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'''キャロル・カープ賞''' ('''Carol Karp Prize''') は、記号論理学会 (Association for Symbolic Logic) より授与される賞の一つ。5年に一度、[[数理論理学]]における最も卓越した論文・著書に対し贈られる。なお、この賞は研究者ではなく業績に対して授与されるので、同一人物が複数回受賞することが可能である。 [[1973年]]、早逝した[[論理学者]][[キャロル・カープ]]([[:en:Carol Karp|en]])を記念して設立された。数理論理学・[[数学基礎論]]分野における最も栄誉ある賞とみなされている。 ==受賞者一覧== *第1回 ([[1978年]]) - [[ロバート・ヴォート]] *第2回 ([[1983年]]) - [[サハロン・シェラハ]] (1階理論の同型でないモデルの数に関する諸業績に対して) *第3回 ([[1988年]]) - [[ドナルド・A・マーティン]]、[[ジョン・R・スティール]]、[[ヒュー・ウッディン|W・ヒュー・ウッディン]] (「超コンパクト基数の存在を仮定すると、すべての[[実数]]およびすべての[[順序数]]を含む[[公理的集合論#ZF 公理系|ZF]]の最小推移モデルにおいて、[[決定性公理]]が成り立つ」ことを示した業績に対して) *第4回 ([[1993年]]) - [[エウド・フルショフスキー]] (幾何的安定理論における新しい方法を導入したことに対して) 、[[アレックス・ウィルキー]] ([[指数関数]]の入った[[実数]]体のモデル完全性を証明したことに対して) *第5回 ([[1998年]]) - エウド・フルショフスキー ([[モーデル=ラング予想]]に関する諸業績に対して) *第6回 ([[2003年]]) - [[グレゴリー・ヒョース]]、[[アレキサンダー・ケクリス]] (ボレル同値関係に関する諸業績に対して) *第7回 ([[2008年]]) - [[ツリル・セラ]] (数理論理学と幾何学的群論との間に繋がりをつけた基礎的業績に対して) ==外部リンク== *[http://www.aslonline.org/Karp_recipients.html Carol Karp Prize Recipients (ASL公式サイト内)] {{DEFAULTSORT:きやろるかあふしよう}} [[Category:数学の賞]] [[Category:数学に関する記事]]
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