中島裕之のソースを表示

{{Otheruses|プロ野球選手の中島裕之（なかじま ひろゆき）|コピーライター・小説家の中島裕之（なかじま '''ゆうし'''）|中島らも}}
{{存命人物の出典明記|date=2011年1月}}
{{Infobox baseball player
|選手名 = 中島 裕之
|英語表記 = Hiroyuki Nakajima
|所属球団 = オークランド・アスレチックス（マイナー）
|背番号 = 
|選手写真ファイル名 = Nakajima hiroyuki.jpg
|写真のコメント = 西武時代（2011年）
|国籍 = {{JPN}}
|出身地 = [[兵庫県]][[伊丹市]]
|生年月日 = {{生年月日と年齢|1982|7|31}}
|没年月日 = 
|身長 = {{フィートとcm (身長用変換)|5|11}}
|体重 = {{ポンドとkg (体重用変換)|200}}
|利き腕 = 右
|打席 = 右
|守備位置 = [[遊撃手]]、[[三塁手]]、[[二塁手]]
|プロ入り年度 = {{NPBドラフト|2000}}
|ドラフト順位 = ドラフト5位
|初出場 = 2002年10月6日
|最終出場 = 
|年俸 = $2,875,000（2013年）
|経歴 = 
* [[兵庫県立伊丹北高等学校]]
* [[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ<br />埼玉西武ライオンズ]] (2001 - 2012)
|代表チーム = {{Flagicon|JPN}} [[野球日本代表|日本]]
|五輪 = [[北京オリンピックにおける野球競技|2008年]]
|WBC = [[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|2009年]]
}}
'''中島 裕之'''（なかじま ひろゆき、[[1982年]][[7月31日]] - ）は、[[兵庫県]][[伊丹市]]出身の[[プロ野球選手]]（[[内野手]]）。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]・[[オークランド・アスレチックス]]傘下所属。

== 経歴 ==
=== プロ入り前 ===
[[兵庫県]][[伊丹市]]出身。出生時は右肩が母体内で引っかかるなどの難産で、担当医からは「右肩に何らかの障害が残る可能性がある」と指摘され、乳児の頃から柔らかいゴム製のボールを半ば強制的に握らされていたという<ref>2009年3月10日2時っチャオ「ニュースチャオ蔵」より</ref>。伊丹市立桜台小学校時代は[[投手]]として幼馴染みの[[山崎勝己]]と[[バッテリー]]を組み、全国大会に出場。[[伊丹市立天王寺川中学校]]では宝塚[[リトルシニア|シニア]]に所属し、高校進学時には県外の強豪校からもスカウトされ、地元の名門である[[報徳学園中学校・高等学校|報徳学園高校]]を受験。しかし不合格となり、[[野球]]では無名の[[兵庫県立伊丹北高等学校|伊丹北高校]]に進学<ref name="idomu">[http://web.archive.org/web/20100531065020/http://www.kobe-np.co.jp/info/hyogo_jin/63.shtml 兵庫人　挑む]</ref><ref>『シリーズにっぽんの高校野球 vol.10 兵庫編』（[[ベースボール・マガジン社]]）</ref>。シニアでの厳しい練習から野球に嫌気が差していたこともあり、強豪校とは違う練習環境の中で力を伸ばしていった。後に本人は「報徳に入学していたら野球を続けていなかったと思う」と発言している<ref name="idomu" />。

高校では1年時からレギュラーとなり、1年夏は[[右翼手]]として[[全国高等学校野球選手権兵庫大会|兵庫県大会]]に出場し、2年夏には1番[[打者]]として16強入りに貢献。以降は[[先発投手]]を務めるようになり、3年夏は「1番・投手」として出場し兵庫大会4回戦敗退。高校通算43[[本塁打]]。

{{by|2000年}}の[[2000年度新人選手選択会議 (日本プロ野球)|ドラフト会議]]において[[埼玉西武ライオンズ|西武ライオンズ]]が5位指名で交渉権を獲得し契約金4000万円、年俸600万円（金額は推定）で入団した<ref>『朝日新聞』2000年11月25日付朝刊 （14版、18面）</ref>。無名校出身ながら高卒で指名された理由について、当時同校の監督だった後藤博雄は「真面目な性格が下積みにも耐えられるとスカウトが評価したのではないか」と語っている<ref>[http://web.archive.org/web/20100702062047/http://www.kobe-np.co.jp/sports/kouya/archive/archive-00199.shtml 第８９回全国高等学校野球選手権　兵庫大会 - 感動アーカイブ]</ref>。

=== 西武時代 ===
プロ入り後、高校まで経験のなかった[[遊撃手]]に[[コンバート (野球)|コンバート]]される<ref>{{Cite web|date=|url=http://type.jp/s/kakokiji/type/0808_sports.html|title=プロフェッショナルの条件 中島裕之|publisher=＠type|accessdate=2011-12-08}}</ref>。{{by|2001年}}は[[イースタン・リーグ]]で30試合に出場して[[打率]].105、2[[安打]]。守備でも7[[失策]]を喫した。

{{by|2002年}}は二軍のレギュラーとなり、リーグで唯一全試合に出場。安打、得点、[[犠牲フライ|犠飛]]、[[死球]]でリーグ最多。リーグ2位の打率.299、チーム2位の11本塁打、リーグ4位の47[[打点]]を記録しファームの優秀選手を受賞。一方でリーグワーストの10[[併殺#併殺打|併殺打]]、25失策と粗さも目立った。シーズン終盤の10月に一軍初出場、初安打を記録。

{{by|2003年}}は前年の4試合から44試合と出場数を増やし、初打点、初本塁打、初[[盗塁]]を記録。二軍ではチームトップの打率.306、同2位の13本塁打を放った。同年オフ、チームの大先輩である[[清原和博]]の背番号「'''3'''」を引き継いだ。

{{by|2004年}}は[[フリーエージェント (日本プロ野球)|FA]]で[[ニューヨーク・メッツ]]へ移籍した[[松井稼頭央]]の後釜として、「7番・遊撃手」で初の開幕[[スターティングメンバー|スタメン]]に抜擢された。その後も「正遊撃手は荷が重過ぎる」との声もある中で監督の[[伊東勤]]からスタメンで起用され、[[2004年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にも監督推薦で初出場した。同年の[[パシフィック・リーグ]]では唯一フル[[イニング]]出場し、打率.287（リーグ19位）、27本塁打（リーグ8位）、90打点（リーグ7位）、18盗塁（リーグ4位）を記録してリーグ優勝と日本一に貢献した。

{{by|2005年}}は[[イレギュラーバウンド]]した打球を顔面に受けて[[頬骨]]を[[骨折]]し、戦線離脱。復帰後はレギュラーに戻り[[規定打席]]に到達して打率.274（リーグ19位）、11盗塁（リーグ7位）を記録したが、リーグ3位の17併殺打、遊撃手としてリーグ最多の10失策を記録。

{{by|2006年}}は開幕から3番打者を務め、[[2006年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にも選出され、一時首位打者争いに加わるなどチームの首位争いに貢献した。7月30日の[[東北楽天ゴールデンイーグルス|楽天]]戦で[[山村宏樹]]から[[死球]]を受け、左第4[[中手骨]]を骨折したが予定より早い9月12日に復帰した。初の打率3割となるリーグ4位の打率.306を記録。守備では2年連続で遊撃手部門リーグ最多の16失策を記録し、同年オフの[[契約更改]]では球団初となる守備での出来高払いが設定された。

{{by|2007年}}も開幕から3番で起用され、[[2007年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]に3度目の出場を果たした。両リーグ通じて唯一の9試合連続打点を記録するなど、リーグ5位の打率.300、同3位の160安打、チーム2位の74打点を記録したが、リーグ3位の134[[三振]]とレギュラー定着以降減少していた三振数が倍増した。守備でもリーグ2位、遊撃手としては3年連続リーグ最多の20失策を記録。

[[ファイル:L-Nakajima.jpg|right|thumb|280px|笑顔の中島（2008年）]]
{{by|2008年}}は[[北京オリンピック野球日本代表]]に選出され、[[2008年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]にも4度目の出場。共に同じ遊撃手の[[川崎宗則]]、[[西岡剛 (内野手)|西岡剛]]が選出されたこともあり、オールスターゲームでは[[三塁手]]を務めたが、悪[[送球]]による失策を記録した。北京五輪では、川崎の故障によって主に遊撃手を務めた。4年ぶりに20本塁打を記録。前半戦終了時にリーグトップだった打率は後半戦に入って徐々に落ちていったが、楽天の[[リック・ショート]]と首位打者を争い、楽天との最終戦までもつれ込んだ。結果は7毛差で及ばなかったが自己最高の打率.331を記録。最終戦後には[[故意四球|敬遠]]されなかった事について「勝負してくれて嬉しかった」と語った<ref>{{Cite web|date=2008/10/24|url=http://number.bunshun.jp/npb/column/view/3037/|title=真っ向勝負の首位打者争い。|publisher=Number Web|accessdate=2011-12-08}}</ref>。シーズン成績はチームトップの55[[四球]]を選び、それぞれ自己最高を更新する[[出塁率]].410、25盗塁で、初タイトルとなる[[最高出塁率 (日本プロ野球)|最高出塁率]]を獲得した。遊撃守備ではリーグ2位の12失策を記録したものの、[[守備率]]は遊撃手部門2位を記録して送球ミスも減り、[[ゴールデングラブ賞]]と[[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]を初受賞した。同年、かつて西武で背番号「3」を着けていた清原が引退を表明し、[[オリックス・バファローズ]]との最終戦の日にユニフォームの交換を行なった。オフの契約更改で年俸2億円に到達。「野球をやっている以上、いろんな国の選手がいる中でやってみたいという夢はあります。メジャーに行けるような選手になりたい」と将来的な[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]][[日本人選手のメジャーリーグ挑戦|挑戦]]志向を明かした<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/professional/koukai/2009/news/p-bb-tp1-20081213-439689.html 西武中島「ホンマですか！」2億円]日刊スポーツ、2012年12月18日。</ref>。

{{by|2009年}}は[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック|第2回WBC]]の[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表|日本代表]]に選出された。1次選考選手発表の際に[[イチロー]]は[[片岡易之]]・[[岸孝之]]らと共に「（選ばれれば）日本代表のキーマンになる3人」と語った。大会では2番遊撃手として出場、発熱で一部の試合を欠場したが、2度目の[[キューバ]]戦でスタメンに復帰した。チームトップの打率.364、出塁率.516、7打点を記録して日本代表の大会2連覇に貢献した。ペナントレースでは開幕から25試合本塁打がなかったが、6月21日の[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]戦で通算100本塁打を達成。[[2009年のオールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]に選手間投票によって選出され5度目の出場。第2戦で[[ファウルボール]]を観客席に突っ込んで捕球するなどしてベストプレー賞を受賞し、「守備で賞を頂けたことがうれしい」とコメント。主に3番遊撃手としてリーグで唯一全試合フルイニング出場してシーズン後半には故障した[[中村剛也]]の代わりに4番打者も経験し、2年連続3割20本塁打20盗塁（史上5人目）、自己最多の92打点、173安打で自身初の[[最多安打 (日本プロ野球)|最多安打]]、出塁率.398で2年連続となる最高出塁率のタイトルを獲得し、2年連続で[[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]も受賞した。遊撃守備では初めて守備率.980台をマークした。

{{by|2010年}}も3番打者としてチームを牽引した。一時は打率が4割を越えたが、シーズン終盤はチャンスでの併殺打が増えた。同年オフには[[ポスティングシステム]]を利用した[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]][[日本人選手のメジャーリーグ挑戦|挑戦]]を球団側に訴えたが、交渉窓口となった球団本部長（当時）の[[前田康介]]が「話し合いの結果、残留で決まった」と報道陣に対して一方的に発表したことから<ref>{{Cite web|date=2010-10-30|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20101030-696044.html|title=中島メジャー希望伝える　球団は「残留」|publisher=日刊スポーツ|accessdate=2012-01-11}}</ref>、中島は「勝手に発表された。『分かった』としか言われていない」と、事実と異なる説明をされたとして球団に対する不信感を露にした<ref>{{Cite web|date=2010-10-31|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20101031-696457.html|title=中島裏切られた…西武「勝手に」残留発表|publisher=日刊スポーツ|accessdate=2012-01-11}}</ref>。その後、監督の[[渡辺久信]]の仲裁により球団側と再度話し合い、残留することが正式に発表された。

{{by|2011年}}はこの年から導入された統一球の影響もあり5月までは打率.266、3本塁打、OPS.771と調子が上向かなかったが、6月から調子を上げ、6月から9月まで打率.312、9本塁打、OPS.819と復調。7月11日のオリックス戦では[[警告試合]]を引き起こしている。発端は、6回裏に[[高宮和也]]の2球目が中島の背中に直撃。これに中島が激昂してマウンドへ歩み寄ると、両チームがベンチに飛び出し、乱闘寸前の雰囲気となった。試合は9対1で勝ったものの「（オリックスは）しょうもないチーム」、「ことしのうちに、必ず試合中にやり返しますよ」と発言した<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/110712/bsg1107120505001-n1.htm レオＶｓオリ遺恨勃発！中島死球で大乱闘 ]</ref>。最終的にこのシーズンでの対オリックス戦は、打率.383、36安打の18打点と滅法強かった。チームが最下位に沈んでいた7月25日の[[千葉ロッテマリーンズ|ロッテ]]戦では決勝本塁打を放ち、ヒーローインタビューではこの試合からキャプテンに任命されて右胸に「C」の文字が入ることを報告した。しかし10月は打率.271、本塁打なし、OPS.612と再び調子を落とし、5年連続で記録していた打率3割が途絶えた。最終的に右投手に対しては打率.316と例年通りの成績を残したが、左投手に対しては打率.237と苦手とした。本塁打も16本と4年ぶりに20本を下回ったが、得点圏打率はリーグ2位の.351を記録し、遊撃手としては史上二人目となるシーズン100打点を達成。中村剛也とともに球団初の100打点コンビとなった。また、21個の盗塁を成功させ失敗はわずか2個で、盗塁成功率は.913であった。オフには球団よりポスティングシステムを利用したメジャー移籍を容認されたことを受け、11月22日にメジャー挑戦を正式表明した<ref>{{Cite web|date=2011-11-22|url=http://www.seibulions.jp/news/detail/5518.html|title=中島裕之選手のポスティングについて|publisher=埼玉西武ライオンズ|accessdate=2012-01-11}}</ref>。同月28日に申請書類を提出し<ref>{{Cite web|date=2011-11-29|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/11/29/kiji/K20111129002130290.html|title=ジャイアンツ本命　中島12月3日にも落札球団判明へ|publisher=スポニチ Sponichi Annex|accessdate=2012-01-11}}</ref>、12月8日には入札額250万ドルで[[ニューヨーク・ヤンキース]]が交渉権を獲得したことが発表された<ref>{{Cite web|date=2011-12-08|url=http://www.seibulions.jp/news/detail/5584.html|title=中島裕之選手のポスティング入札について|publisher=埼玉西武ライオンズ|accessdate=2011-12-08}}</ref><ref>{{Cite web|date=2011-12-08|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2011120800678|title=ヤンキース落札額、約2億円＝中島入札で西武が発表－プロ野球|publisher=時事通信|accessdate=2011-12-08}}</ref>。その後[[:en:Greg Genske|グレグ・ゲンスキー]]を代理人として入団交渉を行ったが契約合意には至らなかった<ref>{{Cite web|date=2012-01-06|url=http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2012010600100|title=中島、ヤンキースとの交渉決裂＝西武残留へ－米大リーグ|publisher=時事通信|accessdate=2012-01-06}}</ref>。

{{by|2012年}}1月10日に契約更改を行い、このシーズンも残留することが決定<ref>{{Cite web|date=2012-01-10|url=http://www.seibulions.jp/news/detail/5685.html|title=中島選手の契約更改について|publisher=埼玉西武ライオンズ|accessdate=2012-01-11}}</ref><ref>{{Cite web|date=2012-01-11|url=http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp1-20120111-887823.html|title=「西武の中島」現状維持で笑顔の契約更改|publisher=日刊スポーツ|accessdate=2012-01-11}}</ref>。シーズンでは6月に入ってから調子が上がり、6月の月間MVPを獲得。12年目で初の受賞となった。故障で離脱した中村の代わりに4番を打つこともあった。[[首位打者]]を牽引していたが、8月に腰の状態が悪化、9月に左脇腹痛を発症してからは打率が下がり、ロッテの[[角中勝也]]と首位打者を競うことになる。ロッテとの最終戦では1打席は四球。2打席目も敬遠気味にボールを投げられ、その際2球わざと空振りしたことが潔いと報道された<ref>報道ステーション2012年10月10日放送</ref>（結局四球を選んで出塁）。最終戦では2打席凡退し、打率.311。1厘差で首位打者を逃した。オフには[[フリーエージェント (日本プロ野球)|海外FA権]]を行使する。

=== アスレチックス時代 ===
12月17日に[[オークランド・アスレチックス]]と総額650万ドルの2年契約＋出来高（3年目は年俸550万ドルの球団オプション）で合意したことが報じられ<ref>{{cite news|url=http://oakland.athletics.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20121217&content_id=40719034&vkey=news_oak&c_id=oak|title=A's set to announce Nakajima signing Tuesday|newspaper=MLB.com|date=2012-12-17|accessdate=2012-12-17}}</ref>、18日に契約<ref>{{cite news|url=http://oakland.athletics.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20121218&content_id=40743488&vkey=news_oak&c_id=oak|title=Hiro's welcome: A's introduce popular Nakajima|newspaper=MLB.com|date=2012-12-18|accessdate=2012-12-18}}</ref><ref>{{cite news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20121219-1061531.html|title=「やる自信だけはある」／中島一問一答|newspaper=日刊スポーツ|date=2012-12-19|accessdate=2012-12-19}}</ref><ref>{{cite news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20121219-1061506.html|title=ワクワク！興奮／中島一問一答|newspaper=日刊スポーツ|date=2012-12-19|accessdate=2012-12-19}}</ref>。会見ではアスレチックスとの契約の理由についての問いに対しての「まぁ、（GMの）[[ビリー・ビーン]]が格好いいと…」という答えを通訳が「Billy Beane is extremely sexy and cool（ビリー・ビーンがセクシー＆クールだから）」と英訳し、[[Twitter]]やアメリカのメディアで話題となった<ref>{{cite news|url=http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/p-bb-tp2-20121221-1062325.html|title=「セクシー＆クール」中島の名言米に拡散|newspaper=日刊スポーツ|date=2012-12-21|accessdate=2012-12-22}}</ref>。

{{by|2013年}}の[[スプリングトレーニング]]では無安打が続いて、バッティングフォームを[[オープンスタンス]]に変更するなど深刻な[[スランプ]]に陥った<ref>[http://megalodon.jp/2013-0403-1717-05/hochi.yomiuri.co.jp/mlb/news/20130325-OHT1T00030.htm 中島、8戦連続の無安打]スポーツ報知 2013年3月25日</ref>。さらに、9試合ぶりの安打である一塁内野安打を打った直後に左太もも裏を損傷<ref>[http://www.sanspo.com/baseball/news/20130327/mlb13032711520010-n1.html　中島が9試合ぶりヒットも左太もも裏故障が発生]サンスポ 2013年3月26日</ref>。その後の試合は全て欠場し<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2013/03/29/kiji/K20130329005502350.html 中島 残りのOP戦欠場へ]スポニチ 2013年3月29日</ref>、結局17試合の出場で打率.167、出塁率.286、本塁打なし、2盗塁、遊撃守備で4失策を喫してスプリングトレーニングが終わり、3月30日に15日間の[[故障者リスト]]入りして開幕を迎えた<ref>{{cite web|url=http://oakland.athletics.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130330&content_id=43561230&vkey=pr_oak&c_id=oak|title=A's option Figueroa and Parrino to Sacramento; place Nakajima on DL|work=MLB.com A's Press Release|author=|date=March 30, 2013|accessdate=March 30, 2014}}</ref>。5月3日にはAAA級[[サクラメント・リバーキャッツ]]の公式戦に出場したが、翌日に左太ももの痛みが再発し再検査を受けることが発表され<ref>[http://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/f-bb-tp2-20130506-1123029.html　中島　患部の不調訴え再検査へ]日刊スポーツ 2013年5月6日</ref>、23日に[[ロースター (MLB)#25人枠（アクティブ・ロースター）|25人枠]]から外れる<ref>{{cite web|url=http://oakland.athletics.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20130523&content_id=48391828&vkey=pr_oak&c_id=oak|title=A's reinstate Nakajima from the DL and option him to Sacramento|work=MLB.com A's Press Release|author=|date=May 23, 2013|accessdate=March 30, 2014}}</ref>。サクラメントでは遊撃手の他に三塁手と[[二塁手]]でも起用され、6月7日の[[ツーソン・パドレス|ツーソン]]戦まで10試合連続安打を記録し、前半戦は52試合の出場で打率.279、4本塁打、OPS.729、2盗塁の成績を記録したが、8月16日に[[ロースター (MLB)#40人枠|40人枠]]から外れる。後半戦は38試合の出場で打率.289、本塁打なし、OPS.652、1盗塁の成績を喫しシーズンを終えた。最終的な2013年のシーズン成績は、打率.283、4本塁打、OPS.698で、チーム平均OPS.776を大きく下回る結果となった。

{{by|2014年}}は招待選手としてのスプリングトレーニング参加もなく、当初はAA級[[ミッドランド・ロックハウンズ]]で開幕を迎える予定だったが、[[アディソン・ラッセル]]の故障に伴いスプリングトレーニングに参加し、6試合に出場。3月28日に40人枠入りし、3月29日にAAA級サクラメントへ異動した<ref>{{cite web|url=http://oakland.athletics.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20140329&content_id=70430846&vkey=pr_oak&c_id=oak|title=A's Announce Opening Day Roster|work=MLB.com A's Press Release|author=|date=March 29, 2014|accessdate=April 3, 2014}}</ref>。4月3日に再び40人枠から外れ、AAA級サクラメントへ降格した。サクラメントでも打率.128、0本塁打の成績で、4月30日にはAA級ミッドランドへ降格した。

ビーンGMは、「ナカジマの獲得は大失敗だった。大金を積めばいい選手が獲れるという考えは、やはり浅はかだったということが図らずも証明された」<ref name="makoto">http://bizmakoto.jp/makoto/articles/1405/29/news009_2.html</ref>というコメントを怒りの口調で残した<ref name="makoto"/>。それに関して地元記者は、中島の獲得が日本での宣伝効果を見込んだものであり、「多少期待外れでもナカジマをメジャーに昇格させるつもりだったが、あまりに酷すぎて使い物にならず、結局目をつぶることができなくなった」<ref name="makoto"/>との経緯を述べている<ref name="makoto"/>。

== 選手としての特徴 ==
=== 打撃 ===
[[ファイル:Hiroyuki Nakajima 2010.jpg|thumb|right|中島の打撃フォーム（2010年）<br />バットを高く掲げている点が特徴的である]]
[[剣道]]の上段構えのように[[バット (野球)|バット]]を高く掲げた特徴的な構えからスイングする。相手の呼吸に合わせて間合いをとるため逆に自分の呼吸を読ませないように考えた結果、左腕が上がって口元を隠すフォームに行き着いたという<ref>週刊文春2008年9月11日号</ref>。

早い[[ボールカウント]]から積極的に踏み込んで打ちに行く傾向があり、ファーストストライク時の打率が高く広角に長打を放つことができる<ref>[http://www.plus-blog.sportsnavi.com/input/article/140 選手分析　～西武 #3 中島 裕之～] プロ野球 データスタジアム、2010年11月18日。</ref>。これは高校時代に練習で打球が左翼後方のテニスコートやプールに飛び込むことが多く、他の部から苦情が頻出したことから監督に「危ないから右に打て」と指示されて取り組んだという<REF>スポーツアルバムNo.21 中島裕之、[[ベースボール・マガジン社]]、2009年、雑誌67917-86、46項　他</ref>。本人曰く「ゴルフのピッチング・ウェッジを打つ感覚」で右手を押し込む強さを加減して打球の飛距離を調節できると言い、[[宮本慎也]]からは「天才」と評された<ref>[http://number.bunshun.jp/articles/-/13661 中島裕之の“飛ばさない技術”。～天才的打撃の神髄～(1/2) - Number Web : ナンバー]</ref>。

[[ボール (野球)#「飛ぶボール」「飛ばないボール」の問題|基準違反統一球]]が導入されていた2011年から2012年までの通算対左打率.255と左投手に弱いが、同対右打率.321と右投手に強い。同得点圏打率.318と勝負強さも備え、10打席に1つ近い割合で[[四球]]を選ぶ[[選球眼]]も兼ね備える。一方で[[バント]]は苦手としており、[[犠牲バント]]のサインが出ると「（投手が）楽なところに投げてこないかなぁ」と毎回思うという<ref name=jspo201005>『[[ガンバレ日本プロ野球!?]]』（[[J SPORTS]]）2010年シーズン・第5回</ref>。また、狙った場面で[[犠牲フライ]]を打つ技術も持ち合わせている<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2011/09/10/kiji/K20110910001592100.html これぞ“名人芸”中島 2年連続11犠飛] スポニチ Sponichi Annex、2011年9月10日</ref>。

=== 守備・走塁 ===
守備では下半身と地肩を活かしたプレーを特徴とする<ref name="nakajima2011"></ref><ref>{{Cite book|和書|author=小関順二、西尾典文、泉直樹|year=2009|title=プロ野球スカウティングレポート2009|publisher=アスペクトムック|pages=452-453頁|id=ISBN 978-4-7572-1628-0}}</ref>。レギュラーに定着した頃は失策数も多かったが、ゴールデングラブ賞を受賞した2008年から守備練習を増やして徐々に堅実さが加わり<ref name="df">『週刊プロ野球データファイル』2012年38号、ベースボール・マガジン社、雑誌27741-1/4、5-8頁。</ref><ref name="nakajima2010">{{Cite book|和書|author=小関順二、西尾典文、泉直樹|year=2010|title=プロ野球スカウティングレポート2010|publisher=アスペクトムック|pages=476-377頁|id=ISBN 978-4-7572-1744-7}}</ref>、2010年にはリーグ2位の守備率を記録するなど例年守備率を向上させている。一方で遊撃手としては守備範囲が狭く、2010年には守備イニング1000以上の同ポジション中で両リーグワーストの[[UZR]]-19.4を記録し<ref>『月刊スラッガー』2011年5月号、日本スポーツ企画出版社、雑誌15509-5、45頁。</ref>、2012年にも両リーグワーストのUZR-23.2を記録した<ref>{{Cite book|和書|author=岡田友輔、道作、三宅博人、morithy、蛭川皓平、高多薪吾、Student、水島仁|year=2013|title=プロ野球を統計学と客観分析で考える セイバーメトリクス・レポート2|publisher=水曜社|pages=75頁|id=ISBN 978-4-88065-319-8}}</ref>。

走塁では右打者ということもあり一塁到達タイムは5秒台が多く、良くて4.25秒と足が速いほうではないが<ref name="nakajima2011">{{Cite book|和書|author=小関順二、西尾典文、石川哲也、場野守泰|year=2011|title=プロ野球スカウティングレポート2011|publisher=廣済堂出版|pages=74-75頁|id=ISBN 978-4-331-51519-8}}</ref>ベースランニングは上手い。三塁打時には12秒台前半を記録し<ref name="nakajima2011"></ref>、盗塁成功率も日本での通算約75パーセントを誇る。このためメジャーリーグのスカウトからは「スピードのある[[マイケル・ヤング (内野手)|マイケル・ヤング]]」「頭脳的なベースランニングのラン（得点）・プロデューサー」と評価された<ref>現役スカウト部長が見た日本チーム『[[月刊スラッガー]]』2009年6月号、[[日本スポーツ企画出版社]]、2009年、雑誌15509-6、52項</ref>。

== 人物 ==
愛称は「'''ナカジ'''」。

西武の後輩野手たちからは「打撃のアドバイスを求めても、返答は擬音が多くてわかりにくい」「時々何を言っているのか理解できないことがある」と言われている<ref name=jspo201005/>。球場に来た[[長嶋茂雄]]から打撃指導を受けた際、長嶋独特の擬音を交えた指導にほかの西武の選手が首をかしげる中、中島のみ「長嶋さんの理論がわかりました」と語ったという<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/sports/baseball/npb/lions/columndtl/201104190007-spnavi?page=2 将来はミスター!? “天然系強打者”中島裕之の素顔 （2/2） ] - 西武の先輩で交流のある[[大塚光二]]がインタビューに答えている。</ref>。

女性人気が高く、[[2010年]]の[[バレンタインデー]]にはチームNo.1となる120個の[[チョコレート]]が届いた<ref>[http://www.zakzak.co.jp/sports/baseball/news/20100215/bbl1002151632004-n2.htm 雄星チョコ70個も…フォーム固まらず息切れ状態に] - ZAKZAK・2010年2月15日</ref>。一方でファン感謝デーなどの際にいきなり女性に尻を揉まれるといったことも頻発しており、試合だけでなくこれらの行事などでも[[スポーツ用サポーター|ファウルカップ]]を着用している<ref name=jspo201005 />。

シーズンオフにはチームメイトの伝を頼って海外に一人旅に出ることが多く、[[2008年]]には[[アレックス・カブレラ]]の出身国である[[ベネズエラ]]、[[2009年]]は同じく[[ヒラム・ボカチカ]]の[[プエルトリコ]]に旅に出ている<ref name="df"></ref>。特に[[スペイン語]]ができるわけでもないのに物怖じせずに旅に出る姿勢から、[[金村義明]]から「絶対メジャーリーグ向きだ」と評された<ref name=jspo201005/>。

== 詳細情報 ==
=== 年度別打撃成績 ===
{| {{年度別打撃成績}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2002}}
|rowspan="11" style="text-align: center;"|[[埼玉西武ライオンズ|西武]]
|4||7||7||0||1||0||0||0||1||0||0||0||0||0||0||0||0||2||1||.143||.143||.143||.286
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2003}}
|44||98||89||12||23||3||1||4||40||11||1||2||0||0||5||0||4||22||0||.258||.327||.449||.776
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2004}}
|'''133'''||559||502||70||144||22||3||27||253||90||18||2||3||4||39||7||11||108||7||.287||.349||.504||.853
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2005}}
|118||444||405||56||111||21||2||11||169||60||11||3||3||3||22||3||11||67||17||.274||.327||.417||.744
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2006}}
|105||459||412||76||126||22||1||16||198||63||14||4||0||4||30||3||'''13'''||66||12||.306||.368||.481||.849
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2007}}
|143||593||533||68||160||28||5||12||234||74||9||4||1||5||41||0||13||134||15||.300||.361||.439||.801
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2008}}
|124||556||486||75||161||32||0||21||256||81||25||5||0||3||55||3||12||96||15||.331||'''.410'''||.527||.937
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2009}}
|'''144'''||648||560||'''100'''||'''173'''||31||3||22||276||92||20||12||0||3||75||4||10||113||17||.309||'''.398'''||.493||.891
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2010}}
|130||579||503||80||158||33||3||20||257||93||15||5||0||'''11'''||52||2||13||97||20||.314||.385||.511||.896
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2011}}
|'''144'''||633||566||82||168||27||1||16||245||100||21||2||0||'''11'''||44||0||12||93||11||.297||.354||.433||.787
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|2012}}
|136||567||499||69||155||29||1||13||225||74||7||6||1||6||52||3||9||76||10||.311||.382||.451||.833
|-
!colspan="2"|通算：11年
|1225||5143||4562||688||1380||248||20||162||2154||738||141||45||8||50||415||25||108||874||125||.302||.371||.472||.846
|}
* 2013年度シーズン終了時
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

=== 年度別打撃成績所属リーグ内順位 ===
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size: small;"
|-
! 年度 !! 年齢 !! 所属リーグ !! 打率 !! 安打 !! 二塁打 !! 三塁打 !! 本塁打 !! 打点 !! 盗塁 !! OPS 
|-
|2002 || 20 || rowspan="11"| パ・リーグ  || - || - || - || - || - || - || - || - 
|-
|2003 || 21 || - || - || - || - || - || - || - || - 
|-
|2004 || 22 || - || 10位 || - || 7位 || 7位 || 8位 || 4位 || - 
|-
|2005 || 23 || - || - || - || - || - || - || 7位 || - 
|-
|2006 || 24 || 8位 || - || - || - || - || - || 8位 || 9位 
|-
|2007 || 25 || 5位 || 3位 || 6位 || 4位 || - || 9位 || - || - 
|-
|2008 || 26 || style="background:silver;" | 2位 || 5位 || 4位 || - || 8位 || 9位 || 4位 || style="background:#cc9966;" | 3位 
|-
|2009 || 27 || 6位 || style="background:gold;" | 1位 || 9位 || - || 9位 || 4位 || 8位 || 5位
|-
|2010 || 28 || 9位 || ‐ || 6位 || 10位 || 9位 || 4位 || 10位 || 5位 
|-
|2011 || 29 || 6位 || style="background:#cc9966;" | 3位 || 8位 || - || 6位 || 2位 || - || 5位
|-
|2012 || 30 || style="background:silver;" | 2位 ||  style="background:silver;" | 2位 || 5位 || - || 6位 || 5位 || - || style="background:silver;" | 2位
|-
|}
* -は10位未満（打率、OPSは規定打席未到達の場合も-と表記）

=== 年度別守備成績 ===
{| class="wikitable" style="text-align: right; font-size: small;"
|-
!rowspan="2"|年度!!colspan="6"|三塁!!colspan="6"|遊撃
|-
!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率!!試合!!刺殺!!補殺!!失策!!併殺!!守備率
|-
|2002||1||1||1||0||0||1.000||colspan="6" style="text-align:center;"|-
|-
|2003||20||8||20||3||2||.903||2||2||2||0||0||1.000
|-
|2004||colspan="6" style="text-align:center;"|-||'''133'''||'''235'''||363||'''17'''||73||.972
|-
|2005||colspan="6" style="text-align:center;"|-||112||158||267||'''10'''||45||.977
|-
|2006||colspan="6" style="text-align:center;"|-||99||162||241||'''16'''||44||.962
|-
|2007||colspan="6" style="text-align:center;"|-||'''140'''||'''209'''||393||'''20'''||73||.968
|-
|2008||4||0||1||0||0||1.000||122||'''204'''||359||12||'''79'''||.979
|-
|2009||colspan="6" style="text-align:center;"|-||'''144'''||'''212'''||'''446'''||'''12'''||'''89'''||.982
|-
|2010||colspan="6" style="text-align:center;"|-||129||182||365||11||72||.980
|-
|2011||colspan="6" style="text-align:center;"|-||'''144'''||'''222'''||'''444'''||10||'''99'''||'''.985'''
|-
|2012||colspan="6" style="text-align:center;"|-||'''134'''||'''236'''||357||18||69||.971
|-
!通算
|25||9||22||3||2||.912||1159||1822||3237||126||543||.975
|}
* 2013年度シーズン終了時
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

=== タイトル ===
* [[最高出塁率 (日本プロ野球)|最高出塁率]]：2回（2008年、2009年）
* [[最多安打 (日本プロ野球)|最多安打]]：1回（2009年）

=== 表彰 ===
* [[ベストナイン (日本プロ野球)|ベストナイン]]：4回（遊撃手部門・2008年 - 2009年、2011年 - 2012年）
* [[ゴールデングラブ賞]]：3回（遊撃手部門・2008年、2011年 - 2012年）
* [[月間MVP (日本プロ野球)|月間MVP]]：1回（2012年6月）
* オールスターゲーム新人賞：1回（2004年）
* オールスターゲーム優秀選手賞：1回（2004年第2戦）
* オールスターゲームベストプレー賞：1回（2009年第2戦）
* [[日本選手権シリーズ|日本シリーズ]]優秀選手賞：1回 （[[2008年の日本シリーズ|2008年]]）

=== 記録 ===
;初記録
* 初出場・初先発出場：2002年10月6日、対[[北海道日本ハムファイターズ|日本ハムファイターズ]]28回戦（[[東京ドーム]]）、 5番・[[指名打者]]で先発出場
* 初打席・初安打：同上、2回表に[[金村曉]]から右前安打
* 初打点：2003年8月3日、対日本ハムファイターズ21回戦（[[西武ドーム]]）、4回裏に[[関根裕之]]から中前適時打
* 初本塁打：2003年8月5日、対[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]21回戦（[[福岡ドーム]]）、2回表に[[寺原隼人]]から左越ソロ
* 初盗塁：2003年8月12日、対[[大阪近鉄バファローズ]]22回戦（西武ドーム）、9回裏に二盗（投手：[[高村祐]]、捕手：[[藤井彰人]]）
* 初死球：2003年8月19日、対[[千葉ロッテマリーンズ]]22回戦（[[宮城球場]]）、9回表に[[戸部浩]]から
;節目の記録
* 100本塁打：2009年6月21日、対東京ヤクルトスワローズ4回戦（[[明治神宮野球場]]）、1回表に[[石川雅規]]から左越2ラン　※史上255人目
* 1000本安打：2010年7月20日、対福岡ソフトバンクホークス14回戦（福岡Yahoo!JAPANドーム）、7回表に[[杉内俊哉]]から右前安打　※史上259人目
* 1000試合出場：2011年6月30日、対[[オリックス・バファローズ]]6回戦（[[大阪ドーム|京セラドーム大阪]]）、3番・[[遊撃手]]として先発出場　※史上444人目
* 150本塁打：2012年4月7日、対福岡ソフトバンクホークス2回戦（西武ドーム）、4回裏に[[岩嵜翔]]から左越ソロ　※史上157人目
* 100死球：2012年5月3日、対[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]4回戦（西武ドーム）、6回裏に[[美馬学]]から　※史上17人目
;その他の記録
* 9試合連続打点：2007年
* 1イニング2盗塁死：2012年3月31日、対北海道日本ハムファイターズ2回戦（[[札幌ドーム]]）、3回表に記録（[[田中賢介]]の悪送球で一塁に残った）　※史上初<ref>{{Cite web|url=http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/04/01/kiji/K20120401002950450.html |title=1イニングで2度盗塁死!?中島史上初の珍記録 |publisher=スポニチ Sponichi Annex |date=2012-04-01 |accessdate=2012-04-05}}</ref>
* 2年連続2桁犠飛　※史上初
* 4試合連続猛打賞：2012年7月15 - 17日、25日　※球団新記録
* [[オールスターゲーム (日本プロ野球)|オールスターゲーム]]出場：8回（2004年、2006年 - 2012年）
* 2年連続3割20本塁打20盗塁（2008年、2009年）　※史上5人目

=== 背番号 ===
* '''56''' （2001年 - 2003年）
* '''3''' （2004年 - 2013年）
** '''6''' （[[2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表|2009年 WBC]]）

== 関連情報 ==
=== CM ===
*[[アンダーアーマー]]（2009年）
*[[ポカリスエット]]（2009年、[[川崎宗則]]と共演）

=== DVD ===
* 中島裕之　進化する若獅子、背番号3（PCBE-53174 2010年4月21日発売、販売元:[[ポニーキャニオン]]、発売元:[[J SPORTS|ジェイ・スポーツ・ブロードキャスティング]]）

=== ラジオ ===
* 中島裕之の今日も一発やったるで!（[[文化放送ライオンズナイター]]内、イニング間のコーナー。主に中島選手へのインタビュー）

== 脚注 ==
{{Reflist|2}}

== 関連項目 ==
* [[兵庫県出身の人物一覧]]
* [[埼玉西武ライオンズの選手一覧]]
* [[日本人のメジャーリーグベースボール選手一覧]]
* [[日本人のマイナーリーグ選手一覧]]

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Hiroyuki Nakajima}}
* [http://bis.npb.or.jp/players/01005113.html 個人年度別成績 中島裕之] - 日本野球機構オフィシャルサイト
* {{MLBstats | mlb=493141 | espn= | br= | fangraphs=14446 | cube=}}
* [http://www.baseball-reference.com/minors/player.cgi?id=nakaji001hir Minor League Statistics & History - Baseball-Reference.com]

{{Navboxes|title=業績
|list1=
</span>
{{日本シリーズ優秀選手}}
{{パシフィック・リーグ最多安打}}
{{パシフィック・リーグ最高出塁率}}
{{パシフィック・リーグ ベストナイン (遊撃手)}}
{{パシフィック・リーグ ゴールデングラブ (遊撃手)}}
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{{Navboxes|title=野球日本代表
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</span>
{{北京オリンピック野球日本代表}}
{{2009 ワールド・ベースボール・クラシック日本代表}}
}}
{{西武ライオンズ2000年ドラフト指名選手}}

{{デフォルトソート:なかしま ひろゆき}}
[[Category:日本の野球選手]]
[[Category:オリンピック野球日本代表選手]]
[[Category:ワールド・ベースボール・クラシック日本代表選手]]
[[Category:埼玉西武ライオンズ及びその前身球団の選手]]
[[Category:兵庫県出身の人物]]
[[Category:1982年生]]
[[Category:存命人物]]