ジェイアール東海バスのソースを表示

{{出典の明記|date=2014年2月12日 (水) 13:58 (UTC)}}
{{基礎情報 会社
|社名 = ジェイアール東海バス株式会社
|英文社名 = JR Tokai Bus Company
|ロゴ = [[画像:JR tokai bus logo.svg|250px]]
|画像 = 
|画像説明 = 
|種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
|市場情報 = 非上場
|略称 = [[JRバス]]、JR東海バス
|国籍 = {{JPN}}
|本社郵便番号 = 454-0828
|本社所在地 = [[愛知県]][[名古屋市]][[中川区]]小本三丁目103番地
|本店郵便番号 = 
|本店所在地 = 
|設立 = [[1988年]][[3月1日]]
|業種 = 陸運業
|統一金融機関コード = 
|SWIFTコード = 
|事業内容 = 乗合バス事業、貸切バス事業、旅行業他
|代表者 = 代表取締役社長 木學 康充
|資本金 = 17億4750万円
|発行済株式総数 = 3万4,950株
|売上高 = 54億8696万円（2006年度実績）
|営業利益 = 
|純利益 = 
|純資産 = 
|総資産 = 
|従業員数 = 361名（うち[[運転士]]230名）
|決算期 = 
|主要株主 = [[東海旅客鉄道]] 100% 
|主要子会社 = 
|関係する人物 = 
|外部リンク = http://www.jrtbinm.co.jp/
|特記事項=
}}
{{右|
[[画像:JR東海バス本社.jpg|thumb|240px|none|JR東海バス本社（手前）<br/>と名古屋支店（奥）]]
[[File:JRHighwayBus01.JPG|thumb|240px|none|JRハイウェイバスのりば（名古屋駅）]]
<!--[[File:JRHighwayBus02.JPG|thumb|240px|none|JRハイウェイバスのりば（名古屋駅）正面出入口]]-->
[[ファイル:JR-Tokai-bus-Dream-Nagoya6-premium.jpg|thumb|240px|none|[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]・[[エアロキング]] 744-09992]]
}}

'''ジェイアール東海バス株式会社'''（ジェイアールとうかいバス）は、[[東海地方]]を営業エリアとする[[東海旅客鉄道]]（JR東海）グループの[[バス (交通機関)|バス]]事業者である。
東海旅客鉄道（JR東海）の完全[[子会社]]（[[連結子会社]]）<ref>{{Cite web |url=http://company.jr-central.co.jp/company/about/group.html |title=連結子会社・持分法適用関連会社｜ＪＲ東海 |publisher=[[東海旅客鉄道|JR東海]] |language=日本語 |accessdate=2010-04-30}}</ref>。

本社は[[愛知県]][[名古屋市]][[中川区]]小本三丁目103番地。[[ロゴタイプ|ロゴ]]はJR東海の[[コーポレートカラー]]に合わせた[[オレンジ色]]に白いストライプが入ったものとなっている。

なお当社は、「[[東海バス]]」の名で路線バスを運行する「東海バスグループ」（[[小田急グループ]]の一員であり、[[東海自動車]]およびその関連会社）とは一切無関係。

== 沿革 ==
[[画像:U-UA440LAN.JPG|thumb|200px|right|瀬戸営業所 51号車 528-5901]]
民営化以前は[[国鉄バス]]を参照。
<!--[[国鉄バス]]に転記のためコメント化
* [[1930年]][[12月20日]] 日本最初の省営自動車'''岡多線'''（[[岡崎駅|岡崎]] - 瀬戸記念橋 - [[多治見駅|多治見]]）および'''高蔵寺線'''（瀬戸記念橋-[[高蔵寺駅|高蔵寺]]）が開業する。
* [[1986年]][[12月4日]] [[日本国有鉄道改革法]]施行。旅客自動車運送事業は、各旅客会社が引き継いだのち、原則として経営分離するものとされた。 -->
* [[1987年]]（昭和62年）[[4月1日]] - 国鉄分割民営化により、東海旅客鉄道自動車事業部（通称・JR東海バス）となる。
* [[1988年]]（昭和63年）[[3月1日]] - '''ジェイアール東海バス株式会社'''設立。
* 1988年（昭和63年）4月1日 - JR東海からバス事業部門を引き継ぎ、営業開始。
* [[2002年]]（平成14年）[[2月1日]] - 恵那線廃止（[[北恵那交通]]に移管）。
* 2002年（平成14年）[[10月1日]] -[[遠鉄バス北遠本線|天竜線]]・[[名金急行線|名金急行線・大野線]]廃止、あわせて遠江二俣・美濃白鳥の各営業所を廃止。これにより一般路線は瀬戸支店のみとなる。
* [[2005年]]（平成17年）10月1日 - 愛知貸切（旧・岡崎）、静岡貸切（旧・新居町）、中津川の各営業所を廃止。
* [[2006年]]（平成18年）10月1日 - 中部国際空港線廃止。
* [[2009年]]（平成21年）10月1日 - 愛知県瀬戸地区の一般路線（[[名古屋ガイドウェイバス]]の委託路線を含む）をすべて廃止。これにより一般路線バス事業から全面撤退。あわせて瀬戸支店を廃止。
* 2009年（平成21年）[[10月1日]] - 静岡地区における貸切バス事業を開始（再開）。
* 2009年（平成21年）[[12月]] - 東海地区で初めて高速バスにハイブリッド車両（[[日野・セレガ#セレガハイブリッド（RU1A系）|日野・セレガハイブリッド]]）を2両導入<ref>[http://www.jrtbinm.co.jp/tp/hybrid.pdf JR東海バス トピックス 「東海地区で初めて」ハイブリッド高速バス導入!! 2009年11月27日]</ref>。
* 2012年（平成23年）6月1日 - 新東名高速道路経由で名古屋・東京間を結ぶ「新東名スーパーライナー」の運行を開始。

== 路線 ==
カッコ内は[[共同運行]]会社

=== 昼行高速路線 ===
[[ファイル:JR-tokai bus kofu.jpg|thumb|200px|right|名古屋ライナー甲府号]]
* [[東名ハイウェイバス]]（[[ジェイアールバス関東|JRバス関東]]・[[ジェイアールバステック]]）
** 新東名スーパーライナー（JRバス関東）
* [[名神ハイウェイバス]]（[[西日本ジェイアールバス|西日本JRバス]]・[[名鉄バス]]・[[名阪近鉄バス]]）
* [[昼特急|京阪神昼特急静岡号]]
* [[中央ライナー (高速バス)|中央ライナーなごや号]]（JRバス関東・[[東濃鉄道]]）
* [[ひだ高山号]]（名鉄バス・[[濃飛乗合自動車]]）
* [[北陸道特急バス]]（西日本JRバス・名鉄バス・[[福井鉄道]]・[[北陸鉄道]]）
* [[北陸道昼特急名古屋号]]（西日本JRバス）
* [[渋谷・新宿ライナー浜松号]]（[[京王バス東]]・[[遠鉄バス|遠州鉄道]]）
* [[渋谷・新宿ライナー静岡号]]（京王バス東）
* 名古屋ライナー甲府号（[[山梨交通]]）
:; 運行経路
:: [[名古屋駅#JRハイウェイバスのりば|名古屋駅（新幹線口）]]（[[愛知県]][[名古屋市]][[中村区]]） - [[桃花台バスストップ|中央道桃花台]]（愛知県[[小牧市]]） - [[瑞浪天徳バスストップ|中央道瑞浪天徳]]（[[岐阜県]][[瑞浪市]]） - [[中津川インターチェンジ|中津川インター]]（岐阜県[[中津川市]]） - [[神坂パーキングエリア|中央道馬篭]]（岐阜県中津川市） -  [[阿智パーキングエリア|中央道昼神温泉]]（[[長野県]][[下伊那郡]][[阿智村]]） - [[上飯田バスストップ|上飯田]]（長野県[[飯田市]]） - [[高森バスストップ|高森]]（長野県下伊那郡[[高森町 (長野県)|高森町]]) - [[小淵沢インターチェンジ#小淵沢バスストップ|中央道小淵沢]]（[[山梨県]][[北杜市]]） - [[八ヶ岳パーキングエリア#八ヶ岳バスストップ|中央道八ヶ岳]]（山梨県北杜市） - [[長坂高根バスストップ|中央道長坂高根]]（山梨県北杜市） - [[須玉インターチェンジ#須玉バスストップ|中央道須玉]]（山梨県北杜市） - [[明野バスストップ|中央道明野]]（山梨県北杜市） - [[韮崎インターチェンジ#韮崎バスストップ|中央道韮崎]]（山梨県[[韮崎市]]） - [[双葉サービスエリア#双葉東バスストップ|中央道双葉東]]（山梨県[[甲斐市]]） - 甲府昭和<ref>[[昭和バスストップ]]ではなく[[甲府昭和インターチェンジ]]近くの[[アルプス通り]]沿いにある</ref>（山梨県[[甲府市]]） - [[甲府駅バスターミナル|甲府駅]]（山梨県甲府市） - [[竜王駅]]（山梨県甲斐市）

:; 路線沿革
::* [[2003年]]（[[平成]]15年）[[4月5日]] - 山梨交通が運行開始。JR東海バスは運行支援のみ。
::* [[2006年]]（平成18年）[[10月1日]] - 中部国際空港線廃止のため同路線と組み合わせた割引きっぷの販売終了。
::* [[2008年]]（平成20年）[[3月1日]] - JR東海バスが参入（3往復中1往復を担当）、「名古屋ライナー甲府号」という愛称が付けられる。
::* [[2010年]]（平成22年）4月1日 - JR駅[[みどりの窓口]]での乗車券発売（取り扱い）開始。
::* 2010年（平成22年）[[12月9日]] - 名古屋バスターミナル閉鎖に伴い名古屋駅の乗り場を新幹線口（太閤通口）に変更。
::* [[2013年]]（平成25年）[[12月1日]] - 「中央道高森」・「中央道上飯田」バス停への停車を開始（[[信南交通]]が予約業務に加わる）。

:; 車両
:: トイレつきの4列シートで<!-- 以前は[[東名ハイウェイバス]]で使用しているものを使っていたが-->、<!--JR東海バス車両の情報の出典はどこですか？ 同社サイトには掲載されていません。　　　←トイレ付車両であることは「高速バス時刻表」に記載されており、「発車オ～ライネット」でも3便ともトイレ付表示、現車でも2度確認したので間違いありません。東名線と共通運用かどうかは不明。-->2010年7月1日より4列ワイドシート（補助席なし）車両で運行。

* 静岡・富士五湖号（[[富士急静岡バス]]）
** 静岡駅 - 清水駅前 - [[富士急ハイランド]] - [[河口湖駅]]

=== 夜行高速路線 ===
* [[ドリームなごや号]]
** レディースドリームなごや号
** 青春ドリームなごや号
** 青春レディースドリームなごや号
* [[ドリームなごや号|ドリームとよた号]]
* [[ドリームなごや号|ドリームなごや・新宿号]]（JRバス関東）
* [[ドリームなごや号|ドリームなごや・三河号]]（JRバス関東）
[[ファイル:Jrtokaibus-fantasianagoya-20070913.jpg|200px|right|thumb|ファンタジアなごや号]]
* ファンタジアなごや号（[[京成バス]]）
:; 概要
:: 夜行便1日1往復で、名古屋支店が[[京成バス]]（運行開始当時は[[京成電鉄]]）と隔日で運行を担当。

:; 運行経路
:: 名古屋駅（新幹線口） - 栄（[[オアシス21]]） - [[千種駅]]前（下り降車のみ） - [[本山駅 (愛知県)|本山]] - [[星ヶ丘駅 (愛知県)|星ヶ丘]] - [[名古屋インターチェンジ|名古屋インター]] - （[[東名高速道路]]） - （[[保土ヶ谷バイパス]]） - 横浜駅（[[横浜シティ・エア・ターミナル|YCAT]]） - （[[首都高速道路]]） - [[お台場]]（[[東京テレポート駅]]） - [[東京ディズニーランド]] (TDL) - [[東京ディズニーシー]] (TDS) - [[西船橋駅]]

:; 路線沿革
::* [[2002年]]（平成14年）[[2月8日]] - 運行開始。
::* [[2006年]]（平成18年）[[7月20日]] - 上り便（西船橋行）が「本山」から乗車、下り便（名古屋行）が「星ヶ丘」で降車できるようになる。
::* [[2007年]]（平成19年）[[3月1日]] - 曜日・席数限定の早期購入割引運賃が設定される（「早売3」）。
::* 2007年（平成19年）[[10月19日]] - 下り便（名古屋行）が「本山」で降車できるようになる。
::* [[2008年]]（平成20年）[[6月6日]] - この日の出発便より「横浜駅 (YCAT) 」バス停を追加<ref>名古屋と横浜・品川を結んでいた「ラメール号」はこの半年前に廃止された。</ref>。
::* [[2009年]]（平成21年）[[4月1日]] - 「名古屋インター」バス停への停車を開始。

:; 車両
::* 独立3列シート、28〜29席、化粧室（トイレ）付き、車内禁煙。{{要出典範囲|date=2014年6月|[[三菱ふそう・エアロエース|三菱ふそう・エアロクィーン]]（スーパーハイデッカー）や三菱ふそうエアロバス（ハイデッカー）、[[日野・セレガ]]（ハイデッカー）で運行。}}
* [[ドリーム号 (高速バス)#首都圏 - 東海圏|ドリーム静岡・浜松号]]
* [[ドリーム号 (高速バス)#東海圏 - 近畿圏|京阪神ドリーム静岡号]]（西日本JRバス）
* オリーブ松山号（[[ジェイアール四国バス|JR四国バス]]）
:; 運行経路
:: 名古屋駅（新幹線口） - [[岩塚駅]]前 - [[桑名駅|桑名駅（有楽町）]] - [[徳島とくとくターミナル|松茂]] - [[徳島駅]] - [[高松中央インターチェンジ#高松中央インターバスターミナル|高松中央インターバスターミナル]] - [[高松駅 (香川県)|高松駅]] - [[坂出インターチェンジ#坂出インターバスターミナル|坂出インターバスターミナル]] - [[三島川之江インターチェンジ|三島川之江インター]] - [[川内インターチェンジ|川内インター]] - 松山インター口 - [[大街道]] - [[松山駅 (愛媛県)|松山駅]] - JR四国バス松山支店

:; 路線沿革
::* [[1990年]]（平成2年）12月 - オリーブ号（[[名古屋駅]] - [[大垣バスストップ|名神大垣]] - [[坂出駅]] - [[高松駅 (香川県)|高松駅]]間）運行開始。
::* [[1993年]]（平成5年）[[8月6日]]～13日 - 帰省バスとして名古屋駅 - 松山駅間を夜行便で1日1往復運行。
::* [[1994年]]（平成6年）[[7月20日]] - [[高知駅]]まで延長運行開始。
::* [[1996年]]（平成8年）[[8月7日]] - オリーブ松山号運行開始。当初は徳島道経由（名古屋駅 - 徳島駅 - 阿波池田駅 - 大街道 - 松山駅）だった。これに伴いオリーブ号はオリーブ高知号に改名。
::* [[2006年]]（平成18年）[[1月10日]] - オリーブ高知号季節運行便に振り替え。徳島駅経由に経路変更。
::* 2006年（平成18年）[[1月11日]] - 経路変更、現在の高松道経由の運行経路となる。同時に使用車両も変更。
::* [[2007年]]（平成19年）3月 - オリーブ高知号廃止。
::* [[2009年]]（平成21年）[[10月1日]] - 「岩塚駅前」（[[名古屋市営地下鉄東山線|地下鉄東山線]]）・「坂出インターチェンジバスターミナル」バス停への停車を開始、「坂出駅」バス停への停車を廃止。レディースシートを新設。
::* [[2013年]]（平成25年）10月1日 - 「[[桑名駅|桑名駅（有楽町）]]」バス停への停車を開始。

:; 車両
::* 運行開始当初は[[三菱ふそう・エアロエース|三菱ふそう・エアロクィーン]]等の29人乗りスーパーハイデッカーが使用されていた。2006年以降は原則として38人乗りダブルデッカー（[[三菱ふそう・エアロキング]]）が使用されている。いずれも独立3列シート車トイレ付。スリッパ、毛布サービス。
* [[ドリーム号 (高速バス)#その他の路線|セレナーデ号]]（[[中国ジェイアールバス|中国JRバス]]）
* [[ドリーム号 (高速バス)#その他の路線|北陸ドリーム名古屋号]]（西日本JRバス）
* [[名神ハイウェイバス#青春大阪ドリーム名古屋号|青春大阪ドリーム名古屋号]]（西日本JRバス）

=== 運行支援 ===
以下の路線は名古屋側の予約・発券・運行支援業務のみ行う。
* [[中国ジェイアールバス#名古屋方面|出雲・松江・米子ドリーム名古屋号]]（中国JRバス）

=== 廃止・撤退路線 ===
==== 高速路線 ====
* [[中央道高速バス|名古屋 - 松本]]（名鉄バス・[[アルピコ交通]]）
* 箱根ビュー号（[[伊豆箱根鉄道]]）
:; 運行経路
:: 名古屋駅・千種駅前・星ヶ丘・名古屋インター - [[三島広小路駅]]・箱根関所跡

:; 路線沿革
::* [[1990年]]（平成2年）[[3月29日]] - 運行開始。毎年3月20日～11月29日までの季節運行で1日2往復運行されていた。
::* [[1991年]]（平成3年）[[6月1日]] -  三島広小路駅バス停新設。
::* [[1993年]]（平成5年）[[4月1日]] - 撤退。伊豆箱根鉄道は愛称を「伊豆箱根号」に変更の上その後も運行を継続。

:; 車両
::* 4列シート34人乗りのスーパーハイデッカーで、JR東海バスは[[三菱ふそう・エアロエース|三菱ふそう・エアロクィーンM]]を使用していた。

* 伊豆スパー号（[[東海自動車]]）
:; 運行経路
:: 名古屋駅・千種駅前・星ヶ丘・名古屋インター - [[宇佐美駅]]口・伊東港・[[伊東温泉]]・[[伊東駅]]

:; 路線沿革
::* 1990年（平成2年）[[4月26日]] - 運行開始。1日2往復。
::* 1991年（平成3年） - 撤退。東海自動車の単独運行となる。

:; 車両
::* 4列シート34人乗りのスーパーハイデッカー（三菱ふそう・エアロクィーンM）が使用されていた。

[[ファイル:JR-Tokai-bus-744-0973.jpg|200px|thumb|right|チボリ号]]
* [[名古屋 - 岡山・倉敷線|チボリ号]]（[[両備ホールディングス|両備バス]]） - 現在は「リョービエクスプレス号」という名称で両備バスが単独運行。

[[ファイル:Jrtokaibus-lamer-shinagawa-20070329.jpg|200px|right|thumb|ラメール号]]
* ラメール号（[[京急観光バス]]。2005年（平成17年）11月30日までは）
:; 運行経路
:: [[名古屋ターミナルビル|名古屋駅（桜通口）]] - 栄（オアシス21） - 千種駅前 - 本山 - 星ヶ丘 - （東名高速道路） - （保土ヶ谷バイパス） - 横浜駅東口 - （首都高速道路） - [[品川バスターミナル]]
::* {{要出典|JR東海便は[[足柄サービスエリア|足柄SA]]・三ヶ日ドライブインで休憩。短距離路線のため、到着時間の調整を行う目的で、休憩時間は比較的長めに設定されていた。また、[[静岡インターチェンジ|静岡IC]]で乗務員交代をしていた。|date=2014年6月}}
::* {{要出典|JR東海バスでは他路線に合わせて下り便を「ラメール1号」、上り便を「ラメール2号」と案内していた（品川延長後は「ラメール横浜・品川号」の名称を用いていた）。|date=2014年6月}}

:; 路線沿革
::* [[1989年]]（平成元年）[[3月20日]] - 運行開始。[[京浜急行バス|京浜急行電鉄（当時）]]との共同運行。
::* [[2002年]]（平成14年）[[10月12日]] - 上下とも「栄」バス停への停車を開始。
::* [[2006年]]（平成18年）[[12月3日]] - 4列シートから独立3列シートに車両変更。
::* [[2007年]]（平成19年）[[2月1日]] - 品川バスターミナル発着に延長、「本山」バス停への停車を開始（下り便の降車のみ）、割引運賃として「早売3」「ネット割」を導入。
::* 2007年（平成19年）[[10月19日]] - 上り便が「本山」・「星ヶ丘」バス停への停車を開始。
::* [[2008年]]（平成20年）[[3月15日]] - この日の出発便をもって運行終了・廃止。

:; 車両
::* 当初は4列シート車を使用していたが、のちに独立3列シート29人乗りのWC付スーパーハイデッカーに変更された。
* [[しずてつジャストライン西久保営業所#東京清水線（しみずライナー）|しみずライナー]]（JRバス関東・[[しずてつジャストライン]]）
* [[伊良湖ライナー号]]（JRバス関東・[[豊橋鉄道]]〈現:[[豊鉄バス]]〉）
* いいなかライナー号（[[信南交通]]）

:; 運行経路
::* 直行便 : [[中津川駅]] - 淀川 - 三菱工場前 - [[神坂パーキングエリア#馬篭バスストップ|中央道馬篭]] - [[阿智パーキングエリア#駒場バスストップ|中央道昼神温泉]] - [[飯田インターチェンジ (長野県)#伊賀良バス停|伊賀良]] - [[飯田駅]]
::* 昼神温泉経由便 : 中津川駅 - 淀川 - 三菱工場前 - 中央道馬篭 - 園原 - 昼神温泉 - 阿智 - 伊賀良 - 飯田駅

:; 路線沿革
::* [[1998年]]（平成10年）[[4月25日]] - 1日12往復で運行開始。信南交通と共同運行。
::* [[1999年]]（平成11年）[[7月1日]] - 1日11往復に減便。一部便を昼神温泉経由とする。
::* [[2000年]]（平成12年）[[2月1日]] - 「セントラルライナー」との接続を重視したダイヤに変更。
::* [[2003年]]（平成15年）[[2月1日]] - 1日7往復に減便。信南交通が撤退。昼間の便については特急「しなの」接続となった。
::* [[2004年]]（平成16年）[[10月15日]] - 廃止。

:; 車両
::* 55人乗り[[ハイデッカー]]車が使用されていた。
* [[東名名神直通バス]]
[[ファイル:JR Tokai bus Chubu-airport line.JPG|thumb|200px|right|中部国際空港線]]
* [[中部国際空港バスのりば#名古屋駅新幹線口 - 中部国際空港|中部国際空港線]]
** [[2006年]]10月 - 廃止。
* [[オリーブ高知号]]（JR四国バス）
* [[どんたく号#レインボー号|レインボー号]]（[[九州旅客鉄道]]）
* [[中央ライナー (高速バス)|新宿ライナー三河・なごや号]]（JRバス関東）

==== 一般路線 ====
[[ファイル:527-04904 ACG-HU8JLFP 1.jpg|thumb|2007年に廃止となった<br/>瀬戸南線・[[学校法人南山学園|南山学園]]行]]
JR東海から独立した当初は、瀬戸・岡崎・美濃白鳥・中津川・遠江二俣・新居町に各営業所があり、一般路線バスを運営していた。もともと鉄道先行路線であるなど収支状況は極めて悪く、2000年以降順次廃止が進められてきた。

[[2009年]]（平成21年）[[9月30日]]をもって、一般路線バス事業から全面撤退した<ref>[[2008年]]（平成20年）[[8月27日]]、瀬戸北線をはじめとする5路線全13系統をに廃止したいとの申出が愛知県バス対策協議会に対し行われており、翌年2009年8月27日に、同年9月30日付けで一般路線バス事業から全面撤退することが発表された。[http://www.jrtbinm.co.jp/topics/tp_detail.jsp?id=512 路線バスの廃止について]（JR東海バス ニュースリリース：2009年8月27日付け）</ref><ref>撤退後、一般路線車両の一部は[[ジェイ・アール北海道バス]]に譲渡され、[[札幌市|札幌市内]]で使用されている。</ref>。

* 名古屋空港線
* [[名金急行線]]
*: [[名古屋ターミナルビル|名古屋駅]]・[[JR岐阜駅バスターミナル|岐阜駅]] - [[美濃白鳥駅バスターミナル|美濃白鳥]] - [[北濃駅|北濃]] - 正ヶ洞 - [[ひるがの高原]] - 牧戸 - 荻町 - 鳩ヶ谷
* [[瀬戸南線|瀬戸北線]]
*: [[瀬戸市駅]]・[[尾張瀬戸駅|瀬戸駅前]] - 品野 - 下半田川 - [[多治見駅]]・上半田川 - 榎戸・品野本町 - 岩屋堂温泉
*: 下半田川 - [[多治見駅]]は東濃鉄道に路線移譲
* 中馬線
*: 上品野口 - [[名古屋学院大学|名学大]]前・上品野 - 片草
*: 上品野口 - 名学大前は沿線住民に限り、名古屋学院大学のスクールバス（運行は[[エムケイ]]）が代替利用できる。その名古屋学院大学のスクールバスは[[2001年]]までJR東海バスが運行を受託（特定輸送）していた。
*: 現在は名鉄バスが[[新瀬戸駅]]・瀬戸駅前 - 品野 - 上品野口 - 上品野（品野以降は一部のみ）を'''瀬戸北線'''として運行。
* [[瀬戸南線|瀬戸西線]]
*: 名古屋駅 - 大曽根 - （志段味支所前） - 乗馬倶楽部前・中志段味 - 高蔵寺・公民館前 - すみれ台 - ききょう台・水野支所前 - 曽野稲荷前・中水野（現、ふじの台） - 鹿乗 - 高蔵寺・押沢台口 - 外之原 - 尾張細野・大池住宅前 - [[名古屋造形大学|造形大]]（大曽根 - 乗馬倶楽部前・中志段味 - 高蔵寺は名古屋ガイドウェイバスが運行） / 押沢台5丁目 - 植物園
* [[瀬戸南線]]
*: [[岡崎駅]] - [[三河上郷駅]]・[[東名岩津]]
*: [[三河上郷駅]] - [[新安城駅]] - [[三河安城駅]] / [[瀬戸記念橋駅|瀬戸記念橋]] - 南山学園
*: 現在名鉄バスが岡崎駅～三河上郷駅・東名岩津間を運行
* [[瀬戸南線|瀬戸循環線]]
*: 瀬戸市駅 - 水野団地
*: 名鉄バスが'''瀬戸循環線'''として引き継いでいる。
* [[瀬戸南線|春日井線]]
*: [[春日井駅 (JR東海)|春日井駅]] - 大池住宅前
*: 名鉄バスが'''東野線'''として引き継いでいる。
* 玉野台循環線
*: [[高蔵寺駅]] - 玉野台団地 
*: 名鉄バスが'''玉野台循環線'''として引き継いでいる。
* [[名古屋ガイドウェイバス|ゆとりーとライン]]
*: [[大曽根駅]] - 瀬戸みずの坂
*: ゆとりーとラインの瀬戸みずの坂線は路線自体が廃止された<!--（名鉄バスも撤退、運行委託先は[[名古屋市交通局]]のみとなった）みずの坂線との直接の関連はない-->。
* [[名金急行線#大野線|大野線]]
*: [[美濃白鳥駅]] - [[九頭竜湖駅]]（[[越美線]]の連絡線）
* [[遠鉄バス北遠本線|天竜線]]
*: もともと[[遠鉄バス]]の路線だったものを譲り受けた。現在は再び遠鉄バスの[[遠鉄バス北遠本線|北遠本線]]という路線になっている。
* [[浜松市自主運行バス#遠州鉄道へ委託|西天竜線]]
*: 天竜線と一体で運行されていた。[[浜松市自主運行バス#遠州鉄道へ委託|天竜市営バス]]が引き継ぎ、市町村合併により現在は[[浜松市自主運行バス]]となっている。
* 浜名線
*: [[新居町駅]] - 大倉戸口 - 白須賀 - 一里山 - [[神鋼電機]]前 - [[二川駅]] - [[豊橋駅]]
*: 新居町駅 - 大倉戸口を[[湖西市自主運行バス|新居町自主運行バス<nowiki>[当時]</nowiki>]]（遠鉄に委託）が引き継ぎ、白須賀地区を[[湖西市自主運行バス]]（遠鉄に委託）が引き継ぎ、一里山 - 豊橋駅を[[豊鉄バス]]が'''二川線'''として引き継いでいる。なお、新居町は湖西市に編入されたため、新居町駅 - 大倉戸口、白須賀地区ともに現在は[[湖西市自主運行バス]]（遠鉄に委託）となっている。
* 恵那線
*: [[北恵那交通]]に業務移譲。

===== 乗車カード =====
: [[回数券]]が販売されていたものの、ジェイアール東海バスの一般路線に使える乗車カードは無かった。また、[[TOICA]]も使用できなかった。ただし、車内には、挿入口が塞がれた[[磁気カード]]読み取り機が設置されていた。

== 支店 ==
* '''名古屋支店'''
** 所在地：愛知県名古屋市中川区小本三丁目103番地
*** 名古屋ナンバー
* '''静岡支店'''
** 所在地：[[静岡県]][[静岡市]][[駿河区]]中野新田407番地8
*** 静岡ナンバー
* '''浜松基地'''
** 所在地：[[静岡県]][[浜松市]]
*** 浜松駅発着便が折返し駐車する場所である。[[夜間滞泊]]する車両もある。

かつては、上記の他に東から遠江二俣、新居町（以上静岡県）、岡崎、瀬戸（以上愛知県）、美濃白鳥、中津川（以上岐阜県）に支店・営業所が存在した。

== 車両 ==
=== 概説 ===
[[国鉄バス]]時代は、[[国鉄中部地方自動車局|中部地方自動車局]]時代から[[UDトラックス|日産ディーゼル（当時、現「UDトラックス」）]]の車両が多く<ref>バスジャパン・ハンドブック「14 ジェイアール東海バス」の現有車両カタログの記述による。</ref>、[[国鉄専用型式]]も日産ディーゼル車は名古屋に集中配置されていた<ref>バス・ジャパン3号「特集・国鉄バスのゆくえ」の車両一覧では、日産ディーゼル車の配置はすべて名古屋になっている</ref>。また国鉄バス末期に、民営化を視野に入れて<ref>バス・ジャパン3号「特集・国鉄バスのゆくえ」では、[[1986年]]11月1日の東名・名神ハイウェイバスのダイヤ改定についての記述があり、新会社の基盤を安定させることも目標とされていた。</ref>導入したスーパーハイデッカーも日産ディーゼル車<ref>バス・ジャパン3号「特集・国鉄バスのゆくえ」の東名・名神ハイウェイバスのダイヤ改定に関する記述の中で、1986年12月15日から名神ハイウェイバスに投入する新製車両についても記載があり、その車両の諸元も掲載されていた。</ref>であり、一般路線から撤退までずっと[[路線バス|一般路線車]]については日産ディーゼル車が多かった<ref>バスジャパン・ハンドブック「14 ジェイアール東海バス」の現有車両カタログ(当時)の車両台数一覧表によれば、一般路線車はいすゞ25台・日野37台・三菱ふそう12台に対して、日産ディーゼル車は51台となっていた。</ref>。日産ディーゼル製[[シャシ (自動車)|シャーシ]]に架装される車体は、全車[[富士重工業]]製であり、[[西日本車体工業]]に集約後の日産ディーゼル車は導入されなかった。[[いすゞ自動車|いすゞ]]車の導入は、民営化後は貸切車を除いて少数に留まっている。

[[高速バス]]業務の拡大に伴い[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]車が増備され、一般路線にも導入されたが、路線縮小に伴い、一般路線撤退前に既に一般路線車は全廃されていた（[[名古屋ガイドウェイバス]]所有の車両を除く）。高速バス車両でも近年は[[日野自動車|日野]]車の比率が増加し、日野が最大勢力となっている<ref>親会社である東海旅客鉄道の大株主の一つは日野自動車の親会社の[[トヨタ自動車]]である。</ref>。[[輸入車]]は[[ボルボ・アステローペ]]が少数（2両）在籍したことがあるのみである。

2009年9月30日の一般路線全廃後、一般路線車は後述するように他社へ譲渡されたり廃車となっているが、2005年の[[2005年日本国際博覧会|愛・地球博]]開催時に[[八草駅|万博八草駅]]から[[長久手市|長久手]]・[[瀬戸市|瀬戸]]両会場への[[シャトルバス]]用車両として導入された[[ハイブリッドカー|ハイブリッド]][[ノンステップバス]]（[[日野・ブルーリボン|日野ブルーリボンシティハイブリッド]]）のみ、引き続き登録されている。この車両は瀬戸支店廃止後に名古屋支店に転属し、[[愛知工業大学]]のスクールバス <[[八草駅]] - 愛知工業大学間> として使用されている。

なお、2009年9月30日まで[[名古屋ガイドウェイバス]]の運行にも携わっており、専用車の運転・整備を瀬戸支店が受託していた。

また、2011年12月にはJR東海バスとしては珍しい、三菱ふそう車の[[三菱ふそう・エアロエース|エアロエース]]<ref>ちなみに、エアロエースはエアコンが標準仕様の場合、[[三菱重工業]]製からトヨタ自動車系の[[デンソー]]製に変更された。</ref>が導入された。車両番号は744-11955号車であり楽座シート（JR東海ではワイドシート）の座席である。。主に、青春ドリーム系および、東名ハイウェイバスと今年のダイヤ改正で名神ハイウェイバス上下便ともに1便楽座シートで運行の車両が追加されそちらの便などに使われる。
<gallery>
ファイル:JR-Tokai-bus-747-09952.jpg|[[日野自動車|日野]]・[[日野・セレガ|セレガ]]<br/>PKG-RU1ESAA<br/>747-09952
File:JRTOKAIBUS 527-04903.JPG|日野・[[日野・ブルーリボン|ブルーリボンシティハイブリッド]]<br/>527-04903
ファイル:JR-Central-748-1902.jpg|過去の車両:[[UDトラックス|日産ディーゼル]]<br/>[[国鉄専用型式]] K-RA60S<br/>748-1902
File:Jrtokaibus spacewing P-DA67UE meishin.jpg‎|過去の車両:日産ディーゼル・[[日産ディーゼル・スペースウイング|スペースウィング]]<br/>P-DA67UE<br/>748-7972
File:JR tokai P-LV719R super cruiser SHD.jpg|過去の車両:いすゞ・[[いすゞ・スーパークルーザー|スーパークルーザーSHD]]<br/>P-LV719R<br/>641-7973
File:Jrtokaibus aeroqueenM P-MS729S meishin.jpg‎|過去の車両:[[三菱ふそうトラック・バス|三菱ふそう]]・[[三菱ふそう・エアロエース|エアロクィーンM]]<br/> P-MS729S<br/>744-8976
File:744-9952 JRTB P-MS729SAkai.jpg|過去の車両:三菱ふそう・[[三菱ふそう・エアロエース|エアロバス]]<br/> P-MS729SA改<br/>744-9952
File:Jrtokaibus aeroking U-MU525TAkai dreamnagoya.jpg‎|過去の車両:三菱ふそう・[[三菱ふそう・エアロキング|エアロキング]]<br/>U-MU525TA改<br/>744-1991
File:JRtokaibus 746-7991 asterope.jpg|過去の車両:[[ボルボ・アステローペ]]<br/>KC-B10MD<br/>746-7991
File:JR tokai bus nagoya castle shuttle HINO P-RU192A.jpg|過去の車両:[[日野・セレガ|日野・ブルーリボン]]<br/>P-RU192A
ファイル:744-8980-JRTB-P-MS729SA-LaMer.jpg|運行開始当初のラメール号専用車
</gallery>

=== 車両称号 ===
[[国鉄バス#車両称号|国鉄バスの附番法則]]を使用していたが、2001年以降は番号の重複が発生する可能性が生じ、年式記号が2桁になっている。また唯一の輸入車である[[ボルボ・アステローペ]]については車体が富士重工業製であることから、長らく使用されていなかった「6」を使用している。

また、貸切車は車両の大きさを問わず車種を「6」としている。
{| border="1" cellspacing="0" cellpadding="2"
|-
!7
!4
!4
!width="20px"|-
!03
!9
!91
|-
|車種
|形状
|メーカー
|&nbsp;
|年式
|装備
|固有番号
|}
* 車種
*: 1…室内長6,500mm未満且つ室内高1,800mm未満（マイクロバス）
*: 2…室内長7,200mm未満（中型バス）
*: 3…室内長7,200mm以上7,800mm未満（中型バス）
*: 4…室内長7,800mm以上8,600mm未満（大型ショート系）
*: 5…室内長8,600mm以上（大型バス）
*: 6…貸切車（車両寸法は不問）
*: 7…高速車
* 座席
*: 1…横向き座席
*: 2…混合（半分以上が前向き）
*: 3…前向き座席
*: 4…リクライニングシート
* メーカー
*: 1…いすゞ
*: 4…三菱ふそう
*: 6…富士重工（アステローペ）
*: 7…日野
*: 8…日産ディーゼル
* 年式
** 西暦の下1桁。ただし1桁で番号重複となる場合は2桁。
* 装備
*: 4…冷房・[[リーフ式サスペンション|板ばね]]
*: 9…冷房・[[空気ばね]]
* 固有番号
** 前5 - 6桁毎の連番

上記の法則により、「744-03991」は「リクライニングシート装備の高速車で三菱ふそう製、製造年はxx03年で冷房・空気ばね装備の車両」における91号車ということになる。

なお、2001年まで行っていた特定輸送用の車両は、一般路線用を転用した車両を除きこの法則は適用されず、メーカー記号と登録番号を記していた。例えば、日野車で「名古屋22か752」であった場合、「7-752」と表記していた。

===他社への譲渡===
前述のとおり、同社の一般路線バス事業からの撤退に伴い、余剰となった車両については他事業者に譲渡されて引き続き使用されている。

譲渡先は[[ジェイ・アール北海道バス]]のほか、[[北海道中央バス]]・[[茨城交通]]・[[北陸鉄道]]グループ・[[東濃鉄道]]・[[北恵那交通]]・[[関鉄グリーンバス]]などのJRグループ以外の事業者にも譲渡されている。

[[2010年]]には[[ジェイアールバス関東]][[ジェイアールバス関東土浦支店|土浦支店]]に[[日野・ブルーリボン|日野・ブルーリボンシティハイブリッドノンステップバス]]を3台譲渡している。

== 事件・事故 ==
* 「中央ライナー」飲酒運転
*: 2002年7月7日、名古屋駅発新宿駅行きの「中央ライナー4号」において、[[中央自動車道]][[談合坂サービスエリア]]にて一般車両と接触する事故が発生した。[[山梨県警察]]が当該便の乗務員を事情聴取した際に酒気帯び運転であることが発覚、乗務員は道交法違反の現行犯で逮捕されるという不祥事となった<ref name="resp20020724">[http://response.jp/issue/2002/0724/article18518_1.html Responce『【飲酒運転高速バス】過去最大!! 75日間の路線休止命令』]</ref>。本線上でも異常な運転がみられ、当該便の乗客が携帯電話の電子メール機能を利用して、外部へ危険を知らせていた。国土交通省ではこの件に対する処分として、「中央ライナー」「ニュードリーム名古屋号」については2002年8月26日から75日間の運行停止という処分を行なったが、これはそれまでの処分としては最長期間の処分となった<ref name="resp20020724"/>。運行停止期間中はJRバス関東が同路線を運行。
* 東名高速線逆走等
*: 2003年11月5日、名古屋駅発東京駅行きの東名高速線において、吉田インターチェンジ（料金所付近に東名吉田バスストップを併設）を誤って通過し、本線から上り進入路へ路肩を300メートルにわたって逆走、乗務員は道交法違反で検挙されるという不祥事となった<ref name="resp20031119">[http://response.jp/issue/2003/1119/article55696_1.html Responce『JR東海バス逆走トラブル---中部運輸局が特別監査]</ref>。その後の調査で、当該乗務員が過去に無免許での運転を行なっていたことが判明、また他の乗務員が大阪市内で一方通行の逆走を行なっていたことなどが判明したことから、国土交通省では2003年11月18日に名古屋支店の特別監査を行なった<ref name="resp20031119">[http://response.jp/issue/2003/1119/article55696_1.html Responce『JR東海バス逆走トラブル---中部運輸局が特別監査]</ref>。また、本件を受けて、社長と総務部長が辞任<ref name="47news20031201">[http://www.47news.jp/CN/200312/CN2003120101000323.html 47News『「逆走」受け社長辞任 JR東海バス』]</ref>、常務・乗務員に対して減給や出勤停止の社内処分が行なわれた<ref name="47news20031201"/>。
*: また、[[2009年]]8月27日には名古屋と西船橋を結ぶ深夜高速バスが、横浜市の自動車専用道路の出口を誤って通過し、路肩を約200メートルにわたってバックで逆走したと報じられた<ref>[http://mainichi.jp/chubu/newsarchive/news/20090830ddq041040007000c.html 毎日新聞2009年8月29日付『逆送：JR東海バス、路肩200メートルを 運転手、分岐誤り--横浜の自動車道』]</ref>。
* バスジャック事件（[[テロリズム|テロ行為]]）
*: [[2008年]]（平成20年）[[7月16日]] [[名古屋駅]]発[[東京駅]]行きの東名高速線18便「スーパーライナー号」が東名高速道路を走行途中、[[山口県]][[宇部市]]の14歳の中学二年生の少年に[[バスジャック]]された<ref>[http://www.sponichi.co.jp/society/news/2008/07/17/01.html スポニチ『“悪夢”再び…14歳少年がバスジャック』]</ref>。<!--テロリスト-->その中学生は[[美合パーキングエリア]]で身柄を確保され、[[旅客|乗客]]・[[乗務員]]（運転手）・車両などは無事だった。

== 旅行センター ==
* 名古屋旅行センター（[[名古屋ターミナルビル]]内）

== インターネットにおける高速バス運行情報表示サービス ==
* 2012年3月末日まで、JRバス関東、西日本JRバスとの三社共同で、高速バス運行情報表示サイト「ジャストライド」を運営。
* 2012年4月より、「バスここ」に移行。

== 注記 ==
{{脚注ヘルプ}}
{{reflist}}

== 参考文献 ==
* [[バス・ジャパン]]ハンドブック「14 ジェイアール東海バス」
* [[バスラマ・インターナショナル]] No.117「JR東海バス 一般路線バスの事業全廃について」

== 関連項目 ==
{{multimedia|ジェイアール東海バスの画像}}
{{commonscat|JR Tokai Bus}}
* [[中部地方の乗合バス事業者]]

== 外部リンク ==
* [http://www.jrtbinm.co.jp/ ジェイアール東海バス]

{{JR}}
{{JR東海}}
{{DEFAULTSORT:しえいああるとうかいはす}}
[[Category:中部地方の乗合バス事業者]]
[[Category:中部地方の貸切バス事業者]]
[[Category:中川区の企業]]
[[Category:JR東海グループ]]
[[Category:ジェイアール東海バス|*]]
[[Category:JRバス|社しえいああるとうかいはす]]
[[Category:1988年設立の企業]]

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