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シマアオジ
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{{生物分類表 |省略 = 鳥綱 |名称 = シマアオジ |画像=[[ファイル:wiki-simaaoji-2.jpg|250px|シマアオジ]] |画像キャプション = '''シマアオジ''' ''Emberiza aureola'' |status = NT |status_text = ''E. a. ornata'' シマアオジ {{絶滅危惧IA類}} |目 = [[スズメ目]] [[w:Passeriformes|Passeriformes]] |亜目 = [[スズメ亜目]] [[w:Songbird|Oscines]] |科 = [[ホオジロ科]] [[w:Emberizidae|Emberizidae]] |亜科 = [[ホオジロ亜科]] [[w:Emberizinae|Emberizinae]] |属 = [[ホオジロ属]] [[w:Emberiza|''Emberiza'']] |種 = '''シマアオジ''' ''E. aureola'' |学名 = ''Emberiza aureola''<br />[[w:Peter_Simon_Pallas|Pallas]], [[1773年|1773]] |和名 = シマアオジ |英名 = [[w:Yellow-breasted Bunting|Yellow-breasted bunting]] }} [[File:Emberiza aureola ornata MHNT.ZOO.2011.11.219 China.jpg|thumb|''Emberiza aureola'']] '''シマアオジ'''(島青鵐、学名:''Emberiza aureola'')は、[[動物|動物界]][[脊索動物|脊索動物門]][[スズメ目]][[ホオジロ科]][[ホオジロ属]]に分類される鳥。 == 分布 == [[ユーラシア大陸]]、[[日本]]([[北海道]]) 夏季にユーラシア大陸北部や日本で繁殖し、冬季になるとユーラシア大陸南部で[[越冬]]する。日本には亜種シマアオジが繁殖のため北海道([[青森県]]、[[秋田県]]でも繁殖記録あり)に飛来する(夏鳥)<ref name="Bhbird">{{cite book | 和書 | author =河井大輔・川崎康弘・島田明英・諸橋淳 | title = 北海道野鳥図鑑| publisher = [[亜璃西社]] | date = 2003-05-20 | isbn = 978-4-900541-51-1}}pp.174-175</ref>。[[樺太|サハリン]]や[[国後島]]でも繁殖している<ref name="Bhbird"/>。[[日本海]]側の島嶼部や[[南西諸島]]では、春秋の渡りの時期に記録される。本州で観察されることがほとんどないことから、渡りは大陸を経由して行われていると考えられている。 == 形態 == 全長14~15cm。体側面には褐色の縦縞が入る。 オスは背面は赤褐色、腹面は黄色、顔は黒い羽毛で覆われ、喉に暗色の首輪状の斑紋が入る。メスは背面および顔は褐色、腹面は淡黄色の羽毛で覆われる。 == 亜種 == * ''Emberiza aureola aureola'' Pallas, 1773 * ''Emberiza aureola ornata'' Shulpin, [[1928年|1928]] シマアオジ == 生態 == [[平地]]の[[草原]]等に生息し、明るく開けた場所を好む傾向がある。繁殖期にはつがいで生活する。 食性は[[雑食]]で、[[種子]]、[[昆虫類]]、[[節足動物]]等を食べる。夏季は昆虫類、冬季は種子を主に食べる。地表で採食を行い、雛には昆虫類を与える。 繁殖形態は卵生。繁殖期には[[縄張り]]を形成する。草の根元等に枯草や木の枝等を組み合わせた皿状の巣を作り、5-7月に1回に4-5個の卵を産む。主にメスが抱卵し、抱卵期間は13-15日。雛は生後2週間程で巣立つ。 近年では北海道であまり姿がみられなくなっている<ref name="Bhbird"/>。 == 利用 == [[中華人民共和国|中国]]の[[広東料理]]では、「禾花雀」([[広東語]] ウォーファーチョッ wo4fa1jeuk2)と称し、初秋の滋養強壮食品として食用にする習慣がある。「禾」は[[イネ]]を指し、越冬するために南下してくる本種が、[[広東省]]では稲の花が咲き、実が成り始める[[中秋]]の頃に[[珠江]]デルタにやってくるために付けられた呼称<ref>梁昌、廖錫祥著、『順徳菜精選』p133、広東科学技術出版社、1997年、広州、ISBN 7-5359-1825-5</ref>で、主に[[かすみ網]]などを使って捕獲された。かつては、[[イネ|稲穂]]を食べる[[害鳥]]とも考えられていた。広東省周辺で稲穂を食べて太るため、味もよいとされる。 料理としては、羽根をむしった後、しばらくたれに漬け込んでから丸ごと[[揚げる|素揚げ]]にした「炸禾花雀」として、頭も含めてそのまま、または[[花椒]][[塩]]や[[ウスターソース]]などをつけて食べることが一般的であった。手の込んだ料理では、[[ニワトリ]]の[[肝臓|肝]]や[[東莞市|東莞]][[ソーセージ]]の細切りを胴内に詰めて、軽く揚げてからたれで煮る「焗醸禾花雀」などの料理もある。 しかし、これらの食習慣が個体数を大きく減らす要因のひとつとなっていることが指摘され、現在は『広東省重点保護陸生野生動物』などに指定され、捕獲が禁止されている。獲れないために、海外からも[[冷凍食品|冷凍品]]として輸入される場合がある。 中国でも北方では、鳴き声が良いことから雄が[[ペット|愛玩用]]に飼育され、食用にはされないことが多かった。現在、中国では飼育や繁殖も許可が必要である。 == Gallery == <gallery> file:wiki-simaaoji1.jpg|シマアオジ </gallery> == 関連項目 == {{Wikispecies|Emberiza_aureola}} * [[ホオジロ属]] * [[鳥類レッドリスト (環境省)]] * [[日本の野鳥一覧]] == 脚注 == <references/> == 参考文献 == * 『原色ワイド図鑑4 鳥』、[[学研ホールディングス|学習研究社]]、[[1984年]]、23-24、199頁。 * [[黒田長久]]監修 C.M.ペリンズ、A.L.A.ミドルトン編 『動物大百科9 鳥類III』、[[平凡社]]、[[1986年]]、159-160頁。 * 『小学館の図鑑NEO 鳥』、[[小学館]]、[[2002年]]、101頁。 * 『日本の鳥 550 山野の鳥』、文一総合出版 * [[叶内拓哉]]他 『日本の野鳥』 [[山と溪谷社]]、1998年、ISBN 4635070077 == 外部リンク == * [http://www.iucnredlist.org/ 2007 IUCN Red List of Threatened Species] ** BirdLife International 2004. [http://www.iucnredlist.org/search/details.php/53526/all ''Emberiza aureola'']. In: IUCN 2007. 2007 IUCN Red List of Threatened Species. * [http://www.biodic.go.jp/index.html 環境省 自然環境局 生物多様性センター] {{Bird-stub}} {{DEFAULTSORT:しまあおし}} [[Category:ホオジロ科]] [[Category:広東の食文化]]
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