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品詞
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{{出典の明記|date=2012年11月15日 (木) 03:15 (UTC)}} '''品詞'''(ひんし、{{lang-en-short|parts of speech}}<ref>言語学的な文脈ではlexical category(語彙範疇)と呼ばれることが多い。</ref>)は、[[単語]]を[[文法]]的な機能や形態などによって分類したもの。 == 概要 == 全ての単語は、いずれかの品詞に所属すると考えられる。だが、実際にどの品詞に含まれるかと問われれば、分類に悩むことも多い。そのため現在では[[認知心理学]]の意味研究から[[プロトタイプ理論|プロトタイプ]]という考え方が導入されて説明されている。具体的な品詞の種類としては、[[名詞]]や[[動詞]]はどの自然言語にでもある品詞だと考えられており、第三以上の品詞にどのような種類を立てるかは、各言語ごとに異なる。 == 分類方法 == 品詞の分け方には、大きく分けて以下の3つの方法がある。 {| class="wikitable" !方法||条件||例 |- |形態的な分類方法||①その単語自体の形<br>②どのような[[形態素]]が付くか||日本語の[[形容詞]]は文の終わりで言い切るときに'''イ'''の音で終わるので、「これはつまらな'''い'''。」での「つまらない」や「今日は天気が良'''い'''。」での「良い」は形容詞である。 |- |意味的な分類方法||その単語がもつ大まかな意味||動詞は動きをあらわす単語であるので、「遊ぶ」や「走る」は動詞である。 |- |統語的な分類方法||①文の中でどういう働きをするか<br>②他の語とどう結びつくか||日本語の形容詞は名詞の前に付くので、「大きいぬいぐるみ」においての「大きい」や「かわいい子」においての「かわいい」は形容詞である。 |} しかし、これら3つの分類それぞれだけでうまく分類ができるわけではない。例えば、「知る」という単語は一般には動詞とされているが、上の意味的な分類方法の例について言えば、「知る」は何か動きの意味があるわけでないので、うまく分類できない。 == 歴史 == 単語をいくつかの品詞のグループに分けるということは、[[ディオニュシオス・トラクス]]などによる[[古代ギリシア語#古典ギリシア語|古典ギリシア語]]の文法研究から始まった。これが、[[ラテン語]]の文法研究に受け継がれ、さらにはヨーロッパ諸国の言語の文法研究にも品詞の考え方が取り入れられた。後に、言語学の対象がヨーロッパ外の言語にも広まるとともに、品詞という考え方が世界中の言葉に適用されることとなった。 ==日本語の品詞== [[日本語]]においては、さまざまな品詞分類が試みられている。ここでは、学校教育の現場で教えられ、一般に広く知られている[[橋本進吉]]の文法(いわゆる[[学校文法]])の例について紹介する。学校文法では、品詞を'''自立語'''か'''付属語'''か、[[活用]]の有無、活用の形態などによって以下のように分類する。 *自立語 - 単独で[[文節]]を構成できる品詞 **活用するもの(特に'''用言'''と言う) ***[[動詞]] ***[[形容詞]] ***[[形容動詞]](学校文法では品詞として立てているが、学校文法以外まで視野を広げると、品詞として認めるかどうかは意見が分かれている) **活用しないもの ***[[名詞]](特に'''体言'''と言う) ****[[代名詞]](学校文法では名詞の一つとされているが、学校文法以外まで視野を広げると、名詞の一部とするかどうかは意見が分かれている) ****[[数詞]](学校文法では名詞の一つとされているが、学校文法以外まで視野を広げると、名詞の一部とするかどうかは意見が分かれている) ***[[連体詞]] ***[[副詞]] ***[[接続詞]] ***[[感動詞]] *付属語 - 単独で文節を構成できない品詞 **活用するもの ***[[助動詞]] **活用しないもの ***[[助詞]] ==英語の品詞== [[英語]]の品詞としては、次の8品詞とする説が一般的である。過去には4品詞とする説などもあった。 *名詞 (Noun, ''n.'') *代名詞 (Pronoun, ''pron.'') *動詞 (Verb, ''v.'') **助動詞 (Modal verb) (広い意味では動詞に含める) **代動詞 (Auxiliary verb, ''aux. v.''ex)do, does, did) (広い意味では動詞に含める) *形容詞 (Adjective, ''adj.''または''a.'') **[[冠詞]] (Article) (広い意味では形容詞に含める) **[[数詞]] (Numeral) (広い意味では形容詞に含める) *副詞 (Adverb, ''adv.'') *[[前置詞]] (Preposition, ''prep.'') *接続詞 (Conjunction, ''conj.'') *感動詞(間投詞) (Interjection, ''interj.''または''int.'') 8品詞とは別に、次のような用語もよく使われる。 *[[関係詞]] (Relatives) (代名詞と接続詞の機能をもつ[[関係代名詞]]と、副詞と接続詞の機能をもつ[[関係副詞]]がある) *[[疑問詞]] (Interrogatives) また、近年、[[生成文法]]の観点から、'''[[限定詞]]'''(Determiner)概念も有力となっている。 ==脚注== {{Reflist}} == 関連項目 == {{wiktionary}} *[[文法]] *[[文の成分]] *[[体言止め]] *[[現代仮名遣い]] *[[歴史的仮名遣い]] {{日本語の品詞}} {{language-stub}} {{DEFAULTSORT:ひんし}} [[category:品詞|*]] [[category:文法]]
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