チョ宰榛のソースを表示

{{記事名の制約|title=曺宰溱}}
{{サッカー選手
| 名前 = 曺 宰溱
| 画像 =
| 画像サイズ =
| 本名 =
| 愛称 = ジェジン、JJ
| カタカナ表記 = チョ・ジェジン
| アルファベット表記 = CHO Jae jin
| 原語名 = ハングル
| 原語表記 = {{lang|ko|조재진}}
| 国 = {{KOR}}
| 生年月日 = {{生年月日と年齢|1981|7|9}}
| 出身地 = {{Flagicon|KOR}} [[坡州市]]
| 没年月日 =
| 身長 = 185cm
| 体重 = 80kg
| 血液型 = A型
| 所属チーム名 = 
| ポジション = [[フォワード (サッカー)|FW]]
| 背番号 = 
| 利き足 = 右足
| クラブ =
| 年 =
| 出場（得点） =
| クラブ成績更新日 =
| 代表国 = {{KORf}}
| 代表年 = 2003-2008
| 代表出場（得点） = 40 (10)
| 代表成績更新日 =
}}
'''曺 宰溱'''（チョ・ジェジン、{{lang|ko|조재진}}、[[1981年]][[7月9日]] - ）は、[[大韓民国]][[坡州市]]出身の[[プロフェッショナル (サッカー)|元サッカー選手]]。[[サッカーのポジション|ポジション]]は[[フォワード (サッカー)|フォワード]]。[[李天秀]]と生年月日が同じ。

== 来歴・人物 ==
長身を活かし、クサビを受ける動きや[[ポストプレー]]に長け、豪快な[[シュート (サッカー)#ミドルシュート|ミドルシュート]]やコースを狙ったコントロールシュートも持ち合わせる。元々[[ミッドフィールダー]]だったという事もあり、足元の技術も高く、両足を器用に使える。サイドに流れることもあるが、一番の武器は[[ヘディング]]である。

[[2000年]]、高校卒業後に[[Kリーグ]]の[[水原三星ブルーウィングス]]に入団。年代別代表には招集されたものの、Kリーグでの試合出場は少なかった。徴兵軽減措置が認められずに[[2002年]]からは[[韓国軍]]に入隊して[[光州尚武フェニックス]]に所属したが、ここでKリーグ出場の機会を増やした。

2年間の兵役を終え、[[2004年]]に水原三星に復帰。前年まで韓国代表FWの[[安貞桓]]が所属していた[[日本プロサッカーリーグ|J1]]の[[清水エスパルス]]からのオファーを受け、2004年7月に完全移籍。直後の[[アテネオリンピック (2004年) におけるサッカー競技|アテネオリンピック]]ではマリ戦で2得点を決めた。清水では2ndステージの12試合で7ゴールを挙げる。

[[2005年]]は1シーズンを通して清水でのプレーとなり、アテネ五輪で共に韓国代表でプレーした[[崔兌旭]]も加わって周辺環境は良化したが、相手選手の厳しいマークもあり、9得点に終わる。しかし主力選手の世代交代によるJ2降格の危機が続く、清水にとっては貴重なFWで、チームは最終節でJ1残留にこぎ着けた。

[[2006年]]には若手選手の成長でチーム力を取り戻した清水の中にあって、ジェジン自身も好調を保ち、[[2006 FIFAワールドカップ|ドイツW杯]]韓国代表に選出された。W杯本大会ではグループリーグの3試合全てに先発出場し、第2戦の[[サッカーフランス代表|フランス]]戦ではゴール前の競り合いから[[朴智星]]の同点ゴールを導いたが、自らのゴールはなく、韓国代表はグループリーグ敗退となった。W杯終了後も清水に残留し、韓国代表にも招集された。Jリーグでは2年連続での2ケタ得点を記録した。

[[2008年]]2月、欧州移籍を断念し、[[全北現代モータース]]と契約してKリーグへ復帰した。

[[2009年]]、全北現代から[[ガンバ大阪]]へ2年契約で完全移籍した。開幕戦から15試合は出場機会も多く、7得点を決めた。しかし故障で[[スターティングメンバー|スタメン]]を外れた時期とチームのスランプからの脱出がほぼ同時期だったこともあり、シーズン中盤以降は[[サブメンバー|サブ]]に回る機会が多くなった。

[[2010年]]は[[ルーカス・セベリーノ|ルーカス]]の負傷、その他ブラジル人選手の調整不足や[[ペドロ・ジュニオール]]の造反行為もあり、開幕から主力を張るが、度重なる負傷に加え[[平井将生]]や[[宇佐美貴史]]といった若手FWの台頭、更には7月に[[ジュビロ磐田]]から同じ韓国人の[[李根鎬]]の加入もありシーズン終了後、ガンバ大阪を退団。

[[2011年]]3月18日、[[股関節]]の負傷（先天性股関節異形成）によって現役引退を発表した。

== 人物・エピソード ==
* 韓国国内では[[ルックス]]もあいまって非常に人気が高い。CMも多数出演していた。
* [[東方神起]]のユンホと親友同士で、メールや携帯電話で連絡を取り合う仲である。
* [[2007年]]9月1日のJ1第24節、[[ジュビロ磐田]]戦では、後半ロスタイムに[[藤本淳吾]]のフリーキックに頭から飛び込むシュートを打って先制点を決めた。この時、興奮のあまり自分のユニフォームを脱ぎ、サポーターのいるスタンドに投げ込むというパフォーマンスをした<ref>{{cite web|url=http://jeremy.footballjapan.jp/2007/09/post_9c45.html|title=チョのゴールでエスパルス前進|work=ジェレミー・ウォーカーの A View From a Brit|date=2007.9.6|accessdate=2012.8.15}}</ref>（本人曰く「すぐに試合終了すると思ったので」）が、試合はまだ続いたため、ユニフォームのない上半身裸の彼はピッチに戻れず、[[イエローカード|警告]]が与えられた。試合は程なく終了し、彼のゴールで清水が1-0と磐田との[[静岡ダービー]]に勝利した。この試合では[[伊東輝悦]]の子供が生まれたことを祝う「ゆりかごダンス」をする予定だったが、それを忘れてしまうほどの興奮だったという。
* 清水在籍時、マスコミからは寡黙と評され、試合での活躍と比較するとインタビュー取材を受ける回数が少なかった。その点は退団時に記者団に対して釈明した。
*大阪の人は韓国人と似ていると思っているようである<ref>http://www.kfa.or.kr/Japan_kfa/news/news/view.asp?g_gubun=2&g_conid=200943010825</ref>。
*ガンバ大阪では[[李根鎬]]と仲が良く、食事などは共に行動していた。

== 所属クラブ ==
ユース経歴
* 1997年 - 1999年 {{Flagicon|KOR}} 大新高等学校
プロ経歴
* 2000年 - 2001年 {{Flagicon|KOR}} [[水原三星ブルーウィングス]]
* 2002年 - 2003年 {{Flagicon|KOR}} [[光州尚武フェニックス]] (兵役期間)
* 2004年 - 2004年6月 {{Flagicon|KOR}} 水原三星ブルーウィングス
* 2004年7月 - 2007年 {{Flagicon|JPN}} [[清水エスパルス]]
* 2008年 {{Flagicon|KOR}} [[全北現代モータース]]
* 2009年 - 2010年 {{Flagicon|JPN}} [[ガンバ大阪]]

== 個人成績 ==
{{サッカー選手国内成績表 top|yy}}
{{サッカー選手国内成績表 th|韓国|all}}
|-
|[[Kリーグ2000|2000]]||rowspan="2"|[[水原三星ブルーウィングス|水原三星]]||||rowspan="5"|[[韓国プロサッカーリーグ|Kリーグ]]||5||0||0||0||0||0||5||0
|-
|[[Kリーグ2001|2001]]||||3||0||0||0||0||0||3||0
|-
|[[Kリーグ2002|2002]]||rowspan="2"|[[光州尚武フェニックス|光州尚武]]||||0||0||0||0||0||0||0||0
|-
|[[Kリーグ2003|2003]]||||31||3||0||0||2||1||33||4
|-
|[[Kリーグ2004|2004]]||水原三星||||8||1||0||0||0||0||8||1
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|[[2004年のJリーグ|2004]]||rowspan="4"|[[清水エスパルス|清水]]||rowspan="4"|18||rowspan="4"|[[日本プロサッカーリーグ|J1]]||12||7||1||1||1||0||14||8
|-
|[[2005年のJリーグ|2005]]||29||9||7||3||3||2||39||14
|-
|[[2006年のJリーグ|2006]]||32||16||3||0||2||1||37||17
|-
|[[2007年のJリーグ|2007]]||28||13||3||1||1||0||32||14
{{サッカー選手国内成績表 th|韓国|all}}
|-
|[[Kリーグ2008|2008]]||[[全北現代モータース|全北現代]]||19||Kリーグ||26||8||5||2||2||1||33||11
{{サッカー選手国内成績表 th|日本|all}}
|-
|[[2009年のJリーグ|2009]]||rowspan="2"|[[ガンバ大阪|G大阪]]||rowspan="2"|18||rowspan="2"|J1||25||10||1||0||3||0||29||10
|-
|[[2010年のJリーグ|2010]]||10||0||1||0||1||2||12||2
{{サッカー選手国内成績表 通算始|2|韓国|Kリーグ}}73||12||5||2||4||2||82||16
{{サッカー選手国内成績表 通算行|日本|J1}}136||55||16||5||11||5||163||65
{{サッカー選手国内成績表 通算終}}209||67||21||7||15||7||245||81
|}
その他の公式戦
* 2010年
** [[FUJI XEROX SUPER CUP|スーパーカップ]] 1試合0得点

{{サッカー選手国際成績表 top|1|F}}
{{サッカー選手国際成績表 th|AFC|1|Y|C}}
|[[AFCチャンピオンズリーグ2009|2009]]||rowspan="2"|G大阪||rowspan="2"|18||6||1||colspan="2"|-
|-
|[[AFCチャンピオンズリーグ2010|2010]]||4||0||colspan="2"|-
|-
!通算!!colspan="2"|AFC
|10||1||0||0
|}

== 経歴 ==
* Jリーグ初出場： [[2004年]][[8月29日]] J1 2nd第3節 vs[[ガンバ大阪]] ([[静岡市清水日本平運動公園球技場|日本平スタジアム]])
* Jリーグ初得点： 2004年[[9月11日]] J1 2nd第4節 vs[[サンフレッチェ広島]] (日本平スタジアム)

== タイトル ==
=== クラブ ===
水原三星ブルーウィングス
* [[韓国スーパーカップ]]：1回 (2000年)
* [[AFCチャンピオンズリーグ|アジアクラブ選手権]]：1回 (2000-01)
* [[アジアスーパーカップ]]：1回 (2001年)

ガンバ大阪
* [[天皇杯全日本サッカー選手権大会|天皇杯]]：1回 ([[第89回天皇杯全日本サッカー選手権大会|2009年]])

== 代表歴 ==
* U-18韓国代表
* U-19韓国代表
* U-22韓国代表
* U-23韓国代表
** [[2004年]] [[アテネオリンピック (2004年) におけるサッカー競技|アテネオリンピック]] (ベスト8)
* [[サッカー大韓民国代表|韓国代表]]
** [[2006年]] [[2006 FIFAワールドカップ|FIFAワールドカップ・ドイツ大会]] (グループリーグ敗退)
** [[2007年]] [[AFCアジアカップ2007|AFCアジアカップ タイ・マレーシア・ベトナム・インドネシア大会]] (3位)

== 関連項目 ==
* [[清水エスパルスの選手一覧]]
* [[ガンバ大阪の選手一覧]]

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
* [http://jj19.com/default/ 조재진 선수 공식 홈페이지] - 公式サイト{{kr icon}}

{{アテネオリンピック サッカー韓国代表}}
{{2006 FIFAワールドカップ韓国代表}}
{{AFCアジアカップ2007 韓国代表}}
{{DEFAULTSORT:ちよ しえしん}}
[[Category:韓国のサッカー選手]]
[[Category:サッカー韓国代表選手]]
[[Category:オリンピックサッカー韓国代表選手]]
[[Category:2006 FIFAワールドカップ出場選手]]
[[Category:水原三星ブルーウィングスの選手]]
[[Category:光州尚武フェニックスの選手]]
[[Category:全北現代モータースの選手]]
[[Category:清水エスパルスの選手]]
[[Category:ガンバ大阪の選手]]
[[Category:京畿道出身の人物]]
[[Category:1981年生]]
[[Category:存命人物]]