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[[Image:Schipset Norte North Bridge.jpg|thumb|ノースブリッジの一例]] '''ノースブリッジ''' (Northbridge) とは、[[PC/AT互換機]]における2チップ構成の[[チップセット]]を搭載した[[マザーボード]]において、[[CPU]]に接続されている方の[[集積回路|チップ]]を言う。[[ブロック図]](製品ではマザーボードの[[プリント基板]])では上方に位置しており、ブロック図を[[地図]]に見立てた場合に[[北]]に該当することと、[[バス (コンピュータ)|バス]]間のデータ橋渡しを担う部品であることからこう呼ばれる。もう一方のチップである[[サウスブリッジ]]とは専用の回路<ref>バスと表される場合があるが、1対1で対向結線され他のデバイスは接続されないため厳密には一般に言うバス結線ではない</ref>で結ばれ、システム内の比較的広い[[帯域幅]]を持つバスや[[入出力ポート]]を担当する(対して比較的狭い帯域幅を持つバスやポートとのデータ橋渡しはサウスブリッジが担当する)。 ノースブリッジには、CPU[[フロントサイドバス]]、[[主記憶装置|メインメモリ]]バス、[[Accelerated Graphics Port|AGP]]、[[PCI Express]]バスなどとの[[インタフェース (情報技術)|インタフェース]]回路が入っている。その性格上、特定範囲のCPU専用品となる。またサウスブリッジとのインタフェースも内包しており、このことから適合するサウスブリッジも特定範囲の製品(チップ)となる。 [[アドバンスト・マイクロ・デバイセズ|AMD]]の[[Opteron]]/[[AMD FX]]/[[AMD Phenom II|Phenom]]/[[Athlon 64 X2|Athlon]]や[[インテル]]の[[Intel Core]] iシリーズでは、CPU自身がメモリインタフェースを持つため、それらのためのノースブリッジにはメモリインターフェースは含まれていない。 サウスブリッジの機能をノースブリッジに統合したチップセット<ref>もはや単一チップであり厳密には「セット」と呼べないが、チップセットの発達経緯から引き続き「チップセット」と表される場合が多い</ref>もある。先述の様に、メモリインターフェースの不要なAMD向けチップセットに多く、更にグラフィックスを統合したもの([[Integrated Graphics Processor]])も存在する。 Macintoshや組み込み向け製品では、ノースブリッジにあたるチップを'''システムコントローラ'''(System Controller)と呼ぶことが多い。 == 脚注 == <references /> == 関連項目 == * [[サウスブリッジ]] ** [[I/O コントローラー・ハブ]] - [[インテル]]のサウスブリッジ製品の一種 * [[チップセット]] * [[Graphics Processing Unit]] [[Category:チップセット|のおすふりつち]] [[Category:CPU|のおすふりつち]]
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