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'''中津祇園'''(なかつぎおん)は、10万石の城下町[[大分県]][[中津市]]を代表するおよそ570年以上の伝統のある[[祭]]である。 中津祇園は、豊前三大祭り([[宇佐八幡宮]]夏越し祭・小倉祇園祭)・豊前三大祇園([[小倉祇園太鼓]]・今井祇園)・大分三大祇園([[日田祇園祭|日田祇園]]・[[臼杵祇園まつり|臼杵祇園]])のひとつに数えられる。[[京都]]の[[祇園祭]]の流れを汲み、中津神社を中心とする「上祇園」と闇無浜神社(くらなしはまじんじゃ)を中心とする「下祇園」からなる。[[2004年]]([[平成]]16年)に[[大分県指定文化財一覧#無形民俗文化財|大分県の無形民俗文化財]]に指定された。 毎年7月20日以降の金・土・日の3日間、全部で12台の祇園車(ぎおんぐるま)と呼ばれる[[山車]]が「コンコンチキチン」の音とともに中津の旧市内を練り歩き、辻々で停車し祇園車の上で民舞等が奉納される。見所は、朝車(中日)・戻車(最終日)の晩に行われる「練り込み」で、 双方の広い境内で高さ約5メートルの祇園車を勇壮に走らせる。 このことから、祇園車は走る文化財とも呼ばれる。 なお、「練り込み」は、正徳2年(1712年)、時の中津藩主であった小笠原長円の病気治癒のため、祇園車を中津城内の椎木門から西御門まで走らせたのが起源とされている。平成24年(2012年)は、「練り込み」及び中津城内への祇園車引き入れから300周年の節目にあたる。 == 外部リンク == *[http://www.city-nakatsu.jp/ 中津市HP] *[http://www.nakatsu-gion.com/ 中津祇園保存協議会公式サイト] *[http://www.ogionsan.net/ 中津のお祇園さんHP] *[http://www.ogionsan.net/blog/ 中津祇園小咄] {{DEFAULTSORT:なかつきおん}} [[Category:大分県の祭り]] [[Category:中津市]] [[Category:都道府県指定無形民俗文化財]] [[Category:祇園祭・天王祭]]
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