メリル・ストリープのソースを表示

{{ActorActress
| 芸名 = Meryl Streep
| ふりがな = メリル・ストリープ
| 画像ファイル = Streep san sebastian 2008 2.jpg
| 画像サイズ = 
| 画像コメント = 
| 本名 = Mary Louise Streep
| 別名 = 
| 出生地 = {{USA}} [[ニュージャージー州]][[サミット (ニュージャージー州)|サミット]]
| 死没地 = 
| 国籍 = {{USA}}
| 民族 = <!-- 民族名には信頼できる情報源が出典として必要です。 -->
| 血液型 = 
| 生年 = 1949
| 生月 = 6
| 生日 = 22
| 没年 = 
| 没月 = 
| 没日 = 
| 職業 = 
| ジャンル = 
| 活動期間 = 1977年 - 
| 活動内容 = 
| 配偶者 = ドナルド・ガマー（1978年 - ）
| 家族 = 
| 公式サイト = 
| 主な作品 = 『[[ソフィーの選択]]』<br />『[[クレイマー、クレイマー]]』<br />『[[永遠に美しく…]]』<br />『[[マディソン郡の橋]]』<br />『[[プラダを着た悪魔]]』<br />『[[マンマ・ミーア! (映画)|マンマ・ミーア!]]』
| アカデミー賞 = '''[[アカデミー助演女優賞|助演女優賞]]'''<br />[[第52回アカデミー賞|1979年]]『[[クレイマー、クレイマー]]』<br />'''[[アカデミー主演女優賞|主演女優賞]]'''<br />[[第55回アカデミー賞|1982年]]『[[ソフィーの選択]]』<br />[[第84回アカデミー賞|2011年]]『[[マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]』
| カンヌ国際映画祭 = '''[[カンヌ国際映画祭 女優賞|女優賞]]'''<br />[[第42回カンヌ国際映画祭|1989年]]『''[[:en:Evil Angels (film)|A Cry In the Dark]]''』
| AFI賞 = 
| 英国アカデミー賞 = '''[[英国アカデミー賞 主演女優賞|主演女優賞]]'''<br />1981年『[[フランス軍中尉の女]]』<br />[[第65回英国アカデミー賞|2011年]]『[[マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]』
| セザール賞 = '''名誉賞'''<br />2003年
| エミー賞 = '''主演女優賞（ミニシリーズ・テレビ映画部門）'''<br />1978年『[[ホロコースト/戦争と家族]]』<br />2004年『[[エンジェルス・オブ・アメリカ]]』
| ジェミニ賞 = 
| ゴールデングローブ賞 = '''[[ゴールデングローブ賞 助演女優賞|助演女優賞]]'''<br />1979年『[[クレイマー、クレイマー]]』<br />[[第60回ゴールデングローブ賞|2002年]]『[[アダプテーション]]』<br />'''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)|主演女優賞（ドラマ部門）]]'''<br />1981年『[[フランス軍中尉の女]]』<br />1982年『[[ソフィーの選択]]』<br />[[第69回ゴールデングローブ賞|2011年]]『[[マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]』<br />'''[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)|主演女優賞（ミュージカル・コメディ部門）]]'''<br />[[第64回ゴールデングローブ賞|2006年]]『[[プラダを着た悪魔]]』<br />[[第67回ゴールデングローブ賞|2009年]]『[[ジュリー&ジュリア]]』<br />'''主演女優賞（ミニシリーズ・テレビ映画部門）'''<br />[[第62回ゴールデングローブ賞|2004年]]『[[エンジェルス・イン・アメリカ]]』
| ゴールデンラズベリー賞 = 
| ゴヤ賞 = 
| グラミー賞 = 
| ブルーリボン賞 = 
| ローレンス・オリヴィエ賞 = 
| 全米映画俳優組合賞 = '''[[全米映画俳優組合賞主演女優賞|主演女優賞]]'''<br />[[第15回全米映画俳優組合賞|2008年]]『[[ダウト〜あるカトリック学校で〜]]』<br />'''[[全米映画俳優組合賞女優賞 (テレビ映画・ミニシリーズ)|女優賞（ミニシリーズ・テレビ映画）]]'''<br />[[第10回全米映画俳優組合賞|2003年]]『[[エンジェルス・イン・アメリカ]]』
| トニー賞 = 
| 日本アカデミー賞 = 
| その他の賞 = 
| 備考 = 
}}
'''メリル・ストリープ'''（'''Meryl Streep''', 本名: メアリー・ルイーズ・ストリープ、Mary Louise Streep, [[1949年]][[6月22日]] - ）は、[[アメリカ合衆国]]の[[俳優|女優]]。

== 来歴 ==
=== 生い立ち ===
[[ニュージャージー州]][[サミット (ニュージャージー州)|サミット]]出身。父親のハリー・ウィリアム・ストリープは製薬会社の役員、母親のメアリー・W・ストリープはコマーシャル・アーティスト。
[[スイス]]、[[ドイツ]]、[[アイルランド]]、[[イングランド]]の血を引く<ref name="ref02101">{{cite 
news|last=|first=|coauthors=|title=Meryl Streep|pages=|publisher=Faces of America|date=2010|url=http://www.pbs.org/wnet/facesofamerica/profiles/meryl-streep/70/|accessdate=2010-02-05}}</ref><ref name="ref0210">{{cite news|last=McKenzie|first=Joi-Marie|coauthors=|title=Henry Louis Gates Says He Broke Meryl Streep's Heart|pages=|publisher=Niteside|date=2010-02-04|url=http://www.nbcwashington.com/blogs/niteside/Henry-Louis-Gates-Explores-Immigrant-Origins-of-Famous-Americans-83509992.html|accessdate=2010-02-04}}</ref>オランダ系アメリカ人である。
ストリープという名前は、アメリカに移住する当時、彼女の先祖が自らの名前（苗字）に線を引いた（＝[[ストライプ]]を引いた）ことに因む。
オランダ移民であった先祖は、ストライプという発音が訛り、ストリープという響きに変化し、そう名乗るようになった。



[[ヴァッサー大学]]在学中に奨学金を得て、[[イェール大学]]演劇大学院（クラスメイトには[[シガニー・ウィーバー]]もいた）で学び、卒業時にはキャロル・ダイ演技賞を受賞した。

=== キャリア ===
イェールを卒業後すぐ、パブリック・シアターのレパートリー作品に出演。舞台俳優としてキャリアをスタートさせ、[[ニューヨーク・シェイクスピア・フェスティバル]]での舞台で注目を集める。[[ブロードウェイ]]・デビュー作となった[[テネシー・ウィリアムス]]作の『綿でいっぱいの２７台のワゴン』及び[[アーサー・ミラー]]作の『二つの月曜日の記憶』の２作品で[[トニー賞]]ならびにドラマ・デスク賞にノミネートされ、シアター・ワールド賞とアウター・クリティック・サークルの演技賞を受賞。1977年に『ジュリア』で映画デビューし、翌年公開の『ディア・ハンター』で[[アカデミー助演女優賞]]にノミネートされる。

1979年公開の『クレイマー、クレイマー』で[[アカデミー助演女優賞]]を、1982年公開の『ソフィーの選択』で[[アカデミー主演女優賞]]を受賞。さらに、2011年公開の『[[マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]』で、[[アカデミー主演女優賞]]を受賞した。

役に成りきるために、事前には徹底したリサーチを行うが、台本はあまり読み込まず数回程度が常である。彼女がオスカーを獲得した『ソフィーの選択』では役作りのために[[ロシア語]]訛りの[[ポーランド語]]、[[ドイツ語]]及び[[ポーランド語]]訛りのある[[英語]]を自在に操るなど、作品の背景や役柄に応じてアメリカ各地域のイントネーションを巧みに使い分けている。この特徴は彼女の代名詞ともなっており、そもそもは、彼女が女優を志す以前に、オペラ歌手志望で訓練を受けていたためである。音楽の世界で培われた絶対音感もあるため、ストリープは全米で'''「訛りの女王」'''と呼ばれ、その秀でた類まれなる才能は高く評価されている。[[ロバート・デ・ニーロ]]はストリープのことを自分と最も息の合う女優といっている。


2014年現在、[[アカデミー賞]]に18回ノミネートされており、これは俳優としては最多である。また、[[ゴールデングローブ賞]]を8回受賞（28回ノミネート）しており、これは[[ジャック・ニコルソン]]と並び最多である。

=== 私生活 ===
俳優の[[ジョン・カザール]]と婚約していたが、カザールが癌で死亡したために結婚にいたらなかった。その後1978年に彫刻家ドナルド・ガマー（[[:en:Don Gummer|Don Gummer]]、ドナルド・ガマー）と結婚。ガマーとの間に4人の子供がいる。また、[[1993年]]に[[北九州市]]の国際村交流センターの完成に合わせて設置されたガマーの彫刻の除幕式の際に来日しており、式典後に同市で行われる[[わっしょい百万夏祭り]]のパレードにも夫婦で参加した。（『[[ナイトシャッフル]]』（[[2012年]][[11月25日]]放送分）より）

田舎の広大な敷地に引っ越した時に池に浮いている大きな[[カメ|亀]]を見て、[[スーツケース]]が浮かんでいると勘違いした（『[[クイズダービー]]』第632回（[[1988年]][[3月19日]]放送分）の7問目より）

===言動===
*[[マーガレット・サッチャー]]元首相の死去に際して、サッチャリズムに対しては否定的な評価を下したものの､「私にとって、彼女の信念の強さと気概は畏敬の念を抱かずにはいられないものだった。」と述べた<ref>{{Cite web|url=http://www.hollywoodreporter.com/news/margaret-thatchers-death-meryl-streep-434802|title=Meryl Streep on Margaret Thatcher's Death: 'To Me She Was a Figure of Awe'|accessdate=2014-01-10}}</ref>。

*2014年、[[ナショナル・ボード・オブ・レビュー賞]]の授賞式において、[[ウォルト・ディズニー]]が女性アニメーターにあてた手紙を引用しつつ、「彼は女性差別主義者で反ユダヤ主義者である」と批判した<ref>{{Cite web|url=http://www.theguardian.com/film/2014/jan/08/meryl-streep-walt-disney-anti-semitism-sexism|title=Meryl Streep attacks Walt Disney on antisemitism and sexism|accessdate=2014-01-10}}</ref>。

== 主な出演作品 ==
{| class="wikitable sortable" 
|-
! 公開年 !! 邦題 <br> 原題 !! 役名 !! 備考 
|-
| 1977 || [[ジュリア (映画)|ジュリア]]<br />''Julia'' || アン・マリー ||  
|-
| 1978 || [[ディア・ハンター]]<br />''The Deer Hunter'' || リンダ || 
|-
| rowspan=3| 1979 || [[マンハッタン (映画)|マンハッタン]]<br />''Manhattan'' || ジル ||  
|-
| [[或る上院議員の私生活]]<br />''The Seduction of Joe Tynan'' || カレン ||  
|-
| [[クレイマー、クレイマー]]<br />''Kramer vs. Kramer'' || ジョアンナ・クレイマー || [[アカデミー助演女優賞]]受賞
|-
| 1981 || [[フランス軍中尉の女]]<br />''The French Lieutenants Woman'' || サラ / アンナ || [[英国アカデミー賞 主演女優賞]]受賞
|-
| rowspan=2|1982 || [[ソフィーの選択]]<br />''Sophie's Choice'' || ソフィー || [[アカデミー主演女優賞]]受賞<br>[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)]]受賞
|-
| [[殺意の香り]]<br />''Still of th Night'' || ブルック・レイノルズ ||  
|-
| 1983 || [[シルクウッド]]<br />''Silkwood'' || [[カレン・シルクウッド]] ||  
|-
| 1984 || [[恋におちて (映画)|恋におちて]]<br />''Falling In Love'' || モリー・ギルモア ||  
|-
| rowspan=2| 1985 || [[愛と哀しみの果て]]<br />''Out of Africa'' || カレン ||  
|-
| [[プレンティ (映画)|プレンティ]]<br />''Plenty'' || スーザン ||  
|-
| 1986 || [[心みだれて]]<br />''Heartburn'' || レイチェル ||  
|-
| 1987 || [[黄昏に燃えて]]<br />''Ironweed'' || ヘレン・アーチャー ||  
|-
| 1988 || [[クライ・イン・ザ・ダーク]]<br />''Evil Angels'' || リンディ || [[カンヌ国際映画祭 女優賞]]受賞
|-
| 1989 || [[シー・デビル]]<br />''She-Devil'' || メアリー・フィッシャー ||  
|-
| 1990 || [[ハリウッドにくちづけ]]<br />''Postcards from the Edge'' || スザンヌ ||  
|-
| 1992 || [[永遠に美しく…]]<br />''Death Becomes Her'' || マデリン・アシュトン ||  
|-
| 1993 || [[愛と精霊の家]]<br />''The House of Spirits'' || クレア ||  
|-
| rowspan=2|1994 || [[ザ・シンプソンズ]]<br />''The Simpsons'' ||  || 声の出演 
|-
| [[激流 (1994年の映画)|激流]]<br />''The River Wild''|| ゲイル・ハートマン ||
|-
| rowspan=2| 1995 || [[マディソン郡の橋]]<br />''The Bridges of Madison County'' || フランチェスカ ||  
|-
| [[判決前夜/ビフォア・アンド・アフター]]<br />''Before and After'' || キャロリン・ライアン ||
|-
| 1996 || [[マイ・ルーム]]<br />''Marvin's Room'' || リー ||  
|-
| rowspan=2|1998 || [[母の眠り]]<br />''One True Thing'' || ケイト ||  
|-
|''Dancing at Lughnasa'' || ケイト ||
|-
| rowspan=2| 1999 || [[キング・オブ・ザ・ヒル]]<br />''King of the Hill'' ||  || 声の出演 (''A Beer Can Named Desire'')
|-
|[[ミュージック・オブ・ハート]]<br />''Music of the Heart'' || ロベルタ ||
|-
| 2001 || [[A.I.]]<br />''A.I.'' ||  || 声の出演 
|-
| rowspan=2| 2002 || [[アダプテーション]]<br />''Adaptation.'' || スーザン ||  
|-
|[[めぐりあう時間たち]]<br>''The Hours'' || クラリッサ || [[ベルリン国際映画祭]][[銀熊賞 (女優賞)|銀熊賞]]受賞
|-
| 2003 || [[ふたりにクギづけ]]<br />''Stuck On You'' || 本人 ||  
|-
| rowspan=3| 2004 || [[エンジェルス・イン・アメリカ]]<br />''Angels In America'' || エセル・ローゼンバーグ / ハンナ・ピット || テレビシリーズ
|-
|[[クライシス・オブ・アメリカ]]<br>''The Manchurian Candidate'' || エレノア・ショー ||
|-
|[[レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語]]<br>''Lemony Snicket's A Series of Unfortunate Events'' || ジョセフィーンおばさん ||
|-
| 2005 || ''Prime'' || リサ ||  
|-
| rowspan=3|2006 || [[今宵、フィッツジェラルド劇場で]]<br />''A Prairie Home Companion'' || ヨランダ ||  
|-
|[[プラダを着た悪魔]]<br>''The Devil Wears Prada'' || ミランダ || [[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ミュージカル・コメディ部門)]]受賞
|-
|[[アント・ブリー]]<br>''The Ant Bully'' || 女王 || 声の出演
|-
| rowspan=4| 2007 || [[大いなる陰謀]]<br />''Lions for Lambs'' || ジャニーン・ロス ||  
|-
|[[いつか眠りにつく前に]]<br>''Evening'' || ライラ・ロス || 
|-
|''Dark Matter'' || ジョアンナ || 
|-
|[[レンディション]]<br>''Rendition'' || コリーン || 
|-
| rowspan=2| 2008 || [[マンマ・ミーア! (映画)|マンマ・ミーア!]]<br />''Mamma Mia'' || ドンナ ||  
|-
|[[ダウト〜あるカトリック学校で〜]]<br>''Doubt'' || シスター・アロイシアス || 
|-
| rowspan=3 | 2009 || [[ジュリー&ジュリア]]<br />''Julie & Julia'' || ジュリア || 
|-
|[[恋するベーカリー]]<br>''It's Complicated'' || ジェーン・アドラー || 
|-
|[[ファンタスティック Mr.FOX]]<br>''Fantastic Mr. Fox'' || ミセス・フォックス || 声の出演
|-
| 2011 || [[マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙]]<br />''The Iron Lady'' || [[マーガレット・サッチャー]] || [[アカデミー主演女優賞]]受賞<br>[[英国アカデミー賞 主演女優賞]]受賞<br>[[ゴールデングローブ賞 主演女優賞 (ドラマ部門)]]受賞
|-
| 2012 || [[31年目の夫婦げんか]]<br />''Hope Springs'' || ケイ・ソームズ ||  
|-
|rowspan="2"| 2013 ||[[8月の家族たち]]<br /> ''August: Osage County'' ||ヴァイオレット・ウェストン ||
|-
|[[Girl Rising -少女たちの挑戦-]]<br />''Girl Rising''||||ナレーションのみ
|-
|2014|| ''The Homesman '' ||アルサ・カーター||
|-
|}

== 受賞歴 ==
{{main|メリル・ストリープの受賞とノミネートの一覧}}



== 脚注 ==
{{reflist}}

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Meryl Streep}}
* [http://www.merylstreeponline.net/ MSO: Meryl Streep Online]
* {{imdb name|id=0000658|name=Meryl Streep}}
* {{allcinema name|38131}}

{{アカデミー賞主演女優賞}}
{{アカデミー賞助演女優賞 1961-1980}}
{{カンヌ国際映画祭女優賞 1980-1999}}
{{全米映画俳優組合賞主演女優賞}}
{{全米映画俳優組合賞女優賞 (テレビ映画・ミニシリーズ)}}

{{Normdaten|PND=118823655|LCCN=n/81/19162|VIAF=66485464}}
{{DEFAULTSORT:すとりいふ めりる}}
[[Category:アメリカ合衆国の映画俳優]]
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