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コルグ・01/Wシリーズ
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[[Image:Korg01w.jpg|thumb|right|300px|コルグ01W FD]] '''01/W'''(ゼロ・ワン・ダブリュー)とは、[[コルグ]]が1991年に発売した[[シンセサイザー]]の型番・機種名である。 ==概要== [[PCM音源]]方式の[[Aiスクエアシンセシス]]を採用している。シンセサイザーとして基本的な機能を持ち、また元の[[PCM]]波形にAM変調により[[倍音]]を加算できる01/Wならではのシンセサイズ方式「ウエーブ・シェイピング」を持っており、ノイジーな音作りに便利であった。また高機能な[[ミュージックシーケンサー|シーケンサー]]も搭載されていて、01/W一台で音作りから打ち込みまで行え、[[ミュージックワークステーション|ミュージック・ワークステーション]]と呼ばれ世界中の著名ミュージシャンに愛用された。メイン[[CPU]]に[[NEC]]のV50を採用している。 型番の読み方は、『ゼロ・ワン・スラッシュ・ダブリュー』ではなく『ゼロ・ワン・ダブリュー』が正式であるとされている。開発者たちは[[コルグ・Mシリーズ|M1]]の10倍いいからM10という名前にしようと提案したところ、社長に「そんな単純な名前では駄目だ」と却下され、M10を逆さまにした01Wとなったという逸話がある。 == 01/Wのシリーズ == ;01/W :基本形。61鍵。内蔵シーケンサーは16トラック7000ノート。マルチサウンド254種、ドラムサウンド118種。波形メモリー48Mbit。シーケンスデータは電源を落としても保持される。 ;01/W FD :01/Wに3.5in2DDフロッピーディスクドライブを搭載した機種。内蔵シーケンサーは16トラック48000ノート。後期型は[[Standard MIDI File|SMF]]対応。シーケンスデータは電源を落とすと消えてしまう。 ;01/Wpro :01/W FDを76鍵にした。PCMカードXSC803<ref>01W用カードセットXSC-3Sまたは03R/W用カードセットUSC-3Sに含まれている。</ref>から高品位なアコースティックピアノの音色「A.Piano2」等を追加するなどでマルチサウンド255種、ドラムサウンド128種。波形メモリー80Mbit=10MByte。発売当初から[[Standard MIDI File|SMF]]対応。 ;01/WproX :01/Wproを88鍵、ピアノタッチ鍵盤にした機種。 ;01R/W :01Wの音源モジュール版、2Uラックマウントサイズ。 ;03R/W :音源モジュール版、1Uラックマウントサイズ。[[General MIDI|GM]]対応。シーケンサーなし。波形メモリー40Mbit。リモートエディターRE1が使用できる。 <!---;05R/W :音源モジュール版、1Uハーフラックサイズ。シーケンサーなし。[[General MIDI|GM]]対応。PC接続用シリアルポート装備。名称は01/Wシリーズであるが事実上「X5R」に当たるため[[コルグ・Xシリーズ]]に記載---> == サウンドライブラリー == === 01W用 === ==== PCMカード、コンビネーション/プログラムカードのセット ==== PCMカードは03R/W用と共通。 ;Best of M&T(XSC-1S) :PCMカードXSC801とプログラム/コンビネーションカードXPC-01のセット。[[コルグ・Mシリーズ|Mシリーズ]]、[[コルグ・Tシリーズ|Tシリーズ]]で好評だった音色を集めてある。 ;Orchestral(XSC-2S) :PCMカードXSC802とプログラム/コンビネーションカードXPC-02のセット。 ;Piano Keyboard(XSC-3S) :PCMカードXSC803とプログラム/コンビネーションカードXPC-03のセット。 ;Dance(XSC-4S) :PCMカードXSC804とプログラム/コンビネーションカードXPC-04のセット。 ;Synth Design(XSC-5S) :PCMカードXSC805とプログラム/コンビネーションカードXPC-05のセット。 ;Ethnic(XSC-6S) :PCMカードXSC806とプログラム/コンビネーションカードXPC-06のセット。 ==== コンビネーション/プログラムカード ==== ;SOUND ALTERNATIVES(XPC-11) ;WAVE SHAPES(XPC-12) :「ウェーブ・シェイピング」を活用した音色を収録したカード。 ;POP PERFORMANCE(XPC-13) ;ROCK CHRONICLE(XPC-14) ;GM VOICES(XPC-15) :カードをロードすることでGM用プログラム1-100がA00-99に、GM用プログラム101-128がB00-27に、GM用ドラムセットがB28にロードされ、音色を擬似的にGM配列とすることができる。 ==== ソングディスク ==== 3.5in2DDフロッピーディスク。01W、01R/Wはフロッピーディスクドライブを装備していないため使用不可。GMPシリーズはロードすることで音色を擬似的にGM配列とすることができる。 ;Nostalgic Tour(XPD-01) ;HOUSE(GMP-101) ;REGGAE(GMP-102) ;ROCK'N ROLL(GMP-103) ;JAZZ(GMP-104) ;LATIN(GMP-105) === 03R/W用 === ==== PCMカード、コンビネーション/プログラムカードのセット ==== PCMカードは01/W用と共通。フロッピーディスクドライブを装備する[[コルグ・Xシリーズ|Xシリーズ]]にはロードして使用できる。 ;Best of M&T(USC-1S) :PCMカードXSC801とプログラム/コンビネーションカードUPC-01のセット。[[コルグ・Mシリーズ|Mシリーズ]]、[[コルグ・Tシリーズ|Tシリーズ]]で好評だった音色を集めてある。 ;Orchestral(USC-2S) :PCMカードXSC802とプログラム/コンビネーションカードUPC-02のセット。 ;Piano Keyboard(USC-3S) :PCMカードXSC803とプログラム/コンビネーションカードUPC-03のセット。 ;Dance(USC-4S) :PCMカードXSC804とプログラム/コンビネーションカードUPC-04のセット。 ;Synth Design(USC-5S) :PCMカードXSC805とプログラム/コンビネーションカードUPC-05のセット。 ;Ethnic(USC-6S) :PCMカードXSC806とプログラム/コンビネーションカードUPC-06のセット。 ==== コンビネーション/プログラムカード ==== [[コルグ・Xシリーズ|X2、X3、X3R]]にはロードして使用できる。 ;SOUND ALTERNATIVES(UPC-11) ;WAVE SHAPES(UPC-12) ;POP PERFORMANCE(UPC-13) ;ROCK CHRONICLE(UPC-14) == 使用例 == [[小室哲哉]]は01/Wを[[YOSHIKI]]とのユニット『V2』のライブや、自身2作目のソロアルバム『HIT FACTORY』のレコーディングや、収録曲『TOO SHY SHY BOY』をテレビで演奏した際に使用した。しかしボディ背面のロゴを黒テープで隠して使用している<ref>この処置は当時同じく使用していた[[ローランド・JDシリーズ|JD-800]]にも行われている。</ref>。 [[サザンオールスターズ]]のキーボーディストである[[原由子]]は、01/W FDをサブ機として88鍵メインキーボードの上に載せ発売当時から現在もライブで使用している。 [[I've]]の[[高瀬一矢]]は、01/Wが壊れるたびに修理や、新しいものを必死に探して使用している。01/Wがないと曲が作れないとのこと。 ネプチューンズのシーケンスは01/Wを使って行われていた。 01/Wproは、[[イエロー・マジック・オーケストラ]]が[[1993年]]に再結成してリリースした『[[テクノドン]]』による[[東京ドーム]]でのライブにおいてメンバー3人のそれぞれメイン鍵盤に採用された。 == 注釈 == <references /> {{DEFAULTSORT:こるく01/Wしりす}} [[Category:シンセサイザー]] [[Category:コルグ|01/Wしりす]]
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