ミルフィオリのソースを表示

[[Image:Milliflori.jpg|thumb|ミルフィオリのペンダント]]
'''ミルフィオリ'''（[[イタリア]]語： Millefiori）は[[ガラス]]の一種。[[金太郎飴]]のように模様が入っているガラス棒、およびそれを使用して作った製品のこと。イタリア語の Millefiori は直訳すると「千の花」になる。

==製法==
[[Image:Millefiori beads, 1920s.JPG|thumb|ミルフィオリの[[ビーズ]]（1920年代）]]
溶けたガラス棒を花形に整形し、整形したガラス棒の表面に別の色のガラスを巻き、さらに花形に整形し…といった過程を繰り返す。巻くガラスの[[膨張係数]]が異なると割れるため、同じ膨張係数のガラスを使用する必要がある。

ミルフィオリのガラス棒は横から見ると単色（または[[縞模様]]）のガラス棒にしか見えないため、数ミリの厚さに切断し、断面を見せてアクセサリーやガラス器に埋め込んで使用する。

<!--
==歴史==
ミルフィオリは古代ローマ時代には製作されていたが、製法が難しいことから技術が失われ、中世には「幻のガラス」と呼ばれていた。
17世紀に入って、イタリア（ムラノ島）で復興され、独占的に生産された。
近年に入ってガラス技術が進歩し、ガラスの膨張係数をそろえることが容易になり、家庭でのバーナーワークでも制作できるようになった。
-->

{{DEFAULTSORT:みるふいおり}}
[[category:ガラス工芸]]
[[Category:ビーズ細工]]
[[Category:ガラス成形]]