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'''ラウル・ユバック'''('''Raoul Ubac''', [[1909年]] - [[1985年]])とは、[[20世紀]]前半に活躍したベルギーの[[写真家]]。ラウル・ユーバックとも表記される。 [[マン・レイ]]の影響を受けて、その作品は、[[シュルレアリスム]]系の作品が多い。特に、裸体の女性を被写体としながら、[[ソラリゼーション]]等の技術を駆使してネガとポジが微妙に入り混じる画面処理を行い、複数の女性群像を武装したアマゾネス軍団や彫刻のように仕上げている作品([[1930年代]]の作品)が有名。[http://www.sfmoma.org/artwork/14169][http://www.sfmoma.org/artwork/14170][http://www.sfmoma.org/artwork/14172] 戦後は写真をやめ、絵を描いた。 日本においては、まとまった展覧会や文献はないが、次の展覧会の中で、12人の写真家の中の1人として取り上げられ、そのカタログにも8点もの作品が掲載されている。 * [[アジェ]]、[[マン・レイ]]、[[ブラッサイ]]の巴里/[[1992年]]/[[東京都写真美術館]]([[1992年の展覧会 (東京都写真美術館)]]参照)[http://syabi.com/contents/details/i_1992_1993/1992_006_b.pdf 同展のチラシ] 次の展覧会でも作品1点が紹介されている。 *シュルレアリスムと写真 痙攣する美(東京都写真美術館、2008年3月15日(土)~5月6日(火・祝))[http://www.syabi.com/contents/exhibition/index-375.html] **作品出展No.188、ラウル・ユバック、パンテジレⅤ(Penthésilée V)、1937年、ゼラチン・シルヴァー・プリント、東京都写真美術館蔵 ==日本語の参考文献== ラウル・ユバックについてのまとまった日本語文献は、2010年現在存在しない。 ==外部リンク== *[http://www.metmuseum.org/works_of_art/collection_database/all/listview.aspx?page=1&sort=4&sortdir=desc&keyword=%22Raoul%20Ubac%22&fp=1&dd1=0&dd2=0&lSort=4&vw=1 メトロポリタン美術館のサイトより] **美術館のコレクションからラウル・ユバックの作品を抽出。図版が掲載されている。 *[http://www.sfmoma.org/artists/3738/artwork サンフランシスコ近代美術館のサイトより] **美術館のコレクションからラウル・ユバックの作品を抽出。図版が掲載されている。 *[http://www.artcyclopedia.com/artists/ubac_raoul.html Raoul Ubac Works Online] == 関連項目 == * [[写真]] [[Category:ベルギーの写真家|ゆはつくらうる]] [[Category:1909年生|ゆはつくらうる]] [[Category:1985年没|ゆはつくらうる]]
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