佐藤義則のソースを表示

{{otheruses|元プロ野球選手|[[棋士 (将棋)|将棋棋士]]|佐藤義則 (棋士)|現役プロ野球選手の佐藤由規|由規}}
{{Infobox baseball player
|選手名             = 佐藤 義則
|所属球団           = 東北楽天ゴールデンイーグルス
|役職               = コーチ
|背番号             = 71
|選手写真ファイル名 = Sato yoshinori.jpg
|写真のコメント     = 2011年8月30日、[[秋田県立野球場|こまちスタジアム]]にて
|国籍               = {{JPN}}
|出身地             = [[北海道]][[奥尻郡]][[奥尻町]]
|生年月日           = {{生年月日と年齢|1954|9|11}}
|没年月日           = 
|身長               = 181
|体重               = 86
|利き腕             = 右
|打席               = 右
|守備位置           = [[投手]]
|プロ入り年度       = {{NPBドラフト|1976}}
|ドラフト順位       = ドラフト1位
|初出場             = 1977年5月11日
|最終出場           = 1998年10月1日
|経歴               = <nowiki></nowiki>
* [[函館大学付属有斗高等学校|函館有斗高等学校]]
* [[日本大学硬式野球部|日本大学]]
* [[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス<br />オリックス・ブレーブス<br />オリックス・ブルーウェーブ]] (1977 - 1998)
| 経歴補足題         = 監督・コーチ歴
| 経歴補足           = <nowiki></nowiki>
* オリックス・ブルーウェーブ (1999 - 2000)
* [[阪神タイガース]] (2002 - 2004)
* [[北海道日本ハムファイターズ]] (2005 - 2007)
* [[東北楽天ゴールデンイーグルス]] (2009 - )
}}
'''佐藤 義則'''（さとう よしのり、[[1954年]][[9月11日]] - ）は、[[北海道]]出身の元[[プロ野球選手]]（[[投手]]）、野球指導者。愛称は「'''ヨシ'''」。{{by|2009年}}から、[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]一軍投手コーチ。{{by|2014年}}5月27日から7月1日までは、一軍監督代行を兼務していた。

== 経歴 ==
=== アマチュア時代 ===
[[奥尻島]]の[[奥尻町立奥尻中学校|奥尻中学校]]卒業後、[[函館大学付属有斗高等学校|函館有斗高校]]に進む。エースとして{{by|1972年}}[[全国高等学校野球選手権南北海道大会|夏の甲子園南北海道予選]]決勝に進出するが、[[北海道苫小牧工業高等学校|苫小牧工]]に0-2で惜敗し甲子園出場を逸する。卒業後は[[日本大学]]に進学。当時の日大は低迷期にあり、[[東都大学野球連盟|東都大学リーグ]]では、{{by|1974年}}秋季リーグ後に二部降格（1季のみ）も経験する。しかし{{by|1976年}}秋季リーグでは8勝4敗の好成績をあげ、シーズン78奪三振（東都大学リーグでは[[円子宏]]の83奪三振に次ぐ当時第2位）を記録した。また同年の[[第5回日米大学野球選手権大会日本代表]]に選出されている。一部リーグ通算62試合登板、22勝21敗、[[防御率]]2.48、242[[三振#奪三振|奪三振]]。大学同期には和泉貴樹（[[日立製作所硬式野球部|日立製作所]]－日大監督）らがいる。同年秋の[[1976年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト会議]]で[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]の1位指名を受け入団した。

=== プロ時代 ===
1年目の{{by|1977年}}に7勝を挙げて[[最優秀新人 (日本プロ野球)|新人王]]に選出され、[[1977年の日本シリーズ|日本シリーズ]]にも登板する。2年目の{{by|1978年}}には初めて[[1978年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]に出場し、シーズン13勝を記録したが、[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルトスワローズ]]との[[1978年の日本シリーズ|日本シリーズ]]ではベンチ入りするも故障のため登板がなく、[[山口高志]]の故障離脱もあって[[山田久志]]や[[今井雄太郎]]の負担を増すこととなった。

{{by|1981年}}には腰痛のため一軍登板がなく、一時期[[引退|任意引退]]扱いとなったが、翌{{by|1982年}}から[[リリーフ]]投手として復活。{{by|1984年}}に[[先発投手]]に復帰した。{{by|1985年}}に21勝で[[最多勝利]]のタイトルを獲得。[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]での20勝投手は{{by|2003年}}の[[斉藤和巳]]まで現れず、プロ野球界では[[昭和]]時代最後の20勝投手でもあった。

{{by|1986年}}には[[最優秀防御率 (日本プロ野球)|最優秀防御率]]のタイトルを獲得し、{{by|1987年}}、それまで12年連続で[[開幕投手]]を務めていた山田久志に代わってプロ入り11年目で初の開幕投手を務めた。しかし、このシーズンはわずか7勝に終わっている。{{by|1988年}}オフに阪急がオリックスとなった後も、[[山沖之彦]]、[[星野伸之]]らとともに投手陣の中心として先発の一角を担った。

{{by|1993年}}7月12日に出身地の奥尻島が[[北海道南西沖地震]]およびそれに伴う[[火災]]と[[津波]]によって壊滅的被害を受けた翌日に[[1993年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]に選出され、7月21日の第2戦に登板し2回4奪三振を記録した。なお、この震災で叔母を亡くしており、すぐにでも故郷へ帰りたい気持ちをこらえての力投だった。

{{by|1995年}}には今度は自身の所属する[[オリックス・バファローズ|オリックス・ブルーウェーブ]]の本拠地である神戸が[[阪神・淡路大震災]]に襲われ、一時は試合開催も危ぶまれる大被害を受けた。この年は8月26日の対[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]戦（[[藤井寺球場]]）でNPB史上最年長<ref>2006年に中日の[[山本昌]]が更新</ref>での[[ノーヒットノーラン]]を達成。チームは「がんばろうKOBE」を合言葉に一丸となって結束し、最終的には{{by|1984年}}以来、11年ぶりのリーグ優勝を果たす。ヤクルトスワローズと対戦した[[1995年の日本シリーズ|日本シリーズ]]では経験を買われて第1戦に登板したが、敗戦投手となった。

翌年パ・リーグ連覇を果たした後の日本シリーズでも登板がないなど、衰えが顕著となり、{{by|1998年}}シーズンを最後に、44歳で現役引退した。

落差の大きな独特の[[変化球]]は「[[球種 (野球)#ヨシボール|ヨシボール]]」と呼ばれた。このボールは、指が短くて[[フォークボール]]が投げられない佐藤が「人差し指と中指で挟めないなら親指と人差し指で挟もう」という考えで編み出したものである。

また、時速140km/h台の[[速球]]を引退まで投げ続けることができた。

=== 引退後 ===
{{by|1999年}}に、オリックスの二軍投手コーチへ就任した。出身地の奥尻島では、現役時代の背番号にちなんで、[[平成]]11年（1999年）11月11日に「佐藤義則野球展示室」を開設した。

{{by|2000年}}限りでオリックスを退団すると、{{by|2001年}}には、[[J SPORTS|Jスポーツ]]の[[野球解説者]]と[[デイリースポーツ]]の野球評論家を務めた。

{{by|2002年}}から{{by|2004年}}まで、[[阪神タイガース]]で一軍投手コーチを担当。{{by|2003年}}には、[[星野仙一]]が監督の下で、チーム18年ぶりの[[セントラル・リーグ]]優勝に貢献した。

{{by|2005年}}に[[北海道日本ハムファイターズ]]の二軍投手コーチへ就任。翌{{by|2006年}}には、一軍投手コーチとして投手陣の整備に尽力したが、同年のシーズン終了後に退団した。

{{by|2007年}}に、[[プロ野球マスターズリーグ]]の[[札幌アンビシャス]]へ加入。また、株式会社スーパーエージェントと[[マネジメント]]契約を結んだ。

{{by|2008年}}には、[[札幌テレビ放送|札幌テレビ]]・[[STVラジオ]]・[[サンテレビジョン|サンテレビ]]・Jスポーツで解説者として活動した後に、10月から[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]の一軍投手コーチに就任した。

{{by|2010年}}12月7日に、[[野球殿堂 (日本)|野球殿堂]]入り候補者名簿（プレーヤー部門）へ掲載<ref>[http://www.npb.or.jp/museum/news20101207.html 「平成23年 第51回競技者表彰委員会 野球殿堂入り候補者名簿」発表] - 日本野球機構オフィシャルサイト</ref>。楽天のコーチとしてヘッド格の立場になった{{by|2013年}}<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/10/16/kiji/K20121016004339050.html 星野監督　来季は「ヘッド格は佐藤で仁村は野手のチーフ」] - スポーツニッポン</ref>には、{{by|2011年}}から一軍監督へ就任した星野の下で、球団初のパ・リーグ優勝と日本シリーズ制覇に貢献した。

{{by|2014年}}には、5月26日に星野が持病の腰痛で休養したため、星野に代わって当日の対[[東京ヤクルトスワローズ]]戦（[[明治神宮野球場]])を指揮（試合は1対4で敗戦）<ref>{{cite news|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/05/26/kiji/K20140526008240070.html |title=星野監督　腰痛で休養、歩行困難　佐藤投手コーチが代行|newspaper=スポーツニッポン|publisher=|date=2014-05-26|accessdate=2014-05-26}}</ref>。その後の診断で星野が腰椎[[椎間板ヘルニア]]と胸椎[[黄色靭帯骨化症]]を発症していることが判明したため、楽天球団では翌5月27日に、星野の休養と佐藤の監督代行就任を発表した<ref>{{cite news|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4216.html|title=星野仙一監督 休養のお知らせ|newspaper=|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト|date=2014-05-27|accessdate=2014-05-27}}</ref>。翌[[5月28日]]の対[[読売ジャイアンツ]]戦（[[東京ドーム]]）では、監督代行として4対0で初勝利<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2014/05/28/kiji/K20140528008254470.html 佐藤監督代行が初白星　観戦三木谷オーナー「監督も安心すると思う」]スポーツニッポン2014年5月日28配信</ref>。7月2日、球団は二軍監督の[[大久保博元]]を一軍監督代行とすることを発表、佐藤は一軍投手コーチ専念することになった<ref>{{cite news|url=http://www.rakuteneagles.jp/news/detail/4324.html|title=監督代行・コーチ人事に関して|newspaper=|publisher=東北楽天ゴールデンイーグルス公式サイト|date=2014-07-02|accessdate=2014-07-02}}</ref>。

== プレースタイル・人物 ==
投手コーチとしては、[[井川慶]]、[[ダルビッシュ有]]、[[武田久]]、[[田中将大]]などを球界を代表する投手に育て上げるなど、育成の手腕を高く評価されている。2006年の日本ハム春季キャンプでは、一軍監督の[[トレイ・ヒルマン]]に対して、投手陣の投げ込みや走り込みの大切さを説いたとされる。楽天への入団が決まった直後には、日本ハム時代の教え子であるダルビッシュが、当時楽天に在籍していた[[田中将大]]に対して電話で「ヨシさん（佐藤）の言うことは間違いない」というアドバイスを送った<ref>[http://number.bunshun.jp/articles/-/10704 永谷脩『渡り鳥、佐藤義則を酔わせる投手とは？』 Sports Graphic Number 718号]</ref>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別投手成績 ===
{| {{投手成績|リーグ=日本プロ野球}}
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1977}}
|rowspan="21" style="text-align: center; white-space: nowrap;"|[[オリックス・バファローズ|阪急<br />オリックス]]
|20||13||5||1||0||7||3||1||--||.700||474||109.2||104||11||50||2||5||75||4||0||48||47||3.86||1.40
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1978}}
|33||26||12||3||1||13||8||1||--||.619||814||194.0||176||22||'''73'''||1||6||114||3||0||88||78||3.62||1.28
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1979}}
|26||17||11||1||0||10||6||2||--||.625||696||155.1||177||22||65||1||4||92||1||0||85||74||4.29||1.56
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1980}}
|30||18||4||0||0||4||13||0||--||.235||615||135.2||135||30||81||0||4||93||2||1||98||88||5.84||1.59
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1982}}
|39||0||0||0||0||4||2||13||--||.667||351||82.2||68||7||47||2||1||64||'''6'''||0||24||23||2.50||1.39
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1983}}
|33||1||0||0||0||1||8||16||--||.111||240||54.2||48||8||28||2||2||52||0||0||29||25||4.12||1.39
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1984}}
|33||28||17||4||0||17||6||1||--||.739||886||210.1||177||19||'''106'''||2||6||'''136'''||2||0||85||82||3.51||1.35
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1985}}
|35||'''34'''||'''23'''||2||3||'''21'''||11||0||--||.656||'''1146'''||'''260.1'''||'''279'''||29||'''105'''||3||7||'''188'''||7||0||'''136'''||'''124'''||4.29||1.48
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1986}}
|21||20||13||'''4'''||'''4'''||14||6||0||--||.700||648||162.0||144||19||34||3||4||105||6||0||53||51||'''2.83'''||1.10
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1987}}
|27||20||9||1||0||7||8||3||--||.467||634||147.1||164||19||47||3||5||90||7||1||79||77||4.70||1.43
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1988}}
|25||25||14||'''5'''||1||13||10||0||--||.565||820||195.2||176||22||70||4||'''10'''||112||4||0||76||70||3.22||1.26
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1989}}
|28||25||7||1||0||9||13||0||--||.409||749||165.2||195||21||71||4||2||105||1||0||'''106'''||92||5.00||1.61
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1990}}
|17||17||7||0||0||7||7||0||--||.500||473||108.2||111||18||41||1||2||83||7||1||63||58||4.80||1.40
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1991}}
|28||7||1||0||0||3||8||8||--||.273||326||70.1||83||4||32||1||3||62||5||0||33||33||4.22||1.64
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1992}}
|21||13||5||1||1||9||5||3||--||.643||472||115.0||100||17||35||0||4||86||3||0||44||41||3.21||1.17
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1993}}
|21||21||6||2||0||9||8||0||--||.529||597||142.0||123||10||55||0||2||99||3||0||62||56||3.55||1.25
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1994}}
|20||19||5||1||0||8||8||0||--||.500||552||130.1||126||14||42||2||2||93||5||0||54||51||3.52||1.29
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1995}}
|16||15||2||1||0||4||2||0||--||.667||365||86.1||82||7||29||0||4||57||2||0||39||37||3.86||1.29
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1996}}
|10||6||0||0||0||1||2||0||--||.333||151||30.2||39||3||21||0||2||21||4||0||21||19||5.58||1.96
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1997}}
|10||9||0||0||0||4||3||0||--||.571||197||43.1||50||5||22||1||0||22||1||0||23||21||4.36||1.66
|-
|style="text-align: center;"|{{by2|1998}}
|8||1||0||0||0||0||0||0||--||----||38||8.2||11||1||1||0||0||6||0||0||5||5||5.19||1.38
|-
!colspan="2"|通算：21年
|501||335||141||27||10||165||137||48||--||.546||11244||2608.2||2568||308||1055||32||75||1755||73||3||1251||1152||3.97||1.39
|}
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高
* 阪急（阪急ブレーブス）は、1989年にオリックス（オリックス・ブレーブス）に球団名を変更

=== タイトル ===
* [[最多勝利|最多勝]]：1回 （1985年）
* [[最優秀防御率 (日本プロ野球)|最優秀防御率]]：1回 （1986年）
* [[最多奪三振 (日本プロ野球)|最多奪三振]]（当時連盟表彰なし）：2回 （1984年、1985年）  ※パシフィック・リーグでは、1989年より表彰

=== 表彰 ===
* [[最優秀新人 (日本プロ野球)|新人王]] （1977年）
* [[月間MVP (日本プロ野球)|月間MVP]]：3回 （1985年6月、1990年5月、1992年7月）

=== 記録 ===
; 初記録
* 初登板：1977年5月11日、対[[埼玉西武ライオンズ|クラウンライターライオンズ]]前期7回戦（[[京都市西京極総合運動公園野球場|西京極球場]]）、3回表1死に2番手として救援登板、4回2/3を無失点
* 初奪三振：同上、4回表に[[基満男]]から
* 初先発・初勝利・初完投勝利：1977年5月21日、対[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]前期8回戦（[[阪急西宮スタジアム|阪急西宮球場]]）、9回1失点
* 初完封勝利：1977年9月4日、対[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテオリオンズ]]後期9回戦（[[明治神宮野球場]]）
* 初セーブ：1977年10月6日、対[[大阪近鉄バファローズ|近鉄バファローズ]]後期13回戦（[[岡山県野球場]]）、9回表2死に3番手として救援登板・完了、1/3回無失点

; 節目の記録
* 1000投球回：1985年5月15日、対近鉄バファローズ6回戦（阪急西宮球場）、5回表3死目に達成
* 1500投球回：1987年8月27日　対近鉄バファローズ19回戦（阪急西宮球場）、7回表2死目に達成
* 1000奪三振：同上、8回表に[[ベン・オグリビー]]から　※史上74人目
* 100勝：1988年4月30日、対ロッテオリオンズ4回戦（阪急西宮球場）、9回4失点（自責点2）完投勝利 ※史上95人目
* 2000投球回：1991年4月28日、対近鉄バファローズ4回戦（[[藤井寺球場]]）、2回表2死目に達成　※史上69人目
* 1500奪三振：1993年7月9日、対[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]14回戦（[[神戸総合運動公園野球場|グリーンスタジアム神戸]]）、5回表に[[浜名千広]]から　※史上35人目
* 150勝：1994年4月19日、対千葉ロッテマリーンズ1回戦（グリーンスタジアム神戸）、9回完封勝利 ※史上39人目
* 2500投球回：1995年8月15日、対千葉ロッテマリーンズ17回戦（グリーンスタジアム神戸）、3回表1死目に達成 ※史上39人目
* 500試合登板：1998年9月26日、対福岡ダイエーホークス26回戦（グリーンスタジアム神戸）、9回表2死に2番手として救援登板・完了 ※史上69人目

; その他の記録
* [[ノーヒットノーラン]]：1995年8月26日、対近鉄バファローズ19回戦（藤井寺球場） ※史上61人目
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場：7回 （1978年、1984年、1985年、1988年、1989年、1993年、1994年）

=== 背番号 ===
* '''11''' （1977年 - 1998年）
* '''75''' （1999年 - 2000年、2002年 - 2004年）
* '''81''' （2005年 - 2007年）
* '''71''' （2009年 - ）

== 関連情報 ==
=== 著書 ===
* 『大人の野球：不惑のノーヒットノーラン』（[[ベストセラーズ]]、2001年、ISBN 4-584-12008-0）

=== 書籍 ===
* 『佐藤義則 一流の育て方：ダルビッシュ有・田中将大との1600日』（[[永谷脩]]著、[[徳間書店]]、2010年11月 ISBN 978-4-19-863071-3）
** 『超一流の育て方：楽天イーグルス投手コーチ・佐藤義則とエースの5年間』（改題・大幅加筆・再編集、[[KADOKAWA]]（中経の文庫）、2013年12月、ISBN 9784046000866）

=== 解説者としての出演番組 ===
* [[Dramatic Game 1844|PRIDE&SPIRIT 日本プロ野球]]
* [[STVアタックナイター]]
* [[サンテレビボックス席]]
* [[J SPORTS STADIUM]]　- オリックス戦のみ

=== その他の出演番組 ===
* 『[[プロフェッショナル 仕事の流儀]]「まっすぐ戦う、勇気を持て プロ野球東北楽天ゴールデンイーグルス投手コーチ・佐藤義則」』（2012年4月23日、NHK[[NHK総合テレビジョン|総合]]）

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[北海道出身の人物一覧]]
* [[日本大学の人物一覧]]
* [[オリックス・バファローズの選手一覧]]
* [[ノーヒットノーラン達成者一覧]]

== 外部リンク ==
{{BASEBALLstats |npb= |brjpn=sato--003yos |cpbl=}}

{{東北楽天ゴールデンイーグルス}}
{{東北楽天ゴールデンイーグルス歴代監督|東北楽天ゴールデンイーグルス|2014.5.27 - 7.1|代行}}
{{Navboxes|title=業績
|list1=
</span>
{{パシフィック・リーグ新人王}}
{{パシフィック・リーグ最多奪三振}}
{{パシフィック・リーグ最多勝投手}}
{{パシフィック・リーグ最優秀防御率}}
{{日本シリーズ第1戦先発投手 (パ・リーグ)}}
{{オリックス・バファローズ開幕投手|阪急ブレーブス、オリックス・ブレーブス、オリックス・ブルーウェーブ}}
}}
{{阪急ブレーブス1976年ドラフト指名選手}}

{{DEFAULTSORT:さとう よしのり}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:日本大学硬式野球部の選手]]
[[Category:オリックス・バファローズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:最多勝利 (NPB)]]
[[Category:最優秀防御率 (NPB)]]
[[Category:最多奪三振 (NPB)]]
[[Category:パシフィック・リーグ最優秀新人 (NPB)]]
[[Category:野球監督]]
[[Category:阪神タイガース関連人物]]
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[[Category:存命人物]]