クレイドル・オブ・フィルスのソースを表示

{{Infobox Musician <!--Wikipedia:ウィキプロジェクト 音楽家を参照-->
| Name                = クレイドル・オブ・フィルス<br/>{{lang|en|Cradle Of Filth}}
| Img                 = Cradle of Filth 2005.jpg
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| Landscape           = yes
| Background          = band
| Alias               = 
| Origin              = {{GBR}}<br />{{ENG}}<br />[[イースト・オブ・イングランド]]<br />[[サフォーク]]
| Genre               = [[エクストリーム・メタル]]<br />[[ブラックメタル]]<br />[[シンフォニックブラックメタル]]
| Years_active        = 1991年～現在
| Label               = [[ミュージック・フォー・ネイションズ]]<br />[[ロードランナー・レコード]]<br />[[ピースヴィル・レコード]]
| Production          = 
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| Influences          = 
| URL                 = 
| Current_members     = [[ダニ・フィルス]] ([[ボーカル]])<br />[[ポール・アレンダー]] ([[ギター]])<br />ジェイムズ・マッキルローイ (ギター)<br />マーティン・スカロウプカ ([[ドラムセット|ドラムス]])<br />キャロライン・キャンベル ([[キーボード (楽器)|キーボード]])
| Past_members        = ニコラス・ニック・バーカー (ドラムス)<br />エイドリアン・アーランドソン (ドラムス)<br />サラ・イザベル・デヴァ (ボーカル)<br />[[チャールズ・ヘッジャー]] (ギター)<br />デイヴ・ピュービス ([[ベース (弦楽器)|ベース]])<br />マーティン・ファウル (キーボード)<br />アシュリー・エリオン (キーボード)
| Notable_instruments = 
}}
'''クレイドル・オブ・フィルス'''('''Cradle Of Filth''')は、1991年に結成された、[[イギリス]]の[[エクストリーム・メタル]][[バンド (音楽)|バンド]]。

[[ヨーロッパ]]志向の悪魔的思想や吸血鬼伝説などに重点を置き、情感的な[[ギター]]や荘厳な[[キーボード (楽器)#電子楽器としてのキーボード|キーボード]]の使用、そしてダニ・フィルスによる並はずれた高音の[[デスボイス]]を駆使するなどの個性的な[[ヴォーカル]]によって、邪悪かつ演劇的な美的境地が築き上げられている。

[[ブラックメタル]]、[[ゴシックメタル]]、[[メロディック・デスメタル]]など、このバンドのジャンルをどう定義するかについては様々な議論がなされてきたが、自他共に思想を伴うブラックメタルではないことは認めている。

==来歴==
[[画像:Cradle of Filth 2005 - Daniel (Dani Filth) Davey.jpg|thumb|その黎明期から一貫してメインヴォーカルを務めてきた[[ダニ・フィルス]]]]
*1991年結成当時のオリジナルメンバーは、ダニエル・デイヴィー(Vo)、ジョン・リチャード(B)、ダレン(Dr)、ポール・ライアン(G)の4人。
*4作目のデモ『トータル・ファッキング・ダークネス』から、アンダーグラウンド・シーンにおいて実力を発揮し始める。
*1994年の1stアルバム『ザ・プリンシプル・オブ・エビル・メイド・フレッシュ』は3万枚を超えるセールスを記録し、ブラックメタルバンドとして大きな評価を得るようになる。1995年にはニコラス・バーカーがドラマーとして新たに加入。
*1996年にはバックボーカルのアンドレ・メイヤーが脱退し、それに伴う形でサラ・イザベル・デヴァが新たに加入。続けて発売したEP『ブイ・エンパイア』は、このバンド史上初の女性ボーカルとしてのデヴァを前面に押し出していた。このEPを最後にバンドは金銭的ないざこざからカコフォノウス・レコーズとの契約を解消し、[[ミュージック・フォー・ネイションズ]]に加入。この間にバーカーが路上飲酒および警官への暴行・公共の秩序を乱した罪で逮捕されるというトラブルも起きた。
*2ndアルバム『ダスク・アンド・ハー・エンブレイス』発表に続くツアーで初来日を果たす。
*1998年、3rdアルバム『クルエルティ・アンド・ザ・ビースト』をリリース。本作は「血の伯爵夫人」として悪名高い[[エリザベート・バートリー]](英語名エリザベス・バソリー)をコンセプトとしている。
*1999年、ニコラスが脱退。何人かのドラマーの後にエイドリアン・アーランドソンが加入する。
*2003年、5thアルバムに当たる『ダムネーション・アンド・ア・デイ』を発表。[[聖書]]中の[[堕天使]][[ルシファー]]を題材に、[[ブダペスト]]の40人編成オーケストラ、32人のコーラス隊の協力を得て完成した、77分を超える大作である。
*2005年のグラミー賞では、「ベスト・メタル・パフォーマンス」部門において6thアルバム『ニンフェタミン』のタイトル曲「ニンフェタミン」がノミネートされる。
*2006年10月に7thアルバム『ソーノグラフィー』をリリース。ゲストヴォーカルとして[[H.I.M.]]の[[ヴィレ・ヴァロ]]が参加する。その後アーランドソンとデヴァが脱退し、その後任としてマーティン・スカロウプカが加入した。
*2008年10月に8thアルバム「ゴッドスピード・オン・ザ・デヴィルズ・サンダー」をリリース。このアルバムはフランスの貴族で猟奇的殺人鬼の[[ジル・ド・レ]]をコンセプトとしている。
*2010年11月に9thアルバム「蔭黒(いんこく)の女神アヴェルサ(Darkly, Darkly, Venus Aversa)」をリリース。このアルバムはバンド史上初のインストゥルメンタルが入ってないアルバムとなった。

==メンバー==

===現在のメンバー===
*[[ダニ・フィルス]] Dani Filth - [[ボーカル]] (1991- )
*[[ポール・アレンダー]] Paul Allender - [[ギター]] (1992-1995, 2000- )
*ジェイムズ・マッキルローイ James McIlroy - (ギター (2004-2005, 2009-)
*マーティン・スカロウプカ Martin Škaroupka - [[ドラムセット|ドラムス]] (2006- )
*キャロライン・キャンベル Caroline Campbell - [[キーボード (楽器)|キーボード]] (2011- )

===過去のメンバー===
*ニコラス・ニック・バーカー Nicholas "Nick" Barker - ドラムス (1992-1999)
*:[[ディム・ボガー]]、[[ベネティクション]]、[[ロック・アップ]]等で活動。
*サラ・イザベル・デヴァ Sarah Jezebel Deva - バックボーカル (1996-2006)
*:脱退後にも『ニンフェタミン』を始めとして散発的に参加を行っている。
*:[[セリオン (バンド)|セリオン]]や[[ザ・コヴナント]](コヴナント)、ソロ名義でも活動。
*[[エイドリアン・アーランドソン]] Adrian Erlandsson - ドラムス (1999-2006)
*:[[アット・ザ・ゲイツ]]、[[ザ・ホーンテッド]]を経てクレイドル・オブ・フィルスに加入。
*:[[アーチ・エネミー]]のドラム担当の[[ダニエル・アーランドソン]]は彼の実弟である。
*:他に[[ニードライ]]、[[ネムヘイン]]でも活動中。
*[[チャールズ・ヘッジャー]] Charles Hedger - ギター (2005-2009)
*マーティン・ファウル Martin Foul - キーボード (2000-2005 )
*:[[マイ・ダイイング・ブライド]]を経てクレイドル・オブ・フィルスに加入。
*アシュリー・エリオン Ashley "Ellyllon" Jurgemeyer - キーボード (2009-2011)
*デイヴ・ピュービス Dave Pybus - [[ベース (弦楽器)|ベース]] (2001-2012)

==ディスコグラフィー==
=== オリジナル・アルバム ===
* [[ザ・プリンシプル・オブ・イーヴル・メイド・フレッシュ]] ''The Principle Of Evil Made Flesh'' (1994年)
* [[ダスク・アンド・ハー・エンブレイス]] ''Dusk And Her Embrace'' (1996年)
* [[鬼女と野獣]] ''Cruelty And The Beast'' (1998年)
* [[ミディアン (アルバム)|ミディアン]] ''Midian'' (2000年)
* [[ダムネイション・アンド・ア・デイ]] ''Damnation And A Day'' (2003年)
* [[ニンフェタミン]] ''Nymphetamine'' (2004年)
* [[ソーノグラフィ]] ''Thornography'' (2006年)
* [[ゴッドスピード・オン・ザ・デヴィルズ・サンダー]] ''Godspeed On The Devil's Thunder'' (2008年)
* [[蔭黒の女神アヴェルサ]] ''Darkly, Darkly, Venus Aversa'' (2010年)
* [[マンティコア・アンド・アザー・ホラーズ]] ''THE MANTICORE AND OTHER HORRORS'' (2012年)

=== EP ===
* [[ヴェンパイア・オア・ダーク・フェアリィテイルズ・イン・ファルスタイン]] ''V Empire (Or Dark Fairytales In Phallustein)'' (1996年)
* [[フロム・ザ・クレイドル・トゥ・エンスレイブ]] ''From The Cradle To Enslave'' (1999年)
* [[ビター・スイーツ・トゥ・サキュバイ]] ''Bitter Suites To Succubi'' (2001年)

=== その他 ===
* [[ラヴクラフト & ウィッチ・ハーツ]] ''Lovecraft And Witch Hearts'' (ベストアルバム) (2002年)
* [[ライブ・バイト・フォー・ザ・デッド]] ''Live Bite For The Dead'' (ライヴアルバム) (2002年)

==外部リンク==
{{commons|Category:Cradle of Filth}}
*[http://www.cradleoffilth.com/ the Official Cradle of Filth web site] 公式サイト
*[http://www.cradleoffilth.nl/ Official Dutch Cradle Of Filth Website]

[[Category:クレイドル・オブ・フィルス|*]]
[[Category:イングランドのヘヴィメタル・バンド]]
[[Category:イングランドのハードロック・バンド]]
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