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[[ファイル:Silpancho.jpg|thumb|250px|シルパンチョ]] '''シルパンチョ''' ([[スペイン語]]:'''Silpancho'''、[[ケチュア]]語:'''Sillp'anchu''')は、[[南アメリカ|南米]][[ボリビア]]の[[料理]]。 [[コチャバンバ]]の名物料理と言われている。薄く大きい肉を焼き、ご飯の上に[[目玉焼き]]とともに乗せて食べる。ボリューム満点の豪快な料理である。 == 調理法 == # [[牛肉]]を100g程度の大きさに切る。[[塩]]、[[コショウ]]をふり、[[パン粉]]を敷いた板のうえに置く。肉の上にもパン粉を乗せ、その上からこん棒や石などで叩き、数ミリ程度の厚さになるまで潰して伸ばす。 # [[フライパン]]に多めの[[油]]を敷き、この肉の両面をよく焼く。 # [[ジャガイモ]]の皮をむき、八つ割り程度にしたものを茹でる。茹であがったら、熱した油をかけて表面を黄金色にする。 # [[米]]を[[ニンニク]]のみじん切りとともに厚手の鍋で煎り<!--炒め?-->、水を加えて炊く。 # [[タマネギ]]をみじん切りにしたものと、[[トマト]]を細かく切ったものを混ぜ、[[ロコト]]などで辛みをつけ、塩と油を少々加えて[[サルサ (料理)|サルサ]]を作る。 # 1人前につき1個ずつ目玉焼きを焼く。 # 大きな皿に米を盛り、その上に肉を乗せ、さらにその上に目玉焼きを乗せる。脇にジャガイモを添え、全体にサルサをかける。 この料理のポイントは、肉を薄く広く叩き潰すところにある。ボリビアでは牛肉が最も安価な肉であるが、ほとんどは固く筋張っている。肉をよく叩くことによって筋繊維がほぐれ、食べやすくなる。また、パン粉を埋め込むように一緒に叩くことにより、焼いた時にサクサクした気持ちよい食感が得られる。 また、米は粘り気の少ない[[インディカ種]]なので、一度煎ってから炊いたほうがおいしい。肉の付け合わせの感覚で食べられている。 {{DEFAULTSORT:しるはんちよ}} [[Category:牛肉料理]] [[Category:米料理]] [[Category:卵料理]] [[Category:ボリビアの食文化]] [[Category:盛り合わせ料理]]
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