原博実のソースを表示

{{サッカー選手
|名前=原 博実
|画像=
|画像サイズ=
|画像の説明=
|本名=
|愛称=ヒロミ、アジアの核弾頭
|カタカナ表記=ハラ ヒロミ
|アルファベット表記=HARA Hiromi
|原語名=
|原語表記=
|国={{JPN}}
|生年月日={{生年月日と年齢|1958|10|19}}
|出身地=[[栃木県]][[那須塩原市]]
|身長=183cm<ref>[[http://samuraiblue.jp/timeline/19871004/]]</ref>
|体重=80kg<ref>[[http://samuraiblue.jp/timeline/19871004/]]</ref>
|血液型=A型
|所属チーム名=
|ポジション=[[フォワード (サッカー)|FW]]
|背番号=
|利き足=左足
|クラブ1=[[三菱重工業サッカー部|三菱重工 / 三菱自動車]]
|年1=1981-1992 |出場1=192 |得点1=65
|クラブ成績更新日=2007年12月23日
|代表1={{JPNf}}
|代表年1=1978-1988 |代表出場1=75 |代表得点1=37
|代表成績更新日=2007年12月23日
|監督チーム1=[[浦和レッドダイヤモンズ]] |監督年1=1998-1999
|監督チーム2=[[FC東京]] |監督年2=2002-2005
|監督チーム3=FC東京 |監督年3=2007
|medaltemplates=
}}
'''原 博実'''（はら ひろみ、[[1958年]][[10月19日]] - ）は、[[日本]]の元[[サッカー]]選手、[[監督|サッカー指導者]]、[[スポーツ解説者|サッカー解説者]]。[[栃木県]][[那須塩原市]]（旧・[[黒磯市]]）出身<ref name="jfa2013" />。[[日本サッカー協会]]専務理事兼技術委員長（強化担当）。

長男は[[お笑い芸人]]のザッケル～ニィ原（本名：原大悟）<ref>[http://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20120728-990560.html 原博実サッカー日本団長の息子は芸人!] [[日刊スポーツ]] 2012年7月28日</ref> 。

== 来歴 ==
=== 選手時代 ===
小学5年生時からサッカーに傾倒し<ref name="hihyo69" />、中学生の頃には長身を活かしたヘディングを得意とした<ref>[[#Nish|西部,97頁]]</ref><ref name="fb2005" />。[[1974年]]に[[栃木県立矢板東高等学校|矢板東高校]]へ進学し、栃木県選抜として[[国民体育大会サッカー競技|国体]]でベスト4入り<ref name="fb2005">{{Cite book|和書|title=FC東京ファンブック2005|pages=4-11|year=2005|publisher=[[毎日新聞社]]}}</ref>。当時は[[サッカードイツ代表|西ドイツ]]のFW[[ウーヴェ・ゼーラー]]のプレーを参考にしていた<ref name="fb2005" />。

[[1977年]]に[[早稲田大学]][[教育学部]]へ進学<ref name="jfa2013" />。1978年の[[総理大臣杯全日本大学サッカートーナメント|総理大臣杯]]では法政大学を相手に得点を重ねて優勝を果たした<ref name="hihyo69" />。大学選抜として参加した1979年の[[ユニバーシアードサッカー競技|ユニバーシアード]]では、ゼーラーに影響されて身に付けた相手よりも早く跳ぶヘディングで海外の190cmクラスのセンターバックを相手にしても競り負けず8試合で7得点を挙げた<ref name="hihyo69">{{Cite book|和書|title=[[サッカー批評]] 69|page=102-107|year=2014|publisher=[[双葉社]]}}</ref>。A代表に選出されても偉ぶらず真剣に練習に取り組む姿勢は周囲からの信頼を集め、大学4年次には主将を務めた<ref name="hihyo69" />。

[[1981年]]に[[三菱重工業]]に入社し（勤労管理課<ref name="jfa2013" />）、[[日本サッカーリーグ|日本サッカーリーグ（JSL）]]の[[三菱重工業サッカー部|同社サッカー部]]（のちに三菱自動車サッカー部。現在の浦和レッドダイヤモンズの前身）に所属。ポジションは[[フォワード (サッカー)|フォワード（FW）]]で、エースストライカーとして活躍した<ref name="nish53">[[#Nish|西部,53-55頁]]</ref>。中盤の構成力に欠ける三菱では、[[田口光久]]らが原を目掛けてフィード、原が頭で落とし、[[川添孝一]]らがゴールを狙うというシンプルなカウンター攻撃も多用された<ref name="hihyo69" />。[[1982年]]には[[尾崎加寿夫]]と共に得点源となり[[1982年のJSL|JSL]]優勝を達成。

[[社員選手]]としてプレーを続けていたが、31歳の時にJリーグ参入を控えるクラブからの呼び掛けに「サラリーマンやるために三菱に入ったわけじゃないから」と応じてプロ契約を結び<ref group="注">Jリーグへの加盟申請をするためには、一定数のプロ契約選手が必要だった。</ref>三菱重工業を退社した<ref name="nish53" />。Jリーグでのプレーを望んでいたが<ref name="nish53" />、コーチ就任を要請されたため、[[1992年]]5月に現役を引退した<ref name="fct2001" />。

大学在学中に[[サッカー日本代表|日本代表]]に初選出され<ref name="jfa2013" />、通算で[[国際Aマッチ]]75試合に出場。[[釜本邦茂]]に次いで歴代2位<ref group="注">後に[[三浦知良]]、[[岡崎慎司]]が原を上回る得点数を記録。詳細は[[サッカー日本代表#記録]]を参照。</ref>となる37得点を記録した（国際Aマッチ以外にも[[日本サッカー協会]]が認定した日本代表の試合を含めると171試合出場72得点<ref name="fct2001" />。）。[[森孝慈]]監督の下、尾崎や[[柱谷幸一]]と共に[[フォワード_(サッカー)#センターフォワード|センターフォワード]]の候補ともなったが、持ち前の体力・運動量からサイドで守備にも貢献することを求められたため<ref name="TGoto211">[[#TGoto|後藤健生,211-212頁]]</ref><ref>[[#TGoto|後藤健生,226頁]]</ref>、[[フォワード_(サッカー)#ウイング|左ウイング]]に配された。中央へ切れ込んで放つ[[ヘディング]]シュートを武器とし<ref name="TGoto220">[[#TGoto|後藤健生,220-221頁]]</ref><ref name="TGoto211" />（ただし、本人はヘディングよりも左足シュートの方が得意だったと回想している）、その得点力で「[[アジア]]の[[核弾頭]]」の異名を取った。特に[[1986 FIFAワールドカップ・アジア予選|1986年ワールドカップ予選]]・ホーム[[サッカー朝鮮民主主義人民共和国代表|北朝鮮]]戦で水溜りに入ったボールを足先で浮かせてDFをかわし決めた<ref name="TGoto220" />「雨中ゴール」、1987年[[ソウルオリンピック]]予選・アウェー[[サッカー中華人民共和国代表|中国]]戦での強烈な決勝ヘディングシュート<ref>[[#TGoto|後藤健生,233頁]]</ref>が有名である。

=== 指導者時代 ===
====浦和レッドダイヤモンズ====
[[1992年]]5月に引退後、浦和レッドダイヤモンズのコーチ・ユース監督を務めた。

[[1998年]]に監督に就任。主軸FWの[[福田正博]]が負傷離脱する中<ref name="urawa2012">[http://www.urawa-reds.co.jp/topteamtopics/コラム「14年前の今日（4月25日）」/ コラム「14年前の今日（4月25日）」] 浦和レッズ (2012年4月25日)</ref>、新人の[[小野伸二]]を[[ミッドフィールダー|トップ下]]に抜擢し、変則的な[[サッカーのフォーメーション#ダイアモンド型（4-1-2-1-2）|中盤を菱型にした4-4-2]]（左MFの[[アイトール・ベギリスタイン|チキ・ベギリスタイン]]を攻撃的、右MFの[[石井俊也]]を守備的にプレーさせることで、バランスを取った<ref name="urawa2012" /><ref name="nish46">[[#Nish|西部,46-48頁]]</ref>。）を形成してチームを躍進させる。セカンドステージでは過去最高順位の3位に入った。また、怪我が多かった福田に替えて、若手の[[山田暢久]]を「一皮向ければ」と主将に据えている<ref name="nish46" /><ref>{{Cite book|和書|title=一途 山田暢久20周年メモリアルBOOK|page=42|year=2013|publisher=[[ベースボール・マガジン社]]}}</ref>。

翌[[1999年]]ファーストステージは負傷者が続出した影響もあって<ref>[http://sportiva.shueisha.co.jp/clm/jfootball/2013/10/09/20_3/index3.php 福田正博が語る「浦和レッズと日本サッカーの20年」] Sportiva (2013年10月9日)</ref><ref name="nish56" />13位と振るわず、解任。原は守備の人材不足を感じていたためシーズン途中に補強がなされたものの、その補強が活かされる前の解任だった<ref name="urawa2000" />。この年浦和はJ2降格を喫するが、後にGMの[[横山謙三]]は、降格の主要因について「原監督を途中で替えたということが大きい」「（原を留任させていれば）後半盛り返せただろうと思っている」と語っている<ref name="urawa2000">[http://www.urawa-reds.co.jp/archive/R_voice/Vol36/title.html REDS VOICE Vol.36] 浦和レッズ (2000年2月4日)</ref>。原自身は後に雑誌のインタビューで「弱いといわれた時期も、誰もが誇りは持っていた。ある意味王者のスピリットを持っているチームだった」と浦和を評する。また、2000年1月に発売された本『[[特別:Booksources/isbn=4883970078|浦和レッズは負けない]]』にも寄稿している。

[[2000年]]以降は浦和の育成担当としてクラブに残留するという選択肢も有ったが、監督として再び勝負する機会が遠のきかねないと判断し<ref name="nish56">[[#Nish|西部,56頁]]</ref>、浦和を退団。

その後[[スペイン]]に渡り[[リーガ・エスパニョーラ]]の数チームを視察。ベギリスタインを通じて紹介を得たこともあった<ref>[[#Nish|西部,61頁]]</ref>。帰国後はサッカー解説者として[[スカパー!プレミアムサービス|スカイパーフェクTV!]]の欧州サッカー中継を中心に活動。多くのファンを得た（後述）。

====FC東京====
[[2002年]]からFC東京の監督に就任<ref name="fct2001">{{Wayback|date=20040513120429|url=http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=821|title=原 博実氏、来季監督就任合意のお知らせ}} FC東京 (2001年12月5日)</ref>。[[オリジナル10#J2オリジナル10|新興クラブであるFC東京]]は、J2降格を避けるべく負けないサッカーを志向してチーム作りを行っていたが、「攻撃サッカー」を掲げる原の招聘によって、勝つためのサッカー、面白いサッカーを標榜するように転換<ref>{{Cite book|和書|title=FC東京ファンブック2004|page=88|year=2004|publisher=[[毎日新聞社]]}}</ref><ref>{{Wayback|date=20051028102940|url=http://tochu.tokyo-np.co.jp/fctokyo/kougeki/kougeki_041104.html|title=365日FC東京 <第33回> 強化部長 鈴木 徳彦}} [[東京中日スポーツ]] (2004年11月4日)</ref>。原によれば、チームには[[大熊清]]前監督が築いたひたむきに守備をこなす姿勢が残っていたので、攻撃重視で指揮を執っても守備が疎かになることは無いだろうという目算があったという<ref name="fb2005" />。

初采配となった2002年Jリーグ開幕戦では、前年度リーグ優勝の[[鹿島アントラーズ]]を相手に、前がかりに走り続ける積極的な[[サイドアタック]]を繰り返し、4得点を挙げて圧勝。後の語り草となった<ref>[[#MGoto|後藤勝,96頁]]</ref>。[[サッカーのフォーメーション#4-2-3-1|4-2-3-1の布陣]]を基本としつつ、同年獲得したMF[[石川直宏]]、DF[[加地亮]]のコンビで右サイドから打開し、左サイドには[[戸田光洋]]らFWタイプの選手を置いて中央へ走りこませるという左右非対称の斬新な攻撃<ref>{{Cite book|和書|title=まっすぐに平常心|author=[[馬場康平]]|pages=80|year=2010|publisher=[[出版芸術社]]}}</ref>で上位進出に成功。[[2004年のJリーグカップ|2004年ナビスコカップ]]では延長PK戦の末に古巣浦和を下して、チームに初のJリーグタイトルをもたらした。

解説者時代同様に親しみやすいコメントと、自チームの得点時には何度もジャンプして体全体で喜びを表現する姿で<ref name="tcs2009" /><ref>[http://www.jsgoal.jp/2004nabisco/news/article/00013194.html 【2004Jリーグヤマザキナビスコカップ F東京優勝報告会】椿原正浩社長・原博実監督コメント] [[J's GOAL]] (2004年11月3日)</ref><ref name="fct2005" />チーム成績とは別の部分でも[[サポーター]]から慕われ、人気を集めた<ref>[http://web.gekisaka.jp/300452_45367_fl “脱・原トーキョー”に成功。城福監督が新・東京を作った] [[ゲキサカ]] (2009年11月3日)</ref>。古巣・浦和をライバル視する発言が多かったが、[[2003年]]に行われた福田の引退試合では、[[テレビ埼玉|テレ玉]]での中継解説者を務め、2004年のナビスコカップ優勝後の場内インタビューでは「浦和も非常に素晴らしいチーム。是非リーグ戦で頑張ってもらって優勝して欲しい」とエールを送っている。

[[2005年]]は出だしこそ首位に浮上したものの、4月以降主力を次々と負傷で欠いたことなどからJ2降格圏まで成績を低迷させたが、シーズン終盤は12戦負けなしと持ち直した。しかし4・5月の躓きによってクラブ首脳は次期監督候補の選定を本格化しており、契約期間終了と共に退任することとなった<ref name="fct2005">{{Wayback|date=20060623102625|url=http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=3125|title=原博実監督との来季契約について}} FC東京 (2005年12月4日)</ref>。退任報告の集会には5000人近くのファンが詰め掛けた。

[[2007年]]、監督に再任<ref>{{Wayback|date=20061216230555|url=http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=3834|title=原 博実氏 来季監督就任のお知らせ}} FC東京 (2006年12月5日)</ref>。身上としているリスクをかけて攻撃に比重を置くサッカー<ref>[[#Nish|西部,41頁]]</ref>を続けたが、大量失点での敗戦も多く1年限りで退任となった<ref>{{Wayback|date=20071122004551|url=http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=item&item=5583|title=原 博実監督との来季契約について}} FC東京 (2007年11月20日)</ref>。

===日本サッカー協会===
[[2009年]]2月、[[日本サッカー協会]]（JFA）は技術委員会を強化・育成の2部門に分割再編<ref name="47n2009" />。原のJリーグでの指導実績や欧州サッカーへの精通が評価され<ref name="47n2009">[http://www.47news.jp/CN/200902/CN2009021201000810.html サッカー協会、技術委員会を再編　強化トップに原博実氏] [[47NEWS]] (2009年2月12日)</ref>、JFA技術委員長（強化担当）に就任した。JFA特任理事及び国際マッチメイク委員にも任ぜられ、Jリーグ各クラブとの調整や戦術分析、マッチメイクを統括した<ref name="47n2009" />。

また、[[霜田正浩]]と共に[[2010 FIFAワールドカップ]]終了後の[[サッカー日本代表|日本代表]]新監督選定の中心としても奔走。[[2010年]]8月、新監督は[[アルベルト・ザッケローニ]]に決定したが、ザッケローニの[[就労ビザ]]取得が間に合わなかったため、同年9月に行われた[[キリンチャレンジカップ]]において代行監督を務め、2試合を指揮しいずれも勝利を収めた。[[ロンドンオリンピック (2012年)|ロンドンオリンピック]]では[[U-23サッカー日本代表]]の団長を務めた。

[[2013年]]12月より、JFA専務理事を兼務<ref name="jfa2013">[http://www.jfa.or.jp/jfa/topics/2013/133.html 日本サッカー協会 新専務理事に原博実理事が就任] [[日本サッカー協会]] (2013年12月19日)</ref>。激務が続く中でも公式戦・合宿を問わずに現場視察を欠かさず、ザッケローニとの戦略擦り合わせに腐心した<ref>{{Cite book|和書|title=[[サッカー批評]] 68|page=40-45|year=2014|publisher=[[双葉社]]}}</ref>。

== 評価 ==
=== 監督としての戦術・若手育成 ===
指導者としての評価に際しては、特に若手の積極起用に注目して語られることが多い<ref>[[#Nish|西部,44頁]]</ref>。自身も「監督をやっていて楽しいのは、（チームの勝利よりも）選手がみるみる伸びていき、顔を輝かせているのを見ているとき」「タイトルをとれれば楽しいけど、人がぐんぐん伸びていく時期を見るのがうれしい。それが一番好き」と語る<ref>[[#Nish|西部,6-7頁]]</ref>。

[[#浦和レッドダイヤモンズ|浦和でも小野、山田を抜擢し、大きく成長させているが]]、小野は元々注目度の高い期待株であること、[[盛田剛平]]ら新人選手を重用してチームを低迷させたこともあったことから、原の評価を低く見る者もある。原の下でもプレーした浦和OB福田正博は「サテライト・ユースの指導経験しかなかった原にいきなりトップチーム、しかも浦和レッズという独特の雰囲気を持つチームの監督を任せるのは非常にプレッシャーのかかることだったのではないか」という趣旨のコメントを、雑誌に寄せた原稿で述べている。

[[#FC東京|その後に就任したFC東京でも若手登用の傾向は強く]]、石川、加地、[[茂庭照幸]]、[[今野泰幸]]を獲得してレギュラーに据え、日本代表に選出されるまでに成長させた<ref>{{Wayback|date=20070117100850|url=http://tochu.tokyo-np.co.jp/fctokyo/topics/topics_06120401.html|title=FC東京 原氏復帰 決定的}} [[東京中日スポーツ]] (2006年12月4日)</ref>。[[横浜F・マリノス]]で出場機会のなかった石川に対しては「（故障者が出ている）今なら使っちゃうよ」という口説き文句で移籍を決断させた。

選手として原と4年間（2002-2005）過ごした戸田は、原と選手との距離感・信頼関係の構築について「“試合に出てくるんじゃないか”と思わせるくらい選手と一緒の目線で戦っている」「顔色を伺ったってどうこうなる人じゃない」とコメント<ref name="tcs2009">{{Wayback|date=20091121083504|url=http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/fctokyo/people/CK2009111802100011.html|title=立正大サッカー部コーチ 戸田光洋さん【第2回】人間味あふれる指導者にあこがれを抱いた}} [[東京中日スポーツ]] (2009年11月18日)</ref>。原の下で5年間（2002-2005,2007）コーチを務めた[[長澤徹]]は、原は選手の短所を包み隠さず指摘し、時に敗因として名指しするが、それでも選手からの信頼を損ねない。選手と正直に向き合うことができるコミュニケーションの天才だと評している<ref>{{Cite book|和書|title=FC東京ファンブック2007|page=79|year=2007|publisher=[[毎日新聞社]]}}</ref>。

4バックシステムを好み<ref name="nish83" />、『[[ニュースステーション]]』がJリーグ全クラブの監督に対して行った、3バックと4バックに関するアンケートに対し（このアンケートが行われた当時は3バックシステムを採用するクラブが多く、このようなテーマが議題となった）、回答の理由を「4バックが好きだから」とだけ説明した<ref>{{Wayback|date=20090827001754|url=http://www.tv-asahi.co.jp/n-station/sports/archive/34back/05fctokyo.html|title=J1クラブチーム監督アンケート結果}} テレビ朝日</ref>。原曰く、布陣を決める時にまず考えることは、選手個々の長所を出せるかどうか<ref name="nish83">[[#Nish|西部,83頁]]</ref>である。しかし、選手の個性・特徴を最大限発揮させることを理想としていることから<ref>[[#Nish|西部,30-32頁]]</ref>、[[2007年]]には、不安定ながら新たなプレースタイルの模索を始めた石川と、石川には本来の能力を発揮してほしいと原点回帰を求める原との間で、微妙な溝が生じたこともあった<ref>{{Cite book|和書|title=まっすぐに平常心|author=[[馬場康平]]|pages=174-176|year=2010|publisher=[[出版芸術社]]}}</ref>。

=== 解説・評論 ===
原はテレビ解説者としても、多くのファンを得ている。解説者としての原のファンのことを「ヒロミスタ」と呼ぶことがある。ゴールが決まった時に、それが開始1分であろうが後半ロスタイムであろうが、あるいは[[Vゴール]]であったとしても「いい時間帯<ref group="注">[[#外部リンク|原のtwitterアカウント名は「iijikantai（いい時間帯）」である。]]</ref>に得点しましたね<ref name="MGoto94">[[#MGoto|後藤勝,94頁]]</ref>」と発言したり、選手がまだシュート態勢であり、実際にそのシュートがゴールインするか否かがわからない状態にもかかわらず「あ、入った」などと発言した<ref name="MGoto94" />ことが、そのきっかけとなった。

試合に熱中するあまり解説を忘れることもしばしばだが、広い視野からの的確な指摘を分かりやすく視聴者に伝えるという解説者としての技量がある、さらに選手への批判も臆せず口にする。解説者を辞する時はスカパー!で特別番組が何本も作られた。コラムニストの[[えのきどいちろう]]もヒロミスタの一人である。

また、浦和レッズ監督時に指導したベギリスタイン（後に[[FCバルセロナ]]技術部長など）と親交を深めたことを機に日常会話に支障が無い程に[[スペイン語]]を習得<ref>{{Wayback|date=20080121024649|url=http://www.tokyo-np.co.jp/tochu/article/fctokyo/news/200712/CK2007122502074925.html|title=原監督『海外でやりたい』}} [[東京中日スポーツ]] (2007年12月25日)</ref>。スペイン語に近いとされる[[ポルトガル語]]を話すブラジル人選手とも通訳を介さずに会話している<ref>[[#MGoto|後藤勝,206頁]]</ref>。料理をはじめとするスペイン文化全般にも造詣が深い。FC東京の監督時にも、チームの[[ラ・コルーニャ]]遠征やポストシーズンの視察に合わせて、原がスペインを紹介する番組が作成された。

== 解説者としての出演歴 ==
JFA技術委員長就任以降も不定期にメディア出演を行なっている。
* [[Jリーグ中継 (NHK)|Jリーグ]] ([[NHK衛星第1テレビジョン|NHK BS1]]、[[スカパー!プレミアムサービス|スカパー!]]、[[J SPORTS]])
** 技術員長就任後はNHKの中継出演から退いている。
* [[UEFAチャンピオンズリーグ]] (スカパー!、J SPORTS)
** 過去に放映権を持っていた[[WOWOW]]の中継にも出演していた
* [[プレミアリーグ]] (NHK BS1)
** かつてはスカパー!、J SPORTSの中継にも出演していた。現在もNHKの中継には出演している
* [[セリエA (サッカー)|セリエA]] (スカパー!)
* [[リーガ・エスパニョーラ]] (過去：NHK BS1、JSKY SPORTS（現J SPORTS）)
* [[バルサTV]] (J SPORTS)
* [[FIFAワールドカップ]] (スカパー!) ※2002年、2006年

== 所属クラブ ==
* [[那須塩原市立黒磯小学校|黒磯市立黒磯小学校]]<ref name="hihyo69" />
* [[那須塩原市立黒磯中学校|黒磯市立黒磯中学校]]<ref name="joc">{{PDFlink|[http://www.joc.or.jp/games/east_asia/2009/pdf/meibo/02.pdf 第5回東アジア競技大会 日本代表選手団名簿]}} [[日本オリンピック委員会]]</ref>
* [[栃木県立矢板東高等学校・附属中学校|栃木県立矢板東高等学校]]<ref name="joc" />
* [[早稲田大学ア式蹴球部]]
* 1981年4月 - 1992年5月<ref name="fct2001" /> {{Flagicon|JPN}} [[三菱重工業サッカー部|三菱重工業 / 三菱自動車]]

== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
!colspan="4"|日本!!colspan="2"|リーグ戦!!colspan="2"|[[JSLカップ|JSL杯]]!!colspan="2"|[[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]!!colspan="2"|期間通算
|-
|[[1981年のJSL|1981]]||rowspan=11|[[三菱重工業サッカー部|三菱]]||||rowspan=8|[[日本サッカーリーグ|JSL1部]]||18||4||||||||||||
|-
|[[1982年のJSL|1982]]||14||18||7||||||||||||
|-
|[[1983年のJSL|1983]]||11||18||3||||||||||||
|-
|[[1984年のJSL|1984]]||rowspan=8|9||18||8||||||||||||
|-
|[[1985年のJSL|1985]]||22||10||||||||||||
|-
|[[1986年-1987年のJSL|1986-87]]||22||8||||||||||||
|-
|[[1987年-1988年のJSL|1987-88]]||22||10||||||||||||
|-
|[[1988年-1989年のJSL|1988-89]]||18||3||||||||||||
|-
|[[1989年-1990年のJSL|1988-89]]||[[日本サッカーリーグ|JSL2部]]||16||9||1||0||||||||
|-
|[[1990年-1991年のJSL|1990-91]]||rowspan=2|JSL1部||18||3||1||0||0||0||19||3
|-
|[[1991年-1992年のJSL|1991-92]]||2||0||1||0||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算始|2|日本|JSL1部}}176||56||||||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|JSL2部}}16||9||1||0||||||||
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}192||65||||||||||||
|}
その他の公式戦
* 1990年
** [[コニカカップ]] 5試合3得点

==代表歴==
===出場大会など===
*[[アジア競技大会サッカー競技|アジア競技大会]]([[1978年アジア競技大会におけるサッカー競技|1978]], [[1982年アジア競技大会におけるサッカー競技|1982]], [[1986年アジア競技大会におけるサッカー競技|1986]])
*[[FIFAワールドカップ]]予選（[[1982 FIFAワールドカップ|1982]], [[1986 FIFAワールドカップ|1986]]）
*[[オリンピックサッカー競技|オリンピック]]予選（[[ロサンゼルスオリンピック (1984年) におけるサッカー競技|1984]], [[ソウルオリンピックにおけるサッカー競技|1988]]）

===試合数===
*国際Aマッチ 75試合 37得点 (1978-1988)<ref name="jfa2013" />

{{サッカー代表個人成績|日本|2}}
|-
|1978||6||1||0||0||6||1
|-
|1979||2||0||1||0||3||0
|-
|1980||5||2||6||0||11||2
|-
|1981||10||1||8||5||18||6
|-
|1982||6||3||10||1||16||4
|-
|1983||10||6||18||7||28||13
|-
|1984||7||5||5||3||12||8
|-
|1985||10||5||8||4||18||9
|-
|1986||6||7||6||1||12||8
|-
|1987||11||7||15||1||26||8
|-
|1988||2||0||17||11||19||11
|-
!通算
|75||37||94||33||169||70
|}

=== 得点数 ===
{| class="wikitable" style="font-size:smaller;"
! # !! 年月日 !! 開催地 !! 対戦国 !! スコア !! 結果 !! 試合概要
|-
| 1 || 1978年12月13日 || [[タイ王国|タイ]]、[[バンコク]] || {{BHRf}} || 4-0 || 勝利 || [[1978年アジア競技大会におけるサッカー競技|1978年アジア競技大会]]
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| 2 || 1980年6月9日 || [[中華人民共和国]]、[[広州市|広州]] || {{HKG1959f}} || 3-2 || 勝利 || 広州国際大会
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| 3 || 1980年6月18日 || 中華人民共和国、広州 || {{HKG1959f}} || 2-0 || 勝利 || 広州国際大会
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| 4 || 1981年9月8日 || [[マレーシア]]、[[クアラルンプール]] || {{AREf}} || 3-2 || 勝利 || [[ムルデカ大会]]
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| 5 ||rowspan=2|1982年11月23日 ||rowspan=2|[[インド]]、[[ニューデリー]] ||rowspan=2|{{SYEf}}||rowspan=2|3-1||rowspan=2|勝利||rowspan=2|[[1982年アジア競技大会におけるサッカー競技|1982年アジア競技大会]]
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|6
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| 7 || 1982年11月25日 || インド、ニューデリー || {{KORf}} || 2-1 || 勝利 ||1982年アジア競技大会
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| 8 ||rowspan=2|1983年2月12日 ||rowspan=2|[[シリア]]、[[ダマスカス]] ||rowspan=2|{{SYRf}} ||rowspan=2|2-2 ||rowspan=2|引分 ||rowspan=2|親善試合
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| 9
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| 10 || 1983年9月4日 || [[日本]]、[[東京]] || {{PHLf}} || 7-0 || 勝利 || [[ロサンゼルスオリンピック (1984年) におけるサッカー競技|ロサンゼルス五輪]]予選
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| 11 || 1983年9月7日 || 日本、東京 || {{PHLf}} || 7-0 || 勝利 || ロサンゼルス五輪予選
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| 12 || 1983年9月15日 || 日本、東京 || {{TPE1981f}} || 2-0 || 勝利 || ロサンゼルス五輪予選
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| 13 || 1983年9月25日 || [[ニュージーランド]]、[[オークランド (ニュージーランド)|オークランド]] || {{NZLf}} || 1-3 || 敗戦 || ロサンゼルス五輪予選
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| 14 ||rowspan=2|1984年3月6日||rowspan=2|[[ブルネイ]]、[[バンダルスリブガワン]] ||rowspan=2|{{BRUf}}||rowspan=2|7-1||rowspan=2|勝利||rowspan=2|親善試合 
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| 15
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| 16 || 1984年4月18日 || [[シンガポール]] || {{MYSf}} || 1-2 || 敗戦 || ロサンゼルス五輪予選
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| 17 || 1984年4月21日 || シンガポール || {{IRQ1963f}} || 1-2 || 敗戦 || ロサンゼルス五輪予選
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| 18 || 1984年4月26日 || シンガポール || {{QATf}} || 1-2 || 敗戦 || ロサンゼルス五輪予選
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| 19 || 1985年2月23日 || シンガポール || {{SGPf}} || 3-1 || 勝利 || [[1986 FIFAワールドカップ・アジア予選|1986 FIFAワールドカップ予選]]
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| 20 || 1985年3月21日 || [[日本]]、[[東京]] || {{PRKf}} || 1-0 || 勝利 || 1986 FIFAワールドカップ予選
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| 21 || 1985年5月18日 || 日本、東京 || {{SGPf}} || 5-0 || 勝利 || 1986 FIFAワールドカップ予選
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| 22 || 1985年8月11日 || 日本、[[神戸市]] || {{HKG1959f}} || 3-0 || 勝利 || 1986 FIFAワールドカップ予選
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| 23 || 1985年9月22日 || [[香港]] || {{HKG1959f}} || 2-1 || 勝利 || 1986 FIFAワールドカップ予選
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| 24 || 1986年7月25日 || [[マレーシア]]、[[クアラルンプール]] || {{SYRf}} || 4-0 || 勝利 || ムルデカ大会
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| 25 || 1986年8月1日 || マレーシア、クアラルンプール || {{MYSf}} || 2-1 || 勝利 || ムルデカ大会
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| 26 || 1986年9月20日 || [[大韓民国]]、[[大田広域市|大田]] || {{NPLf}} || 5-0 || 勝利 || [[1986年アジア競技大会におけるサッカー競技|1986年アジア競技大会]]
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| 27 || 1986年9月20日 || 大韓民国、大田 || {{BANf}} || 4-0 || 勝利 ||1986年アジア競技大会
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| 28 ||rowspan=3|1986年9月28日||rowspan=3|大韓民国、大田||rowspan=3|{{BANf}}||rowspan=3|4-0||rowspan=3|勝利||rowspan=3|1986年アジア競技大会
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| 29
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| 30
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| 31 || 1987年4月8日 || 日本、東京 || {{INAf}} || 3-0 || 勝利 || [[ソウルオリンピックにおけるサッカー競技|ソウル五輪]]予選
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| 32 || 1987年5月27日 || 日本、[[広島市]] || {{SENf}} || 2-2 || 引分 || [[キリンカップサッカー|キリンカップ]]
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| 33 || 1987年6月26日 || [[インドネシア]]、[[ジャカルタ]] || {{INAf}} || 2-1 || 勝利 || ソウル五輪予選
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|34||rowspan=3|1987年9月18日||rowspan=3|日本、東京||rowspan=3|{{NPLf}}||rowspan=3|9-0||rowspan=3|勝利||rowspan=3|ソウル五輪予選
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| 35
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| 36
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| 37 || 1987年10月14日 || 中華人民共和国、広州 || {{CHNf}} || 1-0 || 勝利 || ソウル五輪予選
|}

== 指導歴 ==
*1992年 - 1999年 {{Flagicon|JPN}} [[浦和レッドダイヤモンズ]]
**1992年6月 - 1994年 トップチーム コーチ
**1995年 - 1996年 ユース 監督
***1996年 サテライトチームコーチ (兼任)
**1997年 トップチーム コーチ (サテライト兼任)
**1998年 - 1999年 トップチーム 監督
*2002年 - 2005年 {{Flagicon|JPN}} [[FC東京]] トップチーム 監督
*2007年 {{Flagicon|JPN}} FC東京 トップチーム 監督
*2009年 -  [[日本サッカー協会]]
**2009年2月 - 技術委員長 (強化担当)<ref name="jfa2013" />
**2009年2月 - 特認理事<ref name="jfa2013" />
**2009年11月 - 国際マッチメイク委員<ref name="jfa2013" />
**2010年7月 - 理事<ref name="jfa2013" />
***2010年9月 {{Fb|JPN|name=サッカー日本代表}} 監督代行<ref name="jfa2013" />
**2013年12月 - 専務理事<ref name="jfa2013" />
*2010年7月 - 日本プロサッカーリーグ 理事<ref name="jfa2013" />

== 監督成績 ==
{| class="wikitable" style="text-align:center; margin:1em; line-height:0.95em;"
! rowspan="2" |年度!! rowspan="2" |所属!! rowspan="2" |クラブ!! colspan="6" |リーグ戦!! colspan="2"|カップ戦
|-
!順位!!勝点!!試合!!勝!!分!!敗!![[Jリーグカップ|ナビスコ杯]]!![[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]
|-
|[[1998年のJリーグ|1998]]||rowspan=2|[[浦和レッドダイヤモンズ|浦和]]||[[日本プロサッカーリーグ|J]]||6位||61||34||22||-||12||予選リーグ敗退||ベスト8
|- 
|[[1999年のJリーグ|1999]]||rowspan=6|[[Jリーグ ディビジョン1|J1]]||13位*||13||15||3||4||8||ベスト8||-
|- 
|[[2002年のJリーグ|2002]]||rowspan=5|[[FC東京]]||9位||39||30||13||2||15||ベスト8||3回戦敗退
|- 
|[[2003年のJリーグ|2003]]||4位||49||30||13||10||7||ベスト8||4回戦敗退
|- 
|[[2004年のJリーグ|2004]]||8位||41||30||10||11||9||優勝||ベスト8
|- 
|[[2005年のJリーグ|2005]]||10位||47||34||11||14||9||予選リーグ敗退||5回戦敗退
|- 
|[[2007年のJリーグ|2007]]||12位||45||34||14||3||17||ベスト8||ベスト8
|-
!通算!!日本!!J1
||-||-||207||86||44||77||-||-
|-
!colspan=3|総通算
||-||-||207||86||44||77||-||-
|}
*1999年は解任時点（1stステージ終了時）の順位。

== 関連情報 ==
=== 書籍 ===
*{{Cite book|和書|author=[[岩崎龍一]]|date=2002|title=スーパーストライカーセレクション2002 (監修)|publisher=[[ザマサダ]]|isbn=4883970752}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
;注釈
{{Reflist|group="注"}}
;出典
{{Reflist|3}}

== 関連項目 ==
*[[サッカー解説者一覧]]
*[[デポルティーボ・ラ・コルーニャ]] (リーガ・エスパニョーラ)
*[[Foot!]] (FC東京監督就任前までコメンテーター、2003年より「原博実のスペイン紀行」を放送)
*[[ヨーロピアンキングス]]
*[[浦和レッドダイヤモンズの選手一覧#監督]]
*[[FC東京の選手一覧#監督]]

== 外部リンク ==
*{{Twitter|iijikantai}}
;プロフィール
*{{FIFA player|50598}}{{en icon}}
*{{Nfteams|21210}}{{en icon}}
*{{Wayback|date=20070808034706|url=http://www.fctokyo.co.jp/home/index.phtml?cont=player&pprof_id=mn0|title=プロフィール (2007年版)}} - FC東京
;特集
*[http://archive.sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200504/at00004563.html 飽くなき娯楽性と大勝利の追求、05シーズン版FC東京 原博実監督インタビュー (1/3)] , [http://archive.sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200504/at00004564.html (2/3)] , [http://archive.sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/column/200504/at00004565.html (3/3)] - スポーツナビ (2005年4月29日)
*[http://www5.nikkansports.com/soccer/hara/top-hara.html 連載コラム「核心を突く」] - [[日刊スポーツ]] (2008年2月 - 2009年2月)
*[http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/shukyu/201005/CK2010052102000223.html <TALK★FOOTBALL> 原博実技術委員長　激白] - [[東京中日スポーツ]] (2010年5月30日)
*[http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/shukyu/201009/CK2010091602000204.html 原委員長が明かす新監督誕生の裏側] - 東京中日スポーツ (2010年9月27日)
*[http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/shukyu/201009/CK2010091702000202.html 原委員長が語る4年後への道筋] - 東京中日スポーツ (2010年9月28日)
*[http://www.nikkei.com/article/DGXDZO16577640Y0A011C1US0000/ ザック監督に賭けた思い サッカー協会・原博実 (上)] , [http://www.nikkei.com/article/DGXDZO16577640Y0A011C1US0000/?df=2 (下)] - [[日本経済新聞]] (2010年10月20日)
*[http://www.footballchannel.jp/2013/02/28/post2666/ 【秋春制を考える】原博実技術委員長に聞く日本サッカーの強化ビジョン (前編) (1/3)] , [http://www.footballchannel.jp/2013/02/28/post2666/2/ (2/3)] , [http://www.footballchannel.jp/2013/02/28/post2666/3/ (3/3)] - フットボールチャンネル (2013年2月28日)
*[http://www.footballchannel.jp/2013/03/01/post2684/ 同 (後編) (1/4)] , [http://www.footballchannel.jp/2013/03/01/post2684/2/ (2/4)] , [http://www.footballchannel.jp/2013/03/01/post2684/3/ (3/4)] , [http://www.footballchannel.jp/2013/03/01/post2684/4/ (4/4)] - (2013年3月1日)
*[http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/soccer/shukyu/201401/CK2014011802000269.html 原博実 日本の船頭になる] - 東京中日スポーツ (2014年1月18日)

== 参考文献 ==
*{{Cite book|和書|title=1917-2002 日本サッカー史 代表篇|author=[[後藤健生]]|year=2002|publisher=[[双葉社]]|ref=TGoto|isbn=978-4575294897}}
*{{Cite book|和書|author=[[後藤勝_(ライター)|後藤勝]]|title=トーキョーワッショイ!|year=2005|publisher=双葉社|ref=MGoto|isbn=978-4575297829}}
*{{Cite book|和書|author=[[西部謙司]]|date=2007|title=最も愛される監督・原博実 ヒロミズム|publisher=[[出版芸術社]]|ref=Nish|isbn=978-488293-3274|url=http://www.spng.jp/sab_sport/harahiromi.html}}
*{{Cite book|和書|author=[[いとうやまね]]|title=プロフットボーラーの家族の肖像|year=2013|publisher=[[カンゼン]]|ref=Ito|isbn=978-4862551900}}

{{浦和レッドダイヤモンズ歴代監督}}
{{FC東京及びその前身チーム歴代監督}}

{{DEFAULTSORT:はら ひろみ}}
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