ローリー・フィンガーズのソースを表示

{{Infobox baseball player
|選手名             = ローリー・フィンガーズ
|英語表記           = Rollie Fingers
|所属球団           = 
|背番号             = 
|選手写真ファイル名 = Rolliefingers.JPG
|写真サイズ         = 200px
|写真のコメント     = （[[2008年のMLBオールスターゲーム|2008年オールスターゲーム]]にて）
|国籍               = {{USA}}
|出身地             = [[オハイオ州]]ステーベンヴィル
|生年月日           = {{生年月日と年齢|1946|8|25}}
|没年月日           = 
|身長               = {{フィートとcm (身長用変換)|6|4}}
|体重               = {{ポンドとkg (体重用変換)|195}}
|利き腕             = 右
|打席               = 右
|守備位置           = [[投手]]
|プロ入り年度       = 1964年
|ドラフト順位       = 
|初出場             = 1968年9月15日
|最終出場           = 1985年9月17日
|年俸               = 
|経歴               = <nowiki></nowiki>
* [[オークランド・アスレチックス]]（1968 - 1976）
* [[サンディエゴ・パドレス]]（1977 - 1980）
* [[ミルウォーキー・ブルワーズ]]（1981 - 1985）
|選出国             = アメリカ
|選出年             = 1992年
|得票率             = 81.16%
|選出方法           = BBWAA選出
}}
'''ローランド・グレン・フィンガーズ'''（'''Roland Glen Fingers''', [[1946年]][[8月25日]] - ）は、[[MLB]]の元選手。ポジションは[[投手]]。[[アメリカ合衆国]][[オハイオ州]]出身。

== 来歴・人物 ==
{{by|1964年}}[[12月24日]]に[[カンザスシティ・アスレティックス]]と契約。{{by|1976年}}まで[[オークランド・アスレチックス]]に在籍、当初は先発投手だったが、自らの慎重すぎる性格からなかなか才能が開花しなかったが、抑え投手に転向してからは才能が開花する。ヒゲはアスレチックスの当時のオーナー、[[チャーリー・O・フィンリー]]が選手に口ヒゲを生やすことを奨励したことをきっかけに始めた。

{{by|1977年}}に[[サンディエゴ・パドレス]]に移籍し[[最多セーブ投手 (MLB)|最多セーブ]]を2度記録。{{by|1980年}}オフに4対7のトレードで、一旦[[セントルイス・カージナルス]]に移籍。その4日後に、3対4のトレードで[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]に移ることとなった。

そして、{{by|1981年}}には、3度目の最多セーブとともに、[[サイ・ヤング賞]]と[[アメリカンリーグ]][[最優秀選手 (MLB)|MVP]]のタイトルを獲得。ブルワーズとの契約には、登板数等に応じた出来高払い（インセンティヴ）契約が結ばれていたそうで、当時の監督[[ウォーリー・バンバーガー]]は「フィンガーズが球団と、登板数に応じた契約を結んでいるのは知っていたが、自分の采配のために極力気にしないようにしていた。」と語っていた。

{{by|1985年}}を最後に現役を引退。実際には{{by|1986年}}シーズンのプレイも希望し、選手のヒゲを禁止している[[シンシナティ・レッズ]]がフィンガーズの獲得に興味を持ったとされるが、ヒゲ禁止については「例外を認めない」という姿勢だったそうである。

{{by|1992年}}に[[アメリカ野球殿堂|野球殿堂]]入り。引退後の{{by|1993年}}に[[オークランド・アスレチックス]]と[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]で自らの[[野球の背番号|背番号]]'''34'''を[[野球界の永久欠番|永久欠番]]に指定された。元[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]、[[阪神タイガース]]でエースとして活躍した[[江本孟紀]]は現役時代にひげを生やしていたが、これはフィンガーズの影響だったと、著書で語っている。

== 詳細情報 ==
=== 年度別投手成績 ===
{|{{投手成績|リーグ=メジャーリーグベースボール}}
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1968}}
|rowspan="9" style="text-align:center;"|[[オークランド・アスレチックス|OAK]]
|1||0||0||0||0||0||0||0||--||----||9||1.1||4||1||1||0||1||0||1||0||4||4||27.00||3.75
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1969}}
|60||8||1||1||0||6||7||12||--||.462||503||119.0||116||13||41||5||4||61||1||1||60||49||3.71||1.32
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1970}}
|45||19||1||0||0||7||9||2||--||.438||608||148.0||137||13||48||5||2||79||5||0||65||60||3.65||1.25
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1971}}
|48||8||2||1||0||4||6||17||--||.400||503||129.1||94||14||30||3||8||98||1||0||46||43||2.99||0.96
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1972}}
|65||0||0||0||0||11||9||21||--||.550||437||111.1||85||8||32||7||1||113||2||1||35||31||2.51||1.05
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1973}}
|62||2||0||0||0||7||8||22||--||.467||521||126.2||107||5||39||6||4||110||2||0||41||27||1.92||1.15
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1974}}
|'''76'''||0||0||0||0||9||5||18||--||.643||483||119.0||104||5||29||6||1||95||1||1||41||35||2.65||1.12
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1975}}
|'''75'''||0||0||0||0||10||6||24||--||.625||493||126.2||95||13||33||5||6||115||6||0||43||42||2.98||1.01
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1976}}
|70||0||0||0||0||13||11||20||--||.542||559||134.2||118||3||40||10||7||113||2||0||40||37||2.47||1.17
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1977}}
|rowspan="4" style="text-align:center;"|[[サンディエゴ・パドレス|SD]]
|'''78'''||0||0||0||0||8||9||'''35'''||--||.471||543||132.1||123||12||36||12||1||113||2||1||47||44||2.99||1.20
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1978}}
|67||0||0||0||0||6||13||'''37'''||--||.316||434||107.1||84||4||29||12||1||72||2||0||33||30||2.52||1.05
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1979}}
|54||0||0||0||0||9||9||13||--||.500||372||83.2||91||7||37||8||1||65||2||2||47||42||4.52||1.53
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1980}}
|66||0||0||0||0||11||9||23||--||.550||428||103.0||101||3||32||13||0||69||5||1||35||32||2.80||1.29
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1981}}
|rowspan="4" style="text-align:center;"|[[ミルウォーキー・ブルワーズ|MIL]]
|47||0||0||0||0||6||3||'''28'''||--||.667||297||78.0||55||3||13||5||1||61||1||0||9||9||1.04||0.87
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1982}}
|50||0||0||0||0||5||6||29||--||.455||318||79.2||63||5||20||5||1||71||4||0||23||23||2.60||1.04
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1984}}
|33||0||0||0||0||1||2||23||--||.333||193||46.0||38||5||13||2||0||40||2||0||13||10||1.96||1.11
|-
|style="text-align:center;"|{{by2|1985}}
|47||0||0||0||0||1||6||17||--||.143||241||55.1||59||9||19||5||0||24||1||0||33||31||5.04||1.41
|-
!colspan="2"|通算：17年
|944||37||4||2||0||114||118||341||--||.491||6942||1701.1||1474||123||492||109||39||1299||40||7||615||549||2.90||1.16
|}
* 各年度の'''太字'''はリーグ最高

=== 打撃成績 ===
*通算：497試合、180打数31安打、本塁打2、打点9、打率.172

=== 獲得タイトル・表彰・記録 ===
* [[サイ・ヤング賞]]：1回（1981年）
* [[最優秀選手 (MLB)|アメリカンリーグMVP]]：1回（1981年）
* [[ワールドシリーズMVP]]：1回（1974年）
* [[最優秀救援投手賞 (MLB)|最優秀救援投手]]：4回（1977年、1978年、1980年、1981年）
* [[最多セーブ投手 (MLB)|最多セーブ投手]]：3回（1977年、1978年、1981年）
* [[ローレイズ・リリーフマン賞]]：4回（1977年、1978年、1980年、1981年）
* [[MLBオールスターゲーム]]選出：7回（1973年 - 1976年、1978年、1981年、1982年）

==出典・外部リンク==
*{{bbhof|fingers-rollie}}
*{{MLBstats |mlb= |espn= |br=f/fingero01 |fangraphs=1004051 |cube=F/rollie-fingers}}

{{アメリカ野球殿堂表彰者 (投手)}}
{{Navboxes|title=獲得タイトル・記録
|list1=
</span>
{{アメリカンリーグ サイ・ヤング賞}}
{{アメリカンリーグMVP}}
{{アメリカンリーグ最多セーブ}}
{{ナショナルリーグ最多セーブ}}
{{ワールドシリーズMVP}}
}}

{{Navboxes|title=オークランド・アスレチックス ワールドシリーズ ロースター (3回)
|titlestyle={{BaseballColorCell|オークランド・アスレチックス}}
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</span>
{{1972 オークランド・アスレチックス}}
{{1973 オークランド・アスレチックス}}
{{1974 オークランド・アスレチックス}}
}}
{{Oakland Athletics}}
{{Milwaukee Brewers}}

{{デフォルトソート:ふいんかあす ろおりい}}
[[Category:オハイオ州の人物]]
[[Category:アメリカ合衆国の野球選手]]
[[Category:サンディエゴ・パドレスの選手]]
[[Category:オークランド・アスレチックスの選手]]
[[Category:ミルウォーキー・ブルワーズの選手]]
[[Category:最優秀選手 (MLB)]]
[[Category:サイ・ヤング賞]]
[[Category:MLBオールスターゲーム選出選手]]
[[Category:ワールドシリーズMVP]] 
[[Category:アメリカ野球殿堂]]
[[Category:1946年生]]
[[Category:存命人物]]
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