ローラン・ギャロスのソースを表示

[[画像:Roland-Garros.jpg|thumb|220px|[[モラーヌ・ソルニエ]]機とギャロス<br />（1913年、地中海横断飛行直後のチュニジアにて）]]
[[画像:Peugeot 306 Roland Garros 003.JPG|160px|thumb|right|[[プジョー・306]]の<br />ローラン・ギャロス[[エンブレム]]]]
'''ローラン・ギャロス''' （Roland Garros, [[1888年]][[10月6日]] - [[1918年]][[10月5日]]）は、[[インド洋]]のフランス領[[レユニオン]]・[[サン＝ドニ (レユニオン)|サン＝ドニ]]出身の[[フランス]]の飛行家。世界で初めて[[地中海]]横断飛行に成功した。[[第一次世界大戦]]での[[エース・パイロット|エースパイロット]]である。

== 人物 ==
[[1913年]]に地中海横断飛行をおこなったパイロットとして知られていたギャロスは、第一次大戦が始まるとフランス[[空軍]]に加わった。牽引式の[[戦闘機]]の[[機銃]]の命中率をあげるため、[[プロペラ]]に防弾板をとりつけ、プロペラの回転面内を通して[[射撃]]をおこなう方法を考案した。[[1915年]][[4月]]の実戦投入後、すぐに3機を撃墜する戦果を挙げた。

1915年[[4月18日]]に撃墜され、[[ドイツ]]領内に不時着した。アイデアは[[フォッカー E.III]]などに模倣され、改良されたプロペラ同調機関銃は、逆にドイツ機優越の原因となった。

[[1918年]][[2月]]、捕虜収容所から脱走して、再び空軍に復帰したが、[[10月5日]]に[[ヴージエ]]近郊サン＝モレルで撃墜され死亡した。29歳12ヶ月没（誕生日の僅か一日前である）。

ローラン・ギャロス・トーナメントと呼ばれる[[テニス]]の[[全仏オープン]]と、その会場となる[[スタッド・ローラン・ギャロス]]は、彼の功績を讃えて命名された。

また、このトーナメントのスポンサーである自動車会社の[[プジョー]]では、濃緑の塗色と本革内装を組み合わせた、ローラン・ギャロス・エディションを、歴代量販モデルに設定している。

== 関連項目 ==
* [[全仏オープン]]（[[グランドスラム (テニス)|テニス4大大会]]の1つ）

== 外部リンク ==
* [http://www.firstworldwar.com/bio/garros.htm ローラン・ギャロスの紹介（英語）]

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[[Category:フランスのパイロット]]
[[Category:第一次世界大戦期フランスの軍人]]
[[Category:第一次世界大戦で戦死した人物]]
[[Category:1888年生]]
[[Category:1918年没]]