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住職
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{{出典の明記|date=2012年3月}} '''住職'''(じゅうしょく)は、本来「'''住持職'''」と呼ばれている[[仏教]]の[[職名]](宗教上の地位)を省略した呼称で、一[[寺院]]を管掌する[[僧|僧侶]]のこと。 ==概要== 本来は「寺主」や「[[維那]]」(いな)などと呼んでいたが、[[宋代]]に「'''住持'''(じゅうじ)」という呼称が[[禅宗]]で使用され、それが後に一般的となり、[[職の体系|職]]も付与して「住持職」と呼ぶようになった。 「住職」には、各[[宗派]]毎に資格規定が設けられている。[[僧侶]]であるならば誰でも住職になれるとは限らず、女性住職を認めない宗派や、逆に住職資格がない僧しか居住していない寺院があり、僧侶はいるのに'''無住'''(住職の無い)とされる場合もある。 一般的には、[[学校]]を卒業後、修行道場で一定の期間研鑽に励んで宗派の事務統括所に登録すると住職資格を得る事が出来る。学歴や宗教系学校か否かや、住職となる寺院の規模によって道場の研鑽期間は異なる。 なお、寺院に新たに住職が着任する際には[[晋山式]]([[浄土真宗]]では[[住職継承]])という[[儀式]]を行う。 == 宗派による違い == 浄土真宗系などの寺院は[[世襲]]により住職を継承することも多い。 [[日蓮正宗]]では、[[大石寺住職一覧|法主]]の任命により[[大石寺|総本山]]より各[[寺院]]へ派遣される体制を採っている。 == 住職の呼称 == <!--おおむね古い宗派順--> <table class="wikitable" width="500" border="1" cellspacing="1"> <tr> <th scope="col"> </th> <th scope="col">一般住職</th> <th scope="col">宗派や本山の長</th> </tr> <tr> <th scope="row">[[律宗]]</th><!--中国5,6世紀、日本8世紀--> <td>和尚(わじょう)</td> <td>長老</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[天台宗]]</th><!--中国6世紀、日本9世紀--> <td>法印・和尚・[[阿闍梨]]</td> <td>座主(ざす)・執行(しぎょう)</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[真言宗]]</th><!--9世紀--> <td>和尚・方丈・[[阿闍梨]]</td> <td>管長・長者・化主(けしゅ)</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[臨済宗]]</th><!--中国の禅宗五家の一つ、晩唐9世紀、日本12世紀--> <td>和尚・方丈・老師</td> <td>管長</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[曹洞宗]]</th><!--中国の禅宗五家の一つ--> <td>和尚・方丈・老師</td> <td>管長</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[浄土宗]]</th><!--12世紀--> <td>和尚</td> <td>門主・法主・管長</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[浄土真宗]]</th><!--11、12世紀--> <td>院家・院住・御前・御院</td> <td>門主・門首・法主</td> </tr> <tr> <th scope="row">[[日蓮宗]]</th><!--13世紀--> <td>上人</td> <td>管長・貫首</td> </tr> <tr> <th scope="row">その他</th> <td>[[尊師]]・教務・院主</td> <td>管主(かんず)・別当・[[能化]](のうげ)</td> </tr> </table> 「[[法印]]」は元来、[[天皇]]が僧に与えた最高の位。「[[上人]]」は仏教用語として悟った人の意で高僧の敬称。「御院」や「院家」は寺の建物の意。「[[和尚]]」はもともと戒律を与える師僧をあらわす語といわれる。[[浄土真宗]]には[[戒律]]がなく、在家仏教としての性格から和尚や上人とは呼ばず、建物をあらわす語を用いた。 [[関西]]地方の浄土真宗では'''ご院家さん'''(ごいんげさん)が詰まって'''御院さん'''(ごいんさん)、これがなまって'''ごえんさん'''(ご縁さん)と呼ばれることが多い。 == 関連項目 == * [[月刊住職]] {{Buddhism-stub}} {{DEFAULTSORT:しゆうしよく}} [[Category:寺]] [[Category:僧]] [[Category:仏教の称号・役職]]
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