三角定規のソースを表示

[[Image:sankakuzyougi.jpg|thumb|300px|right|プラスチック製三角定規]]
'''三角定規'''（さんかくじょうぎ）とは[[三角形]]の[[定規]]のこと。通常、[[直角三角形]]2枚のセットを意味する。

1つは、角が45°・45°・90°（[[直角二等辺三角形]]）、1つは、角が30°・60°・90°（[[正三角形]]の半分、半正三角形ということがある）である。直角二等辺三角形の[[斜辺]]と、半正三角形の長いほうの[[隣辺]]は長さが等しい。目盛りがついているものもある。

[[平行]]線や[[垂線]]を作図するために用いられる。

[[紙]]など測定対象との間に[[空気]]が残らないよう、中心に穴が開いているものが多い。この穴から空気が逃れるため、紙上にしっかり固定させやすい。

一般向けの三角定規は主に[[合成樹脂]]（[[ポリ塩化ビニル|塩化ビニル樹脂]]、[[アクリル樹脂]]、[[ポリカーボネート]]など）を素材にして作られているものがほとんどであり、[[木]]製や[[金属]]製のものは稀である。また形状から、[[竹]]製のものはない。

[[定規|直線定規]]（ものさし）、[[分度器]]と並んで教育の現場で広く用いられている[[文房具|文具]]の一つである。

== 特殊な三角定規 ==
教育目的の[[黒板]]用大型の三角定規などでは木製のものも見られる。

かさばる等の欠点を解決するために折りたたみ式三角定規もある。

[[製図]]用の定規は斜辺が30cmほどの大きさで、目盛りが付いていないことが多い。

カッティング用や[[建築]]用の物は定規に傷が付きやすいため、[[アルミ]]製の物が多い。

視覚に障害のある人向けに、目盛が盛り上げてある定規セットが、[[日本点字図書館]]より発売されている。

== 関連項目 ==
*[[定規]]

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[[Category:定規]]
[[Category:三角形]]
[[Category:数学に関する記事]]