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{{otheruses||出版会社|ソーテック社}} '''ソーテック'''とは[[オンキヨー]]株式会社が販売していた[[パーソナルコンピュータ]]の[[ブランド]]名である。かつては'''株式会社ソーテック'''のブランド名だった([[ソーテック#株式会社ソーテック|後述]])。オンキヨーは、ソーテックブランドのパーソナルコンピュータに加え、comfix(コムフィックス)ブランドで周辺機器も販売していた。 なお、2009年にONKYOブランドに統合する事が発表され、ソーテックブランドは消滅した。 == 現状 == 主に[[OEM]]でPCを製造、販売していた株式会社ソーテックは[[1990年代]]後半、[[大韓民国|韓国]]の三宝コンピュータ(トライジェム)製PCを当時破格の10万円以下で発売、一時期シェアを大きく伸ばした。しかし品質管理やサポート体制が販売量に追い付かずに問題となった。市場評価急落と景気低迷により業績が低下したため、[[キョウデン]]グループ入りを経て英国資本アクティブ・インベストメント・パートナーズ傘下で再建を図った。 その後[[2008年]]、PC部門の強化を目論んでいたオンキヨーがソーテックを吸収合併し、ソーテックはオンキヨーのブランドとなった。 なお、オンキヨーとの合併後、パソコンの製造やサポートなどは子会社の鳥取オンキヨー(現・オンキヨートレーディング)が受け持っており、かつてのソーテック時代の体制は引き継がれていない。 [[2009年]][[9月17日]]、ソーテックブランドのPCを全廃し、社名の「オンキヨー」ブランドに統一する方針であると報道された<ref name=pcwatch20090917>{{Cite web|author=PC Watch ([[Impress Watch]])|coauthors=|date=2009-09-17|url=http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20090917_316225.html|title=オンキヨー、「SOTEC」ブランドを廃止し「ONKYO」に統合|language=|accessdate=2009-09-17}}</ref>が、実際にはソーテック・オンキヨーの両ブランドのPCは平行して販売され<ref>{{Cite web|author=PC Watch ([[Impress Watch]])|coauthors=|date=2009-09-17|url=http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/gyokai/20090918_316630.html|title=■大河原克行の「パソコン業界、東奔西走」■ ソーテックブランドのPCはこれからも継続的に出荷する ~オンキヨーブランド展開について、菅正雄常務取締役に聞く|language=|accessdate=2009-09-19}}</ref>、ソーテックブランドが完全に廃止されたのは2010年である。 2014年現在はラインナップを大幅に減少させており、小型のノートパソコンを1機種販売するほどになっている。 == 主な製品 == {{節stub}} === デスクトップPC === *E7シリーズ *S5シリーズ *BJシリーズ *DTシリーズ *PGシリーズ *PVシリーズ *PXシリーズ === ノートPC === *C1シリーズ *R5シリーズ *R7シリーズ == 株式会社ソーテック == {{基礎情報 会社 |社名 = 株式会社ソーテック |英文社名 = Sotec Co., Ltd. |ロゴ = |種類 = [[株式会社]](解散) |市場情報 = {{上場情報 | ヘラクレス | 6829 |2000年9月7日 |2008年7月15日 }} |略称 = SOTEC |国籍 = |本社所在地 = [[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]]東日本橋1-11-5<br />リバーサイド和興ビル7~9階 |設立 = [[1984年]][[4月3日]] |業種 = 3650 |統一金融機関コード = |SWIFTコード = |事業内容 = パーソナルコンピュータ及び周辺機器の開発、製造、販売とそれに付随する事業 |代表者 = 代表取締役社長 菅正雄 |資本金 = 94億4909万円<br />(2007年12月31日現在) |売上高 = 117億843万円<br />(2007年4月~12月) |総資産 = |従業員数 = |決算期 = 12月31日 |主要株主 = [[オンキヨー]] 50.1% |主要子会社 = |関係する人物 = 大邊創一(ソーテック及び[[工人舎]]創業者)<br />大朏直人(オンキヨー会長兼社長) |外部リンク = [http://www.sotec.co.jp/ www.sotec.co.jp] |特記事項 = |}} === 概要 === 主に日本国外向け[[ラップトップパソコン|ラップトップ型]]、[[ノートパソコン|ノート型]]PCの製造販売、[[OEM]]を手掛けていた。 [[1997年]]、生産依託先の三宝コンピュータ(トライジェム)に事実上買収され、国内向け[[デスクトップパソコン|デスクトップ型]]PC販売へ進出。1999年、10万円を切るパソコンを発表。「しまったー! 99800円のパソコンなんてどう考えても安くしすぎだ! うっかり、してました」という特徴的なコーラスのテレビCMを放映し、消費者にインパクトを与えた。同時にダイレクト販売も開始したが、下記の品質問題や[[iMac]]に酷似した一体型パソコン「e-one」の販売差止が痛手となり、筆頭株主が三宝から[[キョウデン]]に交替しキョウデングループ入りした。 その後[[CD-R]]/[[CD-RW|RW]]ドライブ搭載製品をいち早く販売したり、特定のプロバイダと契約することによりパソコンを無料で寄贈する「タダパソ」のサービスを、[[2007年]]1月まで実施するなど、従来の常識にとらわれない斬新なアイデアを盛り込んだ製品を多数送り出した。 しかし品質管理の甘さ(これは後年ソーテック自身が認める事になる)により多くのクレームを引き起こした。サポートの電話も混雑して繋がらず、ソーテックも「電話、1台しかないんか!」と題する自虐的広告を出す程だった<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/0204/11/sotec.html 「電話,1台しかないんか!」――もう大丈夫!?ソーテックのサポート体制] - [[ITmedia|ITmediaニュース]]、2013年4月17日閲覧。</ref>。その結果知名度は上昇したが、皮肉にも売上高は急降下することとなる。 [[2004年]]、キョウデンが持ち株を[[ロスチャイルド家|ロスチャイルド]]・[[三井物産]]合弁のアクティブ・インベストメント・パートナーズに売却。創業者の大邊創一がソーテックを離れ、新たに'''[[工人舎]]'''([[#沿革|後述]]のものとは別の新会社)を設立した。 [[2007年]][[7月2日]]、大手音響メーカ[[オンキヨー]]による公開買い付けおよび第三者割り当ての引き受けにより、オンキヨーの子会社となることが決定。続く2007年9月、菅正雄を代表取締役社長に迎える。新体制としてオンキヨーとソーテックの組織体制の統合、営業拠点の統合がスタートする。 [[2008年]]6月を目途に、修理・保守、問い合わせに対応するリペアセンターとコールセンター機能を、PC生産拠点(鳥取オンキヨー)と一本化することを発表。統合により迅速な修理・保守体制を確立することで、消費者へのサービス、満足度を高めることを目標とする。なお、2008年に入り営業拠点の統合が完了した。 2008年[[3月19日]]、[[9月1日]]をもってオンキヨーに吸収合併されることを発表。9月1日に正式に解散、ソーテックはオンキヨーが発売するPCのブランドとなった。 === 沿革 === *[[1977年]] 横浜総合ハムセンターの社員だった大邊創一が、父の出資で[[アマチュア無線]]店の「ハマーズ」と、ソーテックの前身のマイコンショップ(旧)「工人舎」を横浜市内に設立。輸入[[ソフトウェア]]販売、自社開発した[[フロッピーディスク|FDD]]などで業績を拡大する。 *[[1984年]]4月 (旧)工人舎の技術部問を分社化し、株式会社ソーテック設立。社名は「大邊創一+テクノロジー」からソーテックとなった。米に現地法人を設立し、PCの製造販売を本格化。 *[[1989年]] ソーテックと(旧)工人舎が合併、ソーテックを存続法人とする。[[IBM PC/AT]]互換ラップトップPCの輸出が伸張。 *[[1993年]] ノートパソコン「WinBook」の国内販売開始。 *[[1996年]] 業績拡大に伴い、本社を[[横浜ランドマークタワー]]へ移転。 *[[1997年]] 生産依託先の韓国・三宝コンピュータ(トライジェム)の傘下に入る。デスクトップ型パソコン「PC STATION」の国内販売開始、直販にも着手。 *[[1999年]] 三宝の主導で[[iMac]]に酷似した一体型パソコン「e-one」を発売し、販売差止処分を受ける。品質に対する膨大なクレームも相俟って業績が急降下したためキョウデンと資本・業務提携し、三宝の出資比率を下げた。大邊はキョウデン取締役を兼任。 *[[2000年]] **「AFiNA」ブランドを発表、展開開始。 **[[5月16日]] テクニカルサポート業務を請け負う、連結子会社 株式会社ソーテック・イー・サービスを設立。 **[[6月21日]] [[ケンウッド]]と包括的な業務提携を行うことに合意したと発表。 **[[9月7日]] [[ナスダックジャパン]](現[[ヘラクレス_(有価証券市場)|ヘラクレス]])市場に新規上場。 *[[2004年]] 創業者の大邊が退社し、(新)[[工人舎]]を設立。[[キョウデン]]が持ち株をアクティブ・インベストメント・パートナーズに売却し、キョウデングループから離脱。 *[[2005年]] **6月 代表取締役社長に山田健介が就任。[[OCN]]光「[[Bフレッツ]]」への加入を条件にパソコンを無料でプレゼントするサービス「[http://www.sotec.co.jp/direct/freepc/index.html タダパソ]」開始。 **10月 本社を[[横浜市]][[西区 (横浜市)|西区]][[みなとみらい]]2-2-1([[横浜ランドマークタワー]]36階)から、[[東京都]][[中央区 (東京都)|中央区]]東日本橋1-11-5へ移転。 *[[2006年]] **1月 新ブランド「[[#e-three|e-three]]」を法人向けに販売開始。 **[[5月31日]] 現地法人社長の不祥事や業績悪化を理由に、韓国の関連会社ソーテック・コンピューター・コリアの解散を決定<ref>{{cite press release|title=海外現地法人元社長告発の結果及び同法人の解散に関するお知らせ|url=http://www.sotec.co.jp/ir/data/20060531.pdf|publisher=ソーテック|date=2006-05-31|accessdate=2006-06-02}}</ref>。三宝との資本関係が切れる。 **[[9月1日]] 株式会社ソーテック・イー・サービスを吸収合併。 *[[2007年]] **[[7月2日]] オンキヨーが引き受け先に決定。 **[[8月4日]] ソーテック大阪アウトレットショップを開設し、在庫処分を図る。 **[[9月28日]] 代表取締役社長に菅正雄が就任。前任の山田健介は取締役・相談役。 *[[2008年]] **3月 オンキヨーグループ、鳥取オンキヨー(鳥取県倉吉市秋喜、鈴木豊樹社長)倉吉工場をパソコン生産拠点化することを発表。従来、鳥取オンキヨー倉吉工場で製造していたオーディオ機器の生産ラインは残しつつもラインの大部分を三重県などの工場へシフトしトップブランドであるオンキヨーの技術を取り入れた新パソコンの製造開発を手掛ける。 **[[7月3日]] ソフトウェアのダウンロード販売サービスを開始~「SOTEC SOFT DIRECT」を開設~。 **[[7月14日]] ヘラクレス市場での売買最終日。 **[[7月15日]] ヘラクレス市場より上場廃止。 **[[7月22日]] 株式交換によりオンキヨーの完全子会社化。 **9月1日 オンキヨーに吸収合併され解散。PCブランドとしてのソーテックは存続。 *[[2009年]] **[[1月31日]] 旧在庫処分終了につき、ソーテック大阪アウトレットショップを閉店。 **[[9月17日]] 「SOTEC」ブランドに加えて社名の「ONKYO」ブランドのPCを投入することを発表。同年10月下旬に発売される[[Microsoft Windows 7|Windows 7]]搭載の新モデル以降、全てオンキヨーブランドとなった。 === 製品 === ==== PC STATION ==== '''PC STATION'''(ピー・シー・ステーション)はソーテックが販売していた[[デスクトップパソコン]]。店頭での販売のほか、[[BTO]]による直販も行っていた。[[コマーシャルメッセージ|コマーシャル]]では[[俳優]]の[[竹野内豊]]が出演。 「PCメーカ初」と称しハイエンド[[3DCG]]製作ソフトウエアー、[[オートデスク]]社製[[Maya]]のバンドル製品を発売。 ==== WinBook ==== '''WinBook'''(ウィンブック)はソーテックが販売していた[[ノートパソコン]]。店頭での販売のほか、BTOによる直販も行っていた。コマーシャルでは[[力士]](当時)の[[舞の海秀平|舞の海]]が出演。 ==== Afina ==== '''Afina'''(AFiNA、アフィーナ)はソーテックが販売していたパーソナルコンピュータ。[[#PC STATION|PC STATION]]や[[#WinBook|WinBook]]シリーズよりもコンシューマ向けという位置づけだった。個性的なデザインを採用し、話題となる。 *AFiNA AV:[[音響機器|オーディオ]]メーカーの[[ケンウッド]]とのコラボレーションモデル。ケンウッドの[[ミニコンポ]]「[[Avino|Avino(アヴィーノ)]]」と、それにマッチした筐体デザインの本体で構成される。のちに本体部分のみの販売も開始された(AFiNA PC)。コマーシャルでは俳優の[[竹野内豊]]が出演。 *AFiNA Style:ディスプレイ一体型デスクトップ。使用時以外はディスプレイを覆いかぶせるようにキーボード部分を持ち上げることができる。コマーシャルでは[[歌手]]の[[PUFFY|パフィー]]が出演。 *AFiNA Note(AN250):B5サイズノートパソコン。モバイル[[Celeron]]プロセッサ500MHz搭載 *AFiNA Pad:Smart Displays端末。 *AFiNA Tablet AT:コンバーチブルタイプの[[タブレットPC]]。 *Afina AC:キューブ型デスクトップ。 *Afina AS:ディスプレイ一体型デスクトップ。その個性的なデザインから、[[ハイヒール]]パソコンと呼ばれる。 *Afina AQ:ワイド液晶ディスプレイを採用したノートパソコン。 *Afina AP:A4サイズノートパソコン。[[Centrino|インテル Centrino モバイルテクノロジ]]を採用。 *Afina AL:B5サイズノートパソコン。[[Advanced Micro Devices|AMD]] [[Athlon#モバイルAthlon XP-M|モバイルAthlon XP-M]]を採用。 ==== e-one ==== '''e-one'''(イー・ワン)はソーテックが販売していた[[ブラウン管|CRT]]ディスプレイ一体型デスクトップ。米国[[eMachines]]社から発売された「[[w:eOne|eOne]]」の日本向け製品。[[L'Arc〜en〜Ciel]]が[[CMソング]]"[[Pieces]]"を歌っている「e-one 433」はブルーのスケルトンボディを採用するなど[[iMac]]に酷似したデザインから人気を博すが[[アップル インコーポレイテッド|アップルコンピュータ]]より提訴され、[[1999年]][[9月20日]]に東京地方裁判所により製造・販売を禁止する仮処分が下された<ref>{{Cite web|date=1999年9月20日|url=http://www.watch.impress.co.jp/pc/docs/article/990920/eone.htm|title=東京地裁、e-oneに対し製造および販売禁止の仮処分決定 |accessdate=2008年9月1日 }}</ref>。[[和解]]後は全体をシルバーベースにカラーリングを変更した「e-one 500」が発売された。 ==== e-note ==== '''e-note'''(イー・ノート)はソーテックが販売していたノートパソコン。[[#WinBook|WinBook]]の下位製品。 ==== e-three ==== '''e-three'''(イー・スリー)はソーテックが法人向けに販売するパーソナルコンピュータ。[[#PC STATION|PC STATION]]や[[#WinBook|WinBook]]シリーズをベースに[http://www.e-three.jp/index.html BTOにより直販]する。 ソーテックはe-threeによりコストパフォーマンス、高い品質、そして従来同社の弱点だった充実したサポート体制という3要素を重点に法人('''e'''nterprise)向け製品を展開する方針。 2007年4月には従来の直販サイトであるソーテックダイレクトと法人会員向けの直販サイトソーテックビジネスを分離、e-threeの販売と併せて法人向けのオンラインサービスを開始。2007年7月には提携先の[[ヤマダ電機]]でe-threeの店頭販売を開始した。 == 脚注 == {{reflist}} == 外部リンク == *[http://onkyodirect.jp/ オンキヨーダイレクト] *[http://onkyo-ds.com/ オンキヨーPCのオンキヨーデジタルソリューションズ公式通販ショップ] *[http://www.jp.onkyo.com/ オンキヨー株式会社] *[http://www.otc.onkyo.com/ オンキヨートレーディング株式会社(旧・鳥取オンキヨー、ソーテックPC生産拠点)] *[http://www.hamers.co.jp/ 株式会社ハマーズ(現在は資本関係なし)] {{Company-stub}} {{DEFAULTSORT:そおてつく}} [[Category:日本の情報・通信業|廃]] [[Category:かつて存在した日本の電気機器メーカー]] [[Category:かつて存在したコンピュータ企業]] [[Category:かつて存在した東京都の企業]]
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