井笠鉄道のソースを表示

{{混同|井原鉄道}}
{{基礎情報 会社|
社名 = 井笠鉄道株式会社|
英文社名 = IKASA TETSUDO|
ロゴ = |
画像 = [[ファイル:The head pffice of ikasa railway company.JPG|200px|井笠鉄道本社]]<!-- 会社情報ですので本社の写真に差し替えました -->|
画像説明 = 井笠鉄道本社|
種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]|
市場情報 = 非上場|
略称 = |
国籍 = {{JPN}}|
郵便番号 = 714-0081|
本社所在地 = [[岡山県]][[笠岡市]]笠岡5595番地1|
設立 = [[1911年]]（明治44年）[[7月1日]]|
業種 = 陸運業|
事業内容 = [[乗合バス]]事業、[[貸切バス]]事業|
代表者 = 破産管財人 松井健二|
資本金 = 1億5,000万円（2012年3月現在）|
売上高 = 9億203万2,000円（2012年3月期）|
営業利益 = △4,260万6,000円（2012年3月期）|
従業員数 = 158人（2012年10月現在）|
決算期 = 毎年3月|
主要株主 = 関藤篤志 発行済株式総数に対する割合18.2%|
主要子会社 = 井笠開発・井笠ボーリングセンター|
関係する人物 = |
外部リンク = |
特記事項 = 設立日は前身会社の一つ、井原笠岡軽便鉄道の設立日。2012年11月5日破産手続開始決定。|
}}

'''井笠鉄道株式会社'''（いかさてつどう、通称'''井笠バス'''、英文社名''Ikasa Tetsudo''）は、[[岡山県]][[笠岡市]]に本社を置き、かつて鉄道とバスを中心に事業を展開していた会社。2012年10月31日限りで事業を停止し、会社自体も破産手続に移行している。

井笠鉄道の事業を継承して、2012年11月1日より2013年9月30日まで暫定運行を行った'''[[中国バス]]・井笠バスカンパニー'''（'''井笠バス福山カンパニー、井笠バス福山.C'''）および、2013年4月1日より同社井笠バスカンパニーが暫定運行を行った路線のうち、福山市内で完結する路線、および「カブトガニ号」以外の運行を担当し、同年10月1日から福山市内完結路線も運行する'''井笠バスカンパニー'''（'''井笠バス.C'''）については「[[井笠バスカンパニー]]」を参照。

== 概要 ==
井笠鉄道は主に[[岡山県]]西南部の井笠地方（笠岡市、[[井原市]]等）と[[広島県]][[福山市]]を営業エリアとしていた。そのため、[[岡山県バス協会]]と[[広島県バス協会]]の双方に加盟していた。かつては鉄道路線を有していたが、[[1971年]]に廃止されたため、[[路線バス]]・[[貸切バス]]のみの営業となった。また、1991年まで福山市赤坂にて、[[赤坂遊園]]という遊園地も経営していた。

コミュニティバスの一部をのぞき[[岡山県共通バスカード]]（井笠鉄道発行分）・井笠バス専用バスカード（販売終了）が使用できた。また、福山自動車営業所管轄路線の一部では[[PASPY]]が利用できた（PASPY定期券は[[鞆鉄道]]発行分を使用。また鞆鉄道のPASPYを福山駅前案内所やPASPYリーダー装備車の車内で委託販売していた<ref group="注">廃業前には、PASPY公式ページの発売箇所にも掲載されていた</ref>）。

2012年10月31日をもって沿線の過疎化や規制緩和などによる経営悪化のため井笠鉄道はバス事業も撤退し、会社は[[清算]]される予定<ref name="sankeibiz">{{Cite news |url=http://www.sankeibiz.jp/business/news/121012/bsd1210121834013-n1.htm |title=中国地方の井笠鉄道、１０月末でバス事業廃止 自主再建を断念 |newspaper=Sankei Biz |publisher=産経デジタル |date=2012-10-12 |archiveurl=http://megalodon.jp/2012-1012-1956-57/www.sankeibiz.jp/business/news/121012/bsd1210121834013-n1.htm |archivedate=2012-10-12}}</ref><ref name="tdb">{{Cite web |url=http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3674.html |title=乗合旅客自動車運送 井笠鉄道株式会社 債務整理を弁護士に一任 負債32億3600万円 |work=大型倒産速報 |publisher=帝国データバンク |date=2012-10-12 |accessdate=2013-06-04 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20121012214504/http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3674.html |archivedate=2012-10-12}}</ref>。バス事業については井原市と浅口市の循環バスは[[北振バス]]が一部引き継ぐほか、主要路線について当面は[[道路運送法]]に基づく臨時措置として[[中国バス]]が引き継ぐことを要請した<ref name="sanyo1">{{Cite news |url=http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012101222555984/ |title=井笠鉄道が今月末バス事業廃止 主要路線は引き継ぎへ |newspaper=山陽新聞WebNews |publisher=山陽新聞社 |date=2012-10-12}}</ref><ref name="ikasa">{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20121021003509/http://www4.ocn.ne.jp/~ikasa/pdf/final01.pdf 弊社バス事業終了のお知らせ]}}（2012年10月21日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]]）、{{PDFlink|[http://web.archive.org/web/20121017154052/http://www4.ocn.ne.jp/~ikasa/pdf/final02.pdf 弊社バス事業終了のお知らせに関して]}}（2012年10月17日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]]） - 井笠鉄道、2012年10月12日</ref><ref>{{Cite news |url=http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210130045.html |title=井笠鉄道、バス事業を廃止 |newspaper=中国新聞 |publisher=中国新聞社 |date=2012-10-13 |archiveurl=http://megalodon.jp/2012-1013-0033-37/www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210130045.html |archivedate=2012-10-13}}</ref>。

2012年10月17日に笠岡市役所で岡山・広島両県と7市町などで廃止対策会議が開かれ、代替運行を要請している中国バスに路線・系統の代替について、対策会議としての意見をまとめ、それに基づいて中国バスが代替運行の申請を中国運輸局に行った。代替運行に際し、運行本数の削減や一部系統の廃止が行われることになった。寄島 - 里庄間の路線は、[[里庄町]]と[[浅口市]]が共同で代替無償バスを運行する<ref name="mainichi-ok1">{{Cite news |url=http://mainichi.jp/area/okayama/news/20121018ddlk33020560000c.html |title=井笠鉄道：バス廃止 「中国バス」への代替要望まとめる－－対策会議 ／岡山 |newspaper=毎日jp |publisher=毎日新聞社 |date=2012-10-18}}{{リンク切れ|date=2013年6月}}</ref><ref name="chubus">{{PDFlink|[http://www.chugokubus.jp/10inf/pdf/ikasarosen.pdf 中国バス公式ホームページ]}}</ref><ref>[http://www.town.satosho.okayama.jp/government/shisakukeikaku/377/378/613.html 代替無償バスの運行について（寄島〜里庄線）] - 岡山県里庄町ホームページ{{リンク切れ|date=2013年6月}}</ref>。

なお、従業員はいったん解雇された後で中国バスや北振バス、日の丸タクシーなどが大部分を雇用したが、定期券・回数券・バスカードは使えなくなった（PASPYは他の利用会社で使用可能）<ref>{{Cite news |url=http://mainichi.jp/select/news/20121013mog00m040007000c.html |title=井笠鉄道:会社清算へ 「月末でバス事業終了」中国バスが一部継続 |newspaper=毎日jp |publisher=毎日新聞社 |date=2012-10-13 |archiveurl=http://web.archive.org/web/20121015022041/http://mainichi.jp/select/news/20121013mog00m040007000c.html |archivedate=2012-10-15}}</ref>。

2013年4月1日以降、中国バス・井笠バスカンパニーが引き継いだ路線のうち、福山市内で完結する路線以外については、中国バスの100%出資による新会社である「[[井笠バスカンパニー]]（井笠バス.C）」に運行が引き継がれることが2013年1月に決定した。新会社への引き継ぎに際し、笠岡市内と矢掛町内へ車庫が新設されることになり、それに伴い2路線が新設されることになった。笠岡市美の浜にバスセンターと新会社の営業所が設置される。美の浜地区はバス路線の空白地帯になっており、路線新設により利便性の向上が図られる。このバスターミナルは笠岡市が市有地に建設をする。また、矢掛町内への車庫設置により、[[矢掛駅]]においての[[井原鉄道]]との乗り継ぎが改善される。福山市内で完結する路線は2013年9月30日まで中国バス・井笠バス福山.C（同社井笠バス.Cを改組）による暫定運行を実施し、それ以降の扱いについては今後検討を行う<ref>[http://www.ryobi.gr.jp/kojima/%e4%ba%95%e7%ac%a0%e9%89%84%e9%81%93%e5%bb%83%e6%ad%a2%e8%b7%af%e7%b7%9a%e3%81%ae%e6%9a%ab%e5%ae%9a%e9%81%8b%e8%a1%8c%e5%bc%95%e3%81%8d%e7%b6%99%e3%81%8e%e5%86%85%e5%ae%b9%e3%80%81%e3%81%8a%e3%82%88/ 井笠鉄道廃止路線の暫定運行引き継ぎ内容、および（株）井笠バスカンパニー設立について] - 両備ホールディングス</ref>としていたが、2013年10月1日から、一部路線を廃止・デマンドタクシーに移行の上で井笠バスカンバニーが運行することになった。

関連会社だった[[北振バス]]・井笠観光・井笠自動車整備・井笠郵便輸送・井笠商事は井笠鉄道の破産後も独立系企業として存続している。また同じく関連会社だった笠岡タクシーはアサヒタクシー（本社：広島県福山市）の傘下となった。

== 歴史 ==
[[ファイル:Ikasa Railway Type 1.jpg|thumb|250px|right|井笠鉄道記念館の1号機関車]]
* [[1911年]]（明治44年）[[7月1日]]： '''井原笠岡軽便鉄道'''（いばらかさおかけいべんてつどう）として設立。
* [[1913年]]（大正2年）[[11月17日]]： [[井笠鉄道本線|本線]][[笠岡駅|笠岡]] - 北川 - 井原間が開業。軌間762mm。
* [[1915年]]（大正4年）[[11月26日]]： '''井笠鉄道'''に社名変更。
* [[1921年]]（大正10年）[[10月25日]]： [[井笠鉄道矢掛線|矢掛線]]矢掛 - 北川間が開業。
<!--* [[1922年]]（大正11年）[[4月9日]]： 両備軽便鉄道高屋線として高屋（現在の子守唄の里高屋付近） - [[神辺駅|神辺]]間が開業。軌間762mm。-->
* [[1925年]]（大正14年）[[2月7日]]： [[井笠鉄道神辺線|高屋線]]井原 - 高屋間が開業。
* [[1925年]]（大正14年）[[8月22日]]： バス事業を開始する{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
<!--* [[1926年]]（大正15年）[[6月26日]]： 両備軽便鉄道は両備鉄道に社名変更。
* [[1933年]]（昭和8年）[[9月1日]]： 両備鉄道の[[福山駅|両備福山]] - [[府中駅 (広島県)|府中町]]国有化に伴い高屋 - 神辺間を神高鉄道へ譲渡。-->
* [[1940年]]（昭和15年）[[1月1日]]： 神高鉄道を合併。同社線を編入して井原 - 神辺間を[[井笠鉄道神辺線|神辺線]]とする。
* [[1964年]]（昭和39年）： [[近畿日本鉄道]]が資本参加し[[近鉄グループ]]入り<ref name="kintetsu100nenayumi">『近畿日本鉄道 100年のあゆみ』近畿日本鉄道、2010年、pp.330,754</ref>。
* [[1966年]]（昭和41年）[[2月3日]]： 井笠観光株式会社設立{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1967年]]（昭和42年）[[4月1日]]： 神辺線および矢掛線を廃止。線路用地は[[日本鉄道建設公団|鉄道建設公団]]に買収される。
* [[1968年]]（昭和43年）[[9月15日]]：井笠ボーリングセンター開館{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1970年]]（昭和45年）[[8月10日]]：井原ボーリング場開館{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1971年]]（昭和46年）4月1日： 本線を廃止。鉄道事業から撤退してバス専業会社となる。北川 - 井原間の線路用地は神辺・矢掛線同様に鉄道建設公団に買収され、現在の[[井原鉄道井原線]]の建設に供される。
* [[1972年]]（昭和47年）[[9月25日]]：宅地建物取引業登録免許取得{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1973年]]（昭和48年）[[8月16日]]：井笠観光株式会社を井笠観光開発株式会社に変更{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1975年]]（昭和50年）[[4月10日]]：井原ボーリング場閉館{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1978年]]（昭和53年）[[12月19日]]：井笠商事株式会社発足{{Sfn|井笠鉄道|1981|pp=8-22}}。
* [[1980年]]（昭和55年）2月21日： 鬮場車庫が放火され全焼。
* [[1994年]]（平成6年）[[3月21日]]： 福山 - 広島間に「[[ローズライナー]]」を[[中国バス]]・[[鞆鉄道]]・[[広島交通]]との共同運行で運行開始。
* [[1995年]]（平成7年）[[12月21日]]： 神辺 - 広島間に「[[リードライナー]]」を中国バス・広島交通との共同運行で運行開始（それまで[[福山平成大学|平成大学]] - [[広島バスセンター|広島]]間に運行していた路線に参入、延長）。
* [[1997年]]（平成9年）[[7月20日]]： 倉敷駅北口の改良工事完成に伴い、南口に乗り入れていた井原線が北口へ乗り場が変更される。
* [[2004年]]（平成16年）
** 近鉄グループから離脱<ref name="kintetsu100nenayumi" />。
** [[11月30日]]： 鴨方 - 茂平車庫線（国道2号線経由）が廃止。
* [[2006年]]（平成18年）[[9月28日]]： 福山 - [[岡山空港]]・岡山間に「[[ももっちライナー]]」を中国バス・[[両備ホールディングス|両備バス]]との共同運行で運行開始（[[2007年]][[7月30日]]に福山 - 岡山系統の運行を終了、2008年1月31日に福山 - 岡山空港系統の運行も終了）。
* [[2007年]]（平成19年）[[9月30日]]： この日の運行をもって、井原 - 矢掛 - 清音駅 - 倉敷駅北口 - 川崎医大線の井原 - 矢掛間、倉敷駅北口 - 川崎医大間と清音循環 - [[イオンモール倉敷|イオン倉敷]] - 倉敷中央病院線が廃止。
* [[2008年]]（平成20年）
** 9月30日： この日の運行をもって、新倉敷駅北口 - 矢掛線が廃止。
** [[10月1日]]： 岡山県共通バスカードの廃止に伴い、代替カード「井笠バス専用バスカード」の販売を開始（岡山県共通バスカードは井笠鉄道発行分のみ利用可能）。
* [[2009年]]（平成21年）
** [[2月14日]]： 福山市内一部、市内ループ線に[[PASPY]]を導入。
** 10月1日： 山野下市線を北振バスへ移管。これに伴い、井笠バス専用バスカードの利用ができなくなる。
* [[2011年]]（平成23年）[[3月31日]]： この日の運行をもって、鴨方 - 遙照山荘線が廃止。
* [[2012年]]（平成24年）
** [[3月19日]]： この日の運行をもって、福山 - 東深津 - 福山市民病院線が廃止。
** [[10月12日]]： 中国運輸局に事業廃止届を提出。バス事業から撤退し、その後会社を清算することを発表<ref name="ikasa"/>。井笠バス専用バスカードの販売終了。
** [[10月18日]]： 中国バスが井笠鉄道バス路線廃止代替運行路線の運行について中国運輸局に申請<ref name="chubus"/>。
** [[10月31日]]： この日をもってバス事業から撤退<ref name="sankeibiz"/><ref name="ikasa"/>。
** [[11月1日]]： 中国バス等が井笠鉄道バス71路線中53路線の代替運行開始。
** [[11月2日]]： [[岡山地方裁判所]]に[[破産手続開始の申立て|破産手続きの開始を申し立て]]。負債総額は32億3600万円<ref name="sanyo2">{{Cite news |url=http://www.sanyo.oni.co.jp/news_s/news/d/2012110220344836/ |title=井笠鉄道が破産申し立て 負債総額は３２・３億円 |newspaper=山陽新聞WebNews |publisher=山陽新聞社 |date=2012-11-02}}</ref>。
** [[11月5日]]： 岡山地方裁判所より[[破産手続開始決定]]を受ける<ref>{{Cite web |url=http://www.tsr-net.co.jp/news/flash/1222950_1588.html |title=井笠鉄道（株） |work=倒産速報 |publisher=東京商工リサーチ |date=2012-11-05 |accessdate=2013-06-04}}</ref>。
* [[2013年]]（平成25年）
** [[1月16日]]： 中国バスが代替運行を行っている路線のうち、福山市内完結路線以外の路線を担当する[[井笠バスカンパニー]]を設立。
** [[4月1日]]： 井笠バスカンパニーが本格運行開始。福山市内完結路線は中国バス・井笠バス福山カンパニー（同日に同社井笠バスカンパニーを改組）が代替運行継続。
** [[10月1日]]：中国バス・井笠バス福山カンパニー運行の福山市内完結路線が本格運行に参入し、すべての路線が井笠バスカンパニーに移管、井笠バス福山カンパニー福山東営業所は井笠バスカンパニー福山営業所に改組。

== 本社・営業所などの所在地 ==
* 本社、観光課本部
** 岡山県笠岡市笠岡5595番地1
==== 営業所・車庫 ====
* 笠岡自動車営業所
** 岡山県笠岡市茂平291番地15
*** 2013年3月に閉鎖。笠岡市美の浜へ移転。
* 笠岡自動車営業所寄島車庫
** 岡山県[[浅口市]][[寄島町]]7540番地7
*** 2012年11月に閉鎖。
* 笠岡自動車営業所矢掛車庫（[[北振バス]]内・元矢掛自動車営業所、旧井笠鉄道矢掛駅）
** 岡山県小田郡矢掛町東川面950番地8
*** 2013年3月に閉鎖（北振バスは引き続き使用）。矢掛町小林へ移転。
* 福山自動車営業所
** [[広島県]][[福山市]]明神町2丁目1番20号
*** 2013年3月に閉鎖。福山市多治米町６丁目（中国バス本社敷地内）へ移転。
==== 案内窓口 ====
* 井原バスセンター内案内所
** 岡山県井原市井原700番地
* 笠岡駅前乗車券販売所
** 岡山県笠岡市中央町144番地
* 福山駅前案内所
** 広島県福山市三之丸町30番1号（1・2番窓口で中国バスと兼務。井笠鉄道時代に使用していた4番窓口は閉鎖）

破産以前に廃止されていた拠点
* 井原自動車営業所
** 岡山県井原市
* 鴨方窓口案内所
** 岡山県浅口郡鴨方町六条院中2922

=== 旅行センター ===
旧・井笠鉄道子会社の井笠観光株式会社により運営（井笠鉄道破産後も独立系として現存）。第二種旅行業に登録している（登録番号・岡山県2-85）。
* 笠岡旅行センター
** 岡山県笠岡市中央36番1号井笠ビル1階
* 井原旅行センター（井原バスセンター内）
** 岡山県井原市井原700番地
* 福山旅行センター
** 広島県福山市南手城町4丁目7番7号

移転・廃止された拠点
* 鴨方旅行センター
** 岡山県浅口郡鴨方町六条院中2922
* 矢掛旅行センター
** 岡山県小田郡矢掛町矢掛3179番地1
* 福山旅行センター
** 広島県福山市三之丸町1-3　（明神町へ移転）
** 広島県福山市明神町2丁目1番20号（福山自動車営業所閉鎖に伴い南手城町へ移転）

== 主なターミナル ==
<gallery>
ファイル:Fukuyama st02s1920.jpg|福山駅前
ファイル:Fuji Grand Kannabe.JPG|フジグラン神辺店
ファイル:Kasaoka station square.JPG|笠岡駅前
ファイル:Ibara bus center 2008.3.JPG|井原バスセンター
ファイル:Ibara stn (Okayama).jpg|井原鉄道 <br />井原駅
ファイル:Yakage sta entire circumstances.jpg|井原鉄道 <br />矢掛駅
ファイル:Shin-Kurashiki Station panorama.JPG|新倉敷駅南口
</gallery>

=== 乗り入れている主要駅、バスのりば ===
; 広島県福山市
:* [[福山駅]]前バスターミナル
:*: 最も路線数の多い当社の事実上の中心ターミナル。
:* [[千田バスストップ|藪路住宅前]]
:* [[フジグラン神辺]]前
; 岡山県笠岡市
:* [[笠岡駅]]
:*: 笠岡バスセンターから集約された。
; 岡山県井原市
:* 井原バスセンター
:*: 旧井笠鉄道・井原駅、井笠鉄道が自社で最後まで保有していたターミナル。現在は井原市が保有している。かつて井笠鉄道の子会社だった北振バスと備北バスの一部路線も乗り入れる。また、路線数の減少によりのりばの一部はバスの待機場に使われている。
:* [[井原駅 (岡山県)|井原鉄道井原駅]]
; 岡山県小田郡矢掛町
:* [[矢掛町|矢掛]]バスセンター
:*: 旧井笠鉄道・矢掛駅。[[井原鉄道]][[矢掛駅]]とは離れた位置にあるが、現在でも「矢掛駅」の看板を掲示してあり、地元ではこちらをその呼称を使う人がいる。
:*; 井笠バスカンパニー発足後、同社運行便は「東川面」の名称でバス停扱いで乗り入れている。
:* [[矢掛駅|井原鉄道矢掛駅]]
; 岡山県倉敷市
:* [[新倉敷駅]]
:* 玉島中央町（旧・玉島バスセンター）
* [[里庄駅]]
* [[鴨方駅]]
* [[清音駅]]
* [[倉敷駅|倉敷駅北口]]
* 寄島バスセンター（寄島車庫）
<gallery>
ファイル:里庄駅.JPG|里庄駅
ファイル:鴨方20110410.JPG|鴨方駅
ファイル:Kiyone sta.jpg|清音駅
ファイル:JR Kurashiki sta02n4592.jpg|倉敷駅北口
</gallery>

=== 過去に乗り入れていた主要駅、バス乗り場 ===
* 笠岡バスセンター
*: 笠岡バスセンターは笠岡駅前に集約されて廃止になり、現在は笠岡ヤングボウル（休業中の[[ボウリング]]場、旧井笠ボウル）の駐車場になっているが、路面には昔の乗り場の痕跡が残っている。
* [[岡山駅]]
* [[天満屋バスステーション|天満屋バスセンター]]
* [[川崎医科大学]]
* 倉敷駅南口
*: 1997年7月に倉敷駅北口へ乗り場移転。
* [[金光駅]]
* [[備中高梁駅]]
*: 「矢掛 - 備中高梁線」は系列の北振バスに路線を移管したが、北振バスも2004年9月30日で路線廃止した<ref group="注">2004年10月1日に高梁市の合併に伴い同路線の補助金が同月より廃止されたため。</ref>。
* [[岡山空港]]
*: ももっちライナーが乗り入れていた。
<gallery>
ファイル:The site of kasaoka bus terminal.jpg|旧笠岡バスセンター
ファイル:Okayama station east.jpg|岡山駅東口
ファイル:Tenmaya Bus Station seen from report passage.JPG|天満屋バスセンター
ファイル:Kawasaki_medical_school2.jpg|川崎医科大学
ファイル:JR Kurashiki sta05nt3200.jpg|倉敷駅南口バスターミナル
ファイル:金光駅.JPG|金光駅
ファイル:JRW-Bichu-TakahashiStation.jpg|備中高梁駅
ファイル:Okayama Airport.JPG|岡山空港
</gallery>

== 路線 ==
[[ファイル:Ikasa-RW-bus Kabutogani-go.jpg|thumb|250px|高速バス「[[カブトガニ号]]」]]
[[ファイル:Rose Liner.JPG|thumb|250px|高速バス「[[ローズライナー]]」]]
[[ファイル:Igasa Bus.JPG|thumb|250px|一般路線バス]]

<>内は共同運行会社
=== 高速バス ===
<!--詳細な運行案内は「[[#外部リンク|外部リンク]]」の井笠鉄道サイトを参照。-->

==== 最終期まで運行された路線 ====
* [[カブトガニ号]]
** 神辺支所前 - [[大阪上本町駅]]・[[ユニバーサル・スタジオ・ジャパン|USJ]]
** 当路線のみ中国バス井笠バスカンパニーではなく、中国バス本体へ移管。ただし、車両は旧井笠鉄道所属のものを使用。
* [[ローズライナー]] <[[中国バス]]、[[鞆鉄道]]、[[広島交通]]>
** [[福山駅]]前 - [[広島バスセンター]]・[[広島駅]]前
* [[リードライナー]] <中国バス、広島交通>
** [[福山平成大学|平成大学]] - 広島バスセンター

==== 2011年以前まで運行されていた路線 ====
* [[ももっちライナー]] <[[中国バス]]、[[両備ホールディングス|両備バス]]>
** 福山駅前 - [[天満屋バスステーション]]・[[岡山空港]]・レスパール藤ヶ鳴

=== 一般 ===
* この情報は特記なき場合をのぞいて[[2012年]][[10月31日]]のバス事業最終日現在のものである。
* （停留所名）は一部の便のみ停車。＜停留所名/停留所名＞はどちらかを経由。
==== 広域 ====
; 大門 - 茂平工業団地線
:* [[大門駅 (広島県)|大門]] - 宮の前 - 茂平工業団地
:** 日曜日運休。
; 福山 - 国道 - 茂平車庫・コムプラザ笠岡線
:* [[福山駅]]前 - 新橋 - 千間土手東 - [[東福山駅]]口 - 伊勢丘団地入口 - [[大門駅 (広島県)|大門駅]]口 - 茂平入口 - 茂平車庫
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 伊勢丘団地入口 - 大門駅口 - 茂平入口 - 笠岡市民病院前 - [[笠岡港]] - 富岡 - コムプラザ笠岡
; 福山 - 笠岡・篠坂線
:* 福山駅前 - 奈良津 - 広尾 - （日吉台団地） - 培遠中学校前 - （春日池ニュータウン） - （東陽台上） - 坪生 - 篠坂 - [[笠岡市立金浦中学校|金浦中学校]]入口 - 笠岡市民病院前 - [[笠岡駅]]前
:** 日吉台団地・春日池ニュータウン・東陽台上は篠坂発着便のみ経由。
; 福山 - 御領 - 井原線
:* 福山駅前 - 奈良津 - [[千田バスストップ|薮路住宅前]] - [[横尾駅]]前 - [[神辺駅]]前 - [[御領駅 (広島県)|御野学校前]] - [[子守唄の里高屋駅|高屋]] - [[井原駅 (岡山県)|井原駅]] - 井原バスセンター （- [[興譲館高等学校|興譲館高校]]）
:** 一日29往復運行（内一往復のみ興譲館高校発着）されている、井笠鉄道で一番本数の多い路線。一年間有効の通学定期の大半がこの路線の区間のものである<ref>{{Cite news |url=http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210210013.html |title=バス廃止で定期券500枚フイ |newspaper=中国新聞 |publisher=中国新聞社 |date=2012-10-21 |archiveurl=http://megalodon.jp/2012-1022-0005-26/www.chugoku-np.co.jp/News/Tn201210210013.html |archivedate=2012-10-22}}</ref>。

==== 岡山県 ====
; 新倉敷駅 - 玉島中央町 - 沙美 - 寄島線
:* [[新倉敷駅]] - 玉島中央町 - [[倉敷市立玉島西中学校|玉島西中]]入口 - 沙美 - 寄島
:** 共同運行ではないが、新倉敷駅 - 玉島中央町間には[[両備ホールディングス|両備バス]]も並行して走っている。
; 鴨方 - 仁故循環線
:* [[鴨方駅]]前 - 天草 - 緑ヶ丘団地 - 指田 - 仁故 - 長谷上 - 鴨方本町 - 天草 - 鴨方駅前
:** 平日のみ運行。上記は右回り。左回りは文末方向から順番にとまる。
; 寄島 - 鴨方循環線
:* 寄島車庫 - 西六 - [[おかやま山陽高等学校|山陽高校前]] - （天満屋鴨方店） - 鴨方駅前 - 天草 - （天満屋鴨方店） - 鴨方駅南口 - 四条原 - 寄島車庫
:** 上記は右回り。左回りは文末方向から順番にとまる。
; 里庄 - 寄島線
:* [[里庄駅]]前 - 西六 - 寄島車庫
; 里庄 - 分庁舎線
:* 里庄駅前 - 富岡 - 分庁舎前
:** 平日一日一往復のみ運行。
; 笠岡 - 乗時・寄島線
:* [[笠岡駅]]前 - [[笠岡港]] - 富岡 - 大島小学校前 - 竹田 - 乗時 - 寄島
:** 日曜日・祝日運休。
:* 笠岡駅前 → 笠岡港 → 笠岡市民会館前 → 大島小学校前 → 竹田 → 乗時 → 正頭 → 大島小学校前 → 笠岡市民会館前 → 笠岡港 → 笠岡駅前
:** 日曜日・祝日運休。右回りのみ運行。
; 笠岡 - 今井循環線
:* 笠岡駅前 - [[岡山県立笠岡高等学校|笠高]]入口 - 今井小学校 - 富岡 - 笠岡港 - 笠岡駅前
:** 上記は西回り。東回りは文末方向から順番にとまる。西回りは日曜日・祝日運休。東回りは平日のみ運行。
; 笠岡 - 大井ハイランド・尾坂・矢掛線 
:* 笠岡駅前 - 追分 - （大井ハイランド） - 吉田 - 尾坂上
:*（笠岡市民病院前 -） 笠岡駅前 - 追分 - 吉田 - [[井笠鉄道記念館|新山]] - 小田中 - 矢掛（- [[矢掛駅]]）
; 笠岡 - 井原線
:* （笠岡市民病院前 -） 笠岡駅前 - 追分 - ＜七日市/山王口＞ - 井原駅 - 井原バスセンター （- [[興譲館高等学校|興譲館高校]]）
; 笠岡 - 広東線
:* 笠岡駅前 - 笠岡市民病院前 - 大井ハイランド西口 - 入田入口 - 上篠坂 - 広東
; 笠岡 - 総合スポーツ公園 - 城見台団地 - 笠岡線
:* 笠岡駅前 - 笠岡市民病院前 - 総合スポーツ公園前 - 茂平東 - 城見台団地 - 生江浜 - 笠岡市民病院前 - 笠岡駅前
:** 上記は右回り。左回りは文末方向から順番にとまる。
; 笠岡 - 市民会館 - 外浦 - 寺間 - 笠岡線
:* 笠岡駅前 - 笠岡港 - 笠岡市民会館前 - [[笠岡市立カブトガニ博物館|カブトガニ博物館]]前 - 中村口 - 外浦 - 寺間排水機場 - 中村口 - カブトガニ博物館前 - 笠岡市民会館前 - 笠岡港 - 笠岡駅前
; 笠岡 - 市民会館 - 見崎 - 外浦 - 笠岡線
:* 笠岡駅前 - 笠岡港 - 笠岡市民会館前 - カブトガニ博物館前 - 中村口 - 寺間排水機場 - 見崎 - 寺間排水機場 - 外浦 - 中村口 - カブトガニ博物館前 - 笠岡市民会館前 - 笠岡港 - 笠岡駅前
; 矢掛 - 清音駅 - 倉敷駅北口線
:* 矢掛（やかげ） - 矢掛東町 - [[備中呉妹駅|呉妹（くれせ）]] - 備中箭田（びっちゅうやた） - [[清音駅]] - 古地 - 備中黒田 - 酒津口 - [[倉敷駅]]北口
:** この路線、元々は井原 - 矢掛 - 清音駅 - 倉敷駅 - 岡山（[[天満屋バスステーション]]）間の特急バス路線であったが、<ref group="注">[[中国ジェイアールバス|中国JRバス]]が運行から撤退した両備線（倉敷駅 - 清音駅 - 矢掛系統）の運行が移管されて矢掛 - 清音駅 - 倉敷駅北口系統となり（この時点で矢掛 - 倉敷駅北口 - 川崎医大間が特急運転から各停留所停車に変更）、利用客が少なかった 川崎医大 - 天満屋バスステーション 間が廃止され、さらに[[2007年]][[9月30日]]の運行をもって井原バスセンター - 矢掛 と 倉敷駅北口 - 川崎医大 が廃止された。</ref>路線再編で、矢掛 - 清音駅 - 倉敷駅北口間（旧中国JRバス両備線の区間）のみの運行になった。

==== 広島県 ====
福山自動車営業所担当便でバスカードが利用可能となるのは、笠岡自動車営業所担当路線より遅れた。このため、福山車の導入前は、福山・笠岡（統合前の井原・寄島営業所を含む）の両方が担当する路線だと、福山担当便だけバスカードが利用できないという現象が生じていた。

福山市北方の[[山野村 (広島県)|山野]]地区については、福山駅との直通運転を取り止め、途中停留所（[[公立学校共済組合中国中央病院|中国中央病院]]ほか）で乗り換える[[ゾーンバス]]制度が導入された。
; 福山 - 中条 - 三谷線
:* [[福山駅]]前 - 奈良津 - [[千田バスストップ|薮路住宅前]] - [[横尾駅]]前 - [[神辺駅]]前 - 中条 - 三谷
; 新橋 - 福山 - 横尾 - 中国中央病院線<!-- <中国バス>（福山駅前 - 中国中央病院間）"共同運行ではない"-->
:* 新橋 - 福山駅前 - 奈良津 - 薮路住宅前 - 横尾駅前 - 森脇 - 中国中央病院（[[福山平成大学|平成大学]]）
:** 平日のみ運行。
; 福山 - 春日池ニュータウン線
:* 新橋 - 福山駅前 - 奈良津 - 広尾 - 福山市民病院 - 日吉台団地 - 培遠中学校前 - 春日池ニュータウン
; 福山 - 東深津 - 伊勢丘 - 坪生線
:* 福山駅前 - 東深津 - [[東福山駅]]北口 - [[広島大学附属福山中学校・高等学校|広大附属校]]前 - 高屋団地 - 坪生
; 福山 - 奈良津 - 福山市民病院 - 神辺 - 坪生線
:* 福山駅前 - 奈良津 - 広尾 - 福山市民病院 - 神辺駅前 - 坪生
:** 日曜日・祝日運休。
; 福山 - 国道 - 福山市民病院 - 加茂芦原団地線
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 広尾 - 福山市民病院  - 道上 - 東城別 - 芦原 - 芦原団地
; 福山 - 宮の前線
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 伊勢丘団地入口 - [[大門駅 (広島県)|大門]] - 宮の前（循環）
; 福山 - 東福山線
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅

[[PASPY]]リーダー装備車は、PASPY定期券発行対象の下記路線に優先使用された。
; 福山 - 国道 - 福山市民病院 - 中国中央病院線
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 広尾 - 福山市民病院 - [[フジ (チェーンストア)|フジグラン]]前 - 中国中央病院（[[福山平成大学|平成大学]]）
; 福山 - 幕山団地・大谷台団地 - 福山線<!-- <中国バス> -->
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 広大附属校前 - 高屋団地 - 幕山口 - 幕山団地（循環）
:** 路線廃止により2013年10月より中国バス単独運行。
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - ＜高屋団地/伊勢丘団地入口＞ - 幕山口 - 東陽台上 - 大谷台小学校 - 大谷台団地入口（循環）
:** 路線廃止により2013年10月より中国バス単独運行。
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 高屋団地 - 幕山口 - [[広島県立大門高等学校|大門高校]]前 - 幕山団地中（循環）
; 福山 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 旭ヶ丘団地線<!-- <中国バス>（手城・引野口経由）-->
:* 福山駅前 - 新橋 - 千間土手東 - 東福山駅口 - 引野農協 - 旭ヶ丘団地下 - 四十分団地 - 引野農協 - 東福山駅口 - 千間土手東 - 新橋 - 福山駅前
:** 共同運行会社の中国バスは当初同一経路だったが、その後手城・引野口経由に変更され、共通定期券の発行区間が縮小されていた。

; [[まわローズ]]（福山市内中心部循環路線）2009年2月21日運行開始（バスカードは利用不可だった）
:* （青ルート）福山駅北口 → 伏見町 →  入船町 → 東警察署前 → 三吉町南 → すこやかセンター前 → 新橋 → [[ふくやま芸術文化ホール|リーデンローズ]]入口 → [[ばら公園 (福山市)|ばら公園前]] → 霞町 → 市役所東 → 福山駅前 → 市役所北 → ロッツ前
:* （赤ルート）は運行なし
:** 中国バス、[[鞆鉄道|トモテツバス]]と共同運行。1乗車につきおとな（中学生以上）150円、こども（小学生）80円

=== コミュニティバス（受託運行） ===
* [[井原あいあいバス]]（[[岡山県]][[井原市]]）
* [[真備さいくるバス]]（岡山県[[倉敷市]][[真備町]]）
* [[浅口ふれあい号]]（岡山県[[浅口市]]）

=== 臨時 ===
* [[笠岡駅]] - [[岡山県笠岡陸上競技場]]
** [[日本フットボールリーグ|JFL]]（[[サッカー]]）の[[三菱水島FC]]がホームとなる試合開催日のみ運行。

== 往復割引運賃 ==
以下の区間を往復する場合、往復割引運賃があった。
* [[笠岡駅]]前 - 井原バスセンター間。片道580円、往復930円（笠岡駅前案内所と井原バスセンターのみで販売。車内販売はなし）。
* [[福山駅]]前 - 井原バスセンター間。片道610円、往復980円（福山駅前案内所と井原バスセンターのみで販売。車内販売はなし）。

== 車両 ==
[[いすゞ自動車|いすゞ]]車を中心に、[[日野自動車|日野]]、[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]の車両を使用していた。

[[オートマチックトランスミッション|オートマチック]]車の導入も早く、いすゞEC/ED系でも多くのオートマチック (AT) 仕様の車両が導入されて、その車両のフロント部分には "AUTOMATIC" のエンブレムが付いていた。

また[[モノコック|モノコックバス]]も比較的後年まで生き残っており、廃車後も車庫（笠岡自動車営業所）に留置されて部品取りなどに活用されていたが、モノコック車が全車退役したので部品取りとしての用途も終了して片付けられた。

近年では、バス路線代替の乗合タクシー（予約制）用に[[日産・キャラバン]]ジャンボタクシーや[[日産・セドリック]]タクシーなどの乗用車も導入されていた。

<gallery>
ファイル:Ikasatetudo K-ECM430 fuji automatic.jpg|[[いすゞ・エルガLT|いすゞEDM]]<br />（[[スバルカスタマイズ工房|富士重]]3E架装）<br />Z8103号車 <br />K-ECM430 <br />AUTOMATIC車
ファイル:Ikasatetudo K-ECM430 IK automatic.jpg|いすゞEDM <br />（[[いすゞバス製造|川重車体]]架装）<br />Z8104号車 <br />K-ECM430 <br />AUTOMATIC車
ファイル:Ikasatetudo P-LT312J IK automatic.jpg|いすゞキュービックLT <br />Z8504号車 <br />P-LT312J <br />AUTOMATIC車
ファイル:Ikasa Railway H0201.jpg|[[日野・レインボー|日野レインボーRJ]] <br />H0201号車 <br />KK-RJ1JJHK
ファイル:Ibara-Aiai bus.jpg|[[日野・リエッセ|日野リエッセ]] <br />井原あいあいバス <br />H0602号車 <br />PB-RX6JFAA <br />（井原駅前）
ファイル:IgasaKanko.JPG|[[三菱ふそう・エアロエース|三菱エアロバス]] <br />（富士重7HD架装）<br />F9309号車 <br />U-MS729S <br />（茂平車庫）
ファイル:Ikasa tetsudo P-LV217H FHI HD.jpg|[[いすゞ・スーパークルーザー|いすゞ LV217H]]<br />（富士重HD-I架装）<br />Z8801号車 <br />P-LV217H
</gallery>

=== 車両番号について ===
井笠鉄道・北振バスの車両には、1台ごとに車両番号と呼ばれる番号が付与されていた。車両にはアルファベット1文字と3桁（北振バス）・4桁（井笠鉄道）の番号が付けられており、以下の法則に基づいている。これは井笠バスカンパニーにも継承されている。

例：'''Z8303'''
{| class="wikitable"
|-
!Z
!83
!03
|-
|メーカー
|年式
|固有番号
|}

* メーカー
*: F…[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]
*: H…[[日野自動車|日野]]
*: Z…[[いすゞ自動車|いすゞ]]
*: N…[[日産自動車|日産]]
* 年式
*: 年式の西暦の下2桁
* 固有番号
*: 井笠鉄道は2桁で年式ごとの連番
*: 北振バスは1桁で年式ごとの連番

== 旧鉄道線 ==
{| {{Railway line header}}
{{UKrail-header|井笠鉄道|}}
{{BS-daten| LNGE=| SPURWEITE=762| STROMG=| NEIGUNG=20| RADIUS=100| V-MAX=| BILDPFAD_KARTE=| PIXEL_KARTE=| IMAGE=井笠鉄道記念館.jpg| IMAGE_SIZE=250px| CAPTION=井笠鉄道記念館（旧新山駅舎） }}
<!--
{{Infobox UK railway| length=| gauge=| system_map=| map_size=| map_caption=| logo_filename=| logo_size=| marks=| locale=| start_year=| end_year=| predecessor_line=| successor_line=| hq_city=}}
-->
{{UKrail-header2|停車場・施設・接続路線（廃止当時）|#808080}}
{{BS-table}}
{{BS7-2|||||||exKBHFa||''矢掛''|}}
{{BS7-2|||||||exBHF||''川面''|}}
{{BS7-2|||||||exBHF||''本堀''|}}
{{BS7-2|||||||exBHF||''毎戸''|}}
{{BS7-2|||||||exBHF||''備中小田''|}}
{{BS7-2|||exKBHFa||||exSTR|''井原''|||→''[[井笠鉄道本線|本線]]''↓|}}
{{BS7-2||exSTRrg|exABZlr|exBHFq|exBHFq|exSTRlg|exSTR||''七日市''／''木之子''|↓''[[井笠鉄道神辺線|神辺線]]''←||}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF|exSTR|''出部''|''薬師''|}}
{{BS7-2||exBHF||||exABZrg|exSTRrf|''下出部''|||→''[[井笠鉄道矢掛線|矢掛線]]''↑|}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF||''高屋''|''北川''|}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF||''両備金光''|''[[井笠鉄道記念館|新山]]''|}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF||''御領''|''吉田村''|}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF||''両備国分寺''|''小平井''|}}
{{BS7-2||exBHF||||exBHF||''湯野''|''大井村''|}}
{{BS7-2|STRlg|exSTR||||exBHF|||''鬮場''|[[日本国有鉄道|国鉄]]：[[福塩線]]||}}
{{BS7-2|BHF|O1=HUB84|exKBHFe|O2=HUB82||||exSTRlf|exKBHFr|O7=HUB81|[[神辺駅|神辺]]|[[笠岡駅|笠岡]]|}}
{{BS7-2|ABZql|STRq|LSTRq|LSTRq|LSTRq|STRq|BHFq|O7=HUB83||||国鉄：[[山陽本線]]|}}
|}
|}
[[ファイル:神高鉄道廃線橋梁.JPG|thumb|250px|right|橋梁跡（井原鉄道[[湯野駅]]前）]]

=== 路線と駅 ===
1967年（昭和42年）1月時点。
* [[井笠鉄道本線|本線]]：笠岡 - 鬮場（くじば） - 大井村 - 小平井 - 吉田村 - [[井笠鉄道記念館|新山]] - 北川 - 薬師 - 木之子 - 七日市 - 井原 19.4km
* [[井笠鉄道矢掛線|矢掛線]]：北川 - 備中小田 - 毎戸 - 本堀 - 川面 - 矢掛 5.8km
* [[井笠鉄道神辺線|神辺線]]：井原 - 出部（いずえ） - 下出部 - 高屋 - 両備金光 - 御領 - 両備国分寺 - 湯野 - 神辺 7.8km

=== 鉄道輸送人員数 ===
{| class="wikitable"
!年!!人員数（人）
|-
|1914
|style="text-align:right" | 180,700
|-
|1916
|style="text-align:right" | 196,798
|-
|1921
|style="text-align:right" | 344,713
|-
|1926
|style="text-align:right" | 477,648
|- 
|1930
|style="text-align:right" | 532,139
|-
|1935
|style="text-align:right" | 486,359
|-
|1940
|style="text-align:right" | 1,120,872
|-
|1945
|style="text-align:right" | 3,193,602
|-
|1950
|style="text-align:right" | 2,485,393
|-
|1955
|style="text-align:right" | 1,582,439
|-
|1960
|style="text-align:right" | 2,288,344
|-
|1965
|style="text-align:right" | 2,018,924
|-
|1966
|style="text-align:right" | 1,578,309
|-
|1971
|style="text-align:right" | 816,975
|}
（「井笠鉄道七十年史のあゆみ」p28より）
=== 在籍車両 ===
* 蒸気機関車
** [[井原笠岡軽便鉄道機関車第1号形蒸気機関車|機関車第1号形]] 1・2・3（すべて現存）
** [[井笠鉄道機関車第2号形蒸気機関車|機関車第2号形]] 4
** [[井笠鉄道機関車第3号形蒸気機関車|機関車第3号形]] 5
** [[井笠鉄道機関車第4号形蒸気機関車|機関車第4号形]] 6
** [[井笠鉄道機関車第4号形蒸気機関車|機関車第5号形]] 7（現存）
** [[大隅鉄道4形蒸気機関車|機関車第7号形]] 8
** [[釜石鉱山鉄道E形蒸気機関車|機関車B15形]] 9（現存）
** [[井笠鉄道丁J10号形蒸気機関車|丁J10号形]] 10
* 気動車
** [[井笠鉄道客車第7号形気動車|客車第7号形]] ジ1・2
** [[井笠鉄道客車第8号形気動車|客車第8号形]] ジ3・5・10
** [[井笠鉄道客車第9号形気動車|客車第9号形]] ジ6・11
** [[井笠鉄道客車第10号形気動車|ホジ7形]] ホジ7・8（焼失）、9（現存）
** [[井笠鉄道客車第12号形気動車|ホジ12形]] ホジ12
** [[下津井鉄道カハ1形気動車|客車第14号形]] ジ13
** [[両備鉄道レ1形気動車|客車第15号形]] ジ14・15・16
** [[井笠鉄道ホジ1形気動車|ホジ1形]] ホジ1-2（焼失）・3（現存）
** [[井笠鉄道ホジ100形気動車|ホジ100形]] ホジ101（現存）・102
* 客車
** [[井原笠岡軽便鉄道客車第1号形客車|客車第1号形]] ホハ1-2（どちらも現存）
** [[井原笠岡軽便鉄道客車第2号形客車|客車第2号形]] ホハ3・4・5-6（現存）
** [[井原笠岡軽便鉄道客車第3号形客車|客車第3号形]] ホハ7・8（現存）・9
** [[井笠鉄道客車第4号形客車|客車第4号形]] ホハ10（現存）
** [[井笠鉄道客車第5号形客車|客車第5号形]] ホハ11-12（どちらも現存）
** [[井笠鉄道客車第6号形客車|客車第6号形]] ホハ13-14（どちらも現存）
** [[両備鉄道ナ18形客車|客車第17号形]] ホハ18-19（どちらも現存）
* 貨車
** 貨車第1号形 ホト1-8
** 貨車第2号形 ホワ1・2・4・8
** 貨車第3号形 ホワフ1（現存）・2（焼失）
** 貨車第4号形 ホワ5・6
** 貨車第5号形 ホト9-12
** 貨車第6号形 ホワフ3（火事後に解体）
** 貨車第7号形 ホト13-18
** 貨車第8号形 ホト20
** 貨車第9号形 ホワフ4（火事後に解体）
** 貨車第10号形 ホト21・22
** 貨車第11号形 ホチ1・2
** 貨車第12号形 ホワフ5
** 貨車第13号形 ホテト23-26
** 貨車第14号形 ホテト27・28
** 貨車第15号形 ホト29-33
** 貨車第16号形 ホワフ6・7

==== 譲渡 ====
本線廃止後の1972年に西武山口線へ1号機関車の貸し出しと同時に以下の車両が譲渡された。
* 客車
** ホハ2（→西武31号）
** ホハ5（→西武32号）
** ホハ6（→西武33号）
** ホハ10（→西武34号）
** ホハ18（→西武35号）
** ホハ19（→西武36号）
** ホハ13（→西武37号）
** ホハ14（→西武38号）

=== 廃線跡 ===
笠岡から北川にかけては断片的に残っているが、[[岡山県道48号笠岡美星線]]の拡幅などでかなりの旧道床が姿を消した。また矢掛線と井原以西の旧道床も、大半が[[井原鉄道井原線]]の道床に転用され、遺構はわずかに残るのみである。

旧新山駅は駅舎が現存しており、[[井笠鉄道記念館]]として車輌や資料を保存している。

<br style="clear:both" />
=== 保存車両 ===
[[ファイル:井笠鉄道記念館 ホハ1.jpg|thumb|250px|right|ホハ1（井笠鉄道記念館）]]
[[ファイル:Kamaishu kousan E-type SL.JPG|thumb|250px|right|9号機関車（井原市七日市公園）]]
[[ファイル:ホジ9.JPG|thumb|250px|right|ホジ9（笠岡市交通公園）]]
[[ファイル:Igasa Railway Type Hoji101.JPG|thumb|250px|right|ホジ101（経ヶ丸グリーンパーク）]]
[[ファイル:Shimotsui hoji3.jpg|thumb|250px|right|ホジ3（下津井電鉄下津井駅（当時）・1990年）]]
井笠鉄道はかつての軽便鉄道のなかでも比較的遅くまで存続しており、しかも廃車となった車両の大半を解体せずに自社鬮場（くじば）車庫で保管していたため保存車が多く、2006年現在も下記の通り多数の機関車、気動車、そして客貨車が保存されている。

なお、このほかにも全廃時まで残存していた車両の大半が鬮場車庫に保管され、保存車の搬出後もそのまま残されていた。しかし1980年2月21日深夜に放火<ref group="注">車庫敷地内に侵入した 愛媛県生まれ住所不定無職の男（当時27歳）の犯行。動機は「女友達にあえない焦りと、無一文になった腹いせ」であり、八つ当たりによるものであった</ref>され、その大半が車庫ごと喪失した（記念館で保存予定だったホハ1も被害を受け、後に修復された）。

; [[井笠鉄道記念館]]
: 1号機関車（蒸気機関車）
:: [[オーレンシュタイン・ウント・コッペル|コッペル]]製B型ウェルタンク・サイドタンク式蒸気機関車。[[西武鉄道]][[西武山口線|山口線]]でも使用。
: ホハ1（客車）
: ホワフ1（貨車）
:: 井笠鉄道の保存車両の中で唯一保存されている貨車。
:
; 笠岡市交通公園（井笠鉄道本社前）
: ホジ9（気動車）
:: [[帝國車輛工業|梅鉢鉄工場]]製2軸ボギー式ガソリンカーを戦後、富士産業宇都宮工場でディーゼルカーへ改造したもの。
:
; 井原市 七日市公園
: 9号機関車（蒸気機関車）
:: ベルギー・コッケリル社製B型蒸気機関車。元[[釜石鉱山鉄道|富士製鐵釜石鉱山専用鉄道]]151
:: 当初は笠岡市交通公園で保存、その後[[京都府]]の[[伏見桃山城キャッスルランド]]、[[井原鉄道]]井原駅の建設予定地と保存場所が変わっていた。
:
; 井原市笹賀町 経ヶ丸グリーンパーク（子供の村）
: ホジ101（気動車）
:: 日本車輌製造製2軸ボギー式ディーゼルカー
: ホハ8（客車）
:
; [[福山市]][[新市町]] 新市クラシックゴルフ
: 3号機関車（蒸気機関車）
:: コッペル製B型ウェルタンク・サイドタンク式蒸気機関車。1号機の同型車。ただし、実車は「2」と車番を表記。
:: 1991年、[[赤坂遊園]]閉園により移動される。
: ホハ12（客車）
:: 1991年、赤坂遊園閉園により移動される。
:
; 福山市[[神辺町]] 太陽保育園
: ホハ11（客車）
:: 1991年、赤坂遊園閉園により移動される。
:
; [[岡山市]] [[池田動物園]]
: 2号機関車（蒸気機関車）
:: コッペル製B型ウェルタンク・サイドタンク式蒸気機関車。1号機の同型車。ただし、実車は池田動物園側の希望で「3」と車番を表記。
:
; [[長野県]] [[野辺山SLランド]]
: 7号機関車（蒸気機関車）
:: コッペル製C型ウェルタンク・サイドタンク式蒸気機関車。兵庫県姫路市の解体業者に引き取られたが、長期間放置され、「茄子畑のコッペル」として知られた。その後姫路市内のパチンコ店や、DIY店の駐車場などに展示された後、野辺山SLランドに譲渡された。
:
; [[下津井電鉄]] 旧下津井駅
: ホジ3（気動車）
:: [[富士重工]]製2軸ボギー式ディーゼルカー。同型のホジ1-2号は放火にて焼失したので、現存するホジ1形の唯一の車両。
:: 1972年3月31日の下津井電鉄線茶屋町~児島間廃止後に運行が計画された、地上設備撤収用貨物列車牽引を目的として下津井電鉄に譲渡された。ただし、現役時代同系車中で最も不調であったとされるホジ3だけにエンジンが不調で牽引力が充分でなかったと伝えられており、結局大半はトラックを直接軌道内に乗り入れさせて撤去作業を実施したため、ほとんど使用されなかった。
:
; [[千葉県]][[成田市]] [[羅須地人鉄道協会]][[成田ゆめ牧場]]
: ホハ2（客車）
: ホハ5（客車）
:: 1972年より[[西武山口線]]にて営業運転に使用された後、1985年ごろより [[西武遊園地]]にてレストランとして使用されていたが、2011年6月15日に譲渡された。
:
; [[栃木県]][[塩谷町]] 風だより・風の高原鉄道
: ホハ6（客車）
: ホハ10（客車）
:: 1972年より西武山口線にて営業運転に使用された後、1985年ごろより西武遊園地にてレストランとして使用されていたが、2011年6月15日に譲渡された。
:
; [[北海道]][[遠軽町]] [[丸瀬布森林公園いこいの森]]
: ホハ13（客車）
: ホハ14（客車）
: ホハ18（客車）
: ホハ19（客車）
:: 1972年より西武山口線にて営業運転に使用された後、1985年ごろより[[ユネスコ村]] にて展示されていたが、1993年に譲渡された。

== 鉄道線に関する参考文献 ==
* {{Cite book | 和書 | series = 毎日ムック | title = 軽便鉄道 郷愁の軌跡 | author = | publisher = [[毎日新聞社]] | year = 1978 }}
* {{Cite book | 和書 | title = 軽便鉄道 | author = 松本典久| publisher = [[保育社]] | year = 1982 }}
* {{Cite book | 和書 | title = 消えた鉄道を歩く | author = 堀淳一| publisher = [[講談社]] | year = 1986 }}
* {{Cite book | 和書 | title = 鉄道廃線跡を歩く | volume = II | author = [[宮脇俊三]]（編著）| publisher = [[日本交通公社]]出版事業局 | year = 1996 }}
* {{Cite book | 和書 | title = 追憶の軽便鉄道 井笠鉄道 | author = [[いのうえ・こーいち]]（編著）| publisher = [[プレス・アイゼンバーン]] | year = 1997 }}
* {{Cite book | 和書 | title = 軽便追想 | author = 高井薫平| publisher = [[ネコ・パブリッシング]] | year = 2000 }}
* {{Cite book | 和書 | author = [[和久田康雄]] | title = 私鉄史ハンドブック | edition = 第2刷 | date = 1995-12-20 | publisher = [[電気車研究会]] | language = 日本語 | isbn = 4-88548-065-5 | pages = p.154}}

== 企業に関する参考文献 ==
* {{Cite book | 和書 | title = 井笠鉄道七十年史のあゆみ | author = 井笠鉄道| publisher =  | date = 1981-07-01 |ref=harv}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}

== 関連会社 ==
* [[北振バス]]
* [[井笠バスカンパニー]]

== 外部リンク ==
{{Multimedia|井笠鉄道の画像}}
{{Commonscat|Ikasa Railway}}
* [http://web.archive.org/web/20121015003845/http://www4.ocn.ne.jp/~ikasa/ 井笠鉄道] - 閉鎖。（2012年10月15日時点の[[インターネット・アーカイブ|アーカイブ]]）
{{PASPY}}
{{Hareca}}
{{DEFAULTSORT:いかさてつとう}}
[[Category:井笠鉄道|*]]
[[Category:中国地方の鉄道路線 (廃止)]]
[[Category:日本の軽便鉄道]]
[[Category:かつて存在した岡山県の企業]]
[[Category:かつて存在した日本の鉄道事業者]]
[[Category:かつて存在した日本のバス事業者]]
[[Category:近鉄グループの歴史]]
[[Category:1911年設立の企業]] 
[[Category:経営破綻した企業]]<!-- 破産法に基づく -->