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セグウェイ
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[[Image:Segway 01.JPG|thumb|260px|[[ロボットミュージアム in 名古屋]]にて展示されているセグウェイHT]] [[File:Segway_Polizei_4.jpg|thumb|260px|[[ザールブリュッケン]]の警察官が運用試験中のセグウェイPT]] '''セグウェイ'''(Segway® Personal Transporter, PT)とは、[[アメリカ合衆国|アメリカ]]の発明家[[ディーン・ケーメン]]を中心に開発され、Segway Inc. から発売されている電動立ち乗り二輪車。初期モデル (HT) 開発時のコードネームは'''ジンジャー''' (Ginger)。 == 概略 == 平行二輪車の技術はケーメンが「フレッド」の名で開発していた高機能[[車椅子]]iBOT ([[:en:iBOT|:en]]) から派生したもので、アメリカでiBOTの認可が中々下りないためにセグウェイの販売を先行したとされる。 2001年12月の発表以前は、その実体は極秘とされていた。その上で実物を見た[[ビル・ゲイツ]]、[[スティーブ・ジョブズ]]、[[ジェフ・ベゾス]]といったIT界の著名人達が「人間の移動形態を変える革命的な製品」と絶賛したため、正体不明の「ジンジャー」に対する米[[マスコミュニケーション|マスコミ]]の期待は過熱し、ケーメンの持つ特許から実態も浮かんでいながらも、「空中に浮かぶ[[スケートボード]]」「[[タイムマシン]]」といった過大な予想まで生まれていた。 発売後は、1台約60万円(米[[Amazon.com|Amazon]]で5,000[[アメリカ合衆国ドル|ドル]]で発売)という高価格がネックとなり販売は低迷した。当初、米国で100万台を[[販売]]した後の世界進出が目標とされていたが、3年間の販売数は約6,000台に留まった。発売当時は、[[ガソリン]]を使わずに[[クリーンエネルギー]]によるトランスポーテーションとして、「[[環境]]にやさしい近距離圏の車」のような売り込みをされたが、最高時速19キロでは車両としては遅すぎるし小さすぎる、歩行の代わりとしては[[自転車]]があるといった矛盾が指摘された。最も大きな見誤りは、[[肥満]]が[[社会問題]]化する米国でこのような高価格の製品を購入できる人々は[[健康]]維持のために毎日の[[歩行]]や[[ジョギング]]を重視しており、ターゲット層を誤ったとする分析がなされている<ref>コトラー&ケトラー著 『マーケティング・マネジメント』日本語版 第12版 株式会社ピアソン・エディケーション 2008年4月15日初版第1刷発行 ISBN 978-4-89471-657-5</ref>。 [[File:Segway_New_Rochelle_PD_jeh.jpg|thumb|left|150px|セグウェイでパトロールする[[ニューヨーク]]の[[警察官]]]] 発売後、アメリカの一部の地域の[[アメリカ合衆国の警察|警察]]や[[郵便局]]に無料で貸し出された後、[[機動]]力や[[コミュニケーション]]能力の高さが評価されて各地の警察や[[民間警備会社]]などで正式に導入された。[[歩道]]での走行を禁じている[[サンフランシスコ]]等、セグウェイの[[公道]]利用を認めていない自治体も一部あるものの、多くの州で歩道や[[自転車道]]の走行が可能となっている。 [[ジョージ・ウォーカー・ブッシュ|ブッシュ]]米大統領(当時)も購入し、父親の[[ジョージ・H・W・ブッシュ|ブッシュ]]元大統領にも[[誕生日]][[贈り物|プレゼント]]としてセグウェイを贈った。その大統領が休暇中、電源投入後で起動準備中のセグウェイに搭乗しようとして転びそうになる[http://www.usatoday.com/money/industries/technology/maney/2003-06-17-segway_x.htm]。その場面が[[テレビ]]で放映された事でセグウェイの製品イメージが悪化し、[[売上]]を落とす一因となった<ref name="sankei100928">[http://www.sanspo.com/shakai/news/100928/sha1009281000007-n1.htm セグウェイのオーナー、運転中に転落死] - [[サンケイスポーツ|SANSPO.COM]] 2010年9月28日</ref>。大統領は2005年11月16日の日米首脳会談でもセグウェイを[[日本]]の[[小泉純一郎|小泉]]首相(当時)にプレゼントし、翌12月には[[総理大臣官邸|官邸]]をセグウェイで走る首相の様子が[[報道]]された[http://www.zdnet.com/photos/photo-japans-prime-minister-drives-a-segway/20979]。 <!-- 2006年までの初期モデルとして5機種、iシリーズ(スタンダード)、pシリーズ(コンパクト)、eシリーズ(業務)、XT(オフロード)、GT(ゴルフ)が販売されていたが、2006年9月からは体重移動のみでの方向転換が可能となった新モデルSegway PT i2、x2が発売。併せて、i2に警備、工場、物流、一般業務、x2に警備、屋外業務、ゴルフなど用途に応じたパッケージを販売された。 --> 2006年9月には転倒の危険性を伴う[[ソフトウェア]]の不具合が発見された事により、新機種のi2を含むそれまでに販売された全車両に対する[[リコール (一般製品)|リコール]]が行われている<ref>[http://japan.cnet.com/news/tech/story/0,2000056025,20236007,00.htm セグウェイ全モデルがリコール--タイヤ逆回転の危険性:ニュース - CNET Japan]<br>[http://www.segway.com/aboutus/press_releases/pr_091406.html 公式発表]</ref>。日本で2006年10月から総代理店が販売しているものについては該当しない。 [[アメリカ航空宇宙局]]で開発中の宇宙用ロボット([[:en:Robonaut]])では、[[国防高等研究計画局]]の協力でセグウェイを応用した移動も[[研究]]されている[http://www.usatoday.com/tech/news/robotics/2004-10-20-rise-of-robots_x.htm]。 アメリカでは[[身体障害者]]の移動手段にも利用されているが、[[アメリカ食品医薬品局]]から車椅子として認可されていない事を理由に、[[ディズニーワールド]]ではセグウェイの乗り入れを禁止している[http://www.msnbc.msn.com/id/4217573]。その解除を求めた3名が2007年11月に[[訴訟]]を起こし、セグウェイ社もディズニーに対する異議を唱えたが[http://www.segway.com/about-segway/media-center/press_releases/pr_060309.php]、2009年10月に[[オーランド]]地方裁判所は[[原告]]の訴えを[[棄却]]した[http://www.bloomberg.com/apps/news?pid=20601127&sid=a0rqNBI7sQxI]。 但し、持ち込みは禁止であるものの来園者向けのアトラクションとしてセグウェイツアーを提供している。 2009年12月、セグウェイ社は[[イギリス]]の[[資産家]]である[[ジミー・ヘセルデン]]に買収された。 2010年9月、セグウェイ社オーナーのヘセルデンは、[[自宅]]がある[[ウェスト・ヨークシャー]]州ボストンスパの森で[[#第二世代(2006年9月~)|x2]]を運転中、[[林道]]から約9メートル下のホウォーフ川に転落し、死亡した<ref name="sankei100928" /><ref>[http://www.sanspo.com/shakai/news/100929/sha1009290503007-n1.htm 「セグウェイ」オーナー転落死…自ら運転中] - SANSPO.COM 2010年9月29日</ref>。 == 構造 == [[File:Black_x2_and_white_i2.jpg|thumb|二色二種類のSegway PT]] 平行に配置された2つの車輪、その間にわたされたプレート、プレートからは上部がハンドルとなったポールが伸びており、搭乗者は上部のカバーによって保護された車輪の間のプレートに立って操縦する。車輪はそれぞれが電動[[サーボモーター]]で駆動され、その電力は本体底部に搭載されたバッテリから供給される。バッテリは家庭用電源から充電される。内部の[[ジャイロセンサー]]や[[エンコーダー]]による姿勢情報等に基づいてマイクロコンピュータがモーターを制御する。 左右2輪の車輪だけで前後の支えがないため一見不安定に見えるが、シリコン・センシング・システムズ社(SSS)製の加速度センサが内蔵された「バランス・センサ・アセンブリ(特殊な5つの[[ジャイロ]]と2つの傾斜センサ)」が内蔵されており(第2世代機 i2、x2より他社製品が採用)、自立安定性能が極めて高い。ハンドルバーにはアクセルもブレーキもなく、搭乗者の体重移動による直感的操作で速度調節から前後進を行う。 ===使用手順 (i2、x2)=== ====始動==== [[File:Segway infokey(3714336129_aeb1f8c46b_b).jpg|thumb|ハンドルバー手前に装着されたInfokey]] セグウェイのハンドルの中央には液晶画面を用いたストップウォッチのような装置 (Infokey) があり、この装置の対角線上に4つのボタンがある。その左下のボタンを押すと電源が入り、バッテリー容量や亀のマークでの最高速度設定などが画面に表示される。 #ハンドルを垂直に立てると足許にあるLEDが赤く点灯し、地面と平行では無いことを示す。その状態で足を乗せるとセグウェイ本体が一瞬振動し、搭乗不可という注意を出す。 #ハンドルを操縦可能な位置に調整すると、足許のLEDが緑色に変化する。 以上で走行が可能となり、搭乗可能となる。 ====操縦==== [[File:Seg2.JPG|thumb|旧機種では左側のグリップ根元を回して操舵する]] 基本的にアクセルは無く、体重を前に置く(重心を体の前に移動させる気持ちで)感じ、つまり前傾すると、前進する。ブレーキに該当する操作方法は、走行中に体の重心を足の土踏まずあたりに置く感じ、つまり水平にすると、止まる。同様に後退は後傾させる。即ち、本来傾斜すると倒れてしまうところを、倒立振子の制御方法でバランスをとっている。 速度調整は、重心を体の前に押し出すと速度が上がり、徐々に体の中心に戻す感じで土踏まず辺りに置くと減速する。速度を出しすぎると一旦加速してスイングバックするように減速を導くため、自動的な急ブレーキは不可能である。電子鍵によりユーザーレベルを認識しレベルに応じた速度制限をつけている。その場で回転する時は、重心を体の中心に置きながら、ハンドルだけを左右に傾けるように操作する。 == 略歴 == *[[2000年]][[1月]] - メディアが一斉に『正体不明の新発明』と報道をしたことで噂が飛び交う。 *[[2001年]][[12月3日]] - ジンジャー改めセグウェイの製品版を発表。[[デモンストレーション]]を行う。 *[[2002年]][[2月]] - [[Amazon.com|米アマゾン]]で限定3台の[[チャリティー]][[オークション]]を実施。落札価格は10万ドル以上になり、全額をディーン・ケーメンが科学技術発展のために設立した非営利団体『[[w:FIRST|FIRST]]』に寄付された。 *[[2002年]][[11月]] - 米アマゾンで翌3月に初出荷となる製品の予約を開始。 *[[2003年]][[4月]] - 公式サイト、米アマゾンで一般販売を開始。 [[File:Segway centaur(135598182_4acfaaef24_o).jpg|thumb|150px|Centaur]] *[[2004年]][[10月]] - セグウェイに前輪を加えて[[全地形対応車]]風の四輪車にした『Centaur』を[[コンセプトカー]]として発表。[http://www.segway.com/about-segway/media-center/newsletters/general_009.html] *[[2004年]][[11月]] - ジョシュ・コルドウェルが[[シアトル]]から[[ボストン]]までセグウェイで101日かけて全米横断する。走行距離は約4,000マイル、充電回数は400回を超えたが大きな故障をすることはなかったという。2006年にこの横断の模様を記録した映画『10MPH』をリリースし、イーストランシング映画祭でベストドキュメンタリー賞を受賞。 *[[2005年]][[3月]] - [[リチウムイオンバッテリー]]を従来の2倍にした『i180』を発表。 **この新型バッテリーを搭載した不整地仕様車『Segway XT』が登場。 *[[2005年]][[11月]] - ブッシュ大統領が小泉首相にセグウェイをプレゼントする。 *[[2006年]][[9月]] - フルモデルチェンジ。第2世代機のSegway PT i2、x2を発表。 *[[2006年]][[9月]] - 全世界で発売された2万3500台をリコール。 *[[2006年]][[10月]] - [[日本SGI]]が日本国内総販売代理店として法人向けに日本国内販売を開始。 *[[2007年]][[6月]] - [[キヤノンマーケティングジャパン]]が正規販売代理店として販売を開始。 *[[2007年]][[9月]] - [[ゼネラルモーターズ|GM]]とがエコカーで協力し、2台のセグウェイ搭載可能なコンセプトカー『Opel Flextreme』をフランクフルトモーターショーにて披露<ref>[http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0709/11/news023.html SegwayとGM、エコカーで協力 - ITmedia News]</ref>。 [[File:Puma(3456621849_88e89dc383_o).jpg|thumb|150px|P.U.M.A.]] *[[2009年]][[4月]] - [[ゼネラルモーターズ|GM]]とSegwayは2人乗りの電動二輪車『Project P.U.M.A.(Personal Urban Mobility and Accessibility)』を共同開発していると発表<ref>[http://gigazine.net/index.php?/news/comments/20090408_gm_segway_puma/ まさにスーパーセグウェイ、GMとセグウェイが共同開発した2人乗りの小型二輪電気自動車「P.U.M.A. (プーマ)」の走行ムービー - GIGAZINE]</ref>。 *[[2009年]][[4月]] - 日本国内のセグウェイ総代理店業務が日本SGIからセグウェイジャパン株式会社へ移管。 {{Clear}} == モデル == <gallery> File:Segway_i.jpg|i File:Segway_xt.jpg|XT File:Segway_i2.jpg|i2 File:Segway_x2.jpg|x2 </gallery> === 第一世代(2001年12月~2006年9月) === ;Segway HT (Segway Human Transporter) :;iシリーズ (i167、i170、i180) ::標準タイプ。屋内外での利用が可能な汎用モデル。i180からは[[リチウムイオンバッテリー]](Li-ion)を搭載可能。約8時間の充電で走行距離は[[ニッケル水素バッテリー]](Ni-MH)の約倍となる約40km、最大時速は20km。 :;pシリーズ (p133) ::iシリーズを少し小型にしたタイプ。タイヤが小さく小回りが利くので屋内でも使用できる。 :;eシリーズ (e167) ::法人向けに開発されたタイプ。使用するには特別なトレーニングを必要とする。荷物を載せるバッグと、人間が降りた際も立っている自動スタンド機能が付いている。 :;XT (Cross Terrain) ::オフロードタイプ。車幅もあることから、不整地での利用に向く。車重・タイヤ摩擦係数・タイヤ径からプログラムが異なり、走行可能距離は19kmと他のモデルの半分程度。リチウムイオンバッテリを搭載。 :;GT (Golf Transporter) ::i180がベースのゴルフタイプ。芝用タイヤ、キャディーバッグ搭載用ラックを備える。リチウムイオンバッテリを搭載。 === 第二世代(2006年9月~) === ;Segway PT (Segway Personal Transporter) :Segway HTから名称変更 :;i2(基本モデル、警備向けパッケージ、工場・物流向けパッケージ、一般業務向けパッケージ) ::標準タイプ。第二世代のi2からより直感的な操作が可能なLeanSteerという[[ステアリング]][[システム]]を搭載。体重の移動だけで左右への方向転換が出来るようになった。約8時間の充電で走行距離は約40km、最高時速は20km。 :;x2(基本モデル、屋外警備向けパッケージ、屋外業務向けパッケージ、ゴルフ向けパッケージ、芝用モデル) ::オフロードタイプ、芝用タイプ。車幅があることから、不整地でも高い安定性能を誇る。車重・タイヤ摩擦係数・タイヤ径からプログラムが異なり、走行可能距離は19kmとi2の半分程度、最高時速は20km。 == 日本での利用 == [[File:Segway_tour_in_heidi's_village(4591578318_b1a9e6b527_o).jpg|thumb|[[山梨県立フラワーセンター_ハイジの村|ハイジの村]]で行われているツアー]] [[ファイル:ハッピースラィリー2011.jpg|thumb|セグウェイに乗るプロ野球・[[広島東洋カープ]] マスコットの[[スラィリー]]]] 現在日本の[[公道]]では一切の利用が認められていないので、利用は[[私有地]]内に限られる。 [[2006年]][[10月21日]]から[[日本SGI]]が国内正規総販売代理店として販売を開始。購入時には[[保険]]の加入、すべての搭乗者に対してインストラクターからの講習を徹底するなど、安全運用・管理に力を注いでいる。このような理由に加え、運用場所が制限されるために一般向け販売は見送られており、法人に対しての販売を前提としている<ref>[http://robot.watch.impress.co.jp/cda/news/2006/10/20/226.html 日本SGI、国内初の新型セグウェイ正規総販売代理店に]</ref>。 [[2007年]]10月には[[東京国際展示場]]にて[[警備]]の実証実験が行われ<ref>[http://sankei.jp.msn.com/economy/business/071019/biz0710190205000-n1.htm セグウェイで警備 ビッグサイトで実証実験 - MSN産経ニュース]</ref>、[[2008年]]10月には[[埼玉県]][[越谷市]]の[[ショッピングセンター]]・[[イオンレイクタウン]]で<ref>[http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/pickup/20080925/1019024/?P=3 電気自動車充電ステーション、館内を走るセグウェイ...日本最大のSC「イオンレイクタウン越谷」 - ライフ - 日経トレンディネット]</ref>、また[[成田国際空港]]第一旅客ターミナルで、ガイドや[[警備員]]の移動ツールとしても使用されるなど、大型施設での導入が進んでいる。 2011年1月時点においては、諸外国での実績と同様に、[[空港]]、[[コンベンションセンター]]、[[大学]]、[[駐車場]]など多くの施設で導入されるまでになってきているが<ref>[http://www.segway-japan.net/casestudy/police/ 国内の導入事例]</ref>、この背景には環境意識の変革や[[労働]]効率の向上に取り組む[[企業]]の増加が考えられている。 セグウェイジャパンから一般向けの販売は行われていないが、セグウェイを使った観光「[[セグウェイガイドツアー]]」やアトラクションで体験は可能で、セグウェイジャパンも情報を提供している<ref>[http://www.segway-japan.net/forride.html 乗ってみたい|セグウェイジャパン Segway Japan]</ref>。 ===公道走行=== 2003年7月に[[東京]]・[[渋谷]]の路上にて「日本にセグウェイを取り締まる法律は無い」として無許可でセグウェイのイベントを行った業者<!--(宣伝になるので名前はやめておきます)-->が[[道路交通法]]違反([[自賠責保険]]違反・整備不良)で[[2004年]]4月に[[略式起訴]]され[[罰金]]50万円の[[判決]]を受け、セグウェイ本体は[[証拠]]物件として10ヶ月以上に亘り押収された。[[警視庁]]による検証でモーター出力が0.6kWを超えている事が確認され、道路交通法上セグウェイは「[[原動機付自転車]]」ではなく「[[普通自動二輪車]]」であると判断された<ref>[http://response.jp/issue/2004/0412/article59422_1.html Response. 『セグウェイ』は整備不良…50万円の罰金命令]</ref>。 現行法では公道でこれら「[[自動車]]」が走行するためには、急制動できる[[ブレーキ]]や灯火装置などを装着して保安基準を満たし、車両登録を行って[[ナンバープレート (日本)|ナンバープレート]]を取得することが必要となる。しかしセグウェイにブレーキを取り付けて車輪を止めると転倒してしまう事から、現時点では保安基準を満たすことには無理があり、公道での走行は不可能とされている。2005年に[[陸運局]]でセグウェイの車両登録を尋ねた例では、保安部品の装備でナンバーの発行は不可能ではないと言われながらも、実際の登録には難色を示された模様<ref>[http://www.sorae.jp/0237/551.html 三歩進んで二歩下がる♪ | MASARU ITOH | sorae.jp]</ref>。2010年に[[国土交通省]]へ問い合わせた例でも、保安部品が無い事が公道禁止の理由とされている<ref>[http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100330/trd1003300731002-n2.htm 搭乗型移動ロボ 公道走行へ つくば市が実証実験特区に (2/2ページ) - MSN産経ニュース]</ref>。 2004年にはコンピュータ雑誌『[[週刊アスキー]]』上での[[神田敏晶]]のコラム連載にて、「セグウェイで公道を走ったら捕まっちゃいました」という記事が掲載された。 2005年11月11日、[[関西文化学術研究都市]]([[奈良県]][[生駒市]])で実施された、[[奈良先端科学技術大学院大学]]らによる無線LANの電波強度マップの作成実験の際に、ロボット[[構造改革特別区域|特区]]を活用し[[日本の警察|警察]]の許可を得た上で、日本で初めてセグウェイを公道で利用した<ref>[http://yokoya.naist.jp/~kanbara/event/20051111/robot.pdf けいはんな地区ロボット特区移動体公道実験]</ref><ref>[http://www.naist.jp/japanese/shinchaku/news/20051205.htm 第1回ロボット公道実験を実施]</ref>。 2008年11月20日、[[千葉県]][[柏市]]で行われた交通イベント「[[柏の葉]]モビリティフォーラム」にて、[[柏の葉キャンパス駅]]前から[[千葉大学]]柏の葉キャンパス間の[[歩道]]約300メートルを、警察の許可を得た上で一般の来場者がセグウェイを体験した<ref>[[読売新聞]]2008年11月26日13版地域京葉版34面記事<br>[http://www.city.kashiwa.lg.jp/news/2011/28mobility/01.htm 柏市役所 セグウェイも登場 -未来型モビリティ(自転車)の体験会-]</ref>。 2009年5月に新たな国内総代理店となったセグウェイジャパンは、歩道通行へ向けて[[横浜市]]へ特区申請を働きかける考えを明かした<ref>[http://www.segway-japan.net/news/information/21.html セグウェイジャパン株式会社を設立境モデル都市「横浜市」を...|セグウェイジャパン Segway Japan]</ref>。 2010年1月、[[茨城県]][[つくば市]]が『搭乗型移動ロボット(人が乗って走行するロボット)』の実証実験特区の認定を[[内閣府]]から受け<ref>[http://sankei.jp.msn.com/life/trend/100330/trd1003300731002-n1.htm 搭乗型移動ロボ 公道走行へ つくば市が実証実験特区に (1/2ページ) - MSN産経ニュース]</ref>、同年10月3日から公道での[[通勤]]実験が開始された<ref>[http://www.jiji.com/jc/p_archives?id=20111003112549-1469349&rel=m 「セグウェイでエコ通勤」] [[時事ドットコム]] 2011年10月4日。</ref>。2012年2月9日には観光ツアーの社会実験として、エキスポセンターなど市内の観光名所を約9キロにわたって巡る企画が実施されている。 現在[[つくば市]]内で、セグウェイに乗るためには、16歳以上で普通自動車免許か普通自動2輪免許を所持していることが、必須条件となっている。また、セグウェイツアーと称し、一般市民公募型の実証実験を毎月行っているが、競争率は10倍と高く、人気の高さを数字が物語っている<ref>[http://www.rt-tsukuba.jp/ ロボットの街つくば]</ref>。 == 世界での利用 == === 観光客向けツアー === [[File:Segway in Paris.JPG|350px|thumb|パリの観光客向けツアー]] [[File:Pcs34560_IMG5836.JPG|350px|thumb|ルクセンブルクの観光客向けツアーの集合場所]] ==== ヨーロッパ ==== *[[パリ]] *[[ベルリン]] *[[ウィーン]] *[[ブダペスト]] *[[ローマ]] *[[ミラノ]] *[[フィレンツェ]] *[[コペンハーゲン]] *[[ケルン]] ==== 北米 ==== *[[ワシントンD.C.]] *[[アトランタ]] *[[シカゴ]] *[[サンフランシスコ]] *[[ミネアポリス]] *[[ハワイ]]([[オアフ島]]) *[[オンタリオ]] *[[メキシコシティ]] ==== アジア ==== *[[バンコク]] *[[シンガポール]]([[セントーサ島]]) === テロリスト向け鎮圧 === *[[中華人民共和国|中国]][http://www.odditycentral.com/funny/segway-special-forces.html] == その他 == *日本の大学でも1986年頃からセグウェイと同様の乗り物を研究しており、1987年に特許を出願(特願昭62-142013)、1996年に特許を取得している(特許2530652「同軸二輪車における姿勢制御方法」)<ref>[http://response.jp/article/2001/12/14/13780.html 特許を巡る日米の攻防に発展? 『セグウェイ』のアイデアは日本人が先だった!? | レスポンス自動車ニュース(Response.jp)]</ref>。 *セグウェイと競合する他社製品も登場しており、日本では[[歩行補助車]]の要件に収めた試作車が作られている。([[パーソナルモビリティ]]参照) == 脚注 == <references /> == 関連項目 == *[[パーソナルモビリティ]] *[[電動スクーター]] *[[立ち乗りスクーター]] *[[環境問題]] == 外部リンク == {{Commons|Category:Segways}} * [http://www.segway.com/ Segway Inc.] * [http://segway-japan.net/ セグウェイジャパン] {{デフォルトソート:せくうえい}} [[カテゴリ:輸送機器]] [[Category:登録商標]] [[Category:アメリカ合衆国の輸送機器メーカー]] [[Category:キヤノン]]
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