[[File:Mount Banjirō 20120424.jpg|thumb|200px|万二郎岳を西から望む]]
[[File:Mount Amagi Panorama 20120424.jpg|thumb|200px|万三郎岳と馬の背を東から望む]]
天城山は著名な登山家である[[深田久弥]]に'''[[日本百名山]]'''の一座として選ばれ、登山シーズンには多くの登山客を集める。山稜は[[森林限界]]を超えていないため、登山道の大部分が[[広葉樹]]に覆われている。そのため、万二郎岳から馬の背に至る鞍部にある2箇所の岩場と、[[八丁池]]展望台、山体西部の青スズ台で展望が開ける程度である。最高峰である万三郎岳においてもわずかに北方が望めるほど。

登山道の脇には[[ブナ]]、[[ヒメシャラ]]、[[アセビ]]、[[シャクナゲ]]などが特に目立ち、万二郎岳と万三郎岳の間の'''馬の背'''と呼ばれる尾根には、登山道がアセビの樹林の中を通る'''アセビのトンネル'''がある。万三郎岳の北にはシャクナゲが群生している。

なお、天城山は積雪があるため、冬期登山の場合は[[アイゼン]]が必要になることがある。
=== 主な登山路 ===
天城山の主稜を東西に歩く'''天城縦走路'''が山頂へ至る主なルートで、東は天城トンネル付近から入る複数の登山口と、西は天城高原ゴルフ場の横から入る登山口が主に使われている。なお、天城峠の西からは伊豆山稜線歩道に繋がり、[[達磨山]]などの伊豆半島の西北部の山稜へ歩くこともできる。

=== 皇族と登山 ===
[[昭和天皇]]は[[1930年]]（昭和5年）6月に[[八丁池]]までの往復を歩き、この際に使用した登山道を'''御幸歩道'''と呼ぶようになった。八丁池にはこの登山を記念して「天蹕留蹤碑 <small>（てんひつりゅうしゅうのひ）</small>」と刻まれた記念碑が残っている。なお、昭和天皇は[[1981年]]（昭和56年）6月にも登山している。また、昭和天皇の孫である[[皇太子徳仁親王]]も[[1982年]]（昭和57年）7月に天城山の縦走を行い、万二郎岳から万三郎岳、八丁池を抜けるコースを歩いた<ref name="chiba"/>。

== 関連作品 ==
*[[天城越え (曲)|天城越え]]：[[石川さゆり]]の代表曲
*[[天城越え (松本清張)|天城越え]]：[[松本清張]]の小説
*[[伊豆の踊子]]：[[川端康成]]の小説
*[[猟銃 (小説)|猟銃]]：[[井上靖]]の小説
*[[ドラゴンヘッド]]：[[望月峯太郎]]の漫画

== 脚注 ==
{{reflist}}{{脚注ヘルプ}}
<!-- 
== 参考文献 ==
-->

== 関連項目 ==
*[[日本百名山]]
*[[富士箱根伊豆国立公園]]
*[[天城トンネル]]
*[[天城 (赤城型空母)]] - [[帝国海軍]]の[[天城型巡洋戦艦]]の1番艦として[[1921年]]起工->空母に改装->関東大震災で未成のまま大破・破棄。
*[[天城 (雲龍型空母)]] - 帝国海軍の[[雲龍型航空母艦]]の2番艦。[[1944年]]就役。

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Mount Amagi}}
*[http://riodb02.ibase.aist.go.jp/strata/VOL_JP/vol/53.htm 『日本の第四紀火山 天城山』] - 産業技術総合研究所 地質調査総合センター
*[http://www.city.izu.shizuoka.jp/form1.php?pid=2794 『天城山を歩くmap』] - 伊豆市
*[http://www.amagigoe.jp/hi001.html 『ハイキング』] - 天城観光協会 

{{日本百名山}}
{{一等三角点百名山}}
{{mountain-stub|pref=静岡県}}
{{DEFAULTSORT:あまきさん}}
[[Category:静岡県の山]]
[[Category:日本百名山]]
[[Category:伊豆市の地理]]
[[Category:東伊豆町の地理]]
[[Category:伊豆半島]]