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二階堂蘭子
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'''二階堂 蘭子'''(にかいどう らんこ)は、[[二階堂黎人]]の[[推理小説]]「二階堂蘭子」シリーズに登場する架空の女性探偵。 == 概要 == [[1949年]][[7月19日]]生まれ。身長約165センチ。「ハリウッドの映画女優を思わせる豊かな巻き毛。滑らかな輪郭を持つ顔立ち。猫の目のような黒い瞳」と称される美貌の持ち主。登場作品の時代設定は昭和40年代であるが、[[ミニスカート]]を着用することが多い。 時代背景もあり、女性である彼女を軽視する関係者が多いことから、初対面で[[シャーロック・ホームズ]]のように相手の素性や近況を喝破することが多い。また、作者が冒険小説の風味を加えることを掲げていることもあり、頭脳プレイだけではなくアクティブに動き回り、逆に犯人に捕まってしまうこともある(犯人も完全犯罪志向の個人であるよりは、組織を駆使する凶暴残虐な怪人であったりすることが多い)。 「人狼城の恐怖」事件解決後、行方不明となる。以後、2012年刊行の『覇王の死』までに発表された作品は、いずれも失踪以前の事件を扱っている。失踪から約3年を経た1974年6月2日、1歳になるかならないかの息子・亜蘭(あらん)を連れて帰国した。 事件の記述者を務める二階堂黎人(にかいどう れいと)は蘭子の義兄にあたる。 宿敵は自らを'''魔王ラビリンス'''と名乗る怪人である。 == 作品リスト == === 長編 === *地獄の奇術師 *吸血の家 *聖アウスラ修道院の惨劇 *悪霊の館 *人狼城の恐怖(第一部・ドイツ編、第二部・フランス編、第三部・探偵編、第四部・解決編) *悪魔のラビリンス *魔術王事件 *双面獣事件 === 短編 === *ユリ迷宮(ロシア館の謎、劇薬、密室のユリ) *バラ迷宮(サーカスの怪人、変装の家、喰顔鬼、ある蒐集家の殺人、火炎の魔、薔薇の家の殺人) *ラン迷宮(泥具根博士の悪夢、蘭の家の殺人、青い魔物) {{DEFAULTSORT:にかいどうらんこ}} [[Category:架空の探偵]] [[Category:推理小説の登場人物]]
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