ソウルメトロのソースを表示

{{基礎情報 会社
|社名 = ソウルメトロ
|英文社名 = Seoul Metro
|ロゴ = 
|種類 = [[企業|公企業]]
|市場情報 = 非上場
|略称 = SM
|国籍 = {{KOR}}
|郵便番号 = 
|本社所在地 = [[ソウル特別市]][[瑞草区]]孝寧路432
|設立 = [[1974年]][[8月15日]]
|業種 = 陸運業
|統一金融機関コード =
|SWIFTコード =
|事業内容 = 地下鉄運営 他
|代表者 = [[社長]][[金相敦]]
|資本金 = 761,473,950,232ウォン（2006年現在）
|売上高 = 448,925,427,513ウォン<br/>（2006年）
|総資産 = 3,674,157,138,940ウォン<br/>（2006年現在）
|従業員数 = 10,223人（2007年10月15日現在）
|決算期 = 
|主要株主 = 
|主要子会社 = 
|関係する人物 =
|外部リンク = [http://www.seoulmetro.co.kr/ www.seoulmetro.co.kr]
|特記事項 = 
|}}
{{韓国の事物
|title=ソウルメトロ
|hangeul=서울메트로
|hanja=-
|katakana=ソウルメトゥロ
|alphabet-type=[[文化観光部2000年式|2000年式]]：<br />[[マッキューン＝ライシャワー式|MR式]]：<br />[[英語]]表記
|alphabet=Seoul Meteuro<br />Sŏul Met'ŭro<br />Seoul Metro (SM)
|}}
'''ソウルメトロ'''（[[朝鮮語]]：{{lang|ko|서울메트로}}、[[英語]]：Seoul Metro）は、[[大韓民国]][[ソウル特別市]]で[[地下鉄]]を運営する[[鉄道事業者]]（[[公社]]）である。本社はソウル特別市[[瑞草区]]。

[[2005年]][[10月27日]]に'''ソウル特別市地下鉄公社'''から名称変更をした。

== 概要 ==
'''ソウルメトロ'''は、[[ソウル特別市]]が地方公企業法にもとづき「ソウル特別市地下鉄公社設置条例」を施行したうえ、100%出資で設立された公社である。なお、[[地下鉄]]の建設はソウル特別市地下鉄建設本部（現・ソウル特別市都市鉄道建設本部）が担当した。

[[よど号ハイジャック事件]]を契機に、交通部長官の[[白善ヨプ|白善燁]]の申し入れにより、[[日本]]からの[[政府開発援助|ODA]]と技術協力を得て、日本の地下鉄で見られる直流1500[[ボルト (単位)|V]]・[[架空電車線方式]]で[[1974年]]に1号線が開通<ref>ただし、完成式当日、[[朴正煕]][[大統領 (大韓民国)|大統領]]が[[在日本朝鮮人総聯合会|朝鮮総連]]の指示を受けた[[在日韓国・朝鮮人|在日韓国人]]に狙撃され夫人が死亡するという[[文世光事件]]が起き、犯人は[[日本人]]というデマが流れたため、白長官に招待された日本人は急きょ避難させられ、[[演説|スピーチ]]でも日本の援助についての言及はなかった。</ref>、[[鉄道庁 (韓国)|鉄道庁]]（現・[[韓国鉄道公社]]）[[広域電鉄]]との相互直通乗入れも開始した。

現在、全駅で[[ホームドア]]設置工事を行っていて、将来的にはワンマン運転を実施する予定である。

== 路線一覧 ==
{| class="wikitable"
|-
!色
!路線名
!区間
!キロ程
|-
|style="background-color: #0d3692;"|&nbsp;
|style="text-align: center;"|[[ソウルメトロ1号線|1号線]]
|[[清凉里駅]](124) - [[ソウル駅駅|「ソウル駅」駅 (地下)]](133)
|style="text-align: right;"|7.8km
|-
|rowspan="3" style="background-color: #33a23d;"|&nbsp;
|rowspan="3" style="text-align: center;"|[[ソウルメトロ2号線|2号線]]
|環状線：[[市庁駅 (ソウル特別市)|市庁駅]](201) - 市庁駅(201)
|rowspan="3" style="text-align: right;"|60.2km
|-
|聖水支線：[[聖水駅]](211) - [[新設洞駅]](211-4)
|-
|新亭支線：[[新道林駅]](234) - [[カチ山駅]](234-4)
|-
|style="background-color: #fe5b10;"|&nbsp;
|style="text-align: center;"|[[ソウルメトロ3号線|3号線]]
|[[紙チュク駅|紙{{lang|ko|杻}}駅]](319) - [[梧琴駅]](352)
|style="text-align: right;"|38.2km
|-
|style="background-color: #32a1c8;"|&nbsp;
|style="text-align: center;"|[[ソウルメトロ4号線|4号線]]
|[[タンゴゲ駅]](409) - [[南泰嶺駅]](434)
|style="text-align: right;"|31.7km
|}

=== 直通運転区間 ===
*'''1号線'''
**[[韓国鉄道公社]][[京元線|京元電鉄線]][[逍遥山駅]] - '''1号線''' - [[韓国鉄道公社]][[京釜線|京釜電鉄線]]経由[[長項線|長項電鉄線]][[新昌駅]]・[[京仁線]][[仁川駅 (仁川広域市)|仁川駅]]・[[餅店基地線]][[西東灘駅]]
*'''3号線'''
**[[韓国鉄道公社]][[一山線]][[大化駅]] - '''3号線'''
*'''4号線'''
**'''4号線''' - [[韓国鉄道公社]][[果川線]]経由[[安山線]][[烏耳島駅]]

== 歴史 ==
*[[1970年]][[6月9日]] - 地下鉄建設本部発足。
*[[1971年]][[4月12日]] - [[市庁駅|市庁前]] - [[清凉里駅|清凉里]] (9.54km) 着工。
*[[1974年]][[8月15日]] - [[ソウルメトロ1号線|1号線]]開通。
*1974年[[10月]] - [[城東区 (ソウル特別市)|城東区]]君子洞の車両基地建設工事着工。
*[[1977年]]10月 - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]建設計画発表。
*[[1978年]][[3月9日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]江南区間 (30km) 着工。
*[[1979年]][[2月]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]・[[ソウルメトロ4号線|4号線]]建設計画確定。
*1979年3月 - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]江北区間（ソンドン - 往十里 3.1km）着工。
*[[1980年]]2月 - ソウル地下鉄建設株式会社設立登記の総会。
*1980年 - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]江北区間（往十里 - 文来洞 15.7km）着工。
*1980年[[2月29日]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]・[[ソウルメトロ4号線|4号線]]（10工区 57km）着工。
*[[1980年]][[10月31日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]1段階（[[新設洞駅]] - [[総合運動場駅 (ソウル特別市)|総合運動場駅]] 14.3km）開通。
*[[1981年]]2月 - 地下鉄建設と運営分野を分離、地下鉄運営事業所発足。
*1981年[[8月]] - ソウル地下鉄建設株式会社解散
*1981年[[9月1日]] - ソウル特別市地下鉄公社（現・ソウルメトロ）設立（3・4号線建設事業引受）。
*[[1982年]][[12月23日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]2段階（[[総合運動場駅 (ソウル特別市)|総合運動場駅]] - [[教大駅 (ソウル特別市)|教大駅]] 5.5km）開通。
*[[1983年]]8月 - ソウル地下鉄公社庁舎完工。
*1983年[[9月16日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]3段階乙支路区間（[[聖水駅]] - [[乙支路入口駅]] 8km）開通。
*1983年[[12月17日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]舎堂区間（[[教大駅 (ソウル特別市)|教大駅]] - [[ソウル大入口駅]] 6.7km）開通。
*1983年12月 地下鉄機構統合による工事設置条例を改定。
*[[1984年]][[1月]] - 地下鉄運営事業所をソウル特別市地下鉄公社に統合。
*1984年[[5月22日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]延長区間（[[ソウル大入口駅]] - [[乙支路入口駅]] 19.8km）開通、乙支路循環線（環状線）が完成。
*1984年[[9月15日]] - 地下鉄建設本部解体（2号線建設事業完了のため）。
*[[1985年]][[4月20日]] - [[ソウルメトロ4号線|4号線]]1段階（[[上渓駅]] - [[漢城大入口駅]] 11.8km）開通。
*1985年[[7月12日]] 3号線西北区間（[[旧把撥駅|旧把発駅]] - [[独立門駅]] 8km）開通。
*[[1985年]][[10月18日]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]（[[独立門駅]] - [[良才駅]] 18.2km）と4号線（[[漢城大入口駅]] - [[舎堂駅]] 16.5km）開通。
*[[1986年]]9月 - 1 - 4号線全駅駅務自動化実施。運賃算定を区間制に変更。
*[[1987年]][[8月12日]] - ソウル地下鉄労働組合設立。
*[[1989年]][[11月3日]] -  第2期地下鉄建設の為、地下鉄建設本部発足。
*[[1991年]][[7月13日]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]延長区間（[[旧把撥駅|旧把発駅]] - [[紙チュク駅|紙杻駅]] 1.5km）開通
*[[1992年]][[5月22日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]新亭支線（[[新道林駅]] - [[陽川区庁駅]] 2.7km）開通。
*[[1993年]][[4月21日]] - [[ソウルメトロ4号線|4号線]]延長区間（[[タンゴゲ駅]] - [[上渓駅]] 1.2km）開通。
*1993年[[10月30日]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]延長区間（[[良才駅]] - [[水西駅]] 7.5km）開通。
*[[1994年]][[4月1日]] - [[ソウルメトロ4号線|4号線]]延長区間（[[舎堂駅]] - [[南泰嶺駅]] 2.2km）開通。
*[[1996年]][[2月29日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]新亭支線延長区間（[[陽川区庁駅]] - [[新亭ネゴリ駅]] 1.9km）開通。
*1996年[[3月30日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]新亭支線延長区間（[[新亭ネゴリ駅]] - [[カチ山駅]] 1.4km）開通。
*1996年[[12月30日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]][[合井駅]] - [[堂山駅]]間に架かる堂山鉄橋で欠陥工事が発覚、同区間の運転を見合わせバス代行輸送を実施。
*[[1999年]][[12月31日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]]堂山鉄橋架け替え工事完了、同区間の運転再開。
*[[2002年]][[12月]] - ソウル地下鉄公社1時間延長運転。
*[[2003年]]9月 - 首都圏電鉄区間延長運転拡大。
*[[2004年]][[7月1日]] - ソウル市大衆交通運賃体系改編・運賃算定を対距離制に変更。新交通カードシステム[[Tマネー|T-money]]導入。
*[[2005年]][[10月27日]] - 社名を'''ソウルメトロ'''へ変更。
*[[2010年]][[2月18日]] - [[ソウルメトロ3号線|3号線]]延長区間（[[水西駅|水西駅]] - [[梧琴駅|梧琴駅]] 3.0km）開通。
*[[2011年]][[7月1日]] - [[接近メロディ]]を導入。
*[[2014年]][[5月2日]] - [[ソウルメトロ2号線|2号線]][[上往十里駅]]で負傷者約240人を出す追突事故<ref>[http://japanese.joins.com/article/923/184923.html 今度はソウルで地下鉄追突事故…２４０人負傷] [[中央日報]] 2014年5月3日</ref>。
:{{See|ソウルメトロ2号線上往十里駅追突事故}}
== 運賃 ==
大人普通運賃（単位:[[大韓民国ウォン|ウォン]]）。子供半額。2007年4月1日現在。
{| class=wikitable style="margin-left: 1em; text-align: center;"
|-
!キロ程!!交通カード!!普通運賃
|-
|初乗り10km||900||1000
|-
|11 - 15km||1000||1100
|-
|16 - 20km||1100||1200
|-
|21 - 25km||1200||1300
|-
|26 - 30km||1300||1400
|-
|31 - 35km||1400||1500
|-
|36 - 40km||1500||1600
|-
|41 - 50km||1600||1700
|-
|51 - 60km||1700||1800
|-
|61 - 70km||1800||1900
|-
|71 - 80km||1900||2000
|-
|81 - 90km||2000||2100
|-
|91 - 100km||2100||2200
|-
|101 - 110km||2200||2300
|-
|111 - 120km||2300||2400
|-
|121 - 130km||2400||2500
|-
|131 - 140km||2500||2600
|-
|141 - 150km||2600||2700
|-
|151 - 160km||2700||2800
|-
|161 - 170km||2800||2900
|-
|171 - 180km||2900||3000
|-
|181 - 190km||3000||3100
|}

但し、首都圏内区間と首都圏外区間（ソウル市・仁川広域市・京畿道外）を連続して乗車する場合は、乗車距離に応じで以下の運賃（単位:[[大韓民国ウォン|ウォン]]）を加算する。
{| class=wikitable style="margin-left:1em; text-align:center;"
|-
!キロ程!!運　賃　
|-
|1 - 4km||100
|-
|5 - 8km||200
|-
|9 - 12km||300
|-
|13 - 16km||400
|-
|17 - 20km||500
|}

*首都圏電鉄全区間をまとめて距離比例制で最短距離で計算をする。
*ICカードである[[交通カード]]若しくは[[Tマネー|T-money]]には青少年用・子供用があり、それぞれ交通カード運賃から25％・50％割引。

== 保有車両 ==
*[[ソウル特別市地下鉄公社1000系電車 (2代)|1000系電車]]
*[[ソウル特別市地下鉄公社1000系電車 (初代)|旧1000系電車]]
*[[ソウルメトロ2000系電車|2000系電車]]
*[[ソウル特別市地下鉄公社2000系電車|旧2000系電車]]
*[[ソウルメトロ3000系電車|3000系電車]]
*[[ソウル特別市地下鉄公社3000系電車|旧3000系電車]]
*[[ソウル特別市地下鉄公社4000系電車|4000系電車]]

==脚注==
<references />

== 関連項目 ==
*[[韓国の地下鉄]]
*[[首都圏電鉄]]
*[[ソウル地下鉄]]
*[[ソウル特別市都市鉄道公社]]（5号線 - 8号線）

== 外部リンク ==
{{Commonscat|Seoul Metro}}
*[http://www.seoulmetro.co.kr/ 公式サイト]{{ko icon}}{{ja icon}}
*[http://www.visitseoul.net/jp/article/article.do?_method=view&art_id=3871&lang=jp&m=0004007003002&p=07 ソウル地下鉄の乗り方 :ソウル特別市文化観光公式サイト]{{ja icon}}

{{Rail-stub}}
{{Company-stub}}
{{Korea-stub}}

{{DEFAULTSORT:そうるめとろ}}

[[Category:ソウルメトロ|*]]
[[Category:ソウル特別市の交通]]
[[Category:ソウル特別市の企業]]
[[Category:韓国の鉄道事業者]]
[[Category:韓国の公企業]]