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'''ワードバスケット'''は、[[しりとり]]をモチーフとした、日本の[[カードゲーム]]である。 *作者は、小林俊雄。 *[[2002年]]、[[永岡書店]]より発売(絶版)。また、「JAGA:日本ゲーム協会」のホームページからダウンロードも可能。 *[[2003年]]、作者自身の手作りによりワードバスケット・ディレクターズカット版が限定18個売られたことがある。 *[[2009年]]、[[メビウスゲームズ]]よりリニューアルされ発売。初版の折りたたみ式のバスケットは付属せず、代わりに箱自体を“バスケット”として使用。 *プレイ人数、2~8人。 == ゲームの概要 == 手札には、「あ」~「わ」のひらがな1文字が書かれている。中央のバスケットに置かれているカード(場札)に書かれている文字で始まり、手札の文字で終わる単語を言いながら、手札をバスケットに出す。 例えば、場札が「こ」で、手札が「と」、「は」、「め」、「あ」の場合、 *「こいびと」と言って「と」のカードを出すことができる。 *濁点、半濁点をつけるのは自由であり、「ことば」や「こんぱ」と言って「は」のカードを出すことができる。 *最後の文字が長音の場合、直前の文字の母音字を引っ張ったものと見なすため、直前の文字の母音に該当するア行の文字となる。「コンピューター」と言って「あ」のカードを出すことができる。(この場合、「コンピュータ」と表記揺れを用いると「た」を出すことも可能) *言葉の最後が拗音で、「ゃ」「ゅ」「ょ」の文字で終わる場合は、元の文字(「や」「ゆ」「よ」)のカードを使う。 *使う言葉は3文字以上。「こめ」と言って「め」のカードを出すことはできない。 **初心者用のハンデとしてその人だけ使用可にすることもできる。基本的に本作品は、ハンデの設定が比較的行いやすい傾向にある(強い人に文字数を増やす制限をかける、など)。 **「あがり」の時(最後の手札を使う時)に限り、4文字以上の言葉を使わなければならない。 文字のカードの他に、「あ行」、「か行」などの「行ワイルドカード」、「5文字の単語」、「6文字の単語」、「7文字以上の単語」などの特殊カードもある(ただしワイルドカードであっても、しりとりを基本的に止めてしまう「ん」で終わることはできない)。 プレイの順番は無く、誰でも思いついた順にカードを出すことができる。ほぼ同時に行動が行われた場合は、バスケット内に先にカードが入った方が優先される(後になった者のカードは手札へ戻される)。 手札が残り1枚となったら「リーチ」を宣言し、その状態で最後の手札を使ったら(手札を全部使い切ったら)、そのプレイヤーの勝利となる。 日本人なら誰でもできるしりとりを発展させた[[ゲーム]]である。単純ながら、最初は意外なほど言葉を思いつかず、苦しむかもしれない。子供からお年寄りまで一緒に楽しめる。 == 外部リンク == *[http://web.archive.org/20030404172958/homepage.mac.com/jaga_online/wb ワードバスケットドットコム] *[http://web.archive.org/20020320061605/homepage.mac.com/jaga_online/index2_sousaku.html JAGA:日本ゲーム協会] {{DEFAULTSORT:わあとはすけつと}} [[Category:カードゲーム]] [[Category:言葉遊び]]
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