ダンロップフェニックストーナメントのソースを表示

{{notice|[[スポンサー]]の過剰な記述はご遠慮下さい。（[[プロジェクト:放送番組]]での合意事項に基づく）}}
{{ゴルフ大会
| tournament_name  = ダンロップフェニックストーナメント
| location         = [[宮崎県]]
| establishment    = [[1974年]]
| course           = フェニックスカントリークラブ
| par              = Par71（2008年 - ）
| yardage          = 7027yards（2013年）
| tour             = [[日本ゴルフツアー機構]]
| format           = ストロークプレー
| purse            = 2億円（2013年）
| month_played     = [[11月]]
| defunct          = <!-- 任意入力 -->
| aggregate        = 
| to-par           = -19 {{Flagicon|JPN}} [[片山晋呉]]（2000年）
| Current Champion = {{Flagicon|ENG}} [[ルーク・ドナルド]]（2013年）
}}
'''ダンロップフェニックストーナメント''' ('''DUNLOP PHOENIX TOURNAMENT''') は、[[日本ゴルフツアー機構]] (JGTO) 公認による男子プロ[[ゴルフ]][[トーナメント方式|トーナメント]]の一つである。

== 概要 ==
[[住友ゴム工業]]・[[シーガイア|フェニックス・シーガイア・リゾート]]（旧・フェニックス国際観光）・[[毎日放送]]（MBS）主催で、[[宮崎市]]のシーガイア内にある「フェニックスカントリークラブ」にて毎年11月第3週から第4週に開催されている。[[1974年]]の第1回以来、[[2013年]]に第40回を迎えた伝統ある国際的ゴルフトーナメントであり、日本国内はもちろん、世界のトッププレーヤーが男子プロゴルフ最高額となる賞金総額2億円、優勝賞金4000万円（2013年現在）を賭けて争う。優勝者には副賞として[[ドイツ]]製高級車[[メルセデス・ベンツ]]<ref>過去、優勝副賞の車は[[日産自動車|日産]]（[[1991年]]まで）や[[本田技研工業|ホンダ]]（[[1992年]]）から贈呈されていた。メルセデス・ベンツが副賞になったのは[[1993年]]からである。なお、副賞の車が置かれているのは17番ホールのティーグラウンドである（但し2011年以降は優勝副賞とは別の車が置かれている）。</ref>が贈られる。

過去40年間には帝王[[ジャック・ニクラス]]をはじめ、[[ジョニー・ミラー]]、[[ヒューバート・グリーン]]、[[トム・ワトソン]]、[[セベ・バレステロス]]、[[クレイグ・スタドラー]]、[[ラリー・ネルソン]]、[[フレッド・カプルス]]、[[アーニー・エルス]]、[[グレグ・ノーマン]]、[[ビジェイ・シン]]、[[フィル・ミケルソン]]、[[レティーフ・グーセン]]、[[セルヒオ・ガルシア]]、[[デビッド・デュバル]]、[[パドレイグ・ハリントン]]、[[ルーク・ドナルド]]、[[タイガー・ウッズ]]など数々の世界のトッププレーヤーが参戦したトーナメントである（[[アメリカ合衆国|アメリカ]][[PGAツアー]]は11月初旬にシーズンオフに入るため、他の日本国内大会に比べて有名選手を招待しやすい時期でもある）。

またこれまで、歴代優勝者には日本国外の数々の有名プレーヤーが名を連ねてきた。中でも[[セベ・バレステロス]]、ボビー・ワドキンス、[[トム・ワトソン]]、[[ラリー・マイズ]]、[[トーマス・ビヨン]]、[[タイガー・ウッズ]]、[[ルーク・ドナルド]]が2度優勝を決めている。[[1993年]]の優勝者である[[アーニー・エルス]]は、当時無名と言ってよい存在であったが、翌[[1994年]]に[[全米オープン (ゴルフ)|全米オープン]]で優勝し、一躍世界的な選手となった。日本人選手では、[[尾崎将司]]が大会史上唯一の3連覇を達成しており、他には[[中嶋常幸]]、[[片山晋呉]]、[[横尾要]]、[[池田勇太]]、[[武藤俊憲]]が優勝しているが、日本人の優勝は過去40回中8回、2000年以降の14回中でも4回と少ない。

== 歴代優勝者 ==
{| class="wikitable" style="font-size:95%"
!年!!優勝者名!!国名!!備考
|-
|1974年||ジョニー・ミラー||rowspan="2"|{{USA}}||この年のみNET（現・[[テレビ朝日]]）系列で放送。
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|1975年||[[ヒューバート・グリーン]]||この年から[[TBSテレビ|TBS]]系列の放送に移行（[[ネットチェンジ|腸捻転]]解消による）。
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|1976年||グラハム・マーシュ||{{AUS}}||
|-
|1977年||[[セベ・バレステロス]]||{{ESP}}||当時20歳7ヵ月で優勝。大会最年少記録。
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|1978年||アンディ・ビーン||rowspan="3"|{{USA}}||
|-
|1979年||ボビー・ワドキンス||
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|1980年||[[トム・ワトソン]]||
|-
|1981年||セベ・バレステロス||{{ESP}}||4年ぶり2度目
|-
|1982年||カルビン・ピート||{{USA}}||
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|1983年||陳志明||{{TWN}}||
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|1984年||スコット・シンプソン||{{USA}}||
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|1985年||[[中嶋常幸]]||{{JPN}}||日本人選手として初制覇
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|1986年||ボビー・ワドキンス||rowspan="6"|{{USA}}||7年ぶり2度目
|-
|1987年||[[クレイグ・スタドラー]]||
|-
|1988年||ケン・グリーン||
|-
|1989年||rowspan="2"|[[ラリー・マイズ]]||rowspan="2"|大会連覇
|-
|1990年
|-
|1991年||[[ラリー・ネルソン]]||
|-
|1992年||デビッド・フロスト||rowspan="2"|{{RSA}}||
|-
|1993年||[[アーニー・エルス]]||
|-
|1994年||rowspan="3"|[[尾崎将司]]||rowspan="3"|{{JPN}}||rowspan="3"|大会3連覇<br />1994年大会は2日目が雨で中止、54ホールに短縮。<br />1995年大会からパー71に変更。
|-
|1995年
|-
|1996年
|-
|1997年||トム・ワトソン||{{USA}}||17年ぶり2度目
|-
|1998年||[[リー・ウエストウッド]]||{{ENG}}||
|-
|1999年||[[トーマス・ビヨン]]||{{DEN}}||
|-
|2000年||[[片山晋呉]]||{{JPN}}||
|-
|2001年||[[デビッド・デュバル]]||{{USA}}||
|-
|2002年||[[横尾要]]||{{JPN}}||
|-
|2003年||トーマス・ビヨン||{{DEN}}||4年ぶり2度目
|-
|2004年||rowspan="2"|[[タイガー・ウッズ]]||rowspan="2"|{{USA}}||rowspan="2"|大会連覇
|-
|2005年
|-
|2006年||[[パドレイグ・ハリントン]]||{{IRL}}||この年からパー70に変更。
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|2007年||[[イアン・ポールター]]||{{ENG}}||
|-
|2008年||[[プラヤド・マークセン]]||{{THA}}||距離延長に伴いパー71に変更。
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|2009年||[[エドアルド・モリナリ]]||{{ITA}}||
|-
|2010年||[[池田勇太]]||rowspan="2"|{{JPN}}||
|-
|2011年||[[武藤俊憲]]||3日目が雨によるコースコンディション不良のため中止。54ホールに短縮。
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|2012年||rowspan="2"|[[ルーク・ドナルド]]||rowspan="2"|{{ENG}}||rowspan="2"|大会連覇
|-
|2013年
|}

== テレビ中継 ==
*テレビ中継は[[MBSテレビ|毎日放送]]と[[宮崎放送]]の共同制作により地上波放送は[[TBSテレビ|TBS]]系列24局（但し[[青森テレビ]]・[[テレビ山梨]]・[[テレビ山口]]・[[テレビ高知]]は除く）ネットで、また[[衛星放送|CS放送]]の[[GAORA]]で放送されている。系列外の[[秋田テレビ]]（[[フジネットワーク|FNS系列]]）でも翌年正月に録画放送（[[遅れネット]]）される。なお2007年大会まではBSデジタル放送のBS-i（現・[[BS-TBS]]）でも放送されていた。更にCSゴルフ専門チャンネルの[[ゴルフネットワーク]]でも、3日目と最終日の模様をTBS系列での放映から1週間以内に後日放映される。かつては[[関西ローカル]]（毎日放送）にて最終日の模様を日曜10:00 - 11:24で放送されたが、[[2007年]]以降は行っていない。

=== 歴代実況アナウンサー ===
* 初代：[[井上光央]]（[[1974年]] - [[1984年]]）
* 2代目：[[水谷勝海]]（[[1985年]] - [[1998年]]）
* 3代目：[[平松邦夫]]（[[1999年]]・[[2000年]]）
* 4代目：[[馬野雅行]]（[[2001年]] - ）
** 井上はあるラジオ番組で、「この大会でどうしても日本人選手が優勝出来ないので水谷さんにバトンタッチしたら、途端に中嶋選手が優勝した」と語っていたことがある。

== 関連番組 ==
; フェニックスチャレンジ
: フェニックスカントリークラブに隣接するトム・ワトソン・ゴルフコースを舞台にして行われる[[ゴルフ]][[ゲーム]]。元々は[[2001年]]まで行われた「[[ゴルフバトルロイヤル]]」で日本の名ゴルフプレーヤーの[[青木功]]を相手に国内のトッププレーヤー5名の選手が[[サドンデス]]方式のゲームで先にホールアウトした選手が勝ち抜けし、最下位になった選手は敗者となり次々と脱落するルールで最後まで残った選手が勝者となる。[[2002年]]からスタートの第1回はタイガー・ウッズをはじめ、デビッド・デュバル、セルヒオ・ガルシア、崔京周、片山晋呉が参戦し、6ホールでのポイントターニー方式でポイントの多い選手が勝者ちなるゲームで、タイガー・ウッズが優勝をおさめた。[[2003年]]からはプロとアマの8選手が1対1のマッチプレーによる[[トーナメント方式]]で戦い、1回戦2ホールの成績で勝敗を決定し、準決勝、決勝はサドンデス形式で行われる。1打1打勝負を左右する一瞬も気を抜けない真剣勝負である。
:2009年は男女ペアの3チーム対抗戦（男子プロ=[[石川遼]]、[[宮本勝昌]]、[[ビジェイ・シン]]、女子プロ=[[古閑美保]]、[[横峯さくら]]、[[馬場ゆかり]]。組み合わせは抽選で決定）による5ホールズストロークプレーで争った。
: 解説を青木、司会進行を馬野が務める。なおこの試合の模様をキー局の毎日放送をはじめ、TBS、[[CBCテレビ]]、[[北海道放送]]、[[RKB毎日放送]]、宮崎放送及び系列外の[[秋田テレビ]]にて毎年12月中旬 - 下旬（または正月）ごろにテレビ放送される。
:2006年から[[京セラドキュメントソリューションズ]]（当初「京セラミタ」）が協賛している。

== 脚注 ==
<references />

== 外部リンク ==
* [http://dpt.gr.jp/ ダンロップフェニックストーナメント]
* [http://golf.seagaia.co.jp/pcc/ フェニックスカントリークラブ]

{{日本ゴルフツアー}}

{{DEFAULTSORT:たんろつふふえにつくす}}
[[Category:日本ゴルフツアー]]
[[Category:毎日放送]]
[[Category:毎日放送の特別番組]]
[[Category:宮崎放送]]
[[Category:TBSの特別番組]]
[[Category:宮崎県のスポーツ]]
[[Category:ダンロップ]]