ヴァンダレイ・シウバのソースを表示

{{MMA statsbox3
|name=ヴァンダレイ・シウバ
|image=WanderleiSilva.png
|realname=ヴァンデルレー・セザール・ダ・スィルヴァ<ref>「ヴァンデッヘレー・セザッハ・ダ・スィウヴァ」が[[ブラジルポルトガル語]]の[[リオデジャネイロ]]の発音です。</ref><br />(Wanderlei Cesar da Silva)
|nickname=ジ・アックス・マーダラー<br />(The Axe Murderer)<br />戦慄の膝小僧<br />PRIDEミドル級絶対王者<br />ブラジルの悪魔
|nationality={{BRA}}
|birth={{生年月日と年齢|1976|7|3}}<ref name="fightfinder">[http://www.sherdog.com/fighter/Wanderlei-Silva-209 SHERDOG FIGHTFINDER - Wanderlei "The Axe Murderer" Silva] [[SHERDOG]]</ref>
|place=[[パラナ州]][[クリチバ]]<ref name="fightfinder" />
|died=
|team=[[シュートボクセ・アカデミー]]<br />→[[エクストリーム・クートゥア]]<br />ヴァンジ・ファイトチーム/[[キングスMMA]]
|cm=180cm
|kg=84kg
|reach=188cm
|weight=[[ミドル級]]([[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]])<br />[[ライトヘビー級]]([[UFC]])<br />→[[ミドル級]]([[UFC]])
|style=[[ムエタイ]]
|theme=Sandstorm ([[Darude]])
|}}

'''ヴァンダレイ・シウバ'''（'''Wanderlei Silva'''、男性、[[1976年]][[7月3日]] - ）は、[[ブラジル]]の[[総合格闘家]]。[[パラナ州]][[クリチバ]]出身。[[アメリカ合衆国]][[ネバダ州]][[ラスベガス]]在住<ref name="fightfinder" />。ヴァンジ・ファイトチーム<ref>[http://mmaplanet.jp/archives/1590575.html 【BFC54】ミドル級も準決勝へ。ライト級ナサレにも注目] MMAPLANET 2011年10月14日</ref>/[[キングスMMA]]所属。[[ブラジリアン柔術]]黒帯。元[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]][[ミドル級]]王者。

== 概要と功績 ==
ニックネームは「'''戦慄の膝小僧'''」（PRIDE時代の呼称）、「'''ジ・アックス・マーダラー'''」（斧の如き殺人者、UFC時代の呼称）。[[1999年]]のPRIDE初参戦で、PRIDE中期の象徴的選手であった桜庭和志を破り一躍スターダムにのし上がると、[[PRIDE.17]]におけるミドル級王者決定戦で再び桜庭を破り初代ミドル級王者となる。その後PRIDE GRANDPRIX 2003のトーナメント戦を勝ち抜き、グランプリでもミドル級王者となり、PRIDE参戦以来（無効試合、引き分けを挟んで）17戦無敗、タイトルマッチでも3回連続防衛に成功したことから「'''PRIDEミドル級絶対王者'''」と呼ばれていた。その後[[マーク・ハント]]戦での敗戦によって連勝が途絶えると、2005年グランプリの[[ヒカルド・アローナ]]戦で敗北し、ミドル級相手としても無敗記録が途絶えると共にグランプリ王者の称号を失う。その後防衛戦でアローナを下しリベンジを果たすも、2007年に[[ダン・ヘンダーソン]]を相手にした防衛戦で敗れ、5年以上保持していたミドル級王者から陥落した。PRIDE消滅後は再びUFCを主戦場にしている。

== 来歴 ==
=== 生い立ち～UFC時代 ===
[[1976年]]、[[ブラジル]]の[[パラナ州]][[クリチバ]]に生まれる。13歳のとき、[[シュートボクセ・アカデミー]]に入門した<ref name="gong0710">「戦いこそ、我が人生」『[[ゴング格闘技|GONKAKU]]』No.5、2007年10月号、[[イースト・プレス]]、pp.10-21</ref>。

[[1996年]]11月、ブラジルの[[総合格闘技|ヴァーリ・トゥード]]大会でプロ[[総合格闘技]]デビュー。欠場者の代理出場で、対戦相手ジウソン・フィリォとは20kgの差があったものの、逆転のKO勝利を収めた<ref name="gong0710" />。翌[[1997年]]9月には{{仮リンク|International Vale Tudo Championship{{!}}IVC|en|International Vale Tudo Championship}}の8人トーナメントに出場、決勝のアルトゥール・マリアーノ戦では自らの頭突きで目尻をカットし、ドクターストップでTKO負けとなり、準優勝に終わる<ref>「瞳にやどる血」『格闘マガジン FIGHTER』2007年春号、[[晋遊舎]]、2007年5月1日、pp.44-45</ref>。その後も3度IVCには出場しており、[[1998年]]ミドル級王座も獲得している<ref>[http://www.boutreview.com/news/total/9909.html#pride6 PRIDE-7全カード発表] BoutReview 1999年9月6日</ref>。

[[1998年]]10月16日にはブラジルで開催された[[UFC Brazil]]で[[UFC]]初出場。セミファイナルで[[ビクトー・ベウフォート]]と対戦するも、ベウフォートのスタンドの打撃で開始44秒でTKO負けを喫した<ref>[http://www.boutreview.com/total/981016u/981016u5.html UFCブラジル大会（第5試合）] BoutReview</ref>。[[1999年]]5月7日、[[UFC 20]]でトニー・ペタラと対戦し、膝蹴りでペタラをノックアウトし、UFC初勝利を挙げた。

=== PRIDE時代 ===
[[1999年]]9月12日、[[PRIDE.7]]で日本の総合格闘技大会[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]に初出場を果たし、シウバは[[カール・マレンコ]]相手に立ち技・寝技でともに優位に立って判定勝ちで白星デビューを飾る<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/99/0912/2.html 99・9・12 "PRIDE.7" 横浜アリーナ（第2試合）] BoutReview</ref>。続く11月21日のPRIDE.8にも連続出場、[[松井大二郎]]と対戦した。試合は松井のタックルを切り続け、スタンドの膝蹴りで松井の出血を誘い、6-0の判定勝ちを収めた<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/99/1121/1.html 幕開けはIVC王者の貫録勝ちから] BoutReview</ref>。

[[2000年]]1月30日、16人参加のトーナメント「PRIDE GRANDPRIX 2000」の[[PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦|開幕戦]]にリザーバーとして出場、ボブ・シュライバーに[[裸絞|スリーパーホールド]]で一本勝ち<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/00/0130/1.html 蘭伯キック対決はあっけなくシゥヴァに] BoutReview</ref>。4月には日本で行われた[[UFC 25]]で[[UFC王者一覧|UFC世界ミドル級王座]]（現ライトヘビー級王座）を巡り[[ティト・オーティズ]]と対戦し、判定負けで王座を逃した<ref>[http://www.boutreview.com/report/ufc/00/0414/index.html ティト待望の王座奪取。安生、不完全燃焼でメイン飾れず] BoutReview 2000年4月14日</ref>。その後シウバは8月には自身が所属するシュートボクセ主催の[[Meca World Vale Tudo|メッカVT]]（8月12日）でトッド・メディーナをKOすると、2週間後には日本で[[PRIDE.10]]（8月27日）に出場、[[ガイ・メッツァー]]に勝利し、10月31日に行われた[[PRIDE.11]]での[[リングス]]無差別級王者[[ギルバート・アイブル]]との一戦は開始直後にアイブルへのローキックが急所に命中したため[[無効試合|ノーコンテスト]]となった<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/00/1031/2.html 桜庭、秒殺勝利。因縁対決は小川が制す。高田マウントパンチに沈む] BoutReview</ref>。[[PRIDE.12]]（12月23日）ではリングスKOKトーナメント優勝の[[ダン・ヘンダーソン]]と対戦、ヘンダーソンの攻撃で左目をカットし視野を塞がれるものの、1ラウンド終盤から攻勢に転じたシウバは2ラウンドもマウントポジションを奪うなど試合を優位に進め、6-0のジャッジで判定勝ちを収める<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/00/1223/6.html 桜庭、ボブチャンチンが判定勝ち。エンセン引退表明] BoutReview</ref>。試合後のインタビューではミドル級のトップコンテンダー[[桜庭和志]]との対戦をアピールした<ref>[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/column/200012/ZZZBN1SGWGC.html PRIDE12試合結果&選手コメント(2)] スポーツナビ</ref>。

[[2001年]]3月25日、[[PRIDE.13]]で「ミドル級頂上対決」<ref name="br010216">[http://www.boutreview.com/news/total/0102b.html#16pride 桜庭×シウバ決定。改正ルールで桜庭ピンチ!?] BoutReview 2001年2月16日</ref>と評された[[桜庭和志]]との一戦が実現。この大会から4点ポジションからの膝蹴りが可能となり<ref name="br010216" />、この新ルールはシウバに有利と言われていたが<ref name="br010216" />、試合では[[テイクダウン]]を狙った桜庭にこの攻撃でダメージを与え最後は[[サッカーボールキック]]でTKO勝ちを収めた<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/01/0325/8.html 春爛漫、シウバの恐怖のヒザに桜散る] BoutReview</ref>。この一戦で「戦慄の膝小僧」の異名を轟かせ、一気にスターダムにのし上がった。その後[[PRIDE.14]]（5月27日）で[[大山峻護]]に勝利した<ref>[http://www.boutreview.com/report/pride/01/0527/index.html 藤田、野獣対決を制す。松井大二郎、シウバの同僚・ペレに完勝] BoutReview</ref>シウバは9月には桜庭との[[PRIDE.17]]（11月3日）での再戦が決定<ref>[http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1000382733.html PRIDE.17東京ドーム、桜庭 vs. ヴァンダレイ決定] BoutReview 2001年9月13日</ref>、またこの一戦がPRIDEミドル級王座決定戦となることが発表される<ref>[http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1000922495.html 桜庭 vs. ヴァンダレイはミドル級タイトル戦に/PRIDE.17・東京ドーム] BoutReview 2001年9月20日</ref>。迎えたタイトルマッチでは1ラウンド途中、桜庭に[[フロントチョーク]]に捕らえられた体勢から[[ボディスラム]]で左肩を叩きつけ脱臼させる。シウバのインサイドガードのまま終了した1ラウンド後、ドクターストップによるTKO勝利となり、以後5年以上に渡ってタイトルを保持することになるPRIDEミドル級の初代王者となった<ref>[http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1004775651.html PRIDE.17東京ドーム レポート&写真/桜庭、涙のドクターストップ] BoutReview</ref>。年末12月23日の[[PRIDE.18|福岡大会]]にも出場し[[アレクサンダー大塚]]と対戦、膝蹴りで鼻骨骨折に追い込みドクターストップによる勝利を手にしている<ref>[http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1009345666.html シュルト&シウバ余裕の勝利/12.23 PRIDE.18 レポ&写真] BoutReview</ref>。

[[2002年]]の初戦は2月24日の[[PRIDE.19]]でのミドル級タイトルマッチで[[田村潔司]]と対戦、パウンドでダメージを与え最後は右ストレートでKO、初防衛に成功した<ref>[http://www.boutreview.com/news/data/grappling/1014536165.html "約束の地は遠く"田村、そしてエンセンの理想は見えたか] BoutReview 2002年2月25日</ref>。4月28日、[[PRIDE.20]]で「PRIDE vs K-1」頂上決戦と評された<ref name="sn0204">[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200204/28/020428_a07.html#comment シウバvsミルコはドロー PRIDEvsK-1 対抗戦第2弾 4.28 PRIDE.20 横浜大会完全速報! - 第7試合] スポーツナビ</ref>[[ミルコ・クロコップ]]との特別ルール（3分5R判定なし、グラウンドでの膠着はブレイクの後スタンドからのリスタート）での対戦は引き分けに終わった<ref name="sn0204" />。その後8月には[[Dynamite!]]（8月28日）への出場が決定、一度は[[ジェレル・ヴェネチアン]]との対戦が決定したものの、大会プロデューサー[[石井和義]]の呼びかけに応じた[[極真会館|極真空手]]王者の[[岩崎達也]]に変更となった<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/1029153607.html シウバの相手決定。全7カードに/ヴァンダレイの相手が極真王者に変更] BoutReview 2002年8月22日-27日</ref>。試合では岩崎に比べ12kgの体重差があったものの、膝蹴り、テイクダウンからのパウンドで攻勢を掛け、最後は[[サッカーボールキック]]からのパンチ連打で勝負を決めている<ref>[http://www.boutreview.com/data/child/1030527036.html 吉田は本当に勝ったのか? 世紀のリベンジマッチ、転じて新たな遺恨へ] BoutReview 2002年8月29日</ref>。11月24日にはPRIDEの[[PRIDE.23|東京ドーム大会]]で[[金原弘光]]を相手にミドル級タイトルマッチを行い、1ラウンド3分過ぎにシウバの踏みつけで金原陣営がタオルを投げ入れ、2度目の防衛に成功した<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/021124pride23.html 高田、真剣勝負で22年のレスラー生活に幕] BoutReview 2002年11月25日</ref>。

[[2003年]]、シウバは8名によるミドル級トーナメント「PRIDE GRANDPRIX 2003」に出場する<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/030810pride-gp.html 吉田、ミドル級GP参戦。UFCからも王者級が参戦へ] BoutReview 2003年6月18日</ref>。8月10日に行われた[[PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦|1回戦]]では桜庭と3度目の対戦となったが<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/030810pride-gp.html 一回戦で田村×吉田、桜庭×シウバ!] BoutReview 2003年7月9日</ref>、桜庭のローキックにカウンターの右ストレートを合わせて失神させ、返り討ちにした<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/030810pride-gp.html 桜庭、シウバに3連敗。ミルコ×ヒョードル実現へ弾み] BoutReview 2003年8月11日</ref>。10月には準決勝の組み合わせ抽選会で[[吉田秀彦]]の指名を受け対戦が決定<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/031109pride-gp.html 準決勝は吉田×シウバ、ジャクソン×リデル] BoutReview 2003年10月1日</ref>、迎えた11月9日の[[PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦|準決勝]]では吉田を判定で破り決勝進出を果たすと<ref name="br031109">[http://www.boutreview.com/data/reports/031109pride-gp.html ノゲイラ、ミルコから一本] BoutReview 2003年11月10日</ref>、決勝では[[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]相手に首相撲からの15発の膝蹴りでKO、ミドル級グランプリ優勝を果たした<ref name="br031109" />。

[[2004年]]2月15日、PRIDEの新シリーズである[[PRIDE武士道]]の[[PRIDE 武士道 -其の弐-|第2回大会]]に出場、「日本VSシュート・ボクセ 3対3対抗戦」の大将戦として[[ミノワマン|美濃輪育久]]と対戦し<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/040215pride-bushido2.html ヴァンダレイ×美濃輪、ショーグン×郷野決定] BoutReview 2004年1月21日</ref>、開始1分過ぎ、テイクダウンに失敗して引き込んだ美濃輪にパウンドを浴びせKO勝利を収めた<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/040215pride-bushido2.html ヴァンダレイ&ミルコ豪快勝利] BoutReview 2004年2月17日</ref>。4月には「[[PRIDE 武士道 -其の参-]]」での[[パンクラス]]・ライトヘビー級王者[[近藤有己]]との対戦が決定するも<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/040523pride-bushido3.html ヴァンダレイ×近藤正式決定] BoutReview 2004年4月24日</ref>右膝靭帯損傷により欠場となり<ref>[http://gbring.com/sokuho/news/2004_05/0506_pride_04.htm ヴァンダレイ・シウバは全治5～6ヵ月で手術へ] GBR 2004年5月6日</ref>、試合は8月に延期された<ref>[http://gbring.com/sokuho/news/2004_07/0729_pride_05.htm 近藤×シウバの結果でタイトルマッチ延期の可能性も] GBR 2004年7月29日</ref>。8月15日の「[[PRIDE GRANDPRIX 2004 決勝戦]]」で行われたこのノンタイトル戦は「日本人最後の砦<ref name="sn0408">[http://sportsnavi.yahoo.co.jp/fight/pride/live/200408/15/a06.html 小川、秒殺負け! ノゲイラvsヒョードルは無効試合 シウバが近藤に圧勝 ミルコ、久々の左ハイKO - 第6試合] スポーツナビ</ref>」と称された近藤をパンチでダウンさせ、踏みつけによりレフェリーストップとなった<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/040815pride-gp.html 2/60億に悪夢のアクシデント] BoutReview 2004年8月16日</ref>。試合後にはリングに登場したクイントン・ジャクソンの挑戦表明を受け、「ヤル!」と応じるパフォーマンスを見せた<ref name="sn0408" />。[[PRIDE.28]]（10月31日）で実現したジャクソンとの再戦は首相撲からの膝蹴りで失神KOに追い込み、ミドル級王座3度目の防衛に成功した<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/041031pride28.html シウバ、3度目の防衛] BoutReview 2004年11月1日</ref>。大晦日の「[[PRIDE 男祭り 2004]]」では桜庭と4度目の対戦が決定していたが<ref>[http://gbring.com/sokuho/news/2004_11/1130_pride.htm 桜庭×シウバ、近藤×ダンヘン、五味×パルバーが決定!] GBR 2004年11月30日</ref>、桜庭の怪我<ref>[http://www.boutreview.com/data/news/041231pride.html 桜庭、肋骨骨折で欠場] BoutReview 2004年12月28日</ref>で直前に対戦相手がヘビー級の[[マーク・ハント]]に変更となった<ref>[http://gbring.com/sokuho/news/2004_12/1229_pride.htm シウバVSハント正式決定! 試合順も決まる] GBR 2004年12月29日</ref>。試合は2ラウンドにダウンを奪われるもその後はマウントポジションを取るなどポジショニングで優位に立った。判定は1-2でPRIDE初黒星を喫したものの、インタビューでは「自分の勝ちだったと思う」というコメントを残した<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports/041231pride.html ヒョードル、ヘビー級統一王者に] BoutReview 2005年1月7日</ref>。

[[2005年]]は連覇を掛け16人で行われたミドル級グランプリに参戦。4月23日の[[PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦|1回戦]]では[[吉田秀彦]]との再戦となり、2-1の判定で勝利する<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/050423pride-gp.html シウバ、吉田KOならず] BoutReview 2005年4月24日</ref>。[[PRIDE GRANDPRIX 2005 2nd ROUND|2回戦]]（6月26日）では半袖の柔道着を纏った[[中村和裕]]との対戦となり、開始5分過ぎ、中村が服を脱いだ瞬間にパンチでダウンを奪い、マウントパンチによる追撃でレフェリーストップ、ベスト4に進出した<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/050626pride-gp.html 日本人全滅。ミルコ完勝] BoutReview 2005年6月27日</ref>。しかし8月28日の[[PRIDE GRANDPRIX 2005 決勝戦|準決勝]]では[[ヒカルド・アローナ]]にグラウンドで抑え込まれる展開が続き、判定で敗れGP連覇を逃す<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/050828pride-gp.html ヒョードル&ショーグンが頂点に] BoutReview 2005年9月1日</ref>（優勝は同門の[[マウリシオ・ショーグン]]）。シウバが同階級の選手に負けたのはティト・オーティズ戦以来5年振りのことであった。大晦日には「[[PRIDE 男祭り 2005]]」でアローナとミドル級タイトルマッチで再戦。僅差の判定で下し4度目の防衛に成功している<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/051231pride.html 五味、マッハをKO。シウバ防衛] BoutReview 2006年1月4日</ref>。

[[2006年]]、シウバは負傷欠場した[[エメリヤーエンコ・ヒョードル]]に代わって「PRIDE 無差別級グランプリ」の[[PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND|2回戦]]に出場し<ref>[http://www.boutreview.com/data/news05/060701pride-gp.html ヒョードル欠場。代役はヴァンダレイ] BoutReview 2006年5月18日</ref>、[[藤田和之]]と対戦した。右ストレートでダウンを奪いサッカーボールキックを放つとセコンドがタオルを投入、TKO勝利となり準決勝進出を果たした<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/060701pride-gp.html シウバ、藤田を粉砕。吉田も敗退] BoutReview 2006年7月3日</ref>。9月10日の「[[PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦]]」で行われたトーナメント準決勝では、[[PRIDE.20]]以来の再戦となる[[ミルコ・クロコップ]]と対戦。1ラウンド5分過ぎに左ハイキックを受け失神、KO負けを喫した<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/060910pride-gp.html ミルコ、シウバ＆ジョシュ下し優勝] BoutReview 2006年9月12日</ref>。

[[2007年]]2月25日、5度目の防衛戦となる[[PRIDE.33]]で、7年振りの再戦となる[[ダン・ヘンダーソン]]とミドル級タイトルマッチを行ったが、最終ラウンドに左フックでKO負けを喫し、5年余りに渡って保持していたチャンピオンベルトを失った<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/070224pride33.html シウバ王座陥落。五味一本負け] BoutReview 2007年3月7日</ref>。

[[ファイル:Wanderlei Silva - UFC 100 Fan Expo - July 10, 2009 in Las Vegas.jpg|thumb||UFCファンエキスポでのシウバ。]]
=== UFC復帰後 ===
2007年のPRIDEの活動休止とともに[[UFC]]と再び契約し、それに前後してシュートボクセ・アカデミーから脱退。アメリカに移住し、[[ランディ・クートゥア]]のジムである[[エクストリーム・クートゥア]]でトレーナーに就任した。2007年12月29日、[[UFC 25]]以来7年半振りのUFC復帰戦となる[[UFC 79]]では[[チャック・リデル]]と対戦し、0-3の判定負けを喫するも<ref>[http://www.boutreview.com/data/reports05/071229ufc.html シウバ＆ソクジュ敗れる。GSP暫定王者に] BoutReview 2007年12月30日</ref>ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した<ref>[http://archive.is/20120630015405/mmajunkie.com/news/3425/ufc-issues-200000-in-ufc-79-bonuses.mma UFC Issues $200,000 in UFC 79 Bonuses] MMAjunkie 2007年12月30日</ref>。

[[2008年]]5月24日、[[UFC 84]]で[[キース・ジャーディン]]と対戦。試合開始直後に右フックでダウンを奪いパウンドによる追撃でわずか36秒で秒殺KO勝ち<ref>[http://news.livedoor.com/article/detail/3651264/?p=10 BJ・ペン"最強対決"制す！シウバは衝撃のKO勝利] MMAPLANET 2008年5月25日</ref>、ノックアウト・オブ・ザ・ナイトを獲得した<ref>[http://archive.is/20120712190340/mmajunkie.com/news/4419/silva-palhares-reljic-and-gouveia-secure-75k-ufc-84-bonuses.mma Silva, Palhares, Reljic and Gouveia secure $75K UFC 84 bonuses] MMAjunkie 2008年5月25日</ref>。12月27日の[[UFC 92]]ではPRIDEで2連勝した[[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]と3度目の対戦を行い、カウンターの左フックで失神KO負けを喫した。

[[2009年]]3月、[[ネバダ州]][[ラスベガス]]に自身のジム「ヴァンジ・ファイトチーム」を設立。

2009年6月13日、[[UFC 99]]で[[リッチ・フランクリン]]と契約体重195ポンド（約88kg）で対戦し、判定負けを喫するも<ref>[http://mmaplanet.jp/archives/900307.html シウバ、熱戦繰り広げるも結果は伴わず――] MMAPLANET 2009年6月14日</ref>ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した<ref>[http://www.mmamania.com/2009/06/13/ufc-99-bonuses-and-awards-for-the-comeback-ppv-fights/ UFC 99 bonuses and awards for 'The Comeback' PPV fights] MMA Mania 2009年6月13日</ref>。10月にはミドル級で[[秋山成勲]]との対戦が発表されたものの<ref>[http://www.ufcjapan.jp/news_detail.php?nid=395&ym=200910 秋山対ヴァンダレイ決定! 宇野の11月参戦も発表!] UFC日本語版公式サイト 2009年10月13日</ref>、その後[[マイケル・ビスピン]]に変更となった<ref>[http://fiveouncesofpain.com/2009/11/24/wanderlei-silva-vs-michael-bisping-set-for-australia-in-february/ Wanderlei Silva vs. Michael Bisping set for Australia in February] Five Ounces of Pain 2009年11月24日</ref>。試合は[[2010年]]2月20日の[[UFC 110]]で行なわれ、シウバが判定で勝利<ref>[http://mmaplanet.jp/archives/1153988.html UFC110 ミドル級のヴァンダレイ、ビスピンに涙の勝利] MMAPLANET 2010年2月21日</ref>。

2010年7月3日の[[UFC 116]]で[[秋山成勲]]と改めて対戦予定であったが自身の怪我により欠場することが試合1週間前に発表された<ref>[http://gbring.com/sokuho/news/2010_06/0628_ufc.htm 【UFC】7・3ヴァンダレイ・シウバが欠場！秋山成勲との一戦が消滅] GBR 2010年6月28日</ref>。

[[2011年]]7月2日の[[UFC 132]]で[[クリス・リーベン]]と対戦するも試合開始早々にアッパー連打でダウンしたところにパウンドを浴びせられKO負け。

[[2013年]]3月3日、6年半ぶりの日本での試合となった[[UFC on Fuel TV 8]]で[[ブライアン・スタン]]と対戦。1R序盤からお互いにダウンを奪い合う壮絶な激戦となり、2Rに左フックでスタンからダウンを奪いパウンドでKO勝ち。ファイト・オブ・ザ・ナイトを獲得した。この試合の前に、「[[渋谷LIVE! ザ・プライムショー]]」<ref>2013年[[1月22日]]放送、[[WOWOW]]制作</ref>において、一部で囁かれたスタン戦がラストマッチであるという話しを否定している。

[[2014年]]7月5日の[[UFC 175]]で長年に渡って挑発し合ってきた[[チェール・ソネン]]と対戦する事が決定するも、シウバが薬物検査を拒否したために欠場した事が発表される。これに対しシウバはこの報道を否定し、UFC175に出場する事をなおも熱望していた<ref>[http://www.sherdog.com/news/news/Wanderlei-Silva-Calls-UFC-175-Removal-A-Big-Confusion-68549　Wanderlei Silva Calls UFC 175 Removal ‘A Big Confusion’] Sherdog </ref>。
しかし、その後ソネンが薬物検査に失格した事が発表され、試合は消滅。さらに6月17日、シウバは[[ネバダ州アスレチックコミッション]]の公聴会において、骨折負傷した手首の保水性を最小限に抑えるために、[[利尿剤]]の服用を開始した事を明かした<ref>[http://msn.foxsports.com/ufc/story/wanderlei-silva-admits-taking-banned-substance-and-skipping-out-on-drug-test-061714　Wanderlei Silva admits taking banned substance and skipping out on drug test (UPDATE)] FOX sports 2014年6月17日 </ref>。

== 戦績 ==
{{MMA recordbox
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|wins=35
|KOwins=24
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|}}

{{Fight-start}}
{{Fight-header}}
{{Fight-cont|○| [[ブライアン・スタン]]| 2R 4:08 KO（左フック→パウンド）| [[UFC on Fuel TV 8]]| 2013年3月3日}}
{{Fight-cont|×| [[リッチ・フランクリン]]| 5分5R終了 判定0-3| [[UFC 147|UFC 147: Silva vs Franklin 2]]| 2012年6月24日}}
{{Fight-cont|○| [[カン・リー]]| 2R 4:49 TKO（膝蹴り→パウンド）| [[UFC 139|UFC 139: Shogun vs. Henderson]]| 2011年11月9日}}
{{Fight-cont|×| [[クリス・リーベン]]| 1R 0:27 KO（左アッパー→パウンド）| [[UFC 132|UFC 132: Cruz vs Faber]]| 2011年7月2日}}
{{Fight-cont|○| [[マイケル・ビスピン]]| 5分3R終了 判定3-0| [[UFC 110|UFC 110: Nogueira vs. Velasquez]]| 2010年2月20日}}
{{Fight-cont|×| [[リッチ・フランクリン]]| 5分3R終了 判定0-3| [[UFC 99|UFC 99: The Comeback]]| 2009年6月13日}}
{{Fight-cont|×| [[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]| 1R 3:21 KO（左フック）| [[UFC 92|UFC 92: The Ultimate 2008]]| 2008年12月27日}}
{{Fight-cont|○| [[キース・ジャーディン]]| 1R 0:36 KO（パウンド）| [[UFC 84|UFC 84: Ill Will]]| 2008年5月24日}}
{{Fight-cont|×| [[チャック・リデル]]| 5分3R終了 判定0-3| [[UFC 79|UFC 79: Nemesis]]| 2007年12月29日}}
{{Fight-cont|×| [[ダン・ヘンダーソン]]| 3R 2:08 TKO（左フック→パウンド）| [[PRIDE.33|PRIDE.33 "THE SECOND COMING"]]<br />【PRIDEミドル級タイトルマッチ】| 2007年2月24日}}
{{Fight-cont|×| [[ミルコ・クロコップ]]| 1R 5:26 KO（左ハイキック）| [[PRIDE 無差別級グランプリ 2006 決勝戦]]<br />【準決勝】| 2006年9月10日}}
{{Fight-cont|○| [[藤田和之]]| 1R 9:21 TKO（タオル投入）| [[PRIDE 無差別級グランプリ 2006 2nd ROUND]]<br />【2回戦】| 2006年7月1日}}
{{Fight-cont|○| [[ヒカルド・アローナ]]| 3R（10分/5分/5分）終了 判定2-1| [[PRIDE 男祭り 2005|PRIDE 男祭り 2005 頂-ITADAKI-]]<br />【PRIDEミドル級タイトルマッチ】| 2005年12月31日}}
{{Fight-cont|×| [[ヒカルド・アローナ]]| 2R（10分/5分）終了 判定0-3| [[PRIDE GRANDPRIX 2005 決勝戦]]<br />【準決勝】| 2005年8月28日}}
{{Fight-cont|○| [[中村和裕]]| 1R 5:24 TKO（マウントパンチ）| [[PRIDE GRANDPRIX 2005 2nd ROUND]]<br />【2回戦】| 2005年6月26日}}
{{Fight-cont|○| [[吉田秀彦]]| 3R（10分/5分/5分）終了 判定2-1| [[PRIDE GRANDPRIX 2005 開幕戦]]<br />【1回戦】| 2005年4月23日}}
{{Fight-cont|×| [[マーク・ハント]]| 3R（10分/5分/5分）終了 判定1-2| [[PRIDE 男祭り 2004|PRIDE 男祭り 2004 -SADAME-]]| 2004年12月31日}}
{{Fight-cont|○| [[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]| 2R 3:26 KO（膝蹴り）| [[PRIDE.28]]<br />【PRIDEミドル級タイトルマッチ】| 2004年10月31日}}
{{Fight-cont|○| [[近藤有己]]| 1R 2:46 KO（踏みつけ）| [[PRIDE GRANDPRIX 2004 決勝戦]]| 2004年8月15日}}
{{Fight-cont|○| [[ミノワマン|美濃輪育久]]| 1R 1:09 KO（パウンド）| [[PRIDE 武士道 -其の弐-]]| 2004年2月15日}}
{{Fight-cont|○| [[クイントン・ジャクソン|クイントン・"ランペイジ"・ジャクソン]]| 1R 6:28 TKO（膝蹴り）| [[PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦]]<br />【決勝】| 2003年11月9日}}
{{Fight-cont|○| [[吉田秀彦]]| 2R（10分/5分）終了 判定3-0| [[PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦]]<br />【準決勝】| 2003年11月9日}}
{{Fight-cont|○| [[桜庭和志]]| 1R 5:01 KO（右フック）| [[PRIDE GRANDPRIX 2003 開幕戦]]<br />【1回戦】| 2003年8月10日}}
{{Fight-cont|○| [[金原弘光]]| 1R 3:31 TKO（タオル投入）| [[PRIDE.23]]<br />【PRIDEミドル級タイトルマッチ】| 2002年11月24日}}
{{Fight-cont|○| [[岩崎達也]]| 1R 1:16 TKO（パウンド）| [[Dynamite!|Dynamite! SUMMER NIGHT FEVER in 国立]]| 2002年8月28日}}
{{Fight-cont|△| [[ミルコ・クロコップ]]| 3分5R終了 ドロー| [[PRIDE.20]]| 2002年4月28日}}
{{Fight-cont|○| [[田村潔司]]| 2R 2:28 KO（右ストレート）| [[PRIDE.19]]<br />【PRIDEミドル級タイトルマッチ】| 2002年2月24日}}
{{Fight-cont|○| [[アレクサンダー大塚]]| 3R 2:22 TKO（ドクターストップ）| [[PRIDE.18]]| 2001年12月23日}}
{{Fight-cont|○| [[桜庭和志]]| 1R終了時 TKO（ドクターストップ）| [[PRIDE.17]]<br />【PRIDEミドル級王座決定戦】| 2001年11月3日}}
{{Fight-cont|○| [[大山峻護]]| 1R 1:30 TKO（スタンドパンチ連打）| [[PRIDE.14]]| 2001年5月27日}}
{{Fight-cont|○| [[桜庭和志]]| 1R 1:38 TKO（サッカーボールキック）| [[PRIDE.13]]| 2001年3月25日}}
{{Fight-cont|○| [[ダン・ヘンダーソン]]| 10分2R終了 判定6-0| [[PRIDE.12]]| 2000年12月23日}}
{{Fight-cont|－| [[ギルバート・アイブル]]| 1R 0:21 無効試合（ローブロー）| [[PRIDE.11]]| 2000年10月31日}}
{{Fight-cont|○| [[ガイ・メッツァー]]| 1R 3:45 KO（スタンドパンチ連打）| [[PRIDE.10]]| 2000年8月27日}}
{{Fight-cont|○| トッド・メディーナ| 1R 0:39 KO（膝蹴り）| Meca World Vale Tudo 2| 2000年8月12日}}
{{Fight-cont|×| [[ティト・オーティズ]]| 5分5R終了 判定0-3| [[UFC 25|UFC 25: Ultimate Japan 3]]<br />【UFC世界ミドル級王座決定戦】| 2000年4月14日}}
{{Fight-cont|○| ボブ・シュライバー| 1R 2:42 スリーパーホールド| [[PRIDE GRANDPRIX 2000 開幕戦]]<br />【リザーブマッチ】| 2000年1月30日}}
{{Fight-cont|○| [[松井大二郎]]| 10分2R終了 判定6-0| [[PRIDE.8]]| 1999年11月21日}}
{{Fight-cont|○| [[カール・マレンコ]]| 10分2R終了 判定6-0| [[PRIDE.7]]| 1999年9月12日}}
{{Fight-cont|○| トニー・ペテーラ| 1R 2:53 KO（膝蹴り）| [[UFC 20|UFC 20: Battle for the Gold]]| 1999年5月7日}}
{{Fight-cont|○| [[ユージーン・ジャクソン]]| 1R 0:32 ギブアップ（パンチ連打）| International Vale Tudo Championship 10: World Class Champions| 1999年4月27日}}
{{Fight-cont|○| エイドリアン・セラーノ| 1R 0:22 KO（キック）| International Vale Tudo Championship 9: The Revenge| 1999年1月20日}}
{{Fight-cont|×| [[ビクトー・ベウフォート]]| 1R 0:44 TKO（スタンドパンチ連打）| [[UFC Brazil|UFC Brazil: Ultimate Brazil]]| 1998年10月16日}}
{{Fight-cont|○| マイク・ヴァン・アースデイル| 1R 4:00 KO（踏みつけ）| International Vale Tudo Championship 6: The Challenge| 1998年8月23日}}
{{Fight-cont|×| アルトゥール・マリアーノ| 2R 13:10 TKO（カット）| International Vale Tudo Championship 2: A Question of Pride<br />【決勝】| 1997年9月15日}}
{{Fight-cont|○| エジディオ・ダ・コスタ| 1R 2:27 ギブアップ（パンチ連打）| International Vale Tudo Championship 2: A Question of Pride<br />【準決勝】| 1997年9月15日}}
{{Fight-cont|○| ショーン・ボーメット| 1R 1:19 KO（右ハイキック）| International Vale Tudo Championship 2: A Question of Pride<br />【1回戦】| 1997年9月15日}}
{{Fight-cont|○| マルセロ・バルボーザ| 1R 0:20 TKO（肩の負傷）| Brazilian Vale Tudo 10| 1997年7月1日}}
{{Fight-cont|○| ジウソン・フィリォ| 1R 3:35 KO（パンチ）| Brazilian Vale Tudo 6<br />【1回戦】| 1996年11月1日}}
{{Fight-end}}

== エピソード == 
*{{要出典範囲|桜庭を破って人気絶頂だったころ、深夜番組ワンダフルでシウヴァが「日本人のガールフレンドがほしい」といったため、街中でシウヴァが延々と若い女性をナンパする企画が組まれた。通りすぎる女性にかたっぱしから声をかけたものの、女性は誰一人誘いにのらず、誘いをことわられるたびに周辺のものを蹴飛ばしていた。なお、結果は全敗であった。|date=2013年7月}}
*来日時には必ずと言っていいほど、[[はなまるうどん]]で牛肉うどんに海老天を5本乗せて食べており、<ref name= nagara>「[[NAGARAプライムショー]]」、[[2013年]][[1月22日]]配信、[[WOWOW]]製作</ref><ref name= primeshow>「[[渋谷LIVE! ザ・プライムショー]]」、[[2013年]][[1月22日]]放送、[[WOWOW]]製作</ref>そのメニューをシウバ自身が好きな日本食として挙げている。<ref name= nagara></ref><ref name= primeshow></ref>その縁ではなまるうどんから渋谷公園通り店限定の「一生無料券」を贈呈された<ref name= hanamaru></ref>ほか、2005年[[12月29日]]から2006年[[1月15日]]までの限定メニューとして牛肉うどんに海老天3本にした組み合わせを「シウバうどん」として販売されていた。<ref name= hanamaru>[http://www.hanamaruudon.com/news/2005.html ブラジル人格闘家　ヴァンダレイ・シウバ選手が はなまるうどん・渋谷公園通り店に参上!!] - はなまるニュース [[2005年]]</ref>また、[[ジョン・カビラ]]や、[[渡辺直美]]らに、この無料券で一緒に食べようと生放送中に誘ったり、<ref name= primeshow></ref>「[[渋谷LIVE! ザ・プライムショー]]」のために「シウバうどん」を再現したものが二杯分用意され、出演後の控室で全部食べている。<ref name= primeshow></ref>
<!--* [[はなまるうどん]] - [[讃岐うどん]]チェーン。来日時は必ずここへ行き、牛肉うどん（小）にえび天を3本乗せて食べるという（現在は牛肉うどんはメニューにない）。その縁でシウバははなまるうどんから「一生無料券」を贈呈されており、限定メニューとしてこの組み合わせが「シウバうどん」として販売されていたこともある[http://www.hanamaruudon.com/news/2005.html]。-->
*2004年11月20日、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系『[[めちゃ×2イケてるッ!]]』のゲームコーナー「[[THE STAMP SHOW!!|STAMP8]]」にゲスト出演。外人格闘家初のゲストであり、[[ますだおかだ]]の2人を巨大ハリセンで撃退した。
<!--
== 人物 ==
* 既婚者であり子供もいる。2007年からUFC参戦に伴い、シュートボクセアカデミーを円満離脱し、アメリカに家を構えている。
* 選手コール時には、両手を合わせクルクル回し相手を威嚇する仕草が印象的。試合勝利後はコーナーポストを駆け上がり咆哮することが多い。
* 18歳の時に自ら志願して[[ブラジル陸軍]]に入隊していた経歴を持つ。
* [[マウリシオ・ショーグン]]や[[ムリーロ・ニンジャ]]など彼の弟弟子にあたる人間に対してはとても面倒見がよく、温厚に接する。人一倍チームメイト思いとして有名。だが[[ヒカルド・アローナ]]ら[[ブラジリアン・トップチーム]]の人間からは、ヴァンダレイを初めとする[[シュートボクセ]]勢の試合での暴言などが告発されている。そのせいでブラジルではあまり人気が無いとも言われる。実際にポルトガル語で暴言を吐くシウバの映像も存在する。
* [[PRIDE.31]]の[[マーク・コールマン]]vsマウリシオ・ショーグン戦で、コールマンのタックルに対し、ショーグンが受け身を取り損ね、肘関節を脱臼し、試合開始49秒でTKO負け。この時、コールマンは相手の怪我に気づかずに追い打ちのパンチを放ってしまったことに対し、会場で観戦していたシウバが激怒してリングに駆け上がり、乱闘寸前となった。
* かつて3度戦った桜庭和志とは仲がよく、桜庭から受け取ったサクベルトや[[阪神タイガース]]のキャップを身につけて入場したこともある。
* PRIDEで稼いだファイトマネーを元に株取引に手を出すも失敗。愛車が盗難に遭うという不幸も乗り越え、現在はWANDというオリジナルブランドを展開する実業家としての顔も持つ。
* 日本のうどんが好物であり、来日の際は毎回[[はなまるうどん]]に行き大盛り肉うどんを2杯たいらげるという。また、イベントではなまるうどんの一日店長を務めたことがある。
* PRIDEの恒例イベントであった「けやき広場イベント」の「チャンピオン祭り」では、自身の握手会に来てくれたファンに自分のニット帽をあげたり、参加していないファンを気遣って握手をしたりと、ファンに対するサービス心は高い。
* [[週刊少年マガジン]]連載中の「[[もう、しませんから。]]」に2回登場。1回目は作者の西本と似顔絵で対決して勝利。2回目は同作品の題字を毛筆で書き下ろした。その回の中で、「昔マウリシオ・ショーグンと子犬の代金をめぐってリングで戦って、完膚なきまでにたたきのめした」と語っている。
* カエルが大の苦手と[[ジャンクSPORTS]]で発言している。-->

== 獲得タイトル ==
* IVC[[ミドル級]]王座
* 初代[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]ミドル級王座（4度防衛）
* PRIDE GRANDPRIX 2003 優勝

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 関連項目 ==
* [[男子総合格闘家一覧]]
* [[UFC選手一覧]]
* [[PRIDE選手一覧]]

== 外部リンク ==
* [http://www.wanderleisilva.com.br/site_ing/ 公式サイト]（ポルトガル語）
* [http://www.myspace.com/wanderleisilva MySpace]
* [http://www.ufc.com/fighter/Wanderlei-Silva UFC 選手データ]
* [http://web.archive.org/web/*/http://www.prideofficial.com/free/fighters/details/1091941732.html PRIDE 選手データ] - Internet Archive
* [http://www.boutreview.com/fightsspiral/WANDERLEI_SILVA.html バウトレビュー 選手データ]
* [http://mmajunkie.com/fighters/wanderlei-silva MMAjunkie 選手データ]
* [http://www.sherdog.com/fighter/Wanderlei-Silva-209 SHERDOG 選手データ]

{{Championshiptitle-1|初代|[[PRIDE (格闘技イベント)|PRIDE]]|[[ミドル級]]|王座新設|ダン・ヘンダーソン|2001年11月3日 - 2007年2月25日}}
{{Championshiptitle2||PRIDE GP 2003|[[ミドル級]]トーナメント|N/A|マウリシオ・ショーグン|2003年11月9日}}

{{DEFAULTSORT:しうは うあんたれい}}
[[Category:ブラジルの総合格闘家]]
[[Category:クリチバ出身の人物]]
[[Category:1976年生]]
[[Category:存命人物]]
[[Category:ドーピング違反の総合格闘家]]