ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルトのソースを表示

{{基礎情報 皇族・貴族
|人名=ナポレオン・ウジェーヌ・ボナパルト
|各国語表記={{Lang|fr|Napoléon Eugène Bonaparte}}
|家名・爵位=[[ボナパルト家]]
|画像=Prince Impérial, 1878, Londres, BNF Gallica.jpg
|画像サイズ=
|画像説明=ナポレオン・ウジェーヌ・ボナパルト（1878年）
|続柄=
|称号=ピエルフォン伯<br>[[皇太子|プランス・アンペリヤル]]
|全名={{Lang|fr|Napoléon Eugène Louis Jean Joseph}}<br>ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ジャン・ジョゼフ
|身位=
|敬称=
|出生日={{生年月日と年齢|1856|3|16|no}}
|生地={{FRA1852}}、[[パリ]]、[[テュイルリー宮殿]]
|死亡日={{死亡年月日と没年齢|1856|3|16|1879|6|1}}
|没地=[[ズールー王国]]
|埋葬日={{GBR3}}<br>{{ENG}}、[[ハンプシャー]]州ファーンバラ、聖ミカエル修道院
|埋葬地=
|配偶者1=
|子女=
|父親=[[ナポレオン3世]]
|母親=[[ウジェニー・ド・モンティジョ]]
|役職=
}}
{{Commonscat|Napoléon Eugène, Prince Imperial}}
'''ナポレオン・ウジェーヌ・ルイ・ボナパルト'''（{{Lang-fr|Napoléon Eugène Louis Bonaparte}}, [[1856年]][[3月16日]] - [[1879年]][[6月1日]]）は、[[フランス第二帝政]]時代の[[皇太子]]。[[1870年]][[9月2日]]から[[9月4日]]の2日間、父[[ナポレオン3世]]に代わって政務を執った（[[摂政皇太子]]）。[[ボナパルティズム|ボナパルティスト]]からは'''ナポレオン4世'''（{{Lang-fr|Napoléon IV}}）と呼ばれた。寡黙な人柄であったという。

== 生涯 ==
1856年3月17日、[[フランス皇帝]][[ナポレオン3世]]の嫡出子として[[パリ]]で生まれた。皇后[[ウジェニー・ド・モンティジョ|ウジェニー]]が2度の流産の後、やっと授かった跡取り息子であったため、ナポレオン3世は彼を溺愛したという。[[普仏戦争]]初期、フランス軍が各地で劣勢となり、ナポレオン3世は捕虜となった。1870年9月2日から9月4日まで父帝は拘束状態であったため、2日間だけ皇太子が表面上政務を取り仕切った。しかし9月4日にパリで民衆の暴動が起こると、9月6日に[[グレートブリテン及びアイルランド連合王国|イギリス]]へ[[亡命]]した。

イギリスではウールウィッチ砲兵学校に入学し、好成績で卒業した。[[ヴィクトリア (イギリス女王)|ヴィクトリア]]女王に愛称の「ルル」で呼ばれて寵愛され、末娘[[ベアトリス (イギリス王女)|ベアトリス]]王女との縁談も持ち上がるほどであった。イギリスへの恩返しとして[[1878年]]に勃発した[[ズールー戦争]]に従軍、1879年6月1日に[[ズールー人|ズールー族]]の襲撃を受けて戦死した。子はなく、ナポレオン3世の直系は絶えた。これを聞いたボナパルティストたちは悲嘆に暮れたという。

==天体==
[[1998年]]、母ウジェニーにちなんで命名された小惑星（45）[[ウジェニア (小惑星)|ウジェニア]]に衛星が発見され、[[2003年]]に彼の愛称にちなんで'''[[プティ・プランス (衛星)|プティ・プランス]]''' ({{Lang|fr|(45) Eugenia I Petit-Prince}}) と命名された。

{{先代次代|[[ボナパルティズム|フランス帝位請求者]]<br />[[ボナパルト家]]家長|1873年 - 1879年|[[ナポレオン3世]]|[[ナポレオン・ヴィクトル・ボナパルト|ナポレオン5世]]}}

{{DEFAULTSORT:ほなはると なほれおん うしえぬ るい}}
[[Category:ボナパルティスト帝位請求者|なほれおん4]]
[[Category:フランスの君主の継嗣|なほれおんうしえぬ]]
[[Category:ボナパルト家|なほれおん4]]
[[Category:フランス第二帝政の人物]]
[[Category:フランスの亡命者]]
[[Category:イギリスの軍人]]
[[Category:金羊毛騎士団員]]
[[Category:戦死した人物]]
[[Category:パリ出身の人物]]
[[Category:1856年生]]
[[Category:1879年没]]