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フレットレスベース
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[[Image:Linned fretless jazz bass.jpg|thumb|300px|フレットレスジャズベースの一部]] '''フレットレスベース'''(''Fretless Bass'')とは、[[アコースティック・ベース|アコースティックベース]]及び[[エレクトリックベース]]のバリエーションの一つ。 == 概要 == フレットレスという名前通り、通常のアコースティックベースやエレクトリックベース(フレッテッドベース)と異なり指板上にフレットがない。それ以外はフレッテッドベースと構造上の大きな違いは無く、指板上にフレットの代わりに目印となるラインが書かれている物も多い。ラインの弾かれていない物は[[チェロ]]や[[コントラバス]]と指板の見た目は殆ど変わらない。フレッテッドベース同様、エレクトリックのタイプとアコースティックのタイプ、多弦のタイプなど様々なバリエーションが存在する。 音を均質化するフレットが無いために左右の[[指]]の使い方でフレッテッドベースに比べ多様な[[音色]]を弾き分けられるが、金属のフレットが無い関係上、音色や[[奏法]]を工夫しないと音の立ち上がりが弱く、特に[[ロック (音楽)|ロック]]では[[バラード]]を除いてあまり使用されない傾向にある。70年代後半あたりから多く使用されるようになり、[[ジャコ・パストリアス]]がフレットを抜きその跡に船舶用の[[エポキシ樹脂]]を詰め込んで塗り改造した[[フェンダー社]]の[[フェンダー・ジャズベース|ジャズベース]]を用いて特徴を確立した。 [[演奏]]は[[フィンガー・ピッキング]]が基本であり、[[音程]]の変化がさせやすいため[[ビブラート|ビブラート奏法]]が多用される。また[[弦 (楽器)|弦]]に干渉するフレットが無いので[[ハーモニクス]]を発生後に[[スライド奏法|スライド]]させることも出来る。フレットがないことから西洋音階にしばられない自由なチューニングで演奏することもできる。 [[Image:Tune fretless Bass.JPG|thumb|120px|ピエゾ([[圧電素子]])[[ピックアップ (楽器)|ピックアップ]]仕様のフレットレスベース。音域は3[[オクターブ]](36フレット相当)]] == フレットレスをメイン、または多用する主なベーシスト == *[[ジャコ・パストリアス]] *[[パーシー・ジョーンズ]] *[[スティーブ・ベイリー]] *[[アルフォンソ・ジョンソン]] *[[ミック・カーン]] *[[レス・クレイプール]] *[[アラン・カーロン]] *[[リック・ダンコ]] *[[ピノ・パラディーノ]] *[[マーク・イーガン]] *[[マルコ・メンドーサ]] *[[トニー・フランクリン]] *[[スティング (ミュージシャン)|スティング]] *[[今沢カゲロウ]] *[[永井敏己]] *[[二宮友和]]([[eastern youth]]) *[[バカボン鈴木]] *[[水野正敏]] *[[諸田コウ]] *[[渡辺建]] *[[渡辺等]] == 関連項目 == * [[アコースティック・ベース|アコースティックベース]] * [[エレクトリックベース]] * [[5弦ベース]] * [[6弦ベース]] * [[7弦ベース]] * [[8弦ベース]] * [[12弦ベース]] * [[ベーシスト]] {{DEFAULTSORT:ふれつとれすへす}} [[Category:ギター]] [[it:Fretless]]
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