ジェンソン・バトンのソースを表示

{{F1ドライバー|
  氏名 = ジェンソン・バトン |
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  フルネーム = {{lang|en|Jenson Alexander Lyons Button}}|
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  国籍 = {{GBR}}|
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  生年月日= {{生年月日と年齢|1980|1|19}}|
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  出走回数 = 258 | <!--今年初期値:247-->
  タイトル = 1 (2009) |
  優勝回数 = 15 | <!--今年初期値:15-->
  通算獲得ポイント = 1132 | <!--今年初期値:1072-->
  表彰台回数 = 50 | <!--今年初期値:49-->
  ポールポジション = 8 | <!--今年初期値:8-->
  ファステストラップ = 8 | <!--今年初期値:8-->
  初戦 = [[2000年のF1世界選手権|2000年]][[2000年オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]] |
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  今年度 = 2014 |
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'''ジェンソン・アレクサンダー・ライオンズ・バトン'''（{{lang|en|Jenson Alexander Lyons Button [[大英帝国勲章|MBE]]}}, [[1980年]][[1月19日]] - ）は、[[イギリス]]出身のレーシングドライバー。[[2009年のF1世界選手権|2009年]]の[[F1ドライバーズチャンピオンの一覧|F1ワールドチャンピオン]]である。

== 出生 ==
[[イングランド]]・[[サマセット州]][[フローム]]生まれ。父親の[[ジョン・バトン]]はラリークロスで名を馳せた人物で、1976年にはRACイギリスラリークロス選手権でランキング2位を獲得したことがある。父親のラリークロス時代のデンマーク人の友人アーリング・ジェンセンにちなんで命名されたが、[[ジェンセン・モーターズ]]と区別するために一字だけ変えられた<ref name="a">{{cite news|url = http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51585527.html| title = ジェンソン・バトン 経歴： F1ワールドチャンピオン |publisher = F1通信|date=2009-11-08|accessdate = 2010-12-10}}</ref>。

== 初期の経歴 ==
=== カート ===
幼い頃からモータースポーツに魅了されており、非常に活発な男の子だったが、テレビでレースを観戦しているときだけはじっとしていられた。8歳のクリスマスプレゼントとして父からもらった60ccのゴーカートで[[カートレーシング|カート]]に出場し優勝<ref name="a">[http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51585527.html ジェンソン・バトン 経歴： F1ワールドチャンピオン　F1通信,2009年11月8日]</ref>。ここからキャリアを始めた。

このときまでに両親は離婚しており、以後は父親と二人で暮らしながら彼のサポートを受けてキャリアを続けるが、母親、ナターシャ、サマンサ、ターニャという3人の姉とも親しくしていた。レース資金の調達には他のドライバーの家庭同様苦労しており、父親は息子のドライビングをコーチする傍ら、カートエンジンの調整ビジネスを行った。ジョン・バトンの顧客の中には、[[ルイス・ハミルトン]]の父親アンソニーもおり<ref name="a">{{cite news|url = http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51585527.html| title = ジェンソン・バトン 経歴： F1ワールドチャンピオン |publisher = F1通信|date=2009-11-08|accessdate = 2010-12-10}}</ref>、後にF1ワールドチャンピオン同士としてマクラーレンでチームメイトとなる2人がジョン・バトンの調整したエンジンを使用していた。

幸いにして苦労は実り、1991年のイギリス・カデット・カート選手権では同選手権の34戦を全勝するという圧倒的な成績でタイトルを獲得し、プロのイタリアチームと契約することができた。その後も、全英オープンカート選手権を3度に渡って制するなど活躍を続け、1997年にはカートスーパーAクラス・ヨーロッパ選手権を史上最年少（17歳）で制し、アイルトン・セナ・メモリアルカップを受賞した。

=== フォーミュラ・フォード ===
1998年に四輪にステップアップし、ヘイウッドレーシングからイギリス・フォーミュラ・フォードに参戦した。初年度ながら9勝を収め、この年のタイトルを獲得した。[[ブランズハッチ]]で開催されたフォーミュラ・フォードの国際レース、フォーミュラ・フォード・フェスティバルにおいても、当時アメリカ選手権に参戦していた[[ダン・ウェルドン]]を破って優勝を飾っている。

年末にはこの年の[[マクラーレン／オートスポーツ・ヤングドライバー・オブ・ザ・イヤー]]を受賞し、翌年[[マクラーレン]]のF1カーをテストする特典を得た。

=== フォーミュラ3 ===
翌1999年は[[イギリスF3]]に参戦し、参戦初年度ながら3勝を挙げ、年間ランキングでもルーキーとしては最上位となる3位に食い込む活躍を見せた（この年のタイトルは[[マーク・ハインズ]]、2位は[[ルチアーノ・ブルティ]]）。

国際レースにおいては、[[マスターズF3|マールボロ・マスターズ]]において5位、[[マカオグランプリ]]においては優勝した[[ダレン・マニング]]からわずか0.035秒遅れの2位という、初年度のドライバーらしからぬ結果を残した。

この当時、日本のレース専門誌｢[[オートスポーツ]]｣（[[三栄書房]]）に連載の寄稿を行っていた。

=== F1テスト ===
この年9月、前年の特典としてマクラーレンのテストに参加し初めてF1カーを運転した。続けて、[[アラン・プロスト]]から直々にオファーを受け参加した[[プロスト・グランプリ]]のテストドライブでは、レギュラードライバーの[[ジャン・アレジ]]を上回るタイムを記録し注目された。

このF1デビューの際、彼は英国における運転免許を保持していなかったため、父親にサーキットまで運転してもらっていたという。

== F1における経歴 ==
=== ウィリアムズ ===
[[2000年のF1世界選手権|2000年]]の初め、F1の名門チーム[[ウィリアムズF1|ウィリアムズ]]が[[アレッサンドロ・ザナルディ|アレックス・ザナルディ]]の代役を決めるため開催した[[トライアウト]]に、チーム代表の[[フランク・ウィリアムズ]]からオファーを受けて参加した。そしてブラジル人ドライバーの[[ブルーノ・ジュンケイラ]]との激しい争いの末、ウィリアムズのレギュラーシートを勝ち取った。20歳という異例の若さでのシート獲得だった。

開幕戦[[オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]]は、予選21番手と冴えないものであったが、決勝のスタートダッシュで5人抜きをしてチームメイトの[[ラルフ・シューマッハ]]の後ろにつけ、46周目にリタイアするまでにポジションを6位まで上げるなど非凡な才能をみせる。デビュー2戦目の[[ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]の予選ではラルフよりも速い予選9番手を獲得。決勝ではラルフに負けたものの6位初入賞を果たした。この入賞は[[1962年のF1世界選手権|1962年]]の[[ベルギーグランプリ|ベルギーGP]]において[[リカルド・ロドリゲス (レーサー)|リカルド・ロドリゲス]]が記録した20歳123日という最年少入賞記録をほぼ40年振りに塗り替えるものであり、バトンが記録した20歳67日という記録は[[2007年のF1世界選手権|2007年]][[2007年アメリカグランプリ|アメリカGP]]で[[セバスチャン・ベッテル]]に抜かれるまで記録を保持し続けた。その後も[[オーストリアグランプリ|オーストリアGP]]、[[ベルギーグランプリ|ベルギーGP]]、[[日本グランプリ|日本GP]]でも5位入賞。[[ドイツグランプリ|ドイツGP]]においては4位入賞を果たすなど、計12ポイントを獲得しランキング8位という成績を残した。

[[ファイル:Button 2001.jpg|250px|thumb|ベネトンB201をドライブするバトン]]

=== ベネトン／ルノー ===
続く[[2001年のF1世界選手権|2001年シーズン]]についてもウィリアムズとの契約が残っていたが、ウィリアムズは[[チャンプカー|CART]]チャンピオンの[[ファン・パブロ・モントーヤ]]がチームに加入したことを受け、バトンを[[ベネトン・フォーミュラ|ベネトン]]へ[[レンタル移籍]]させる決断を下した。

この年の[[ベネトン・B201]]は戦闘力に欠ける車で、特にエンジンのパワー不足が響いて予選スピードに大きな影響を与えてしまい第4戦[[サンマリノグランプリ|サンマリノGP]]から第6戦オーストリアGPまで3戦連続で予選21番手を記録してしまうとほどであった。（予選最下位22番手はいずれも[[ミナルディ]]の[[タルソ・マルケス]]）
シーズン中唯一の入賞となったドイツGPでも予選18番手から完走10台というサバイバルレースを生き残っての5位入賞であった。終盤3戦の第15戦[[イタリアグランプリ|イタリアGP]]以降、予選スピードは改善されたが決勝でのパフォーマンス改善にはいたっておらず、この年の獲得ポイントは2ポイントに終わり、ランキングも17位に沈んだ。
チームメイトの[[ジャンカルロ・フィジケラ]]3位表彰台を含む3回の入賞を果たした結果からいけば、惨敗であったがチームメイトとダブルリタイアをしたレースが3回で、互いに6度のリタイアをしておりフィジケラ共々に非常に苦しいシーズンをおくった。

[[2002年のF1世界選手権|2002年]]は前年にベネトンを買収した[[ルノー]]が自社のフルワークスチーム、[[ルノーF1]]を復活させ、生まれ変わった同チームから引き続き参戦することとなる。チームメイトはフィジケラに代わって[[ヤルノ・トゥルーリ]]となった。
予選ではトゥルーリに先行を許したもののレースペースでは終始トゥルーリを上回り、計14ポイントを獲得しランキングも7位とした。しかしながら、3位走行中だったにも関わらずファイナルラップでトラブルによる失速を余儀なくされ表彰台を逸した[[マレーシアグランプリ|マレーシアGP]]、続く[[ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]と4位を2回記録したものの、F1での初表彰台には届かなかった。

このシーズンはチームメイト以上の活躍は見せたものの、チームは翌年に向け、テストドライバーの[[フェルナンド・アロンソ]]を昇格させることを決め、押し出される形でチームからの離脱を余儀なくされた。これについて、同チームのチーム代表の[[フラビオ・ブリアトーレ]]は『[[タイムズ]]』紙のインタビューの中で、バトンの才能は認めつつも、アロンソを筆頭に契約を結んでいるドライバーが多いルノーとしては政治的に止むをえない判断であった、と後に語っている<ref>『タイムズ』オンライン版・2005年9月9日記事 - [http://www.timesonline.co.uk/article/0,,5923-1771854,00.html]</ref>。

[[ファイル:Jenson button usgp 2004 ontrack.jpg|thumb|250px|left|2004年アメリカGP]]

=== B・A・R ===
[[2003年のF1世界選手権|2003年]]は[[B・A・R]]に移籍となり、元チャンピオンの[[ジャック・ヴィルヌーヴ]]をチームメイトとすることとなった。

しかしながら、[[2003年オーストラリアグランプリ|開幕戦オーストラリアGP]]で、バトンのピットストップのタイミングにヴィルヌーヴが割り込む形となり、これを大きな要因としてバトンが入賞を逃す結果となった。これが引き金となり、バトンとヴィルヌーヴとの関係は良好とは言いがたいものとなり、結果[[報道機関]]を通して舌戦を繰り広げる事態にまで発展してしまった。

レース結果においてはヴィルヌーヴのマシンが何度かトラブルでリタイアに見舞われる事もあってバトンがヴィルヌーヴを上回り、ヴィルヌーヴがこの年2回しか入賞できなかったのに対してバトンは同じ期間に6度の入賞を記録し、差は歴然であった。

もっとも、他チームと比較し客観的に見ればこの年も車の戦闘力は不十分なものであり、[[2003年アメリカグランプリ|第15戦アメリカGP]]では自身初となるラップリーダーを記録したもののエンジンブローによりリタイア、表彰台には恵まれず、[[2003年オーストリアグランプリ|第6戦オーストリアGP]]と[[2003年日本グランプリ (4輪)|第16戦日本GP]]で記録した4位が最高位であった。[[2003年モナコグランプリ|第7戦モナコGP]]では土曜日の予選セッションにおいて大きな事故に見舞われ、同レースを棄権したばかりでなく、翌週の[[モンツァ・サーキット|モンツァ]]テストも欠席する事態となった。

前年終盤にヴィルヌーヴがチームから離脱したため、[[2004年のF1世界選手権|2004年]]シーズンをB・A・Rチームのエースとして迎えた。チームメイトは[[佐藤琢磨]]（正確には前年最終戦、日本GPから）。

この年のB・A・Rの新車[[B・A・R 006|006]]は高い戦闘力を持ち、[[2004年マレーシアグランプリ|第2戦マレーシアGP]]を3位でフィニッシュしF1初表彰台に立つと、ウィリアムズやマクラーレンの不振にも助けられ、年間で表彰台圏内でのフィニッシュを計10回記録した。[[2004年サンマリノグランプリ|第4戦サンマリノGP]]では自身初の[[ポールポジション]]も獲得。B・A・Rのコンストラクターズランキング2位躍進に大きく貢献し、自身のドライバーズランキングも3位とした。その一方で、[[スクーデリア・フェラーリ|フェラーリ]]の壁は厚く、またチーム戦略の拙さもあり、初優勝にはあと一歩手が届かなかった。

そんな中、この年はバトンの移籍をめぐる騒動が勃発した。この当時、B・A・Rチームにエンジンを供給していた[[ホンダF1|ホンダ]]は将来の参戦計画について明らかにしておらず、ワークスエンジンの供給体制が不透明なチームに留まることを嫌ったバトンはウィリアムズと翌年からの2年契約を締結した。この年の8月5日にウィリアムズからバトンを獲得した旨を記したプレスリリースが出され、大騒動を巻き起こしたのである。

9月6日にはイギリスの新聞社主催による記者会見が行われ、バトンと彼のマネージャーが出席した<ref name="F1sokuho 2004Italy">{{Cite book|和書|title=F1速報2004年イタリアGP号|year=2004|publisher=[[ニューズ出版]]|pages=p.53|id= }}</ref>。その会見でバトン自身は「[[ブリティッシュ・アメリカン・タバコ|BAT]]（B・A・Rの主要株主）とホンダから良い条件を提示されていたが、来年僕は100%ウィリアムズで走ることになるだろう」と語っている<ref name="F1sokuho 2004Italy" />。バトンとウィリアムズの間で結ばれた契約について、B・A・R側は即座に無効の申し立てを行い、結果、[[国際自動車連盟|FIA]]の契約承認委員会（CRB）の裁定により、この契約は無効とされ、バトンは翌年もB・A・Rチームに残留することとなった。しかしながら、翌年度の契約についてはバトン自身に有利なパフォーマンス条項を設け、ランキング首位のドライバーから一定の得点以上離されていた場合は自由に離脱可能なものとし、この問題は翌年まで尾を引くこととなった。

[[ファイル:Jenson Button 2005 Canada 2.jpg|thumb|250px|2005年カナダGPにて。このレースでポールポジションを獲得した。]]
そうして迎えた[[2005年のF1世界選手権|2005年]]シーズンであったが、前年の好調が嘘であったかのごとく序盤からチームは不振にあえぎ、[[2005年サンマリノグランプリ|第4戦サンマリノGP]]では3位でフィニッシュしたものの、レース後に重量規定違反による失格とその後の2戦出場停止というペナルティを受けた。[[2005年カナダグランプリ|第8戦カナダGP]]ではポールポジションを獲得し復調の兆しを見せたものの、シーズンのほぼ半ばとなる[[2005年アメリカグランプリ|第9戦アメリカGP]]終了時点でノーポイントという事態となってしまった。

シーズン折り返しの[[2005年フランスグランプリ|第10戦フランスGP]]でようやく初入賞すると、後半戦は第19戦であり[[2005年中国グランプリ|最終戦中国GP]]まで10戦連続で入賞するという、きわめて対照的な結果を残した。この年は得意としている[[2005年ドイツグランプリ|ドイツGP]]においてシーズン初表彰台3位を記録し、ベルギーGPにおいても3位に入り、年間で2回表彰台に立った。

前年から尾を引いていた契約問題について、前年の時点でバトンはウィリアムズと2006年についての契約を交わしていたが、2005年には急転直下ウィリアムズがこの年限りでワークスの[[BMW]]エンジンを失うことが決まったことから、バトンは翻意し、前年とは一転して（ホンダというワークスエンジンを持つ）B・A・Rチームへの残留を希望した。こうした経緯により、事態は昨年にも増して混迷の度合いを深めることとなった。ウィリアムズ側は表向きバトンは契約により移籍すべきであると主張したものの、結局、2005年9月21日、推定3000万ドル(約33億円)という違約金をバトン個人がウィリアムズ側に払う形で、この騒動は落着することとなった。この違約金については、チームから前借りしたもので、当然ながら翌年のB・A・Rチーム残留も決まり、推定8800万ドル（約98億円）で5年契約を交わしたといわれている。年間およそ1760万ドル（約19億円）という計算となり、個人的に支払ったという扱いになるウィリアムズに対する違約金もこの中から支払うことになるとはいえ、契約時点で未勝利のドライバーとしては破格の高額契約でもあった。

この前年からの一連の騒動は[[ウォーターゲート事件]]になぞらえ、「バトンゲート」と呼ばれた。

この年の末、[[本田技研工業|ホンダ]]はB・A・Rチームの株式100%を取得し、翌年からはフルワークスの[[ホンダF1]]となることが発表された。

[[ファイル:Jenson Button 2006 Canada.jpg|thumb|250px|left|2006年カナダGP。このグランプリにおいては、同時期に開催されていた[[2006 FIFAワールドカップ|サッカーワールドカップ]]の[[サッカーイングランド代表|イングランド代表チーム]]を応援するため、ヘルメットには特別カラーリングが施されている]]

=== ホンダ ===
[[2006年のF1世界選手権|2006年]]は、フェラーリで9回の優勝を達成した[[ルーベンス・バリチェロ]]がチームメイトとなった。

前年の最終戦で参戦数が100戦に達していたバトンに対しては、開幕前から母国イギリスで「100戦して未勝利のドライバーはチャンピオンにはなれないのではないか」という声が吹き荒れ、バトンにとっては正念場となるシーズンと目された。

この年の前半は第2戦マレーシアGPで3位表彰台に立ったことを除けば低調に推移したため危ぶまれたが、第13戦ハンガリーGPにおいて参戦115戦目（出走113戦目<ref>[[2003年モナコグランプリ|2003年モナコGP]]（負傷により棄権）、[[2005年アメリカグランプリ|2005年アメリカGP]]（スタート前に棄権）を除いてカウントしている[http://f1-gate.com/button/f1_12111.html]。</ref>）で待望のF1初優勝を飾った。これはその時点において、125戦の[[ルーベンス・バリチェロ]]、119戦の[[ヤルノ・トゥルーリ]]に次いで、史上3番目に遅い初優勝であった<ref>2009年に[[マーク・ウェバー]]が132戦で初勝利をあげて歴代1位となったため、現在では4位である。</ref>。

このレースの予選でバトンは4番手のタイムを出したがエンジン交換を行ったためペナルティを受け、14番グリッドからのスタートであった。これは1989年のハンガリーGPで12番手スタートから優勝を得た[[ナイジェル・マンセル]]を抜き、1983年アメリカ西GPで22番手スタートから優勝した[[ジョン・ワトソン (レーサー)|ジョン・ワトソン]]に次ぐイギリス人ドライバー中2位の後方グリッドからのスタートで得た優勝であった。また、[[ハンガロリンク]]は同じくイギリス人の元F1チャンピオン[[デイモン・ヒル]]が13年前に初優勝を挙げた地でもあった。

この年は中盤に低迷したものの、この第13戦の優勝を含め、第12戦から最終戦である第18戦まで7戦連続入賞する破竹の勢いを見せ、特にラスト6戦における獲得ポイントは全ドライバー中最高、年間ランキング6位という活躍を収めた。

シーズン後にカートでの事故が原因で肋骨2ヶ所にヒビが入ったため、その治療のため年末のテストは全てキャンセルした。

[[ファイル:Jenson_Button_2007_Belgium_cropped.jpg|thumb|250px|2007年[[ベルギーグランプリ|ベルギーGP]]]]
[[2007年のF1世界選手権|2007年]]もホンダチームに残留し、チームメイトも引き続きバリチェロとなった。
しかし前年の成績から一転、チームのマシン作成失敗が原因で予選第1セッション通過もままならないほどの苦しいシーズンとなった。前半戦は事実上のBチームであるスーパーアグリにも先行を許し、シーズン途中までワークスチーム唯一のノーポイントだったが、フランスGPでバトンが8位入賞し、今季初の1ポイントを獲得した。その後もチームは劇的な向上を得られず、終盤数戦で巧走を見せるも年間6ポイントに留まる（チームメイトは無得点）。

[[ファイル:Jenson Button 2008 Canada.jpg|thumb|250px|left|2008年カナダGP]]
2007年7月20日にホンダF1チームは『2008年も引き続きジェンソンバトンとルーベンスバリチェロ両名のコンビで参戦する』旨を発表したため、当時テストドライバーであったクリスチャン・クリエンのレギュラードライバー昇格は無くなった。バトンはB・A・R時代を含めて2008年シーズンで当チームでは6年目、ルーベンスバリチェロは3年目のシーズンを迎える事となる。

[[2008年のF1世界選手権|2008年]]も前年と同じチーム体制で参戦したが、過去2年と一転してチームメイトであるバリチェロの後塵を拝し続けるシーズンとなった。[[2008年スペイングランプリ|スペインGP]]での6位入賞のみで年間3ポイントに留まりランキング18位と低迷した。その後2008年[[12月5日]]にホンダF1チームはF1撤退を発表した。
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[[ファイル:Button 2009 Malaysian GP 1.jpg|250px|thumb|2009年マレーシアGPにて]]

=== ブラウンGP ===
2009年3月5日に、撤退したホンダF1チームを、チーム代表である[[ロス・ブラウン]]が買収したことで、新チーム[[ブラウンGP]]に生まれ変わったことが発表された。バトンとバリチェロはそのままレギュラードライバーとして残留した。

使用マシン[[ブラウン・BGP001|BGP001]]は、本来ホンダRA109になるはずだったもので、2008年の開発をホンダが事実上諦めて作り上げたものである。そのため大きな規約変更も影響し、他チームのマシンより秀でた性能を発揮。シーズンオフ中のテストはあまり行うことができなかったが、その数少ないテストでもかなりの好タイムを記録し、注目を浴びた。

開幕戦[[2009年オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]]では、チーム初参戦でポールポジションを獲得した。自身としては三度目。チームメイトのバリチェロは2位を得て、フロントローをいきなり独占。レースでも2台独走し、チームデビューレースで1-2フィニッシュを果たした。チームのデビューレースでの優勝は32年振り、同1-2フィニッシュは1954年以来という衝撃的な結果である。

一週間後の[[2009年マレーシアグランプリ|マレーシアGP]]では、スタートで4位に後退するものの、直前に驚異的なファステストラップを叩き出してからのピットストップで、ヤルノ・トゥルーリや[[ニコ・ロズベルグ]]をオーバーテイク、トップを奪還した。最終的には大雨によってレースは中断され、規定距離の75%以下のまま終了し、ハーフポイント制が適用されて5ポイントを得た。このレースでバトンはハットトリック（ポールポジション・優勝・ファステストラップを1レースに得る）を初めて達成している。

[[ファイル:Jenson Button 2009 China 1.jpg|250px|thumb|left|2009年中国GPにて]]
次の[[2009年中国グランプリ|中国GP]]は再び雨のレースとなり、予選5位、決勝はレッドブルの[[セバスチャン・ベッテル]]と[[マーク・ウェバー]]の後ろで3位表彰台に甘んじる。4戦目[[2009年バーレーングランプリ|バーレーンGP]]では4番グリッドからベッテルと、今年初のポールポジションを獲得したトゥルーリを従え優勝。このとき今年初めて、レーシング・スピードでチェッカーフラッグを受けた（以前3戦は後続車と大差があるなどで、速度を緩めて受けていた）。

本シーズン最初の大きなマシン改良が施された[[2009年スペイングランプリ|スペインGP]]では、バトンはマシンバランスの不調を訴えていたが、にもかかわらずポールポジションを獲得。決勝ではスタート直後チームメイトのバリチェロに先行されるも、バリチェロがオーバーステアに苦しみ3ストップ作戦に変更したこともあって、ピットストップで逆転、彼を従えて1-2フィニッシュする。

[[2009年モナコグランプリ|モナコGP]]ではシーズン4度目、モナコでは自身初のポールポジション。週末の間バランスに苦しんでいたが、Q3で出したタイムがこの週末で彼の出した最も速いタイムとなった（Q2よりも0.114秒速かった）。そのうえ燃料搭載はQ3上位8位のうちバリチェロに次いで重い――これは開幕戦オーストラリアと似た状況である。バトンは第1スティントでグレイニングに苦しんだ程度で、自身初の3連続優勝、そしてチームに3度目の1-2フィニッシュをもたらした。

[[2009年トルコグランプリ|トルコGP]]ではフリー走行1回目で11位，2回目で12位と出遅れ，予選もポールポジションをベッテルに奪われ2番手，汚れた側のグリッドからスタートすることになったが，決勝レースでは1周目にミスでコースオフを喫したベッテルをあっさりかわすと，その後はまったくその座をおびやかされることもなく終盤は余裕のクルージング。4連勝で今季6勝目を挙げた。

[[ファイル:Jenson Button 2009 Belgium 3.jpg|250px|thumb|2009年シーズン唯一のリタイヤとなったベルギーGPでのバトン]]
ドライバーズポイントでも2位バリチェロに26ポイント，3位ベッテルに32ポイント差をつけて独走していたが、イギリス、ドイツ、ハンガリーで失速している。
[[2009年ベルギーグランプリ|第12戦ベルギーGP]]では1周目の多重クラッシュにより、自身今季初のリタイアを喫してしまった。（結果的にシーズン唯一のリタイア）

[[2009年ブラジルグランプリ|第16戦ブラジルグランプリ]]では、予選で14位と出遅れ、ポールポジションを獲得したチームメイトでランキング2位のバリチェロに大きなアドバンテージを築かれたものの、決勝ではスタート直後のクラッシュや、その後の度重なるオーバーテイクで順位を大きく上げた。終盤にはバリチェロがパンクによる予定外のピットインでバトンの後方に沈み、5位入賞で最終戦を待たずして2009年のワールドチャンピオンを獲得した。

2009年はリタイアしたベルギーGP以外は全てのレースで入賞した。中盤以降は優勝こそ無く、バリチェロに予選で後塵を拝し続けたものの、入賞を続けた事で、開幕から一度もポイントリーダーの座を譲らずにチャンピオンとなった。

[[ファイル:McLaren duo 1-2 finish 2010 Canada.jpg|thumb|250px|left|2010年カナダGPにて。チームメイトの[[ルイス・ハミルトン|ハミルトン]]と1-2フィニッシュを飾りランデブー走行を行う様子]]

=== マクラーレン ===
[[2010年]]シーズンについては、バトンは当初ブラウンGPへの残留を希望する発言を行っていたが、年俸に対する希望がチーム側と折り合わず交渉が難航<ref>[http://jp.f1-live.com/f1/jp/headlines/news/detail/091004105914.shtml バトン、ブラウン残留交渉が難航] - F1-live.com・2009年10月4日</ref>。そのため移籍も視野に入れ他チームとも交渉を行った結果、最終的にマクラーレンへ移籍することになった。なおマクラーレンとの契約内容は「複数年契約」ということ以外は非公開となっている<ref>[http://www.mclaren.com/latestnews/mclaren-news.php?article=384 VODAFONE McLAREN MERCEDES SIGNS REIGNING WORLD CHAMPION JENSON BUTTON TO MULTI-YEAR DEAL] - マクラーレン・2009年11月18日</ref>。

第2戦[[2010年オーストラリアグランプリ|オーストラリアGP]]においてマクラーレンでの初勝利を得た。雨が絡む難しいコンディションの中、予選4位からタイヤ戦略を成功させた結果の勝利だった。第4戦の[[2010年中国グランプリ|中国GP]]でも、目まぐるしく変わる天候から冷静にコース状況とタイヤ選択を読み取り、予選5位から2勝目を飾る。他ドライバーが4回以上のピットストップを強いられる中、バトンは2回のピットストップと安定したドライビングが光り、大きなアドバンテージを築いた。タイヤ選択が功を奏したこと、雨を得意とすることやタイヤに負担をかけずに速さを出すバトンの走り方も大きな勝因となった。[[2010年モナコグランプリ|モナコGP]]ではメカニックのミスによるエンジンの故障という不本意な原因でリタイアした。第13戦の[[2010年ベルギーグランプリ|ベルギーGP]]では、スタートで1位に躍り出たチームメイトの[[ルイス・ハミルトン]]と共に一気に2位まで上がったが16周目にベッテルに追突されてリタイアを喫した。第14戦[[2010年イタリアグランプリ|イタリアGP]]では予選でポールポジションを取った[[フェルナンド・アロンソ]]に次ぐ2位を獲得。このGPではマクラーレンは[[Fダクト]]を使用するか否かを検討していたが、バトンはFダクトを使用して望んだ（ハミルトンはFダクト無しのローダウンフォース仕様）。決勝ではスタートでアロンソを抜き1位に出たが、1回目のピットストップでアロンソに逆転されそのまま2位でチェッカーを受け優勝したアロンソ共にタイトル防衛の望みを繋げた。しかし第17戦[[2010年韓国グランプリ|韓国GP]]では戦略ミスによりノーポイントに終わり、第18戦[[2010年ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]でもレッドブル勢とアロンソに先を越され、チャンピオン防衛の可能性は無くなった。最終戦はハミルトンと共に表彰台に昇り、ベッテルのチャンピオン獲得を祝福した。最終的にドライバーズランキング5位でシーズンを終えた。

2011年シーズンもチームメイトは前年同様ハミルトン。フライアウェイラウンドは出遅れ、マレーシアで2位表彰台を飾るもののハミルトン相手に遅れる展開が目立っていた。第5戦の[[2011年スペイングランプリ|スペインGP]]においては激しい3位争いを制してシーズン2度目の表彰台を飾る。第6戦の[[2011年モナコグランプリ|モナコGP]]ではベッテル、アロンソと対等な争いを演じ、一時トップ走行でベッテル、アロンソを上回るペースであったものの、作戦のアヤとセーフティーカーのタイミングがあまりにもバトン不利に動いたのが響き、最終的に3位に終わった。

第7戦の[[2011年カナダグランプリ|カナダGP]]は大雨のレースであった。序盤、チームメイトのハミルトンとの接触。セーフティーカー中の速度制限違反のペナルティー、さらにレインタイヤの交換タイミングを誤り、下位を走行する羽目になってしまう。赤旗再開後追い上げるもののアロンソとの接触でウイング交換を強いられまたもやピットイン。一時は最後尾まで順位を落としてしまう。しかし路面が乾きだし、ドライタイヤを装着すると猛烈にペースアップ。雨を見越して重めのウイングを装着していたのが功を奏し、尋常ではないペースでオーバーテイクを連発する。残り3周の時点でトップを走るベッテルの背後につく。そしてファイナルラップでベッテルはバックストレッチの第2シケインでバトンの圧力に屈し、ハーフスピンを喫してしまい、そのままベッテルをオーバーテイクしたバトンが奇跡の大逆転で2010年中国GP以来の優勝を果たした。前回の中国GP同様、路面状況や展開が二転三転する中での優勝劇であり、バトンのレース状況を読み切るポテンシャルの高さや、レイン状態から乾きかけの路面における速さを改めて証明する形となった。

第9戦[[2011年イギリスグランプリ|イギリスGP]]はピット作業のミスで、第10戦[[2011年ドイツグランプリ|ドイツGP]]はマシントラブルで二戦連続リタイア。200戦目の節目となった第11戦の[[2011年ハンガリーグランプリ|ハンガリーGP]]はレース前に降った雨の影響でドライとレインが混合する難しい路面状況となった。ウェットトラックだった序盤はやや出遅れるも路面が乾きだした中盤以降ペースを上げ、僚友のハミルトンと激しい首位争いを演じる。レースも終盤に入ろうとした頃またもコースに雨が落ち始めたが、バトンはドライタイヤのままコースに残ることを選ぶ。結果的に雨はすぐ止んでしまったためこの選択が功を奏し、ウェットタイヤに履き替えたハミルトンは順位を落としてしまう。その後は余裕のトップ走行でチェッカーを受け、200戦目、自身初優勝を飾ったハンガロリンクで2度目の優勝を果たすというメモリアルな結果になった。余談だがF1ハンガリーGPでレインコンディションとなったのは過去2回だけである。2006年のレインレースに加え2度目のレインレースも勝利したことで、雨のハンガロリンクにおけるバトンの勝率は2011年現在100%ということになる。

その後も好調は続き[[2011年ベルギーグランプリ|ベルギーGP]]は予選でのミスで13番手スタートながらも果敢にオーバーテイクを決め3位、続く[[2011年イタリアグランプリ|イタリアGP]]と[[2011年シンガポールグランプリ|シンガポールGP]]で2位と表彰台に登り続けた。しかしその間もベッテルが連勝しチャンピオンシップのリードを広げたために、この時点でベッテルのチャンピオン獲得を阻止できる可能性が残るのはバトンのみとなった。

ベッテルの2度目のワールドチャンピオン戴冠が確実視された第15戦[[2011年日本グランプリ (4輪)|日本GP]]では、フリー走行全セッションでトップに立ち、予選ではポールポジションのベッテルに0.009秒差で二位につける。最低でも自身が優勝しなければベッテルのワールドチャンピオンが決まる中、持ち前のタイヤマネージメントとピット戦略で中盤トップを逆転し、そのまま逃げきり優勝。自身が愛してやまない鈴鹿初制覇となった。因みにバトンのドライレースでの勝利は2009年[[2009年トルコグランプリ|トルコGP]]以来のことで、マクラーレン移籍後初である（これまでの4勝は全てウェットレース）。しかしベッテルが3位に入りチャンピオン獲得条件の1ポイント以上を手にしたため、戴冠阻止はならなかった。

その後は第16戦[[2011年韓国グランプリ|韓国GP]]で4位、続く[[2011年インドグランプリ|インドGP]]、[[2011年アブダビグランプリ|アブダビGP]]、[[2011年ブラジルグランプリ|ブラジルGP]]で表彰台をキープしてアロンソやウェバーとの争いを制し、同じく3勝したものの安定感に欠けたハミルトンを上回りドライバーズランキング2位の座を守った。特に後半戦は[[2011年ハンガリーグランプリ|ハンガリーGP]]以降は[[2011年韓国グランプリ|韓国GP]]を除いて表彰台に登り続け、ベッテルの圧倒的な速さには敵わなかったものの安定感が光ったシーズンであった。[[2011年シンガポールグランプリ|シンガポールGP]]後には、マクラーレンと新たに2014年までの複数年契約を結んで残留を決めている。<ref>[http://f1-gate.com/button/f1_13097.html ジェンソン・バトン、マクラーレンと新たに複数年契約] - F1-Gate.com・2011年10月5日</ref><ref>[http://f1-gate.com/button/f1_13446.html ジェンソン・バトン、マクラーレンとの新契約は2014年までの3年契約] - F1-Gate.com・2011年11月3日</ref>。またこの年より導入された[[ピレリ]]タイヤは摩耗性が高く管理が難しいものであったが、そのピレリタイヤを最も有効に使えたという評価を受けた。

== F1での年度別成績 ==
{| class="wikitable" style="text-align:center; font-size:80%"
! 年
! 所属チーム　
! シャシー　

! 1 
! 2 
! 3 
! 4 
! 5 
! 6 
! 7 
! 8 
! 9 
! 10 
! 11 
! 12 
! 13 
! 14 
! 15 
! 16 
! 17 
! 18 
! 19
! 20
! WDC
! ポイント 
|-
! [[2000年のF1世界選手権|2000年]]
! [[ウィリアムズF1|ウィリアムズ]]
! [[ウィリアムズ・FW22|FW22]]

|bgcolor="#EFCFFF"| [[2000年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2000年ブラジルグランプリブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>6</small>
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|bgcolor="#CFCFFF"| [[2000年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>10</small>
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|bgcolor="#CFCFFF"| [[2000年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>11</small>
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|
|
|
! 8位
! 12
|-
! [[2001年のF1世界選手権|2001年]]
! [[ベネトン・フォーミュラ|ベネトン]]
! [[ベネトン・B201|B201]]

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|bgcolor="#EFCFFF"| [[2001年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>Ret</small>
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|
|
|
! 17位
! 2
|-
|-
! [[2002年のF1世界選手権|2002年]]
! [[ルノーF1|ルノー]]
! [[ルノー・R202|R202]]

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|bgcolor="#CFCFFF"| [[2002年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>12</small>
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|
|
|
! 7位
! 14
|-
! [[2003年のF1世界選手権|2003年]]
! rowspan=3 |[[B・A・R]]
! [[B・A・R 005|005]]

|bgcolor="#CFCFFF"| [[2003年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>10</small>
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|bgcolor="#FFFFFF"| [[2003年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>DNS</small>
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|bgcolor="#DFFFDF"| [[2003年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>8</small>
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|bgcolor="#DFFFDF"| [[2003年日本グランプリ|JPN]]<br /><small>4</small>
|
|
|
|
! 9位
! 17
|-
! [[2004年のF1世界選手権|2004年]]
! [[B・A・R 006|006]]

|bgcolor="#DFFFDF"| [[2004年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2004年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2004年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| '''[[2004年サンマリノグランプリ|SMR]]'''<br /><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2004年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>8</small>
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|bgcolor="#FFDF9F"| [[2004年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2004年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2004年フランスグランプリ|FRA]]<br /><small>5</small>
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|bgcolor="#DFDFDF"| [[2004年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2004年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2004年ベルギーグランプリ|BEL]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2004年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>3</small>
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|
|
|bgcolor="#FFDF9F"| '''3位''' 
|bgcolor="#FFDF9F"| '''85'''
|-
! [[2005年のF1世界選手権|2005年]]
! [[B・A・R 007|007]]

|bgcolor="#CFCFFF"| [[2005年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2005年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>Ret</small>
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|bgcolor="#000000" style="color: #ffffff"| [[2005年サンマリノグランプリ|{{Color|white|SMR}}]]<br/><small>DSQ</small>
|bgcolor="#FFFFFF"| [[2005年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>DNS</small>
|bgcolor="#FFFFFF"| [[2005年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>DNS</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2005年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>10</small>
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|bgcolor="#FFFFFF"| [[2005年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>DNS</small>
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|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2005年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年トルコグランプリ|TUR]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>8</small>
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|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>7</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年日本グランプリ (4輪)|JPN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2005年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>8</small>
|
! 9位
! 37
|-
! [[2006年のF1世界選手権|2006年]]
! rowspan=3 |[[ホンダF1|ホンダ]]
! [[ホンダ・RA106|RA106]]

|bgcolor="#DFFFDF"| [[2006年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2006年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| '''[[2006年オーストラリアグランプリ|AUS]]'''<br /><small>10</small>
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|bgcolor="#DFFFDF"| [[2006年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2006年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2006年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2006年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>9</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2006年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2006年フランスグランプリ|FRA]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2006年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2006年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2006年トルコグランプリ|TUR]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2006年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>5</small>
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|
|
! 6位
! 56
|-
! [[2007年のF1世界選手権|2007年]]
! [[ホンダ・RA107|RA107]]

|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>15</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>12</small>
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|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>12</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2007年フランスグランプリ|FRA]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2007年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2007年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年トルコグランプリ|TUR]]<br /><small>13</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2007年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2007年ベルギーグランプリ|BEL]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2007年日本グランプリ (4輪)|JPN]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2007年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2007年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>Ret</small>
| 
|
|
! 15位
! 6
|-
! [[2008年のF1世界選手権|2008年]]
! [[ホンダ・RA108|RA108]]

|bgcolor="#EFCFFF"| [[2008年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2008年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2008年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年トルコグランプリ|TUR]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2008年フランスグランプリ|FRA]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2008年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>17</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>12</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>13</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年ベルギーグランプリ|BEL]]<br /><small>15</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>15</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年シンガポールグランプリ|SIN]]<br /><small>9</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年日本グランプリ|JPN]]<br /><small>14</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>16</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2008年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>13</small>
|
|
! 18位
! 3
|-
! [[2009年のF1世界選手権|2009年]]
! [[ブラウンGP]]
! [[ブラウン・BGP001|BGP001]]
|bgcolor="#FFFFBF"| '''[[2009年オーストラリアグランプリ|AUS]]'''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| '''''[[2009年マレーシアグランプリ|MAL]]'''''<br /><small>1{{smallsup|‡}}</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2009年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2009年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>1</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| '''[[2009年スペイングランプリ|ESP]]'''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| '''[[2009年モナコグランプリ|MON]]'''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| ''[[2009年トルコグランプリ|TUR]]''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>7</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>7</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2009年ベルギーグランプリ|BEL]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2009年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年シンガポールグランプリ|SIN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年日本グランプリ|JPN]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2009年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2009年アブダビグランプリ|ABU]]<br /><small>3</small>
| 
|
|
|bgcolor="#FFFFBF"| '''1位'''  
|bgcolor="#FFFFBF"| '''95''' 
|-
! [[2010年のF1世界選手権|2010年]]
! rowspan=5 |[[マクラーレン]]
! [[マクラーレン・MP4-25|MP4-25]]
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年バーレーングランプリ|BHR]] <br/><small>7</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2010年オーストラリアグランプリ|AUS]] <br/><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年マレーシアグランプリ|MAL]] <br/><small>8</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2010年中国グランプリ|CHN]] <br/><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年スペイングランプリ|ESP]] <br/><small>5</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2010年モナコグランプリ|MON]] <br/><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2010年トルコグランプリ|TUR]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2010年カナダグランプリ|CAN]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| ''[[2010年ヨーロッパグランプリ|EUR]]'' <br/><small>3</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年イギリスグランプリ|GBR]] <br/><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年ドイツグランプリ|GER]] <br/><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年ハンガリーグランプリ|HUN]] <br/><small>8</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2010年ベルギーグランプリ|BEL]] <br/><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2010年イタリアグランプリ|ITA]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年シンガポールグランプリ|SIN]] <br/><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年日本グランプリ|JPN]] <br/><small>4</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2010年韓国グランプリ|KOR]] <br/><small>12</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2010年ブラジルグランプリ|BRA]] <br/><small>5</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2010年アブダビグランプリ|ABU]] <br/><small>3</small>
|
! 5位
! 214
|-
! [[2011年のF1世界選手権|2011年]]
! [[マクラーレン・MP4-26|MP4-26]]
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2011年オーストラリアグランプリ|AUS]] <br/><small>6</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2011年マレーシアグランプリ|MAL]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2011年中国グランプリ|CHN]] <br/><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2011年トルコグランプリ|TUR]] <br/><small>6</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2011年スペイングランプリ|ESP]] <br/><small>3</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2011年モナコグランプリ|MON]] <br/><small>3</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| ''[[2011年カナダグランプリ|CAN]]'' <br/><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2011年ヨーロッパグランプリ|EUR]] <br/><small>6</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2011年イギリスグランプリ|GBR]] <br/><small>Ret</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2011年ドイツグランプリ|GER]] <br/><small>Ret</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2011年ハンガリーグランプリ|HUN]] <br/><small>1</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2011年ベルギーグランプリ|BEL]] <br/><small>3</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2011年イタリアグランプリ|ITA]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| ''[[2011年シンガポールグランプリ|SIN]]'' <br/><small>2</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| ''[[2011年日本グランプリ (4輪)|JPN]]'' <br/><small>1</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2011年韓国グランプリ|KOR]] <br/><small>4</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2011年インドグランプリ|IND]] <br/><small>2</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2011年アブダビグランプリ|ABU]] <br/><small>3</small>
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2011年ブラジルグランプリ|BRA]] <br/><small>3</small>
|
|bgcolor="#DFDFDF"| '''2位'''
|bgcolor="#DFDFDF"| '''270'''
|-
! [[2012年のF1世界選手権|2012年]]
! [[マクラーレン・MP4-27|MP4-27]]
|bgcolor="#FFFFBF"| ''[[2012年オーストラリアグランプリ|AUS]]''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2012年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>14</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2012年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>2</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2012年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>18</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>9</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2012年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>16</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2012年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>16</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年ヨーロッパグランプリ|EUR]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2012年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| '''[[2012年ベルギーグランプリ|BEL]]'''<br /><small>1</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2012年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFDFDF"| [[2012年シンガポールグランプリ|SIN]]<br /><small>2</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年日本グランプリ (4輪)|JPN]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#EFCFFF"| [[2012年韓国グランプリ|KOR]]<br /><small>Ret</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| ''[[2012年インドグランプリ|IND]]''<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年アブダビグランプリ|ABU]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2012年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#FFFFBF"| [[2012年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>1</small>
! 5位
! 188
|-
! [[2013年のF1世界選手権|2013年]]
! [[マクラーレン・MP4-28|MP4-28]]
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>9</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2013年マレーシアグランプリ|MAL]]<br/><small>17</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>5</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2013年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>12</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2013年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>13</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>7</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年ベルギーグランプリ|BEL]]<br/><small>6</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年シンガポールグランプリ|SIN]]<br /><small>7</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年韓国グランプリ|KOR]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年日本グランプリ (4輪)|JPN]]<br /><small>9</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2013年インドグランプリ|IND]]<br /><small>14</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2013年アブダビグランプリ|ABU]]<br /><small>12</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>10</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2013年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>4</small>
|
! 9位
! 73
|-
! [[2014年のF1世界選手権|2014年]]
! [[マクラーレン・MP4-29|MP4-29]]
|bgcolor="#FFDF9F"| [[2014年オーストラリアグランプリ|AUS]]<br /><small>3</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年マレーシアグランプリ|MAL]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2014年バーレーングランプリ|BHR]]<br /><small>17</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2014年中国グランプリ|CHN]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2014年スペイングランプリ|ESP]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年モナコグランプリ|MON]]<br /><small>6</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年カナダグランプリ|CAN]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#CFCFFF"| [[2014年オーストリアグランプリ|AUT]]<br /><small>11</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年イギリスグランプリ|GBR]]<br /><small>4</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年ドイツグランプリ|GER]]<br /><small>8</small>
|bgcolor="#DFFFDF"| [[2014年ハンガリーグランプリ|HUN]]<br /><small>10</small>
|| [[2014年ベルギーグランプリ|BEL]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年イタリアグランプリ|ITA]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年シンガポールグランプリ|SIN]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年日本グランプリ (4輪)|JPN]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年ロシアグランプリ|RUS]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年アメリカグランプリ|USA]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年ブラジルグランプリ|BRA]]<br /><small>-</small>
|| [[2014年アブダビグランプリ|ABU]]<br /><small>-</small>
|
! 8位
! 60
|-
|}
* '''太字'''は[[ポールポジション]]、''斜字''は[[ファステストラップ]] ([[:Template:F1 driver results legend 2|key]])。{{smallsup|‡}}はハーフポイント。

== エピソード ==
* 10代の終わりには[[アイルトン・セナ]]と比較されるようになっていたが、その頃最初の自動車免許の取得に失敗した。渋滞の狭い車間距離を縫ってスピードを出し、試験官を怖がらせたためである<ref name="a">{{cite news|url = http://blog.livedoor.jp/markzu/archives/51585527.html| title = ジェンソン・バトン 経歴： F1ワールドチャンピオン |publisher = F1通信|date=2009-11-08|accessdate = 2010-12-10}}</ref>。
[[ファイル:Button GP Japan 2009 (2).jpg|thumb|right|250px|[[ブラウンGP]]関係者と共に[[鈴鹿サーキット]]を歩行する[[道端ジェシカ|道端]]とバトン（※：写真は[[2009年日本グランプリ|2009年]]）]]
* 2009年にはモデルの[[道端ジェシカ]]との交際が発覚し話題となった<ref>[http://www.sanspo.com/geino/news/090130/gna0901300506001-n1.htm 道端ジェシカ、Ｆ１バトンと海越えロマンス] - SANSPO.COM・2009年1月30日</ref>。2009年10月24日発売の『[[GQ JAPAN]]』の表紙に2人揃って登場し、世界初の同時インタビューを受け、2008年2月に共通の友人を介して日本で出会い、その後、バトンが招待した2008年の日本GPで再会。その年の年末を一緒にハワイで過ごし、付き合うようになったとバトンが語っている<ref>{{cite news|url = http://www.narinari.com/Nd/20091012498.html| title =ジェンソン・バトンと道端ジェシカが表紙で共演、雑誌「GQ JAPAN」で。|publisher =[[ナリナリドットコム]]|date=2009年10月23日}}</ref>。2人は2009年のオーストラリアGPなどでもツーショット姿をメディアに捉えられており<ref>[http://f1-gate.com/button/f1_3118.html 道端ジェシカ、バトンとともにメルボルン入り] - F1-Gate.com・2009年3月26日</ref>、交際は公然のものとなっている。2010年5月28日には英大衆紙サンなどが2人の破局を報じた<ref>{{cite news|url = http://www.thesun.co.uk/sol/homepage/showbiz/bizarre/2990753/Jenson-Button-splits-up-with-girlfriend.html| title = Jenson Button splits up with girlfriend |publisher = The Sun|date=2010-05-28}}</ref>が、後に正式に復縁したことを公表した<ref>{{cite news|url = http://f1-gate.com/button/f1_8628.html| title = ジェンソン・バトン、道端ジェシカとの復縁を喜ぶ |publisher = F1 Gate.com|date=2010-07-31|accessdate = 2010-07-31}}</ref>。
* ホンダ在籍時には、ホンダの航空機業界参入第1弾となる[[HondaJet]]の1号機のオーナーとなると伝えられていた。しかし本人は[[川井一仁]]の取材に対し「ホンダのF1撤退に伴いその話も消滅した」と語っている<ref>『[[GRAND PRIX SPECIAL]]』（[[ソニー・マガジンズ]]）2009年5月号「突撃!ピットレポーター川井ちゃん」</ref>。
* F1界でも指折りの親日家である。2009年の日本GP直前のフジテレビのインタビューで、ホンダで長年戦ってきたことやガールフレンドである道端ジェシカが日本人であることなどから日本に対して特別な感情を持っていることを口にしている。
* 「頑張ります」、「やったー！」など、しばしば日本語を口にすることがある。
* 趣味として[[マウンテンバイク]]や[[ボディボード]]など陸・海問わずにスポーツを興じている。これらの趣味から自身の鍛錬と新境地の発見を兼ねて2008年より[[トライアスロン]]競技にも参加している<ref>{{citenews | url = http://www.timesonline.co.uk/tol/life_and_style/health/traineo/exercise/article4032674.ece| title = Jenson Button: from Formula One to Triathlon| publisher = [[タイムズ|Times Online]]| date = 2008-05-30| accessdate = 2010-09-20}}</ref><ref>{{citenews | url = http://famewatcher.com/celebrity-spandex-men-jenson-button-racer-triathlete.html| title = Celebrity Spandex Men: Jenson Button, Racer-Triathlete| publisher = Famewatcher| date = 2010-12-19| accessdate = 2011-05-05}}</ref>。初戦は[[ケント州]]の[[セブンオークス]]で開催された小さな大会に参加し、250人中16位で完走した。大きな大会では同年の6月15日に[[ウィンザー (イングランド)|ウィンザー]]で開催されたトライアスロン大会に参加。1700人中117位で完走し、彼が屈強な[[アスリート]]であることを証明した<ref>{{citenews | url = http://www.gridcrasher.com/index.php/2008/06/19/f1-news-jenson-button-chuffed-to-bits-with-latest-triathlon-time| title = Jenson Button “chuffed to bits” with latest triathlon time| publisher = Grid Crasher| date = 2008-06-19| accessdate = 2010-09-20}}</ref>。その後も様々なトライアスロン大会に参加しており、バトンの趣味の一つとして語られるまでになっている。又、彼のトライアスロンの影響からか道端ジェシカもトライアスロンを2010年6月から始めると公言し、その後自身のトレーニングの様子を度々ブログに公開している。そしてこの年のオフには二人揃って大会に出場を果たし、両者完走を果たしている。なお、バトンのトライアスロンチームの名前は「一番（ICHIBAN）」であり、この名前を足の刺青や自らのヘルメットや[[ユニフォーム]]にも入れている<ref>{{citenews | url = http://www.contactmusic.com/news.nsf/story/racing-driver-button-escapes-armed-ambush-in-brazil_1180790| title = Jenson Button - Racing Driver Button Escapes Armed Ambush In Brazil| publisher = contactmusic.com| date = 2010-11-07| accessdate = 2011-05-05}}</ref>。
* [[東北地方太平洋沖地震|2011年東北地方太平洋沖地震]]について、被災者へ「今日のコース上でのことが、日本での悲劇に衝撃を受けたことを加えておきたい。今は、日本の皆さんのことを思っているよ。特に被害がひどかった仙台の皆さんが心配だ。僕の心は彼らとともにある。」とのメッセージを送った。又、[[2011年中国グランプリ]]終了後、道端が行っている義援活動に協力するために来日を行うなどしている<ref>{{citenews | url = http://www.topnews.jp/2011/04/19/news/f1/teams/mclaren/35122.html| title = 道端ジェシカとジェンソン・バトン、日本に到着| publisher = TN TopNews| date = 2011-04-19| accessdate = 2011-05-05}}</ref>。
* 2000年のデビュー時より存続するグランプリで、2013年まで日本GPを一度もリタイアすることなく全て完走（完走扱いを含む）している。

== 出典 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{commons|Jenson Button}}
* [http://www.jensonbutton.com/ ジェンソン・バトン公式サイト]
* [http://twitter.com/#!/JensonButton @JensonButton 公式Twitterアカウント]

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