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[[File:Ph locator map mindoro.png|right|thumb|180px|ミンドロ島(朱記)の位置]] '''ミンドロ島'''(Mindoro)は[[フィリピン]]で7番目に大きな[[島]]。 == 地理 == [[Image:Beach North Mindoro Philippines.jpg|right|thumb|350px|ミンドロ島の海岸]] [[ルソン島]]とは[[ベルデ島水路]]をはさみ南西に位置し、[[パラワン島]]とは[[ミンドロ海峡]]をはさみ北東に、[[パナイ島]]とは[[セミララ諸島]]をはさんで北西に位置し、西は[[南シナ海]]、東に内海・[[シブヤン海]]がある。 == 歴史 == 古代[[中国]]の商人には{{仮リンク|摩逸|en|Ma-i|label=マイ}}(Ma-IまたはMait、摩逸)と呼ばれていた。[[スペイン]]人にはミナ・デ・オーロ( Mina de Oro、意味は[[金]]鉱)と呼ばれ、これが現在の名前のもとになった。 [[太平洋戦争]]中は[[日本軍]]が占領していたが、[[1944年]][[12月15日]]に[[アメリカ軍]]はルソン島奪回の足がかりに[[ミンドロ島の戦い|ミンドロ島へ上陸を敢行]]、島は戦場と化した。海軍は上陸した米軍に打撃を与えるべく[[礼号作戦]]を実施、[[マンガリン湾]]に7隻の挺身部隊を突入させ米軍に被害を与え離脱した。これは太平洋戦争における日本軍最後の勝利となったが、戦況に大きな影響はなく、ミンドロ島の日本軍は山岳部に敗走し、飢餓と疫病、地元[[ゲリラ]]との戦闘で多くが死亡した。[[大岡昇平]]はミンドロ島で捕虜となり後にこの島を舞台とした数々の戦記小説を書いているほか、[[1956年]]になってもミンドロ島からは4人の残留日本兵が帰国している。 == 行政区分 == 以前(1921年から1950年)は全島がひとつの州であった。現在は[[オクシデンタル・ミンドロ州]]と[[オリエンタル・ミンドロ州]]の二つの州に分けられている。二つの州を分けているのは、標高2,500mを超える山脈であり、島は全体に山がちであり特に西部のオクシデンタル・ミンドロの交通は不便である。島の北西沖には[[カタヴィテ水路]]をはさんで[[ルバング島]]など幾つかの島からなるルバング諸島が点在する。 == 経済 == ミンドロ島の経済の多くは[[農業]]に依存している。米・トウモロコシなどの穀物栽培、[[シトラス]]、[[バナナ]]、[[ランサ]]、[[ランブータン]]など非常に多い種類の[[果物]]栽培、[[ココナツ]]を中心に[[サトウキビ]]や[[ピーナツ]]などの[[プランテーション]]などである。また養魚場([[ナマズ]]、[[サバヒー]]、[[ティラピア]])、[[牧畜]]、[[家禽]]などの育成もある。[[林業]]や、[[大理石]]・[[銅]]の採掘も盛んである。 観光業も利益の大きな産業であり、[[アポ・リーフ国立公園]]、[[ルバング島]]、東海岸のビーチ[[リゾート]]・[[プエルト・ガレラ]]、[[サバン・ビーチ]]、[[ハルコン山]]などが観光地である。 == 住民 == === 住民 === [[:en:Tagalog people]]。中央山岳部には八部族からなる[[少数民族]]'''{{仮リンク|マンニャン族|en|Mangyan peoples}}'''(Mangyan、または'''マンヤン''')が住んでいる。 === 言語 === 主な言語は[[タガログ語]]であるが、ミンドロ島のタガログ語は、南に隣接する[[ヴィサヤ諸島]]の諸語([[ヴィサヤ語]])や、中央山岳部に住む八部族からなる[[少数民族]]'''{{仮リンク|マンニャン族|en|Mangyan peoples}}'''の言語の影響が大きい方言である。[[フィリピン語]]や[[タグリッシュ]]([[英語]]の混ざった[[マニラ首都圏]]のタガログ語)など共通語や都会語はプエルト・ガレラや[[カラパン]]市周囲で話されている。ヴィサヤ語やマンニャン諸語も話者が多い。ほか、ルソン島北部の[[イロカノ語]]や、いくつかの外国語([[英語]]、[[福建語]]、わずかに[[スペイン語]])も話す人がいる。 === 宗教 === 主要な宗教は[[キリスト教]]([[カトリック教会|ローマ・カトリック]])である。しかし先住民であるマンニャン諸族の宗教は主に[[アニミズム]]である。 ==交通== *[[フィリピン・サンノゼ空港]] == その他 == ミンドロ島は、カラバオ(Carabao)と呼ばれる[[水牛]]と並んでフィリピンの国民的シンボルとなっている動物の一つ、小型[[水牛]]「[[タマラウ]]」のふるさとである。[[トヨタ自動車]]もフィリピンで販売する[[バン]]に「タマラウ」と名づけ、[[タクシー]]用などに好評を博していたほどである。タマラウはミンドロ島の[[固有種]]であり、水牛同様[[ウシ亜科]]に属するが絶滅の危機にある。 == 外部リンク == *[http://www.21ca.ac/21c/mindoro.html フィリピン、西ミンドロ州] *[http://www.geocities.jp/banana_rnj/tadyawan.html フィリピン、ミンドロ島・タジャワンのバナナ栽培文化] [[Category:フィリピンの島|みんとろ]]
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