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天保山
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{{Otheruseslist|大阪市港区にある山|愛媛県今治市の町名|天保山町 (今治市)|鹿児島県鹿児島市の町名|天保山町 (鹿児島市)}} {{Infobox 山 |名称=天保山 |画像=[[ファイル:Tempozan sancho 050716.jpg|300px]] |画像キャプション = 天保山山頂 |標高=4.53 |座標={{ウィキ座標2段度分秒|34|39|29.0364|N|135|25|57.6369|E|type:mountain|JP}} |所在地=[[大阪府]][[大阪市]][[港区 (大阪市)|港区]]築港3丁目2番 |種類=築山 |山系=(独立峰) |地図={{Embedmap|135.432677|34.658066|300}}<small>天保山の位置</small> }} '''天保山'''(てんぽうざん)は[[大阪市]][[港区 (大阪市)|港区]]の天保山公園にある人工的に土を積み上げて作って造られた[[山]]([[築山]])<ref name="kokudo">[http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.html?b=343929&l=1352558 国土地理院地図閲覧サービス 2万5千分1 地形図名:大阪西南部(和歌山)] - 国土地理院地図閲覧サービス</ref>。 == 概要 == 標高4.53mの[[築山]]。[[国土地理院]]発行の[[地形図]]に山名と共に掲載されており、山頂には二等[[三角点]]がある<ref name="kokudo"/>。大阪市ホームページ内<ref name="osaka-shi">[http://www.city.osaka.lg.jp/kensetsu/page/0000011249.html 大阪市市政 1.天保山(てんぽうざん)渡船場] - 大阪市ホームページ</ref>では日本一低い山と記載があり、天保山山岳会では日本一低い山<ref name="sangakukai">天保山山岳会公式ホームページ(外部リンク)より</ref><ref name="allabout">[http://allabout.co.jp/gm/gc/65513/ 嗚呼!天保山!-日本一低い山登頂記-] - All about [[2008年]][[4月27日]]</ref>としている。2014年4月9日、国土地理院による調査により標高3mの山、 [[日和山 (仙台市)]] の認定により、2番目に低い山となった。 == 歴史 == === 1831年(天保2年) === [[ファイル:Unusual Views of Celebrated Bridges in the Provinces-Sesshu Ajikawaguchi Tenpouzan.jpg|thumb|200px|[[葛飾北斎]]の描いた天保山]] [[大阪|大坂]]の町と[[大阪湾]]を結ぶ[[旧淀川|安治川]]では、[[1831年]]([[天保]]2年)から2年間、[[洪水]]防止と大坂への大型船の入港をしやすくする目的で「天保の大川浚」とよばれる[[浚渫]]工事が行われた<ref name="kyoto-osaka">[http://www.kyoto-osaka.com/guide/spot/0005_tempozanpark.html 天保山公園] - 京都・大阪スポットガイド</ref>。大坂町人の熱の入れようは相当なもので、工事自体がお祭り騒ぎだったと伝えられている。浚えられた土砂を安治川河口に積み上げられてできた[[築山]]は十間(約20m)ほどの高さがあり、大坂の町へ遡るため[[旧淀川|安治川]]に入ろうとする船にとって目印とする意図があった。そのため当初は「'''目印山'''」と名づけられたが、のちに築かれた時の元号から天保山と称されるようになった<ref name="kyoto-osaka"/>。 [[海岸]]べりに高灯籠([[灯台]])が設けられ、山には松や桜の木が植えられて茶店なども置かれ、大坂でも有数の行楽地となった。当時の舟遊びをする人々の姿は[[歌川広重]]などによって[[浮世絵]]に描かれている<ref name="kyoto-osaka"/>。 === 幕末 - 明治初期 === [[ファイル:Satsuma 150 pound cannon 1849.jpg|thumb|200px|薩摩藩が鋳造し、天保山に設置された青銅製150ポンドカノン砲(遊就館蔵)]] [[1854年]]([[安政]]元年)にロシアの軍艦ディアナ号が大坂沖に姿を見せ、艦長[[エフィム・プチャーチン]]は威圧的な態度で親善通商条約の締結交渉を要求したため、当時の大坂城代[[土屋寅直]]は近隣の各藩に命じて警護を固めさせると同時に河口を守る[[砲台]]を天保山に建設させた。そのため山土の削り取りが行われ<ref name="kyoto-osaka"/>、西洋式の城塞となった。しかし一度も実戦には使用されず、[[明治]]以降に廃棄され、跡地に洋風レンガ造りの灯台が設置された。砲台建設のために土砂が採取され、[[明治]]時代には7.2mとなった。 === 1888年(明治21年)以降 === 天保山一帯が近代的な公園として最初に整備されたのは[[1888年]](明治21年)に遡る。リゾートクラブと海水温浴場「海浜院」をメインとした[[天保山遊園]]が開設されるも長続きせず、1897年(明治30年)に港湾設備の整備が開始され、付近一帯はのちに「'''築港'''」と呼ばれるようになる。現在の天保山公園は[[1958年]]([[昭和]]33年)に開設された<ref name="kyoto-osaka"/>。 [[高度経済成長]]後、[[地下水]]のくみ上げで天保山周辺の[[地盤沈下]]が起こり、[[1971年]](昭和46年)に7.1mだったのが、[[1977年]](昭和52年)には4.7mまで標高が低下した。[[1993年]]([[平成]]5年)年以降では4.53mとなっている。1993年(平成5年)の地形図から山名が抹消されたが、地元からの要望によって[[1996年]](平成8年)[[7月1日]]に再掲載された<ref name="kyoto-osaka"/>。 2014年(平成26年)[[4月9日]]国土地理院による調査により標高3mの山、[[日和山 (仙台市)]]の認定により、2番目に低い山となった。 == 山岳会および山岳救助隊 == 地元有志による山岳会が存在する<ref name="sangakukai"/>。山岳会では[[登山]]後の希望者に対し登山証明書を有料で発行している。山岳会では[[山岳救助隊]]<ref name="allabout"/>も結成されているが、2008年(平成20年)4月現在、救難要請は一度も出ていない<ref name="allabout"/>。 == 天保山公園 == 天保山の周囲一帯は天保山公園となっている。高い[[防潮堤]]が公園を取り囲むように設けられており、公園内には見晴台のある丘など、山頂より高い場所が多数存在する(三角点から一歩離れた場所さえ、植え込みのために一段高くなっている)。 山頂の二等三角点隣には、[[明治天皇]]が[[1868年]][[4月18日]]([[慶応]]4年[[3月26日_(旧暦)|3月26日]])に[[電流丸]]100馬力300トン([[咸臨丸]]型)・万里丸・[[千歳丸 (久留米藩)|千歳丸]]・三邦丸・[[華陽丸]]・万年丸の六隻(合計2452トン)、[[フランス]]艦1隻で日本初の[[観艦式]]を行った行幸記念碑が立つ。 公園奥には、明治の頃天保山付近に海に面した港(現在の[[大阪港]])を建設しようと苦闘した[[西村捨三]]翁の銅像があるほか、公園入口両脇の防潮堤には上記の歌川広重等による江戸期の天保山舟遊びを描いた浮世絵が陶板に写されてはめ込まれている。 また天保山公園にある[[時計台]]は、[[1988年]](昭和63年)に[[関西テレビ放送]]で放送されていた深夜番組『[[エンドレスナイト]]』の企画で設置し、大阪市に寄贈されたものである。 <gallery widths="150px" heights="150px"> File:Tenpozan.jpg|天保山公園と天保山大橋 File:Tempozan sancho 050716.jpg|天保山山頂の二等三角点 File:Tenpozan kinenhi.jpg|明治天皇行幸記念碑 </gallery> == 周辺地域 == * [[天保山ハーバービレッジ]] ** 天保山[[観覧車|大観覧車]] ** [[海遊館]] ** [[天保山ギャラリー]] * [[阪神高速道路]] ** [[天保山出入口]] - 天保山ジャンクション併設 ** [[天保山大橋 (大阪府)|天保山大橋]] * 天保山渡船 - [[大阪市の公営渡船]]<ref name="osaka-shi"/> == 交通 == [[ファイル:Tenpozan ferry.jpg|thumb|250px|天保山渡船(大阪市港区築港-同此花区桜島)の築港乗り場]] * 鉄道 ** [[大阪市営地下鉄]][[大阪市営地下鉄中央線|中央線]] - [[大阪港駅]]下車後徒歩約10分 * バス ** [[大阪市営バス]] - 天保山ハーバービレッジ[[バス停留所|バス停]]下車 ** [[南海バス]] - 海遊館(天保山)バス停下車 * 船舶 ** 天保山渡船[[大阪市の公営渡船#渡船一覧|天保山渡]] - 天保山渡船場<ref name="osaka-shi"/> == 脚注 == {{脚注ヘルプ}} {{Reflist}} == 関連項目 == {{Commonscat|Mount Tempo}} * [[最も低い山]] ** [[日和山 (仙台市)]] - かつて標高6mで日本一低い山とされていたが、標高4.5mの天保山が新たに日本一低い山と認定され、その後は「'''元祖'''日本一低い山」の扱いとなっていた。ところが、2011年3月11日の[[東日本大震災]]の[[津波]]により大幅に[[浸蝕]]、標高3mとなって2014年4月9日に再び「日本一低い山」に返り咲いた。 ** [[弁天山 (徳島市)]] - 日本一低い自然の山。 ** [[蘇鉄山]] - 一等三角点のある山では日本一低い。 * [[日本一の一覧]] * [[大潟富士]]([[秋田県]][[南秋田郡]][[大潟村]]) - 標高0m(海抜0m)で円錐形の築山 * [[富士山]] - 日本一'''高い'''山。山頂付近に二等三角点がある。 * [[天保山遊園]] == 外部リンク == * [http://www5.ocn.ne.jp/~tenpo45/index.html 天保山山岳会] - 天保山山岳会公式ホームページ {{大阪市の地域}} {{大阪50山}} {{Mountain-stub|pref=大阪府}} {{DEFAULTSORT:てんほうさん}} [[Category:大阪府の山]] [[Category:大阪市の観光地]] [[Category:大阪市の地理]] [[Category:港区 (大阪市)]] [[Category:大阪湾]]
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