ジョン・ウェイン・パーのソースを表示

{{Kickboxing statsbox
|name=ジョン・ウェイン・パー<br />（John Wayne Parr）
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|realname=ウェイン・グレゴリー・パー<br />（Wayne Gregory Parr）
|nickname=JWP
|weight=[[ミドル級]]（[[世界ムエタイ評議会|WMC]]）
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|birth_date={{生年月日と年齢|1976|5|25}}
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|cm=177cm
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'''ジョン・ウェイン・パー'''（'''John Wayne Parr'''、男性、[[1976年]][[5月25日]] - ）は、[[オーストラリア]]、[[クイーンズランド州]]出身の[[キックボクサー]]。本名は'''ウェイン・グレゴリー・パー'''（Wayne Gregory Parr）。'''JWP'''と表記されることもある。ブンチュウジム所属。

[[ムエタイ]]と[[ボクシング]]の技術を両立して使い分けるオールラウンドなスタイルを持つ。[[キックボクシング]]からボクシングに転向し、[[世界ボクシング評議会|WBC]]世界[[ライトヘビー級]]王座に挑戦した経験のある[[ポール・ブリッグス|ポール・"ハリケーン"・ブリッグズ]]は親友でもある。妻はアメリカ人現役キックボクシング世界王者[[アンジェラ・パー]]。

== 来歴 ==
=== タイでの下積み時代 ===
11歳のときに[[テコンドー]]を習い始めたのが、初めての格闘技経験だった。13歳から近所にあった[[ムエタイ]]ジムでムエタイを始めた。17歳の時から試合に出場するようになる。19歳の時にタイ料理のレストランでリチャード・ベル（オーストラリアキック界の大物）にタイでの修行を申し出る。その後、4年間タイのリングに上がることになった。その際、タイの大物プロモーター、ソンチャイから[[西部劇]]に登場する俳優、[[ジョン・ウェイン]]と掛けてジョン・ウェイン・パーというリングネームをつけてもらった。ジョン・ウェインの名にちなみ彼はガンホルダーをつけてリングに上がり、ワイクルーの最後の動作を銃を撃つしぐさに変えるといったパフォーマンスを行い一躍タイで人気になる。

24歳からは3年間プロボクシングの舞台にも上がった。

=== K-1参戦 ===
[[2000年]]10月13日、K-1クイーンズランド大会で行われたISKAムエタイ世界ミドル級タイトルマッチでK-1初参戦を果たした。スコッティ・バナンをボディへの膝蹴りで2RTKOで勝利し、世界王座を獲得。そしてK-1での初勝利となった。

[[2002年]]11月26日、「K-1 WORLD MAX OCEANIA 2002」に参戦。1回戦でアレックス・トゥイをKOで下すと、続く準決勝で[[シェイン・チャップマン]]（ニュージーランド）を3RKOで下し決勝進出を決めた。しかし、決勝戦で[[マイク・ザンビディス]]（ギリシャ）に3R判定負けし準優勝に終わった。

[[2004年]]3月4日、タイで開かれた「S1 WORLD CHAMPIONSHIP」に出場。1回戦で[[マゴメド・マゴメドフ|モハメッド・マゴメドフ]]（ロシア）を3R3-0の判定で下すと、続く準決勝で[[ジャン・スカボロスキー]]（フランス）を右フックで下し、3RKO勝ちで決勝戦の舞台にあがった。決勝戦では、ヌントラガーン・ポームアンウボン（タイ）を5R判定3-0で下し優勝した。

2004年4月7日、「K-1 WORLD MAX 2004 開幕戦」にオセアニア地区代表として出場。1回戦で[[ドゥエイン・ラドウィック]]（アメリカ）と対戦。2Rにダウンを奪い3-0の大差判定勝ちを収め、決勝トーナメント進出を決めた。7月7日には、「K-1 WORLD MAX 2004 決勝戦」に出場。しかし、準々決勝で[[ブアカーオ・ポー.プラムック]]（タイ）に判定負けした。

[[2005年]]8月22日、[[新日本キックボクシング協会]]主催興行「TITANS 2nd」で[[武田幸三]]（日本）とWKBA世界[[スーパーウェルター級]]王者決定戦で争い、3R右フックでKO勝ちし王座を獲得した。

2005年12月10日、[[オーストラリア]]「XPLOSION SUPER FIGHT 12」で[[世界ボクシング評議会|WBCムエタイ]]初代世界[[スーパーウェルター級]]王者決定戦に出場するも、[[ヨードセングライ・フェアテックス]]（[[タイ王国|タイ]]）に判定で敗れ、初代王座には就くことは出来なかった。

[[2006年]]3月12日、[[イギリス]][[ロンドン]]でWBCムエタイが認定する世界[[ミドル級]]王座の初代王者決定戦に出場するも、[[スティーブン・ウェークリング]]（[[イギリス]] / S1王者）に判定負けし、またも王座獲得には致らなかった。

[[2007年]]12月1日、オーストラリアの「EVOLUTION 12」の[[世界ムエタイ評議会|WMC]]世界ミドル級王者決定戦（72.5kg契約）に出場。[[コスモ・アレキサンドラ]]（ブラジル）に5R判定3-0で勝利し新王者になる。もともとは[[ヨードセングライ・フェアテックス]]と世界戦を行う予定だったが、事前に変更された。

[[2008年]]1月20日、後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会主催興行「BRAVE HEARTS 7」にて、武田幸三を相手にWKBA世界スーパーウェルター級王座の初防衛戦が行われ、4R左フックでKO勝ち。

== 戦績 ==
=== キックボクシング ===
{{Kickboxing recordbox
|total=100
|wins=72
|KOwins=35
|decwins=37
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|losses=28
|KOloss=2
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|draws=5
|no contests=0
|}}

{{Fight-start}}
{{Fight-header}}
{{Fight-cont|×| [[ブアカーオ・ポー.プラムック]]| 5R終了 判定0-3| Champions of Champions 2| 2009年6月26日}}
{{Fight-cont|○| [[マイク・ザンビディス]]| 5R終了 判定3-0| It's Pay Back Time| 2009年5月8日}}
{{Fight-cont|×| [[マドスア]]| 5R終了 判定0-3| Evolution 16| 2009年4月4日}}
{{Fight-cont|○| [[ショーン・ライト]]| 2R 3:00 TKO| Evolution 15 The Contender Qualifier| 2008年12月6日}}
{{Fight-cont|×| [[ヨードセングライ・フェアテックス]]| 5R終了 判定0-3| The Contender Asia Finale| 2008年4月23日}}
{{Fight-cont|○| [[ジャバル・アスケロフ]]| 5R終了 判定3-0| The Contender Asia Episode 14| 2008年4月16日}}
{{Fight-cont|○| Zidov "Akuma" Dominik| 3R 1:44 KO| The Contender Asia Episode 11| 2008年3月26日}}
{{Fight-cont|○| Rafik Bakkouri| 5R終了 判定3-0| The Contender Asia Episode 3| 2008年1月30日}}
{{Fight-cont|○| [[武田幸三]]| 4R 1:20 KO（左フック）| 新日本キックボクシング協会「BRAVE HEARTS 7」<br />【WKBA世界スーパーウェルター級タイトルマッチ】| 2008年1月20日}}
{{Fight-cont|○| [[キム・ジュン (格闘家)|キム・ジュン]]| 3R終了 判定3-0| K-1 FIGHTING NETWORK KHAN 2007 〜世界対抗戦〜| 2007年7月21日}}
{{Fight-cont|×| [[オームシン・シットクヴォンイム]]| 3R終了 判定0-2| 新日本キックボクシング協会「TITANS 3rd」| 2006年4月28日}}
{{Fight-cont|×| [[スティーブ・ウェークリング]]| 5R終了 判定1-2| WBC Muay Thai Championships<br />【WBCムエタイ初代世界ミドル級王者決定戦】| 2006年3月12日}}
{{Fight-cont|×| [[ヨードセングライ・フェアテックス]]| 5R終了 判定0-3| XPLOSION SUPER FIGHT 12<br />【WBCムエタイ初代世界スーパーウェルター級王者決定戦】| 2005年12月10日}}
{{Fight-cont|○| [[木浪利幸|輝浪]]| 3R終了 判定3-0| K-1 WORLD MAX 2005 〜世界王者対抗戦〜| 2005年10月12日}}
{{Fight-cont|○| [[武田幸三]]| 3R 2:24 KO（右フック）| 新日本キックボクシング協会「TITANS 2nd」| 2005年8月22日}}
{{Fight-cont|×| [[アルバート・クラウス]]| 3R終了 判定0-3| K-1 WORLD MAX 2005 〜世界一決定トーナメント決勝戦〜<br />【準々決勝】| 2005年7月20日}}
{{Fight-cont|○| [[シェイン・チャップマン]]| 3R 2:08 KO（左ボディブロー）| K-1 WORLD MAX 2005 〜世界一決定トーナメント開幕戦〜<br />【1回戦】| 2005年5月4日}}
{{Fight-cont|×| [[サッグモンコン・シッチューチョーク]]| 3R+延長2R終了 判定1-2| XPLOSION SUPER FIGHT 2004 〜K-1 CHALLENGE〜| 2004年12月18日}}
{{Fight-cont|○| [[オームシン・シットクヴォンイム]]| 3R終了 判定3-0| 新日本キックボクシング協会「TITANS 1st」| 2004年11月6日}}
{{Fight-cont|×| [[アースラン・マゴメドフ]]| 延長R終了 判定0-2| K-1 WORLD MAX 2004 〜世界王者対抗戦〜| 2004年10月13日}}
{{Fight-cont|×| [[ブアカーオ・ポー.プラムック]]| 延長R終了 判定1-2| K-1 WORLD MAX 2004 〜世界一決定トーナメント〜| 2004年7月7日}}
{{Fight-cont|○| [[グレゴリー・スワーツ]]| 4R KO| SuperLeague Switzerland 2004| 2004年5月22日}}
{{Fight-cont|○| [[ドゥエイン・ラドウィック]]| 3R終了 判定3-0| K-1 WORLD MAX 2004 〜世界一決定トーナメント開幕戦〜| 2004年4月7日}}
{{Fight-cont|○| [[ファディ・メルザ]]| 5R終了 判定3-0| SuperLeague Italy 2004| 2004年3月20日}}
{{Fight-cont|○| [[ヌントラガーン・ポームアンウボン]]| 5R終了 判定3-0| S1世界選手権【決勝戦】| 2004年3月4日}}
{{Fight-cont|○| [[ジャン・スカボロスキー]]| 3R 0:40 KO| S1世界選手権【準決勝】| 2004年3月4日}}
{{Fight-cont|○| [[マゴメド・マゴメドフ|モハメッド・マゴメドフ]]| 3R終了 判定3-0| S1世界選手権【予選】| 2004年3月4日}}
{{Fight-cont|×| [[カマル・エル・アムラーニ]]| 5R終了 判定0-3| SuperLeague Netherlands 2003| 2003年12月6日}}
{{Fight-cont|○| [[後藤龍治]]| 5R+延長2R 2:44 KO| SHOOT BOXING "S" of the World Vol.4| 2003年7月4日}}
{{Fight-cont|○| [[土井広之]]| 4R 2:23 KO（膝蹴り）| XPLOSION 3 - KINGS OF CHAMPIONS<br />【シュートボクシングルール】| 2003年4月27日}}
{{Fight-cont|○| [[後藤龍治]]| 5R終了 判定3-0| XPLOSION Boonchu S-cup| 2002年12月15日}}
{{Fight-cont|×| [[マイク・ザンビディス]]| 3R終了 判定0-2| K-1 WORLD MAX OCEANIA 2002<br />【決勝】| 2002年11月26日}}
{{Fight-cont|○| [[シェイン・チャップマン]]| 3R 0:42 KO（右ストレート）| K-1 WORLD MAX OCEANIA 2002<br />【準決勝】| 2002年11月26日}}
{{Fight-cont|○| [[アレックス・トゥイ]]| 3R 1:30 KO（タオル投入）| K-1 WORLD MAX OCEANIA 2002<br />【1回戦】| 2002年11月26日}}
{{Fight-cont|○| [[ミゲル・マルチネス]]| 5R終了 判定3-0| タイ国国王誕生記念大会【決勝】| 2001年12月5日}}
{{Fight-cont|○| [[スリヤー・ソープルンジット]]| 判定| タイ国国王誕生記念大会【1回戦】| 2001年12月5日}}
{{Fight-cont|○| [[オーローノー・ポー.ムアンウボン]]| 5R終了 判定3-0| タイ国王生誕記念大会<br />【IMWミドル級王座決定戦】| 2000年12月5日}}
{{Fight-cont|○| [[スコッティ・バナン]]| 2R 2:09 TKO（右膝蹴り）| K-1クイーンズランド大会<br />【ISKAムエタイ世界ミドル級タイトルマッチ】| 2000年10月13日}}
{{Fight-end}}

=== ボクシング ===
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== 獲得タイトル ==
* プロボクシング
** オーストラリアミドル級王座（0度防衛）
** [[OBA]]ライトミドル級王座（0度防衛）
* プロキックボクシング
** [[世界キックボクシング協会|WKA]]オーストラリア[[スーパーライト級]]王座
** [[WMTC]]オーストラリア[[スーパーウェルター級|ジュニアミドル級]]王座（WMTCは現在のWMC）
** WKA[[南太平洋]]スーパーライト級王座
** [[国際ムエタイ連盟|IMF]]世界ミドル級王座
** [[国際競技空手協会|ISKA]]ムエタイ世界ミドル級王座
** [[世界ムエタイ評議会|WMC]]世界ミドル級王座（0度防衛）
** 第2回[[S1 (格闘技)|S1]]世界選手権優勝
** [[WKBA]]世界スーパーウェルター級王座（0度防衛）

== 受賞歴 ==
* 2004年度ファイター・オブ・ザ・イヤー（アイアンライフ・マガジン）
* 2004年度ファイター・オブ・ザ・イヤー（インターナショナル・キックボクサー・マガジン）

== 関連項目 ==
* [[男子キックボクサー一覧]]
* [[K-1選手一覧]]

== 外部リンク ==
* [http://www.k-1.co.jp/jp/fighter/player.php?index=wayneparr K-1 選手データ]
* [http://superleague.tv/fighters_details.php?id=96 SUPER LEAGUE 選手データ]
* {{Boxrec|id=55902|name=ジョン・ウェイン・パー}} 
<!--* [http://www.kokorowebdesign.com.au/jwp/ 公式サイト] Not Found-->

{{Championshiptitle2-2|第2回|[[S1 (格闘技)|S1]]世界選手権優勝（72kg級）||スリヤー・ソー・プルンチット|クンスック・ペットスパーパン|2004年3月4日}}
{{Championshiptitle-3||[[WKBA]]世界|スーパーウェルター級|N/A|N/A|2005年8月22日 - 現在}}
{{Championshiptitle||[[世界ムエタイ評議会|WMC]]世界|ミドル級|ブアカーオ・ポー.プラムック|N/A|2007年12月1日 - 現在}}

{{DEFAULTSORT:はあ しよん うえいん}}
[[Category:オーストラリアのキックボクサー]]
[[Category:クイーンズランド州の人物]]
[[Category:1976年生]]
[[Category:存命人物]]