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{{Otheruses|マメ科の植物の'''エンドウ'''|[[鉄道模型]]メーカーの'''エンドウ'''|エンドウ (鉄道模型メーカー)}} {{生物分類表 | 名称 = エンドウ | 色 = lightgreen | 画像=[[Image:Doperwt rijserwt peulen Pisum sativum.jpg|200px]] | 画像キャプション =エンドウと果実 |分類体系 = [[APG III]] |界 = [[植物界]] {{Sname||Plantae}} |門階級なし = [[被子植物]] {{Sname||angiosperms}} |綱階級なし = [[真正双子葉類]] {{Sname||eudicots}} |亜綱階級なし = [[コア真正双子葉類]] {{Sname||core eudicots}} |下綱階級なし = [[バラ類]] {{Sname||rosids}} |上目階級なし = [[マメ類]] {{Sname||fabids}} |目 = [[マメ目]] {{Sname||Fabales}} |科 = [[マメ科]] {{Sname||Fabaceae}} |亜科 = [[マメ亜科]] {{Sname||Faboideae}} | 属 = [[エンドウ属]] {{Snamei||Pisum}} | 種 ='''エンドウ''' {{Snamei|P. sativum}} | 学名 = {{Snamei|Pisum sativum}} {{AU|L.}} | 和名 = エンドウ<!--(豌豆)生物名はカタカナ --> | 英名 = pea }} [[Image:W endou4052.jpg|thumb|サヤエンドウとして食用になるエンドウの若い果実]] [[Image:Pisum sativum green.jpg|thumb|200px|グリーンピース - エンドウの種子]] [[File:Pisum sativum MHNT.BOT.2010.12.9.jpg|thumb|''Pisum sativum'']] {{栄養価 | name=エンドウ、生| water =78.86 g| kcal =81| kJ =339| protein =5.42 g| fat =0.4 g| carbs =14.45 g| fiber =5.1 g| sugars =5.67 g| calcium_mg =25| iron_mg =1.47| magnesium_mg =33| phosphorus_mg =108| potassium_mg =244| sodium_mg =5| zinc_mg =1.24| manganese_mg =0.41| selenium_μg =1.8| vitC_mg =40| thiamin_mg =0.266| riboflavin_mg =0.132| niacin_mg =2.09| pantothenic_mg =0.104| vitB6_mg=0.169| folate_ug =65| choline_mg =28.4| vitB12_ug =0| vitB12_ug =0| vitA_ug =38| betacarotene_ug =449| lutein_ug =2477| vitE_mg =0.13| vitD_iu =0| vitK_ug =24.8| satfat =0.071 g| monofat =0.035 g| polyfat =0.187 g| tryptophan =0.037 g| threonine =0.203 g| isoleucine =0.195 g| leucine =0.323 g| lysine =0.317 g| methionine =0.082 g| cystine =0.032 g| phenylalanine =0.2 g| tyrosine =0.114 g| valine =0.235 g| arginine =0.428 g| histidine =0.107 g| alanine =0.24 g| aspartic acid =0.496 g| glutamic acid =0.741 g| glycine =0.184 g| proline =0.173 g| serine =0.181 g| right=1 | source_usda=1 }} {| class="wikitable" style="float:right; clear:right" |+ エンドウ(100g中)の主な[[脂肪酸]]の種類<ref>[http://ndb.nal.usda.gov/ndb/foods/show/3037?qlookup=11304&format=Full+Link+to+USDA+Database+entry&max=25&man=&lfacet=&new=1 Basic Report Nutrient data for 11304, Peas, green, raw] National Agricultural Library (USDA)</ref> |- ! 項目 !! 分量(g) |- | [[脂肪]] || 0.4 |- | [[飽和脂肪酸]] || 0.071 |- | 16:0([[パルミチン酸]])|| 0.064 |- | 18:0([[ステアリン酸]]) || 0.007 |- | [[不飽和脂肪酸|一価不飽和脂肪酸]] || 0.035 |- | 18:1([[オレイン酸]]) || 0.035 |- | [[多価不飽和脂肪酸]] || 0.187 |- | 18:2([[リノール酸]]) || 0.152 |- | 18:3([[α-リノレン酸]]) || 0.035 |} '''エンドウ'''('''豌豆'''、学名:''Pisum sativum'' L.)は、[[マメ科]]の一・二年草。広く栽培され、食用となっている。一般に、'''エンドウマメ'''とも。別名に'''ノラマメ'''、'''[[グリンピース]]'''(未熟の種子を食用とする場合の呼び方)、[[サヤエンドウ]](莢豌豆・絹莢、未熟の莢を食用とする場合の呼び方)。日本での栽培種には、ウスイエンドウ('''うすい豆''')<ref>名称は明治時代にアメリカから大阪府[[羽曳野市]]碓井地区に導入されたことに由来する。</ref>、キヌサヤエンドウ、オランダエンドウ、がある。 古代[[オリエント]]地方や[[地中海]]地方で麦作農耕の発祥とともに栽培化された[[豆]]で、原種は近東地方に今日でも野生している ''P. humile'' Boiss. et Noö. と推察されている。もともとは[[ムギ|麦類]]の間で[[雑草]]として生えてきたこの原種の野生植物を、種実を食用にしたり、[[根粒菌]]による土の肥沃化に効果があるなどの利用価値を発見することで、麦類とともに混ぜ植え栽培するようになり、次第に栽培植物として品種改良が進んだと考えられている。この地域では農耕開始期に、[[カラスノエンドウ]]もエンドウと同時に同様の利用が行われ始めたが、こちらの栽培利用はその後断絶し、今日では[[雑草]]とみなされている。また、同じ地域に起源を持つマメ科作物としては、[[ソラマメ]]、[[レンズマメ]]、[[ヒヨコマメ]]が挙げられる。麦作農耕とともに[[ユーラシア]]各地に広まり、[[中国]]に伝わったのは[[5世紀]]、[[日本]]へは[[9世紀|9]]-[[10世紀]]には伝わった。 また、[[グレゴール・ヨハン・メンデル|メンデル]]が実験材料としたことでも知られている。 == 特徴 == さやの硬さにより、硬莢種(こうきょうしゅ)'' P. s.'' ssp. ''arvense'' {{Taxonomist|Poir.}} と軟莢種(なんきょうしゅ)''P. s.'' ssp.''hortense'' {{Taxonomist|Asch.}} がある。硬莢種はその名のとおり莢(さや)が固く、主として完熟して乾燥した豆を収穫して利用する。花は紅色である。軟莢種は莢が柔らかく、未熟な莢を[[サヤエンドウ]]として利用したり、成長を終えて乾燥前の生の豆を[[グリーンピース]]として利用する。花は白いものが多い。[[スナップエンドウ]]は軟莢種の中でも豆が大きく成長しても莢が柔らかく、豆と莢の両方を野菜として利用できる品種である。 原産地が冬に雨が多い[[地中海性気候]]の[[近東]]地方であるため、夏の高温期は成長適期ではなく、麦類と同様に基本的には秋まきして翌春収穫する。冬の寒さの厳しい東北北部や北海道では春まきして初夏に収穫する。[[連作]]に弱く、一度栽培した土地では数年間栽培が困難となる。また、原産地が[[土壌]]に[[カルシウム]]などが多い乾燥地帯であることから想像できるように、[[酸性土壌]]にも弱い。 発芽に際しては同じマメ科の[[ダイズ]]のように[[胚軸]]が伸張して地上で[[子葉]]を双葉として展開するのではなく、[[上胚軸]]だけが伸張して地上に本葉だけを展開し、子葉は地中に残る。 == 食品として == 硬莢種は古くから乾燥種実として利用されており、日本ではアオエンドウは煎り豆、煮豆、[[餡]](鶯餡)などに加工され、アカエンドウは[[みつまめ]]やゆで豆として利用される。ヨーロッパでは煮込んで[[スープ]]などとして利用されてきた。 しかし、今日、世界中でもっとも大量に消費されているのは乾燥していない未熟の莢や種実を野菜として利用する軟莢種である。東アジアでは未熟な莢を利用するサヤエンドウとして、インドから西では完熟直前の種実を利用する[[グリーンピース]]として、主に消費されている。両者の性質を兼ね備えたのが[[スナップエンドウ]]で、グリーンピースと同様に種実が完熟寸前まで大きく成長したものを収穫するが、莢もサヤエンドウと同様にやわらかく、果実全体が食べられる。 [[2004年]]には、[[サッポロビール]]によりエンドウのタンパクを用いた[[第三のビール]]が開発され、新たな食品を生み出す素材として注目を浴びた。 種実以外の利用もあり、若い苗や蔓の先の柔らかい茎葉も野菜として利用される。中国ではこれを[[豆苗]](トウミョウ)と呼ぶ。 == メンデルの実験材料として == [[グレゴール・ヨハン・メンデル|メンデル]]は[[遺伝]]の研究を行ない、現在は[[メンデルの法則]]として知られる法則を発見し、[[遺伝学]]の歴史に大きな足跡をのこした。 特に1遺伝子雑種と2遺伝子雑種の研究が有名である。 1遺伝子雑種に研究について * エンドウの種子には丸型としわ型がある。 * 純系の丸型としわ型を自家受精させたものの種子を調べると全て丸型であった。 * これは丸型の形質がしわ型の形質に対して優性であることを示している。 メンデルはこれを『'''優性の法則'''』と呼んだ。 また、 * 生まれてきた丸型の種子を自家受精させると、丸型:しわ型=3:1の比率で種子ができた。 これは体細胞で対になっている対立遺伝子は[[配偶子]]形成の[[減数分裂]]第一分裂の際、二手にわかれそれぞれ別の配偶子に入ることを示していた。 メンデルはこれを『'''分離の法則'''』と呼んだ。 メンデルがエンドウを材料に使った理由は、そのころすでに数人の研究者によって、遺伝実験の材料として使われた事があったためと思われる。エンドウは自家受粉が可能で、このことも遺伝の実験には好都合だったと見られる。 ==栽培== ;株間 :矮性 20-30cm :高性 30-40cm ;播種 :1株3-4粒、のち2本に間引く。 ==脚注== {{Reflist}} == 関連項目 == *[[コティホローシュコ]] *[[豆苗]] *[[ウグイスパン]] *[[スナップエンドウ]] {{commonscat|Pisum sativum}} {{wikispecies|Pisum sativum}} [[Category:マメ科|えんとう]] [[Category:豆類|えんとう]] [[Category:つる植物|えんとう]] {{Link FA|fr}} {{Link GA|de}}
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