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や'''古代'''(こだい、[[英語]]:antiquity)とは、[[世界の歴史]]の時代区分で、[[文明]]の成立から[[古代文明]]の崩壊までの時代を指す。「''[[歴史]]の始まり''」を意味する時代区分である。 「古代生物」といった場合は「過去に存在していた生物」を意味しており、歴史学の「古代」に存在した生物ではない。 == 概要 == 古典的な[[三時代区分]]の一つであり、元来は[[古代ギリシア]]・[[古代ローマ]]を指した([[古典古代]])。[[歴史家]]にとっては語ることのできる歴史の始まり(書き出し)を意味した。[[考古学]]の発達が歴史記述の上限を大幅に拡大したと言える。 [[発展段階史観]]では[[無階級社会]]の[[原始時代|原始]]に対し[[階級社会]]の古代へと発展したと理解し、古代を階級社会の第1段階であると捉えている。古代社会または古代奴隷制社会という。 世界史的には奴隷制段階の古代と定義、区分する。こうした学説では古代とは[[奴隷]]が[[生産]]の主体を担った発展段階と定義される。しかし今日ではこうした単線的発展段階説は疑問視されている。現に古代とされる時代に多くの地域で奴隷的存在は普遍的に見られたが、古典古代とよばれる[[古代ギリシア]]、[[古代ローマ]]の一時期のように、そうした人々が生産の主体になっていた社会は必ずしも多くないとされる。他の諸国では複雑な形態をとった原始無階級社会から階級社会への発展がみられた。 === 各国の古代 === 古代の始まりと終わりについては、[[政治史]]的観点と[[社会史]]的観点から様々な説がある。代表的なものは次のようになる。 ;[[西洋史]] [[古代ギリシア]]における文明の成立<ref>[[エーゲ文明|エーゲ各文明]]の成立を指す。</ref>から[[西ローマ帝国]]の崩壊([[476年]])まで<ref>この分類には、古代ギリシアとローマをまとめて[[古典古代]]と呼ぶ、欧米の文化的伝統、欧米人のアイデンティティ確立にともなう価値観が内在していると指摘される。[[東京大学]]をはじめとする日本の歴史学界も、この概念に基本的に従っており、[[古代オリエント]]史を西洋史の冒頭に置く分類は斥けられる場合が多い。もっとも、欧米でも、人類の歴史がオリエントから始まったとする見方から、古代オリエント史を西洋史の冒頭に置く場合がある。[[近藤和彦 (歴史学者)|近藤和彦]]編『西洋世界の歴史』(1999年、[[山川出版社]])中、[[桜井万里子]]「古代地中海世界」参照。</ref>。 ;[[東洋史]] *[[中国の歴史|中国史]]:[[秦]]王朝の成立([[紀元前221年]])から、[[後漢]]王朝の崩壊([[220年]])あるいは[[唐]]朝の崩壊([[907年]])まで。 *[[日本の歴史|日本史]]:[[王朝時代]]。即ち[[飛鳥時代]]から[[平安時代]]まで。[[聖徳太子]]の政権掌握([[593年]])から、[[1160年代]]の[[平氏政権]]の成立あるいは[[1185年]]の[[鎌倉幕府]]の成立まで。[[律令制]]国家として、[[奈良時代]]と[[平安時代]]を指す場合もある。<ref>日本大学通信教育部平成16年7月9日発行教材史学概論172頁</ref> *[[朝鮮の歴史|韓国・朝鮮史]]:[[新羅]]の成立([[紀元前57年]])から[[後三国時代]]の終わりまで([[936年]])。 == 関連項目 == * [[古代文明]] * [[古代国家]] == 脚注 == {{Reflist}} {{時代区分}} {{DEFAULTSORT:こたい}} [[Category:古代史|*]] [[Category:時代区分]] {{Link FA|eo}}
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