ボストン・セルティックスのソースを表示

{{バスケットボールチーム
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|チーム名=ボストン・セルティックス
|原語表記 = Boston Celtics
|所属リーグ = {{flagicon|USA}} [[NBA]]
|カンファレンス = [[NBA#イースタン・カンファレンス|イースタン・カンファレンス]]
|ディビジョン = [[アトランティック・ディビジョン]]
|本拠=[[ボストン (マサチューセッツ州)|ボストン]]
|アリーナ=[[TDガーデン]]
|創設=[[1946年]][[6月6日]]
|チーム史=ボストン・セルティックス<br/>（1946年－）
|優勝歴=17回（1957年, 1959年, 1960年, 1961年, 1962年, 1963年, 1964年, 1965年, 1966年, 1968年, 1969年, 1974年, 1976年, 1981年, 1984年, 1986年, 2008年）
|ファイナル進出=21回（1957年, 1958年, 1959年, 1960年, 1961年, 1962年, 1963年, 1964年, 1965年, 1966年, 1968年, 1969年, 1974年, 1976年, 1981年, 1984年, 1985年, 1986年, 1987年, 2008年, 2010年）
|地区優勝=30回（1957年, 1958年, 1959年, 1960年, 1961年, 1962年, 1963年, 1964年, 1965年, 1972年, 1973年, 1974年, 1975年, 1976年, 1980年, 1981年, 1982年, 1984年, 1985年, 1986年, 1987年, 1988年, 1991年, 1992年, 2005年, 2008年, 2009年, 2010年, 2011年, 2012年）
|チームカラー={{color box|#009E60}} 緑、{{color box|white}} 白、{{color box|black}} 黒、{{color box|#E9D66B}} 金
|チームロゴ=[[棍棒]]に寄りかかった[[レプラコーン]]が指の上でバスケットボールを回している姿
|オーナー=ウィクリフ・グラウスベック
|ヘッドコーチ=[[ブラッド・スティーブンス]]
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'''ボストン・セルティックス'''（'''Boston Celtics'''）は、[[アメリカ合衆国]][[マサチューセッツ州]][[ボストン (マサチューセッツ州)|ボストン市]]に本拠を置く全米プロ[[バスケットボール]]協会 ([[NBA]]) のチーム。イースタン・カンファレンス、アトランティック・ディビジョン所属。チーム名のCelticとは「ケルト人の」という意味。ボストン近辺はアイルランド人が多く移民した土地であったことにちなんでいる。 

セルティックスは、NBAの全てのチームの中で最も多くチャンピオンシップを手に入れた名門である。[[1959年]]から[[1966年]]までは、[[ビル・ラッセル]]がチームを牽引し、8連続優勝している。[[1980年代]]には、[[ラリー・バード]]に率いられて、[[ロサンゼルス・レイカーズ]]と熾烈なライバル争いを繰り広げた。セルティックスは、[[ニューヨーク・ニックス]]と共に、現在のNBAが発足した当初に参加したチームの中で、同じ[[都市]]にフランチャイズがあり続けているチームである。

== 歴史 ==
=== 初期 ===
[[ファイル:Bob Cousy NYWTS.jpg|thumb|left|ボブ・クージー（左）は1957年の初優勝に貢献した。]]
ボストン・セルティックスは、NBAの前身である BAA (Basketball Association of America) 発足にともない設立された。創設者は[[ボストン・ガーデン]]オーナーのウォルター・ブラウン。セルティックスの名は、[[1920年代]]に[[ニューヨーク]]を本拠地としていた強豪チーム、[[ニューヨーク・セルティックス]]にあやかってつけられている。このニューヨークを本拠地としていたチームをオリジナル・セルティックスと呼ぶ。
[[File:RedAuerbach.jpg|right|thumb|100px|2006年のアワーバック]]
設立当初の数年間、セルティックスの勝率は5割に満たず、チーム成績はリーグ下位に甘んじるシーズンが続いた。[[1950年]]より[[レッド・アワーバック]]を監督兼球団副社長（選手人事担当者）という役職でチームに迎え、以後半世紀に渡って、人材の登用や試合の采配で才能を発揮しセルティックスをリーグきっての名門に育て上げて行くこととなる。同年、[[ポイントガード]]の[[ボブ・クージー]]がチームに加わり、翌年には[[ビル・シャーマン]]が入団したことにより、セルティックスは地区でも上位に入る中堅以上のチームに成長した。クージーは1952年から連続8シーズンの間リーグのアシスト王であり、後に殿堂入りを果たしている。1953年のドラフトでセルティックスは[[フランク・ラムジー]]を獲得し、ベンチからスタートしてチームに貢献する「シックススマン（6番目の選手）」として活躍させた。アワーバックは能力のある選手を敢えてスターターには起用しないという采配を最初に導入した監督だった。この起用法はのちのセルティックスの黄金時代を支えることになり、現在でも重要な戦術の一つとなっている。1982年に[[NBAシックスマン賞]]も設けられることになった。
=== ラッセルの活躍と8連覇 ===
セルティックスがリーグ史に残る強豪へと変貌するのは[[1956年]]からだった。このシーズンに[[トム・ヘインソーン]]と[[ビル・ラッセル]]を獲得したセルティックスはチーム史上初の優勝を経験。続く1957-58シーズンは優勝を逃したが、[[1959年]]からは8年連続の優勝を成し遂げた。[[1962年]]にドラフトで獲得した[[ジョン・ハブリチェック]]は新たな中心選手として連覇を支えた。

アワーバックが監督を退き後任のラッセルが選手兼監督としてチームを率いた1966-67シーズンには連覇が途絶えたが、翌1967-68シーズンからは再び2連覇を達成。セルティックスは1957年から13年間で11回の優勝を果たす黄金時代を過ごした。ラッセルはリーグ初のアフリカ系アメリカ人ヘッドコーチである。

=== 1970年代の優勝 ===
ラッセルが[[1969年]]を最後にチームを離れると、セルティックスは数年間優勝から遠のいた。しかし1972-73シーズンに球団史上最高勝率を記録し、[[1974年]]と[[1976年]]には再び優勝に返り咲いた。[[フェニックス・サンズ]]と戦った1976年のファイナル第5戦はリーグ史上屈指の名勝負として名高い。この時代の中心選手はハブリチェックや[[デイブ・コーエンス]]、[[ジョジョ・ホワイト]]などだった。セルティックスは1976年の優勝をピークに、次第にリーグでも下位のチームへと低迷していった。

=== バードの時代 ===
[[File:Larry Bird layup.jpg|thumb|left|バードは1978年のNBAドラフトにおいてセルティックに全体8位で指名された。]]

セルティックスに再び黄金期が訪れるのは[[1980年代]]に入ってからだった。[[1978年]]にドラフトで指名した[[ラリー・バード]]は翌1979年よりチームに参加、翌シーズンにセルティックスは[[ケビン・マクヘイル]]と[[ロバート・パリッシュ]]を同時に獲得。この3名は史上最強のフロントラインと評価され、チームを牽引した。セルティックスは1980年代のNBAで[[ロサンゼルス・レイカーズ]]とともに覇を競い、[[1981年]]と[[1984年]]、[[1986年]]にリーグを制した。特に1984年と[[1985年]]、[[1987年]]には両チームが[[NBAファイナル]]で直接対決したシーズンだった。

*1979-1980シーズンは、ルーキーシーズンのバードがチーム成績を前年の29勝53敗から61勝21敗まで引き揚げるのに大いに貢献し、[[ルーキー・オブ・ザ・イヤー (NBA)|ルーキー・オブ・ザ・イヤー]]（新人王）に選ばれた。また新人ながらオールNBAファーストチームに選出された。この年の[[プレイオフ]]では、セルティックスはカンファレンス・ファイナルで[[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ]]と対戦し、1勝4敗で敗退した。優勝したのは[[ロサンゼルス・レイカーズ]]で、バードの大学時代からのライバル、[[マジック・ジョンソン]]は[[ファイナルMVP]]に選ばれた。

*1980-1981シーズンに、[[ロバート・パリッシュ]]をトレードで、[[ケヴィン・マクヘイル]]をドラフトで獲得し、フロントコートに更に厚みを増し、レギュラーシーズンをリーグ1位タイの62勝20敗で終えた。プレイオフに進み[[シカゴ・ブルズ]]をスイープで退け、セブンティシクサーズを7戦で下してNBAファイナルに進出した。NBAファイナルでは[[モーゼス・マローン]]率いる[[ヒューストン・ロケッツ]]と対戦した。競った展開となったシリーズ第1戦の第4クオーターで、バードは、ジャンプショットを放ち、外れると見切ると、自身がベースライン右手に駆け出し、リングに弾かれたボールを空中で取りそのままシュートして決めると言う後に有名になるプレーを見せた。この試合をセルティックスは98対95でものにし、シリーズ全体も4勝2敗で制したセルティックスは5年ぶりに王者に返り咲いた。

*1981-1982シーズンはリーグ最高の63勝19敗の成績をあげ、次の1982-1983シーズンには56勝26敗とリーグ3位となった。しかしプレイオフではセブンティシクサーズや[[ミルウォーキー・バックス]]に敗れてNBAファイナル進出を果たせなかった。[[1982年]]はレイカーズ、[[1983年]]はセブンティシクサーズが優勝した。[[1981年]]に優勝した時、しばらく連覇できるだろうと思われたが、現実にはカンファレンスのライバルだったセブンティシクサーズに行く手を阻まれ、[[マジック・ジョンソン]]のレイカーズには水を開けられていた。

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*1983-1984シーズンは62勝20敗で、リーグ最高の成績となり、バードがシーズンMVPに選ばれた。プレイオフでは[[ワシントン・ウィザーズ|ワシントン・ブレッツ]]、[[ニューヨーク・ニックス]]、バックスを下してNBAファイナルに進出した。一方ウエスタン・カンファレンスからはレイカーズが勝ち上がった。[[ボストン]]で行われたシリーズの緒戦、レイカーズの[[カリーム・アブドゥル＝ジャバー]]の活躍もあり、109対115で敗れた。続く第2戦では[[ジェームズ・ウォージー]]の活躍により終盤でレイカーズがリードを奪うが、[[ジェラルド・ヘンダーソン]]の[[スティール (バスケットボール)|スティール]]により試合は延長に入り、これをものにしたセルティックスがシリーズを1勝1敗のタイに持ち込んだ。[[ロサンゼルス]]に舞台を移した第3戦、マジック・ジョンソンがNBAファイナル記録となる21アシストをマークし、セルティックスは104対137で大敗を喫した。試合後、普段は言葉少ないバードが、自分とチームを強く批判した。第4戦で、バードの発言に鼓舞されたセルティックスは奮闘した。マクヘイルがレイカーズの[[カート・ランビス]]を転倒させたこと、バードとアブドゥル＝ジャバーの接触などで乱闘寸前になるほど荒れた試合となったが、終盤にマジック・ジョンソンがミスを繰り返し、試合はシリーズ2度目の延長に突入した。セルティックスは延長を制し、シリーズは再びタイとなった。続く第5戦、熱波に襲われたボストンでの試合で、バードは[[シュート (バスケットボール)#フィールドゴール|フィールドゴール]]を20本中15本成功させ、34得点をマーク。セルティックスは3勝目を上げた。ロサンゼルスで行われた第6戦では、アブドゥル＝ジャバーの活躍などでレイカーズが勝利。シリーズは3勝3敗のタイに持ち込まれた。ボストンでの最終第7戦では、セルティックスの各選手が活躍し、111対102でセルティックスが勝利した。

*1984-85シーズンは昨シーズンをさらに上回るリーグ最高の63勝19敗の成績で終え、前シーズンの雪辱に燃えていたレイカーズはリーグ2位の62勝20敗の成績を残した。両チームはプレイオフを勝ち上がり、2年連続でNBAファイナルで対戦した。セルティックスは緒戦に大勝したものの、その後は一進一退の攻防となった。ボストンで行われた6試合目を100対111で落とし、4勝2敗でレイカーズの優勝が決まった。セルティックスがホームで優勝を奪われるのはチーム史上初めてのことだった。

*1995年に往年の栄光の時代のコート、ボストン・ガーデンからフリート・センター（現在は、TDバンクノース・ガーデン）に本拠地を移した。ボストン・ガーデンの床は現在のアリーナに移設されている。

*1985-1986シーズン開幕前にかつてのMVP[[センター (バスケットボール)|センター]]、[[ビル・ウォルトン]]を獲得した。バード、ケヴィン・マクヘイル、ロバート・パリッシュに加え、セルティックスのフロントコートはさらに厚みを増した。シーズンに入るとセルティックスは快進撃を続け、人々はこのチームを史上最強と呼ぶようになった。シーズン成績は67勝15敗で、勝率は8割を超えた。ホーム戦の40勝1敗、勝率97.6%はNBA史上最高成績である。シーズンが終了するとバードがシーズンMVPに選ばれた。3年連続でシーズンMVP獲得は[[ビル・ラッセル]]と[[ウィルト・チェンバレン]]に次いで史上3人目であり、センター以外の選手ではバードが初めてであった。プレイオフをNBAファイナルまで11勝1敗の成績で勝ち上がり、ロケッツと対戦した。6試合に渡ったファイナルで、4勝2敗でロケッツを下し、バードがファイナルMVPに選ばれた。

*1986-1987シーズン、ビル・ウォルトンの出場試合数は怪我のため10試合にとどまり、チームは59勝23敗でリーグ2位だった。プレイオフの1回戦でブルズを3勝0敗で一掃したものの、続くカンファレンス・セミファイナルでは合計3回の延長を含めて7戦までもつれての際どい勝利となった。[[NBAカンファレンスファイナル|カンファレンス・ファイナル]]では、成長著しい[[デトロイト・ピストンズ]]と対戦した。ボストンで行われた最初の2戦ではセルティックスが勝利、デトロイトで行われた続く2戦はピストンズが勝ちを収め、2勝2敗のタイでシリーズ第5戦の舞台は再びボストンに移った。ピストンズが107対106とリードして試合終了まで残り数秒という時点でピストンズボールのスローインとなったが、[[アイザイア・トーマス]]のインバウンズパスをバードがインターセプトし、最後は[[デニス・ジョンソン]]がゴールを決めて土壇場で逆転を果たし、セルティックスの3勝2敗となった<ref>{{cite web|url=http://bleacherreport.com/articles/506776-the-100-must-clutch-moments-in-sports-history#page/33 |title=Larry Bird's Steal from Isiah Thomas |publisher=bleacherreport.com |date=2010-11-08 |accessdate=2010-12-04}}</ref>。このスティールは、[[1965年]]の[[ジョン・ハブリチェック]]、[[1984年]]の[[ジェラルド・ヘンダーソン]]のスティールとならび、ボストン・セルティックスの歴史上有名なスティールの一つとなった。続く2試合はそれぞれホームチームが勝利し、セルティックスがNBAファイナルに進出。4年間で3度目のレイカーズとの対戦となった。NBAファイナルでは、ロサンゼルスで行われた最初の2戦をレイカーズが勝利。続くボストンでの3戦目をセルティックスが勝利した。第4戦の終盤、残り12秒の時点でバードのスリーポイントシュートによりセルティックスがリードを奪うが、コート外に出たボールを[[マジック・ジョンソン]]が中央に進め、[[シュート (バスケットボール)#フックシュート|フックシュート]]を放ち残り2秒でレイカーズが再逆転した。最後の瞬間にバードが放ったシュートはリングから落ち、シリーズはセルティックスの1勝3敗となった。続く第5戦はセルティックスが大勝したものの、ロサンゼルスに戻った第6戦をセルティックスは落とし、レイカーズの優勝が決まった。バードのセルティックスがNBAファイナルに進んだのはこの年が最後であり、バードとマジック・ジョンソンが優勝を争ったのはこれが最後となった。

*1987-1988シーズンには、バードを筆頭に主力の年齢が上がっていた。そして、ビル・ウォルトンが怪我のためシーズンの全試合を欠場するなど、怪我が目立つようになった。プレイオフのカンファレンス・セミファイナルで、ホークスと対戦、最終第7戦までもつれる展開となった。バードは第7戦前に記者たちに勝利を公約し、ホークスの[[ドミニク・ウィルキンス]]が47得点を挙げるが、バードは第4クオーターだけで20得点を挙げ、118対116でカンファレンス・ファイナルに駒を進めた。カンファレンス・ファイナルではピストンズと対戦し、合計で3回の延長を含む6試合の末、敗れた。

*1988-1989シーズン、バードがかかとに出来た骨の突起を除去する手術を受け、出場試合は6試合にとどまり、シーズン成績は42勝40敗に終わり、バードを欠いたチームはプレイオフの1回戦でピストンズに3敗しシーズンが終了した。プレイオフでは1回戦で[[インディアナ・ペイサーズ]]と対戦し3勝2敗で辛勝したものの、続くカンファレンス・セミファイナルではピストンズに2勝4敗で敗退した。シーズン後、バードは背中の手術を受けた。

*1991-1992シーズン、プレイオフのカンファレンス・セミファイナルで[[クリーブランド・キャバリアーズ]]に3勝4敗で敗退し、バードの最後のシーズンが終わった。この年の夏、'''[[ドリームチーム (バスケットボール)|ドリームチーム]]'''の一員として[[バルセロナオリンピック]]に出場した後、バードは引退を発表した。
バードは[[1992年]]に、マクヘイルは1993年に引退し、パリッシュが1994年にトレードされると、将来を嘱望されていた[[レジー・ルイス]]が急死したこともあり勝率5割を下回る低迷期に入った。

=== バード退団以後 ===
[[file:Larrybird.jpg|100px|thumb|right|2004年のラリー・バード]] 
[[1996年]]に[[アントワン・ウォーカー]]、[[1998年]]に[[ポール・ピアース]]と好選手が入団し、[[1997年]]から[[リック・ピティーノ]]がヘッドコーチを務めたが、かつての黄金時代から想像できないプレーオフ出場もままならない低迷を続けた。

セルティックスが復調の兆しを見せるのはピティーノ監督が解任された後の2000-01シーズン途中からで、[[ジム・オブライエン (バスケットボール)|ジム・オブライエン]]監督のもと選手がまとまり、[[2002年]]には49勝33敗、[[2003年]]には44勝38敗に達した。

しかし[[ダニー・エインジ]]がゼネラルマネージャーに就任し、ウォーカーがトレードされた[[2004年]]以降のセルティックスは、チーム戦略のミスから戦力ダウンを繰り返した。その結果、勝率は5割を前後し、再び低迷、[[2007年]]には24勝58敗まで落ち込んだ。

=== ビッグスリーの誕生・NBAファイナル制覇 ===
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[[ファイル:Your 2008 NBA Finals MVP - The Truth.jpg|100px|thumb|2008年優勝を祝うセルティックス]]
危機感を抱いたチーム首脳陣は､2007年シーズンに向けて、[[レイ・アレン]]､[[ケビン・ガーネット]]と立て続けに大物選手を獲得し[[ポール・ピアース]]と三人で「[[ビッグスリー]]」を形成し戦力を大幅にアップさせた。ビッグスリーを中心にまとまったチームは巻き返しに成功し、レギュラーシーズンは怒涛の快進撃を見せ66勝16敗でリーグ1位となった。
リーグ全体の第一シードとしてプレイオフに挑み､一回戦のアトランタ･ホークス戦を4勝3敗と格下相手に苦戦をしたものの､その後のキャブズ戦､ピストンズ戦に勝利し1987年以来となるカンファレンスチャンピオンとなり[[NBAファイナル]]に進出した。対戦相手は奇しくも1980年代に何度も名勝負を展開したレイカーズ。戦前の下馬評では、強豪揃いの西カンファレンスを問題なく勝ちあがってきたレイカーズの方が有利と言われた。しかしビッグスリーとベンチメンバーがバランスよく活躍したセルティックスはホームのゲーム1、2を連取する。2勝1敗で迎えたアウェーのゲーム4では最大24点のビハインドを跳ね返しての大逆転勝利を収めた。この点差からの逆転はファイナル記録となった。3勝2敗でホームに戻ったセルティックスはゲーム6で131点を奪う見事な勝利を挙げ、22年ぶりのチャンピオンに返り咲いた。ファイナルMVPは平均21.8点を記録した生え抜き選手であるピアースが選出された。

== シーズンごとの成績 ==
{{NBA SBS}}
|-
| colspan="6" align=center  bgcolor=#008040 |{{Color|white|''' ボストン・セルティックス '''}}
|-
|1946-47 || 22 || 38 || .367 || 準決勝敗退 || [[シカゴ・スタッグズ|シカゴ]] 2, セルティックス 1
|-
|1947-48 || 20 || 28 || .417 || ||
|-
|1948-49 || 25 || 35 || .417 || ||
|-
|1949-50 || 22 || 46 || .324 || ||
|-
|1950-51 || 39 || 30 || .565 || ディビジョン準決勝敗退 || [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 2, セルティックス 0
|-
|1951-52 || 39 || 27 || .591 || ディビジョン準決勝敗退 || [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 2, セルティックス 1
|-
|1952-53 || 46 || 25 || .648 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝敗退 || セルティックス 2, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 0<br> [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 3, セルティックス 1
|-
|1953-54 || 42 || 30 || .583 || 総当り戦<br> 総当たり戦<br> ディビジョン決勝敗退 || [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 2, セルティックス 0<br> セルティックス 2, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 0<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 2, セルティックス 0
|-
|1954-55 || 36 || 36 || .500 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝敗退 || セルティックス 2, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 1<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 3, セルティックス 1
|-
|1955-56 || 39 || 33 || .542 || ディビジョン準決勝敗退 || [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 2, セルティックス 1
|-
|1956-57 || 44 || 28 || .611 || ディビジョン決勝勝利<br>''' [[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 3, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 0<br> '''セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 3'''
|-
|1957-58 || 49 || 23 || .681 || ディビジョン決勝勝利<br> [[NBAファイナル]]敗退 || セルティックス 4, [[ゴールデンステート・ウォリアーズ|ウォリアーズ]] 1<br> [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 4, セルティックス 2
|-
|1958-59 || 52 || 20 || .722 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 3<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 0'''
|-
|1959-60 || 59 || 16 || .787 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[ゴールデンステート・ウォリアーズ|ウォリアーズ]] 2<br> '''セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 3'''
|-
|1960-61 || 57 || 22 || .722 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シラキュース]] 1<br> '''セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 1'''
|-
|1961-62 || 60 || 20 || .750 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[ゴールデンステート・ウォリアーズ|ウォリアーズ]] 3<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 3'''
|-
|1962-63 || 58 || 22 || .725 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[サクラメント・キングス|シンシナティ]] 3<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 2'''
|-
|1963-64 || 59 || 21 || .738 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[サクラメント・キングス|シンシナティ]] 1<br> '''セルティックス 4, [[ゴールデンステート・ウォリアーズ|サンフランシスコ]] 1'''
|-
|1964-65 || 62 || 18 || .755 || ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 3<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 1'''
|-
|1965-66 || 54 || 26 || .675 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 3, [[サクラメント・キングス|シンシナティ]] 2<br> セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 1<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 3'''
|-
|1966-67 || 60 || 21 || .741 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝敗退 || セルティックス 3, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 1<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 4, セルティックス 1
|-
|1967-68 || 54 || 28 || .659 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 2<br> セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 3<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 2
|-
|1968-69 || 48 || 34 || .585 || ディビジョン準決勝勝利<br> ディビジョン決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝 '''|| セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 1<br> セルティックス 4, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 2<br> '''セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 3
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|1969-70 || 34 || 48 || .415 || ||
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|1970-71 || 44 || 38 || .537 || ||
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|1971-72 || 56 || 26 || .683 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 2<br> [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 4, セルティックス 1
|-
|1972-73 || 68 || 14 || .829 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 2<br> [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 4, セルティックス 3
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|1973-74 || 56 || 26 || .683 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 4, [[ロサンゼルス・クリッパーズ|クリッパーズ]] 2<br> セルティックス 4, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 1<br>''' セルティックス 4, [[ミルウォーキー・バックス|バックス]] 3'''
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|1974-75 || 60 || 22 || .732 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 4, [[ヒューストン・ロケッツ|ロケッツ]] 1<br> [[ワシントン・ウィザーズ|ワシントン]] 4, セルティックス 2
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|1975-76 || 54 || 28 || .659 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 4, [[ロサンゼルス・クリッパーズ|クリッパーズ]] 2<br> セルティックス 4, [[クリーブランド・キャバリアーズ|キャブス]] 2<br>''' セルティックス 4, [[フェニックス・サンズ|サンズ]] 2'''
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|1976-77 || 44 || 38 || .537 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 2, [[サンアントニオ・スパーズ|スパーズ]] 0<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 4, セルティックス 3
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|1977-78 || 32 || 50 || .390 || ||
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|1978-79 || 29 || 53 || .354 || ||
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|1979-80 || 61 || 21 || .744 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 4, [[ヒューストン・ロケッツ|ロケッツ]] 0<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 4, セルティックス 1
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|1980-81 || 62 || 20 || .756 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 4, [[シカゴ・ブルズ|ブルズ]] 0<br> セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 1<br>''' セルティックス 4, [[ヒューストン・ロケッツ|ロケッツ]] 2'''
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|1981-82 || 63 || 19 || .768 || カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 4, [[ワシントン・ウィザーズ|ワシントン]] 1<br> [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 4, セルティックス 3
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|1982-83 || 56 || 26 || .683 || カンファレンス準決勝敗退 || [[ミルウォーキー・バックス|バックス]] 4, セルティックス 0
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|1983-84 || 62 || 20 || .756 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 3, [[ワシントン・ウィザーズ|ワシントン]] 1<br> セルティックス 4, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 3<br>セルティックス 4, [[ミルウォーキー・バックス|バックス]] 1<br>''' セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 3'''
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|1984-85 || 63 || 19 || .768 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> [[NBAファイナル]]敗退 || セルティックス 3, [[クリーブランド・キャバリアーズ|キャブス]] 1<br> セルティックス 4, [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 2<br>セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 1<br> [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 4, セルティックス 2
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|1985-86 || 67 || 15 || .817 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 3, [[シカゴ・ブルズ|ブルズ]] 0<br> セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 1<br>セルティックス 4, [[ミルウォーキー・バックス|バックス]] 0<br>''' セルティックス 4, [[ヒューストン・ロケッツ|ロケッツ]] 2'''
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|1986-87 || 59 || 23 || .720 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> [[NBAファイナル]]敗退 || セルティックス 3, [[シカゴ・ブルズ|ブルズ]] 0<br> セルティックス 4, [[ミルウォーキー・バックス|バックス]] 3<br>セルティックス 4, [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 3<br> [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 4, セルティックス 2
|-
|1987-88 || 57 || 25 || .695 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 3, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 1<br> セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 3<br> [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 4, セルティックス 2
|-
|1988-89 || 42 || 40 || .512 || 1回戦敗退 || [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 3, セルティックス 0
|-
|1989-90 || 52 || 30 || .634 || 1回戦敗退 || [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 3, セルティックス 2
|-
|1990-91 || 56 || 26 || .683 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 3, [[インディアナ・ペイサーズ|ペイサーズ]] 2<br> [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 4, セルティックス 2
|-
|1991-92 || 51 || 31 || .622 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 3, [[インディアナ・ペイサーズ|ペイサーズ]] 0<br> [[クリーブランド・キャバリアーズ|キャブス]] 4, セルティックス 3
|-
|1992-93 || 48 || 34 || .585 || 1回戦敗退 || [[ニューオーリンズ・ホーネッツ|ホーネッツ]] 3, セルティックス 1
|-
|1993-94 || 32 || 50 || .390 || ||
|-
|1994-95 || 35 || 47 || .427 || 1回戦敗退 || [[オーランド・マジック|マジック]] 3, セルティックス 1
|-
|1995-96 || 33 || 49 || .402 || ||
|-
|1996-97 || 15 || 67 || .183 || ||
|-
|1997-98 || 36 || 46 || .439 || ||
|-
|1998-99 || 19 || 31 || .380 || ||
|-
|1999-2000 || 35 || 47 || .427 || ||
|-
|2000-01 || 36 || 46 || .439 || ||
|-
|2001-02 || 49 || 33 || .598 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退 || セルティックス 3, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 2<br> セルティックス 4, [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 1<br> [[ニュージャージー・ネッツ|ネッツ]] 4, セルティックス 2
|-
|2002-03 || 44 || 38 || .537 || 1回戦勝利 <br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 4, [[インディアナ・ペイサーズ|ペイサーズ]] 2<br> [[ニュージャージー・ネッツ|ネッツ]] 4, セルティックス 0
|-
|2003-04 || 36 || 46 || .439 || 1回戦敗退 || [[インディアナ・ペイサーズ|ペイサーズ]] 4, セルティックス 0
|-
|2004-05 || 45 || 37 || .549 || 1回戦敗退 || [[インディアナ・ペイサーズ|ペイサーズ]] 4, セルティックス 3
|-
|2005-06 || 33 || 49 || .402 || ||
|-
|[[2006-2007シーズンのNBA|2006-07]] || 24 || 58 || .293 || ||
|-
|[[2007-2008シーズンのNBA|2007-08]] || 66 || 16 || .805 || 1回戦勝利<br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> '''[[NBAファイナル]]優勝''' || セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 3<br> セルティックス 4, [[クリーブランド・キャバリアーズ|キャブス]] 3<br>セルティックス 4, [[デトロイト・ピストンズ|ピストンズ]] 2<br>''' セルティックス 4, [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 2'''
|-
|[[2008-2009シーズンのNBA|2008-09]] || 62 || 20 || .756 || 1回戦勝利 <br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 4, [[シカゴ・ブルズ|ブルズ]] 3<br> [[オーランド・マジック|マジック]] 4, セルティックス 3
|-
|[[2009-2010シーズンのNBA|2009-10]] || 50 || 32 || .609 || 1回戦勝利 <br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝勝利<br> [[NBAファイナル]]敗退 || セルティックス 4, [[マイアミ・ヒート|ヒート]] 1<br> セルティックス 4, [[クリーブランド・キャバリアーズ|キャブス]] 2<br> セルティックス 4, [[オーランド・マジック|マジック]] 2<br> [[ロサンゼルス・レイカーズ|レイカーズ]] 4, セルティックス 3
|-
|[[2010-2011シーズンのNBA|2010-11]] || 56 || 26 || .683 || 1回戦勝利 <br> カンファレンス準決勝敗退 || セルティックス 4, [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 0<br> [[マイアミ・ヒート|ヒート]] 4, セルティックス 1 
|-
|[[2011-2012シーズンのNBA|2011-12]] || 39 || 27 || .591 || 1回戦勝利 <br> カンファレンス準決勝勝利<br> カンファレンス決勝敗退　|| セルティックス 4, [[アトランタ・ホークス|ホークス]] 2<br> セルティックス 4, [[フィラデルフィア・セブンティシクサーズ|シクサーズ]] 3<br> [[マイアミ・ヒート|ヒート]] 4, セルティックス 3
|-
|[[2012-2013シーズンのNBA|2012-13]] || 41 || 40 || .506 || 1回戦敗退 || [[ニューヨーク・ニックス|ニックス]] 4, セルティックス 2
|-
|[[2013-2014シーズンのNBA|2013-14]] || 25 || 57 || .305 || ||
|-
!通算勝敗 || 3067 || 2084 || .595 || ||
|-
!プレイオフ || 341 || 249 || .577 || 優勝17回 ||
{{end box}}

== 主な選手 ==
===現役選手===
{{ボストン・セルティックスのロースター}}

===年代別主要選手===
<span style="font-size: 75%;">太文字…[[バスケットボール殿堂|殿堂入り選手]]　(C)…優勝時に在籍した選手　(M)…在籍時に[[最優秀選手 (NBA)|MVP]]を獲得した選手　(50)…偉大な50人</span>
{{col-begin}}
{{col-2}}
<span style="font-size: 100%;">'''1950年代'''</span> <span style="font-size: 90%;">(プレイオフ進出：9回 ファイナル進出：3回 優勝：2回)</span>
<span style="font-size: 85%;">
*'''[[ボブ・クージー]]''' ([[w:Bob Cousy|Bob Cousy]]) ：1950-1963 (C)(50)
*'''[[エド・マコーレー]]''' ([[w:Ed Macauley|Ed Macauley]]) ：1950-1956
*'''[[ビル・シャーマン]]''' ([[w:Bill Sharman|Bill Sharman]]) ：1951-1961 (C)(50) -セルティックスの選手コーチの他、ロサンゼルス・レイカーズのコーチとしての貢献で殿堂入り。
*'''[[フランク・ラムジー]]''' ([[w:Frank Ramsey|Frank Ramsey]]) ：1954-1955、1956-1964 (C)
*'''[[アーニー・ライゼン]]''' ([[w:Arnie Risen|Arnie Risen]]) ：1955-1958 (C)
*'''[[トム・ヘインソーン]]''' ([[w:Tom Heinsohn|Tom Heinsohn]]) ：1956-1965 (C)
*[[ジム・ロスカトフ]] ([[w:Jim Loscutoff|Jim Loscutoff]]) ：1956-1964 (C)
*'''[[アンディ・フィリップ]]''' ([[w:Andy Phillip|Andy Phillip]]) ：1956-1958 (C)
*'''[[ビル・ラッセル]]''' ([[w:Bill Russell|Bill Russell]]) ：1956-1969 (C)(M)(50)
*'''[[サム・ジョーンズ]]''' ([[w:Sam Jones|Sam Jones]]) ：1957-1969 (C)(50)
*'''[[K・C・ジョーンズ]]''' ([[w:K.C. Jones|K.C.Jones]]) ：1958-1967 (C)
</span>

<span style="font-size: 100%;">'''1960年代''' </span> <small>(プレイオフ進出：10回 ファイナル進出：9回 優勝：9回)</small></span>
*[[サッチ・サンダース]] ([[w:Satch Sanders|Satch Sanders]]) ：1960-1973 (C)
*'''[[ジョン・ハブリチェック ]]''' ([[w:John Havlicek|John Havlicek]]) ：1962-1978 (C)(50)
*'''[[クライド・ラブレット]]''' ([[w:Clyde Lovellette|Clyde Lovellette]]) ：1962-1964 (C)
*[[ウィリー・ナオルス]] ([[w:Willie Naulls|Willie Naulls]]) ：1963-1966 (C)
*[[ラリー・ジークフリード]] ([[w:Larry Siegfried|Larry Siegfried]]) ：1963-1970 (C)
*'''[[ジョン・トンプソン]]''' ([[w:John Thompson(basketball coach)|John Thompson]]) ：1964-1966 (C) -主に[[ジョージタウン大学]]のコーチとしての貢献を評価されての殿堂入り。NBAでの選手としての活動は2年間のみ。
*[[ドン・ネルソン]] ([[w:Don Nelson|Don Nelson]]) ：1965-1976 (C)
*'''[[ベイリー・ハウエル]]''' ([[w:Bailey Howell|Bailey Howell]]) ：1966-1970 (C)
*[[ドン・チェイニー]] ([[w:Don Chaney|Don Chaney]]) ：1968-1975 (C)
*[[ジョ・ジョ・ホワイト]] ([[w:Jo Jo White|Jo Jo White]]) ：1969-1979 (C)
</span>

<span style="font-size: 100%;">'''1970年代'''  <small>(プレイオフ進出：6回 ファイナル進出：2回 優勝：2回)</small></span>
*'''[[デーブ・コーウェンス]]''' ([[w:Dave Cowens|Dave Cowens]]) ：1970-1980 (C)(M)
*[[ポール・サイラス]] ([[w:Paul Silas|Paul Silas]]) ：1974-1976 (C)
*[[チャーリー・スコット]] ([[w:Charlie Scott|Charlie Scott]]) :1975-1978 (C)
*[[シドニー・ウィックス]] ([[w:Sidney Wicks|Sidney Wicks]]) ：1976-1978
*'''[[デイブ・ビン]]''' ([[w:Dave Bing|Dave Bing]]) ：1977-1978 (50)
*[[セドリック・マクスウェル]] ([[w:Cedric Maxwell|Cedric Maxwell]]) ：1977-1985 (C)
*'''[[ネイト・アーチボルド]]''' ([[w:Nate Archibald|Nate Archibald]]) ：1978-1983 (C)(50)
*'''[[ラリー・バード]]''' ([[w:Larry Bird|Larry Bird]]) ：1979-1992 (C)(M)(50)
*'''[[ピート・マラビッチ]]''' ([[w:Pete Maravich|Pete Maravich]]) ：1979-1980 (50) 
{{col-2}}
<span style="font-size: 100%;">'''1980年代'''  <small>(プレイオフ進出：10回 ファイナル進出：5回 優勝：3回)</small></span>
*'''[[ケビン・マクヘイル]]''' ([[w:Kevin McHale|Kevin McHale]]) ：1980-1993 (C)(50)
*'''[[ロバート・パリッシュ]]''' ([[w:Robert Parish|Robert Parish]]) ：1980-1994 (C)(50)
*[[ダニー・エインジ]] ([[w:Danny Ainge|Danny Ainge]]) ：1981-1989 (C)
*[[デニス・ジョンソン]] ([[w:Dennis Johnson|Dennis Johnson]]) ：1983–1990 (C)
*[[スコット・ウェドマン]] ([[w:Scott Wedman|Scott Wedman]]) ：1983-1987 (C)
*[[ジェリー・シヒティング]] ([[w:Jerry Sichting|Jerry Sichting]]) ：1985-1988 (C)
*'''[[ビル・ウォルトン]]''' ([[w:Bill Walton|Bill Walton]]) ：1985-1987 (C)(50)
*[[レジー・ルイス]] ([[w:Reggie Lewis|Reggie Lewis]]) ：1987-1993

<span style="font-size: 100%;">'''1990年代'''  <small>(プレイオフ進出：5回)</small></span>
*[[ディー・ブラウン (1968年生のバスケットボール選手)|ディー・ブラウン]] ([[w:Dee Brown (basketball, born 1968)|Dee Brown]]) ：1990-1998
*[[リック・フォックス]] ([[w:Rick Fox|Rick Fox]]) ：1991-1997
*[[ザビエル・マクダニエル]] ([[w:Xavier McDaniel|Xavier McDaniel]]) ：1992-1995
*[[ディノ・ラジャ]] ([[w:Dino Radja|Dino Radja]]) ：1993-1997
*[[エリック・モントロス]] ([[w:Eric Montross|Eric Montross]]) ：1994-1996
*[[エリック・ウィリアムス]] ([[w:Eric Williams (basketball)|Eric Williams]]) ：1995-1997、1999-2003
*[[アントワン・ウォーカー]] ([[w:Antoine Walker|Antoine Walker]]) ：1996–2003、2005
*[[チャンシー・ビラップス]] ([[w:Chauncey Billups|Chauncey Billups]]) ：1997-1998
*[[ウォルター・マッカーティ]] ([[w:Walter McCarty|Walter McCarty]]) ：1997-2005
*[[ケニー・アンダーソン]] ([[w:Kenny Anderson|Kenny Anderson]]) ：1998–2002
*[[ポール・ピアース]] ([[w:Paul Pierce|Paul Pierce]]) :1998-2013
'''2000年代'''  <small>(プレイオフ進出：4回)</small>
*[[リッキー・デイビス]] ([[w:Ricky Davis|Ricky Davis]]) ：2003-2006
*[[アル・ジェファーソン]] ([[w:Al Jefferson|Al Jefferson]]) ：2004-2007
*[[レイ・アレン]] ([[w:Ray Allen|Ray Allen]]) ：2007-2012
*[[ケビン・ガーネット]] ([[w:Kevin Garnett|Kevin Garnett]]) ：2007-2013
*[[レイジョン・ロンド]] ([[w:Rajon Rondo|Rajon Rondo]]):2006-
{{col-end}}
==選手以外での殿堂入り==
*[[レッド・アワーバック]] ([[w:Red Auerbach|Red Auerbach]]) - コーチとして殿堂入り
*[[ウォルター・ブラウン]] ([[w:Walter A.Brown|Walter A.Brown]]) - 貢献者の部門で殿堂入り
*[[ウェイン・エンブリー]] ([[w:Wayne Embry|Wayne Embry]]) - 貢献者としてである。彼は[[アフリカ系アメリカ人]]で初めてNBAのチームのゼネラル・マネジャーと社長になった人物である。

== 永久欠番 ==
{{col-begin}}
{{col-2}}
*00 [[ロバート・パリッシュ]] ([[w:Robert Parish|Robert Parish]])
*1 [[ウォルター・ブラウン]] ([[w:Walter A. Brown|Walter A. Brown]]) - 創立者で初代オーナー。
*2 [[レッド・アワーバック]] ([[w:Red Auerbach|Red Auerbach]]) - GM、ヘッドコーチ、社長。
*3 [[デニス・ジョンソン]] ([[w:Dennis Johnson|Dennis Johnson]])
*6 [[ビル・ラッセル]] ([[w:Bill Russell|Bill Russell]])
*10 [[ジョ・ジョ・ホワイト]] ([[w:Jo Jo White|Jo Jo White]])
*14 [[ボブ・クージー]] ([[w:Bob Cousy|Bob Cousy]])
*15 [[トム・ヘインソーン]] ([[w:Tom Heinsohn|Tom Heinsohn]])
*16 [[サッチ・サンダース]] ([[w:Satch Sanders|Satch Sanders]])
*17 [[ジョン・ハブリチェック]] ([[w:John Havlicek|John Havlicek]])
*18 [[デーブ・コーウェンス]] ([[w:Dave Cowens|Dave Cowens]])
*19 [[ドン・ネルソン]] ([[w:Don Nelson|Don Nelson]])
{{col-2}}
*21 [[ビル・シャーマン]] ([[w:Bill Sharman|Bill Sharman]])
*22 [[エド・マコーレー]] ([[w:Ed Macauley|Ed Macauley]])
*23 [[フランク・ラムジー]] ([[w:Frank Ramsey|Frank Ramsey]])
*24 [[サム・ジョーンズ]] ([[w:Sam Jones|Sam Jones]])
*25 [[K・C・ジョーンズ]] ([[w:K.C. Jones|K.C. Jones]])
*31 [[セドリック・マックスウェル]] ([[w:Cedric Maxwell|Cedric Maxwell]])
*32 [[ケビン・マクヘイル]] ([[w:Kevin McHale|Kevin McHale]])
*33 [[ラリー・バード]] ([[w:Larry Bird|Larry Bird]])
*35 [[レジー・ルイス]] ([[w:Reggie Lewis|Reggie Lewis]])
* [[ジム・ロスカトフ]] ([[w:Jim Loscutoff|Jim Loscutoff]]) - 18番であるが、永久欠番にすることを辞退した。
{{col-end}}

== チーム記録 ==
[[ボストン・セルティックスのチーム記録]]を参照。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
<references/>

== 関連項目 ==
*[[セルティックFC]] -同じ名前の由来を持つ[[スコットランド]]のサッカークラブ

== 外部リンク ==
* [http://www.nba.com/celtics/ Boston Celtics] {{en icon}}
* [http://www.summerproleague.com/ Summer Basketball Camps - Basketball Clinic] {{en icon}}

{{ボストン・セルティックスの歴代ヘッドコーチ}}
{{DEFAULTSORT:ほすとんせるていつくす}}
[[Category:ボストン・セルティックス|*]]
[[Category:NBAチーム]]

{{Navboxes|title = {{Color|white|優勝歴}}|titlestyle = background:#008040;color:white;|list1=	
<span/>
{{ボストン・セルティックス 1956-57NBA優勝}}
{{ボストン・セルティックス 1958-59NBA優勝}}
{{ボストン・セルティックス 1959-60NBA優勝}}
{{ボストン・セルティックス 1960-61NBA優勝}}
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