大喪の礼のソースを表示

'''大喪の礼'''（たいそうのれい）とは、国の[[儀式]]として行われる[[天皇]]の[[葬儀]]。

[[明治天皇]]・[[大正天皇]]の葬儀は「[[大喪儀]]」として行われた。

現[[日本国憲法]]下において「天皇の葬儀」は、[[皇室典範]]第24条の規定に基づき国の儀式として執り行われる「大喪の礼」と、[[皇室の儀式]]として執り行われる「大喪儀」とに区別される。

== 概要 ==
[[日本国憲法第20条|日本国憲法20条3項]]が[[政教分離原則]]を定めることから、国家の[[宗教的中立性]]を保つため、国の儀式として行われる「大喪の礼」は、特定の宗教による儀式とされない。

皇室の私的な儀式とされた「大喪儀」は、[[皇室祭祀]]の[[神道|神道儀礼]]に則って執り行われる。皇室の葬儀は、[[飛鳥時代]]・[[奈良時代]]～[[江戸時代]]まで寺院にての仏式の葬儀が行われていたが、[[孝明天皇]]の三年祭の際に神式が復古され、神道式で執り行われるようになった。

日本国憲法下における政教分離原則に基づく区別は、[[1989年]]（[[平成]]元年）[[2月24日]]に行われた[[昭和天皇]]の葬儀のときに定められ、[[皇居]]から葬場が設営された[[新宿御苑]]までの葬列、葬場における儀式の一部、新宿御苑から墓所が置かれる[[武蔵陵墓地]]までの葬列が「大喪の礼」とされ（平成元年内閣告示第4号「昭和天皇の大喪の礼の細目に関する件」）、同時に皇室の私的な儀式として「大喪儀」を行うという形式がとられた。

== 明治天皇 ==
[[1912年]]（[[明治]]45年）[[7月30日]]に[[崩御]]した明治天皇の大喪儀は、同年（[[大正]]元年）[[9月13日]]に行われた。葬儀は[[神宮外苑|帝國陸軍練兵場（現在の神宮外苑）]]にて執り行われ、翌[[9月14日]]に[[伏見桃山陵]]に埋葬された。

{{quotation|
:嘉仁謹ミテ
:皇考ノ靈前ニ白ス
:皇考ノ登遐シ給ヒシヨリ夙夜夢寢溫容ヲ諼ル能ハス&#27372;宮ニ殯殿ニ奉饌拜參シテ空シク靈前ニ感泣スルコト早ヤ已ニ四十餘日今ヤ伏見桃山ニ斂葬セムトシ轜車ヲ送リテ此ニ來レリ顧フニ曩ニ
:皇考ノ病革ルヤ上下憂惧シテ天地ニ祈ルアリ茲ニ其ノ葬儀ヲ行フヤ朝野悲傷シテ已マス是レ皆ナ國民忠忱ノ發露スル所ニシテ卽チ
:皇考徳澤ノ感孚スル所ナリ此ヲ思ヒ彼ヲ念ヒ痛悼ノ情倍マス切ナリ嗚呼哀イ哉|1912年（大正元年）9月13日、大葬儀における[[大正天皇]]の御誄（おんるい）<ref name="meiji">[http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_C10050030900?TYPE=DjVu 大正元年9月14日付『官報』号外]、大正1年 明治天皇陸特綴附属書類（ref.C10050030900）、防衛省防衛研究所。</ref>}}

;主な国の特派使節
諸外国の皇族・特派使節の一覧は、1912年（大正元年）9月14日付『官報』号外<ref name="meiji"/>に掲載されている。国旗および役職名は1912年当時のもので、氏名・役職名は官報の記載に準じる。
{| class="wikitable" style="font-size:80%; "
|-
|width="25%"|'''{{DEU1871}}'''<br/>[[ハインリヒ・フォン・プロイセン (1862-1929)|ハインリヒ]]親王
|width="25%"|'''{{GBR}}'''<br/>[[アーサー (コノート公)|アーサー・オブ・コンノート]]親王
|width="25%"|'''{{ESP1785}}'''<br/>[[アルフォンソ・デ・オルレアンス|ドン・アルフォンソ・デ・オルレアン・イ・ボルボン]]親王
|width="25%"|'''{{USA1912}}'''<br/>特派大使{{仮リンク|フィランダー・C・ノックス|en|Philander C. Knox|label=ノックス}}
|-
|width="25%"|'''{{FRA}}'''<br/>特派大使[[ジョルジュ・ルボン|ルボン]]<br/>（Félix Frédérique Georges Lebon）
|width="25%"|'''{{RUS1883}}'''<br/>特派大使[[ニコラス・マレヴスキー・マレヴィッチ]]
|width="25%"|'''{{ITA1861}}'''<br/>特派大使侯爵グ井ッチョリ
|width="25%"|'''{{AUT1867}}'''<br/>特派大使男爵ラヂスラス・ミュルレル・ド・スツェントギオルギー
|-
|width="25%"|'''{{SWE}}'''<br/>特派使節グスタフ・オスカル・ワルレンベルク
|width="25%"|'''{{MEX1893}}'''<br/>特派使節ドン・ラモン・ゼー・バチエコ
|width="25%"|'''{{NLD}}'''<br/>特派使節ジャン・ヘルマン・ファン・ロイエン
|width="25%"|'''{{CHE}}'''<br/>特派使節フェルヂナンド・サリス
|-
|width="25%"|'''{{THA1855}}'''<br/>特派使節プラチャムノン・ヂターカー
|width="25%"|'''{{BEL}}'''<br/>特派使節伯爵ジオルジュ・ドラ・ファイユ・ド・ルヴェルゲム
|width="25%"|'''{{CHL}}'''<br/>特派使節アルフレッド・イララサウアル・サニヤルツ
|width="25%"|'''{{DNK}}'''<br/>特派使節伯爵ペー・アーレフェルト・ラウルフィッグ
|-
|width="25%"|'''{{NOR}}'''<br/>特派使節ベー・アンケル
|width="25%"|'''{{ARG}}'''<br/>特派使節フランシスコ・オルチス
|width="25%"|'''{{BRA1889}}'''<br/>特派使節グスタヴオ・デ・ヴィアンナ・ケルシュ
|width="25%"|'''{{PRT}}'''<br/>特派使節ヘンリケ・オーコンノル・マルチンス
|-
|}
この他、イギリスの[[中国艦隊 (イギリス)|中国艦隊]]から、海軍儀仗兵500名が派遣された。

== 大正天皇 ==
[[1926年]]（大正15年）[[12月25日]]に崩御した大正天皇の大喪儀は、翌[[1927年]]（[[昭和]]2年）[[2月7日]]から翌[[2月8日]]にかけて行われた。大喪儀は2月7日夜に天皇の霊柩を乗せた[[牛車]]を中心として組まれた葬列が、[[宮城]]（現・[[皇居]]）正門を出発することに始まった。宮中の伝統に従って夜間に執り行われたため、葬列は[[たいまつ]]やかがり火等が照らす中を進行した。

葬儀は新宿御苑[[新宿御苑]]）にて執り行われ、霊柩は新宿御苑仮停車場～東浅川仮停車場に大喪列車を運転して運ばれた。

{{quotation|
:裕仁敬ミテ
:皇考ノ神靈ニ白ス　恭シク惟ルニ
:皇考位ニ在シマスコト十有五年深仁厚澤人心ヲ感孚シタマヘリ一朝不豫久キニ彌リテ癒<ref>原文は「&#7633;」で、「廖」のまだれをやまいだれにした文字。</ref>エタマハス其ノ大漸ヲ傳フルニ當リテハ遠近爭ヒテ神祇ニ禱リ其ノ大行ヲ聞クニ及ヒテハ億兆考妣ヲ喪フカ如シ嗟予小子正ニ諒闇ニ在リ梓宮ヲ拜シテ音容ヲ想ヒ殯宮ニ候シテ涕涙ヲ灑ク茲ニ大喪ノ儀ヲ行ヒ哭ヒテ靈柩ヲ送リマツラントス今ニ感シ昔ヲ懐ヒ哀慕何ソ已マン嗚呼哀イ哉|1927年（昭和2年）2月7日、大葬儀における[[昭和天皇]]の御誄（おんるい）<ref>[http://www.jacar.go.jp/DAS/meta/image_C10050097100?TYPE=DjVu 昭和2年2月8日付『官報』号外]、大喪儀関係 官報(7)（ref.C10050097100）、防衛省防衛研究所。井原頼明著『増補版 皇室事典』、冨山房、1942年。</ref>}}
<gallery>
File:Sojoden for the Funeral of Emperor Taisho.jpg|大喪儀が行われた葬場殿。
File:Jisha for the Funeral of Emperor Taisho.jpg|轜車（大正天皇の霊柩車になる牛車）。
</gallery>

== 昭和天皇 ==
[[1989年]]（昭和64年）[[1月7日]]に崩御した昭和天皇の大喪の礼は、同年（平成元年）[[2月24日]]に、[[内閣 (日本)|内閣]]の主催（大喪の礼委員会委員長・[[竹下登]][[内閣総理大臣]]）により行われた。

「大喪の礼」は、当日午前9時35分に、昭和天皇の霊柩を乗せた轜車（じしゃ。[[霊柩車]]）を中心として組まれた葬列（車30台、サイドカー30台の車列、全長約800m）が、[[宮内庁式部職#楽部|宮内庁楽部]]による[[雅楽]]「[[宗明楽]]」と[[陸上自衛隊]]による21発の[[弔砲]]に送られて、雨の降る皇居正門を出発することに始まった。出発前には、皇室の儀式「大喪儀」である「[[斂葬の儀]]」の一部である「轜車発引の儀」（じしゃはついんのぎ）が執り行われ、出発をもって国の儀式である「大喪の礼」が始まった。

葬列は、葬送曲「[[哀の極]]」の奏楽の中、[[桜田門]]を通り、沿道に集まった20万人の人々の間を進み、[[国会議事堂]]正門前、[[憲政記念館]]前、[[三宅坂]]、[[赤坂見附]]、青山一丁目、[[外苑]]前、青山三丁目を経て、[[新宿御苑]]の葬場総門まで到着した(この途中、青山通りで若い過激派の男2人が「天皇制反対」を唱えて車列の中に突入したが、すぐに警備員に取り押さえられている)。到着後、昭和天皇の霊柩は轜車から葱華輦（そうかれん。天皇が用いる屋上に[[ネギ坊主]]（葱華）形の吉祥飾りを着けた[[輿]]）に遷され、鈍色の衣冠単という古式の装束を着けた[[皇宮護衛官]]が「輿丁」としてこれを担ぐ徒歩列が組まれた。徒歩列は、[[雅楽]]が奏される中、白木造りの葬場殿に入り、霊輦（霊柩が納められた葱華輦）を安置された。

ここで、幔門（門に見立てられた黒一色の幔幕）が閉じられて[[鳥居]]などが設置され、国の儀式である「大喪の礼」から皇室の儀式である「大喪儀」が執り行われ、「[[斂葬の儀]]」（埋葬当日の儀式）のうち「葬場殿の儀」が執り行われることとなった。「葬場殿の儀」では、奠饌幣（幣帛を奉じる神道儀礼）や天皇の拝礼、天皇による「御誄」（おんるい、弔辞）の奏上、[[皇后]]を始めとする[[皇族]]や親族の拝礼が厳やかに営まれた。

{{quotation|
: 明仁謹んで
: 御父昭和天皇の御霊に申し上げます。
: 崩御あそばされてより、哀痛は尽きることなく、温容はまのあたりに在ってひとときも忘れることができません。
: &#27372;殿（しんでん）に、また殯宮（ひんきゅう）におまつり申し上げ、霊前にぬかずいて涙すること四十余日、無常の時は流れて、はや斂葬の日を迎え、轜車にしたがって、今ここにまいりました。
: 顧みれば、さきに御病あつくなられるや、御平癒を祈るあまたの人々の真心が国の内外から寄せられました。今また葬儀にあたり、国内各界の代表はもとより、世界各国、国際機関を代表する人々が集い、おわかれのかなしみを共にいたしております。
: 皇位に在られること六十有余年、ひたすら国民の幸福と平和を祈念され、未曾有の昭和激動の時代を、国民と苦楽を共にしつつ歩まれた御姿は、永く人々の胸に生き続けることと存じます。
: こよなく慈しまれた山川に、草木に、春の色はようやくかえろうとするこのとき、空しく幽明を隔てて、今を思い、昔をしのび、追慕の情はいよいよ切なるものがあります。
: 誠にかなしみの極みであります。|[[明仁|今上天皇]]による御誄（おんるい） 斂葬の儀 葬場殿の儀<ref>[http://www.kunaicho.go.jp/about/history/onrui-h01.html 御誄（おんるい） 斂葬の儀 葬場殿の儀]、宮内庁。</ref>}}

「葬場殿の儀」が営まれた後、再び幔門が閉じられ[[鳥居]]等が外され、[[内閣官房長官]]・[[小渕恵三]]が「大喪の礼御式を挙行いたします。」と開式を告げることで国の儀式である「大喪の礼」は始められた。次いで、天皇と皇后が葬場殿前に進み、[[正午]]から1分間の黙祷が行われた。黙祷の後、[[内閣総理大臣]]の[[竹下登]]を始めとした[[三権の長]]が拝礼の上で弔辞を述べ、外国[[元首]]・弔問使節の拝礼、参列者の一斉拝礼が行われ、葬場殿における「大喪の礼」は終了した。その後、午後1時40分から、再び葬列を組み、四谷四丁目、新宿三丁目、新宿四丁目、[[首都高速道路]][[首都高速4号新宿線|4号新宿線]][[初台出入口]]、[[中央自動車道]][[八王子インターチェンジ]]を経て、午後3時15分に、陵所が置かれる武蔵陵墓地に着いた。陵所では再び徒歩列が組まれて、皇室の儀式として「陵所の儀」が営まれ、昭和天皇の霊柩が[[陵]]に納められた。この陵は、[[武蔵陵墓地|武蔵野陵]]と名付けられた。

「大喪の礼」の当日は、[[国民の祝日|公休日]]となった（平成元年法律第4号「昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする法律」）、なお都心は雨であった。各地では[[弔旗]]・[[半旗]]が掲揚されたほか、全国の[[テレビ]]・[[ラジオ]]放送（[[NHK教育テレビ]]・[[NHKラジオ第二]]を除く）も終日[[報道特別番組]]が編成され、民間企業の[[コマーシャルメッセージ|CM]]は自粛し、公共広告機構（現：[[ACジャパン]]）のCMに差し替えられた。また、多くの公共施設が休館となり、多くのデパート・映画館なども休業した。フジテレビのドキュメンタリー番組『世界が日本を見つめた日』では、当日の報道特集を放送した。

「大喪の礼」には、世界各国から、[[国家元首]]、使節、[[大使]]等、164ヶ国（EC委員会を含む）・27機関の700人に及ぶ人々が参列した。また、国内からは、[[皇族]]、三権の長とその配偶者、[[国会議員]]とその配偶者、幹部公務員、[[都道府県知事]]、各界の代表者等が参列した（参列者の範囲は平成元年内閣告示第4号「昭和天皇の大喪の礼の細目に関する件」による）。

;主な国及び国際機関の代表参列者
国旗は1989年当時のもの。また、諸外国及び国際機関の代表参列者の一覧は、[[外交青書]]（1989年版）<ref>同書資料ページ 5.[http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1989/h01-shiryou-5.htm 「昭和天皇大喪の礼」に参列した国及び国際機関の代表]</ref>に掲載されている。
<!-- 地域別に並べ替えしたほうがいいのでは？（欧州、アジア、アフリカなどで） -->
<!--首席弔問者のみに編集-->
{| class="wikitable" style="font-size:80%; "
|-
<!--アジア-->
|-
|width="25%"|'''{{JOR}}'''<br/>[[フセイン1世]]国王
|width="25%"|'''{{BTN}}'''<br/>[[ジグミ・シンゲ・ワンチュク]]国王<br />ツェリン外務大臣<br />レト大使
|width="25%"|'''{{BRN}}'''<br/>[[ハサナル・ボルキア]]国王
|width="25%"|'''{{THA}}'''<br/>[[ワチラーロンコーン]]皇太子<br />[[チャートチャーイ・チュンハワン]]首相
|-
|'''{{NEP}}'''<br/>[[ギャネンドラ・ビール・ビクラム・シャー・デーヴ]]王子
|'''{{Flagicon|CAM}} [[民主カンボジア|民主カンボジア連合政府]]'''<br/>[[ノロドム・ラナリット]]王子
|'''{{PHL}}'''<br/>[[コラソン・アキノ]]大統領
|'''{{IDN}}'''<br/>[[スハルト]]大統領
|-
|'''{{IND}}'''<br/>ヴェンカタラマン大統領
|'''{{BGD}}'''<br/>エルシャド大統領
|'''{{MDV}}'''<br/>[[マウムーン・アブドル・ガユーム]]大統領
|'''{{ISR}}'''<br/>[[ハイム・ヘルツォーグ]]大統領
|-
|'''{{IRQ1963}}'''<br/>[[ターハー・ムヒーウッディーン・マアルーフ]]副大統領
|'''{{IRN}}'''<br/>ミールサリーム副大統領
|'''{{KSA}}'''<br/>アブドゥラアジズ皇太子
|'''{{LKA}}'''<br/>[[ジュニウス・リチャード・ジャヤワルダナ]]前大統領
|-
|'''{{SGP}}'''<br/>[[リー・クアンユー]]（李光耀）首相
|'''{{PAK}}'''<br/>[[ベーナズィール・ブットー]]首相
|'''{{TUR}}'''<br/>[[トゥルグト・オザル]]首相
|'''{{VNM}}'''<br/>ダオ国家評議会副議長兼国会議長
|-
|'''{{CHN}}'''<br/>[[銭其シン|銭其'''{{lang|zh|琛}}''']]外相<br />徐敦信外交部アジア司長<br />楊振亜大使
|'''{{KOR}}'''<br/>[[姜英勲]]国務総理<br />申東元外務次官<br />李源京大使
|'''{{UAE}}'''<br/>[[ザーイド]]大統領
<!--欧州-->
|{{flagicon|Europe}} '''[[欧州共同体|EC委員会]]'''<br/>アンドリーセン副委員長<br />ワインマーレン副委員長付官房長<br />ファン・アフト大使
|-
|'''{{VAT}}（[[ローマ教皇庁]]）'''<br/>オッディ[[枢機卿]]<br />カルー大使
|'''{{ESP}}'''<br/>[[フアン・カルロス1世 (スペイン王)|フアン・カルロス1世]]国王<br />[[ソフィア (スペイン王妃)|ソフィア]]王妃<br />サパテロ国会関係首相府官房担当大臣<br />バルシア大使
|'''{{SWE}}'''<br/>[[カール16世グスタフ (スウェーデン王)|カール16世グスタフ]]国王<br />[[シルヴィア (スウェーデン王妃)|シルヴィア]]王妃<br />フェルト大蔵大臣<br />ヘイマン大使
|'''{{BEL}}'''<br/>[[ボードゥアン1世 (ベルギー王)|ボードゥアン1世]]国王<br />[[ファビオラ・デ・モラ・イ・アラゴン|アラゴン]]王妃<br />ティンデマンス外務大臣
|-
|'''{{DEN}}'''<br/>[[ヘンリク (デンマーク王配)|ヘンリク]]王配<br />シモンセン大蔵大臣<br />アナセン大使
|'''{{LIE}}'''<br/>[[ハンス・アダム2世|ハンス・アダム]]皇太子
|'''{{NOR}}'''<br/>[[ハーラル5世 (ノルウェー王)|ハーラル]]皇太子
|'''{{LUX}}'''<br/>[[ジャン (ルクセンブルク大公)|ジャン]]大公
|-
|'''{{HUN}}'''<br/>ブルーノ・ストラウブ大統領
|'''{{GBR}}'''<br/>[[フィリップ (エディンバラ公)|エディンバラ公フィリップ]]<br />[[ダグラス・ハード]]外務大臣
|'''{{FRA}}'''<br/>[[フランソワ・ミッテラン]]大統領<br />[[ローラン・デュマ]]外務大臣<br />ドゥコー外務大臣付仏語圏国際文化交流担当大臣<br />ドラン大使
|'''{{FIN}}'''<br/>コイヴィスト大統領
|-
|'''{{FRG|ドイツ連邦共和国}}'''<br/>[[リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー]]大統領<br />[[ハンス・ディートリッヒ・ゲンシャー|ゲンシャー]]副首相兼外務大臣<br />ブレヒ大統領府長官<br />ハリーヤ大使
|'''{{DDR}}'''<br/>[[マンフレート・ゲルラッハ|ゲアラハ]]国家評議会副議長<br />ニ一ア外務次官<br />シュミット大使
|'''{{ISL}}'''<br/>[[ヴィグディス・フィンボガドゥティル]]大統領
|'''{{IRE}}'''<br/>[[パトリック・ヒラリー]]大統領
|-
|'''{{ITA}}'''<br/>[[フランチェスコ・コッシガ]]大統領
|'''{{POR}}'''<br/>[[マリオ・ソアレス]]大統領
|'''{{SSR}}'''<br/>[[アナトリー・ルキヤノフ]]最高会議幹部会第一副議長
|'''{{POL}}'''<br/>バルチコフスキ国家評議会副議長
|-
|'''{{ROM1965}}'''<br/>マネスク国家評議会副議長
|'''{{MCO}}'''<br/>[[アルベール2世 (モナコ大公)|アルベール]]皇太子
|'''{{ALB}}'''<br/>パパヨルギ大使
<!--アフリカ-->
|'''{{EGY}}'''<br/>[[ホスニー・ムバーラク]]大統領
|-
|'''{{KEN}}'''<br/>[[ダニエル・アラップ・モイ]]大統領
|'''{{NGA}}'''<br/>[[イブラヒム・ババンギダ]]大統領
|'''{{TGO}}'''<br/>[[ニャシンベ・エヤデマ]]大統領
|'''{{ZR1967}}'''<br/>[[モブツ・セセ・セコ]]大統領
|-
|'''{{ZMB}}'''<br/>[[ケネス・カウンダ]]大統領
|'''{{GMB}}'''<br/>[[ダウダ・ジャワラ]]大統領
|'''{{BDI}}'''<br/> [[ピエール・ブヨヤ]]大統領
|'''{{ZAF1961}}'''<br/>クーン総領事
|-
|'''{{AGO}}'''<br/>ヴァン・ドゥーネン外務大臣<br />ハレー外務省アジア・太洋州局長
|'''{{DZA}}'''<br/>ビタット国民議会議長<br />ベントゥーネ国民議会議員<br />ゼルーニ大使
|'''{{MAR}}'''<br/>シディ・モハメッド皇太子
<!--米州-->
|'''{{USA}}'''<br/>[[ジョージ・H・W・ブッシュ]]大統領<br />[[バーバラ・ピアーズ・ブッシュ|バーバラ]]大統領夫人<br />[[ジェイムズ・ベイカー (国務長官)|ジェイムズ・ベイカー ]]国務長官<br />[[ジョン・ヘンリー・スヌヌ|スヌヌ]]首席補佐官<br />[[ブレント・スコウクロフト]]国家安全保障問題担当大統領補佐官<br />アンダーソン臨時代理大使
|-
|'''{{CAN}}'''<br/>ソヴェー総督
|'''{{CUB}}'''<br/>フェルナンデス閣僚会議副議長兼教育大臣
|'''{{BRA1968}}'''<br/>[[ジョゼ・サルネイ]]大統領<br />ソドレー外務大臣<br />ツヅキ衛生大臣<br />ブエノ大使
|'''{{ARG}}'''<br/>[[ヴィクトル・マルティネス|マルティネス]]副大統領<br />デ・ラ・グァルディア政策担当外務次官補<br />ロス大使
|-
|'''{{CHL}}'''<br/>エラスリス外務大臣<br />シルヴァ外務大臣秘書官<br />ポンセ大使
<!--オセアニア-->
|'''{{AUS}}'''<br/>[[ジョージ・ハイドン]]総督<br />ダフィー貿易交渉大臣<br />ミラー大使
|'''{{NZL}}'''<br/>[[ポール・リーブス]]総督<br />マーシャル外務大臣兼太平洋島嶼国問題大臣<br />ゲイツ大使
|'''{{TON}}'''<br/>[[タウファアハウ・ツポウ4世]]国王
|-
|'''{{FJI}}'''<br/>ガニラウ大統領<br />コロヴァヴァラ侍従武官<br />ウォーカー大使
|'''{{Flagicon|SAM}} [[サモア|西サモア]]'''<br/>[[マリエトア・タヌマフィリ2世]]大首長
|'''{{MHL}}'''<br/>キジナー外務大臣
|'''{{UNO}}'''<br/>[[ハビエル・ペレス・デ・クエヤル]][[国際連合事務総長|事務総長]]<br />[[明石康]]事務次長
|-
|'''[[アジア開発銀行]]'''<br/>[[藤岡眞佐夫]]総裁
|'''{{UNO}} [[国際連合食糧農業機関|食糧農業機関]]'''<br/>プーリ・アジア太平洋地域事務所長(事務局長補)
|'''[[関税および貿易に関する一般協定]]'''<br/>ダンケル事務局長
|'''{{UNO}} [[国際復興開発銀行]]'''<br/>コナブル総裁
|-
|'''{{Flagicon|赤十字国際委員会}} [[赤十字国際委員会]]'''<br/>キュング東アジア地域首席代表
|'''[[米州開発銀行]]'''<br/>デ・アンドレア理事（ペルー、コロンビア担当）
|'''{{Flagicon|UN}} [[国際農業開発基金]]'''<br/>ブラウン副総裁
|'''{{Flagicon|国際労働機関}} [[国際労働機関]]'''<br/>中村事務局長補
|-
|'''{{UNO}} [[国際通貨基金]]'''<br/>カムドゥシュ専務理事
|'''{{Flagicon|国際電気通信連合}} [[国際電気通信連合]]'''<br/>ジプゲップ事務総局次長
|'''[[ファイル:OECD logo.svg|25px]] [[経済協力開発機構]]'''<br/>ペイユ事務総長
|'''{{UNO}} [[国連開発計画|開発計画]]'''<br/>ドレーパー事務局長
|-
|'''{{Flagicon|ユネスコ}} [[国際連合教育科学文化機関|教育科学文化機関（ユネスコ）]]'''<br/>ヤケール事務局長付特別顧問
|'''{{Flagicon|UNIDO}} [[国際連合工業開発機関|工業開発機関]]'''<br/>シアソン事務局長
|'''{{Flagicon|WHO}} [[世界保健機関]]'''<br/>[[中嶋宏]]事務局長
|'''{{Flagicon|WMO}} [[世界気象機関]]'''<br/>ホー・アジア南西太平洋地域担当部長
|-
|'''{{UNO}} [[国際連合大学|大学]]'''<br/>グルグリーノ学長
|-
|}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連 ==
{{Wikisource|昭和天皇斂葬の儀・葬場殿の儀の御誄|昭和天皇斂葬の儀・葬場殿の儀の御誄}}
{{Wikisource|昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする法律|昭和天皇の大喪の礼の行われる日を休日とする法律}}
{{Wikisource|大喪の礼を国の儀式として行う件|大喪の礼を国の儀式として行う件}}
{{Wikisource|昭和天皇の大喪の礼の細目に関する件|昭和天皇の大喪の礼の細目に関する件}}
* [[崩御]]
* [[国葬]]
* [[大行天皇]]
* [[大喪中ノ国旗掲揚方]]
* [[八瀬童子]]
* [[皇室用客車#轜車]]

== 外部リンク ==
* [http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1989/h01-1-2.htm 外交青書1989：一時代を画した大喪の礼]
* [http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/bluebook/1989/h01-shiryou-5.htm 「昭和天皇大喪の礼」に参列した国及び国際機関の代表]
* [http://www.arsvi.com/d/c0132089a01.htm 天皇陛下のお言葉に見る、昭和のあの時(朝日新聞)]

{{宗教的中立性}}
{{天皇項目}}

{{デフォルトソート:たいそうのれい}}
[[Category:葬送]]
[[Category:皇室の儀式]]
<!--[[Category:1927年の日本]]-->
[[Category:1989年の日本]]