国道139号のソースを表示

{{Pathnav|日本の道路|一般国道|frame=1}}
{{Infobox road
|種別・系統             = [[一般国道]]
|アイコン               = {{Ja Route Sign|139|width=100}}
|名前                   = 国道139号
|総距離                 = 150.8 [[キロメートル|km]]（総延長）<br />148.6 km（実延長）<br />132.2 km（現道）
|制定年                 = [[1953年]]指定（[[1993年]]延伸）
|起点                   = [[静岡県]][[富士市]]
|主な経由都市           = 静岡県[[富士宮市]]<br />[[山梨県]][[富士吉田市]]、[[大月市]]
|終点                   = [[東京都]][[西多摩郡]][[奥多摩町]]
|接続する主な道路       = <!-- 国道のみを最大7路線を基準に記述 -->[[ファイル:Japanese National Route Sign 0001.svg|24px]][[国道1号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0469.svg|24px]][[国道469号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0300.svg|24px]][[国道300号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0358.svg|24px]][[国道358号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0138.svg|24px]][[国道138号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0137.svg|24px]][[国道137号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0020.svg|24px]][[国道20号]]<br />[[ファイル:Japanese National Route Sign 0411.svg|24px]][[国道411号]]
}}
[[File:Route 139 of Japan,Fujinomiya,Shizuoka 01.JPG|thumb|富士宮市内、小泉若宮交差点。奥は小泉ICで西富士道路の分岐点。]]
[[File:Aokigahara forest 02.jpg|thumb|[[青木ヶ原]]を貫く139号]]
[[File:Kawaguchiko IC&Fujiyoshida IC.JPG|thumb|[[中央自動車道]]・[[河口湖インターチェンジ]]（左手前）と[[東富士五湖道路]]・[[富士吉田インターチェンジ]]（右奥）の位置関係]]
[[File:Kokudo139Go2004-12.jpg|thumb|富士吉田市（2004年12月）]]
[[File:R139 FUJIYOSHIDA.JPG|thumb|[[富士吉田市]]・西原歩道橋から[[富士急ハイランド]]方面を望む（2009年3月）]]
[[File:Kokudo20-139Go2006-8.jpg|thumb|国道20号との交点。左が139号、右は大月橋。（大月市、2006年8月）]]
[[File:国道139号 Tx-re.jpg|thumb|小菅村と奥多摩町の境界付近。]]
[[File:Miyama Bridge, Route 139 of Japan.jpg|thumb|深山橋。終点近く。[[奥多摩町]]、[[奥多摩湖]]]]
'''国道139号'''（こくどう139ごう）は、[[静岡県]][[富士市]]から[[山梨県]][[郡内地方]]を経由して[[東京都]][[西多摩郡]][[奥多摩町]]に至る[[一般国道]]である。

== 概要 ==
静岡県側では富士市と[[富士宮市]]を結ぶ{{要出典範囲|date=2014年2月|唯一の産業道路}}として交通量が多く、同区間にはかつて[[有料道路]]として供用されていた区間が2か所あり、現在も[[自動車専用道路]]に指定されている。また、富士市では国道指定当初の終点である大月市にちなんで「大月線」と呼称される<ref>{{Cite web|url=http://www.city.fuji.shizuoka.jp/hp/page000023800/hpg000023701.htm|title=【広報ふじ昭和55年】トピックス|publisher=富士市|accessdate=2014-02-07}}</ref>

富士山麓観光地が多数集中しているところにあるため、渋滞が日常的で行楽シーズンなどは激しい渋滞に見舞われる。[[日本の道100選]]に選ばれている。

=== 路線データ ===
一般国道の路線を指定する政令<ref>{{Cite web|url=http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S40/S40SE058.html|title=一般国道の路線を指定する政令（昭和40年3月29日政令第58号）|work=法令データ提供システム|publisher=[[総務省]][[行政管理局]]|accessdate=2012-09-25}}</ref><ref group="注釈">一般国道の路線を指定する政令の最終改正日である2004年3月19日の政令（平成16年3月19日政令第50号）に基づく表記。</ref>に基づく起終点および経過地は次のとおり
* 起点 : [[富士市]]（富士東I.C交差点＝[[国道1号]]交点）
* 終点 : [[東京都]][[西多摩郡]][[奥多摩町]]（深山橋交差点＝[[国道411号]]交点）
* 重要な経過地 : [[富士宮市]]、[[山梨県]][[西八代郡]][[上九一色村]]<ref group="注釈">2006年3月1日に分割して[[甲府市]]および[[南都留郡]][[富士河口湖町]]へ編入。沿道区域は富士河口湖町。</ref>、同県[[南都留郡]][[河口湖町]]<ref group="注釈">2003年11月15日に1町2村が合併して南都留郡[[富士河口湖町]]発足。</ref>、[[富士吉田市]]、[[都留市]]、[[大月市]]
* [[延長 (日本の道路)|路線延長]]：150.8 [[キロメートル|km]]（実延長148.6 km、現道132.2 km）<ref>{{Cite web|format=PDF|url=http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-data/tokei-nen/2013/pdf/d_genkyou26.pdf|title=表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況|page=7|work=道路統計年報2013|publisher=[[国土交通省]][[道路局]]|accessdate=2014-01-19}}</ref><ref group="注釈">2012年4月1日現在</ref>
** 静岡県区間 : 46.8 km（実延長46.8 km、現道40.0 km）
** 山梨県区間 : 101.6 km（実延長99.4 km、現道89.9 km）
** 東京都区間 : 2.4 km
* [[指定区間]]<ref>{{Cite web|url=http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S33/S33SE164.html|title=一般国道の指定区間を指定する政令（昭和33年6月2日政令第164号）|work=法令データ提供システム|publisher=[[総務省]][[行政管理局]]|accessdate=2012-09-25}}</ref>
** 富士市青島町37番 - 大月市駒橋一丁目字大原911番1まで（青島交差点 - 高月橋入口交差点）
*: ※富士吉田市上吉田六丁目73番1 - 同市下吉田字新田5543番の3を除く（上宿交差点 - 富士見二丁目交差点）

== 歴史 ==
* [[1953年]]（[[昭和]]28年）[[5月18日]]
*: [[二級国道]]139号吉原大月線（[[吉原市]]<ref group="注釈" name="fuji" /> - 山梨県[[北都留郡]][[大月町 (山梨県)|大月町]]<ref group="注釈">1954年8月8日に北都留郡大月町ほか2町4村が合併して[[大月市]]発足。</ref>）として指定施行<ref>{{Wikisource-inline|二級国道の路線を指定する政令 (昭和二十八年)|二級国道の路線を指定する政令（昭和28年5月18日政令第96号）}}</ref>。
* [[1965年]]（昭和40年）[[4月1日]]
*: 道路法改正により一級・二級区分が廃止されて一般国道139号（吉原市<ref group="注釈" name="fuji" /> - 大月市）として指定施行<ref>一般国道の路線を指定する政令（昭和40年3月29日政令第58号）</ref>。
* [[1993年]]（[[平成]]6年）4月1日
*: 都県道大月奥多摩線（大月市 - 東京都西多摩郡奥多摩町）を編入し、一般国道139号（富士市 - 東京都西多摩郡奥多摩町）として指定施行<ref>{{Cite web|url=http://www.houko.com/00/02/H04/104.HTM|title=一般国道の路線を指定する政令の一部を改正する政令（平成4年4月3日政令第104号）|publisher=法庫|accessdate=2012-10-28日}}</ref>{{Sfn|人文社|1989|pp=20,30-31,44}}。

== 路線状況 ==
{{複数の問題|section=1|ソートキー=道国139
|出典の明記 = 2012年9月24日 (月) 16:56 (UTC)
|独自研究 = 2012年9月24日 (月) 16:56 (UTC)
|内容過剰 = 2012年9月24日 (月) 16:56 (UTC)
}}
=== 静岡県内 ===
静岡県の[[富士市]]から[[富士宮市]]にかけての区間は非常に複雑になっているが、これは[[国道1号]]や国道139号自体の[[一般有料道路]]償還満期による無料開放によって経路が変更されたり追加されている為である。

[[富士市]]今井の富士東ICで[[国道1号]]から分かれ、いったん南進した後、今井交差点を右折し西進する。しばらく進むと先ほど分かれた[[国道1号]]が[[東海道新幹線]]とともに高架で[[立体交差]]する。富士警察署を右にみた後しばらく進むと青島交差点で右折する。ここまでの区間は旧[[国道1号]]であったが経路変更の際に国道139号に組み入れられた。したがって、当路線の0キロポストは現在も青島交差点に設置されている。

青島交差点から北進する形になるが、宮川交差点あたりから徐々に左カーブを描き曲がりきった先で[[東名高速道路]]・[[西富士道路]]の[[富士インターチェンジ|富士IC]]に接続する。しばらく西北西に進み富士市伝法付近で東名高速道路と交差、天間付近で[[新東名高速道路]]と交差し、[[新富士インターチェンジ]]と接続する。その先で、静岡県[[富士宮市]]に入る。富士宮市に入るとすぐ小泉権現交差点を右折し北上、[[西富士道路]]と合流する小泉若宮交差点を左折し再び西北西に進む。ここから先は[[富士宮道路]]として開通したバイパス区間となり、進路は徐々に北向きへと変わる。
尚、ここから富士宮市外神付近までは4車線区間である。
富士宮市外神付近から先は[[一般有料道路]]として供用していた区間で、償還満期となり無料開放された現在もなお[[自動車専用道路]]となっている。しばらく北進すると旧料金所の[[北山インターチェンジ|北山IC]]で[[国道469号]]と接続（同ICから国道469号で西に向かうと[[大石寺]]方面に至る）、[[白糸の滝 (静岡県)|白糸の滝]]の最寄ICである[[上井出インターチェンジ|上井出IC]]を通過し県道（[[静岡県道414号朝霧富士宮線]]）と合流する区間まで[[自動車専用道路]]区間が続く。この区間の所々に4車線化の用地が確保されていたり跨道橋が4車線分で作られている。また、富士宮市外神付近から県道（静岡県道414号朝霧富士宮線）と合流する区間までは、[[登坂車線]]が存在するため、3車線（上り1車線、下り2車線）となっている。そのまま北上すると[[朝霧高原]]に至り、山梨県との県境が近づく。

なお、富士宮道路が無料開放される以前は、国道139号は小泉権現交差点で右折せずに[[静岡県道414号朝霧富士宮線]]の経路をたどっていた。

=== 山梨県内 ===
朝霧高原から[[富士山]]を西回りに回り込み山梨県に入るといくつものカーブが連続しながら東に進路を向ける。その途中、[[富士河口湖町]]・[[鳴沢村]]にかけての区間で[[富士五湖]]の内の[[山中湖]]を除く[[本栖湖]]、[[精進湖]]、[[西湖 (富士五湖)|西湖]]、[[河口湖]]と[[青木ヶ原樹海]]を通過する。ただいずれの湖も湖畔は通らず、湖畔へのアプローチとなる道路に進入しなければならない。[[鳴沢村]]の大田和交差点で山梨県道714号鳴沢富士河口湖線と分岐した後は、[[富士吉田市]]の上宿交差点まで4車線のバイパスが続く。（バイパス開通前は大田和交差点から金鳥居交差点まで、現在の山梨県道714号の経路が旧国道139号であった。）[[富士山有料道路|富士スバルライン]]への入口である「スバル立体」を過ぎると、富士河口湖町と[[富士吉田市]]の境界付近で[[中央自動車道]][[河口湖インターチェンジ|河口湖IC]]・[[東富士五湖道路]][[富士吉田インターチェンジ|富士吉田IC]]と接続。[[富士急ハイランド]]を横目に横町バイパスから上宿交差点に至ると、進路を直角に変えて再び北進する（直進方向は[[国道138号]]となる。なお富士パノラマラインの愛称はそのまま国道138号へと続く）。富士吉田市から[[大月市]]までは狭隘な谷間の中に市街地が続き、中央自動車道富士吉田線（河口湖線とも）、鉄道の[[富士急行線]]、[[相模川|桂川]]と並行する。富士吉田中心部を避ける形で国道139号の[[富士見バイパス]]がすでに開通しているが、上宿交差点から金鳥居交差点を通る現道も国道139号の指定を受けている。[[都留市]]の中心部では連続して直角に曲がる区間があり、渋滞が慢性化している。大月橋東詰で[[国道20号]]に接続。

この大月橋東詰交差点から北側が[[1993年]]に当路線に組み入れられた区間となる。大月市街地は[[国道20号]]と重複。この区間も慢性的に渋滞が発生していたが、[[山梨県立都留高等学校]]から大月駅前にかけての山側に国道20号[[大月バイパス]]が区間開通したのに伴い、この付近の渋滞はある程度緩和されている。市街地の商店街を過ぎると[[国道20号]]と分かれて北進、単独区間に入る。その先の[[奥多摩町]]までの区間は急峻な山中を抜けるルートとなる。付近のダム建設に伴い大規模改修を受けた部分もあるが、[[松姫峠]]を挟む区間では高度を稼ぐためにつづら折れになっている上に幅員も非常に狭く、それなりの交通量もあるため緊張した運転を強いられる。また峠の前後で冬季通行止となる。

現在、松姫峠を貫く総延長3066mの松姫トンネルの建設が始まっている。

=== 東京都内 ===
東京都区間は僅かな区間であるが、全線でセンターライン付きの片側1車線である。しかし1車線幅が静岡県や山梨県と比べて狭く、路肩は無いに等しい。深山橋で奥多摩湖を渡ると[[国道411号]]と合流し、終点となる。

=== バイパス ===
; 西富士道路
: {{See|西富士道路}}
; 富士宮道路
: {{See|富士宮道路}}
; {{Anchor|横町バイパス}}
: '''横町バイパス'''（よこまちバイパス）は、南都留郡鳴沢村の大田和交差点から富士吉田市の上宿交差点に至るバイパス道路である。[[1973年]]（[[昭和]]48年）に全線で供用を開始し、[[河口湖町]]（当時）の東恋路交差点から上宿交差点では、当時の富士五湖地区としては異例の4車線道路であった<ref>平成24年2月定例会 第2号 (2012年2月27日). {{Cite web|url=http://kaigiroku.pref.yamanashi.jp|title=会議録検索システム|publisher=山梨県議会|accessdate=2012-11-14}}</ref><ref>平成10年6月定例会 第4号 (1998年6月10日). {{Cite web|url=http://kaigiroku.pref.yamanashi.jp|title=会議録検索システム|publisher=山梨県議会|accessdate=2012-11-14}}</ref>。残りの大田和交差点から東恋路交差点までは長らく[[暫定2車線]]であったが、現在は全線が4車線道路として供用されている。
: 旧道は[[1974年]]（昭和49年）に新設された山梨県道172号鳴沢河口湖線{{Sfn|昭文社|1993|p=217}}（現在の[[山梨県道714号鳴沢富士河口湖線]]）および、船津三差路交差点から金鳥居交差点までは[[国道137号]]で、このバイパス道路によって通過する[[勝山村 (山梨県)|勝山村]]や河口湖町（いずれも当時）、富士吉田市街地の交通量減少に貢献したが、上宿交差点から直進方向にあたる[[国道138号]][[山中湖村]]方面へは2車線道路になるため、同交差点を中心に著しい[[渋滞]]が発生するようになった<ref name="yamanashi20070621" />。（詳しくは「''[[#富士見バイパス]]''」も参照。）
: 過去には[[暴走族]]による[[初日の出暴走]]の目的地にもなっていたことから、対策の一環として[[大晦日]]から[[正月]]にかけては中央分離帯を仮設して道路を狭め、駐停車禁止とする<ref>平成15年11月定例会 第4号 (2003年12月4日). {{Cite web|url=http://kaigiroku.pref.yamanashi.jp|title=会議録検索システム|publisher=山梨県議会|accessdate=2012-11-14}}</ref>などの大掛かりな対策は[[マスコミ]]にも取り上げられ、[[2008年]]（平成20年）までは他県警からも応援を要請していたが、[[山梨県警察]]単独の実施となった[[2009年]]（[[平成]]21年）には摘発が初めて0になった<ref>{{Cite news|url=http://www.47news.jp/localnews/hotnews/2009/01/post-9353.html|title=初日の出暴走 摘発ゼロ|newspaper=山梨日日新聞|publisher=47NEWS (Press Net Japan)|accessdate=2012-11-14}}</ref>。
; {{Anchor|富士見バイパス}}
: '''富士見バイパス'''（ふじみバイパス）は、富士吉田市新屋から同市富士見に至る延長4.767kmのバイパス道路である<ref name="file_1109047767252.pdf" />。富士吉田市[[都市計画道路]]富士見通り線に該当<ref name="info137" />し、暫定2車線供用を経て[[2005年]]（[[平成]]17年）[[3月3日]]に全線が4車線道路として完成供用されている<ref name="file_1109047767252.pdf" />。富士吉田[[市街地]]の東縁を南北に縦走し、[[国道138号]][[山中湖村]]方面から[[都留市]]方面への短絡が可能になっており<ref name="info137" /><ref>{{Cite web|url=http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/div/toshi_p/pdf/toshikeikakudourozuH24.pdf|format=PDF|title=富士吉田市都市計画道路図|publisher=富士吉田市|accessdate=2012-10-28}}</ref>、横町バイパスと接続する上宿交差点を中心とした富士吉田市街地の渋滞解消が期待された<ref name="1109046911350.html" />が、開通後も渋滞の解消には至らず、国道138号忍野入口交差点附近までが著しい渋滞区間として山梨県議会で指摘されており<ref name="yamanashi20070621" />、結果として国道138号の上宿交差点から富士見バイパス南交差点を経由して富士見公園前交差点までを4車線化する国道138号新屋拡幅事業が[[2012年]]（平成24年）から着手されることとなった<ref>{{Cite web|url=http://www.mlit.go.jp/road/ir/ir-hyouka/24sinki/1_h23_007.pdf|format=PDF|title=新規事業採択時評価結果（平成24年度新規事業化箇所）- 一般国道138号 新屋拡幅|publisher=国土交通省|accessdate=2012-10-28}}</ref>。
: なお、バイパスの終点から起点に向かって南下すると、正面に[[富士山]]の眺望がきく道路である<ref name="1109046911350.html" />。
:* 暫定供用<ref name="file_1109047767252.pdf" /> : 富士見バイパス南 -（[[1983年]]）- 桂橋 -（[[1986年]]）- お茶屋町東 -（[[1991年]]）- 市役所東 -（[[1995年]]）- しんや道線交点 -（[[2000年]]）- 東町東 -（[[1998年]]）- 愛染通り -（暫定なし）- 富士バイパス北
:* 完成供用<ref name="file_1109047767252.pdf" /> : 富士見バイパス南 -（[[1999年]]）- しんや道線交点 -（[[2005年]]）- 富士バイパス北
:* 距離<small>(m)</small><ref name="file_1109047767252.pdf" /> : 富士見バイパス南 -（1,600）- 桂橋 -（430）- お茶屋町東 -（500）- 市役所東 -（337）- しんや道線交点 -（367）- 東町東 -（513）- 愛染通り -（1,020）- 富士バイパス北
; {{Anchor|都留バイパス}}
: '''都留バイパス'''（つるバイパス）は、都留市十日市場から同市田野倉で事業中の計画延長9.6kmのバイパス道路である<ref name="info3574" />。完成2車線で全幅は16.0m（車線幅員各3.5m）、[[道路構造令|道路規格]]は第3種第2級、設計速度は60[[キロメートル毎時|km/h]]<ref>{{Cite web|url=http://www.ktr.mlit.go.jp/honkyoku/kikaku/jigyohyoka/pdf/h18/02siryo/siryo1-4.pdf|format=PDF|title=国道139号都留バイパス（再評価）平成18年9月11日|publisher=国土交通省関東地方整備局|accessdate=2012-10-28}}</ref>。[[2011年]]（平成23年）[[3月27日]]に都留市法能から同市井倉まで延長3.2kmの供用を開始<ref>{{Cite web|url=http://www.ktr.mlit.go.jp/kisha/koufu_00000041.html|title=国道139号都留バイパス(都留市法能〜井倉間延長3.2km)が3月27日(日)に開通します|publisher=国土交通省関東地方整備局|accessdate=2012-10-28}}</ref>し、同日現在では5.6kmが開通している<ref name="koufu00047.html" />。
: 都留市街地における国道139号現道は、歩道未整備区間やクランクを抱えており、富士吉田方面から右折を要する中央1丁目交差点を中心に渋滞をひき起していた<ref>{{Cite web|url=http://www.ktr.mlit.go.jp/ktr_content/content/000045942.pdf|format=PDF|title=（再評価）一般国道139号都留バイパス 平成23年10月31日|publisher=国土交通省関東地方整備局|accessdate=2012-10-28}}</ref>ためバイパス道路の計画が立案され、[[1977年]]（昭和52年）[[12月]]に[[都市計画]]決定して全計画のうち8.0kmが事業化されている<ref name="info3574" /><ref name="koufu00047.html" />。
: なお、バイパスの起点側では、都留文大入口交差点で国道139号現道とを連絡する道路として都留市道天神通り線が供用されており、バイパス機能を補完している<ref name="info3574" /><ref group="注釈">Googleマップなどは市道全体を「都留バイパス」と表記しているが、複数の公式資料が示すように本来の計画線は[[都留文科大学前駅]]附近を通過する別線となっている。</ref>。
:* 開通状況 : 起点 -（未供用）- 現道交点 -（一部は市道で供用）- 西願寺前交差点 -（[[1988年]]2.0km）- 法能 -（[[1993年]]0.4km）- 玉川橋西詰交差点 -（[[2011年]]3.2km）- 井倉 -（未供用）- 終点
; {{Anchor|深城バイパス}}
: '''深城バイパス'''（ふかしろバイパス）は、大月市七保町深城に建設された延長2.7325kmの[[深城ダム]]の付替道路である<ref>{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/news/200412/documents/file_1102386855189.pdf|format=PDF|title=深城バイパス概要図|publisher=山梨県土木部道路整備課国道担当|accessdate=2012-11-14}}</ref>。[[2004年]]（平成16年）[[12月7日]]に全線が完成供用した<ref>{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/news/200412/1102386099628.html|title=深城バイパスが開通します|publisher=山梨県土木部道路整備課国道担当|accessdate=2012-11-14}}</ref>。
; {{Anchor|松姫バイパス}}
: '''松姫バイパス'''（まつひめバイパス）は、大月市七保町深城から北都留郡小菅村にかけて建設中の計画延長3.8kmのバイパス道路である。延長3.066kmの松姫トンネルが標高1,250mの[[松姫峠]]の直下を貫き、つづら折りの続く急勾配の峠道を解消する事業である<ref>{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/ft-kensetsu/documents/75587907009.pdf|format=PDF|title=一般国道139号松姫トンネル|publisher=山梨県|accessdate=2012-11-14}}</ref>。

=== 通称 ===
; 富士パノラマライン
: 山梨県内の愛称。富士河口湖町の静岡県境から富士吉田市上宿交差点までは国道139号、同交差点から[[山中湖村]][[籠坂峠]]附近の静岡県境までは国道138号にそれぞれ付与<ref name="name.pdf" />。
; 富士みち
: 山梨県内の愛称。富士吉田市上宿交差点の国道138号交点から大月市大月橋東詰交差点の国道20号交点まで<ref name="name.pdf" />。
; 甲州街道
: 現代の[[国道20号]]に相当する[[江戸時代]]に整備された[[街道]]を山梨県が公式に“[[甲州街道]]”として山梨県内の国道20号に付与している<ref name="name.pdf" />。国道139号は大月市内の重複区間が該当する。
; 旧青梅街道
: [[小菅村]]から[[奥多摩町]]にかけては、かつて[[青梅街道]]の一部を成していた区間を踏襲しており、地図上にも旧青梅街道の表記が見られる<ref>{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/koucho/documents/72926361737.pdf|format=PDF|title=山梨の旧道を訪ねて - 一道一会 小菅村/青梅街道(小菅道)|publisher=山梨県|accessdate=2012-10-28}}</ref><ref>『スーパーマップルデジタル13』[[昭文社]] (2012年7月). (PC[[ソフトウェア]])。</ref>。

=== 道路施設 ===
==== 道の駅 ====
* [[道の駅朝霧高原|朝霧高原]]（富士宮市）
* [[道の駅なるさわ|なるさわ]]（鳴沢村）

== 地理 ==
=== 通過する自治体 ===
* [[静岡県]]
** [[富士市]] - [[富士宮市]]
* [[山梨県]]
** [[南都留郡]][[富士河口湖町]] - 南都留郡[[鳴沢村]] - 南都留郡富士河口湖町 - [[富士吉田市]] - 南都留郡[[西桂町]] - [[都留市]] - [[大月市]] - [[北都留郡]][[小菅村]]
* [[東京都]]
** [[西多摩郡]][[奥多摩町]]

=== 交差する道路 ===
* 静岡県富士市
** [[国道1号]]：富士東インター
** [[東名高速道路]]：[[富士インターチェンジ|富士IC]]
* 静岡県富士宮市
** [[新東名高速道路]]：[[新富士IC]]
** [[国道469号]]：本門寺東交差点（北山IC）
* 山梨県南都留郡富士河口湖町
** [[国道300号]]：本栖交差点（富士吉田市まで重複）
** [[国道358号]]：赤池交差点
** [[中央自動車道]]：[[河口湖インターチェンジ|河口湖IC]]
* 山梨県富士吉田市
** [[国道137号]]・[[国道138号]]・国道300号・[[国道413号]]：上宿交差点（国道300号は富士河口湖町から、国道137号は金鳥居交差点まで重複）
** 国道137号：金鳥居交差点（上宿交差点から重複）
* 山梨県大月市
** [[国道20号]]：都留高校南側交差点（[[大月バイパス]]）、大月橋東詰交差点（現道）（現道と高月橋入口交差点まで重複）
** 国道20号：高月橋入口交差点
* 東京都西多摩郡奥多摩町
** [[国道411号]]：深山橋交差点

=== 主な峠 ===
* [[松姫峠]]（標高1250m） - 山梨県大月市 - 北都留郡小菅村

=== 沿線 ===
起点の富士市から経過値の富士吉田市にかけては[[富士山]]と接する[[地方公共団体|自治体]]が連続する。

{{colbegin|3}}
* 静岡県富士市
** [[田子の浦]]
** [[道の駅富士]]
** [[富士山こどもの国]]
* 静岡県富士宮市
** [[富士山本宮浅間大社]]
** [[富嶽温泉花の湯]]
** [[湧玉池]]
** [[白糸の滝 (静岡県)|白糸の滝]]
** [[音止めの滝]]
** [[陣馬の滝]]
** [[まかいの牧場]]
** [[大石寺]]
** [[田貫湖]]
** [[朝霧高原]]
** [[ドライブインもちや]]
** [[道の駅朝霧高原]]
* 山梨県南都留郡富士河口湖町
** [[本栖湖]]
** [[青木ヶ原]]
** [[精進湖]]
** [[西湖 (富士五湖)|西湖]]
** 富岳風穴
** [[河口湖]]
** [[富士スバルライン]]
* 山梨県南都留郡鳴沢村
** [[鳴沢氷穴]]
** [[道の駅なるさわ]]
* 山梨県富士吉田市
** [[富士急ハイランド]]
* 東京都西多摩郡奥多摩町
** [[奥多摩湖]]
{{colend}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}

=== 注釈 ===
{{Reflist|group=注釈|refs=
<ref group="注釈" name="fuji">1966年11月1日に富士市・吉原市ほか1町が合併して[[富士市]]発足。</ref>
}}

=== 出典 ===
{{Reflist|refs=
<ref name="yamanashi20070621">平成19年6月定例会 第4号 (2007年6月21日). {{Cite web|url=http://kaigiroku.pref.yamanashi.jp|title=会議録検索システム|publisher=山梨県議会|accessdate=2012-11-14}}</ref>
<ref name="1109046911350.html">{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/news/200502/1109046911350.html|title=国道139号富士見バイパスが全線開通します|publisher=山梨県土木部道路整備課|accessdate=2012-10-28}}</ref>
<ref name="file_1109047767252.pdf">“{{Cite web|url=http://www.pref.yamanashi.jp/news/200502/documents/file_1109047767252.pdf|format=PDF|title=国道139号 富士見バイパス概要図|publisher=山梨県|accessdate=2012-10-28}}</ref>
<ref name="info137">{{Cite web|url=http://www.city.fujiyoshida.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=137|title=都市計画道路 富士見通り線|publisher=富士吉田市|accessdate=2012-10-28}}</ref>
<ref name="koufu00047.html">{{Cite web|url=http://www.ktr.mlit.go.jp/koufu/koufu00047.html|title=都留バイパス|publisher=国土交通省甲府河川国道事務所|accessdate=2012-10-28}}</ref>
<ref name="info3574">{{Cite web|url=http://www.city.tsuru.yamanashi.jp/forms/info/info.aspx?info_id=3574|title=国道の整備計画|publisher=都留市基盤整備課都市計画担当|accessdate=2012-10-28}}</ref>
<ref name="name.pdf">“{{PDFlink|[http://www.pref.yamanashi.jp/dourokanri/documents/name.pdf 山梨県の道路愛称名について]|359KB}}”. [http://www.pref.yamanashi.jp/dourokanri/ 山梨県道路管理課]. 2012年10月28日閲覧。</ref>
}}

== 参考文献 ==
* {{Citation|author=人文社|year=1989|title=東名・中央圏広域道路地図|publisher=[[人文社]]|edition=1989年8月|isbn=4-7959-0055-8}}
* {{Citation|author=昭文社|year=1993|title=スーパーマップル 関東道路地図|publisher=[[昭文社]]|edition=1993年4月第1版|isbn=4-398-62518-6}}

== 関連項目 ==
{{Commonscat|Route 139 (Japan)}}
* [[日本の一般国道一覧]]
* [[中部地方の道路一覧]]
* [[関東地方の道路一覧]]
* [[旧国道1号]]

== 外部リンク ==
* [http://www.cbr.mlit.go.jp 国土交通省中部地方整備局]
** [http://www.cbr.mlit.go.jp/shizukoku/ 静岡国道事務所]：静岡県の区間を管理
* [http://www.ktr.mlit.go.jp 国土交通省関東地方整備局]
** [http://www.ktr.mlit.go.jp/koufu/index.htm 甲府河川国道事務所]：山梨県南都留郡河口湖町 - 大月市の指定区間を管理
* [http://www.pref.yamanashi.jp 山梨県]
** [http://www.pref.yamanashi.jp/ysd-kensetsu/ 富士・東部建設事務所吉田支所]：富士吉田市の指定区間外を管理
** [http://www.pref.yamanashi.jp/ft-kensetsu/ 富士・東部建設事務所]：大月市 - 北都留郡小菅村の指定区間外を管理
* [http://www.metro.tokyo.jp 東京都]
** [http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/nishiken/nishiken.htm 西多摩建設事務所]：東京都の区間を管理

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[[Category:一般国道|139]]
[[Category:静岡県の道路]]
[[Category:山梨県の道路]]
[[Category:東京都の道路]]