天下茶屋駅のソースを表示

{{駅情報
|社色       = 
|文字色     = 
|画像       = Tengachaya Station 01.jpg
|pxl          = 300px
|画像説明   = 東口
|駅名       = 天下茶屋駅
|よみがな   = てんがちゃや
|ローマ字   = Tengachaya
|所属事業者 = [[南海電気鉄道]]（[[#南海電気鉄道|駅詳細]]）<br />[[大阪市営地下鉄]]（[[#大阪市営地下鉄|駅詳細]]）
|所在地     = [[大阪市]][[西成区]][[岸里]]1丁目1番
|座標       = {{ウィキ座標2段度分秒|34|38|13.9|N|135|29|48.3|E|}}
|乗換       = 
|備考       = 
}}

'''天下茶屋駅'''（てんがちゃやえき）は、[[大阪市]][[西成区]][[岸里]]一丁目にある[[南海電気鉄道]]・[[大阪市営地下鉄]]の[[鉄道駅|駅]]。

== 利用可能な鉄道路線 ==
* 南海電気鉄道 - [[駅ナンバリング|駅番号]]は'''NK05'''
** [[南海本線]]
** [[南海高野線|高野線]]
* 大阪市営地下鉄
** [[大阪市営地下鉄堺筋線|堺筋線]] - 駅番号は'''K20'''
; 備考
: 線路名称上は、当駅を通る南海の路線は南海本線のみである。詳細は各路線の記事および[[鉄道路線の名称]]等を参照のこと。

== 駅構造 ==
=== 南海天下茶屋駅 ===
{{駅情報
|社色       = #fe4d11
|文字色     = 
|駅名       = 南海 天下茶屋駅
|よみがな   = てんがちゃや
|ローマ字   = TENGACHAYA
|所属事業者 = [[南海電気鉄道]]
|所在地     = 大阪市西成区岸里1丁目1番9号
|駅番号  = '''NK05'''
|駅構造     = [[高架駅]]
|ホーム     = 3面4線
|開業年月日 = [[1885年]]（[[明治]]18年）[[12月29日]]
|廃止年月日 = 
|乗車人員   = 
|乗降人員   = 63,006
|統計年度   = 2012年
|所属路線1 = {{Color|#0065af|■}}[[南海本線]]
|前の駅1   = NK03[[新今宮駅|新今宮]]
|駅間A1    = 1.6
|駅間B1    = 0.9
|次の駅1   = [[岸里玉出駅|岸里玉出]]NK06
|駅番号1   =
|キロ程1   = 3.0
|起点駅1   = [[難波駅|なんば]]
|所属路線2 = {{Color|#009a41|■}}[[南海高野線|高野線]]*<br />（線路名称上は南海本線）
|前の駅2   = NK04 [[萩ノ茶屋駅|萩ノ茶屋]]
|駅間A2    = 1.0
|駅間B2    = 0.9
|次の駅2   = 岸里玉出<!-- NK06-->
|駅番号2   =
|キロ程2   = 
|起点駅2   = 
|乗換       = 
|備考       = *高野線は[[汐見橋駅|汐見橋]]が起点
}}
[[プラットホーム#形状と配置|相対式ホーム]]（それぞれ1・4番線）の間に[[プラットホーム#形状と配置|島式ホーム]]1面（2・3番線）がある、3面4線を有する高架駅である。[[有効長|ホーム有効長]]は南海線は8両分、高野線は10両分である。

南海本線および高野線は、[[回送]]を除くすべての列車が停車する。実際の両路線の分岐駅である[[岸里玉出駅]]に[[優等列車]]が停車せず、かつ乗り換えに時間を要することから、当駅が実質的な南海本線と高野線の相互[[乗換駅]]となっている。[[2001年]]の南海本線の[[ダイヤグラム#ダイヤ改正|ダイヤ改正]]までは[[新今宮駅]]が乗換駅扱いだった。

[[改札|改札口]]・[[コンコース]]は2階、ホームは3階にある。1階から2階の間と、2階から3階の間には、[[エレベーター]]・[[エスカレーター]]が設置されている。なお、改札外には[[飲食店]]が出店している。

[[便所|トイレ]]は改札内に設置されており、ユニバーサルトイレを併設する。

<!-- 旅客案内で「南海本線」は「南海線」と略されているためそれに合わせる --->
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows" style="" class="wikitable"
|+ 南海天下茶屋駅プラットホーム
|-
!ホーム!!路線!!方向!!行先
|-
!colspan="4" |高野線ホーム
|-
! 1
| {{Color|#009a41|■}}高野線
| style="text-align:center" |下り
| [[高野山駅|高野山]]方面<br />（{{Color|#007fff|■}}[[大阪府都市開発泉北高速鉄道線|泉北高速線]]）[[和泉中央駅|和泉中央]]方面
|-
! 2
| {{Color|#009a41|■}}高野線
| style="text-align:center" |上り
| [[萩ノ茶屋駅|萩ノ茶屋]]・[[新今宮駅|新今宮]]・[[今宮戎駅|今宮戎]]・[[難波駅|なんば]]行き <br />（各駅停車のみ萩ノ茶屋・今宮戎停車）
|-
!colspan="4" |南海本線ホーム
|-
! 3
| {{Color|#0065af|■}}南海線
| style="text-align:center" |下り
| [[和歌山市駅|和歌山市]]方面<br />（{{Color|#594bac|■}}[[南海空港線|空港線]]）[[関西空港駅|関西空港]]方面
|-
! 4
| {{Color|#0065af|■}}南海線
| style="text-align:center" |上り
| なんば行き（すべて新今宮のみ停車）
|}

<gallery>
ファイル:Tengachaya Station (01) IMG 2995 20130512.JPG|改札口
ファイル:Tengachaya st3 DSCN3286 20120831.JPG|1・2番線ホーム
ファイル:Tengachaya st2 DSCN3285 20120831.JPG|2・3番線ホーム
</gallery>

{{-}}

=== 大阪市営地下鉄天下茶屋駅 ===
{{駅情報
|社色       = #814721
|文字色     = 
|駅名       = 大阪市営地下鉄 天下茶屋駅
|よみがな   = てんがちゃや
|ローマ字   = Tengachaya
|隣の駅     = self
|前の駅     = K19 [[動物園前駅|動物園前]] (1.5km)
|駅間A      =
|駅間B      =
|次の駅     =
|電報略号   = 
|駅番号     = {{駅番号s|#814721|white|K20}}
|所属事業者 = [[大阪市交通局]]（[[大阪市営地下鉄]]）
|所属路線   = {{Color|#814721|■}}[[大阪市営地下鉄堺筋線|堺筋線]]
|キロ程     = 8.1
|起点駅     = [[天神橋筋六丁目駅|天神橋筋六丁目]]
|所在地     = 大阪市西成区岸里1丁目1番10号
|駅構造     = [[地下駅]]
|ホーム     = 複合型 2面3線
|開業年月日 = [[1993年]]（[[平成]]5年）[[3月4日]]
|廃止年月日 = 
|乗車人員   = 
|乗降人員   = 66,419
|統計年度   = 2012年
|乗換       = 
|備考       = 
}}
島式・[[プラットホーム#形状と配置|単式ホーム]]の複合型2面3線を有する地下駅であるが、改札口とコンコースは地上（1階）にある。

<!--のりばはホーム掲出の看板記載に合わせた--->
<!--大阪市営地下鉄では旅客案内に「上り」「下り」の表現は使用していない-->
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="3" frame="hsides" rules="rows" style="" class="wikitable"
|+ 地下鉄天下茶屋駅プラットホーム
|-
!ホーム!!路線!!行先
|-
! 1 - 3
| {{Color|#814721|■}}堺筋線
| [[日本橋駅 (大阪府)|日本橋]]・[[堺筋本町駅|堺筋本町]]・[[天神橋筋六丁目駅|天神橋筋六丁目]]・<br />（阪急線直通）[[淡路駅|淡路]]・[[北千里駅|北千里]]・[[高槻市駅|高槻市]]・[[河原町駅_(京都府)|京都（河原町）]]方面
|}
単式ホームの1番線が存在するのは、[[関西国際空港]]開港時に[[京都市|京都]]から同空港までのアクセス列車として[[阪急京都本線]][[河原町駅 (京都府)|河原町駅]]から当駅までの直通優等列車を運行する構想があり、1番線がその発着ホームとして予定されていたことによる。開通当初は錆取りとして1日1本のみの使用で、それ以外の列車は島式ホーム（2, 3番線）に発着していた。現行ダイヤでは1番線からの発車は1日1本であるが、[[ラッシュ時]]は1番線を降車専用ホームとして乗客を降ろした後、いったんホーム奥の[[留置線]]に入り、その後改めて2,3番線に入線して発車するという形で1番線を活用している。留置線には昼間と夜間に車両が留置される。

<gallery>
ファイル:Tengachaya Station (04) IMG 3000 20130512.JPG|改札口
ファイル:Subway Platform of Tengachaya Station.JPG|プラットホーム
</gallery>

=== 特記事項 ===
駅舎は両路線の共用となっており、南海と堺筋線の駅入口が向かい合うような構成で、相互の乗り換えは容易である。地下鉄天下茶屋駅開業当時は、南海本線・高野線の高架工事が完成していなかったため地下鉄専用仮設入口が設置されていた。

南海のホームの乗り換え案内には、堺筋線だけではなく直通する[[阪急電鉄]]京都（京都本線）・北千里（[[阪急千里線|千里線]]）方面も表示しており、さらに車内アナウンス、路線図においてもこの案内が行われている<ref>地下鉄開業時から2012年3月までは阪急北千里・高槻市方面と表示や案内をしていた</ref><ref>阪急京都線、千里線内では当駅乗換の関西空港行への[[連絡運輸#連絡乗車券|連絡乗車券]]が発売されており、関西空港駅では同様に阪急線への連絡乗車券が発売されている</ref>。[[京阪本線]]の[[北浜駅 (大阪府)|北浜駅]]や[[近鉄難波線]]の[[近鉄日本橋駅]]も堺筋線との乗換駅だが、これらには阪急の表示がない。

== 利用状況 ==
* '''南海電気鉄道''' - 2012年度の1日平均[[乗降人員]]は'''63,006人'''<ref name="nankaijoko">[http://www.adnankai.co.jp/appeal/nankai_passengers.html 南海線・乗降人員] - 南海アド</ref>である。
** 同社の駅（100駅）では[[難波駅]]、[[新今宮駅]]に次ぐ第3位<ref name="nankaijoko" />である。2001年度に[[金剛駅]]を、2008年度に[[堺東駅]]を上回った。
* '''大阪市営地下鉄''' - 2013年11月19日の1日乗降人員は'''66,938人'''（乗車人員：36,184人、降車人員：30,754人）である<ref name="subwayjoko">{{PDFlink|[http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/library/ct/kotsutyousa/20131119_subway_nt.pdf 路線駅別乗降人員 平成25年11月19日（火） 交通調査]}} - 大阪市交通局</ref>。

各年度の1日乗車・乗降人員数は下表のとおりである。
* 南海のデータは'''1日平均'''乗降・乗車人員である。
* 大阪市営地下鉄のデータは交通調査に基づく'''特定の1日'''の乗降・乗車人員である。
{| class="wikitable" style="text-align:right;"
|-
|+年度別1日乗降・乗車人員<ref>[http://www.pref.osaka.jp/toukei/nenkan/ 大阪府統計年鑑]</ref>
!rowspan="2"| 年度
!colspan="3"| 南海電気鉄道
!colspan="3"| 大阪市営地下鉄
!rowspan="2"| 出典
|-
! 乗降人員 !! 乗車人員 !! 順位 !! 調査日 !! 乗降人員 !! 乗車人員
|-
| 1990年（平成{{0}}2年） || 17,744 || 7,280 || - || rowspan="3" colspan="3" style="text-align:center;"| 未開業
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00088143/tn1991n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成3年）]}}</ref>
|-
| 1991年（平成{{0}}3年） || 17,706 || 7,186 || -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00088083/tn1992n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成4年）]}}</ref>
|-
| 1992年（平成{{0}}4年） || 17,003 || 6,949 || -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085641/tn1993n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成5年）]}}</ref>
|-
| 1993年（平成{{0}}5年） || 19,434 || 8,465 || - || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085625/tn1994n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成6年）]}}</ref>
|-
| 1994年（平成{{0}}6年） || 19,490 || 8,536 || - || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085578/tn1995n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成7年）]}}</ref>
|-
| 1995年（平成{{0}}7年） || 19,585 || 8,599 || - || <ref>1996年に行われた調査であるが、[[会計年度]]上は1995年度となる。</ref>　{{0}}2月15日 || 13,876 || 7,541
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085307/tn1996n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成8年）]}}</ref>
|-
| 1996年（平成{{0}}8年） || 22,053 || 10,241 || - || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00084805/tn1997n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成9年）]}}</ref>
|-
| 1997年（平成{{0}}9年） || 31,468 || 15,639 || 9位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00084997/tn1998n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成10年）]}}</ref>
|-
| 1998年（平成10年） || 34,498 || 17,839 || 7位 || 11月10日 || 39,233 || 22,654
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085083/tn1999n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成11年）]}}</ref>
|-
| 1999年（平成11年） || 36,862 || 19,335 || 5位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00085215/tn2000n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成12年）]}}</ref>
|-
| 2000年（平成12年） || 38,127 || 20,039 || 5位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076905/tn01n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成13年）]}}</ref>
|-
| 2001年（平成13年） || 42,477 || 22,434 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076904/tn02n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成14年）]}}</ref>
|-
| 2002年（平成14年） || 45,501 || 24,109 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076903/tn03n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成15年）]}}</ref>
|-
| 2003年（平成15年） || 47,449 || 25,075 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076902/tn04n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成16年）]}}</ref>
|-
| 2004年（平成16年） || 49,011 || 25,825 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076901/tn05n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成17年）]}}</ref>
|-
| 2005年（平成17年） || 51,227 || 26,912 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00076900/tn06n110.pdf 大阪府統計年鑑（平成18年）]}}</ref>
|-
| 2006年（平成18年） || 54,224 || 28,136 || 4位 || colspan="3" style="text-align:center;"| -
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00074421/tn07n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成19年）]}}</ref>
|-
| 2007年（平成19年） || 57,534 || 29,514 || 4位 || 11月13日 || 64,847 || 35,762
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00074418/tn08n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成20年）]}}</ref>
|-
| 2008年（平成20年） ||  59,726 || 30,511 || 3位 || 11月11日 || 66,413 || 36,671
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00064556/tn09n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成21年）]}}</ref>
|-
| 2009年（平成21年） || 60,112 || 30,604 || 3位 || 11月10日 || 66,304 || 36,410
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00071058/tn10n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成22年）]}}</ref>
|-
| 2010年（平成22年） || 61,285 || 31,133 || 3位 || 11月{{0}}9日 || 65,686 || 35,785
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00093411/tn2011n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成23年）]}}</ref>
|-
| 2011年（平成23年） || 61,682 || 31,268 || 3位 || 11月{{0}}8日 || 65,826 || 35,779
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00121073/tn2012n090.pdf 大阪府統計年鑑（平成24年）]}}</ref>
|-
| 2012年（平成24年） || 63,006 || 31,892 || 3位 || 11月13日 || 66,419 || 35,703
|<ref>{{PDFlink|[http://www.pref.osaka.lg.jp/attach/3355/00144873/tn2013n09.pdf 大阪府統計年鑑（平成25年）]}}</ref>
|-
| 2013年（平成25年） ||  ||  ||  || 11月11日 || 66,938 || 36,184
|<ref name="subwayjoko"/>
|}

== 駅周辺 ==
{{see also|天下茶屋|岸里}}
[[ファイル:Tengachaya-ekimae-shoutengai1.jpg|thumb|250px|天下茶屋駅前商店街]]
駅西側の天下茶屋車庫・工場跡地には2000年代以降、[[イズミヤ]]を核店舗としたカナートモールや住宅、スポーツ施設（[[ノアインドアステージ]]、フットサルポイント）が建設されるなど、土地の再利用が進んでいる。駅西側の町名は岸里一丁目となる。西へ150mほど進むと[[国道26号]]がある。また、駅の南西側には西成区役所・[[大阪市立西成図書館|西成図書館]]などの官公署・公共施設や、[[西成郵便局]]があり、西成区の行政・文化の中心地域でもある。

駅東側には天下茶屋駅前商店街がある。約200mほど先の[[紀州街道]]を越え、さらに[[阪堺電気軌道]][[阪堺電気軌道阪堺線|阪堺線]][[北天下茶屋停留場]]前付近まで商店街が続いており、西成天下茶屋郵便局がある。さらにその先には、聖天山古墳（[[正圓寺 (大阪市)|聖天山正圓寺]]）がある。なお、その商店街は当駅を利用する[[大谷中学校・高等学校 (大阪府)|大谷中学校・高等学校]]（当駅から徒歩約15分）の生徒の通学路にもなっている。駅東側のロータリーは高架化工事にあわせて新設された。駅東側の町名は[[天下茶屋]]二丁目および三丁目となる。

[[大阪市営地下鉄四つ橋線]][[岸里駅]]は南西に徒歩数分程度、また阪堺電気軌道阪堺線北天下茶屋駅も東へ徒歩数分程度と、距離的には徒歩乗り換えは容易である。ただし大阪市営地下鉄では、堺筋線天下茶屋駅と四つ橋線岸里駅は乗換駅として扱っておらず、同じような位置関係にある[[梅田駅]]・[[西梅田駅]]・[[東梅田駅]]相互の乗り換えのような通し乗車料金<!--大阪市交通局では運賃をこのように表現する-->での改札外乗り換えはできない。

駅に乗り入れているバスはないが、駅前のロータリーには2013年3月末まで、[[大阪市営バス]]（[[赤バス]]）西成東ループの天下茶屋バス停が設置されていた。西側の国道26号線沿いには、赤バス西成西ループの天下茶屋駅筋バス停、紀州街道沿いには西成東ループの天下茶屋駅筋東バス停も設置されていた。

== 歴史 ==
南海では最も古い歴史を持つ駅のひとつで、かつては当駅と[[天王寺駅]]を結ぶ[[南海天王寺支線]]が存在した。[[新今宮駅]]の開業以降、天王寺支線は需要が低下して廃線となるに至ったが、[[天満]]・[[船場 (大阪市)|船場]]・[[島之内]]を縦断する堺筋線の延伸以降、利用者数は著しい増加を見せ、全列車停車駅に昇格した。

* [[1885年]]（[[明治]]18年）[[12月29日]] - [[阪堺鉄道]]（南海電気鉄道の前身）開業と同時に同線の天下茶屋駅設置。
* [[1898年]]（明治31年）[[10月1日]] - 会社合併により、南海鉄道の駅となる。
* [[1900年]]（明治33年）[[10月26日]] - 南海天王寺支線開通。
* [[1901年]]（明治34年）5月 - 当駅に客車庫設置（難波仮客車庫より移転）。
* [[1903年]]（明治36年） - 天下茶屋工場を設置。
* [[1907年]]（明治40年）8月 - 当駅に第二電車庫設置。
* [[1909年]]（明治42年）2月 - 当駅に第一電車庫新設。
* [[1926年]]（[[大正]]15年）12月 - 当駅から[[粉浜駅]]まで[[複々線]]完成。
* [[1936年]]（[[昭和]]11年）9月 - 車庫業務は[[住之江検車区|住ノ江]]に移転。
* [[1944年]]（昭和19年）[[6月1日]] - 会社合併により[[近畿日本鉄道]]の駅となる。
* [[1945年]]（昭和20年）
** [[3月13日]] - 当駅および当駅工場戦災被害。
** [[3月17日]] - 当駅工場戦災被害。
** [[6月11日]] - 当駅工場戦災被害。
** [[6月15日]] - 当駅および当駅工場戦災被害。
* [[1947年]]（昭和22年）6月1日 - 路線譲渡により南海電気鉄道の駅となる。
* [[1948年]]（昭和23年）
** [[10月10日]] - 当駅駅舎戦災復旧工事竣工。
** [[11月12日]] - 当駅新駅舎使用開始（現在のものではない）。
** [[12月5日]] - 当駅工場戦災復旧工事竣工。
* [[1954年]]（昭和29年）3月 - 当駅に地下道完成（地下道設置前の駅東西の交通は、改札口で通行券を交付していた<ref>『西成区史』川端直正・編、西成区市域編入40周年記念事業委員会・発行、1968年。</ref>。地下道は高架化の際に廃止されている）。
* [[1968年]]（昭和43年）[[1月18日]] - 「南海3大事故」の一つとなる[[日本の鉄道事故 (1950年から1999年)#南海電鉄天下茶屋駅列車衝突事故|正面衝突事故]]。当駅を通過した春木発難波行き南海線臨時急行電車と、待機していた回送電車が正面衝突。296名が負傷。
* [[1982年]]（昭和57年）[[3月1日]] - 天下茶屋工場廃止、[[千代田検車区#千代田工場|千代田工場]]に移転。
* [[1984年]]（昭和59年）[[11月18日]] - 南海天王寺支線部分廃止（天下茶屋駅 - [[今池停留場|今池町駅]]間）。
* [[1993年]]（[[平成]]5年）
** [[3月4日]] - 大阪市営地下鉄堺筋線が動物園前駅から延伸、同線の天下茶屋駅開業。
** [[4月18日]] - 南海天下茶屋駅の西側2線（南海線用）が高架化。
* [[1994年]]（平成6年）[[10月28日]] - 南海天下茶屋駅の高野線上り線が高架化。
* [[1995年]]（平成7年）[[11月1日]] - 南海天下茶屋駅高架化完成。
* [[1996年]]（平成8年）
** [[10月26日]] - 南海本線の「[[ラピート|ラピートβ]]」・空港急行・区間急行・準急停車開始（急行は通過のまま）。
** [[11月24日]] - 南海高野線の区間急行・準急停車開始。
* [[2000年]]（平成12年）[[12月23日]] - 南海高野線の特急・急行停車開始。高野線全列車停車駅に昇格。
* [[2001年]]（平成13年）[[3月24日]] - 南海本線の特急「[[サザン (列車)|サザン]]」・急行が停車開始。「ラピートα」も一部停車開始。このダイヤ改正から南海線←→高野線の相互乗換駅に昇格する。
* [[2003年]]（平成15年）[[2月22日]] - 南海本線の「ラピートα」全列車停車開始。南海本線全列車停車駅に昇格。

=== 鉄道唱歌 ===
[[鉄道唱歌]]第5集（関西・参宮・南海篇）（1900年（明治33年）作詞）64番の歌詞にて、当駅が登場する。
{{Indent|''治まる御代の天下茶屋 さわがぬ波の難波駅 いさみて出づる旅人の 心はあとに残れども''}}

==その他==
* かつて、[[大阪オリンピック構想]]の一環で、駅西側の天下茶屋車庫・工場跡地に1万人収容の総合武道館を建設するという計画があった。その後、オリンピック誘致に失敗したことで頓挫したが、2007年に[[ノアインドアステージ]]天下茶屋校とフットサルポイントMESSE天下茶屋が開校した。

== 隣の駅 ==
; 南海電気鉄道
: {{Color|#0065af|■}}南海本線
:* {{Color|#f03|■}}特急[[ラピート|｢ラピート｣]]停車駅 ※ラピートαは関西空港行きのみ運転
:: {{Color|#f00|■}}特急「サザン」・{{Color|orangered|■}}急行・{{Color|orangered|■}}空港急行・{{Color|#093|■}}区間急行・{{Color|royalblue|■}}準急行（準急行は難波行きのみ運転）
::: [[新今宮駅]] (NK03) - '''天下茶屋駅 (NK05)''' - [[堺駅]] (NK11)
:: {{Color|gray|■}}普通（当駅から岸里玉出方の各駅に停車）
::: 新今宮駅 (NK03) - '''天下茶屋駅 (NK05)''' - [[岸里玉出駅]] (NK06)
: {{Color|#009a41|■}}高野線
:* {{Color|#f03|■}}特急[[こうや (列車)|｢こうや｣｢りんかん｣]]停車駅
:: {{Color|orangered|■}}快速急行・{{Color|orangered|■}}急行・{{Color|#093|■}}区間急行・{{Color|royalblue|■}}準急行
::: 新今宮駅 (NK03) - '''天下茶屋駅 (NK05)''' - [[堺東駅]] (NK56)
:: {{Color|gray|■}}各駅停車
::: [[萩ノ茶屋駅]] (NK04) - '''天下茶屋駅 (NK05)''' - 岸里玉出駅 (NK06)
; 大阪市営地下鉄
: {{Color|#814721|■}}堺筋線
::{{Color|red|■}}直通特急「ほづ」
::: [[日本橋駅 (大阪府)|日本橋駅]] (K17) - '''天下茶屋駅 (K20)'''
:: {{Color|green|■}}準急・{{Color|black|■}}普通
::: [[動物園前駅]] (K19) - '''天下茶屋駅 (K20)'''
:* （）内は路線と駅番号を示す。
:* 直通特急「ほづ」は、春・秋の行楽シーズンにのみ運転。

=== かつて存在した路線 ===
; 南海電気鉄道
: [[南海天王寺支線|天王寺支線]]
:: [[今池停留場|今池町駅]] - '''天下茶屋駅'''

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[天下茶屋]]
* [[岸里]]
* [[日本の鉄道駅一覧]]

== 外部リンク ==
{{commonscat|Tengachaya Station}}
* [http://www.nankai.co.jp/traffic/station/tengachaya/index.html 天下茶屋駅（南海電気鉄道）]
* [http://www.kotsu.city.osaka.lg.jp/station-guide/K/k20/ 駅ガイド：天下茶屋駅] - 大阪市交通局

{{鉄道路線ヘッダー}}
{{南海本線}}
{{南海高野線りんかんサンライン}}
{{大阪市営地下鉄堺筋線}}
{{南海天王寺支線}}
{{鉄道路線フッター}} 

{{DEFAULTSORT:てんかちやや}}
[[Category:西成区の鉄道駅]]
[[Category:日本の鉄道駅 て|んかちやや]]
[[Category:南海電気鉄道の鉄道駅]]
[[Category:大阪市交通局の鉄道駅]]
[[Category:1885年開業の鉄道駅]]