シラクサのソースを表示

{{コムーネ
|nomeComune_ja = シラクサ
|nomeComune = Siracusa
|panorama = Syrakus BW 2012-10-06 14-44-19 fr.JPG
|linkStemma = 
|siglaRegione = SIC
|siglaProvincia = SR
|latitudineGradi = 37
|latitudineMinuti = 5
|latitudineSecondi = 0
|longitudineGradi = 15
|longitudineMinuti = 17
|longitudineSecondi = 0
|mappaX = 213
|mappaY = 328
|altitudine = 17 (0 - 482) <ref name="istat2001">{{Cite web|author=[[国立統計研究所 (イタリア)|国立統計研究所（ISTAT）]]|url=http://dawinci.istat.it/daWinci/jsp/MD/dawinciMD.jsp?a1=m0GG0c0I0&a2=mG0Y8048f8&n=1UH90T07S25&v=1UH07B07TR50000|title=Tavola: Popolazione residente - Siracusa (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.|language=イタリア語|accessdate=2013-04-13}}</ref>
|superficie = 204.08 <ref name="kmq">{{Cite web|author=[[国立統計研究所 (イタリア)|国立統計研究所（ISTAT）]]|url=http://dawinci.istat.it/MD/dawinciMD.jsp?a1=m0I040WI0&a2=mG0y8048f8&n=1UH90007S04&v=1UH0D807TR40000|title=Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Siracusa (dettaglio comunale) - Censimento 2001.|language=イタリア語|accessdate=2013-04-13}}</ref>
|abitanti = 118,442 <ref name="demo.istat">{{Cite web|author=[[国立統計研究所 (イタリア)|国立統計研究所（ISTAT）]]|url=http://demo.istat.it/pop2012/index1_e.html|title=Total Resident Population on 1st January 2012 by sex and marital status|language=英語|accessdate=2013-04-13}}</ref>
|anno = 2012-01-01
|densita = 580.4
|frazioni = Belvedere, Cassibile Fontane Bianche, Isola, Santa Teresa Longarini Scalo, Targia
|comuniLimitrofi = [[#隣接コムーネ]]参照
|cap = 96100
|prefisso = 0931
|istat = 089017
|fiscale = I754
|nomeAbitanti = siracusani aretusei
|patrono = [[シラクサのルチア|聖ルチア]]
|festivo = [[12月13日]]
|sito = http://www.comune.siracusa.it/
|Mappa=Map of comune of Syracuse (province of Syracuse, region Sicily, Italy).svg
|Didascalia mappa=シラクーザ県におけるコムーネの領域
}}
'''シラクサ'''（{{lang-it|'''Siracusa'''}}{{IPA audio link|It-Siracusa.ogg}}）は、[[イタリア|イタリア共和国]]の[[シチリア島]]南東部に位置する都市で、その周辺地域を含む人口約12万人の[[基礎自治体]]（[[コムーネ]]）。[[シラクーザ県|シラクサ県]]の県都である。標準イタリア語の発音に近い表記は「'''シラクーザ'''」。

古代ギリシャの植民都市'''シュラクサイ'''に起源を持つ都市で、歴史的な遺跡など、多くの観光スポットがある。2005年には市内および周辺の歴史的建造物や遺跡が「シラクサと[[パンターリカの岩壁墓地遺跡]]」の名で[[世界遺産]]に登録もされている。

== 名称 ==
{{lang|it|'''Siracusa'''}} は {{IPA-it|siraˈkuza|}} <ref name="dipi">{{cite web|url=http://www.dipionline.it/dizionario/|title=DiPI Online - Dizionario di Pronuncia Italiana|accessdate=2013-04-13}}</ref>と発音される。日本語文献では慣用的に<ref name="世界大百科事典">{{cite web|url=http://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B6|title=シラクザ|work=[[世界大百科事典]] 第2版|publisher=[[コトバンク]]|accessdate=2013-04-13}}</ref>「'''シラクサ'''」<ref name="デジタル大辞泉">{{cite web|url=http://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%AF%E3%82%B5|title=シラクサ|work=[[デジタル大辞泉]]|publisher=[[コトバンク]]|accessdate=2013-04-13}}</ref>と表記されるが、発音に近いカナ転記の「'''シラクーザ'''」<ref name="デジタル大辞泉" /><ref>{{cite book|和書|title=なるほど知図帳 世界 2013|publisher=[[昭文社]]|year=2013|page=58}}</ref><ref>{{cite web|url=https://maps.google.com/|title=google map|accessdate=2013-04-13}}</ref>も用いられる。このほか、「シラクザ」<ref name="世界大百科事典" />、「シラクーサ」<ref>{{cite book|和書|title=現代地図帳　2006-2007|publisher=[[二宮書店]]|year=2006|page=60}}</ref>などとも表記される。

標準イタリア語以外では以下の名称を持つ。
*{{lang-scn|Sarausa}}
*{{lang-grc|Συρακοῦσαι}}
*{{lang-la|Syrakousai}}

== 地理 ==
=== 位置・広がり ===
シチリア島の南東部、シラクーザ県の東部に位置するコムーネで、東に[[イオニア海]]に面する。シラクサの市街は、[[カターニア]]から南南東へ約51km、[[ラグーザ]]から東北東へ約53km、[[メッシーナ]]から南南西約127km、州都[[パレルモ]]から南東へ約206kmの距離にある。沖合の小島オルティジア島（[[:it:Ortigia (Siracusa)|Ortigia]]）もシラクサ市の一部である。

シラクサの近くには、[[カターニア]]、[[ノート (イタリア)|ノート]]、[[モーディカ]]、[[ラグーザ]]といった都市がある。

==== 隣接コムーネ ====
隣接するコムーネは以下の通り。
*[[アーヴォラ]]
*[[カニカッティーニ・バーニ]]
*[[フロリーディア]]
*[[メリッリ]]
*[[ノート (イタリア)|ノート]]
*[[パラッツォーロ・アクレイデ]]
*[[プリオーロ・ガルガッロ]]
*[[ソラリーノ]]

== 歴史 ==
=== 古代 ===
{{main|マグナ・グラエキア}}
[[紀元前734年]]頃、[[古代ギリシア|ギリシア]]の[[コリントス]]の植民者たちがこの場所を発見し、低湿地帯を意味するシラコ（Sirako）と名づけたのが起源である。土地が肥沃であり、また原住民たちは彼らに好意的であった。都市は発展し、地中海においてギリシア植民市のうちで最も繁栄する都市国家となった。古典ギリシア語での名称は'''シュラクサイ'''という。

[[紀元前5世紀]]後半、[[ペロポネソス戦争]]でシチリアでも勢力を拡大しようとする[[アテナイ]]に対して[[スパルタ]]と結んで戦った。シュラクサイはアテナイの敵である[[スパルタ]]に援軍を送り、アテナイの船を破壊したり、島を包囲して餓死させるなどして、スパルタの勝利に貢献した。

[[紀元前4世紀]]初頭、[[僭主]][[ディオニュシオス1世]]は[[カルタゴ]]に対して戦争を仕掛け、シチリア島全域を支配することに成功した。彼の死後支配権を継承した子の[[ディオニュシオス2世]]は親戚（1世の義弟）の[[シュラクサイのディオン|ディオン]]によって廃位された。[[プラトン]]の弟子でもあり、[[哲人政治]]の理想を追い求めていたディオンは暗殺され、数名の僭主の後にディオニュシオス2世が復位した。その後、コリントスより[[ティモレオン]]が派遣されてきて、彼はディオニュシオス2世をはじめシチリアから僭主を一掃し、さらに[[ヒケタス]]と結んで攻め込んできたカルタゴ軍を[[クリミソス川の戦い]]で破り、撃退した。しかし、[[紀元前317年]]にアガトクレスが僭主となり、僭主制が復活した。

シラクサ出身で最も有名な一人が、自然哲学者の[[アルキメデス]]である。彼の発明品の中には、[[第二次ポエニ戦争]]における[[共和政ローマ|ローマ]]によるシラクサの包囲に対抗するための軍事兵器もあった。アルキメデス考案の兵器はローマ軍を大いに苦しめ、シラクサは3年間持ちこたえたが、[[紀元前212年]]に陥落した。落城の際、攻城戦を指揮したローマの将軍[[マルクス・クラウディウス・マルケッルス]]はアルキメデスを殺さぬよう厳命していたが、アルキメデスは彼と気付かれずにローマ兵によって殺された。

=== ローマ支配から中世にかけて ===
年月をかけゆっくりと衰退しながらも、シラクサはシチリアにおけるローマ政権の首都の地位にあり、[[プラエトル]]の配置がされていた。また、市は帝国の東西の間にある通商の重要港のままだった。市のキリスト教化は、[[パウロ|タルススのパウルス]]と、シラクサ初代司教であった聖マルツィアーノによって広がった。マルツィアーノは、シラクサを西方における改宗の一代中心地としたのである。この迫害の時代に、どっしりとした[[カタコンベ]]が掘られた。

[[ヴァンダル族]]支配の後、シラクサとシチリア本島は[[東ローマ帝国]]の[[ベリサリウス]]によってローマ人の元に取り戻された（535年12月31日）。663年から668年、シラクサは[[コンスタンス2世]]の宮廷が置かれ、全シチリア教会の首都大司教座がおかれた。

878年に起きた別の包囲戦は、市への情け容赦ない略奪で終わった。そして2世紀にも渡るイスラム支配が始まったのである。シラクサは島の首都の地位を[[パレルモ]]に奪われた。大聖堂はモスクに変えられ、オルティジア島の建物は次第にイスラム様式に沿って再建された。どのようであれ、市は、重要な通商関係を保ち、文化と芸術が同時期に華開いた。12世紀のシチリア人詩人で最重要の人物であるイブン・ハムディスは、シラクサに暮らしていた。

1028年、東ローマの将軍ゲオルギオス・マニアケス（[[:en:George Maniaces]]）がシラクサを再征服し、聖[[シラクサのルチア|ルチア]]の聖遺物を[[コンスタンティノープル]]へ送った。オルティジア島の最南端にある城は、1239年にホーエンシュタウフェン家のフェデリーコ2世の命で建設されたが、マニアケスの名前が冠されている。その後、シラクサは[[ホーエンシュタウフェン家]]の支配に入った。1085年、[[ノルマン人]]が[[サラセン人]]最後の要塞の一つシラクサへ入った。[[ルッジェーロ1世]]とシラクサ伯ジョルダーノが夏季の長い包囲戦の末勝ったのである。新たな地区が建設され、他の教会と同様に大聖堂が復興した。
[[ファイル:Syrakus BW 2012-10-06 14-42-41.JPG|thumb|right|234px|シラクーザ大聖堂]]
1194年、[[シュヴァーベン家]]の[[神聖ローマ皇帝]][[ハインリヒ6世 (神聖ローマ皇帝)|ハインリヒ6世]]がシラクサを占領した。1205年から1220年までの短期の[[ジェノヴァ]]支配の後、シラクサは皇帝[[フリードリヒ2世 (神聖ローマ皇帝)|フリードリヒ2世]]が奪回した。彼は[[マニアーチェ城]]、司教宮殿、ベッロモ宮殿の建設を始めた。フリードリヒの死で社会的不安と封建制の無秩序の時代が始まった。[[アンジュー＝シチリア家|アンジュー家]]と[[アラゴン王国|アラゴン]]王家の争いで、シラクサはアラゴン側に立ち、1298年にアンジュー家を敗退させた。この褒美として、宗主国アラゴンから多大な特権を授けられた。地元の有力貴族の優越ぶりが、アベラ、[[キアラモンテ]]、[[ナヴァ]]、[[モンタルト]]への城の建設で見せつけられた。

=== 近代と現代 ===
シラクサは、1542年と1693年の二度、破滅的な地震に見舞われ、1729年には[[ペスト]]が大流行した。17世紀の破壊は、[[ヴァル・ディ・ノート]]全体と同様に、シラクサの外観を永久に変えた。地震被害にあった都市は、典型的なシチリア・[[バロック様式]]に沿って再建され、この様式は南イタリア芸術の典型的な例とされている。1837年の[[コレラ]]大流行は、[[ブルボン家]]支配に対する反乱を引き起こした。処罰としてシラクサから[[ノート (イタリア)|ノート]]へ県都が移されたが、社会不安が全体的に阻止されることなく、シラクサ人は[[1848年シチリア独立革命]]（[[:en:Sicilian revolution of independence of 1848]]）に立ち上がった。

1865年の[[イタリア統一運動]]後、シラクサは県都の地位を取り戻した。1870年、荒れるがままであった市壁と、オルティジア島と本土とをつないでいた橋が再建された。同じ年、鉄道網が建設された。

1943年、[[連合国 (第二次世界大戦)|連合国]]側と[[ナチス・ドイツ]]の空爆で激しく市は破壊された。連合国側のシチリア侵攻の際の[[ハスキー作戦]]は、島西部を攻撃するイギリス軍とともに1943年7月9日から10日の夜にかけ始められた。[[バーナード・モントゴメリー]]将軍率いるイギリス第8軍団は、ほとんど抵抗なしに侵入最初の日にシラクサを占領した。港はイギリス海軍の基地として使われた<ref>{{cite web|url=http://www.olive-drab.com/od_history_ww2_ops_battles_1943sicily.php|title=Operation Husky, Sicily 1943|publisher=olive-drab.com|date=April 12 2008|accessdate=2008年11月15日}}</ref>。市の西部には、およそ1000人が埋葬された戦没者墓地がある。[[第二次世界大戦]]後、シラクサの北部地区は激しく、しばしば混沌とした、素早い工業化による過程で生じた拡大を経験した。

== みどころ ==
=== 古代の建築物 ===
{{世界遺産概要表|
site_img = ファイル:Theatre at Syracuse, Sicily.jpg|
site_img_capt = シラクサの古代ギリシャ時代の劇場跡|
site_img_width = 275px|
ja_name = シラクサと[[パンターリカの岩壁墓地遺跡]]
|en_name = Syracuse and the Rocky Necropolis of Pantalica
|fr_name = Syracuse et la nécropole rocheuse de Pantalica
|country = イタリア
|area = 63858.5 ha<br />（緩衝地域 5519.4 ha）
|criterion_c = (2), (3), (4), (6)
|criterion_n = 
|rg_year = 2005年
|ex_rg_year = 
|remarks = 
|url_no = 1200
|map_img =
|map_img_width = 275px
|}}
* アポロ神殿 - 東ローマ時代にキリスト教教会に、アラブ人支配時代にはモスクとなった。ノルマン時代には再びキリスト教教会になり、スペイン支配下で兵舎に転用される。近代の都市整備で一帯を埋めていた中世の建物が撤去され､再発見される。
* アレテュサの泉（[[:en:Arethuse|Fountain of Arethusa]]） - オルティジア島にある。伝説によれば、[[ニュンペー|ニンフ]]の[[アレトゥーサ|アレトゥサ]]が河神[[アルペイオス]]に追われ、この泉に身を変えたとされる。
* 古代ギリシャ時代の劇場 -この劇場の階級別座席（cavea）は、かつて古代ギリシアで建造されてものとしては最大規模である。8つの（階段）通路により9つのセクションに分かれ、67列（段）で１万５千の座席があった。建造物（今も使用されるが）は、ローマ時代に円形闘技場のような見世物興業に合うよう変更された。劇場の近くには古代に石牢として使用された採石場があり、最も有名なのはオレッキオ・ディ・ディオニジオ（[[:en:Ear of Dionysius]]）だ。
* アンフィテアトルム - ローマ円形闘技場。この種の闘技場としてはシチリア最大で、B.C.１世紀頃、半分は岩をくりぬき、残りは切石を積んでつくられた。
* ローマ時代の墓、通称『アルキメデスの墓』 - 2本のドーリア式円柱で装飾されている
* オリンピアのゼウス神殿 - シラクサ郊外3kmにあり、紀元前6世紀頃の建築

=== 教会 ===
* シラクーザ大聖堂 - 古代のドリス式アテナ神殿が、7世紀にゾシモ司教によって転用された。現在でもドリス式円柱などの神殿構造を見ることができる。本堂一つと2つの側廊からなる。本堂の屋根、[[アプス]]内の[[モザイク画]]はノルマン時代からのもの。ファサードは18世紀に再建された。16世紀のピエトロ・リッツォによる聖ルチアの銀製像、[[ルイージ・ヴァンヴィテッリ]]作の天蓋、[[アントネロ・ガジーニ]]による『雪の聖母』像が有名。
* サンタ・ルチア聖堂 - 東ローマ時代の建築。伝説によれば、聖ルチアが303年に殉教した場所に建てられたという。現在の姿は、15世紀から16世紀にかけ建てられたもの。古い部分は入り口とアプスに未だ保存されている。教会地下には『聖ルチアのカタコンブ』がある。
* サン・パオロ教会（18世紀）
* サン・クリストフォロ教会（14世紀建設、18世紀再建）
* サンタ・ルチア・アッラ・バディーア教会 - 1693年の地震後、バロック様式の大建築物として建てられた
* サンタ・マリア・デイ・ミラコリ教会（13世紀）
* スピリト・サント教会（18世紀）
* イエズス会派教会
* サン・ベネデット教会（16世紀、1693年以降再建） - [[マリオ・ミンニティ]]による『聖ベネディクトゥスの死』を所蔵する
* コンチェジオーネ教会（14世紀、18世紀再建） - ベネディクト会派修道院を併設
* サン・フランチェスコ・アッリンマコラータ教会
* サン・ジョヴァンニ聖堂 - ノルマン人によって建設され、1693年の地震で破壊された。主祭壇はビザンツ様式。サン・ジョヴァンニのカタコンブを含む。

=== その他 ===
* マニアーチェ城（[[:en:Castello Maniace]]） - 1232年から1240年にかけ建設。フリードリヒ2世皇帝時代の軍事建築。
* 考古学博物館 - 青銅器時代から紀元前5世紀までの発掘品を所蔵
* パラッツォ・ランツァ・ブッケリ（16世紀）
* パラッツォ・メルグレーゼ＝モンタルト（14世紀）
* 大司教宮殿（17世紀） - 18世紀後期にできたアラゴン図書館を含む
* パラッツォ・ヴェルメクシオ - 現在の市庁舎。
* パラッツォ・フランチカ・ナヴァ
* パラッツォ・ベネヴェンターノ・デル・ボスコ - 原型は中世に建てられた。
* パラッツォ・ミリアッチョ（15世紀）
* [[エウリュアロス]]の要塞 - 市の西側に広がる「エピポライの台地」西端に、僭主ディオニシウスが建てた古代の要塞。エウリアロ(Eurialo)、エピポリ(Épipoli)とも。


=== 世界遺産登録基準 ===
{{世界遺産基準|2|3|4|6}}

== 姉妹都市 ==
* {{Flagicon|GRE}} [[コリントス]]、[[ギリシャ]]

== 人物 ==
=== 著名な出身者 ===
*[[シュラクサイのディオン]]<!-- （紀元前408年 - 紀元前354年） --> - 紀元前4世紀の政治家。
*[[アルキメデス]]<!-- （紀元前287年頃 - 紀元前212年頃） --> - 紀元前3世紀の数学者・物理学者・天文学者。
*[[シラクサのルチア]]<!-- （伝283年 - 304年） --> - 4世紀のキリスト教殉教者、聖人。
*{{仮リンク|エリオ・ヴィットリーニ|en|Elio Vittorini}}<!-- （1908年 - 1966年） --> - 作家。
*[[エンゾ・マイオルカ]]<!-- （1931年生まれ） --> - フリーダイバー。シラクサ生まれ。

== 関連項目 ==
* [[シラキュース (ニューヨーク州)]] - [[アメリカ合衆国]]にある都市。Syracuseはシラクサの英語形。同名の町が合衆国各地にある。
* [[ヘウレーカ]]-[[日本]]の[[漫画家]][[岩明均]]による歴史[[漫画]]。第二次ポエニ戦争時のシラクサの姿をアルキメデスとそれを取り巻く人物たちから描く。事実を基にした[[フィクション]]である。
* 太宰治『[[走れメロス]]』-シラクサが舞台となっている。
* イタリア映画『[[マレーナ]]』と『[[明日を夢見て (映画)|明日を夢見て]]』の撮影場所となった。

== ギャラリー ==
{{Gallery
|ファイル:Syrakus BW 2012-10-06 16-44-19.jpg|ローマ時代のアンフィテアトルム
|ファイル:Siracusa-castello mainace.jpg|マニアーチェ城
|ファイル:Syrakus BW 2012-10-06 14-16-50.jpg|パラッツォ・ベネヴェンターノ・デル・ボスコ
|ファイル:Siracusa-piazza archimede.jpg|アルキメデ広場
|ファイル:Ortygia01.jpg|オルティジア島
|ファイル:Festa s.lucia a Siracusa4.JPG|聖ルチア祭の夜
|ファイル:Santa lucia alla badia siracusa.JPG|サンタ・ルチア・アッラ・バディーア教会
}}

== 脚注 ==
{{Reflist}}

== 外部リンク ==
{{Commons|Siracusa}}
* [http://www.forumancientcoins.com/catalog/roman-and-greek-coins.asp?vpar=54 Coins from ancient Syracuse and Sicily]{{en icon}}
* [http://www.livius.org/su-sz/syracuse/syracuse_history01.html Livius.org: History of Syracuse]{{en icon}}

{{イタリアの世界遺産}}
{{シラクーザ県}}
{{DEFAULTSORT:しらくさ}}
{{Link FA|it}}

[[Category:イタリアの県都]]
[[Category:シラクーザ県のコムーネ]]
[[Category:イタリアのコムーネ し|らくさ]]
[[Category:世界遺産 さ行]]
[[Category:イタリアの港町|し|らくさ]]
[[Category:古代ギリシア都市]]
[[Category:古都]]
[[Category:2005年登録の世界遺産]]
[[Category:イタリアの市街地の世界遺産]]