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ジェガン
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'''ジェガン''' (''JEGAN'') は、[[アニメーション映画]]『[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]』『[[機動戦士ガンダムF91]]』、[[小説]]および[[OVA]]『[[機動戦士ガンダムUC]]』など、[[宇宙世紀]](ユニバーサル・センチュリー、U.C.) を舞台とする「[[ガンダムシリーズ一覧|ガンダムシリーズ]]」作品に登場する[[架空の兵器]]。 [[地球連邦軍]]の汎用量産型[[モビルスーツ]] (MS)。[[メカニックデザイン]]は[[出渕裕]]が担当。当記事では、各作品に登場する派生機、および発展機の解説も記述する。 == 機体解説 == {{機動兵器 |名称=ジェガン<br />JEGAN |型式番号=RGM-89 |頭頂高=19.0m |全高=20.4m |重量=21.3t |全備重量=47.3t |出力=1,870kW |推力=12,700kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />9,200kg×2(バックパック・サブスラスター)<br />8,800kg×2(脚部)<br/>(総推力)48,700kg<ref group="注">資料によっては、61,400kg(12,700kg×2、9,200kg×2、8,800kg×2)、または 67,100kg(12,700kg×1(バックパック中央)、9,200kg×4(バックパック側面および脛部)、8,800kg×2(バーニアアーム))と記載されている。</ref> |その他=アポジモーター×19 |センサー=14,200m |装甲=[[チタン合金セラミック複合材]] |武装=バルカン・ポッド・システム<br />シールド内蔵式2連ミサイルランチャー×2<br />ハンド・グレネード×3<br />[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]<br />[[ビームライフル (ガンダムシリーズ)|ビーム・ライフル]]<br />シールド |搭乗者=[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#ケーラ・スゥ|ケーラ・スゥ]]<br />[[ハサウェイ・ノア]]<br />[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY#ユウ・カジマ|ユウ・カジマ]]<br />ロンド・ベル隊<br />地球連邦軍一般兵 }} [[アナハイム・エレクトロニクス社]]が、[[ジム (ガンダムシリーズ)|ジム]]シリーズで蓄積されたノウハウを基に自社のMS技術を結集して開発した量産型MS。 『ENTERTAINMENT BIBLE.3 機動戦士ガンダムMS大図鑑PART.3アクシズ戦争編』(株式会社バンダイ・1989)132頁における説明では、系統的には[[ネモ (ガンダムシリーズ)|ネモ]](ネロ系も含む)の発展型に属し、ジムとネモの長所を組み合わせた機体であるとされている。しかし、同書P.42ではジム系MSのほとんどを参考にしているとされ、原型機とする過去の機種との性能差は明確にされていない。また、胸部から腹部へのアウトライン、バーニアアームを備えたバックパック、機関砲がバルカンポッドとして付属構造になった頭部等、[[ガンダムMk-II]]に倣った部分が目立つ。 U.C.0089年より従来の主力機[[ジムIII]]からの転換が進められ、[[第二次ネオ・ジオン抗争]]期の[[ロンド・ベル]]隊を皮切りに地球連邦軍全体へと配備されていった。 頭部バイザーは従来のジム系よりもやや大型で、カメラアイは縦に狭く表面積が小さい。また、アゴの部分にはRX-78 [[ガンダム (架空の兵器)|ガンダム]]以降のガンダムタイプMSやRGM-79G/GSが備えてきたものと同様の「オプチカルシーカー」がある。ジム系に比べると胸部ダクトが小型で、被弾に強い構造を持つ。逆に腰部装甲は省略され、代わりに大腿部自体の装甲を二重化することで耐弾性を維持している(これが採用されたのは脚部の運動性向上のため<ref>『機動戦士ガンダム MS大図鑑【PART.3 アクシズ戦争編】』132頁。</ref>。しかし、装甲が貧弱だと指摘される原因となる<ref>『B-CLUB』29号より。</ref>)。バックパックは下部に大型1基と小型2基のメインスラスター、上部にはガンダムMk-IIに見られる可動式のバーニアアームを備え、従来の量産機とは一線を画す加速性と機動性を発揮する。燃料搭載量も多く、[[サブフライトシステム]]「[[ベースジャバー]]」(『機動戦士ガンダムUC』では[[可変モビルスーツ|可変MS]]「[[Ζガンダム#リゼル|リゼル]]」も含む)との連携により、長距離移動任務にも対応可能である。 標準的な機体色はペールグリーン。基本武装はガンダムMk-IIのものを小型化・固定化した頭部バルカン・ポッド・システム1門と、右腰ウェポン・ラックの[[ビームサーベル|ビーム・サーベル]]1基、時限式と感知式の2種の信管を持つ左腰ウェポン・ラックのハンド・グレネード3基。携帯武装として取り回しに優れた短銃身型[[ビームライフル (ガンダムシリーズ)|ビーム・ライフル]]と、両側に2連装ミサイルランチャーを内蔵するシールドを装備。ビーム・ライフルはシールド裏面にマウント可能で、不使用時の携帯性を高めている。 操縦システムも一新され、連邦の量産機としては初めて球状操縦桿「アーム・レイカー」を採用している。これにより操作性は大幅に向上したが、やがて被弾などの衝撃で操縦桿から手が離れやすいという欠点が露呈したため、後のモデルでは再び従来のスティック式に戻された。 第二次ネオ・ジオン抗争やラプラス事件(第三次ネオ・ジオン抗争)以降は特に大きな戦乱もなく、連邦政府の軍縮政策も手伝って大小の改修を加えられながらU.C.0120年代初頭までの30年以上も、連邦軍の主力を務めた。これは機体の基本設計の優秀さがあってこそなせる業であったが、やがて台頭してきた[[ブッホ・コンツェルン#クロスボーン・バンガード|クロスボーン・バンガード]] (CV) の小型MSには対抗できず、20メートルクラスの大型MS終焉の象徴ともなった。その後は連邦軍の量産型MSも、[[ヘビーガン]]や[[ジェムズガン]]といった15メートル前後の小型機に世代交代して行くことになる。なお、就役から60年が経過したU.C.0150年代でも警備用として運用され、実戦記録もあったという。 「B-CLUB」29号では第二次ネオ・ジオン抗争時のジェガンの総生産数は80機程度としている。 === 劇中での活躍 === 初出作品である1988年のアニメ映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』では、第二次ネオ・ジオン抗争時におけるロンド・ベル隊の主力MSとして活躍。同じアナハイム製であるネオ・ジオン軍の主力機[[ギラ・ドーガ]]とは対等に位置する機体とされているが、映画公開当時の書籍記事の中には、ギラ・ドーガなどと比較して性能の低い機体であると紹介しているものもあり<ref>{{Cite book|和書 |title=機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 劇場版 |publisher=[[学研ホールディングス|学習研究社]] |series=[[アニメディア|別冊アニメディア]] |date=1988-04-10 |pages=70,76,79頁 }}</ref>、敵MSを圧倒するような活躍は少ない。 [[νガンダム]]受領のために不在の[[アムロ・レイ]]大尉に替わり、[[リ・ガズィ]]のパイロットは[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#ケーラ・スゥ|ケーラ・スゥ]]中尉となったが、最初の戦闘では修理が完了しておらず、やむをえず彼女はジェガンで出撃する。ケーラはネオ・ジオンの[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#レズン・シュナイダー|レズン・シュナイダー]]が操るギラ・ドーガとの死闘中に押され気味となり、間一髪駆けつけたアムロのνガンダムに救われる。 物語後半では[[ハサウェイ・ノア]]が無断で当機に搭乗して出撃し、大型[[モビルアーマー]] (MA) 「[[α・アジール]]」に搭乗する[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#クェス・パラヤ|クェス・パラヤ]]の説得を試みるも失敗。その後、α・アジールを[[機動戦士ガンダム 逆襲のシャアの登場人物#チェーン・アギ|チェーン・アギ]]のリ・ガズィに撃墜されてクェスの死亡を目の当たりにしたハサウェイが逆上し、リ・ガズィごとチェーンを殺害してしまうが、連邦軍はそれに気付いていない<ref group="注">なお、小説版『ベルトーチカ・チルドレン』では、ビーム・ライフル(カセット文庫版ではハイパー・バズーカ)でシャアの[[サザビー (ガンダムシリーズ)#ナイチンゲール|ナイチンゲール]]を撃墜しようとするが、ハサウェイ自身のミスによりα・アジールを撃破する。</ref>。 物語終盤では無数のジェガンとジムIII、敵であるギラ・ドーガと共に[[第二次ネオ・ジオン抗争#アクシズ落とし|アクシズ]]に取り付き、共にアクシズをMSで押すという行動に出るも、自身と[[シャア・アズナブル]]以外の犠牲を嫌ったアムロのνガンダムが発生させたサイコフレームの共振で発生した光により、アクシズから弾き飛ばされた。なお、ハサウェイ機は終戦後に連邦軍へ収容された<ref group="注">なお、漫画『機動戦士ガンダムUC 虹に乗れなかった男』のブライトの回想シーンにて、ハサウェイはクェスの死とチェーンの殺害によるショックで口を聞けない状態となっていた。</ref>。 1997年のゲーム『[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY]]』のエンディングには後日談として、同作の主人公である[[機動戦士ガンダム外伝 THE BLUE DESTINY#ユウ・カジマ|ユウ・カジマ]]大佐が第二次ネオ・ジオン抗争に参加したという言及がある<ref>ゲーム3部作全てをAランクでクリアした際のエンディングによる。</ref>が、同作の小説版ではその際の搭乗機はジェガンであったという描写になっているうえ、アクシズの地球落下阻止に赴いたMSのうち、それを押し返そうとしている途中に弾かれたギラ・ドーガの手を掴んだジェガンのパイロットはユウであったとするなど、映画『逆襲のシャア』のクライマックスに絡めた描写がされている。 1991年のアニメ映画『[[機動戦士ガンダムF91]]』では、第二次ネオ・ジオン抗争から30年後の時代を舞台に、マイナーチェンジを重ねた最終改良型J、R、M型が[[サイド#サイド5(ルウム)→新サイド4(フロンティア)|フロンティアI]]守備隊として多数が登場し現役稼動しているものの、完全に[[ロートル]]機として描かれている。[[ブッホ・コンツェルン#クロスボーン・バンガード|クロスボーン・バンガード]]軍の新世代MSには全く歯が立たないため、搭乗パイロット達が逃げ出す相談をしていたり避難民を巻き添えにしながら逃走するなど、「この大型ジェガンタイプでは駄目だ」と評された。特に、開戦初期に一撃で首を蹴り飛ばされるシーンは、新旧MSの性能差を象徴している場面である。 2007年の小説および2010年のOVA『[[機動戦士ガンダムUC]]』には、第二次ネオ・ジオン抗争直後の時代を舞台として、D型機体群をはじめ多数が登場。主要キャラクターこそ搭乗しないものの、これまでの作品とは異なる勇戦ぶりを見せ、より緻密な描写がされている。最新の主力機であることが強調されており、袖付きが使用する[[ガザC#ガザD|ガザD]]などの旧型MS相手には性能差を見せる場面もある。この時代の標準仕様であるD型だけでなく、後述のスタークジェガンやジェスタ、エコーズ仕様などさまざまなバリエーション機が登場する。 == バリエーション == === ジェガン改 === {{機動兵器 |名称=ジェガン改<br />JEGAN CUSTOM |型式番号=RGM-89B |頭頂高=19.5m |全高=22.3m |重量=22.9t |全備重量=49.2t |出力=2,350kW |推力=52,500kg |センサー=14,200m |装甲=[[ガンダリウム合金]] |武装=バルカン・ポッド・システム<br/>シールド内蔵式2連ミサイルランチャー×2<br/>ビーム・サーベル<br/>ビーム・ライフル<br/>ニードルショットパック<br/>背部ロケットランチャー(オプション) |搭乗者=タケシ・カザキ }} 漫画『[[ダブルフェイク アンダー・ザ・ガンダム]]』に登場。 サラミス改級巡洋艦「アラハス」所属のファクトリーチームがジェガンにMSN-00100 [[百式 (ガンダムシリーズ)|百式]]の設計を取り入れてフレームから再設計した試作機。そのため「改」とは名を打っているものの、実際にはジェガンとは別の機体となっている。装甲材にはガンダリウム合金が使用され、ベース機よりも高出力の新型ジェネレーターを搭載している。しかし、さまざまな実験装備が取り付けられているため、コックピットにはリニアシート、全天周モニターが採用されていないなど、特異な点も持つ(劇中では出撃のたびにコックピット周りに手が加えられていた)。パイロットは連邦軍「アラハス」所属のカザキ中尉。サラミス改級巡洋艦「アラハス」の所属機として、サイド6近辺のコロニー建設の護衛機として配備された。サイド6における連邦軍襲撃作戦の際には度々出撃し、カラード所属の[[ガザC#ガザW|ガザW]]やネオ・ジオン所属の[[ヤクト・ドーガ]]と交戦した。 {{-}} ===ジェガンA2型=== {{機動兵器 |名称=ジェガンA2型<br />JEGAN [A2 TYPE] |型式番号=RGM-89A2 |頭頂高=19.0m |全高=22.3m |重量=24.2t |全備重量=50.6t |出力=1,980kw |推力=65,800kg |センサー=16,300m |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・ライフル<br />バズーカ<br/>ハンド・グレネード×3<br />ビーム・サーベル<br />シールド内蔵式4連ミサイルランチャー<br />シールド |搭乗者=地球連邦軍一般兵 }} OVA版『機動戦士ガンダムUC』に登場。 第二次ネオ・ジオン抗争において運用された初期型ジェガンに推進機能を中心に改良を施した機体。脚部やバックパックの形状がのちのR型に似通っており、肩部がやや大型化しているほか、バルカンポッドがセンサー付きのものに変更されたことなどが挙げられる。『機動戦士ガンダムF91』で登場するジェガンシリーズの装備する物とほぼ同型の大型シールドを装備。 劇中ではゼネラル・レビルに配備されている。カラーリングはクリーム色と朱色のツートン。 なお、作中では言及されていないが、後述するD型なども含めて『UC』に登場するジェガンは頭部や胴体を中心にパーツバランスが見直され、『逆襲のシャア』時より高頭身にデザインされている。 {{-}} === ジェガンD型 === {{機動兵器 |名称=ジェガンD型<br/>JEGAN [D TYPE] |型式番号=RGM-89D |頭頂高=19.0m |重量=21.3t |全備重量=47.3t |出力=1,870kW |推力=62,000kg |センサー=16,800m |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・ライフル<br />バズーカ<br />ハンド・グレネード×3<br />ビーム・サーベル<br />シールド内蔵式2連ミサイルランチャー<br/>シールド |搭乗者=ロンド・ベル隊<br/>地球連邦軍一般兵 }} 『機動戦士ガンダムUC』に登場。後述の[[#スタークジェガン|スタークジェガン]]への換装を前提として、肩部や股間部にオプション用のマウントラッチが追加され、形状もやや異なる。デザインは後年の『機動戦士ガンダムF91』の時代に登場するJ・M・R型などのバリエーション機への繋がりを意識したものとなっている。 劇中冒頭では、スタークジェガンの僚機である2機がネオ・ジオン残党軍「袖付き」のNT([[ニュータイプ]])専用MS[[クィン・マンサ#クシャトリヤ|クシャトリヤ]]と交戦し、ほかにもロンド・ベル隊のネェル・アーガマ所属機など複数の機体が登場する。OVA版には後述の[[#スタークジェガン|スタークジェガン]]のパーツのうち、胸部、脚部、バックパックを装着した状態で、両手にライフルを装備した機体が出撃しているが、シナンジュに撃破される。また、シャイアン基地所属機として、グレーのスプリッター迷彩が施され、[[マラサイ]]用のビーム・ライフルを装備した機体が登場している。 {{-}} ==== ジェガン(エコーズ仕様機) ==== {{機動兵器 |名称=ジェガン(エコーズ仕様機)<br/>JEGAN (ECOAS TYPE) |型式番号=RGM-89De |頭頂高=19.0m |重量=22.8t<br />23.0t(コンロイ機) |全備重量=49.5t |出力=1,870kW |推力=62,000kg |センサー=20,160m |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=ビーム・ライフル<br />ビーム・サーベル<br />連邦軍汎用バズーカ<br />ハンド・グレネード×3<br />シールド<br />シールド内蔵式2連ミサイルランチャー×2<br />ハンドガン(コンロイ機)<br />ダガー・ナイフ(コンロイ機)<br />ファイア・ナッツ(コンロイ機) |搭乗者=エコーズ部隊員<br />コンロイ・ハーゲンセン }} OVA版『機動戦士ガンダムUC』に登場。特殊部隊「エコーズ」が使用するD型ベースの改修機。機体色は焦茶に変更されており、サバイバビリティを高めるためにセンサーと胸部装甲が追加されている。頭部のバルカン・ポッドは追加センサーの替わりに除外されている。劇中で使用するバズーカは予備弾倉をグリップ前方に配した物で、この機体の専用装備ではなく、この年代の連邦軍MSの汎用装備である。 episode7「虹の彼方」では、頭部に開閉式の狙撃用バイザーユニット、左脛側面にハンドガン、右肩前面にダガー・ナイフ、左腰部にファイア・ナッツ、右腕にボックスビーム・サーベルを備えたコンロイ・ハーゲンセン機が登場する。序盤はネェル・アーガマの甲板上に設置されたメガ・バズーカ・ランチャーで支援砲撃を行い、その後は強襲してきた[[ネオ・ジオンの機動兵器#シュツルム・ガルス|シュツルム・ガルス]]と戦闘を繰り広げた。 {{-}} ==== ジェガン(先行配備型) ==== D型ジェガンの先行配備型。ゲーム版『[[機動戦士ガンダムUC#テレビゲーム|機動戦士ガンダムUC]]』にて登場。型式番号はRGM-89D。 [[シナンジュ (ガンダムシリーズ)|シナンジュ・スタイン]]を運んでいた[[クラップ|クラップ級]]に配備されていた機体で、[[ジム (ガンダムシリーズ)|ジム]]と同様の赤・白のカラーリングが施されているが、目立ちすぎるとのことで不評だった。 {{-}} === EWACジェガン === {{機動兵器 |名称=EWACジェガン<br />EWAC JEGAN |型式番号=RGM-89DEW |頭頂高=19.5m |重量=24.4t |全備重量=45.5t |出力=1,870kW |推力=62,000kg |センサー=38,400m |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=ビーム・ライフル<br />ビーム・サーベル<br />ハンド・グレネード }} ゲーム版『機動戦士ガンダムUC』にて設定され、『UC-MSV』として分類されている機体。元々はゲーム内設定の機体であるが、OVA版『機動戦士ガンダムUC』Ep6においてネェル・アーガマに配備されている。 ジェガンD型の偵察仕様。頭部が両肩部にかかる程に大型化し、右前腕部にはカメラ・ユニット、左前腕部にはレーザー通信装置を備えた<ref name="ga140828">『ガンダムエース』2014年8月号28頁。</ref>センサー・ユニットが追加装備されている。センサーの発光色は、OVA版では頭部がイエロー、右腕のカメラがピンクだが、『UC-MSV』版ではすべてグリーンに統一されている<ref name="ga140828"/>。 OVA版『機動戦士ガンダムUC』Ep7においては、ネオ・ジオン艦隊の位置を探り、そのデータをレーザー通信装置でネェル・アーガマに伝えている。 本機が発表されるより先に、漫画『[[機動戦士Ζガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのレポートより―#機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―|機動戦士ガンダム デイアフタートゥモロー ―カイ・シデンのメモリーより―]]』に類似した偵察用装備のジェガンが登場している。こちらのデザインは作者の[[ことぶきつかさ]]によるもので、当時平行して進行していたゲーム版の存在がことぶきには伝わっていなかったため、別にデザインされた<!--Twitter上での発言-->。 {{-}} === ESMジェガン === 漫画『[[機動戦士ガンダム ムーンクライシス]]』に登場する偵察型のジェガン。 === スタークジェガン === {{機動兵器 |名称=スタークジェガン<br />STARK JEGAN |型式番号=RGM-89S |頭頂高=19.2m |重量=28.4t |全備重量=68.1t |出力=1,870kW |推力=76,600kg |センサー=20,700m |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />胸部ダミー弾発射口×2<br />ビーム・ライフル<br />ビーム・サーベル×4<br />グレネード・ランチャー×4<br />(サーベルとランチャーは選択式)<br />3連装ミサイル・ポッド×2<br />ハイパー・バズーカ |搭乗者=ロンド・ベル隊 }} 元は『CCA-MSV』に分類されている機体。再デザインされて『Gジェネレーション』シリーズなどに登場した後、さらなる再デザインと再設定をされて『機動戦士ガンダムUC』に登場。 ジェガンD型をベースとした指揮官用の特務仕様機で、再設計された[[#ジェガン重装型(ジェガンキャノン)|重装型]]とは異なり、ノーマル機に追加武装・装甲を施した対艦仕様機である。増加装備はジェガンにジムIIIの長距離支援の運用コンセプトを取り入れることを目標として設計されているため、ジムIIIで採用されたものに近い支援用のミサイル・ランチャーユニットの他、ハイパー・バズーカを装備している。また、使用後にデッドウェイトとなる増加装備は状況に応じて脱着・破棄が可能となっているが、それによって姿勢制御などのバランスが崩れないよう、綿密に調整されている。ライフルはジムIIの使用銃をスケールアップしたものを携行するが、通常のジェガンのライフルを携行する場合もある。腕部の追加ユニットには、ビーム・サーベルかグレネード・ランチャーのどちらかを選択して収納している。また、腰部側面の装備も選択可能となっている。 同じD型から派生した[[#ジェガン(エコーズ仕様機)|エコーズ仕様機]]と違い、[[#プロト・スタークジェガン|プロト・スタークジェガン]]から派生して開発されたため、型式番号はプロトと同じ「RGM-89S」となっている。 『機動戦士ガンダムUC』の冒頭にて、ロンド・ベル隊所属クラップ級巡洋艦「[[クラップ#同型艦|キャロット]]」所属機<ref name="sb227">小説『機動戦士ガンダムUC』スニーカー文庫版第2巻27頁。</ref>のMS小隊長機として登場<ref group="注">原作小説のこの場面ではスタークジェガンという名称は明示されないものの、RGM-89Sという型式番号や増加装備の内容など、スタークジェガンの特徴が描写されている。OVA版では公式サイトなどで機体名が明示されている。</ref>。クシャトリヤとの一騎打ちではハイパー・バズーカの散弾による攪乱でファンネルを無力化し、位置取りで優位に立つなど<ref name="sb18384">小説『機動戦士ガンダムUC』スニーカー文庫版第1巻83-84頁。</ref>{{Refnest|group=注|アニメ版や原作小説にはパイロットがどのような人物であるのかという描写はない。ただし、プラモデルの解説書に掲載された読み物では、このパイロットは対サイコミュMS戦についての知識があるという言及がされているうえ、アクシズを押し返したνガンダムを見た経験もあることが示唆されている<ref name="HGUCスタークジェガン" />。}}、善戦も見せている。原作小説では接近したところを一刀で斬り伏せられているが、OVA版では最終的には同様に撃破されるものの増加装備を破棄して互角の格闘戦も行っている。同作の原作小説では他にも、クラップ級巡洋艦「[[クラップ#同型艦|テネンバウム]]」所属機や<ref name="sb821">小説『機動戦士ガンダムUC』スニーカー文庫版第8巻21頁。</ref>ネェル・アーガマ所属機<ref name="sb93577">小説『機動戦士ガンダムUC』スニーカー文庫版第9巻35、77頁。</ref><ref group="注">コールサインはジュリエット6、パイロットはマコ中尉。</ref>が登場し、戦闘の末にそれぞれ撃墜される描写があるが、OVA版ではネェル・アーガマに艦載されているのは後述のプロト・スタークジェガンであるという設定になっている。 {{-}} ==== プロト・スタークジェガン ==== {{機動兵器 |名称=プロト・スタークジェガン<br />(スタークジェガン〈運用試験機〉)<br />PROTOTYPE STARK JEGAN |型式番号=RGM-89S |頭頂高=19.2m (19.0m<ref name="ma">『機動戦士ガンダムUC カトキハジメ メカニカルアーカイブス』での記述。</ref>) |重量=29.1t (22.1t<ref name="ma"/>) |全備重量=69.8t |出力=1,870kw |推力=78,500kg (62,000kg<ref name="ma"/>) |装甲=チタン合金セラミック複合材<br />+一部ガンダリウム合金<br />(チタン合金セラミック複合材<ref name="ma"/>) |武装=ビーム・サーベル<br />ビーム・ライフル<br />ハイパー・バズーカ<br />60mmバルカン砲<br />ハンドグレネード×3<br />大型対艦ミサイル×4<br />(60mm機関砲×2<ref name="ma"/>)<br />(対艦ミサイルランチャー (3)×2<ref name="ma"/>)/<br />(大型ミサイル×4(核弾頭装備可能)<ref name="ma"/>)<br />(マシン・キャノン) |搭乗者=アルバ・メルクルディ<br />メルツ・マーレス<br />ドリット・ドライ}} OVA版『機動戦士ガンダムUC』に登場。当初のスタークジェガンのデザインを元に再設定された機体。 対艦攻撃専用の機体として、初期型のジェガンを量産性を度外視した改装を施され、少数生産された。胸部追加装甲は一体構造となっており、左右並列式の複座型のコックピットが導入され、左側が機体操縦、右側が火器管制用となっている。初期型がベースのため、コックピットシートのコントロールスティックがアームレイカー式となっている。上記のジェガンとは違い、作戦によっては核ミサイルの運用も可能な機体でもある。 ネェル・アーガマへの補充機として配属され、パラオ攻略戦に参加する。漫画『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』では、U.C.0094時のジオン残党掃討(運用試験を兼ねる)時の様子が描かれている。 ===== 設定の変遷 ===== スタークジェガンは元々、[[明貴美加]]が『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』公開時にデザインした機体で、ジェガンにジムIIIのような追加武装を施し、核ミサイルを使用できる砲撃戦用機体と設定されていた<ref>B-クラブスペシャル15『機動戦士ガンダム MS大全集』106頁。</ref>。『機動戦士ガンダムUC』の発表に伴い、装備を追加する仕様の機体として[[カトキハジメ]]によって再デザインされ<ref group="注">ただし、それ以前に『Gジェネレーション』シリーズなどに出演した時にも、現在のスタークジェガンに近い形に再デザインされている。</ref>、明貴版は運用試験機と設定変更された<ref name="HGUCスタークジェガン">『[[ハイグレード・ユニバーサルセンチュリー|HGUC]] スタークジェガン』取扱説明書より。</ref>。明貴版は『機動戦士ガンダムUC』のOVA版への登場に際し、本人によって再デザインされている。明貴は当初から複座型と想定してデザインしていたが、再デザイン時まで公にしていなかった<ref name="uca2">ガンダムエース増刊『ガンダムユニコーンエースVol.2』での明貴美加インタビューより。</ref>。また、複座は前後式と想定していたが、『機動戦士ガンダムUC 星月の欠片』用のデザインで左右並列式を提案され、それを採用した<ref name="uca2"/>。 {{-}} ==== ジェガン武装強化型 ==== プラモデル「SDガンダム Gジェネレーション No.04 ジェガン(武装強化型)」で設定された機体。 通常のジェガンの両腕を、旧版スタークジェガンの3連装ミサイル・ポッドを装備した腕に変更した機体。「BB戦士 010 ジェガン」に新規パーツを追加したキットであり、通常のジェガンも作成できるが、スタークジェガンのデザインとは差異が生じており、組み立て説明書においても別機体として扱われている。 === ジェガンJ型 === {{機動兵器 |名称=ジェガンJ型 |型式番号=RGM-89J |頭頂高=19.0m |全高=20.4m |重量=22.8t |全備重量=49.7t |出力=2,430kw |推力=55,870kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />14,290kg×2(バックパック・サブスラスター)<br />14,290kg×2(脚部)<br />(総推力)113,030kg |その他=アポジモーター×20 |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />4連ロケットランチャー×2<ref>ラポートデラックス『機動戦士ガンダムF91』より。装備位置は不明。ただ劇中に登場したジェガンJ、M、R型に共通して武装の欄に明記されている</ref><br />3連装グレネードランチャー<br />ビーム・サーベル<br />ビーム・ライフル<br />シールド |搭乗者=[[機動戦士ガンダムF90#登場人物|エリク]]<br /><!--[[機動戦士ガンダムF90#登場人物|マーク]]<br />-->[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|ベルフ・スクレット]]<br />[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|アンナフェル・マーモセット]]<br /><!--[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|アルベルト・エア]]<br />[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|エリナ・ビアック]]<br />[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|スコット]]<br />-->[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122#登場人物|ワイルダー・カッツ]]<br />地球連邦軍一般兵 }} 『機動戦士ガンダムF91』に登場。ジェネレーター出力、スラスターの増設強化を行った総合性能向上型。しかし、CVの小型MSの性能にはおよばず、特に機動性では歴然たる差をつけられている。なお、劇中には他のバリエーション機が登場するため、便宜上ノーマルタイプと呼ばれる<ref>『総解説 ガンダム事典 Ver.1.5』298-299頁にはM型、R型と共にフロンティアサイドでの現地改修機という記述がある。<!--SF91では北米でテストしていますが、フロンティアサイドの現地改修機を北米でテストするでしょうか…?--></ref>。 ゲーム『[[機動戦士ガンダムF91 フォーミュラー戦記0122]]』では、同作の主人公であるベルフ・スクレットの最初の搭乗機として運用されていたが、オールズモビルとの戦闘で損傷してしまっている。 {{-}} === ジェガンM型 === {{機動兵器 |名称=ジェガンM型 |型式番号=RGM-89M |重量=23.4t |全備重量=51.5t |出力=2,430kw |推力=69,840kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />15,290kg×2(バックパック・サブスラスター)<br/>12,270kg×2(脚部)<br />(総推力)124,960kg |その他=アポジモーター×22 |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />4連ロケットランチャー×2<br />5連ロケットパック×2<br />ビーム・サーベル×2<br />ビーム・ライフル<br />シールド }} 『機動戦士ガンダムF91』に登場。J型をベースにコロニー内戦闘を目的に改装されたモデル。腰部には5連ロケットパックが増設されている。便宜上Bタイプと呼称されている。実弾系装備の追加により火力が強化されている。近距離戦を主眼に開発されており、各種ロケットランチャーやビームサーベルの増加など、多様な武器を備える。胸部の排気ダクトが大型になり、他のジェガンタイプとかなり異なる印象を持つ。しかし劇中ではほぼ一方的かつ一瞬で撃破され、J型との区別さえ不明瞭だった。 {{-}} === ジェガンR型 === {{機動兵器 |名称=ジェガンR型 |型式番号=RGM-89R |重量=23.1t |全備重量=51.9t |出力=2,730kw |推力=57,160kg×1(バックパック・メインスラスター)<br />12,320kg×4(バックパック・サブスラスター)<br />12,320kg×4(脚部)<br />(総推力)155,720kg |その他=アポジモーター×30 |装甲=チタン合金セラミック複合材 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />4連ロケットランチャー×2<br />ビーム・サーベル×2<br />ビーム・ライフル<br />2連グレネード・ランチャー<br />シールド }} 『機動戦士ガンダムF91』に登場。M型(Bタイプ)と同様、J型をベースにコロニー内戦闘を目的に改装されたモデル。便宜上Aタイプと呼称されている。既存のジェガンシリーズの最上位に位置する機体。全体的にバーニアが増強されている(代わりに肩の側面装甲は省略されている)。バルカンポッドの砲門が2門になりビームサーベルも2本となったことで戦闘力が向上、ライフルも通常型に比べて火力の高いものが採用されている。主に指揮官用に配備された。未だ配備数の少ないヘビーガン、[[フォーミュラ計画#Gキャノン|Gキャノン]]の代替機種として生産されたが、劇中でのあつかいはJ型と大差なく、一方的に撃破される。 {{-}} ==== ジェガン Fireball<!--本項目での便宜上の名称ですか? 下記のスペックもR型からの推測では?--> ==== {{機動兵器 |名称=ジェガン Fireball |型式番号=不明 |装甲=不明 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・サーベル×2<br />2連グレネード・ランチャーx2 }} 漫画『[[機動戦士ガンダム シルエットフォーミュラ91]]』に登場。宇宙世紀110年代初頭時に試験されたタイプ。デザイン上は上記のR型とほぼ同じだが、バックパックの形状が異なる他、バルカンポッドのセンサーがない、腕部2連グレネードが両腕にあるなどの違いがある。作中では宇宙世紀0112年2月北米でのテスト中にバックパックのスラスターが爆発、暴走。大破している。 なおFireballという呼称が機体の愛称なのかコールサインなのかは不明。劇中での説明はない。 {{-}} === STガン === {{機動兵器 |名称=STガン<br />ST-Gan<br />(STRATEGIK TREANER JEGAN) |型式番号=RGM-89ST2 |頭頂高=19.2m |全高=20.8m |重量=33.5t |全備重量=48.02t |出力=2,440kW |推力=52,500kg |センサー=68,500m |武装=90mmマシンガン<br />ハンド・グレネード |搭乗者=[[機動戦士ガンダムF90#登場人物|ナヴィ]] }} 漫画『[[機動戦士ガンダムF90]]』に登場。 [[ガンダムF90 (架空の兵器)#ガンダムF90|ガンダムF90]]のデータ収集および試験空域の早期警戒を目的として、[[サナリィ]]がジェガンをベースに改装した機体。頭部ゴーグルセンサーが大型化しているほか、大型のレドームや各種センサーを追加している。強襲偵察機と異なり戦闘を目的としておらず、また各種センサーへの影響を考慮して武装はマシンガンが採用されるにとどまっており、ジェガンに比べると火力は貧弱なものとなっている。一部の資料では型式番号がRGM-89Aとなっているものもある。なお、操縦席内はジェガンと同一。 サナリィが開発したF90の運用テストが行われていた際、随伴してデータの収集を行っていた。その後火星独立ジオン(通称:オールズモビル)によるF90 2号機強奪事件を受けたことにより艦隊編成に組み込まれ、火星に向かうまでF90 1号機のテストデータ収集を継続する。火星圏での戦闘でF90 1号機、ギラ・ドーガ改と共に降下船で火星へと降り立つが、到着直後にRFギャンの襲撃を受け中破、拿捕される。 {{-}} === ジェガン重装型(ジェガンキャノン) === {{機動兵器 |名称=ジェガン重装型<br />JEGAN HEAVY ARMED TYPE |型式番号=RGC-90 または RGM-90<ref>『データコレクション(7) 『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』17頁、『機動戦士ガンダムMS大全集2013[+線画設定集]』67頁。</ref> |頭頂高=19.0m |全高=22.5m |装甲=チタン合金セラミック複合<br />+一部ガンダリウム合金<br />(一部資料にガンダリウム合金説有り) |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ミサイルポッド<br />ショルダー・ビーム・キャノン×2<br />ビーム・ライフル }} プラモデル『1/144 ジェガン』取扱説明書が初出で、その後『CCA-MSV』に分類されている。 ジェガンの再設計機だが、実際の設計は[[#ジェダ|ジェダ]]をベースとしている。両肩にビームランチャー2機、腰部にミサイルポッド2機と追加の前後装甲を装備。ムーバブルフレームは流用しているが、ジェネレータを換装し脚部も改造強化している。バックパックも推進力を強化した専用のものとなっているがバーニアアームは短く機動性は重視されていない。ベース機からコンセプトを変更して往年のRGC-80を髣髴とさせる支援型として完成し、カラーリングも赤と白のジム系を彷彿とさせる配色となっている。ジェガンタイプのバックパックとは別種のバックパックも存在する。キャノン付バックパックも装着予定であった。一応宇宙戦にも対応するが陸戦主体に考えられた機体である。プラモデル『1/144 ジェガン』取扱説明書によると試作機でデータを収集し量産準備が進められているらしい。 なお、「B-CLUB」29号記載のジェダ解説部分に”ジェガンは実戦配備されると装甲の貧弱性等の欠陥が明らかとなり、急遽RGM-88XがRGM-90として採用され、局地戦用MSとして連邦軍の主要基地に配備された”との記述がある、これが本機を表しているかどうかは不明。同記事によると、本機体の生産数は40機程度とされている<ref>「B-CLUB」29号の"RGM-90となったRGM-88Xも実数は40機程度とされている"との記述から。</ref>。 {{-}} === ジェガン装甲強化型 === {{機動兵器 |型式番号=RGM-91S |名称=ジェガン装甲強化型<br />JEGAN ENHNCED ARMOR TYPE |型式番号=RGM-91S |装甲=チタン合金セラミック複合<br />+一部ガンダリウム合金 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・ライフル<br />ハンド・グレネード×3<br />ビーム・サーベル<br />シールド<br />シールド内蔵式2連装ミサイルランチャー×2 }} 「B-CLUB」29号に登場。 生産ライン上にあったRGM-89 ジェガンの一部装甲強化(部分的にガンダリウムを使用)とメインエンジンの改良を施した機体。 RGM-91Sは20機存在すると言われているが、正確な数は政府高官のみが知るところで定かではない。外観上の違いはバルカンポッドとバックパック形状および、脚部・股間部のアポジモーターの存在などである。 {{-}} === ジェガン可変型 === 「B-CLUB」29号に記述のみ登場。BWS付きジェガンとされる。ただ、[[リ・ガズィ]]の段階からBWSユニット離脱時の危険性が指摘されており、ジェガンに装備した場合特攻兵器と言っても過言ではないとされている。研究が進められたらしいが実機が存在したかは不明。デザインも存在しない。雑誌「ガンダムエース」2007年7月号のコーナー「データガンダム」にも名前だけ登場。 === シージェガン === PCゲーム『SDガンダムウォーズ』に登場したアースサイド軍所属のゲームオリジナルMS。アクアジムの上位機体である。偏向ビームライフルとビームサーベル、対艦ミサイルを装備している。 === ジェガン 陸戦用重装型 === [[近藤和久]]の漫画『[[機動戦士ガンダム ジオンの再興]]』に登場。 RGM-89の陸戦型で、連邦地上軍の主力機として使用された。型式番号はRGM-89T。宇宙軍では本機さほど評価されなかったが、興味深いことに地上軍ではその評価は逆転している。待望の重武装機として歓迎された本機は、RGM-89やMSA-003「ネモ」と逐次機種転換されていったものの、そのベースは遅々たるものであり、U.C.0089年のアフリカ戦役には僅か3機しか配備されていなかったという。 == ジェダ == {{機動兵器 |名称=ジェダ<br />JEDDA |型式番号=RGM-88X |装甲=チタン合金セラミック複合材<br />+一部ガンダリウム合金使用 |武装=頭部バルカン砲×2<br />3連グレネードランチャー×2<br />ビーム・サーベル×2<br />ビーム・ライフル<br />シールド |搭乗者=[[アムロ・レイ]] ほか }} 小説『機動戦士ガンダム ハイ・ストリーマー』に登場。 RGM-88Xと呼ばれる機体は2種類存在し、当初に設計された機体はジムII、ジムIII、ハイザックの3機種の代換となる後継機として、またガンダムMk-IIの純然たる量産型として計画されたが、連邦軍の軍縮政策によるMS開発予算削減の煽りを受けてコストダウンを余儀無くされ、試作機が6機製作された時点で開発が中断された。その後、同一プロジェクトとして再開し、初期に製作した試作機をベースにコストに見合う様に再設計された後に本機をベースにしてRGM-89 ジェガンが完成した。なお、初期に製作されたRGM-88Xの内1機はテスト飛行中に事故により大破・喪失し、2機は保守パーツ用として解体された。残った数機はロンド・ベルへ納入され、再設計されたRGM-88Xの内何機かはRGM-90に改装された。しかし、RGM-89が実戦配備されると装甲の貧弱さ等の欠陥が指摘され、急遽RGM-88XをRGM-90として採用、局地戦用MSとして地球上の主要基地に配備されている。RGM-90となった88Xも実数は40機程度といわれる。その外観に関しては、ジェガンの初期デザイン画稿の意匠があてられている。出力は劣るもののガンダムMk-IIと同型のバックパックを装備予定だった。シールド、サーベルもMk-IIと同規格のものだが、ライフルに関しては独自の形状のもの<ref group="注">アニメ『[[戦闘メカ ザブングル]]』に登場する[[ウォーカー・ギャリア]]のライフルと同じデザインのもの。これも元々は[[ガンダム (架空の兵器)|RX-78]]用のビームライフルを玩具用にリデザインしたものがベースとなっている。</ref><ref>「B-CLUB」29号のスクラッチ作例より。なお装備や背面に関する正式なデザインは存在しない。</ref>を装備している。ジェガンの[[プロトタイプ]]という設定だが外装については全体にわたって細かく形状が違いほぼ別物と言ってもい。 劇中では 巡洋艦「[[クラップ#同型艦|ラー・ザイム]]」に配備された(3番機から6番機までが搭載されている)。コロニー内においてエグムのMSと交戦し1機が大破した。なお、アムロ・レイはリ・ガズィ搭乗前に3番機を使用していた。 ハイ・ストリーマーが[[アニメージュ]]に連載された当時、星野之宣の描いたジェダは両肩に円筒状のポッドを乗せ、腰部から大型のバインダーが伸びていた。その後、ジェガンとの連続性が考えられるようになり、雑誌『B-CLUB』誌上にてRGM-89 ジェガンのプロトタイプとして掲載され、上記のような設定が後付けされた。RGM-88X発表当初はジェダが同一機体であるとの記述が無かったが、[[電撃ホビーマガジン]]2010年2月号にてRGM-88X=ジェダと設定された。 === ジェダ改良型 === 「B-CLUB」29号に登場<ref group="注">「B-CLUB」上ではRGM-88XがRGM-90として採用されたと記述されているのみ</ref>。雑誌「[[ガンダムエース]]」2007年7月号のコーナー「データガンダム」にも名前だけが登場している。 {{-}} == ジェスタ == {{機動兵器 |名称=ジェスタ<br />JESTA |型式番号=RGM-96X |頭頂高=19.3m |全高=19.3m |重量=24.8t |全備重量=57.2t |出力=2,710kw |推力=89,030kg |センサー=14,200m |装甲=チタン合金セラミック複合材<br />+一部[[ガンダリウム合金]]使用 |武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・ライフル<br />ビーム・サーベル<br />ハンド・グレネード×6<br />シールド<br />シールド内蔵式2連ミサイルランチャー×2 |搭乗者=ナイジェル・ギャレット<br />ダリル・マッギネス ほか |2名称=ジェスタ・キャノン<br />JESTA CANNON |2頭頂高=19.3m |2重量=39.7t |2全備重量=75.4t |2武装=バルカン・ポッド・システム<br />ビーム・キャノン<br />4連マルチランチャー<br />ビーム・ライフル<br />ハンド・グレネード×12<br />ビーム・サーベル |2搭乗者=ワッツ・ステップニー ほか }} 『機動戦士ガンダムUC』に登場。デストロイモードでの活動時間に制限があるRX-0 [[ユニコーンガンダム]]の護衛機として開発された、ジェガンの上位機種。ユニコーンが本来の任務である敵[[ニュータイプ]]、または[[強化人間]]の殲滅に専念できるよう、周辺の敵戦力を排除する役目を担う。そのため、同時期のジェガンタイプを圧倒的に上回る高性能が求められており、その性能はνガンダムの9割にまで達している<ref>『機動戦士ガンダムUCメカニック&ワールドep4-6』40頁。</ref>。 左右腰部ラックにハンドグレネード(6本)、右下腕部にビームライフルの予備エネルギーパック(3本)、左下腕部にビームサーベル(1本)がマウントされている。また、バックパックのサブアームでシールドを保持するなどの新機軸を持つ。 性能評価のため、[[ラー・カイラム]]に12機が配備された。コードU011(ユニフォーム・イレブン)の機体は電子戦ユニットと観測機器を装備したEWAC機(早期警戒機)となっている。 アメリカ軍の[[Navy SEALs|ネイビー・シールズ]]のような[[特殊部隊]]をイメージしてデザインされた機体で、同時期にMS用の[[LCAC]]([[エア・クッション型揚陸艇]])もデザインされている。 作中では後述のジェスタ・キャノンも含め、ロンド・ベルのエースパイロット3人による小隊「トライスター」の乗機として描かれる姿が主となっている。 === ジェスタ・キャノン === 支援砲撃オプションを装着した遠距離仕様。右肩にビーム砲、左肩に4連マルチランチャーを増設している。火器管制機能が強化されており、増設された装甲でよりがっしりした体型となっている。増加装甲は爆砕ボルトによって排除が可能。 {{-}} == グスタフ・カール == {{機動兵器 |名称=グスタフ・カール<br/ >GUSTAV KARL |型式番号=FD-03 |頭頂高=22.0m |重量=29.0t |全備重量=60.0t |出力=3,425kw |推力=79,500kg |センサー有効半径=21,300m |装甲=ガンダリウム合金 |武装=頭部バルカン砲<br />グレネード・ランチャー<br />ビーム・サーベル<br />ビーム・ライフル |搭乗者=[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ#地球連邦軍|エイレン]]<br />地球連邦軍一般兵 }} 小説『[[機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ]]』、OVA版『機動戦士ガンダムUC』に登場。 アナハイム社が開発した汎用量産型MS。武装の大半はジェガンからの流用だが、ガンダムタイプ級に迫る基本性能を持つ。サブフライトシステム「ケッサリア」とともに地上の治安部隊を中心に配備された。軽装型と重装型の仕様違いが存在する。U.C.0110年代以降は全高15メートル台の小型MSが主流となっていったため、本機直系の後継機は確認されていない。 なお、初出作品である『閃光のハサウェイ』では水色に塗られているが、その9年前を舞台とするOVA版『UC』では灰色に塗られている。また、操縦席については『閃光のハサウェイ』では不明だったが、OVA版『UC』ではジェガンD型やリゼルなどと同じものが搭載されている。 初出の『閃光のハサウェイ』では[[森木靖泰]]がデザインを担当。ゲーム『[[SDガンダム GGENERATION#SDガンダム GGENERATION-F|SDガンダムGGENERATION-F]]』の登場時には、[[藤田一己]]によってリデザインされた。その際、森木のデザイン画に存在した頭部のツインブレードアンテナが削除されて片側1本のみへ変更されたうえ、脹脛部分に外付けされていた巨大なビーム・サーベルも通常サイズに変更されて腰部へ格納する形で移設されるなど、全身の形状を重厚なものへ一新したことと並び、下半身を中心に大幅なアレンジが加えられた。OVA版『UC』への登場時には、全身の形状から森木ではなく藤田のデザイン画が採用されたことがうかがえる。 ==== 劇中での活躍(グスタフ・カール) ==== 『閃光のハサウェイ』では、マフティーに対抗する連邦軍「キンバレー部隊」や「キルケー部隊」の戦力として登場。[[Ξガンダム]]や[[ギラ・ドーガ#メッサー|メッサー]]と交戦する。書籍『[[GUNDAM EVOLVE#ガンダムMSグラフィカ|ガンダムMSグラフィカ]]』では、宇宙世紀0097年の時点でEARMに流出した機体が登場する。 OVA版『UC』では、ジェスタとは別ラインで開発されたという設定が付加されており、episode7で試験運用中の機体が登場する。シャイアン基地で警戒中に、降下したラー・カイラムから発進したジェスタ数機により、あっさり武装解除されてしまう<ref>なお、2014年7月に発売されたプラモデル「[[HGUC]] 1/144 ゼータプラス(ユニコーンver.)」のボックスアートに、本機が描かれている。</ref>。 === ドーラ・カール === 資料によっては指揮官用機体を「グスタフ・カール」、一般兵向けの機体は「ドーラ・カール」としているものもある。性能差は通信機器の性能が違う程度である。 {{-}} == 脚注 == === 注釈 === {{Reflist|group=注}} === 出典 === {{Reflist}} == 関連項目 == * [[ガンダムシリーズの登場機動兵器一覧]] {{宇宙世紀|機動兵器}} {{DEFAULTSORT:しえかん}} {{Gundam-stub}} [[Category:地球連邦軍 (宇宙世紀) の機動兵器]] [[en:Early Earth Federation mobile suits in the Gundam universe#RGM-89 Jegan]]
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