ルイ・テナールのソースを表示

[[Image:Louis_Jacques_Thénard.jpg|right|180px|ルイ・テナール]]
'''ルイ・ジャック・テナール'''（'''Louis Jacques Thénard''' 、[[1777年]][[5月4日]] - [[1857年]][[6月21日]])は[[フランス]]の[[化学者]]である。1800年代の始め、[[ジョセフ・ルイ・ゲイ＝リュサック|ゲイ＝リュサック]]と共に[[ホウ素]]の発見、単離を行った。

貧しい家にうまれたが、薬学の勉強のために[[パリ]]にでた。アントニー・フルクロアとルイ・ボークランの講義に参加し、ボークランの実験室で職を得ることができた。化学の技術の上達がはやかったので、1797年には化学の教師になり、1798年には、[[理工科学校|エコール・ポリテクニーク]]の助手となった。すぐにゲイ＝リュサックと親友になり、共同研究をおこなうようになった。教師として有能で、すぐれた教科書を執筆した。1804年から[[コレージュ・ド・フランス]]の教授を務め、1810年からエコール・ポリテクニークで化学の主任教授を務めた。1825年[[シャルル10世 (フランス王)|シャルル10世]]からバロンの称号を得た。

業績については以下のもがある。

1802年[[顔料]]の[[コバルト青|コバルト・ブルー]]（アルミン酸コバルト）を発明した。発明者の名からテナール・ブルーとも呼ばれる。もっとも早く合成された顔料のひとつである。

1808年ゲイリュサックと共にホウ酸からホウ素を単離した。[[ハンフリー・デービー|デービー]]も同じく単離に成功しているが発表はテナールらのほうがわずか9日ほど早かった。

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[[category:フランスの化学者]]
[[Category:19世紀の自然科学者]]
[[Category:化学元素発見者]]
[[Category:エコール・ポリテクニークの教員]]
[[Category:コレージュ・ド・フランスの教員]]
[[Category:1777年生]]
[[Category:1857年没]]