チョコエッグのソースを表示

'''チョコエッグ'''は、[[フルタ製菓]]が発売した[[食品玩具]]。玩具付きチョコレート[[菓子]]である。

== 概要 ==
中が空洞になった卵型の[[チョコレート]]の中に[[玩具]]が入っている。チョコレートはミルクチョコレート（外側）とホワイトチョコレート（内側）の2層構造になっており、長手方向に二つに分割出来る。発売当初は従来の食玩と同じ様な玩具(100種類以上)が入っていたが、1999年9月に登場した[[ガレージキット]]メーカー・[[海洋堂]]の[[松村しのぶ]]企画&原型の日本の動物シリーズ（後にペット動物が加わる）は、今までの[[食玩]]とは段違いの造型クオリティで食玩ブームの火付け役となった。[[2001年]]、日経優秀製品・サービス賞 日経MJ優秀賞を受賞。

中国で彩色されたフィギュアをカプセルに詰め、それをイタリアでチョコレートに詰めるという工程で商品が作られていた為、急な売り上げ増に対応出来ず全国的な商品不足を齎し、人気を過熱させる元となった。商品リストに無い「[[シークレットアイテム|シークレット]]」と呼ばれる希少フィギュアの混入を開始したのはチョコエッグが初めてであり、最盛期にはこれらを求めて[[大人買い|多数の商品を購入する客]]も多かった。玩具の生産を請け負った海洋堂との提携を解消した後には商品に含まれる説明書に「当たり」や「応募券」を付け、郵送により限定フィギュアが獲得出来るという手法を用いている。また、海洋堂と決別後はシークレットの存在が予めリストに記載される様になった。フィギュアは組み立て式の数個の部品から構成されている嵌め込み式の組みたてモデルである（[[海洋堂#ノンキャラクターの模索～チョコエッグの時代]]も参照）。

人気シリーズとして[[ディズニー]]シリーズもあったが、[[トミー (企業)|トミー]]より同様の食玩である[[チョコパーティー]]として引き継がれた。チョコエッグでは海洋堂と縁を切ったあとも動物フィギュアを出していたが、しだいに車や飛行機などの乗り物などのメカのフィギュア路線へとシフトしていった。2007年には新たに[[マリオシリーズ|マリオ]]のキャラクターのものが、2010年には再びディズニーキャラクターのものが登場し、2014年現在はキャラクター商品のみとなっている。

尚、温度によって、チョコレートが融解する事があるため、チョコエッグは基本的に夏季には生産しておらず、秋以降、春までの商品となる。

== 玩具のラインナップ ==
*宇宙シリーズ
*SL＆ブルトレ
*新幹線＆特急
*世界の戦闘機シリーズ（1～6弾）
*動物シリーズ
*日本の動物コレクション
*阪神タイガース
*ペットシリーズ
*ペット動物コレクション
*車シリーズ（[[本田技研工業|ホンダ]]、[[マツダ]]、[[日産自動車|日産]]、[[トヨタ自動車|トヨタ]]がラインナップされていた）

詳しくは[[チョコエッグ一覧]]を参照。

== 関連事項 ==
*[[海洋堂]]
*[[キンダーサプライズ]] -海外でチョコエッグ以前から販売されている同じ形式の食玩。一時期日本にも輸入販売されていた。
*[[チョコQ]] -海洋堂がフルタと決別した後に[[タカラ (玩具メーカー)|タカラ]]と組み発売した同じ形式の食玩。フィギュアのクオリティが向上している。

== 外部リンク ==
*[http://www.furuta.co.jp/cyuumoku/egg.html チョコエッグ]
*[http://www.furuta.co.jp/chocoegg/ チョコエッグ博物館]
*[http://www.furuta.co.jp/index.html フルタ製菓]
*[http://www.kaiyodo.co.jp/index.html 海洋堂]
*[http://www.kaiyodo.net/etc/saraba_ce.html さらばチョコエッグ]

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[[Category:食玩|ちよこえつく]]
[[Category:チョコレート|ちよこえつく]]