チャールズ (プリンス・オブ・ウェールズ)のソースを表示

{{基礎情報 皇族・貴族
| 人名       = チャールズ
| 各国語表記 = {{lang|en|Charles}}
| 家名・爵位 = ウェールズ公<br />{{lang|en|Prince of Wales}}
| 画像       = Prince Charles 2012.jpg
| 画像サイズ = 220px
| 画像説明   = 2012年撮影
| 続柄       = エリザベス2世第一王子
| 称号       = [[プリンス・オブ・ウェールズ]]<br />[[コーンウォール公|コーンウォール公爵]]<br />[[ロスシー公|ロスシー公爵]]<br />[[チェスター伯|チェスター伯爵]]
| 全名       = チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ<br />{{lang|en|Charles Philip Arthur George}}
| 身位       = {{lang|en|Prince}}（王子）
| 敬称       = {{lang|en|His Royal Highness}}（殿下）
| 出生日     = {{生年月日と年齢|1948|11|14}}
| 生地       = {{ENG}}、[[ロンドン]]、[[バッキンガム宮殿]]
| 死亡日     = 
| 没地       = 
| 埋葬日     = 
| 埋葬地     = 
| 配偶者1    = [[ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)|ウェールズ公妃ダイアナ]]（1981-1996）
| 配偶者2    = [[カミラ (コーンウォール公爵夫人)|コーンウォール公爵夫人カミラ]]（2005-）
| 子女       = [[ウィリアム (ケンブリッジ公)|ケンブリッジ公爵ウィリアム王子]]<br />[[ヘンリー・オブ・ウェールズ|ヘンリー王子]]
| 父親       = [[エディンバラ公|エディンバラ公爵]][[フィリップ (エディンバラ公)|フィリップ王配]]
| 母親       = [[エリザベス2世]]
| 役職       =
}}
'''ウェールズ公チャールズ'''（{{lang|en|'''Charles, Prince of Wales'''}}、[[洗礼名]]: '''チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ'''（{{lang|en|'''Charles Philip Arthur George'''}}）、[[1948年]][[11月14日]] - ）は、[[イギリス]]王位の[[法定推定相続人]]で、第21代[[ウェールズ]]公（[[プリンス・オブ・ウェールズ]]）。[[元帥_(イギリス)|イギリス陸海空軍元帥]]<ref>{{cite web|url=http://www.telegraph.co.uk/news/uknews/prince-charles/9335960/Prince-Charles-awarded-highest-rank-in-all-three-armed-forces.html|title=Prince Charles awarded highest rank in all three armed forces|date=2012年6月16日|accessdate=2012年10月7日|author={{lang|en|Daily Telegraph}}}}</ref>。公邸は[[クラレンス・ハウス宮殿]]。

== 略歴 ==
=== 生誕 ===
[[1948年]][[11月14日]]に、[[エディンバラ公爵]][[フィリップ (エディンバラ公)|フィリップ]]と同公爵夫人[[エリザベス2世|エリザベス王女]]の長男として[[バッキンガム宮殿]]にて誕生。[[12月15日]]には宮殿内で[[洗礼]]を受けた。国王の女系子孫は王子の称号を与えられないのが原則であるが、チャールズの場合は将来国王になることが確実であったため、[[ジョージ6世]]はチャールズを王子とする勅令を出した。

生まれた時の姓はウィンザーだったが、1960年にエリザベス2世女王は、夫君エディンバラ公爵フィリップ王配との間に生まれる子の姓をマウントバッテン＝ウィンザー<ref>{{lang-en-short|Mountbatten-Windsor}}</ref>とする枢密院令を出した。

=== 王位継承者 ===
1952年、祖父・ジョージ6世が崩御し、母・エリザベスが[[イギリス君主一覧|イギリス女王]]に即位すると、チャールズは[[推定相続人]]として王位継承順位が1位となる。それに付随して、[[コーンウォール公]]・[[ロスシー公]]の称号を得た。さらに1958年には、[[チェスター伯]]・ウェールズ公の称号を得た。事実上の[[立太子]]にあたる。1968年には女王から[[ガーター勲章]]が授与され、21歳でウェールズ公としての[[戴冠式]]を行った。

幼少時から将来の[[国王]]となるべく、フィリップの意向で厳しい教育を受けた。特に父の勧めで[[バークシャー]]のグラマースクールや[[スコットランド]]の[[ゴードンストウン|ゴードンストン校]]で、[[中産階級]]の子供たちと学んだことが多かったが、当然のことながらチャールズと同じ階層の生徒が一人もいなかったため、[[いじめ]]やからかいの対象になってしまった。これが原因で、自分の息子たちを[[イートン校]]に入れたと言われている。[[ケンブリッジ大学]][[トリニティ・カレッジ (ケンブリッジ大学)|トリニティ・カレッジ]]で学んだ後に、[[ウェールズ語]]を学ぶために[[ウェールズ大学]]に入学している。

=== 結婚と離婚 ===
[[ファイル:Prince_Charles,_Princess_Diana,_Nancy_Reagan,_and_Ronald_Reagan_(1985).jpg|thumb|[[ロナルド・レーガン]]及び[[ナンシー・レーガン]]夫妻並びにチャールズ及び[[ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)|ダイアナ]]夫妻（1985年11月）]]
[[1981年]][[7月29日]]に、[[エドワード・スペンサー (第8代スペンサー伯爵)|スペンサー伯爵]]令嬢[[ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)|ダイアナ]]と[[結婚]]した。その後2人の王子が誕生した。しかし、結婚後も以前から交際していた[[カミラ (コーンウォール公爵夫人)|カミラ・パーカー・ボウルズ]]との[[不倫]]関係が続き、同時期に複数の男性との不倫に走ったダイアナとの関係は極度に悪化した。[[1992年]]ダイアナと別居、[[1996年]]8月にダイアナと[[離婚]]した。

その後[[1997年]]にダイアナが[[パリ]]で交際相手の実業家とともに事故死したが、この際にチャールズはダイアナの姉妹とともにパリへ移動している。ダイアナが過剰な報道から逃れるために法定速度を超えた車に乗っていて事故死したため、チャールズは報道機関に2人の王子に対する報道の自粛を要請。イギリスの各報道機関との間で協定が結ばれた。

=== 再婚 ===
[[ファイル:George W. Bush and the Prince of Wales with spouses.jpg|thumb|[[ジョージ・W・ブッシュ]]及び[[ローラ・ブッシュ]]夫妻並びにチャールズ及び[[カミラ (コーンウォール公爵夫人)|カミラ]]夫妻（2005年11月）]]
元妃の死後、カミラと公然と交際するようになり、事実婚の関係にあったが、[[2005年]][[4月8日]]に[[ウィンザー城]]礼拝堂で正式に結婚することが発表された。しかし、[[ローマ教皇]]・[[ヨハネ・パウロ2世 (ローマ教皇)|ヨハネ・パウロ2世]]の葬儀が4月8日に執り行われることになったため、[[4月9日]]に延期された。カミラは亡きダイアナに配慮して、「コーンウォール公妃」と称することが発表された。すなわち、プリンセス・オブ・ウェールズ（ウェールズ公妃/王太子妃）を名乗ることは無い<ref>{{cite web|url=http://allabout.co.jp/relationship/love/closeup/CU20050213A/index2.htm|title=チャールズ皇太子とカミラさんの再婚に賛成?反対?30年来の恋を成就させて結婚へ『自分の意思を貫く強さを持つカミラさん』|date=2005年2月16日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|ALL About}}}}</ref>。

[[イングランド国教会]]にはその首長たる国王が離婚経験者と結婚する事を認めない規定がある<ref>{{cite web|url=http://allabout.co.jp/relationship/love/closeup/CU20050213A/|title=チャールズ皇太子とカミラさんの再婚に賛成?反対?30年来の恋を成就させて結婚へ『チャールズ皇太子とカミラさんの結婚』|date=2005年2月16日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|ALL About}}}}</ref>。[[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード8世]]は離婚歴のある[[ウォリス・シンプソン]]と結婚するために退位している。そのため次期国王には彼の長男であるウィリアムの方が望ましいという主張もある<ref>{{cite web|url=http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2272998/2049248|title=チャールズ皇太子とカミラ夫人に対する国民感情が好転|date=2007年8月27日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|AFPBB News}}}}</ref>。

=== 政治的姿勢 ===
リベラルな発言・行動で知られており、特に[[中国共産党]]の[[一党独裁]]国家である[[中華人民共和国]]政府には冷ややかな態度をとっている。[[1997年]]の[[香港]]返還の際には、チャールズが日記で[[中国共産党]]の上層部を「老朽した[[蝋人形]]のようだ」と表現していたことが話題となった。[[1999年]]に中華人民共和国の[[江沢民]]国家主席がイギリスを公式訪問した際、チャールズ王太子は、中華人民共和国側が大使館で開催した答礼夕食会を意図的に欠席したとされている。

また、[[チベット問題]]には長年強い関心を寄せており、[[チベット仏教]]の最高指導者・[[ダライ・ラマ14世]]とも交流がある<ref>{{cite web|url=http://jp.epochtimes.com/jp/2008/02/html/d43018.html|title=英チャールズ王太子、北京五輪不参加|date=2008年2月9日|accessdate=2008年11月16日|author=大紀元時報}}</ref>。[[2008年]]1月には、世界の要人でいち早く、[[北京オリンピック]]の式典・競技に一切出席しない意向を民間団体に表明したことが明らかになった<ref>{{cite web|url=http://www.voiceofindia.co.jp/content/view/772/81/|title=英王太子、北京五輪出席せず。中国のチベット政策に抗議|date=2008年1月29日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|VOICE OF INDIA}}}}</ref>。同年3月に中華人民共和国が実効支配している[[チベット自治区]]において争乱が生じた際には、3月20日に5月頃ダライ・ラマ14世と会談することが公表された。

== 称号及び敬称 ==
[[ファイル:Coat of Arms of Charles, Prince of Wales.svg|thumb|チャールズ王太子の[[紋章]]]]
1958年7月26日以降の完全な称号は以下のものとなっている。各国における呼称や称号、勲章は{{仮リンク|チャールズ皇太子の称号と勲章|en|List of titles and honours of Charles, Prince of Wales}}を参照。

*[[プリンス・オブ・ウェールズ|ウェールズ公]]及び{{仮リンク|チェスター伯|en|Earl of Chester}}、[[コーンウォール公]]、[[ロスシー公]]、[[キャリック伯]]、レンフルー男爵、{{仮リンク|諸島の主|en|Lord of the Isles}}、{{仮リンク|スコットランド公|en|Prince of Scotland}}及び{{仮リンク|スコットランドの大家令|en|High Steward of Scotland}}、[[ガーター勲章]]ロイヤル・ナイト・コンパニオン、[[シッスル勲章]]ロイヤル・ナイト・コンパニオン、[[バス勲章]]ナイト・グランド・クロス、[[メリット勲章]]メンバー、[[オーストラリア勲章]]ナイト、[[女王功績勲章]]コンパニオン、[[枢密院 (イギリス)|枢密顧問官]]、女王陛下付[[侍従武官]]、チャールズ・フィリップ・アーサー・ジョージ王子[[殿下]]（{{lang|en|His Royal Highness The Prince Charles Philip Arthur George, Prince of Wales and Earl of Chester, Duke of Cornwall, Duke of Rothesay, Earl of Carrick, Baron of Renfrew, Lord of the Isles, Prince and Great Steward of Scotland, Royal Knight Companion of the Most Noble Order of the Garter, Royal Knight Companion of the Most Ancient and Most Noble Order of the Thistle, Knight Grand Cross of the Most Honourable Order of the Bath, Member of the Order of Merit, Knight of the Order of Australia, Companion of the Queen's Service Order, Member of Her Majesty's Most Honourable Privy Council, Aide-de-Camp to Her Majesty}}）

=== 過去の呼称 ===
*1948年11月14日- 1952年2月6日 : エジンバラ公王子チャールズ殿下
*1952年2月6日- : コーンウォール公チャールズ殿下
**1952年2月6日- ：ロスシー公チャールズ王子殿下（スコットランドにおける呼称）

=== 法定推定相続人としての日本語での呼称について ===
イギリスの次期王位継承者で王子である事から、字義的には本来なら「'''王太子'''」とすべきであるが、日本では一般に'''[[皇太子]]'''と呼ばれる事が多い。ただしこれは、”チャールズ皇太子"に限った話ではなく、その他の国の次期君主位継承者全てに言える。

== 子女 ==
{{British_Royal_Family}}
* 妃（1981年 - 1996年）：[[ダイアナ (プリンセス・オブ・ウェールズ)|ウェールズ公妃ダイアナ]]
<!--ここにカミラを書くと、両王子がカミラとの子の如く見えるので、カミラは下に移動。また妃を併記するに当たり、結婚期間を記載したが、名前の後に置くと生没年の如く見えるので、名前の前に記載-->
** [[ウィリアム (ケンブリッジ公)|ケンブリッジ公ウィリアム王子（ウィリアム・アーサー・フィリップ・ルイス）]]（1982年生）
** [[ヘンリー・オブ・ウェールズ|ヘンリー王子（ヘンリー・チャールズ・アルバート・デイヴィッド）]]（1984年生）
* 妃（2005年 - ）：[[カミラ (コーンウォール公爵夫人)|コーンウォール公爵夫人カミラ]]

==人物像==
*[[王宮]][[衛兵]]に[[黒人]]がいないことを指摘して改めさせるなどの[[リベラル]]な発言で知られる（かつて[[植民地]]として支配していた国を中心に形成されている[[イギリス連邦]]からの[[移民]]を受け入れているイギリスには、非[[白人]]の国民も多い）。
*[[環境問題]]に強い関心を抱いており、自身の私的な不動産であるコーンウォール公領では[[有機農産物|有機食品]]を生産している。1992年に創設した[[イギリス]]の有機食品[[ブランド]]「[[ダッチー・オリジナルズ]]」<ref>[http://www.duchyoriginals.com/ {{lang|en|Duchy Originals}}]</ref>の[[オーナー]]である。所有するハイグローブの[[別荘]]で栽培された農産物を使用している。また自ら所有する家庭菜園でも有機農法を実践している<ref>津野志摩子 『恐るべき食品添加物と問題児-イギリスのホールフード運動』バーディ出版、1989年11月。ISBN 978-4-7918-0466-5。9頁</ref>。また動物愛護の観点から[[2008年]]3月に自邸での[[フォアグラ]]の使用を禁止した<ref>{{cite web|url=http://www.afpbb.com/article/life-culture/life/2357296/2688371|title=チャールズ英皇太子、公邸でのフォアグラ料理を禁止|date=2008年3月1日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|AFPBB News}}}}</ref>。
*[[ファストフード]]に非常に批判的であり、[[2006年]][[2月27日]]には訪問先の[[アラブ首長国連邦]]で「[[糖尿病]]対策として[[マクドナルド]]を禁止すべきだ」と発言し、物議を醸した。これに対してはイギリスのトップ[[シェフ]]から「一度も[[ビッグマック]]を口にしたことがないと思われる王太子が、このようなコメントを発表するのは間違っており、愚かなこと」と批判する声もある<ref>{{cite web|url=http://www.japanjournals.com/dailynews/070301/news070301_2.html|title=「下手なレストランよりは優秀」-元ミシュラン三ツ星シェフが「マクドナルド」を絶賛|date=2007年3月1日|accessdate=2008年11月16日|author={{lang|en|Intennet JOURUEY}}}}</ref>。
*[[1974年]]10月21日に発行された「上流人と味覚」という冊子のインタビュー記事において[[イカ]]の[[刺身]]に対して「ゴム管の細切れを噛んでいるようだ」とコメントし大嫌いな食べ物だと述べている。またタコに対しても「見るだけでゾっとする」と述べている。
*チャールズは、科学的な根拠が全くない[[疑似科学]]である[[ホメオパシー]]、[[ハープ]]療法をはじめとする[[代替医療]]を強く支持している。ホメオパシーはイギリスにおいて深刻な社会問題となっており、政府がその非科学性を訴えているにも関わらずかなりの英国民の支持を獲得している。政府は代替医療の保険適用を中止する検討会を開催していたが、チャールズは2009年に8つの政府機関へホメオパシーに対する[[NHS]]の保険適用の拡充を訴えるレターを送り、さらに2010年には閣僚との秘密裡の会談でも同様の主張をおこなった。政策への関与が禁止されているロイヤルファミリーの一員が影響力の行使を企てたこと、将来君主となるべき人物が疑似科学を信奉していることが強く批判されている<ref>[http://www.thisislondon.co.uk/standard/article-23777592-prince-charles-homeopathy-must-be-saved-from-new-eu-rules.do {{lang|en|Prince Charles: Alternative medicine must be saved from new EU rules.}}], ズィスイズロンドン誌、2009年12月1日</ref><ref>[http://www.dailymail.co.uk/news/article-1252745/Prince-Charles-backed-homeopathy-secret-talks-ministers.html {{lang|en|Prince Charles 'backed homeopathy in secret talks with ministers'}}]、デイリーメール誌、2010年2月21日</ref>。チャールズは1993年に代替医療の推進を目標とする団体プリンスズ・ファンデーション・フォー・インテギュレティド・ヘルス<ref>{{lang-en-short|Prince's Foundation for Integrated Health}}</ref>を立ち上げたが、元責任者が詐欺とマネーロンダリングの疑いで逮捕され、団体もこの犯罪に利用されていたことが判明したため2010年に解散した<ref>[http://www.guardian.co.uk/uk/2010/apr/26/prince-charles-aide-homeopathy-charity-arrested {{lang|en|Prince Charles's aide at homeopathy charity arrested on suspicion of fraud.}}]、ガーディアン誌、2010年4月26日</ref>。日本における代替医療の賛同者はチャールズの音頭により5か年計画で国家レベルでの[[代替医療]]の研究が進められているとしている<ref>{{cite web|url=http://www.jcam-net.jp/topics/data/cam_guide.pdf|title=がんの補完代替医療ガイドブック-厚生労働省がん研究助成金研究|date=2006年4月 |accessdate=2008年11月16日 |author=日本補完代替医療学会}}</ref>。
*歴史的建造物の保存や都市景観の問題に関心が深く、『英国の未来像　建築に関する考察』<ref>{{lang-en-short|A Vision of Britain: A Personal View of Architecture}}</ref>を著し、ロンドンのシティ・ホールや[[ロイズ]]保険ビル、[[HSBC]]タワーなどの近代的な建築物のデザインを批判し、歴史的建造物の保存への関心を高めるよう提唱した。また、同名のドキュメンタリー番組に自ら出演し、日本ではNHKが1989年4月18日に『チャールズ皇太子・現代建築への提言』の題名で放送した。
*2011年4月20日、王太子の在任期間が、59年2ヶ月14日となり、[[エドワード7世 (イギリス王)|エドワード7世]]の記録を抜いて、歴代1位となる。
*スーツ及びタキシード等のジャケットはダブルブレストのものを好んで着用する。
*[[2012年]][[5月10日]]、[[BBC]]の６０周年記念で訪れた皇太子が[[天気予報]]のコーナーに出演した<ref>[http://www.asahi.com/olympics/columns/londonjournal/TKY201205170186.html ツイッターから天気予報まで　イギリス王室の宣伝戦略]</ref><ref>[http://rocketnews24.com/2012/05/11/211483/ チャールズ皇太子が「お天気お兄さん」として登場しイギリス国民びっくり！　英国ネットの声「いい仕事をした！」]</ref><ref>[http://www.news24.jp/articles/2012/05/11/10205467.html チャールズ皇太子夫妻がお天気キャスターに]</ref><ref>[http://www.eigotown.com/new/news/video/英語動画スタート/ チャールズ皇太子がお天気キャスターに]</ref>。この時、王室に関係の深い地域の天気予報も表示された。

== 御用達ブランド ==
チャールズがロイヤル・ワラント（[[御用達]]指定）を与えた[[ブランド]]（一部）。

* [[アストン・マーティン]]（[[自動車]]）
* [[ランドローバー]]（自動車）
*　ソニー（電化製品）
* [[バーバリー]]（洋服）
* エッティンガー（革製品）
* トリッカーズ（靴）
* ハルシオン・デイズ（小物）
* ペンハリガン（[[香水]]）
* フローリス（香水、[[石鹸]]類）
* [[リッツ・ロンドン]]（ケータリングおよびバンケット）
* [[トワイニング]]（[[紅茶]]）
* ナイロビコーヒー（[[コーヒー]]）
* [[ラフロイグ]]（[[スコッチ・ウイスキー]]）
* [[:en:J. Barbour & Sons|バブアー]]（野外防水衣料品）
* ジェームス・ロック（帽子）
*ハーディ（釣り具）

== 逸話 ==
[[パリス・ヒルトン]]から「[[セント・ポール大聖堂]]で結婚式をさせて欲しい」との手紙を貰った事がある。だが王室の冠婚葬祭にしか使用できない為、丁寧に断ったようである<ref>{{cite web|url=http://cinematoday.jp/page/N0006791|title=パリス・ヒルトン、ロイヤルウエディングの夢は実現ならず|date=2005年7月22日 |accessdate=2008年11月16日 |author=シネマトゥデイ}}</ref>。
なお、パリスは[[ロンドン]]がどこにあるのかを知らない<ref>{{cite web|url=http://www.oricon.co.jp/news/entertainment/10102/|title=お騒がせパリス・ヒルトン訴えられる|date=2006年1月25日 |accessdate=2008年2月19日 |author=OPICON STYLE}}</ref>（ただし、アメリカ人でヨーロッパの国の位置を正確に言えるのは、ごく稀である<ref>{{lang|fr|Sacrés Américains! Nous, les Yankees, on est comme ça.}}、ISBN 4-88008-337-2 - [[テッド・スタンガー]]</ref>）。

== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|2}}

== 参考文献 ==
*[[君塚直隆]]『チャールズ皇太子の地球環境戦略』（[[勁草書房]]、2013年）

== 関連項目 ==
{{Commons|Charles, Prince of Wales}}
* [[イギリス王室]]
* [[ウィンザー朝]]

== 外部リンク ==
* [http://www.princeofwales.gov.uk/ チャールズ王太子公式サイト] {{en icon}}
* [http://www.princeofwales.gov.uk/news/index.php 再婚に関する王室の発表]
{{Start box}}
  {{英王位継承box|before=-|beforenote=本項人物が最上位|orderprec=1|afternote=[[ケンブリッジ公爵]]|after=[[ウィリアム (ケンブリッジ公)|ウィリアム王子]]}}
{{End box}}

{{s-start}}
{{s-hou|[[ウィンザー家]]|1948年|11月14日|||[[ヴェッティン家|ヴェッティン]]}}
{{s-reg}}

{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[ウェールズ大公]]|years= [[1958年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[コーンウォール公爵]]|years= [[1952年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[ロスシー公爵]]|years= [[1952年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[チェスター伯爵]]|years= [[1952年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[キャリック伯爵]]|years= [[1952年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{s-bef|before= [[エドワード8世 (イギリス王)|エドワード王子]]}}
{{s-ttl|title={{flagicon|GBR}} [[レンフルー男爵]]|years= [[1952年]] -  }}
{{s-aft| after= 受爵中}}
|-
{{end}}

{{DEFAULTSORT:ちやあるす}}
{{Link FA|ms}}
[[Category:プリンス・オブ・ウェールズ]]
[[Category:イギリス王室]]
[[Category:マウントバッテン＝ウィンザー家]]
[[Category:ガーター勲章]]
[[Category:メリット勲章]]
[[Category:イギリスの慈善家]]
[[Category:シティ・オブ・ウェストミンスター出身の人物]]
[[Category:ケンブリッジ大学出身の人物]]
[[Category:1948年生]]
[[Category:存命人物]]