ラブ・ストーリーは突然にのソースを表示

<!--ここではシングルOh!Yeah!についての説明はせず、楽曲｢ラブ・ストーリーは突然に｣についての主な情報を記載する。その為にinfoboxはこちらにはつけずにOh!Yeah!に付け、シングルとしての解説はそちらですること。-->
{{Otheruses|[[小田和正]]の[[楽曲]]|この作品が収録されているシングル|Oh! Yeah!}}
{{Infobox Song
| Name           = ラブ・ストーリーは突然に
| Type           = 
| Artist         = [[小田和正]]
| alt Artist     = * [[嘉門達夫]]
* [[女子十二楽坊]]
* [[河口恭吾]]
* [[杏里]]
* [[広瀬香美]]
* 瀬戸口裕美
* [[青木隆治]]
* [[Water (音楽ユニット)|Water]]
* [[BENI]] (英語版)
* [[ボビー・キンボール]] (英語版)
* [[:en:Ned Doheny|ネッド・ドヒニー]] (英語版)
* [[リタ・クーリッジ]] (英語版)
* [[デボラ・ギブソン]] (英語版)
* [[イーキン・チェン]] ([[広東語]]版)
| from Album     =[[Oh! Yeah!|Oh! Yeah! / ラブ・ストーリーは突然に]]
| from Album2    = 
* 『[[Oh! Yeah! (小田和正のアルバム)|Oh! Yeah!]]』（[[1991年]][[5月18日]]）
* 『[[伝えたいことがあるんだ (小田和正のアルバム)|伝えたいことがあるんだ]]』（[[1997年]][[11月21日]]）
* 『[[自己ベスト (小田和正のアルバム)|自己ベスト]]』（[[2002年]][[4月24日]]）
| Released       = [[1991年]][[2月6日]]
| Format         = [[シングル]]
| track_no       = 
| Recorded       = 
| Genre          = [[J-POP]]
| Length         = <!--分--秒-->
| Writer         = 小田和正
| Composer       = 小田和正
| Label          = Little Tokyo/[[BMG JAPAN|ファンハウス]]
| Producer       = 小田和正
| Chart position = *週間1位（[[オリコンチャート|オリコン]]）
*1991年度年間1位（オリコン）
| Tracks         = # 「Oh! Yeah!」
# 「'''ラブ・ストーリーは突然に'''」
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| Misc           = {{Extra track listing
 | Album         = [[Oh! Yeah! (小田和正のアルバム)|Oh! Yeah!]]
 | Type          = best
 | prev_track    = FAR EAST CLUB BAND SONG
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 | this_track    = '''ラブ・ストーリーは突然に'''
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 | next_no       = 11
}}
{{Extra track listing
 | Album         = [[伝えたいことがあるんだ (小田和正のアルバム)|伝えたいことがあるんだ]]
 | Type          = best
 | prev_track    = Oh! Yeah!
 | prev_no       = 5
 | this_track    = '''ラブ・ストーリーは突然に'''
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 | next_track    = あなたを見つめて
 | next_no       = 7
}}
{{Extra track listing
 | Album         = [[自己ベスト (小田和正のアルバム)|自己ベスト]]
 | Type          = best
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 | prev_no       = 8
 | this_track    = '''ラブ・ストーリーは突然に'''
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 | next_track    = my home town
 | next_no       = 10
}}
}}

「'''ラブ・ストーリーは突然に'''」（ラブ・ストーリーはとつぜんに）は、[[小田和正]]の楽曲。シングル「[[Oh! Yeah!]]」のカップリング曲で、両A面シングルとして、「恋は大騒ぎ」以来1年ぶりのリリース。

[[1991年]][[2月6日]]に発売された[[小田和正]]のソロとして6枚目のシングル「[[Oh! Yeah!]]」に収録され、同年1月期に放送された[[フジテレビジョン|フジテレビ]]系[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|月9]]ドラマ『[[東京ラブストーリー]]』の主題歌として起用された。

当初は「「ラブ・ストーリーは突然に」」というように括弧を付けて表記していたが、直後のアルバム『Oh! Yeah!』以降括弧を付けずに表記している。

== 誕生まで ==
『東京ラブストーリー』主題歌の依頼を受けた際、[[フジテレビジョン|フジテレビ]]の[[プロデューサー]]・[[大多亮]]から、[[オフコース]]時代の「Yes-No」に似た切ない感じの曲が欲しい、というリクエストがあった。しかし、当時[[ラブソング]]を歌うことに辟易していた小田が初めに作った曲は、大多の期待していたものとは違っていた。大多は悩みながらも、小田が気分を害するのを覚悟で別の曲を依頼した。すると小田は、「1週間もらえれば、ぐうの音も出ないような曲を作る」と宣言し、改めて作り直したのがこの曲だった。

最初に作った曲のほうは「FAR EAST CLUB BAND SONG」であり、[[ベスト・アルバム]]『[[Oh! Yeah! (小田和正のアルバム)|Oh! Yeah!]]』に収録されている。この曲は1991年3月、フジテレビで放送された単発の[[オムニバス]]ドラマ『[[ラブストーリーは突然に]]』（『東京ラブストーリー』とは別）のテーマ曲として使われた。

2001年には[[スケボーキング]]により「TOKIO LV」としてリメイクされた。また、2013年には[[加藤ミリヤ]]×[[清水翔太]]の「LOVE STORY」として一部がサンプリングされた。

== ドラマの主題歌として ==
{{独自研究|section=1|date=2009年12月}} 
[[佐橋佳幸]]の[[ギター]]の[[ミュート (ギター)#カッティング|カッティング]]による長めのイントロで始まる。ドラマでは、まずオープニングのタイトルバックで流れるが、この時はイントロが長めにカットされ、イントロ終了近くからスタートしている。またオープニングやドラマ途中などで流れていたドラマ用のミックスと、シングル用のミックスは異なったものであり、ドラマ用のミックスでは、ドラム音などは打ち込み音を強調し、楽器音を前面に押し出したミックスとなっており、シングル用のミックスでは、生ドラム音などの楽器の音圧は抑え目になっており、小田のボーカルを前面に押し出したミックスとなっている。

ドラマの中では、歌の部分を[[器楽曲|インストゥルメンタル]]に変えたバージョンが[[バックグラウンドミュージック|BGM]]として使われた。ドラマ終盤、状況が一変したり、登場人物の心境が大きく変わったりする山場でギターカッティングから始まるこのイントロから歌の部分が毎話挿入され続ける。また、最終回第11話のストーリーのクライマックスである3年後のシーンでのみ、ギターカッティングが完全にミュートされたインストゥルメンタルバージョンが利用され、時間とともに登場人物の環境が一変たことを感じさせるサウンドの演出となっている。

それまでのテレビドラマでは、主題歌と挿入曲には明確な線引きがあり、主題歌がドラマの中で使われることは少なく、挿入されるとしても、インストゥルメンタルにアレンジされたものがBGM的に使われるだけである場合が多かった。

以降、この手法を受け継いだドラマが[[民間放送|民放]]で量産され、特に同じ[[フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマ|フジテレビの月9]]枠から、『[[101回目のプロポーズ]]』と[[CHAGE and ASKA]]の「[[SAY YES]]」（[[1991年]]）、『[[素顔のままで (テレビドラマ)|素顔のままで]]』と[[米米CLUB]]の「[[君がいるだけで/愛してる|君がいるだけで]]」（[[1992年]]）、『[[やまとなでしこ (テレビドラマ)|やまとなでしこ]]』と[[MISIA]]の「[[Everything (MISIAの曲)|Everything]]」（[[2000年]]）など、ドラマ・主題歌ともにヒットした作品が次々と生まれた。さらには[[日本放送協会|NHK]]の[[連続テレビ小説]]でも、『[[ひらり (テレビドラマ)|ひらり]]』において[[DREAMS COME TRUE]]の「[[晴れたらいいね]]」を起用しヒットを収めている<ref>ボーカルのあるテーマ曲の採用については『[[ロマンス_(1984年のテレビドラマ)|ロマンス]]』の前例がある。</ref>。

== 小田和正の代表曲として ==
この曲のヒット以降、[[ソロ]]アーティストとしての小田和正も「ヒットメーカー」「ビッグアーティスト」の仲間入りをし、小田のもとにドラマ主題歌やCMソングの依頼が相次ぐようになった。

発売14年後、[[2005年]]末に[[日本放送協会|NHK]]が実施した、[[NHK紅白歌合戦|紅白歌合戦]]に関連したアンケート・リクエスト、「[[スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜]]」で、「ラブ・ストーリーは突然に」は白組の第44位にランクインした。

小田のコンサートでも、この曲が演奏されるときが最も盛り上がる。何度もコンサートに足を運ぶファンから、初めて来たファンまでを一気に燃え上がらせる瞬間をつくることのできる曲である。

小田自身がTVに出演することが稀なため、発売当時はテレビ番組での披露はされていなかったが、1991年12月3日にフジテレビ系で放送された、『[[FNS歌謡祭]]』において、「ラブ・ストーリーは突然に」を、メイン会場とは別の会場からの生中継という形で初披露した。この出演が、小田和正のソロ活動開始後の初のテレビ生出演となった。また、1991年の大晦日に放送された『[[FNS大感謝祭]]』においても、この生放送時の映像が放送された。フジテレビで「ラブ・ストーリーは突然に」が紹介される時には、この生放送時の映像が使用される事が多い。また、2000年の『[[LOVE LOVEあいしてる]]スペシャル』に小田が出演し、[[KinKi Kids]]・[[篠原ともえ]]・[[吉田拓郎]]と共に「ラブ・ストーリーは突然に」を披露した。

[[テレビ朝日]]の[[クレヨンしんちゃん]]においても、[[野原みさえ]]と[[野原ひろし]]が結婚する前に劇中で流れていた曲でもある。

== ヒットの記録 ==
「[[Oh! Yeah!]]」の売上げは約270万枚<ref>[http://web.archive.org/web/20010617064412/www.arcstarmusic.com/artists/Oda_Kazumasa/default.asp 小田和正 - アーティストページ - J-POP 追いかけネット]（[[インターネット・アーカイブ]]のキャッシュ）</ref><ref>[http://web.archive.org/web/20011121184503/www.bmgjapan.com/funhouse/home/artist/oda/best_a.htm BMG WEB SITE  FUN HOUSE]（インターネット・アーカイブのキャッシュ）</ref>。当時の日本におけるシングルCDの売上げ記録を更新した。[[オリコンチャート|オリコン]]の[[1991年]]年間シングルチャート第1位を獲得。

== CDタイトルとして併記される ==
[[オリコンチャート|オリコン]]では「Oh! Yeah!/ラブ・ストーリーは突然に」と併記されており、現在でも、CD販売サイト・小田和正の公式サイトなどでは併記されている。

CD自体、ジャケット仕様など両A面のつくりをしている（裏表同じ写真が使われ、そこに同じ様式でそれぞれの曲名が記載されている）。CDの背表紙にも、両曲が併記されている。

しかし小田の他シングルCD、「[[あなたを見つめて]]」や「[[いつか どこかで]]」も、カップリング曲が映画挿入曲であるため、背表紙には両曲が併記され、ジャケットでも文字の大きさなどの扱いが同等になっている。

[[ユニコーン (バンド)|ユニコーン]]の「[[働く男]]」のシングル盤のように、コンセプト上の意図でカップリングを1曲目・A面曲を2曲目としたわけではない。

[[フジテレビジョン|フジテレビ]]とレコード会社の[[BMG JAPAN|ファンハウス]]は、「ラブ・ストーリーは突然に」をA面曲として強くアピールし、販売数につなげたいという意向が強かった。特に[[フジテレビジョン|フジテレビ]]側より、ドラマ主題歌の「ラブ・ストーリーは突然に」をA面にするよう強い要請があったが、小田本人は思い入れの強い「Oh! Yeah!」をA面にする決心を固めて譲らなかった。対立した意見を仲裁したファンハウスが、打開策として両A面を提案したが、小田はそのような方法は潔くないと嫌った。しかし最終的には自分が折れることにし、ジャケットの両A面仕様での発売に至った、といういきさつを雑誌に明かしている。

== 脚注 ==
{{Reflist}}

{{小田和正}}
{{フジテレビ月9主題歌 1990年代前半}}
{{オリコン年間カラオケチャート第1位|1992年度}}
{{DEFAULTSORT:らふすとりはとつせんに}}
[[Category:小田和正の楽曲]]
[[Category:小田和正が制作した楽曲]]
[[Category:1991年の楽曲]]
[[Category:フジテレビ月曜9時枠の連続ドラマの主題歌]]
[[Category:ロ短調の曲]]