マスターズ・トーナメントのソースを表示

{{ゴルフ大会
|tournament_name = マスターズ・トーナメント<br />The Masters
|location = {{flagicon|USA}}[[ジョージア州]][[オーガスタ (ジョージア州)|オーガスタ]]
|establishment = 1934年
|course = [[オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ]]
|par = 72
|yardage = 7,435ヤード
|tour = [[PGAツアー]]<br />[[欧州PGAツアー]]<br />[[日本ゴルフツアー機構|日本ゴルフツアー]]
|format = [[:en:Stroke play|ストロークプレー]]
|purse = 9,000,000ドル
|month_played = 4月
|aggregate = 270 [[タイガー・ウッズ]] (1997年)
|to-par = -18 [[タイガー・ウッズ]] (1997年)
|Current Champion = {{flagicon|USA}}[[バッバ・ワトソン]]
}}
'''マスターズ・トーナメント'''（The Masters Tournament）は、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]・[[ジョージア州]]の[[オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ]]を会場に開かれている世界[[ゴルフ]]4大メジャートーナメント大会のひとつ。

== 概要 ==
1934年に[[ボビー・ジョーンズ (ゴルファー)|ボビー・ジョーンズ]]と友人で実業家のクリフォード・ロバーツの企画により「オーガスタ・ナショナル招待選手権大会」と題して開幕したが、1939年に当初ロバーツが考えていたものの、ジョーンズが嫌っていたマスターズというタイトルに変更された<ref name="Hist">{{cite web|url=http://www.masters.com/en_US/discover/timeline.html| title=History| publisher=www.masters.com| accessdate=2014-06-20 }}</ref>。

毎年4月2週目の日曜日に最終日を基準に開催される<ref name="Hist"/>。出場選手は前年度の世界各地のツアーでの賞金ランキング上位者、メジャータイトル優勝者など。招待資格を満たす名手（マスター）たちしか出場できないことから「マスターズ」の大会は“ゴルフの祭典”として最も敬愛されている。

1960年から本戦の前日の水曜日に「パー3コンテスト」が開催されている。オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブに隣接する9ホール（パー27）の特設コースで行われ、歴代最少スコアは20。過去の優勝者には[[サム・スニード]]（1960年・1974年）、[[アーノルド・パーマー]]（1967年）、[[青木功]]（1975年・1981年）、[[トム・ワトソン]]（1982年）、[[ビジェイ・シン]]（1994年）などがいる。出場選手の子供がキャディーを務めるなど和やかな雰囲気で行われる伝統のイベントであるが、優勝するとその年の本選では優勝できないというジンクスがあることでも知られる。

優勝賞金は開幕当初は特に定めないで、3日間の入場収入などを基に決定する（2008年は賞金総額750万ドル、優勝賞金135万ドル）。優勝者には優勝賞金に加えてグリーン・ジャケットが贈られ、オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブの名誉会員となる。

他のゴルフメジャー大会は毎回開催コースが異なるが、マスターズは毎年同じオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブで開催される。このコースはとりわけグリーンの難度が高く、「オーガスタのグリーンには“魔女”が棲（す）む」とよく言われる。更にINの11番・12番・13番の3つのホールに至っては「神に祈る」と言う意味も込められたのかは分からないが別名・《アーメンコーナー》と言われて恐れられている。フェアウェイもアンジュレーションが大きく、バーディを狙うにはティショットを正確に理想的なセカンドショットのポジションに運ぶ必要がある。また、谷と森が作り出す気まぐれな風も起こる。こうした環境が、トーナメントの名の通り、名手に相応しい技術の持ち手を選ぶことになる。一方、ラフはセカンドカットまでとなっており、長いラフのセットとなる全米オープンとの違いが顕著に表れる部分である。

[[1961年]]に[[南アフリカ]]の[[ゲーリー・プレーヤー]]が優勝し、初のアメリカ人以外の優勝者となった。[[1975年]]には{{仮リンク|リー・エルダー|en|Lee Elder}}が黒人選手として初めて出場した。[[2009年]]に[[アルゼンチン]]の[[アンヘル・カブレラ]]が初の南米勢優勝を果たした。

[[グレグ・ノーマン]]ら世界的強豪選手の多いオーストラリア勢だがマスターズでは1996年の大会でノーマンが[[ニック・ファルド]]に最終日に大逆転負けを喫するなどなかなか勝てなかったが、2013年の大会でついに[[アダム・スコット]]がオーストラリア勢として初の優勝を果たした。

[[2005年]]の大会では、ゴルフの“帝王”[[ジャック・ニクラス]]がマスターズからの引退を表明した。最近になって歴代優勝者枠の出場年齢の上限が「65歳」と定められたが、以前はその規定がなかった。[[アーノルド・パーマー]]は74歳の[[2004年]]まで出場を続行したが、ニクラスは新規定に従って65歳でマスターズを引退した最初の歴代優勝者となる。優勝したウッズは「29歳3ヶ月」で4度目の優勝を果たし、30歳を迎える前に4勝を挙げた最初の選手となった。（4勝の時点でパーマーは34歳、ニクラスは32歳であった。）

一方、最年少の出場者は[[2013年]]にアジアパシフィックアマチュア選手権優勝者の資格で14歳5ヶ月で出場した中国の{{仮リンク|関天朗|label=関天朗|en|Guan_Tianlang}}（グァン・ティンラン）。[[2010年]]に16歳11ヶ月で出場した[[マッテオ・マナセロ]]（イタリア）の記録を更新した。また、グァンは予選通過も果たし、マナセロが記録した最年少予選通過記録も更新した。

[[2014年]]には、[[1982年]]大会優勝者の[[クレイグ・スタドラー]]と息子の[[ケビン・スタドラー]]が史上初の親子同時出場を果たした。

意外な伏兵が優勝することが多い他のメジャートーナメントと違い、ビッグネームが順当に優勝することの多いトーナメントとして有名だった。これは毎年同じゴルフコースで開催されるという特性から、ベテランほどこのコースの経験を多く持っていることが原因と考えられる。だが、2007年大会は世界ランキング56位（当時）でツアー1勝しかしていない[[ザック・ジョンソン]]が優勝し、大会史上初といってもいい伏兵の優勝となった。近年は若手プロの初優勝が相次いでおり、ベテランに有利とは限らなくなっている。

尚、予選通過ラインは、予選カットができた1957年以降「上位40位タイまで」だったが、1962年に「44位タイまで」と「首位から10打差以内」に変更、2013年には約半世紀ぶりに「50位タイまで」と「首位から10打差以内」に変更された。

4日間終了時点で1位が2人以上いた場合、プレーオフは[[サドンデス]]によって争われる。以前は、翌日に18ホールのストローク・プレーや、4ホールのストロークで争っていた。プレーオフは18番と10番ホールで行われる。

== 招待条件 ==
*1　マスターズ歴代優勝者 
*2　過去5年間の[[全米オープン (ゴルフ)|全米オープン]]優勝者 
*3　過去5年間の[[全英オープン (ゴルフ)|全英オープン]]優勝者 
*4　過去5年間の[[全米プロゴルフ選手権|PGA選手権]]優勝者 
*5　過去3年間の[[ザ・プレーヤーズ・チャンピオンシップ|ザ・プレーヤーズ選手権]]優勝者 
*6　前年[[全米アマチュアゴルフ選手権|全米アマ]]優勝者および2位 
*7　前年[[全英アマチュアゴルフ選手権|全英アマ]]優勝者 
*8　前年アジアパシフィックアマチュア選手権優勝者
*9　前年全米アマチュア・パブリック・リンクス優勝者 
*10　前年全米ミッド・アマ優勝者 
*11　前年マスターズ大会12位以内（タイを含む）入賞者 
*12　前年全米オープン4位以内（タイを含む）入賞者 
*13　前年全英オープン4位以内（タイを含む）入賞者 
*14　前年PGA選手権4位以内（タイを含む）入賞者 
*15　前年マスターズ大会以降、同年大会までのPGA大会（[[ザ・ツアーチャンピオンシップ]]出場ポイントに加算される試合）優勝者
*16　前年ザ・ツアーチャンピオンシップ出場者
*17　前年公式[[ワールドゴルフランキング|世界ランキング]]50位以内 
*18　同年公式世界ランキング50位以内（マスターズ大会開催前週に発表のもの） 
その他、特別招待枠があり、[[日本ゴルフツアー機構|日本ツアー]]賞金王などがこの枠で出場する。

== 記録 ==
*最多優勝回数：6回、[[ジャック・ニクラス]]（[[1963年]]、[[1965年]]、[[1966年]]、[[1972年]]、[[1975年]]、[[1986年]]）
:大会歴代2位の優勝回数は4回、[[アーノルド・パーマー]]（[[1958年]]、[[1960年]]、[[1962年]]、[[1964年]]）と[[タイガー・ウッズ]]（[[1997年]]、[[2001年]]、[[2002年]]、[[2005年]]）の2人。歴代4位は3回優勝、[[ジミー・デマレー]]、[[サム・スニード]]、[[ゲーリー・プレーヤー]]、[[ニック・ファルド]]、[[フィル・ミケルソン]]の5人がいる。
*最多2位回数：4回、[[ベン・ホーガン]]（[[1942年]]、[[1946年]]、[[1954年]]、[[1955年]]）、[[ジャック・ニクラス]]（[[1964年]]、[[1971年]]、[[1977年]]、[[1981年]]）、[[トム・ワイスコフ]]（[[1969年]]、[[1972年]]、[[1974年]]、[[1975年]]）
*最多トップ10回数：22回、[[ジャック・ニクラス]]
*最多予選通過回数：37回、[[ジャック・ニクラス]]
*最年少優勝者：[[タイガー・ウッズ]]（21歳3ヶ月14日）、[[1997年]]
*最年長優勝者：[[ジャック・ニクラス]]（46歳2ヶ月23日）、[[1986年]]
*72ホール最少スコア：270、[[タイガー・ウッズ]]、[[1997年]]
*18ホール最少スコア：63、[[ニック・プライス]]（[[1986年]]3日目、10バーディー・1ボギー）、[[グレグ・ノーマン]]（[[1996年]]1日目、9バーディー）
*18ホール最多バーディー：11、[[アンソニー・キム]]（[[2009年]]2日目、11バーディー・2ボギー・1ダブルボギー）
*最多連続バーディー：7、[[スティーブ・ペイト]]（[[1999年]]3日目7～13番）、[[タイガー・ウッズ]]（[[2005年]]3日目7～13番）
*最多出場回数：52回、[[ゲーリー・プレーヤー]]（[[1957年]] - [[2009年]]（[[1973年]]は病気のため不出場））
*最多連続出場回数：50回、[[アーノルド・パーマー]]（[[1955年]] - [[2004年]]）
*最多特別招待枠出場回数：3回、[[石川遼]]（[[2009年]]、[[2012年]]、[[2013年]]）

== 歴代優勝者 ==
{|class="sortable wikitable"
!年
!国
!優勝者
!合計スコア
!合計パー
!優勝賞金 ($)
|-
|align=center|[[1934年|1934]]
|{{USA}}
|[[ホートン・スミス]]
|align=center|284
|align=center|-4
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1935年|1935]]
|{{USA}}
|[[ジーン・サラゼン]]
|align=center|282
|align=center|-6
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1936年|1936]]
|{{USA}}
|ホートン・スミス
|align=center|285
|align=center|-3
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1937年|1937]]
|{{USA}}
|[[バイロン・ネルソン]] 
|align=center|283
|align=center|-5
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1938年|1938]]
|{{USA}}
|[[ヘンリー・ピカード]]
|align=center|285
|align=center|-3
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1939年|1939]]
|{{USA}}
|[[ラルフ・ガルダール]] 
|align=center|279
|align=center|-9
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1940年|1940]]
|{{USA}}
|[[ジミー・デマレー]] 
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1941年|1941]]
|{{USA}}
|[[クレイグ・ウッド]]
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|1,500
|-
|align=center|[[1942年|1942]]
|{{USA}}
|バイロン・ネルソン
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|1,500
|-
| colspan=6 align="center" | 1943-45: [[第二次世界大戦]]のため中止
|-
|align=center|[[1946年|1946]]
|{{USA}}
|[[ハーマン・カイザー]]
|align=center|282
|align=center|-6
|align=center|2,500
|-
|align=center|[[1947年|1947]]
|{{USA}}
|ジミー・デマレー
|align=center|281
|align=center|-7
|align=center|2,500
|-
|align=center|[[1948年|1948]]
|{{USA}}
|[[クロード・ハーモン]] 
|align=center|279
|align=center|-9
|align=center|2,500
|-
|align=center|[[1949年|1949]]
|{{USA}}
|[[サム・スニード]]
|align=center|282
|align=center|-6
|align=center|2,750
|-
|align=center|[[1950年|1950]]
|{{USA}}
|ジミー・デマレー 
|align=center|283
|align=center|-5
|align=center|2,400
|-
|align=center|[[1951年|1951]]
|{{USA}}
|[[ベン・ホーガン]] 
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|3,000
|-
|align=center|[[1952年|1952]]
|{{USA}}
|サム・スニード
|align=center|286
|align=center|-2
|align=center|4,000
|-
|align=center|[[1953年|1953]]
|{{USA}}
|ベン・ホーガン 
|align=center|274
|align=center|-14
|align=center|4,000
|-
|align=center|[[1954年|1954]]
|{{USA}}
|サム・スニード 
|align=center|289
|align=center|+1
|align=center|5,000
|-
|align=center|[[1955年|1955]]
|{{USA}}
|[[ケリー・ミドルコフ]] 
|align=center|279
|align=center|-9
|align=center|5,000
|-
|align=center|[[1956年|1956]]
|{{USA}}
|[[ジャック・バーク・ジュニア]]
|align=center|289
|align=center|+1
|align=center|6,000
|-
|align=center|[[1957年|1957]]
|{{USA}}
|[[ダグ・フォード]]
|align=center|283
|align=center|-5||align=center|8,750
|-
|align=center|[[1958年|1958]]
|{{USA}}
|[[アーノルド・パーマー]] 
|align=center|284
|align=center|-4||align=center|11,250
|-
|align=center|[[1959年|1959]]
|{{USA}}
|[[アート・ウォール・ジュニア]] 
|align=center|284
|align=center|-4||align=center|15,000
|-
|align=center|[[1960年|1960]]
|{{USA}}
|アーノルド・パーマー
|align=center|282
|align=center|-6||align=center|17,500
|-
|align=center|[[1961年|1961]]
|{{ZAF}}
|[[ゲーリー・プレーヤー]] 
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1962年|1962]]
|{{USA}}
|アーノルド・パーマー 
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1963年|1963]]
|{{USA}}
|[[ジャック・ニクラス]]
|align=center|286
|align=center|-2||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1964年|1964]]
|{{USA}}
|アーノルド・パーマー
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1965年|1965]]
|{{USA}}
|ジャック・ニクラス
|align=center|271
|align=center|-17||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1966年|1966]]
|{{USA}}
|ジャック・ニクラス 
|align=center|288
|align=center|0||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1967年|1967]]
|{{USA}}
|[[ゲイ・ブリュワー]]
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1968年|1968]]
|{{USA}}
|[[ボブ・ゴールビー]]
|align=center|277
|align=center|-11||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1969年|1969]]
|{{USA}}
|[[ジョージ・アーチャー]]
|align=center|281
|align=center|-7||align=center|20,000
|-
|align=center|[[1970年|1970]]
|{{USA}}
|[[ビリー・キャスパー]]
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|25,000
|-
|align=center|[[1971年|1971]]
|{{USA}}
|[[チャールズ・クーディー]]
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|25,000
|-
|align=center|[[1972年|1972]]
|{{USA}}
|ジャック・ニクラス 
|align=center|286
|align=center|-2||align=center|25,000
|-
|align=center|[[1973年|1973]]
|{{USA}}
|[[トミー・アーロン (ゴルファー)|トミー・アーロン]] 
|align=center|283
|align=center|-5||align=center|30,000
|-
|align=center|[[1974年|1974]]
|{{ZAF}}
|ゲーリー・プレーヤー 
|align=center|278
|align=center|-10||align=center|35,000
|-
|align=center|[[1975年|1975]]
|{{USA}}
|ジャック・ニクラス
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|40,000
|-
|align=center|[[1976年|1976]]
|{{USA}}
|[[レイモンド・フロイド]] 
|align=center|271
|align=center|-17||align=center|40,000
|-
|align=center|[[1977年|1977]]
|{{USA}}
|[[トム・ワトソン]]
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|40,000
|-
|align=center|[[1978年|1978]]
|{{ZAF}}
|ゲーリー・プレーヤー 
|align=center|277
|align=center|-11||align=center|45,000
|-
|align=center|[[1979年|1979]]
|{{USA}}
|[[ファジー・ゼラー]] 
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|50,000
|-
|align=center|[[1980年|1980]]
|{{ESP}}
|[[セベ・バレステロス]] 
|align=center|275
|align=center|-13||align=center|55,000
|-
|align=center|[[1981年|1981]]
|{{USA}}
|トム・ワトソン 
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|60,000
|-
|align=center|[[1982年|1982]]
|{{USA}}
|[[クレイグ・スタドラー]] 
|align=center|284
|align=center|-4||align=center|64,000
|-
|align=center|[[1983年|1983]]
|{{ESP}}
|セベ・バレステロス
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|90,000
|-
|align=center|[[1984年|1984]]
|{{USA}}
|[[ベン・クレンショー]] 
|align=center|277
|align=center|-11||align=center|108,000
|-
|align=center|[[1985年|1985]]
|{{GER}}
|[[ベルンハルト・ランガー]]
|align=center|282
|align=center|-6||align=center|126,000
|-
|align=center|[[1986年|1986]]
|{{USA}}
|ジャック・ニクラス
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|144,000
|-
|align=center|[[1987年|1987]]
|{{USA}}
|[[ラリー・マイズ]]
|align=center|285
|align=center|-3||align=center|162,000
|-
|align=center|[[1988年|1988]]
|{{SCO}}
|[[サンディ・ライル]] 
|align=center|281
|align=center|-7||align=center|183,800
|-
|align=center|[[1989年|1989]]
|{{ENG}}
|[[ニック・ファルド]] 
|align=center|283
|align=center|-5||align=center|200,000
|-
|align=center|[[1990年|1990]]
|{{ENG}}
|ニック・ファルド
|align=center|278
|align=center|-10||align=center|225,000
|-
|align=center|[[1991年|1991]]
|{{WAL}}
|[[イアン・ウーズナム]] 
|align=center|277
|align=center|-11||align=center|243,000
|-
|align=center|[[1992年|1992]]
|{{USA}}
|[[フレッド・カプルス]] 
|align=center|275
|align=center|-13||align=center|270,000
|-
|align=center|[[1993年|1993]]
|{{GER}}
|ベルンハルト・ランガー
|align=center|277
|align=center|-11||align=center|306,000
|-
|align=center|[[1994年|1994]]
|{{ESP}}
|[[ホセ・マリア・オラサバル]]
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|360,000
|-
|align=center|[[1995年|1995]]
|{{USA}}
|ベン・クレンショー
|align=center|274
|align=center|-14||align=center|396,000
|-
|align=center|[[1996年|1996]]
|{{ENG}}
|ニック・ファルド
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|450,000
|-
|align=center|[[1997年|1997]]
|{{USA}}
|[[タイガー・ウッズ]]
|align=center|270
|align=center|-18||align=center|486,000
|-
|align=center|[[1998年|1998]]
|{{USA}}
|[[マーク・オメーラ]] 
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|576,000
|-
|align=center|[[1999年|1999]]
|{{ESP}}
|ホセ・マリア・オラサバル
|align=center|280
|align=center|-8||align=center|720,000
|-
|align=center|[[2000年|2000]]
|{{FIJ}}
|[[ビジェイ・シン]] 
|align=center|278
|align=center|-10||align=center|828,000
|-
|align=center|[[2001年|2001]]
|{{USA}}
|タイガー・ウッズ 
|align=center|272
|align=center|-16||align=center|1,080,000
|-
|align=center|[[2002年|2002]]
|{{USA}}
|タイガー・ウッズ 
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|1,080,000
|-
|align=center|[[2003年|2003]]
|{{CAN}}
|[[マイク・ウェア]]
|align=center|281
|align=center|-7||align=center|1,080,000
|-
|align=center|[[2004年|2004]]
|{{USA}}
|[[フィル・ミケルソン]] 
|align=center|279
|align=center|-9||align=center|1,117,000
|-
|align=center|[[2005年|2005]]
|{{USA}}
|タイガー・ウッズ 
|align=center|276
|align=center|-12||align=center|1,260,000
|-
|align=center|[[2006年|2006]]
|{{USA}}
|フィル・ミケルソン
|align=center|281
|align=center|-7||align=center|1,260,000
|-
|align=center|[[2007年|2007]]
|{{USA}}
|[[ザック・ジョンソン]]
|align=center|289
|align=center|+1||align=center|1,305,000
|-
|align=center|[[2008年|2008]]
|{{RSA}}
|[[トレバー・イメルマン]] 
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|1,350,000
|-
|align=center|[[2009年|2009]]
|{{ARG}}
|[[アンヘル・カブレラ]] 
|align=center|276
|align=center|-12
|align=center|1,350,000
|-
|align=center|[[2010年|2010]]
|{{USA}}
|フィル・ミケルソン
|align=center|272
|align=center|-16
|align=center|1,350,000
|-
|align=center|[[2011年|2011]]
|{{RSA}}
|[[シャール・シュワーツェル]]
|align=center|274
|align=center|-14
|align=center|1,440,000
|-
|align=center|[[2012年|2012]]
|{{USA}}
|[[バッバ・ワトソン]]
|align=center|278
|align=center|-10
|align=center|1,440,000
|-
|align=center|[[2013年|2013]]
|{{AUS}}
|[[アダム・スコット]]
|align=center|279
|align=center|-9
|align=center|1,440,000
|-
|align=center|[[2014年|2014]]
|{{USA}}
|バッバ・ワトソン
|align=center|280
|align=center|-8
|align=center|1,620,000
|}

==放送==
=== アメリカ ===
アメリカでは、テレビが本戦が[[CBS]]系列の局で放送されている。予選ラウンドについては、それまで[[USAネットワーク]]で放送されていたが<ref>[http://sportsmediawatch.blogspot.com/2010/04/masters-numbers-game.html Ratings For Each Round of The Masters Since '82 (First/Second Rounds Since '99)]</ref>、[[2008年]]からは[[ESPN]]で中継されている<ref name="ESPN">{{cite web|title=ESPN will show first two rounds of 2008 Masters tournament |publisher=[[ESPN]] |date=2007-10-10 |url=http://sports.espn.go.com/golf/news/story?id=3056747| accessdate=2008-03-23}}</ref>。そのためCBSは[[レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン|レイト・ショー]]放映前に15分のハイライトを放送されている。さらに、本戦前日に行われる恒例のパー3コンテストも[[ESPN]]で[[2008年]]から放送されている。

また表彰式はクラブハウスにおいてCBSスポーツアナウンサーの[[ジム・ナンツ]]との優勝者インタビューの後グリーンジャケット贈呈式を行い、18番グリーン上で正式な表彰式が実施される。

CBSとオーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブはアメリカにおける放送パートナーとして毎年放映権を更新している<ref name="prest">{{cite web |url=http://www.worldgolf.com/column/masters-most-prestigious-sporting-event-in-america-6559.htm |title=Is the Masters really the most prestigious sporting event in America?
| author = McDonald, Tim |publisher=WorldGolf.com |accessdate=2008-12-23}}</ref>。CBSは番組のテーマ曲として[[デイヴ・ロギンス]]（[[:en:Dave Loggins|Dave Loggins]]）の『オーガスタ』を使用している。TBSの中継も同様である。

テレビ中継のスポンサーは[[IBM]]、[[エクソンモービル]]、[[AT&T]]であるが、2014年はエクソンモービルに代わって[[メルセデス・ベンツ]]が勤めた。またオフィシャルタイムキーパーの[[ロレックス]]、[[ユナイテッド・パーセル・サービス|UPS]]もスポンサーとして名乗っている。

ラジオではウェストウッド・ワンが4日間中継されている。

=== アメリカ以外 ===
[[英国放送協会|BBC]]は1986年以来マスターズの放映権を持っている。BBCはCMなしで放送されている。ラジオではBBC Radio Five Liveで放送される。アイルランドは[[:en:Setanta Sports|Setanta Ireland]]で4日間放送。[[アイルランド放送協会|RTÉ]]が後半の2日間放送<ref>{{cite news |url=http://www.independent.ie/sport/gaelic-football/we-are-fully-committed-to-providing-a-public-service--without-public-funding-1241227.html |title=We are fully committed to providing a public service – without public funding |author=CEO Setanta Ireland |date=2007-08-12 |publisher=Independent.ie |accessdate=2008-12-23}}</ref>。カナダ国内ではグラハム・サンボーン・メディアがマーケティングセールスを行い<ref>{{cite news |url=http://sports.theglobeandmail.com/servlet/story/RTGAM.20080410.wspttruth10/GSStory/GlobeSportsGolf/home |title=As usual, Woods is the star of Masters coverage |author=William Houston |work=[[The Globe and Mail]] | date=2008-04-10 |accessdate=2009-04-10 |location=Toronto}}</ref>、英語は前半の2日間は[[The Sports Network|TSN]]、後半の2日間は[[グローバルテレビジョンネットワーク|グローバル]]で放送されている。フランス語は[[:en:TVA (Canada)|TVA]]で放送。

日本での地上波テレビ放送は[[1976年]]よりCBSと業務提携している[[TBSテレビ|TBS]]が製作を務めており、[[Japan News Network|JNN]]系列全国28局ネットで放送している。<ref>ABS[[秋田放送]]、RNB[[南海放送]]でもTBSの朝ワイドをネットしてる関係で1992年まで放送</ref> 番組開始当初は2日間の決勝ラウンドの中継とこの日のハイライトを放送していたが、[[1983年]]からは2日間の予選ラウンドの放送、[[1988年]]にはゴールデンウィークに総集編（一部地域を除く）、その後2日間の予選ラウンドのダイジェスト版が加わり、現在の放送体制となっている。[[2014年]]は4日間合計で24時間の放送を実施。特に最終日は中断無しで約8時間生放送した。地上波のほか、BSデジタル放送[[BS-TBS]]で放送。また、CS放送（2時間のダイジェスト版のみ）では当初はJNNニュースバード（現・[[TBSニュースバード]]）で放送されていたが後に[[TBSチャンネル]]での放送に移行した（TBSチャンネルでの放送素材は地上波のものでなくBS-TBSでの放送素材が使われている）。そのため、地上波放送分とBS・CS放送分で実況・解説の担当者が異っている。地上波放送では[[リアルタイム字幕放送]]（2007年大会のダイジェストから）を、BS-TBSは2013年まで2ヶ国語放送（英語副音声　ステレオ2音声）を実施。セールスはテレ・プランニング・インターナショナルとビデオプロモーションが担当しており、[[全米オープン (テニス)|全米オープンテニス]]と同様、アナウンサーによる[[提供クレジット|提供コメント]]なしで放送している。一方、BS-TBSでは提供クレジットは前クレのみで提供コメントはしている。TBSチャンネルでは有料放送であるためスポンサーそのものは一切なく、提供クレジットの表示も提供コメントもまったくない。その影響のため、朝の報道番組が休止になったり、繰り下げ放送になることが多い。なお、パー3コンテストについては、日本でもBS-TBSで録画放送された。2014年は初めてインターネットによる生中継を行い、アーメンコーナー、15・16番ホール、注目組のプレーを配信した。（日本以外は視聴不可）

== 脚注 ==
{{Reflist}}

==外部リンク==
*[http://www.masters.com/ マスターズ・トーナメント公式サイト] {{en icon}}
*[http://www.tbs.co.jp/masters/ TBS「マスターズ」]
{{男子ゴルフメジャー大会}}
{{DEFAULTSORT:ますたあすとおなめんと}}
[[Category:アメリカ合衆国のゴルフトーナメント]]
[[Category:ジョージア州のスポーツ]]
[[Category:CBS]]
[[Category:TBSの特別番組]]
{{Link GA|en}}