ドラグノフ狙撃銃のソースを表示

{{銃器|
|画像         = [[ファイル:SVD Dragunov.jpg|300px]]
|説明         = ドラグノフ狙撃銃
|名称         = ドラグノフ狙撃銃
|種類         = 軍用[[狙撃銃]]
|製造国       = {{SSR}}
|設計・製造   = [[エフゲニー・F・ドラグノフ]]<br />[[イズマッシュ]]社
|年代         = [[1960年代]]-現代
|設計年       = 
|製造期間     = [[1964年]]-現在
|配備期間     = 1964年-現在
|配備先       = [[ソビエト連邦軍]]<br/>[[ロシア連邦軍]]他
|戦争         = [[アフガニスタン紛争 (1978年-1989年)|ソ連のアフガン侵攻]]<br/>[[第一次チェチェン紛争]]<br/>[[第二次チェチェン紛争]]<br/>[[南オセチア紛争]]など
|種別         = セミオートマチックライフル
|口径         = 7.62mm
|銃身長       = 620mm
|ライフリング = 4条右回り
|使用弾薬     = [[7.62x54mmR弾]]
|装弾数       = 10発（[[弾倉#バリエーション|箱型弾倉]]）
|作動方式     = ガス圧利用方式
|発射速度     =
|銃口初速     = 830m/秒
|有効射程     = 600m
|重量         = 4,310g
|全長         = 1,225mm
|製造数       =
}}
'''ドラグノフ狙撃銃'''（ドラグノフそげきじゅう、{{lang-ru|Снайперская винтовка Драгунова}}、ラテン文字表記：Snajperskaja Vintovka Dragunova、'''SVD'''）は、[[ソビエト連邦]]が開発したセミオート[[狙撃銃]]である。

== 開発 ==
[[ソビエト連邦]]では、[[第二次世界大戦]]時に[[モシン・ナガンM1891/30]]を使用した[[市街戦]]における[[狙撃手]]の有効性が確認されたため、[[1950年代]]、[[ソビエト連邦軍|ソビエト軍]]指導層は[[小隊]]規模での[[選抜射手]]と対応するセミオート[[狙撃銃]]が必要であると考え、後継機種を兼ねた[[選抜射手#マークスマン・ライフル|選抜射手専用ライフル]]の採用デザインコンテストが行なわれた。

セルゲイ・シモノフ、アレキサンダー・コンスタンチーノフ、[[エフゲニー・F・ドラグノフ]]の三人の銃設計者がそれぞれ試作品を提出し最終的にドラグノフ設計の試作品である'''SSV-58'''が選ばれ、[[1963年]]に制式採用された。

== 設計 ==
西側のセミオート[[狙撃銃]]と比較して細身で、軽量化や運搬性向上のため[[銃床]]は中央部に大きな穴を空けたスケルトンストック型の直銃床である。銃床上部には[[照準器|スコープ]]を使用した際の照準を容易にするため、着脱式のチークピース（頬あて）を装着できる。作動方式はガス圧利用方式で、[[銃砲身|銃身]]上方に平行にして取り付けられているガス・シリンダーへ銃身中央部に位置する小さい穴から発射ガスの一部を誘導、ガス・ピストンを起動させる。ピストンの動きをオペレーティング・ロッドを通じてボルト・キャリアーに伝え、ボルトを作動させる。

長期的な酷使を前提として[[AK-47]]を参考に作られたため、部品数は少なく、頑丈で信頼性が高い。しかし、AK-47とはガスチューブの形状などが異なり、部品に互換性はない。AK系突撃銃とは異なり、オペレーティング・ロッドとボルト・キャリアーを別部品とする[[ガス圧作動方式#ショートストロークピストン式|ショートストローク方式]]を採用しているが、ロッキング方式はAKと同様にボルト・キャリアーの前後動作に従って回転する[[ショートリコイル#ロータリーボルト式|ロータリー・ボルト方式]]である。

[[弾丸]]は、[[モシン・ナガンM1891/30]]や[[PK (機関銃)|カラシニコフ汎用機関銃]]と共通の[[7.62x54mmR弾]]（Rは「Rimmed（リムド）｣もしくは「Russian（ロシアン/ラシアン）」の略）を使用するほか、精密射撃には[[狙撃]]用の7N1<ref>弾頭の名称である。[http://7.62x54r.net/MosinID/MosinAmmo030.htm]</ref>や後継の7N14も使用できる。ガスシステムは腐食を防ぐために[[クロム]]で[[めっき|メッキ]]処理されている。

公称上の最大有効射程は800m程度とされるが、遠距離の精密狙撃能力よりも、市街（100-400m）での速射性を優先した造りとなっている。[[アメリカ陸軍]]が使用している[[M24 SWS]]（[[レミントンM700]]の軍用版）などの狙撃銃は、光学照準器の使用が前提で金属製照準器が省略されている（アイアンサイト取り付けのベースが有るため装着は可能）が、ドラグノフには1,200m程度まで対応可能な照準器が備えられており、近距離での照準や光学照準器が破損した場合に使用される。こうした特徴から、ドラグノフは[[選抜射手]]が用いる[[選抜射手#マークスマン・ライフル|マークスマン・ライフル]]に近い性質も持つ。光学照準器（[[PSO-1]]）も付属し、サイドレール・ブラケットへ容易に取り外しできる。[[ロシア連邦軍|ロシア軍]]では、AK系の有効射程の短さと、連射時の命中精度の低さを補う目的で[[分隊]]ごとに1丁のドラグノフが配備され、それぞれの有効戦闘距離を、AK系は300m、SVDは600mと想定している。

== 備品 ==
[[ファイル:PSO-1 rifle scope 1458.jpg|thumb|250px|PSO-1 スコープ]]
; [[PSO-1]]
: 4x24倍率の標準的な[[照準器|スコープ]]。サンシェードを含む全長は375mm。夜間には照準線をバッテリーで点灯させることができる。初期のモデルは[[赤外線]]検知フィルターを内蔵し、敵の赤外線照射装置を発見できたが、大掛かりな赤外線照射装置を必要とする[[暗視装置]]が廃れたため、現在のモデルでは省略されている。
; POSP
: 8x42倍率でより高倍率のスコープ。
; NSP-2
: 初期の暗視装置で、大掛かりな赤外線照射装置を使用した。
; 1PN-58（NSPUM-2）
: 第一世代の暗視スコープ。
; 1PN-51（NSPU-3）
: 第二世代パッシブ方式の暗視スコープ。
; [[銃剣]]
: 一部のモデルには着剣装置が付属しており、[[AK系アサルトライフルの銃剣|AK用の銃剣]]を装着できる。

== 運用 ==
初期生産である200丁を除き、[[1964年]]から[[イズマッシュ]]社によってライン生産される。[[ワルシャワ条約 (1955年)|ワルシャワ条約]]の関係上、東側国家を中心に多くの国で採用され、また、親ソ連の[[第三世界]]諸国にも多数供与された（詳細は[[#運用国|運用国]]の項を参照）。

後に木製部分を黒塗りのポリマー素材としたものが標準仕様となり、[[特殊部隊]]用に透明素材を用いたものもある{{要出典|date=2013年6月}}。イズマッシュ社からは反動の軽減などを図った近代化モデルが発売され、[[ロシア軍]]もこれを採用したが、従来の設計のままでは精度を向上させることが難しいため、[[1998年]]より[[ボルトアクション方式]]の[[SV-98]][[狙撃銃]]が製造されている。

== 派生モデル ==
ここで紹介するのはドラグノフ狙撃銃の発展型であり、AKをベースにした[[選抜射手#マークスマン・ライフル|マークスマン・ライフル]]や[[狙撃銃]]の類は紹介しない。

=== ロシア製 ===
[[ファイル:Izhmash SVDS Sniper Rifle.jpg|thumb|250px|SVDS]]
; SVDS
: 折りたたみ可能な[[銃床]]に変更したモデル。イズマッシュ造兵廠で生産された。全長1,135/875mm、重量4.68Kg。
[[ファイル:СВУ-АС.jpg|thumb|250px|SVU]]
; [[:en:Dragunov SVU|SVU(OTs-03), SVU-A(OTs-03A), SVU-AS(OTs-03AS)]] (Snajperskaja Vintovka Ukorochennaja - Avtomat)
: KBP社がSVDを[[ブルパップ方式|ブルパップ]]化し、全長を短縮したモデル。[[サプレッサー]]も装着できる。SVU-Aはフルオート機能を持つ。
; SVDM
: イズマッシュによる近代化モデル。[[7.62x51mm NATO弾]]（.308ウィンチェスター）に対応した輸出モデルも生産されている。
[[ファイル:Svdk.jpg|thumb|250px|SVDKを構える[[アメリカ海兵隊|米海兵隊]]の[[上等兵]]]]
; SVDK
: イズマッシュによる近代化モデル。9.3x64mm弾に対応。
; タイガー （Тигр, Tigr, Tiger）
: [[ロシア]]の民間モデル。主に猟銃として用いられる。[[西ヨーロッパ|西欧]]を含む海外への輸出も視野に入れて.308ウィンチェスター弾を使用するモデルもラインナップされる。
; VS-121
: イズマッシュがSVDをベースに開発したブルパップ[[狙撃銃]]。レシーバーはSVDのものを流用したタイプである。ハンドガードは4面[[ピカティニー・レール]]が搭載されており、今まで光学機器が限られていたSVD系統にとっては良い改良点である。
{{-}}

=== 外国製 ===
; 79式狙撃歩槍
: [[中華人民共和国|中国]]の[[中国北方工業公司|ノリンコ（中国北方工業公司）]]社が[[ライセンス生産]]したもの。
; 85式狙撃歩槍
: 79式狙撃歩槍の発展モデル。
; NDM-86
: ノリンコ社の輸出モデル。'''EM351'''は[[7.62x54mmR弾]]仕様、'''EM352'''は[[7.62x51mm NATO弾]]仕様である。
[[ファイル:PSL on range.jpg|thumb|250px|FPK(PSL)を構えるエチオピア軍兵士と、観測手を務めるアメリカ陸軍兵士]]
; [[PSL狙撃銃|FPK(PSL)]]
: [[ルーマニア]]で開発された[[狙撃銃]]。作動方式は[[ガス圧作動式]]で、ボルトを回転させ[[銃砲身|銃身]]を閉鎖するロータリー・ボルト・ロッキングが組み込まれているなど基本的な構造はSVDに近く、中央部をくり抜いた[[銃床|スケルトンストック]]と細身の銃身はSVDを思わせる。しかし、ハンドガードが上下に分離でき、[[弾倉|マガジン]]もトリガーガードの隣にあるなど外見的にAKと共通する部分があり、ボルトキャリアー、オペレーティングロッド、ガス・ピストンが一体化しているなどの内部構造もAKとの同様の設計が見られる。SVDは必要に応じて着脱可能なチークピースを装備していたが、FPKの銃床はチークピースと一体となっている。そのため、FPKは[[AK-47]]を大型化した狙撃銃といえる<ref>床井雅美『軍用銃事典 改訂版』並木書房 ISBN 9784890632138</ref>。
[[ファイル:Sniper Zastava M91.jpg|thumb|250px|ツァスタバ M91]]
; [[:en:Zastava M91|ツァスタバ M91]]
: [[ユーゴスラビア]]の[[ザスタバ|ツァスタバ]]（Zastava）社製発展型。レシーバーの構造からAKから発展したものともとらえられる。
{{-}}

== 日本での所有 ==
[[ファイル:Dragunovedit.png|thumb|250px|軍用モデル（写真上）と狩猟用モデルのタイガー（写真下）]]
[[日本]]では民生向けモデルが[[猟銃]]（[[小銃|ライフル銃]]）としての取得が可能であり、[[イズマッシュ]]のタイガーは所持許可の実績もある。用途は狩猟目的に限定され、[[弾倉]]の装填数を5発以内にする改造、ライフル銃取得に必要な資格（狩猟免許など）及び適当な経歴を要する。

なお、ほかの軍用[[狙撃銃]]をベースにした民間向きライフルも、日本では上記の条件が通れば所持は可能ではあるが、ほとんどが弾庫の脱着機能を備えたものであり、審査が通らず、所持できないケースがほとんどである。
{{-}}

== 画像 ==
<gallery widths="180px" heights="150px">
ファイル:SVD DD-ST-85-01254.jpg|初期型のドラグノフ狙撃銃
ファイル:Svd 1 russian.jpg|SVDの最新型、[[銃床|ストック]]とハンドガードの素材をプラスチックに変更している
ファイル:Hungarian SVD.JPEG|SVDを構えている射撃訓練中の[[ハンガリー国防軍|ハンガリー軍]][[兵士]]
ファイル:Dragunov SVD Rifle.JPEG|SVDを構える[[カザフスタン共和国軍|カザフスタン軍]]兵士（[[1996年]][[8月16日]]）
ファイル:USMC Dragunov Instruction.JPG|SVDを構える[[アメリカ海兵隊|アメリカ海兵隊員]]。訓練で用いている（[[2009年]][[6月5日]]）
ファイル:PSO-1 reticle Romanian 2.JPG|[[PSO-1]]のレティクル（照準線）。左斜め下に伸びる線と数字は距離計。電照式で、夜間には照準線を点灯させることができる。初期のものは電球、現在はLEDを使用
</gallery>

== 運用国 ==
*{{AFG}}
*{{ALB}}
*{{DZA}}
*{{ARM}}
*{{AZE}}
*{{BGD}}
*{{BGR}}
*{{KHM}}
*{{CHN}} - [[中国北方工業公司|ノリンコ]]社が79式狙撃歩槍・85式狙撃歩槍として生産。
*{{CZE}}
*{{EGY}}
*{{FIN}} - 7.62mm TKIV "tarkkuskivääri henkilömaaleja vastaan"（軍用精密ライフル）ドラグノフとして運用。
*{{GEO}}
*{{HUN}}　　　
*{{IND}} - 制式名称'''ドラグノフ SVD59'''として運用。
*{{IRN}}
*{{IRQ}}
*{{KAZ}}
*{{MNG}}
*{{POL}} - 通常型の他、SVDM型ドラグノフが僅かに配備されている。
*{{ROM}} - SVDを参考に開発した、PSL(FPK)が存在する。[[ルーマニア軍]]が使用。
*{{RUS}}     
*{{SVK}}
*{{TUR}}
*{{UKR}}
*{{LKA}} - [[スリランカ陸軍]]および[[特殊部隊]]で運用。
*{{VEN}}
*{{VNM}}
*{{YEM}}
*{{ZWE}}

== 登場作品 ==
<!-- 「軍事における「登場作品」の一覧」は、[[Portal‐ノート:軍事#兵器の「登場作品」一覧]]において議論中の案件です。 --> 
{{hidden begin|title = ドラグノフ狙撃銃の登場作品を表示するには右の [表示] をクリックしてください。}}
[[東側諸国]]を代表する[[狙撃銃]]として、多くの作品に登場する<ref>[[かのよしのり|つくば戦略研究所]]・編集、監修『世界のカリスマGUNバイブル』 [[笠倉出版社]] [[2009年]] ISBN 978-4-7730-9961-4</ref>。

=== 映画 ===
* 『[[アヴァロン (映画)|Avalon]]』
: 映画、小説版ともに主人公のアッシュが使用。
* 『[[JIGSAW]]』
: アラケ・アベオクタが使用。
* 『[[TYHOON]]』
: シンの手下が使用。
* 『[[狼/男たちの挽歌]]・最終章』
: 主人公のジェフが使用。
* 『[[ステルス (映画)|ステルス]]』
: [[朝鮮民主主義人民共和国|北朝鮮]]地上部隊の[[指揮官]]がカーラ・ウェイド[[大尉]]を追跡中に使用。なお、実際の[[朝鮮人民軍]]では、ドラグノフに類似した[[ツァスタバ M76]]を用いている。
* 『[[二重スパイ]]』
: [[ドイツ民主共和国|東独]]の国境警備兵が主人公を[[狙撃]]する際に使用。
* 『[[ハート・ロッカー]]』
: 仲間の救出を企てる[[テロリズム|テロリスト]]が使用。
* 『[[バトル・ロワイアルII 鎮魂歌]]』
: 桜井サキが使用。
* 『[[山猫は眠らない]]』
: 敵の[[狙撃手]]デシルバが使用。
* 『[[ランダウン]]』
: ハッチャーの手下が使用。
* 『[[ランボー3/怒りのアフガン]]』
: カットされたシーンでは、[[ジョン・ランボー]]が[[ソビエト連邦軍|ソ連軍]]の追っ手を高台から狙撃するのに使用。この時、トラウトマン[[大佐]]が観測手を務めた。

=== ドラマ ===
* 『[[24 -TWENTY FOUR-]]』
: シーズン1に登場したテロリストのアイラ・ゲインズが使用。

=== 漫画・アニメ === 
* 『[[CHILL (漫画)|CHILL]]』
: 赤城美香の愛銃。失踪した父親の形見とされる。
* 『[[GUNSLINGER GIRL]]』
: 漫画およびアニメ版でリコが使用。
* 『[[ウサビッチ]]』
: 第2シーズン第17話で、ボリスがキレネンコを狙撃する際に使用。実際の装弾数を上回る射撃や、フルオート射撃を行うシーンがある。
* 『[[くろがねカチューシャ]]』
:  第5話にて風小路嵐子が使用。
* 『[[ゴルゴ13]]』
: アーマーピアシング弾を使用し、[[ヘリコプター|ヘリ]]のローター部分を狙撃。
* 『[[サイコメトラーEIJI]]』
: 「テロリストの挽歌」に登場。元射撃競技選手の男が自殺した孫娘の報復として犯人の不良少年達を射殺する際に使用。
* 『[[砂ぼうず]]』
: 敵キャラクターの大沼二郎が使用。
* 『[[ひぐらしのなく頃に解]]』
: 葛西が山狗隊員と車両に対して使用。
* 『[[ブラック・ラグーン]]』
: ホテル・モスクワの[[狙撃手|狙撃兵]]、および[[中尉]]時代のバラライカが使用。
* 『[[闇のイージス]]』
: 第21巻に登場する"[[木曜日]]の[[悪魔]]"アスラン・カディロフが使用。
* 『[[ヨルムンガンド (漫画)|ヨルムンガンド]]』
: 大星海公司の陳国明の部下、李[[少尉]]が[[ブルパップ方式|ブルパップ]]モデルのSVUを使用。
* 『[[ルパン三世　お宝返却大作戦!!]]』
: ミーシャが、五右衛門を狙撃するのに使用。

=== ゲーム ===
* 『[[007 Everything or Nothing]]』
: 敵から奪取して使用。
* 『[[007 慰めの報酬 (ゲーム)|007 慰めの報酬]]』
* 『[[Alliance of Valiant Arms]]』
: ゲーム内の兵種である「スナイパー」のメイン武器として使用可。
* 『[[BLACKSHOT]]』
: ゲーム内通貨で購入可能。
* 『[[Far Cryシリーズ]]』
: 『[[Far Cry 2]]』『[[Far Cry 3]]』で登場。Far Cry 2では武器に耐久度があり、使用し続けるとジャムを起こしたり、暴発したりする。
* 『[[Hitman2: Silent Assassin]] 』
: 一部ステージに配備されている。また、ラストステージで敵側が使用。
* 『[[Hitman: Contracts]]』 
: ステージによっては敵や[[警察官]]のスナイパーが使用。
* 『[[Hitman: Blood Money]]』 
: 一部ステージにおいてある。敵側が使用してくることはない。
* 『[[Max Payne]]』
: 2作目に登場。
* 『[[Operation Flashpoint: Cold War Crisis]]』
: ソビエト狙撃兵が最初から所持。
* 『[[OPERATION7]]』
: 「Dragunov」という名称で登場。[[銃剣]]など、実装されていない部分がある。
* 『[[スペシャルフォース (オンラインゲーム)|SPECIAL FORCE]]』
: ゲーム内通貨で購入可能武器。
* 『[[WarRock]]』
: がらっチャ！で偵察兵用新銃器「DRAGUNOV_SVD」が追加。
* 『[[アーミー オブ ツー]]』
: スペシャルウェポンとして使用可能。
* 『[[アンチャーテッドシリーズ]]』
: シリーズ全4作に「ドラゴンスナイパー」という名で登場。
* 『[[怪盗ロワイアル-zero-]]』
: 「SVVライフル」の名称で登場。 
* 『[[グランド・セフト・オート・バイスシティ・ストーリーズ]]』
: 他作品における[[H&K PSG-1]]の様な立ち位置となっている。
* 『[[クロスファイア]]』
: ゲーム内通貨で購入可能。
* 『[[ゴールデンアイ007]]』
: 一部のステージで敵スナイパーが使用。名前が「PavlovASR」となっている。
* 『[[コール オブ デューティシリーズ]]』
:* 『[[コール オブ デューティ4 モダン・ウォーフェア]]』
:* 『[[コール オブ デューティ モダン・ウォーフェア2]]』
:: 敵軍の主力銃。[[鹵獲]]して使用できる。
:* 『[[コール オブ デューティ ブラックオプス]]』
:: 敵軍の主力狙撃銃。鹵獲して使用でき、ゾンビモードでも使用できる。
:* 『[[コール オブ デューティ ブラックオプス2]]』
:: 原型のドラグノフおよび派生モデルのSVUシリーズであるSVU-ASが登場。敵軍の主力狙撃銃で鹵獲して使用でき、全てのモード（キャンペーン、マルチ、ゾンビ）に登場する。
* 『[[サドンアタック]]』
: 「Dragunov」という名称で登場。
* 『[[バイオハザード5]]』
: 連射が可能な狙撃銃として登場。
* 『[[バトルフィールド (コンピューターゲーム)|バトルフィールドシリーズ]]』
:* 『[[バトルフィールド ベトナム]]』
:: NVA（[[ベトナム人民軍|北ベトナム軍]]）の狙撃手が使用。
:* 『[[バトルフィールド2]]』
:: MEC（中東連合）軍の狙撃手が使用。
:* 『[[バトルフィールド3]]』
:: マルチプレイの偵察兵クラスで使用可能。
* 『[[ペーパーマン]]』
: 「DRAGUNOV」という名称で登場。実銃に反して非常に重い。
* 『[[マーセナリーズ]]』
: [[ロシアン・マフィア]]から輸入などで入手可。
* 『[[マーセナリーズ2 ワールド イン フレームス]]』
: [[海賊]]から購入可能。
* 『[[メタルギアソリッド3]]』
: 倉庫にて入手。
* 『[[メタルギアソリッド ポータブル・オプス+]]』
: 半島西部荒地で入手。
* 『[[メタルギアソリッド4]]』
: 南米で反政府ゲリラ部隊が使用。南米の倉庫の二階の他、シャドーモセスの雪原前の武器庫にも置いてある。
* 『[[メタルサーガ 〜砂塵の鎖〜]]』
: ソルジャー専用単体狙撃銃として使用。

=== 小説 ===
* 『[[ブラック・ラグーン|BLACK LAGOON]] シェイターネ・バーディ』
: 『ブラック・ラグーン』のノベライズ作品。物語の根幹を担う凄腕スナイパー、スタン（スタニスラフ・カンディンスキー）が全体を通して使用。バラライカ曰く「肉親よりも信頼に足る銃」
* 『[[円環少女]]』
: アナスタシアと武原仁が使用。
* 『[[スワガー・サーガ#作品解説|狩りのとき]]』
: ロシア人スナイパー・ソララトフが[[ベトナム]]で使用。
* 『[[半島を出よ]]』
: タケイが武器コレクションの一つとして所持。
* 『[[緋弾のアリア]]』
: 狙撃科のレキが所持。有効射程の500mを余裕に越える2,051mで狙撃している。その他、閃光弾、音響弾、炸裂弾、アーマーピアシング弾などの大量の特殊弾を使用している。
* 『[[ブラック・ブレット]]』
: ティナ・スプラウトが使用。
* 『[[リリアとトレイズVI]]』
: [[時雨沢恵一]]作の[[リリアとトレイズ]]シリーズの一つ。トレイズが持っていった（結局未使用）物であり、実際はトラヴァス少佐らの物。

{{hidden end}}

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 関連項目 ==
* [[狙撃銃]] - [[狙撃銃一覧]]
* [[ミハイル・カラシニコフ]]
* [[AK-47]]
* [[モシン・ナガンM1891/30]]
* [[VSS (狙撃銃)|VSS]]
* [[SV-98]]
* [[AK系アサルトライフルの銃剣]]

== 外部リンク ==
{{commons|SVD}}
* [http://www.izhmash.ru/eng/product/svd.shtml イズマッシュ公式サイト]
* [http://www.militarize.org/products/svd.htm militarize.org]ドラグノフSVD/SVDS（教育用軍用訓練銃）

{{weapon-stub}}
{{DEFAULTSORT:とらくのふ}}
[[Category:半自動小銃]]
[[Category:狙撃銃]]
[[Category:ソビエト連邦の兵器]]
[[Category:7.62mm銃]]