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'''下野上田藩'''（しもつけかみだはん）は、江戸時代中期の[[下野国|下野]]に短期間存在した藩。藩庁は[[都賀郡]]上田（現在の[[栃木県]][[下都賀郡]][[壬生町]]大字上田）に置かれた。

== 藩史 ==
[[元禄]]5年（[[1692年]]）2月7日、[[徳川綱吉]]の寵臣であった[[安房国|安房]][[東条藩]]主・[[西郷寿員]]は、下野国都賀郡・[[河内郡]]・[[芳賀郡]]に所領を移された。これにより、下野上田藩が立藩した。

だが、寿員の養父で[[隠居]]の[[西郷延員]]が、不行状の咎を受けて寿員預かりの[[蟄居]]の身になると、寿員もその余波を受ける。翌元禄6年（[[1693年]]）11月、寿員は養父と同じく不行状・勤務怠慢などの罪を咎められて所領の半分を没収され、下野上田藩は2年足らずで廃藩となった。以後、[[西郷氏|西郷家]]は5000石の交替寄合となった。

== 歴代藩主 ==
=== [[西郷氏|西郷（さいごう）家]] ===
[[譜代]]。1万石。
#[[西郷寿員|寿員]]（ひさかず）

== 関連項目 ==
*[[藩の一覧]]

{{DEFAULTSORT:しもつけかみたはん}}
[[Category:藩]]
[[Category:下野国]]
[[Category:西郷氏|藩しもつけかみた]]
[[Category:栃木県の歴史]]
[[Category:壬生町]]